JP2001035578A - 電子回路装置のテスト用ソケット及びその製造方法 - Google Patents

電子回路装置のテスト用ソケット及びその製造方法

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JP2001035578A
JP2001035578A JP11290825A JP29082599A JP2001035578A JP 2001035578 A JP2001035578 A JP 2001035578A JP 11290825 A JP11290825 A JP 11290825A JP 29082599 A JP29082599 A JP 29082599A JP 2001035578 A JP2001035578 A JP 2001035578A
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Masaharu Mizuta
正治 水田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IC等のテスト用ソケットで、ICリードと
電気的接触をするコンタクトピンにICリードからの半
田が転移し、コンタクト特性が劣化するのを防止する。 【解決手段】 コンタクトピンがリードに接触する面を
曲面に形成するとともに、金メッキされたベリリウム銅
などのコンタクトピン母材の表面に、ニッケルまたはチ
タンのスパッタをし、次にタングステン、クロムまたは
チタンのスパッタをして薄膜を被覆する。あるいは、金
メッキをしていないベリリウム銅のコンタクトピン母材
の表面に、ニッケルまたはチタンのスパッタをし、次に
タングステン、クロムまたはチタンのスパッタをして薄
膜で被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路
(以下、適宜ICと略称する)をテストする際に使用す
るテスト用ソケットに関するもので、特にソケットに内
蔵されICの各リードにコンタクトするコンタクトピン
とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5〜図8は、半導体集積回路(以下、
適宜ICと略称する)などをテストするときの従来のテ
スト用ソケットのコンタクトピンについて説明するため
の図であり、図5はコンタクトピンの先端部の構造を示
す斜視図、図6及び図7はICリードとコンタクトピン
の接触状態を示す断面図、図8は従来のコンタクトピン
の材質構造を説明するためのコンタクトピン先端部の断
面構造図である。図5に示すように、従来のコンタクト
ピン30は、全体にバネアクションを有する基体部31
の先端に平坦な接触面33を有する接触部32を備えて
構成されている。
【0003】そして図6に示すように、このコンタクト
ピン30の接触面33をIC15のリード16に接触さ
せて電気的コンタクトをとり、ICのテストが行われ
る。ICのテスト、特にファイナルテストをする場合に
は、ICのリード、所謂、足はプリント基板への実装
上、半田メッキされている場合が多い。このようなIC
のリードにソケットコンタクトのピンを当てて電気的接
続を成して電気的特性テストをしICの良否判定をす
る。このようなICテストを繰り返すうちに、図7に示
すように、ICリード16の半田くず17がコンタクト
ピン表面にくず(屑)として貯まり、その上にリード1
6がコンタクトするという形態になり、その結果、接触
抵抗のバラツキおよび増大という問題を生じている。
【0004】図8は従来のコンタクトピンの材料構造を
示す断面図である。図8において、21はべリリュウム
銅によるピンのバネ母材、22は数μm厚のニッケル下
地メッキ(ニッケルの薄膜)、23は、0.2−0.3μm
厚の金メッキ(金の薄膜)を示している。この時のソケ
ットコンタクトピンは、電気的抵抗値が低いこと、低高
温下で酸化して絶縁抵抗を持たないこと等の為に、バネ
性を持つべリリウム銅のコンタクト母材21の上にニッ
ケルメッキした後、金メッキをした物がほとんどであ
る。金メッキは、種々の環境下でも電気的抵抗値が低い
こと、低高温下で酸化して絶縁抵抗を持たないこと等の
特徴を持つ一方、ICのリードメッキの半田成分の錫や
鉛と容易に酸化物を生成し易く(所謂、半田の転移現象
を発生し易く)、特に、鉛の酸化物によって電気的な接
触抵抗の増大、経時変化的には接続不良と言うコンタク
ト不良を発生させる欠点を持つ。特殊な用途として金メ
ッキ以外のもの(ニッケルメッキ、錫メッキ、銀メッ
キ、ロジユームメッキ等)があるが、いずれも以下のよ
うな課題は共通して有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
コンタクトピンは、ICリード等との接触面が一般に水
平の平面として形成され使用されるため、ICリードの
半田屑がコンタクトピンの接触面に堆積しやすかった。
さらに、従来のコンタクトピンの表面は金メッキであっ
た為、ICのリードの半田メッキがコンタクトピン表面
に「半田の転移」を起こす現象が発生し易く、これが接
触抵抗値を上昇させ、又は、接続不良を発生させ、正し
いICの電気的特性テストを阻害していた。その結果、
歩留を低下させたり、「半田転移」した錫、鉛の酸化物
を除去するために、「洗浄」、「研磨」の各作業を行う
必要が生じ、生産性を低下させ、無駄な費用を発生させ
ていた。
【0006】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、コンタクトピンの表面にICの
半田メッキが「半田の転移」をしてコンタクト不良等を
生じるという問題を発生させないようにしたコンタクト
ピンを得ること、また、そのようなコンタクトピンを備
えたテスト用ソケットとその製造方法を得ることを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る電子回路装置のテスト用ソケットは、電子回路装置の
リードに電気的接触をさせるコンタクトピンを備えたテ
スト用ソケットにおいて、上記コンタクトピンの上記リ
ードとの接触面を曲面状に形成したことを特徴とするも
のである。
【0008】また、請求項2にかかる電子回路装置のテ
スト用ソケットは、請求項1に記載のものにおいて、上
記コンタクトピンを、コンタクトピン母材の表面に金の
薄膜を被覆し、この金の薄膜の上にニッケルまたはチタ
ンの薄膜を被覆し、このニッケルまたはチタンの薄膜の
上にタングステン、クロムまたはチタンの薄膜を被覆し
て形成したことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3にかかる電子回路装置のテ
スト用ソケットは、請求項1に記載のものにおいて、上
記コンタクトピンを、ベリリウム銅、リン青銅又はバネ
鋼の母材の上に、ニッケルまたはチタンの薄膜を被覆
し、このニッケルまたはチタンの薄膜の上にタングステ
ン、クロムまたはチタンの薄膜を被覆して形成したこと
を特徴とするものである。
【0010】また、請求項4にかかる電子回路装置のテ
スト用ソケットの製造方法は、電子回路装置のリードに
電気的接触をさせるコンタクトピンを備えた電子回路装
置のテスト用ソケットの製造において、コンタクトピン
の母材の先端を曲面に形成するとともに表面に金の薄膜
を被覆し、この金の薄膜の上をスパッタによりニッケル
またはチタンの薄膜で被覆し、さらにこのニッケルまた
はチタンの薄膜の上をスパッタによりタングステン、ク
ロムまたはチタンの薄膜で被覆してコンタクトピンを形
成することを特徴とするものである。
【0011】また、請求項5にかかる電子回路装置のテ
スト用ソケットの製造方法は、電子回路装置のリードに
電気的接触をさせるコンタクトピンを備えた電子回路装
置のテスト用ソケットの製造において、ベリリウム銅、
リン青銅又はバネ鋼のコンタクトピン母材の先端を曲面
に形成するとともに表面をスパッタによりニッケルまた
はチタンの薄膜で被覆し、さらにこのニッケルまたはチ
タンの薄膜の上をスパッタによりタングステン、クロム
またはチタンの薄膜で被覆してコンタクトピンを形成す
ることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図4は、本
発明の実施の形態1による電子回路装置のテスト用ソケ
ットのコンタクトピンについて説明するための図であ
り、図1はこの実施の形態によるコンタクトピンの先端
部分の構造の一例を示す斜視図、図2はICリード等と
の接触状態を示す断面図、図3及び図4はコンタクトピ
ンの材料構造を示す断面図である。
【0013】図1に示すように、この実施の形態のコン
タクトピン10は、全体にバネアクションを有する基体
部11の先端部12に曲面の接触面13を有する接触部
14を備えて構成されている。接触部14の接触面13
の付近は、例えば曲率半径0.1μmの円筒の表面のよ
うに形成されており、その基部はやや末広がりになって
先端部12に固定されている。
【0014】ICリード等の接触は、図2に示すよう
に、接触部14の接触面13がIC15のリード16な
どに線状に接触し電気的コンタクトを形成する。この
際、ICリード16の半田くず17がコンタクトピン表
面に転移しても、接触部14の接触面13からは振るい
落とされ、先端部12の平面部分に落ちることになる。
このように、接触面13とICリード16との接触によ
って接触面13はセルフクリーニング状態となり、接触
面13は常に清浄に保たれ低抵抗の電気的コンタクトが
維持される。
【0015】さらに、この実施の形態のコンタクトピン
の材料構造の一例は、図3に示すように構成される。図
3において、21はベリリウム銅、リン青銅又はバネ鋼
によるピンのバネ母材(コンタクトピン母材)、22は
ニッケルメッキの薄膜、23は金メッキの薄膜、24は
スパッタされたニッケルの薄膜、25はスパッタされた
タングステンの薄膜を示す。
【0016】このコンタクトピンは、べリリュウム銅な
どのバネ母材21の上を、ニッケルメッキの薄膜22及
び金メッキの薄膜23で被覆している点は従来のものと
同様であるが、その上にさらに、ニッケルをスパッタ
し、さらにその上にタングステンをスパッタして形成さ
れている。
【0017】この場合、ニッケルの薄膜24は、密着
性、固着力、干渉性の向上を図る観点からスパッタされ
たもので、その外の物としては、チタン、クロム等でも
良い。又、半田転移しない最上層の金属としてはタング
ステンの他、クロム、チタンなどでも良い。また、この
実施の形態では、各々の薄膜の厚みは、ニッケル等の下
地薄膜24を0.5μm、その上のタングステンの薄膜2
5を1μmに、経済性等の観点から選んでいる。
【0018】又、最上層をタングステン、その下地をニ
ッケルに選ぶのは、これらが特に酸化し難いこと、ま
た、ある程度耐摩耗性があること、さらには下記のよう
に電気抵抗が小さいことである。 体積抵抗率 クロム(比較例) 17 ×10-8 Ω・m ニッケル 7.2×10-8 Ω・m タングステン 5.5×10-8 Ω・m なお、アルミニウムは、体積抵抗率は、2.7×10-8
Ω・mと小さいが、酸化し易いので除外している。
【0019】以上の例では、ピン表面へのニッケル及び
タングステンの金属薄膜の形成を「スパッタ法」で行う
ように説明したが、その外にも、物理的薄膜形成法(PV
D)として、真空蒸着法、イオンプレーティング法等が
あるが、固着力や経済性を配慮して「スパッタ法」を最
適な方法として用いている。
【0020】そして、コンタクトピンは一般的には、打
抜き治具によるプレス加工で製作するが、その時のピン
の表面には剪断面と破断面が出来る。通常、半田の付着
はデコボコした破断面から発生し始める為、コンタクト
ピン、また特にその接触部14を「シェービング加
工」、「フラスト処理」、「放電加工処理」、「ワイヤ
ーカット加工」等により、より表面が滑らかで、剪断面
のようなデコボコの少ない表面のみにするほうがより効
果が期待出来る。
【0021】以上のように、この実施の形態では、コン
タクトピンがICリードに接触する接触面付近を曲面に
形状するとともに、その最表面をタングステン薄膜で形
成することにより、物理的あるいは形状的な面からの半
田成分の付着を防止するとともに、ICリードからの半
田成分の転移を材質面からも防止することにより、半田
成分の堆積を防止し、良好な電気的コンタクトを実現す
るものである。
【0022】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2によるテスト用ソケットのコンタクトピンの材質構造
を示す断面図である。図4において、21はベリリウム
銅、リン青銅又はバネ鋼のバネ母材(コンタクトピン母
材)、24はスパッタされたニッケルの薄膜、25はス
パッタされたのタングステンの薄膜を示す。
【0023】このコンタクトピンは、べリリュウム銅な
どのバネ母材21の上に、チタンをスパッタし、さらに
その上にタングステンをスパッタして形成されている。
この例では、べリリュウム銅のバネ母材21の上にニッ
ケルメッキ及び金メッキが施された従来のコンタクトピ
ンを用いるのではなく、べリリュウム銅などのバネ母材
21から出発し、その表面に先ずニッケルを、次にその
上にタングステンをスパッタしたものである。
【0024】実施の形態1と同様に、この場合のニッケ
ルは、密着性、固着力、干渉性の観点からスパッタした
もので、その外の物としては、チタン、クロム等でも良
い。又、半田転移しない最上層の金属としてはタングス
テンの他、クロム、チタンなどでも良い。今回の各々の
厚みは、ニッケル等の下地薄膜24を0.5μm、その上
のタングステンの薄膜25を1μmに経済性等の観点から
選んでいる。又、最上層をタングステンに選らんだのは
酸化し難いこと、ある程度耐摩耗性がある事と電気抵抗
が小さいことである。その他、実施の形態1で説明した
ことは、この実施の形態2でも同様であるが、簡略のた
め重複した説明は省略する。
【0025】この実施の形態においても、コンタクトピ
ンの接触部の接触面を曲面に形成し、かつその最表面を
タングステン薄膜で形成することにより、ICリードか
ら半田成分が転移した場合にこれを振るい落とすととも
に、ICリードからの半田成分の転移を材質面から減ら
すようにして、良好な電気的コンタクトを維持するもの
である。
【0026】以上説明したように、この発明の実施の形
態1及び2における、ソケットコンタクトピンの接触部
の形状は、凸条の曲面に形成し、半田屑が落下しやすい
ように形成されている。一例としては、円筒表面の一部
のような形状として説明した。しかし、接触部の表面形
状はこれに限られるものではなく、接触面が平面でなく
接触位置の付近が傾斜を有しており、半田屑が残留せず
に落下するような凸状の形状であればその効果がある。
【0027】また、以上説明したように、この発明の実
施の形態1及び2における、ソケットコンタクトピンの
表面の最上層は、半田の着き難い導電性の良い金属、例
えば、タングステン、クロム、チタン等を「スパッタ
法」で付けて、コンタクト不良を防ぎ、複雑な作業も不
要にするようにしたものである。
【0028】従来の場合では、経時変化的に金メッキの
ピン表面に「半田の転移」によって徐々に接触抵抗が大
きくなり、最終的に接続不良になっていたが、この発明
においては、ピン表面を半田の付かないタングステン等
をスパッタ法によって付けたためにICリードの半田メ
ッキが「転移」することなく何時までもICのリードの
半田メッキとピンのタングステンとの間で良好な電気抵
抗が得られる。
【0029】なお、以上の説明では、ICをテストする
ソケットピンを例にとり説明したが、プリント基板の半
田接続された電気的接続間をテストするインサーキット
テスター用のポゴピンに適用しても同様の効果が得られ
ることは明らかである。また、この発明は、その他の電
子回路装置のテストなどのために、そのリードに対して
電気的コンタクトをとる装置全般に応用できるものであ
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、IC
等のテスト用ソケットのコンタクトピン表面に、「半田
の転移」によって半田異物が堆積して接触抵抗が大きく
なったり、接続不良になったりしないので、ピンの「洗
浄」、「研磨」作業が不要になリ、テストコストが低下
し、又、接触抵抗値が大きくならないのでテスト時のテ
スト波形が整形され、電圧ドロップも無く歩留も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるコンタクトピン
の先端部分の構造の一例を示す斜視図。
【図2】 実施の形態1において、ICリード等とコン
タクトピンとの接触状態を示す断面図。
【図3】 実施の形態1において、コンタクトピンの材
料構造を示す断面図。
【図4】 実施の形態1において、コンタクトピンの他
の材料構造を示す断面図。
【図5】 従来のコンタクトピンの先端部の構造を示す
斜視図。
【図6】 従来のICリードとコンタクトピンの接触状
態を示す断面図。
【図7】 従来のICリードとコンタクトピンの他の接
触状態を示す断面図。
【図8】 従来のコンタクトピンの材料構造を示す断面
図。
【符号の説明】
10 コンタクトピン、 11 コンタクトピン基体
部、 12 コンタクトピン先端部、 13 接触面、
14 接触部、 21 ピン母材、 22ニッケル
の薄膜、 23 金の薄膜、 24 ニッケルの薄
膜、 25タングステンの薄膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01L 23/32 H01L 23/32 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路装置のリードに電気的接触をさ
    せるコンタクトピンを備えたテスト用ソケットにおい
    て、上記コンタクトピンの上記リードとの接触面を曲面
    状に形成したことを特徴とする電子回路装置のテスト用
    ソケット。
  2. 【請求項2】 上記コンタクトピンを、コンタクトピン
    母材の表面に金の薄膜を被覆し、この金の薄膜の上にニ
    ッケルまたはチタンの薄膜を被覆し、このニッケルまた
    はチタンの薄膜の上にタングステン、クロムまたはチタ
    ンの薄膜を被覆して形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の電子回路装置のテスト用ソケット。
  3. 【請求項3】 上記コンタクトピンを、ベリリウム銅、
    リン青銅又はバネ鋼の母材の上に、ニッケルまたはチタ
    ンの薄膜を被覆し、このニッケルまたはチタンの薄膜の
    上にタングステン、クロムまたはチタンの薄膜を被覆し
    て形成したことを特徴とする請求項1に記載の電子回路
    装置のテスト用ソケット。
  4. 【請求項4】 電子回路装置のリードに電気的接触をさ
    せるコンタクトピンを備えた電子回路装置のテスト用ソ
    ケットの製造において、コンタクトピンの母材の先端を
    曲面に形成するとともに表面に金の薄膜を被覆し、この
    金の薄膜の上をスパッタによりニッケルまたはチタンの
    薄膜で被覆し、さらにこのニッケルまたはチタンの薄膜
    の上をスパッタによりタングステン、クロムまたはチタ
    ンの薄膜で被覆してコンタクトピンを形成することを特
    徴とする電子回路装置のテスト用ソケットの製造方法。
  5. 【請求項5】 電子回路装置のリードに電気的接触をさ
    せるコンタクトピンを備えた電子回路装置のテスト用ソ
    ケットの製造において、ベリリウム銅、リン青銅又はバ
    ネ鋼のコンタクトピン母材の先端を曲面に形成するとと
    もに表面をスパッタによりニッケルまたはチタンの薄膜
    で被覆し、さらにこのニッケルまたはチタンの薄膜の上
    をスパッタによりタングステン、クロムまたはチタンの
    薄膜で被覆してコンタクトピンを形成することを特徴と
    する電子回路装置のテスト用ソケットの製造方法。
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