JP2001035645A - 複数の電磁誘導コイルの同期化制御装置 - Google Patents
複数の電磁誘導コイルの同期化制御装置Info
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- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
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Abstract
に流れる交流電流を同期化し、電流レベルの制御が可能
で、相互干渉しない制御装置を提供する。 【解決手段】互いに接近して配置した複数の電磁誘導コ
イル1,3,,を、それぞれPWMインバータ16,17,
21-1,21-2を介して異なる電源に接続し、PWMインバ
ータ16,17,21-1 ,21-2から出力する高周波電流を同期
化する同期化信号の出力回路18を、PWMインバータ1
6,17,21-1,21-2に接続し、出力電流レベルを前記各
電源ごとに調整可能にした。
Description
導コイルの同期化制御装置に関し、更に詳細には複数の
隣接配置した電磁誘導コイルを、相互干渉させることな
く作動させることのできる複数の隣接電磁誘導コイルの
同期化制御装置に関するものである。
誘導加熱が適用されることは、例えば実公平3−394
82号公報などによって周知である。この公報の記載に
よれば、昇温用加熱コイルと温度保持用加熱コイルとを
近接させて配置し、同時に作動させる必要がある。
電磁誘導コイルを接近させて同時に作動させると、高周
波電流の周波数及び位相のずれによる干渉が起こるとい
う問題がある。かかる相互干渉を防止する手段として、
前記実公平3−39482号公報に開示された手段は、
図3に示すとおり、昇温用電磁誘導コイル1に出力変圧
器2を接続した回路と、温度保持用電磁誘導コイル3に
可変リアクトルからなる電流調整器4及び出力変圧器5
を接続した回路とを、1台の周波数変換装置6に並列に
接続し、前記電磁誘導コイル1,3のそれぞれとコンデ
ンサ7とで決定される共振高周波によって電磁誘導加熱
を行うようにしたものである(以下共振型という)。
導コイル1と温度保持用電磁誘導コイル3との間隔をよ
り狭めることを可能にするものである。電流調整器4を
設けない場合の電磁誘導コイル1と3とのコイル間隔の
限界値(150〜200mm)以下とすることが可能とな
り、電力消費を少なくし、しかも焼き入れ深度を深くす
ることができると説明している。なお、図3に示す符号
8は電源用変圧器、9は電源スイッチをそれぞれ表す。
相ダイオード全波整流器(REC)10、平滑用直流リア
クトル(DCL)11及びサイリスタインバータ12を適用
して試験したところ、共振型の発振周波数は、電磁誘導
コイル1,3のコイルインピーダンスとコンデンサ容量
とによって決まるため、圧延ロールの加熱を行う場合、
コイル内にロールが進入するに伴い、前記コイルインピ
ーダンスが大きく変動することによって発信周波数が変
動し、電流値を一定に調整するだけでは所定の加熱温度
に達することができないという問題がある。
ものであり、互いに近接配置する複数の電磁誘導コイル
のコイルインピーダンスの変動に関係なく、電流を制御
可能で、相互干渉のない複数の隣接電磁誘導コイルの同
期化制御装置を提供することを目的としている。
めの本発明の複数の電磁誘導コイルの同期化制御装置
は、互いに接近して配置した複数の電磁誘導コイルを、
それぞれ異なるインバータに接続し、該インバータは、
いずれもPWMインバータであり、複数の前記PWMイ
ンバータから出力する交流電流の発信周波数及び電流位
相を同期化させると共に、電流レベルをインバータごと
に調整可能にしたものである。
dth Modulation(パルス幅調節)インバータであり、本
発明のPWMインバータとして従来から使用されている
基本回路及び変換素子、駆動回路などを適宜使用するこ
とができる。使用しうる変換素子としては、絶縁型バイ
ポーラトランジスタ(IGBT)、ゲートターンオフ
(GTO)サイリスタ、トランジスタなどである。
の形態により本発明を具体的に説明する。
電磁誘導コイルの同期化制御装置13は、圧延ロール(図
示せず)の表面焼き入れに適用したものであり、昇温用
電磁誘導コイル1及び温度保持用電磁誘導コイル3それ
ぞれに電源用変圧器14及び15を用い、そんれぞれの電源
を別系統とした。
ータとして焼き入れ加熱用PWMインバータ16を取り付
け、また温度保持用電磁誘導コイル3用インバータとし
て温度保持用PWMインバータ17を取り付け、電流同期
化信号出力回路18の同期信号Sを、焼き入れ加熱用PW
Mインバータ16、温度保持用PWMインバータ17それぞ
れの制御端子に与えるように接続した。なお、図3で説
明したものと同様の部材には同じ符号を付し説明を省略
する。
制御装置13は、昇温用電磁誘導コイル1と温度保持用電
磁誘導コイル3との間隔を接近させたにも関わらず相互
干渉が起こらず、それぞれ独立した電力制御、コイルの
周波数及び波形の制御が容易で、均一な加熱温度が得ら
れた。しかも主回路構成が単純であり、信頼性の高い焼
き入れ装置が得られた。
うに3相ダイオード全波整流器10-1,10-2は、いずれも
商用3相交流電源E-1,E-2を使用した基本回路構成と
し、インバータ21-1,21-2は、いずれも素子に絶縁型バ
イポーラトランジスタQ11,Q12,Q13,Q14及びQ2
1,Q22,Q23,Q24による回路構成としたものであ
り、図1と同様の部材には同じ符号を付し説明を省略す
る。
ル制御回路22-1,22-2は、共通の基準信号波発生回路19
から与えられる基準信号によって駆動されるものであ
り、それぞれ信号波作成回路23-1,23-2、三角波比較回
路24-1,24-2及びゲートパルス発生回路25-1,25-2によ
って構成した。
号波f-1,f-2の周波数及び位相は基準信号波Fに同期
し、それぞれの電流レベルは、可変抵抗器からなるレベ
ル設定器26-1,26-2及び電磁誘導コイル20-1を流れる電
流I-1,電磁誘導コイル20-2を流れる電流I-2によっ
て、それぞれ調整される。前記電流I-1,I-2は、変流
器27-1,27-2(図2)によって検出し、信号波作成回路
23-1,23-2にそれぞれフィードバックさせた。
波比較回路24-1,24-2に与える。この三角波比較回路24
-1,24-2におけるキャリア周波数は4kHz(250μ
秒毎)とした。ゲートバルス発生回路25-1の出力信号s
11, s12,s13,s14及びゲートバルス発生回路25-2の
出力信号s21, s22,s23,s24を、それぞれ対応する
絶縁型バイポーラトランジスタQ11,Q12,Q13,Q14
及びQ21,Q22,Q23,Q24それぞれのゲートg11,g
12,g13,g14及びg21,g22,g23,g24に与えるよ
うにした。
期化制御装置13-1,13-2は、鋳型(図示せず)を接近さ
せて配置したために、接近して配置された電磁誘導コイ
ル20-1,20-2のをそれぞれ独立して制御することができ
た。
誘導コイルの同期化制御装置は、コイル毎に電源を別系
統とし、それぞれに出力周波数及び波形をディジタル制
御することができるPWMインバータを使用したので、
複数の電磁誘導コイルを互いに接近させて配置した場合
でも、コイル間の相互干渉を無くし、各電磁誘導コイル
を独立して電力制御、コイルの周波数及び波形を制御す
ることが容易である。
ど、複数の電磁誘導コイルを接近させて配置する場合
に、主回路構成が単純で、信頼性の高い装置として提供
することができる。
導コイルの同期化制御装置の回路の概要説明図である。
防止用交番電磁場印加コイルに適用した第2の実施の形
態による複数の電磁誘導コイルの同期化制御装置の回路
説明図である。
共振型誘導加熱回路の概要説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに接近して配置した複数の電磁誘導
コイルを、それぞれ異なるインバータに接続し、該イン
バータは、いずれもPWMインバータであり、複数の前
記PWMインバータから出力する交流電流の発信周波数
及び電流位相を同期化させると共に、電流レベルをイン
バータごとに調整可能にした複数の電磁誘導コイルの同
期化制御装置。
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JP21086899A JP4115634B2 (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 複数の電磁誘導コイルの同期化制御装置 |
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1999
- 1999-07-26 JP JP21086899A patent/JP4115634B2/ja not_active Expired - Fee Related
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