JP2002313547A - 板材用誘導加熱装置 - Google Patents

板材用誘導加熱装置

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JP2002313547A
JP2002313547A JP2001109816A JP2001109816A JP2002313547A JP 2002313547 A JP2002313547 A JP 2002313547A JP 2001109816 A JP2001109816 A JP 2001109816A JP 2001109816 A JP2001109816 A JP 2001109816A JP 2002313547 A JP2002313547 A JP 2002313547A
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Japan
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heating
phase
inverter
slave
induction heating
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JP2001109816A
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Naoki Uchida
直喜 内田
Taiji Yabe
泰司 矢部
Keiji Kawanaka
啓二 川中
Hideyuki Nanba
秀之 難波
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワー分配制御に係る新しい誘導加熱技術に
よる板幅方向の高精度温度分布制御可能なトランスバー
ス誘導加熱装置とする。 【解決手段】 帯板金属材を加熱する加熱コイルを共振
型インバータによって給電するトランスバース型の板材
用誘導加熱装置である。帯板金属材の板幅方向に沿って
配置される加熱コイルを少なくともエッジ側加熱コイル
と中央側コイルとに分割して構成する。複数の加熱コイ
ルの周波数・電流位相を同期させて個別に電力制御可能
とし、板幅方向の温度分布制御ができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板材誘導加熱装置に
係り、特にトランスバース形誘導加熱装置で板幅方向の
温度分布の均一化を図ることができるようにした板材誘
導加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIなどの小型化に伴いコネクタピ
ン、リードフレームなどに使用される銅合金板の強度ア
ップが切望されている。従来、銅板の熱処理は、その温
度分布が良好なガス炉で行われていたが、強度アップは
急速昇温・急速冷却する工程を経て、極微粒子結晶化に
より達成されるので、各種熱源のうちで、唯一急速昇温
可能な誘導加熱装置が採用されることになる。
【0003】しかし、非鉄薄板加熱に適用されるトラン
スバース型誘導加熱は、その板幅方向温度分布制御が不
可能なため、高精度な温度分布管理が得られない欠点が
あった。このため従来の誘導加熱装置で帯板金属材を加
熱する場合に、その板幅方向の温度分布の改善を図るた
め、例えば、特公昭55−36250号、同56−26
358号に記載されているように、加熱コイルや磁性コ
ア材の形状・構造を改善した例がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
改善例は特定サイズの板材に対応する誘導加熱装置であ
るため、板材のサイズの変更に追随することができない
問題があるとともに、任意の加熱温度に調整することが
できない問題がある。
【0005】一方、帯板金属材のエッジ部分のみを別の
加熱コイルにより加熱しようとすると、センタ部分の加
熱コイルとの相互誘導作用によって、出力電圧が歪んで
しまい、安定運転が不能になると共に、サイリスタイン
バータでは転流失敗を引き起こしてしまう問題があっ
た。
【0006】本発明は、パワー分配制御に係る新しい誘
導加熱技術による板幅方向の高精度温度分布制御可能な
トランスバース誘導加熱を利用し、薄板への有効な加熱
処理を可能として強度向上に寄与し、またキュリー点以
上の薄鋼板熱処理を可能にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る誘導加熱装置は、帯板金属材を加熱す
る加熱コイルを共振型インバータによって給電するトラ
ンスバース型の板材用誘導加熱装置であって、前記帯板
金属材の板幅方向に沿って配置される加熱コイルを少な
くともエッジ側加熱コイルと中央側コイルとに分割して
構成し、複数の加熱コイルの周波数・電流位相を同期さ
せて個別に電力制御可能とした。
【0008】また、上記構成において、前記複数の加熱
コイルの各々に対応する共振型インバータの少なくとも
一つをマスタインバータとするとともに、他をスレーブ
インバータとし、このスレーブインバータをマスタイン
バータの駆動信号またはマスタインバータの出力周波数
に同期して駆動し、かつスレーブインバータ側のリアク
トルを制御してスレーブインバータの出力電流と出力電
圧の位相差を調整して複数の加熱コイルによる板幅方向
温度分布が均一になるように電力制御可能とすることが
望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る誘導加熱装置
の具体的実施の形態について、図面を参照しつつ、詳細
に説明する。図1は実施形態に係る誘導加熱装置10の
構成図を示し、図2は当該誘導加熱装置の加熱コイル1
2と帯板金属材14との配置関係を示している。加熱対
象の帯板金属材14は図示しないがアンコイラから繰り
出され搬送手段によって連続的に移動する。この金属材
14の表面加熱をなすために実施形態に係る誘導加熱装
置10は共振型インバータによって給電するトランスバ
ース型とされ、図2に示しているように、帯板金属材1
4の板幅方向に沿って配置される加熱コイル12を少な
くともエッジ側加熱コイル12s1、12s2と中央側コ
イル12mとに分割して構成し、複数の加熱コイルの周
波数・電流位相を同期させて個別に電力制御可能として
いる。トランスバース型であるから、帯板金属材14の
表面の中央部に加熱コイル12m11が、その両側にエッ
ジ加熱コイル12s11、12s21が配置される。また、
裏面側にも中央部に加熱コイル12m12が、その両側に
エッジ加熱コイル12s12、12s22が配置される。
【0010】ところで、加熱コイル12が隣接して電力
を投入すると相互誘導作用が生じて加熱制御ができなく
なるので、本実施形態では次のように構成している。実
施形態に係る誘導加熱装置の原理構成を図3に示す。こ
の実施形態に係る誘導加熱手段10は、マスタ加熱ユニ
ット110mと、複数のスレーブ加熱ユニット110s
(図3の例では1ユニットのみを示す。)とから形成し
てある。各加熱ユニット110m、110sは、それぞ
れ電源部112m、112sと、これらの電源部112
m、112sから電力を供給される負荷コイル部150
m、150sとを備えている。
【0011】各電源部112m、112sは、サイリス
タによってブリッジ回路を形成した整流回路である順変
換部114m、114sを有し、これらの順変換部11
4m、114sがそれぞれ三相交流電源116m、11
6sに接続してある。そして、順変換部114m、11
4sの出力側には、平滑リアクトル118m、118s
を介してインバータ(逆変換部)120m、インバータ
120sが接続してある。実施形態の場合、マスタ加熱
ユニット110m側のインバータ120mがマスタイン
バータであって、スレーブ加熱ユニット110s側のイ
ンバータ120sがスレーブインバータとなっている。
そして、各インバータ120m、120sは、実施形態
の場合、電流型であって、周知のようにダイオードとト
ランジスタとを直列接続した辺からなるブリッジ回路に
よって形成してある。
【0012】インバータ120m、120sの出力側に
接続した負荷コイル部150m、150sは、負荷コイ
ルである加熱コイル12m、12sを有している。そし
て、各加熱コイル12m、12sとその内部抵抗156
m、156sとには、コンデンサ154m、154sが
並列に接続してあって、加熱コイル12とコンデンサ1
54とによって並列共振回路を形成している。すなわ
ち、実施形態の場合、インバータ120m、120s
は、並列共振型インバータを構成している。また、加熱
コイル12m、12sは、実施形態の場合、相互に近接
して配置してある。
【0013】各負荷コイル部150m、150sには、
コンデンサ154m、154sと並列に変圧器158
m、158sが設けてあって、インバータ120m、1
20sの出力電圧に対応した電圧値を得ることができる
ようにしてある。そして、マスタ加熱ユニット110m
側の変圧器158mの出力電圧Vmは、詳細を後述する
マスタ側の電圧制御部122mと駆動制御部124mと
にフィードバックするようにしてある。また、スレーブ
加熱ユニット110s側の変圧器158sの出力電圧V
sは、スレーブ側の電力制御部122mにフィードバッ
クするようにしてある。さらに、負荷コイル部150
m、150sには、加熱コイル12m、12sと直列に
変流器160m、160sが設けてあって、その出力電
流Im、Isが電力制御部122m、122sにフィー
ドバックするようになっている。
【0014】各電力制御部122m、122sは、順変
換部114m、114sを構成しているサイリスタに駆
動パルスを与えるもので、電力設定器126m、126
sが接続してある。そして、マスタ側の駆動制御部12
4mは、変圧器158mから入力する電圧Vmのゼロク
ロスを検出し、このゼロクロスに同期してインバータ1
20mを構成しているトランジスタTRmA1、TRm
A2、TRmB1、TRmB2に駆動パルスを出力す
る。また、駆動制御部124mは、スレーブ側の駆動制
御部124sに前記の駆動パルスに同期した信号を入力
する。スレーブ側駆動制御部124sは、マスタ側駆動
制御部124mから入力する信号に基づいて、スレーブ
側インバータ120sを構成しているトランジスタTR
sA1、TRsA2、TRsB1、TRsB2を駆動す
るパルスを生成してこれらのトランジスタに与える。
【0015】スレーブ加熱ユニット110sは、詳細を
後述するように、インバータ120sの出力電流Isと
出力電圧Vsとの位相差を零にするための位相制御部1
70を有している。この位相制御部170は、変圧器1
54sと変流器160sとが出力する電圧Vs、電流I
sが入力する位相差検出部172と、この位相差検出部
172の出力信号に基づいて、インバータ120sと加
熱コイル12sとの間に設けた可変リアクトル部162
を制御する位相調整部174とから構成してある。そし
て、可変リアクトル部162は、実施形態の場合、加熱
コイル12sとコンデンサ154sとに並列接続した可
変容量リアクタンス164と、加熱コイル12sに直列
接続した可変誘導リアクタンス166とから構成してあ
る。
【0016】上記のごとく構成した誘導加熱手段100
は、マスタ加熱ユニット110mの加熱コイル12m
と、スレーブ加熱ユニット110sの加熱コイル12s
とが接するように近接して配置してある。各電源部11
2m、112sは、順変換部114m、114sのサイ
リスタが電力制御部122m、122sの出力する駆動
パルスによって駆動し、三相電源116m、116sの
出力する交流電力を整流して直流電力に変換し、平滑コ
イル118m、118sを介してインバータ(逆変換
部)120m、120sに与える。電力制御部122m
は、図4に示したように構成してあって、スレーブ側の
電力制御部122sも同様な構成となっている。
【0017】すなわち、電力制御部122mは、変圧器
158mの出力電圧Vmと変流器160mの出力電流I
mとが入力される電力変換器130と、電力変換器13
0の出力側に設けた電力比較器132と、電力比較器1
32の出力側に接続した順変換位相制御器134、この
順変換位相制御器134の出力信号が入力する順変換ゲ
ートパルス発生器136とから構成してある。
【0018】電力変換器130は、入力する電圧値Vm
と電流値Imとからインバータ120mの出力電力Pm
を求めて電力比較器132に出力する。電力比較器13
2には、電力設定器126mが接続してあって、電力変
換器130が求めた電力値Pmを電力設定器126mの
出力する設定値Pmcと比較し、両者の偏差に対応した
出力信号を順変換位相制御器134に送出する。そし
て、順変換位相制御器134は、電力比較器132の出
力信号に応じて順変換部114mを構成している各サイ
リスタに与えるゲートパルスの発生タイミングを調整
し、検出した電力値Pmと設定値Pmcとの差が零とな
るサイリスタの駆動タイミングを求め、そのタイミング
に合わせて順変換ゲートパルス発生器136に駆動信号
を与える。順変換ゲートパルス発生器136は、順変換
位相制御器134の出力信号に同期してゲートパルスを
発生し、順変換部114mの各サイリスタに駆動信号と
して与える。なお、サイリスタ120mの出力電力は、
電力設定器126の設定値Pmcを変えることによって
変えることができる。
【0019】インバータ120m、120sを駆動する
駆動制御部124m、124sは、図5に示したように
なっている。すなわち、駆動制御部124mと駆動制御
部124sとは、それぞれトランジスタ用ゲートパルス
発生器140m、140sを有し、それぞれの出力側に
一対のゲートユニット142mA、142mB、142
sA、142sBが接続してある。また、スレーブ側の
駆動制御部124sには、位相調整回路143が設けて
ある。この位相調整回路143は、負荷電流制御部とな
っていて、後述するように、マスタ側加熱コイル12m
とスレーブ側加熱コイル12sとを流れる負荷電流IL
m、ILsの位相を調整するためのもので、位相調整回
路143の出力側にトランジスタ用ゲートパルス発生器
140sが接続してある。さらに、位相調整回路143
には、マスタ側トランジスタ用ゲートパルス発生器14
0mの出力パルスと、負荷電流ILm、ILsの位相差
φmsとが入力するようになっている。そして、マスタ
側の駆動制御部124mは、トランジスタ用ゲートパル
ス発生器140mに変圧器158mの出力電圧Vmがフ
ィードバックするようになっており、図6に示したよう
に、ゲートパルス発生器140mが電圧Vmのゼロクロ
スを検出してトランジスタを駆動するためのゲートパル
スを発生し、ゲートユニット142mA、142mBに
入力するとともに、スレーブ側のトランジスタ用ゲート
パルス発生器140sに同期信号として与える。
【0020】駆動制御部124mのトランジスタ用ゲー
トパルス発生器140mは、実施形態の場合、図6
(1)のように変化する電圧Vmが入力すると、電圧V
mが下側からゼロクロスしたときに、同図(3)に示し
たように、A相用トランジスタTRmA1、TRmA2
を駆動するゲートパルスを生成してゲートユニット14
2mAとスレーブ側の位相調整回路143とに出力す
る。ゲートユニット142mAは、ゲートパルス発生器
140mから入力したゲートパルスをトランジスタTR
mA1、TRmA2のベースに駆動信号として与える。
また、ゲートパルス発生器140mは、電圧Vmが上側
からゼロクロスしたときに、A相用のゲートパルスの生
成を停止するとともに、同図(4)に示したように、B
相用トランジスタTRmB1、TRmB2を駆動するゲ
ートパルスを生成し、ゲートユニット142mBに出力
する。ゲートユニット142mBは、入力したゲートパ
ルスをB相のトランジスタTRmB1、TRmB2のベ
ースに与えてこれを駆動する。これにより、マスタ側の
インバータ120mは、固有の周波数で駆動され、図6
(5)に示したように、電圧Vmに同期した電流Imが
出力され、同図(2)に示したように、加熱コイル12
mに負荷電流ILmが与えられる。
【0021】一方、スレーブ側駆動制御部124sの位
相調整回路143は、マスタ側のゲートパルス発生器1
40mが出力したパルスの立上がり、立下がりに同期し
て信号をトランジスタ用ゲートパルス発生器140sに
出力する。ゲートパルス発生器140bは、図6(6)
に示したように、位相調整回路143からパルスが入力
すると、これに同期してA相用パルスをA相用ゲートユ
ニット142sAに出力する。ゲートユニット142s
Aは、入力したパルスを対応するトランジスタTRsA
1、TRsA1のベースに駆動信号として与えて作動さ
せる。また、スレーブ側ゲートパルス発生器140s
は、同図(7)に示したように、B相用パルスを生成し
てB相用ゲートユニット142sBに与える。ゲートユ
ニット142sBは、入力したパルスに基づいてトラン
ジスタTRsB1、TRsB2を駆動する。これによ
り、インバータ120sから図6(8)に示したよう
に、マスタ側インバータ120mの出力する電流Imに
同期した電流Isが出力され、加熱コイル12sに負荷
電流ILsが供給される(図6(9)、(10)参
照)。
【0022】スレーブ加熱ユニット110sに設けた位
相制御部170の位相差検出部172には、スレーブ側
の負荷コイル部150sを流れ負荷電流ILsが変流器
160sによってIsとして検出され、印加される負荷
電圧が変圧器150sによってVsとして検出される。
これらの電流Isと電圧Vsとは、スレーブ加熱ユニッ
ト110sに設けた位相制御部170の位相差検出部1
72に入力される。位相制御部170の位相調整部17
4は、加熱コイル12m、12sに負荷電流ILm、I
Lsが流れ、両者間に相互誘導が生じてスレーブ側の負
荷コイル部150s側に誘導起電力が発生し、スレーブ
側インバータ120sの出力電圧Vsと出力電流Isと
の間に位相ずれを生ずると、電圧Vsと電流Isとの位
相が一致するように可変リアクトル部162を制御す
る。図7は、位相制御部170の作用を説明するフロー
チャートである。
【0023】位相制御部170の位相差検出部172
は、スレーブ側の変圧器158sと変流器160sと電
圧Vsと電流Isとが入力すると、図7のステップ19
0に示したように、両者の位相差を検出して位相角φを
求めて位相調整部174に送出する。位相調整部174
は、位相差検出部172が出力した位相角φが入力する
と、電圧Vsと電流Isとの位相が一致しているか、す
なわちφ=0であるか否かを判断する(ステップ19
1)。そして、位相が一致している場合には、位相差検
出部172が出力する次の位相角φを読み込む。
【0024】位相調整部174は、ステップ191にお
いて位相角φ=0でないと判断した場合、ステップ19
2に進んで電流Isの位相が電圧Vsの位相より進んで
いるか遅れているかを判断する。位相調整部174は、
図6(9)の破線に示したように、電圧Vs(Vs1)
が電流Isに対して位相角φ1だけ位相が遅れている場
合、すなわち電流の位相が電圧の位相より進んでいる場
合、ステップ193に示したように、位相角φ1に応じ
て可変リアクトル部162の可変容量リアクタンス16
4のCを減少、または可変誘導リアクタンスのLを減
少、もしくは両方を減少させて電圧Vsの位相を進めも
しくは電流Isの位相を遅らせ、図6(8)の実線に示
したように、電圧Vsの位相を電流Isの位相と一致さ
せる。
【0025】位相調整部174は、ステップ192にお
いて図6(9)の一点鎖線に示したように、電圧Vs
(Vs2 )が電流Isに対してφ2だけ位相が進んで
いる(電流の位相が電圧の位相より遅れている)と判断
した場合、ステップ192からステップ194に進み、
位相角φ2に応じて可変容量リアクタンス164のCを
増加、または可変誘導リアクタンス166のLを増加、
もしくは両者を増加させて電圧Vsの位相を遅らせ、も
しくは電流Isの位相を進め、電圧Vsと電流Isとの
位相を一致させる。
【0026】このように、可変リアクトル部162を制
御してスレーブ側インバータ120sの出力電圧Vsと
出力電流Isとの位相を調整したときに、マスタ側加熱
コイル12mに供給される負荷電流ILmと、スレーブ
側加熱コイル12sに供給される負荷電流ILsとの間
に、位相ずれを生ずることがある。このため、加熱コイ
ル12m、12sとの間に相互誘導が発生する。そこ
で、この実施形態においては、負荷電流ILm、ILs
の位相差φmsを図示しない位相検出器によって検出
し、図5に示したように、スレーブ側駆動制御部124
sの位相調整回路143に入力する。位相調整回路14
3は、スレーブ側負荷電流ILsがマスタ側負荷電流I
Lmに対してφms1だけ位相が遅れている場合、この
位相差φms1をなくすようにゲートパルス発生器14
0sに与える信号の発生タイミングを進め、負荷電流I
Lmと負荷電流ILsとの位相を一致させる。また、位
相調整回路143は、スレーブ側負荷電流ILsがマス
タ側負荷電流ILmに対して、φms2だけ位相が進ん
でいる場合、この位相差φms2をなくすように、ゲー
トパルス発生器140sに与える信号を遅らせ、負荷電
流ILmと負荷電流ILsとの位相を一致させる。
【0027】これにより、負荷電流ILm、ILsの位
相が完全に一致し、マスタ側加熱コイル12mとスレー
ブ側加熱コイル12sとの間に相互誘導が生ずるのを防
ぐことができる。従って、加熱コイル12m、12sを
相互に近接して配置したとしても、相互誘導の影響を受
けることなく誘導加熱を行なうことができ、加熱コイル
12m、12sの境界部における加熱温度の低下などの
不都合をなくすことができる。そして、実施の形態にお
いては、マスタ加熱ユニット110mとスレーブ加熱ユ
ニット110sとのそれぞれに電力制御部122m、1
22sを設け、加熱コイル12m、12sに供給する電
力を独立して調整をできるようにしたことにより、加熱
コイル12m、12s間で任意に加熱温度を変えること
ができるとともに、高精度の温度制御を行なうことがで
きる。
【0028】なお、原理図ではスレーブ加熱ユニット1
10sを1つだけ設けた場合について説明したが、実施
形態においては、スレーブ加熱ユニット110sは帯板
金属材14の両側エッジ部分に対応するように1対設け
ている(実施形態では110s1〜110s2)。そし
て、マスタとするものは、従来技術において説明した誘
導加熱手段における複数の加熱コイルにおける任意の加
熱コイルであってよい。また、実施形態においては、ス
レーブ側の電流Isと電圧Vsとの位相を一致させる場
合に、位相制御部170の位相差検出部172に電流V
sと電流Isとを入力させる場合について説明したが、
電流Isの代わりにスレーブ側インバータ120sのト
ランジスタに与えるゲートパルスを用いてもよい。
【0029】このように帯板金属材14の中央部を加熱
するためのマスタ加熱ユニット110mと、エッジ部分
を加熱するためのスレーブ加熱ユニット110s1、1
10s2とを配置し、各ユニットの加熱コイル12m、
12s1、12s2を図1に示しているように、並列に設
けて帯板金属材14の表裏面中央部にマスタ加熱コイル
12m11、12m12を、エッジ部分にスレーブ加熱コイ
ル12s11、12s12、12s21、12s22を配設して
トランスバース型誘導加熱装置10が構成される。
【0030】そして、マスタ側の駆動制御部124m
は、変圧器158mの出力電圧Vmに基づいて、インバ
ータ120mを駆動するトランジスタゲートパルスを生
成し、インバータ120mとスレーブ側駆動制御部12
4s1、124s2とに与える。スレーブ側駆動制御部1
24sは、マスタ側駆動制御部124mから与えられた
パルスに同期してトランジスタゲートパルスを生成し、
インバータ120sに与える。
【0031】位相制御部170は、位相差検出部172
がスレーブ側の電圧Vsと電流Isとの位相差を求め、
位相調整部174が位相差に応じて可変リアクトル部1
62を制御して電圧Vsと電流Isとの位相差を零にす
る。したがって、マスタインバータ120mを駆動する
駆動信号をスレーブインバータ120sにも与え、マス
タインバータ120mとスレーブインバータ120
1、120s2とを同期して駆動するとともに、スレー
ブインバータ120s1、120s2側のリアクトルを制
御し、スレーブインバータ120s1、120s 2の出力
電流と出力電圧との位相を合致させることにより、マス
タインバータ120mとスレーブインバータ120
1、120s2との電流の周波数、位相を揃えることが
でき、個別に投入電力を調整しても、相互誘導による影
響を防止することができ、転流失敗などの運転不能な状
態をなくすことができる。しかも、スレーブインバータ
120s1、120s2は、出力電流と出力電圧との位相
差が調整されるため、インバータの出力効率を高めら
れ、効率の低下を防止することができる。
【0032】通常、帯板金属材14の場合にはエッジ側
部分が過剰加熱になるため、実施形態ではスレーブイン
バータ120s1、120s2での投入電力を小さくし
て、幅方向の温度分布を均一にする。なお、図1におい
て、スレーブインバータ120s1、120s2を設けて
いるが、エッジ投入電力を常時左右均等にする場合に
は、図8に示すように、一方のスレーブインバータ12
0s1の加熱コイル12sのみを並列に接続すれば良
い。
【0033】また、各加熱コイルにインバータを取り付
けるようにしてもよい。実施形態ではトランスバースの
上下の加熱コイルを並列に形成しているが、これを直列
に形成することも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帯板金属材を加熱する加熱コイルを共振型インバータに
よって給電するトランスバース型の板材用誘導加熱装置
であって、前記帯板金属材の板幅方向に沿って配置され
る加熱コイルを少なくともエッジ側加熱コイルと中央側
コイルとに分割して構成し、複数の加熱コイルの周波数
・電流位相を同期させて個別に電力制御可能としたの
で、分割された各加熱コイル毎にパワー分配が可能とな
り、帯板金属材の幅方向加熱温度分布の制御ができるの
で、薄板への有効な加熱処理を可能として強度向上に寄
与し、またキュリー点以上の薄鋼板熱処理を可能にする
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る誘導加熱装置の構成図を示す。
【図2】同誘導加熱装置の加熱コイル配置形態を示す模
式図である。
【図3】同誘導加熱装置の原理を示す構成図である。
【図4】同装置の電力制御部の詳細説明図である。
【図5】同装置の駆動制御部の詳細説明図である。
【図6】同装置のインバータの動作を説明するタイムチ
ャートである。
【図7】同装置の位相制御部の作用を説明するフローチ
ャートである。
【図8】第2の実施形態に係る誘導加熱装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
10………誘導加熱装置、12………加熱コイル、14
………帯板金属材、110m………マスタ加熱ユニッ
ト、110s………スレーブ加熱ユニット、112m、
112s………電源部、114m、114s………順変
換部、118m、118s………平滑リアクトル、12
0m、120s………インバータ、122m、122s
………電力制御部、124m、124s………駆動制御
部、143………負荷電流制御部(位相調整回路)、1
50m、150s………負荷コイル部、154m、15
4s………コンデンサ、162………可変リアクトル
部、164………可変容量リアクタンス、166………
可変誘導リアクタンス、170………位相制御部、17
2………位相差検出部、174………位相調整部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/48 H02M 7/48 D H05B 6/04 321 H05B 6/04 321 6/06 386 6/06 386 (72)発明者 川中 啓二 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 (72)発明者 難波 秀之 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 Fターム(参考) 3K059 AA04 AA05 AA09 AB26 AC03 AC07 AC12 AC18 AC26 AD05 BD01 BD07 CD65 5H007 AA07 BB04 CA01 CB01 CB05 CB09 CC05 CC09 CC12 DA03 DA04 DA05 DB13 DC02 DC04 EA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板金属材を加熱する加熱コイルを共振
    型インバータによって給電するトランスバース型の板材
    用誘導加熱装置であって、前記帯板金属材の板幅方向に
    沿って配置される加熱コイルを少なくともエッジ側加熱
    コイルと中央側コイルとに分割して構成し、複数の加熱
    コイルの周波数・電流位相を同期させて個別に電力制御
    可能としたことを特徴とする板材用誘導加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の加熱コイルの各々に対応する
    共振型インバータの少なくとも一つをマスタインバータ
    とするとともに、他をスレーブインバータとし、このス
    レーブインバータをマスタインバータの駆動信号または
    マスタインバータの出力周波数に同期して駆動し、かつ
    スレーブインバータ側のリアクトルを制御してスレーブ
    インバータの出力電流と出力電圧の位相差を調整して複
    数の加熱コイルによる板幅方向温度分布が均一になるよ
    うに電力制御可能としたことを特徴とする請求項1に記
    載の板材誘導加熱装置。
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