JP2001035185A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JP2001035185A
JP2001035185A JP11203365A JP20336599A JP2001035185A JP 2001035185 A JP2001035185 A JP 2001035185A JP 11203365 A JP11203365 A JP 11203365A JP 20336599 A JP20336599 A JP 20336599A JP 2001035185 A JP2001035185 A JP 2001035185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
circuit
signal
spare
semiconductor memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11203365A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Hoshida
哲司 星田
Kanji Ito
寛司 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11203365A priority Critical patent/JP2001035185A/ja
Publication of JP2001035185A publication Critical patent/JP2001035185A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良アドレスを記憶するプログラム素子に欠
陥が生じた場合においても、冗長救済を正常に実行する
ことが可能な半導体記憶装置の構成を提供する。 【解決手段】 アドレス置換判定回路100は、予備メ
モリセルを活性化するスペアイネーブル信号SEを出力
するノード110と、アドレスデコード信号AD0〜A
Dnの各ビットにそれぞれ対応して設けられる正規ヒュ
ーズ120−1〜120−nと、欠陥が生じた正規ヒュ
ーズを置換するためのスペアヒューズ150を含む。ス
ペアヒューズ150と接地配線113との間には、判定
トランジスタ230が接続される。判定トランジスタ2
30のゲートには、アドレス設定ヒューズ225−1〜
225−nのいずれかを介して、アドレスデコード信号
AD0〜ADnのうちの選択的かつ不揮発的に指定され
た1ビットの信号が伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的には、欠陥が生じたメモリセルを救
済する冗長回路を有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリセルアレイ中に、予備メモリセル
を設けておき、欠陥によって不良になったメモリセル
を、メモリセル単位あるいは行および列単位で予備メモ
リセルによって置換して救済する、いわゆる冗長救済技
術が広く用いられている。
【0003】冗長救済技術においては、ウエハテスト時
に判明した不良メモリセルのアドレスを内部回路に不揮
発的に記憶しておき、実際の使用時に入力されるアドレ
ス信号と、内部回路に記憶された不良アドレスとの間で
一致比較を実行し、不良メモリセルを選択するアドレス
信号が入力された場合には、予備メモリセルに選択を切
換える。
【0004】図5は、冗長救済方式に用いられる従来の
技術のアドレス置換判定回路500の構成を示す回路図
である。
【0005】図5を参照して、アドレス置換判定回路5
00は、予備メモリセルあるいは予備ラインごとに設け
られ、メモリセルあるいはラインを選択するためのnビ
ット(n:自然数)のアドレスデコード信号AD0〜A
Dnと、記憶された不良アドレスとが一致した場合に、
スペア活性化信号SEDを活性化(Hレベル)し、ノー
マル活性化信号NREを非活性化(Lレベル)する回路
である。
【0006】アドレス置換判定回路500は、スペアイ
ネーブル信号SEを出力するノード510と、ノーマル
活性化信号NREを出力するノード515と、ノード5
10の電圧レベルを反転してノード515に出力するイ
ンバータIV10と、ノード510の電圧レベルを反転
してスペア活性化信号SEDを出力するインバータIV
11とを備える。
【0007】アドレス置換判定回路500は、さらに、
ノード510と接地配線513との間に接続される電気
ヒューズ520−1〜520−nと、判定トランジスタ
530−1〜530−nとを備える。
【0008】電気ヒューズ520−1〜520−nは、
アドレスデコード信号AD0〜ADnの各ビットに対応
してそれぞれ設けられる。同様に、判定トランジスタ5
30−1〜530−nは、電気ヒューズ520−1〜5
20−nと接地配線513の間に各々設けられる。判定
トランジスタ530−1〜530−nのゲートには、ア
ドレスデコード信号の各ビットAD0〜ADnがそれぞ
れ与えられる。また、配線間の接続は、配線間コンタク
ト540を通じて行なわれる。
【0009】アドレス置換判定回路500は、さらに、
ゲートにスペアプリチャージ信号/SPREを受けて電
源配線511と内部ノード510とを電気的に結合する
ために設けられるプリチャージトランジスタ570と、
ノード515の電圧レベルがLレベルである場合に電源
配線511と内部ノード510とを電気的に結合するた
めに設けられるラッチトランジスタ575とを備える。
【0010】まず、アドレス信号が伝達される前のスタ
ンバイ状態においては、スペアプリチャージ信号/SP
REが活性化(Lレベル)されているので、トランジス
タ570のオンにより、スペアイネーブル信号SEはH
レベルとされ、ノーマル活性化信号NREも非活性状態
(Lレベル)とされる。
【0011】アドレス選択の開始に先立って、スペアプ
リチャージ信号/SPREが非活性化(Hレベル)され
て、ノード510と電源配線511とは切り離される。
アドレス選択が実行されると、外部から入力されたアド
レス信号に応じて設定されるアドレスデコード信号AD
0〜ADnが伝達される。
【0012】正規メモリセルアレイ中に欠陥メモリセル
が存在する場合には、電気ヒューズ520−1〜520
−nを外部から電気的入力によって切断することによ
り、欠陥メモリセルのアドレスである不良アドレスを不
揮発的に記憶することができる。具体的には、不良アド
レスに対応してHレベルに設定されるアドレスデコード
信号の各ビットに対応するヒューズが切断される。
【0013】このような構成とすることにより、欠陥メ
モリセルが存在しない場合、すなわち予備メモリセルの
活性化を必要としない場合においては、電気ヒューズに
カットが施されていないので、判定トランジスタ530
−1〜530−nのいずれかがオンすることにより、未
切断のヒューズを介して内部ノード510の電圧レベル
がLレベル(接地電位GND)に変化する。
【0014】一方、電気ヒューズが不良アドレスを記憶
するために切断されており、その不良アドレスに対応す
るアドレスが選択された場合には、判定トランジスタ5
30−1〜530−nの一部がアドレスデコード信号A
D0〜ADnに対応してオンした場合においても、オン
した判定トランジスタとノード510との間に配置され
る電気ヒューズが切断されているため、ノード510と
接地配線513とは接続されない。よって、スペアイネ
ーブル信号SEは、プリチャージ状態のままHレベルに
維持される。これに応じて、ノーマル活性化信号NRE
は非活性化(Lレベル)され、スペア活性化信号SED
は活性化(Hレベル)される。
【0015】このように、アドレス置換判定回路500
は、記憶する不良アドレスと入力されたアドレス信号と
の間で一致判定を実行し、両者が一致した場合には、ス
ペアメモリセルの活性化を指示することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アドレ
ス置換判定回路500においては、ウエハプロセスのパ
ターン欠陥や、配線間コンタクト540における高抵抗
異常、あるいは電気ヒューズが最初から切断状態となっ
ている等のトラブルの発生によって、アドレスデコード
信号の信号レベルに関わらずノード510と接地配線5
13との間に電流経路が形成されない場合には、切断す
る必要のない電気ヒューズに対しても、ヒューズカット
を施したのと同様の状態が生じてしまう。この場合に
は、アドレスデコード信号の信号レベルに関わらず、内
部ノード510の電圧レベルがLレベルに設定されなく
なってしまい、冗長救済が必要でないケースにおいて
も、スペア活性化信号を活性化してしまうケースが発生
する。したがって、正常な置換が行なえなかったり、正
規メモリセルとスペアメモリセルとが同時に重複して選
択されるなどの不良が生じてしまうおそれがある。
【0017】たとえば、図5中に示す配線間コンタクト
540の一部が未開口となってしまった場合には、不良
アドレスと一致しないアドレスデコード信号が入力され
たときでも、スペアイネーブル信号SEを活性化(Lレ
ベル)することができくなりスペアセルを選択してしま
う。このとき、正規メモリセルと予備メモリセルとの間
で期待値が逆データであれば、データ破壊を生じてしま
う。
【0018】このような不良のために、ウエハテストに
おける救済率が低下して、製品歩留まりが低下したり、
完成品における最終検査テストにおいて、不良が発見さ
れるといったような問題点が生じてしまう。
【0019】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、アドレス置換判定回路内
に、ヒューズ異常や配線間コンタクト異常といった不具
合が生じた場合においても、不良アドレスと入力アドレ
ス信号との間の一致比較を正常に行ない、冗長救済動作
を正常に実行することが可能な半導体記憶装置の構成を
提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、アドレス信号に応答して、データ信号の授受
を行なう半導体記憶装置であって、行列状に配置される
正規メモリセルを有する正規メモリセルアレイと、正規
メモリセルアレイに生じた不良メモリセルを救済するた
めの冗長回路と、アドレス信号によって不良メモリセル
が選択された場合に、冗長回路を活性化するアドレス判
定回路とを備え、アドレス判定回路は、不良メモリセル
に対応するアドレス信号を不揮発的に記憶するための複
数のアドレスプログラム回路と、欠陥が生じたアドレス
プログラム回路を置換するために設けられるスペアプロ
グラム回路とを含む。
【0021】請求項2記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、各正規メモリセル
は、アドレス信号に応じて生成される複数ビットを有す
る内部アドレス信号に応じて選択され、アドレスプログ
ラム回路は、内部アドレス信号の各ビットごとに設けら
れ、アドレス判定回路は、各アドレスプログラム回路お
よびスペアプログラム回路と電気的に結合する出力ノー
ドと、出力ノードを第1の電圧にプリチャージするプリ
チャージ回路と、アドレスプログラム回路ごとに設けら
れる第1のスイッチ回路とをさらに含み、各第1のスイ
ッチ回路は、内部アドレス信号のうちの対応するそれぞ
れのビットの信号レベルに応じて、対応するアドレスプ
ログラム回路と第2の電圧とを電気的に結合し、アドレ
ス判定回路は、さらに、スペアプログラム回路と第2の
電圧との間に設けられ、内部アドレス信号のビットのう
ち、選択的かつ不揮発的に指定された1ビットの信号レ
ベルに応じて、スペアプログラム回路と第2の電圧とを
電気的に結合する第2のスイッチ回路を含み、冗長回路
は、出力ノードの電圧レベルに応じて活性化される。
【0022】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、内部アドレス信号
は、Mビットを有し、半導体記憶装置は、さらに、内部
アドレス信号の各ビットをそれぞれ伝達するM本の内部
アドレス伝達線を備え、第2のスイッチ回路は、スペア
プログラム回路と第2の電圧とを電気的に結合するため
に設けられるトランジスタと、トランジスタのゲートと
M本の内部アドレス伝達線の各々との間に設けられるM
個の電気ヒューズ素子を有する。
【0023】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、各複数のアドレスプ
ログラム回路およびスペアプログラム回路は、外部から
印加される電気信号によって切断される電気ヒューズ素
子を有する。
【0024】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、アドレス判定回路
は、出力ノードと電気的に結合され、外部から出力ノー
ドの電圧レベルを監視することが可能な監視用パッドを
さらに含む。
【0025】請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、アドレス判定回路
は、アドレスプログラム回路およびスペアプログラム回
路の各々と内部ノードおよび第2の電圧のいずれか一方
との間に、電気的に結合されるテストスイッチ回路をさ
らに含み、各テストスイッチ回路は、対応するテスト制
御信号によってオンオフすることが可能である。
【0026】請求項7記載の半導体記憶装置は、請求項
6記載の半導体記憶装置であって、テスト制御信号は、
通常時には各テストスイッチ回路をオンし、テスト時に
は必要に応じてテストスイッチ回路のうちの少なくとも
一つをオフする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
における同一符号は同一または相当部分を示す。
【0028】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体記憶装置1000の構成を示す概略ブロ
ック図である。
【0029】図1を参照して、半導体記憶装置1000
は、アドレス信号A0〜Ai(i:自然数)を受けるア
ドレス入力端子10と、ロウアドレスストローブ信号/
RAS、コラムアドレスストローブ信号/CASおよび
ライトイネーブル信号/WE等の制御信号を受ける制御
信号入力端子12と、入出力データを授受するデータ入
出力端子14とを備える。
【0030】半導体記憶装置1000はさらに、制御信
号入力端子12制御信号を受けて、半導体記憶装置10
00内部の動作を制御する内部制御信号を発生する制御
回路20と、行列状に配置された複数のメモリセルを有
するメモリセルアレイ60とを備える。メモリセルアレ
イ60は、メモリセルの各行ごとに設けられるワード線
WLと、メモリセルの各列ごとに設けられるビット線B
Lとを含む。
【0031】メモリセルアレイ60は、正規メモリセル
を有する正規メモリセルアレイ70と、正規メモリセル
に生じた欠陥を置換するために設けられる予備メモリセ
ルアレイ75とを備える。
【0032】半導体記憶装置1000は、さらに、正規
メモリセルの行を選択的に活性化する行デコーダ40
と、正規メモリセルの列を選択的に活性化する列デコー
ダ50とを備える。アドレスバッファ20は、アドレス
信号入力端子から受けたアドレス信号A0〜Aiを行デ
コーダ40および列デコーダ50に伝達する。
【0033】ワード線WLは、行デコーダ40によって
選択的に活性化される。列デコーダ50によって選択さ
れた列に対応するビット線のデータは、センスアンプ8
0で増幅されI/O線85を介して入出力回路90へ伝
達される。
【0034】メモリセルから読出されたデータは、入出
力回路90からデータ入出力端子14を介して外部に読
出される。入出力データ端子14から入力された書込デ
ータは、入出力回路90およびセンスアンプ回路80を
経て、行デコーダおよび列デコーダによって選択された
メモリセルに書込まれる。
【0035】半導体記憶装置1000は、さらに、アド
レス信号によって、正規メモリセルアレイ中の欠陥メモ
リセルが選択された場合に、予備メモリセルを活性化す
るためのアドレス置換判定回路100を備える。
【0036】図1においては、予備メモリセルアレイ7
0が、予備行および予備列に分割して配置されており、
アドレス置換判定回路100は、行デコーダ40の生成
する行アドレスデコード信号に応じて、予備行を活性化
する必要があるかどうかを判定する行アドレス置換判定
回路101と、列デコーダ50の生成する列アドレスデ
コード信号に応じて、予備列を活性化する必要があるか
どうかを判定する列アドレス置換判定回路102とに分
割される構成を示しているが、予備メモリセルの選択
を、行と列とに分割して行なわず、予備メモリセルごと
にアドレスの一致比較を行なう構成とすることも可能で
ある。
【0037】実施の形態1においては、アドレス置換判
定回路100内において、不良が発生した場合において
も、アドレス置換判定を正常に行なって、冗長救済を適
切に実行することが可能なアドレス判定置換回路の構成
について説明する。
【0038】図2は、本発明の実施の形態1のアドレス
置換判定回路100の構成を示す回路図である。アドレ
ス置換判定回路100は、予備メモリセルあるいは予備
ラインごとに設けられ、メモリセルあるいはラインを選
択するためのnビット(n:自然数)のアドレスデコー
ド信号AD0〜ADnと、記憶された不良アドレスとが
一致した場合に、スペア活性化信号SEDを活性化(H
レベル)し、ノーマル活性化信号NREを非活性化(L
レベル)する回路である。
【0039】図2を参照して、アドレス置換判定回路1
00は、スペアイネーブル信号SEを出力する内部ノー
ド110と、アドレス置換判定に先立って内部ノード1
10をHレベル(電源電圧Vcc)にプリチャージする
ためのプリチャージトランジスタ170と、ノード11
5の電圧レベルがLレベルである場合に電圧レベルをラ
ッチするためのラッチトランジスタ175とを含む。
【0040】アドレス置換判定回路100は、さらに、
内部ノード110の電圧レベルを反転してノーマル活性
化信号NREを出力するインバータIV10と、ノード
115の電圧レベルを反転してスペア活性化信号SED
を出力するインバータIV12とを含む。
【0041】入力されたアドレス信号とアドレス置換判
定回路に記憶された不良アドレスとが一致しない場合に
は、ノーマル活性化信号NREが活性化(Hレベル)さ
れ、予備メモリセルへのアクセスは実行されない。一
方、入力されたアドレス信号と不良アドレスとが一致す
る場合には、スペア活性化信号SEDが活性化(Hレベ
ル)され、ノーマル活性化信号NREは非活性化(Lレ
ベル)される。これにより、正規メモリセルにはアクセ
スが行なわれず、これを置換するために予備メモリセル
が選択される。
【0042】アドレス置換判定回路100は、アドレス
信号の各ビットに応じて生成されるアドレスデコード信
号AD0〜ADnに応じて、不良アドレスとの一致判定
を行なう。
【0043】アドレス置換判定回路100は、さらに、
不良アドレスに対応するアドレスデコード信号AD0〜
ADnを記憶するための正規ヒューズ素子120−1〜
120nと、正規ヒューズ素子120−1〜120−n
と接地配線113との間に各々接続される判定トランジ
スタ131−1〜131−nを含む。これにより、アド
レス信号に応じて生成されたアドレスデコード信号AD
0〜ADnが、記憶された不良アドレスと一致する場合
には、正規ヒューズ素子が切断されていることにより、
ノード110の電圧レベルは、プリチャージレベルであ
るHレベルに維持される。一方、不良アドレスと一致し
ない場合においては、アドレスデコード信号に応じてオ
ンする判定トランジスタと未切断の正規ヒューズとによ
って内部ノード110と接地配線113との間に電流経
路が形成されることから、内部ノード110の電圧レベ
ルはLレベルに設定され、これに対応してノーマル活性
化信号NREが活性化され、予備メモリセルは選択され
ない。
【0044】アドレス置換判定回路100は、従来の技
術のアドレス置換判定回路500と比較して、さらに、
スペアヒューズ150および判定回路220を備える点
で異なる。
【0045】スペアヒューズ150は、内部ノード11
0と接地配線113との間に接続される。
【0046】判定回路220は、スペアヒューズ150
と接地配線113との間に接続される判定トランジスタ
230と、アドレスデコード信号の各ビットをそれぞれ
伝達する配線117−1〜117−nと判定トランジス
タ230のゲートとの間に各々設けられるアドレス設定
ヒューズ225−1〜225−nを有する。
【0047】これにより、正規ヒューズもしくは配線間
コンタクトの不良や、ウエハプロセスのパターン欠陥等
により、正規ヒューズ120−1〜120−nのいずれ
かに対して、アドレスデコード信号の信号レベルに関わ
らず、内部ノード110と接地配線113との間に電流
経路が形成されないといったトラブルが生じた場合に、
この電流経路を、スペアヒューズ150および判定回路
220によって置換して形成することが可能となる。
【0048】一例として、正規ヒューズ120−1に不
良が生じた、あるいはこれに対応する配線間コンタクト
140に不良が発生し、アドレスデコード信号AD0の
信号レベルに関わらず、電気ヒューズ120−1を介す
る内部ノード110と接地配線113との間に電流経路
が形成されなくなった場合を考える。
【0049】この場合においては、正規ヒューズ120
−1を切断するとともに、判定回路220内のアドレス
設定ヒューズ225−2〜225−nを切断する。これ
により、スペアヒューズ150と判定トランジスタ23
0と未切断のアドレス設定ヒューズ225−1とで形成
される回路によって、アドレスデコード信号AD0に対
するアドレス一致判定を、正規ヒューズ120−1およ
び対応する配線間コンタクトが正常である場合と同様に
実行することが可能である。
【0050】したがって、アドレス置換判定回路内に、
ヒューズ関連の異常が発生した場合においても、これを
スペアヒューズ回路と置換して救済することが可能とな
るので、入力されたアドレス信号と不良アドレスとのア
ドレス置換判定を正常に実行することができ、冗長救済
動作を正常に機能させることができる。これにより、製
品の救済率を向上し、歩留まりの向上を図ることが可能
となる。
【0051】[実施の形態2]図3は、本発明の実施の
形態2のアドレス置換判定回路200の構成を示す回路
図である。
【0052】図3を参照して、アドレス置換判定回路2
00は、実施の形態1のアドレス置換判定回路100と
比較して、内部ノード110に接続されたモニタパッド
160をさらに備える点で異なる。その他の回路構成お
よび動作についてはアドレス置換判定回路100の場合
と同様であるので説明は繰返さない。
【0053】モニタパッド160によって、ヒューズカ
ット後における内部ノード110の電圧レベルすなわち
スペアイネーブル信号SEの状態を、外部から監視する
ことが可能となる。
【0054】したがって、ヒューズカット後においてア
ドレス置換判定が正常に行なわれ、冗長救済が正常に機
能するかどうかを外部からチェックすることが可能とな
る。
【0055】[実施の形態3]図4は、本発明の実施の
形態3のアドレス置換判定回路300の構成を示す回路
図である。
【0056】図4を参照して、アドレス置換判定回路3
00は、実施の形態2のアドレス置換判定回路200と
比較して、各電気ヒューズと直列に接続される切断テス
ト用トランジスタ180−1〜180−n,280をさ
らに含む点で異なる。
【0057】切断テスト用トランジスタ180−1〜1
80−nおよび280は、ゲートに、擬似切断テスト信
号/TM1〜TMnおよび/TMSをそれぞれ受ける。
【0058】通常動作時には、擬似切断テスト信号/T
M1〜TMnおよび/TMSは、非活性化(Hレベル)
され、切断テスト用トランジスタ180−1〜180−
nをオンする。一方、テストモード時には、擬似切断テ
スト信号/TM1〜TMnおよび/TMSは、選択的に
活性化(Lレベル)することが可能な信号である。擬似
切断テスト信号を選択的に活性化(Lレベル)すること
によって、対応する切断テスト用トランジスタをオフさ
せることができ、擬似的に電気ヒューズが切断された状
態を作り出すことができる。
【0059】これにより、各ヒューズとその周辺回路と
の欠陥のチェック、およびスペアメモリセルを活性化す
る場合のヒューズ部の動作確認とを、実際にヒューズカ
ットを施す前にチェックすることが可能となる。
【0060】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0061】
【発明の効果】請求項1、2および3記載の半導体記憶
装置は、不良アドレスを記憶するプログラム回路に不良
が生じた場合に置換するためのスペアプログラム回路を
有するので、プログラム回路に不良が生じた場合にも救
済して製品化することができる。
【0062】請求項4記載の半導体記憶装置は、電気ヒ
ューズ素子によって不良アドレスを記憶するので、請求
項1記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、不良
アドレスを外部から容易に入力することができる。
【0063】請求項5記載の半導体記憶装置は、内部ノ
ードの電圧レベルを外部から監視できるので、請求項1
記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、アドレス
プログラム回路に不良アドレスを記憶させた後におい
て、冗長救済が正常に機能するかどうかを外部からチェ
ックすることが可能でなる。
【0064】請求項6および7記載の半導体記憶装置
は、各アドレスプログラム回路と直列に接続されるテス
トスイッチ回路を有するので、請求項1記載の半導体記
憶装置が奏する効果に加えて、擬似的にプログラム回路
に不良アドレスが記憶された状態を作り出すことがで
き、アドレス判定回路の動作確認を実際に不良アドレス
を不揮発的に記憶する前にチェックすることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の半導体記憶装置1000の全
体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 実施の形態1のアドレス置換判定回路100
の構成を示す回路図である。
【図3】 実施の形態2のアドレス置換判定回路200
の構成を示す回路図である。
【図4】 実施の形態3のアドレス置換判定回路300
の構成を示す回路図である。
【図5】 冗長救済方式に用いられる従来の技術のアド
レス置換判定回路500の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
120−1〜120−n 正規ヒューズ、130−1〜
130−n,230判定トランジスタ、140 配線間
コンタクト、150 スペアヒューズ、160 モニタ
パッド、220 判定回路、225−1〜225−n
アドレス設定ヒューズ、280 切断テスト用トランジ
スタ。
フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 AV15 DF05 DF14 DF17 DT02 DT04 DT12 DT14 DT18 DT20 EZ20 5F064 BB12 BB16 BB31 BB33 CC09 DD39 DD46 FF02 FF13 FF24 FF27 FF46 FF52 5F083 GA30 LA10 ZA10 5L106 CC04 CC13 CC17 CC21 CC24 CC32 EE07 GG07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス信号に応答して、データ信号の
    授受を行なう半導体記憶装置であって、 行列状に配置される正規メモリセルを有する正規メモリ
    セルアレイと、 前記正規メモリセルアレイに生じた不良メモリセルを救
    済するための冗長回路と、 前記アドレス信号によって前記不良メモリセルが選択さ
    れた場合に、前記冗長回路を活性化するアドレス判定回
    路とを備え、 前記アドレス判定回路は、 前記不良メモリセルに対応するアドレス信号を不揮発的
    に記憶するための複数のアドレスプログラム回路と、 欠陥が生じた前記アドレスプログラム回路を置換するた
    めに設けられるスペアプログラム回路とを含む、半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 各前記正規メモリセルは、前記アドレス
    信号に応じて生成される複数ビットを有する内部アドレ
    ス信号に応じて選択され、 前記アドレスプログラム回路は、前記内部アドレス信号
    の各ビットごとに設けられ、 前記アドレス判定回路は、 各前記アドレスプログラム回路および前記スペアプログ
    ラム回路と電気的に結合する出力ノードと、 前記出力ノードを第1の電圧にプリチャージするプリチ
    ャージ回路と、 前記アドレスプログラム回路ごとに設けられる第1のス
    イッチ回路とをさらに含み、 各前記第1のスイッチ回路は、前記内部アドレス信号の
    うちの対応するそれぞれのビットの信号レベルに応じ
    て、対応する前記アドレスプログラム回路と第2の電圧
    とを電気的に結合し、 前記アドレス判定回路は、さらに、前記スペアプログラ
    ム回路と前記第2の電圧との間に設けられ、前記内部ア
    ドレス信号のビットのうち、選択的かつ不揮発的に指定
    された1ビットの信号レベルに応じて、前記スペアプロ
    グラム回路と前記第2の電圧とを電気的に結合する第2
    のスイッチ回路を含み、 前記冗長回路は、前記出力ノードの電圧レベルに応じて
    活性化される、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記内部アドレス信号は、Mビットを有
    し、 前記半導体記憶装置は、さらに、前記内部アドレス信号
    の各ビットをそれぞれ伝達するM本の内部アドレス伝達
    線を備え、 前記第2のスイッチ回路は、 前記スペアプログラム回路と前記第2の電圧とを電気的
    に結合するために設けられるトランジスタと、 前記トランジスタのゲートと前記M本の内部アドレス伝
    達線の各々との間に設けられるM個の電気ヒューズ素子
    を有する、請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 各前記複数のアドレスプログラム回路お
    よび前記スペアプログラム回路は、外部から印加される
    電気信号によって切断される電気ヒューズ素子を有す
    る、請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記アドレス判定回路は、前記出力ノー
    ドと電気的に結合され、外部から前記出力ノードの電圧
    レベルを監視することが可能な監視用パッドをさらに含
    む、請求項1記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記アドレス判定回路は、 前記アドレスプログラム回路および前記スペアプログラ
    ム回路の各々と前記内部ノードおよび前記第2の電圧の
    いずれか一方との間に、電気的に結合されるテストスイ
    ッチ回路をさらに含み、 各前記テストスイッチ回路は、対応するテスト制御信号
    によってオンオフすることが可能である、請求項2記載
    の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記テスト制御信号は、通常時には各前
    記テストスイッチ回路をオンし、テスト時には必要に応
    じて前記テストスイッチ回路のうちの少なくとも一つを
    オフする、請求項6記載の半導体記憶装置。
JP11203365A 1999-07-16 1999-07-16 半導体記憶装置 Withdrawn JP2001035185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11203365A JP2001035185A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11203365A JP2001035185A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001035185A true JP2001035185A (ja) 2001-02-09

Family

ID=16472829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11203365A Withdrawn JP2001035185A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001035185A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483540B1 (ko) * 2003-04-29 2005-04-19 매그나칩 반도체 유한회사 씨모스 이미지센서의 리던던시 모듈 및 그 제조방법
US7313038B2 (en) 2005-04-06 2007-12-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile memory including a verify circuit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483540B1 (ko) * 2003-04-29 2005-04-19 매그나칩 반도체 유한회사 씨모스 이미지센서의 리던던시 모듈 및 그 제조방법
US7313038B2 (en) 2005-04-06 2007-12-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile memory including a verify circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5574729A (en) Redundancy circuit for repairing defective bits in semiconductor memory device
US6813199B2 (en) Semiconductor memory device with improved saving rate for defective chips
JP2629645B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3631277B2 (ja) メモリモジュール
US5995422A (en) Redundancy circuit and method of a semiconductor memory device
KR20020062206A (ko) 테스트 기술 및 리던던시 기술을 최적화하도록 형성된반도체 기억 장치
EP0881571B1 (en) Semiconductor memory device with redundancy
KR0157339B1 (ko) 반도체 메모리의 불량셀 구제회로
KR100221680B1 (ko) 서브 메모리 셀 블록에 포함된 여분의 메모리 셀을 갖는 반도체 메모리 장치
JP3642905B2 (ja) メモリセルアレイブロックの再編成が可能な半導体メモリ装置
WO2007110927A1 (ja) 半導体メモリ
US6535436B2 (en) Redundant circuit and method for replacing defective memory cells in a memory device
US7546491B2 (en) Semiconductor memory device with standby current failure judging function and method for judging standby current failure
JPH06295594A (ja) 半導体記憶装置
JP2001035185A (ja) 半導体記憶装置
US6934203B2 (en) Semiconductor memory device for improving redundancy efficiency
JPH06203594A (ja) 半導体記憶装置
US6545920B2 (en) Defective address storage scheme for memory device
KR100504114B1 (ko) 불량 셀 구제 기능을 갖는 롬 메모리 장치 및 불량 셀구제 방법
KR100390146B1 (ko) 번-인 테스트 기능을 구비한 반도체 메모리 장치
US6438047B1 (en) Semiconductor memory device and method of repairing same
US20080068905A1 (en) Reparable semiconductor memory device
KR100206697B1 (ko) 반도체 메모리의 칼럼 리던던시 회로
JP2001067891A (ja) 半導体記憶装置
JP2004158069A (ja) 半導体集積回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061003