JP2001035149A - 行セルフ識別隠れ式リフレッシュ回路及び方法 - Google Patents

行セルフ識別隠れ式リフレッシュ回路及び方法

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JP2001035149A
JP2001035149A JP11184502A JP18450299A JP2001035149A JP 2001035149 A JP2001035149 A JP 2001035149A JP 11184502 A JP11184502 A JP 11184502A JP 18450299 A JP18450299 A JP 18450299A JP 2001035149 A JP2001035149 A JP 2001035149A
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Koichi Ko
弘一 黄
Kenko Rin
建宏 林
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Industrial Technology Research Institute ITRI
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Industrial Technology Research Institute ITRI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不適当なシステムクロックが原因のデータロ
スや余分なエネルギー消費を防ぐことができるようにす
る。 【解決手段】 複数個のラッチ可能なバースト要素LB
Uを含有し、該バースト要素LBUがセレクタ30、複
数個の遅延素子321 〜324 、及び状態レコーダ34
を各々備えているような、ラッチ可能なバーストアレイ
24を含有し、前記セレクタ30は、状態レコーダ34
が記録した状態に基づき選択的にリフレッシュパルスを
出力し、リフレッシュパルスは、遅延素子321 〜32
4 を通して順次遅延され、擬似SRAMの複数行をリフ
レッシュし、状態レコーダ34は、リフレッシュパルス
が遅延素子321 〜324 に入る前に第1の状態を記録
し、リフレッシュパルスが遅延素子321 〜324 を後
にした後に第2の状態を記録する、擬似SRAMをリフ
レッシュするための行セルフ識別隠れ式リフレッシュ回
路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リフレッシュ回路
及び方法に関するもので、特に、擬似SRAMをリフレ
ッシュするための行セルフ識別隠れ式リフレッシュ回路
及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリは、回路と一体成形で設計され
る。DRAMは、サイズが小さいという利点を有する
が、周期的なリフレッシュ作業を必要とするうえ、DR
AMに使用される1T1Cのメモリセルを、特別なプロ
セスを経て製造する必要がある。一方、SRAMの場
合、操作し易いという利点を有するものの、比較的広い
面積を必要とし、しかも、SRAMに使用されるポリロ
ード4Tメモリセルの高抵抗抵抗器を、特別なプロセス
を経て製造する必要がある。したがって、一般に、小型
で操作し易い4T擬似SRAMが、CMOSプロセスに
おけるベストな選択肢となっている。
【0003】図5は、擬似SRAMの構成図である。同
図において、擬似SRAMは、メモリセルアレイ10、
カラムデコーダ12、ローデコーダ14、マルチプレク
サM1、リフレッシュカウンタ16、及びコントローラ
18を備えてなる。メモリセルアレイ10にアクセスす
るには、先ず、カラムデコーダ12及びローデコーダ1
4でカラムアドレスCA及びローアドレスRAをそれぞ
れ受信・デコードし、メモリセルアレイ10にアクセス
するための駆動信号を得た後、これらの駆動信号を、メ
モリセルアレイ10のビット線B0 ,B0 ’〜Bm-1
m-1 ’、及び語線W0 〜Wn-1 に送信し、各々対応す
るメモリセルにアクセスする。逆に、メモリセルアレイ
10をリフレッシュする場合は、先ず、リフレッシュカ
ウンタ16で生成されたリフレッシュ信号REFをロー
デコーダ14で受信した後、メモリセルアレイ10を行
単位でリフレッシュする。マルチプレクサM1は、ロー
アドレスRA又はリフレッシュ信号REFを、選択的に
ローデコーダ14に送信する。リフレッシュカウンタ1
6は、コントローラ18の制御回路の制御を受け、リフ
レッシュ信号REFを周期的に生成する。
【0004】図6は、図5中メモリセルアレイ10の回
路を部分的に描いたものである。同図において、メモリ
セルアレイ10は、語線W0 〜W3 、ビット線B0 ,B
0 ’〜B3 、B3 ’、メモリセル1、及び事前充電され
たトランジスタT0 ,T0 '〜T3 ,T3 ’を備えてな
る。メモリセル1は、語線W0 〜W3 とビット線B0
0 ’〜B3 ,B3 ’の交点に対応してそれぞれ設けら
れている。事前充電されたトランジスタは、それぞれビ
ット線B0 ,B0 ’〜B3 ,B3 ’に直列に接続してお
り、事前充電信号PREの制御を受ける。
【0005】図5及び図6に示された構造によれば、メ
モリセルアレイ10のリフレッシュ作業は行を単位とし
て行われ、外部式(external)リフレッシュ、セルフ式
(self)リフレッシュ、及び隠れ式(hidden)リフレッ
シュの3種類に分けられる。
【0006】図7は外部式リフレッシュの時系列図、図
8はセルフ式リフレッシュの時系列図、及び図9は隠れ
式リフレッシュの時系列図である。図7において、メモ
リセルアレイ10の外部式リフレッシュは、外部制御回
路(未図示)が供給するリフレッシュ要求により決定さ
れる。図8において、メモリセルアレイ10のセルフ式
リフレッシュは、内部制御回路(未図示)がノンアクセ
ス周期時に供給するリフレッシュ要求により決定され
る。図9において、メモリセルアレイ10の隠れ式リフ
レッシュは、リフレッシュの実行期間を各アクセス周期
ごとに別途追加することにより決定される。これからわ
かるように、セルフ式リフレッシュの場合、長時間に渡
り連続してメモリセルアレイ10にアクセスしている
と、リフレッシュのために強制的な割り込みを行う必要
があり、これによってデータのロスを防いでいる。隠れ
式リフレッシュの場合、リフレッシュのための実行期間
を各アクセス周期ごとに別途追加するため、周波数の最
大操作周波数(maximam operation frequency )が減少
する。ただ、隠れ式リフレッシュは、SRAMに見られ
るように操作が全体的に容易であり、且つ又、小面積、
直流が小さい等の利点を有している。したがって、本発
明では隠れ式リフレッシュを採用することとする。
【0007】図10は、擬似SRAMのアクセス回路の
構成を部分的に描いたものである。同図において、各メ
モリセル1は4つのトランジスタX1 〜X4 を備えてな
り、アクセス回路2は、2つのバッファBF1 、B
2 、カラムデコーダ3、インバータIN1 、及びセン
サ増幅器SA1 を備えてなる。ここで、PMOSトラン
ジスタの替わりにNMOSトランジスタを使用し、事前
充電信号PREを生成することもできる。外部データD
inを、語線W1 、及び1組のビット線Bx ,Bx ’に対
応するメモリセル1に書き込みたい場合、先ず、外部デ
ータDinで該ビット線Bx ,Bx ’を駆動(ビット線B
x はバッファBF1 を経て、ビット線Bx ’はインバー
タIN1 及びバッファBF2 を経てそれぞれ駆動する)
した後、語線Wi を開き、外部データDinをメモリセル
1に書き込む。
【0008】語線Wi 、及び1組のビット線Bx
x ’に対応するメモリセル1を読み出したい場合、先
ず、該ビット線Bx ,Bx ’をVDD−VTN(NMOSト
ランジスタで事前充電)又はVDD(PMOSトランジス
タで事前充電)まで事前充電した後、語線Wi を開き、
メモリセル1のデータDout をセンサ増幅器SA1 を経
て読み出す。リフレッシュするには、事前充電信号PR
E及び語線Wi を同時に開き、メモリセル内の閉じたト
ランジスタのドレイン電圧をVDD−VTN又はVDDまで回
復させ、漏洩電流を補償する必要がある。
【0009】図11は擬似SRAMの書き込み時におけ
る時系列図、図12は読み出し時における時系列図、及
び図13はリフレッシュ時の時系列図である。図11の
書き込み作業では、先ず、事前充電されたトランジスタ
x ,Tx ’、及びバッファBF1 、BF2 が、事前充
電信号PRE及び書き込み要求Writeを受けてオン
状態になり、ビット線Bx ,Bx ’が外部データDin
駆動される。すると、語線Wi が開き、対応するメモリ
セル1に外部データDinを書き込む。
【0010】図12の読み出し作業では、先ず、事前充
電されたトランジスタTx ,Tx ’が事前充電信号PR
Eを受けてオン状態になり、ビット線Bx ,Bx ’を
(VDD−VTN)程度まで事前充電する。すると、語線W
i がオン状態になり、センサ増幅器SA1 を通してメモ
リセル1にデータDout を出力する。
【0011】図13のリフレッシュ作業では、事前充電
トランジスタTx ,Tx ’が事前充電信号PREを受け
てオン状態になると、語線Wi もまた同時にオン状態に
なり、リフレッシュを完了する。
【0012】擬似SRAMでは、リフレッシュカウンタ
でリフレッシュローアドレスが生成されるため、比較的
長いリフレッシュ周期が必要となる。ローアドレスのデ
コード作業に必要な時間を短縮するため、Frenki
l(米国特許第5,193,072号)及びGreen
(米国特許第5,835,401号)はともに、既存の
リフレッシュカウンタの替わりにリングシフトレジスタ
を使用する方法を開示した。
【0013】図14はリングシフトレジスタを使用した
疑似SRAMの構成を示す図である。同図において、リ
ングシフトレジスタ16’及びローデコーダ14からの
出力は、マルチプレクサM1で選択された後、直接メモ
リセルアレイ10の語線W0〜Wn-1 に送られる。
【0014】図15は図14中リングシフトレジスタ1
6’の回路構成を描いたものである。同図において、D
タイプの複数個のフリップフロップD1 〜Dn はリング
状に連結しており、各フリップフロップからの出力は、
システムクロックCLKで同期された後、メモリセルア
レイ10の語線にそれぞれ送られる。しかしながら、F
renkil及びGreenによるリングシフトレジス
タは、一周期で一行づつリフレッシュすることしかでき
ない。このため、システムクロックCLKの周波数が低
すぎてリフレッシュ率が不十分のさいにデータのロスが
生じる。逆に、システムクロックCLKの周波数が高す
ぎてリフレッシュ率が大きすぎると余分なエネルギー消
費が必要になる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上の問題点に鑑み、
本発明は、不適当なシステムクロックが原因のデータロ
スや余分なエネルギー消費を防ぐことができるような、
行セルフ識別隠れ式のリフレッシュ回路及び方法を提供
することを目的をする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述及びその他の目的を
達成するため、本発明では、擬似SRAMをリフレッシ
ュするための行セルフ識別隠れ式のリフレッシュ回路を
提供する。本発明によれば、本発明が提供する行セルフ
識別隠れ式のリフレッシュ回路は、ラッチ可能なバース
トアレイを備えている。該ラッチ可能なバーストアレイ
は、複数個のラッチ可能なバースト要素よりなり、これ
らバースト要素は、セレクタ、遅延素子、及び状態レコ
ーダを各々備えている。セレクタは、状態レコーダに記
録された状態に基づき、選択的にリフレッシュパルスを
出力する。リフレッシュパルスは、遅延素子を通過して
順次遅延された後、擬似SRAM中の複数行をリフレッ
シュする。状態レコーダは、リフレッシュパルスが遅延
素子に入る前に第1の状態を記録し、リフレッシュパル
スが遅延素子を通過した後に第2の状態を記録する。
【0017】本発明が提供する行セルフ識別隠れ式リフ
レッシュ回路によれば、セレクタはマルチプレクサを備
えており、また、各遅延素子による遅延時間は、擬似S
RAMの一行をリフレッシュするのに十分な長さであ
る。
【0018】本発明が提供する行セルフ識別隠れ式リフ
レッシュ回路によれば、状態レコーダは、リフレッシュ
パルスが遅延素子に入る前の時点で第1の状態にセット
し、リフレッシュパルスが遅延素子を通過した時点で第
2の状態にセットするための、SRフリップフロップを
備えている。
【0019】また、本発明が提供する、擬似SRAMを
リフレッシュするための行セルフ識別隠れ式のリフレッ
シュ方法は、(a)一リフレッシュ期間をスタートする
にあたり、リフレッシュパルスを生成する段階と、
(b)前記リフレッシュ期間の一システムクロックにつ
き、前記リフレッシュパルスを順次遅延させ、擬似SR
AM中複数行の語線を順次リフレッシュする段階と、
(c)前記擬似SRAM中全語線のリフレッシュ状態を
記録する段階と、並びに(d)前記リフレッシュ期間の
続く一システムクロックにつき、記録された前記擬似S
RAMのリフレッシュ状態に基づき、まだリフレッシュ
されていない語線のうちすでにリフレッシュ済みの最後
の語線に最も近いものからスタートして(b)及び
(c)の操作を繰り返し、前記擬似SRAMが全てリフ
レッシュされるまで同作業を続ける段階と、を含有す
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の上述及びその他の目的、
特徴、及び長所をいっそう明瞭にするため、以下に好ま
しい実施の形態を挙げ、図を参照しつつさらに詳しく説
明する。
【0021】本実施の形態では、隠れ式リフレッシュの
操作全体の簡易化を図るため、入力及び出力信号として
SRAMと同規格のものを使用し、さらに、メモリセル
として小面積・低直流の4Tメモリセルを使用する。隠
れ式リフレッシュでは、各アクセス周期ごとに事前充
電、読み出し、書き込み、及びリフレッシュが全て実行
される。したがって、本発明の主な特徴は、アクセス周
期のリフレッシュ期間ごとに擬似SRAMの語線を複数
行リフレッシュすることにより、リフレッシュ作業が遅
すぎてデータのロスが生じたり、リフレッシュ作業の繰
り返しで効率が下がったりするのを防ぐ点にある。
【0022】次に、本発明の一実施の形態をさらに詳細
に説明する。
【0023】図1は、本発明による行セルフ識別隠れ式
リフレッシュ回路の構成図である。同図によれば、行セ
ルフ識別隠れ式リフレッシュ回路は、リフレッシュカウ
ンタ20、コントローラ22、及びラッチ可能なバース
トアレイ24を備えてなる。リフレッシュカウンタ20
は、漏洩電流の量に応じて周期的にリフレッシュメッセ
ージTM0 を生成し、リフレッシュ信号を生成するよう
ラッチ可能なバーストアレイ24に通知する。すると、
コントローラ22が、システムクロックCLKに基づ
き、事前充電に対応する時間、即ちPREa信号を算出
する。コントローラ22はまた、各アクセス周期におけ
る読み書き及びリフレッシュに対応する時間、即ちWa
信号及びREFa信号も算出する。算出されたこれらの
信号は、ラッチ可能なバーストアレイ24に送られ、各
語線に対する駆動信号を生成するのに使用される。
【0024】図2は、図1中ラッチ可能なバーストアレ
イの回路構成を詳細に描いたものである。同図におい
て、ラッチ可能なバーストアレイ24は、直列に連結さ
れた複数個のラッチ可能なバースト要素(latchable bu
rst element 、LBU)を備えており、該バースト要素
(LBU)は、セレクタ30、遅延素子321 〜324
(本実施の形態では4個使用)、及び状態レコーダ34
(図中、SRフリップフロップで示される)を各々備え
ている。
【0025】ラッチ可能な各バースト要素(LBU)で
は、セレクタ30が、各アクセス周期のリフレッシュ期
間(PREr信号で表わされる)において、省略値(図
2中の0V)、先行するラッチ可能なバースト要素から
の出力、及びREFa信号(PREr信号で表されるリ
フレッシュ期間中第1回目のリフレッシュ作業を表わ
す)のうちの1つを選択する。この選択は、状態レコー
ダ34に記録された状態(SRフリップフロップからの
出力Qで表される)、又はリフレッシュ期間を表わすP
REr信号に基づいて行われる。PREr信号が0V又
はLの時、即ちリフレッシュ期間ではない時、マルチプ
レクサM1(図1)は、ラッチ可能なバーストアレイ2
4からの出力ではなく、ローデコーダ14からの出力を
選択する。したがって、セレクタ30の省略値は0Vで
ある。反対に、PREr信号が5V又はHの時、即ちリ
フレッシュ期間にある時、セレクタ30は、ローデコー
ダ14からの出力ではなくラッチ可能なバーストアレイ
24からの出力を選択する。したがって、セレクタ30
は、状態レコーダ34に記録された状態に基づき、先行
するラッチ可能なバーストアレイ24からの出力、又は
REFa信号を選択する。
【0026】本実施の形態において、状態レコーダ34
は、リフレッシュパルスがラッチ可能なバースト要素に
入る前は第1の状態(例えば「H」など)に、リフレッ
シュパルスがラッチ可能なバースト要素を通過した後は
第2の状態(例えば「L」など)に、それぞれセットさ
れる。したがって、状態レコーダ34に記録された状態
が「L」であるということは、リフレッシュパルスがま
だラッチ可能なバースト要素に入っていないか、或いは
ラッチ可能なバースト要素をすでに後にしたかのいずれ
かであることを示しており、この時セレクタ30は、先
行するラッチ可能なバースト要素からの出力を選択す
る。状態レコーダ34に記録された状態が「H」である
ということは、リフレッシュパルスがすでにラッチ可能
なバースト要素に入ったか、或いはラッチ可能なバース
ト要素をまだ後にしていないかのいずれかであることを
示しており、この時セレクタ30はREFa信号を選択
し、該ラッチ可能なバースト要素に対応するリフレッシ
ュ作業を再開する。
【0027】図3は、図2中のラッチ可能なバーストア
レイ24の時系列図である。同図において、信号Wr0
rn-1は、ラッチ可能なバーストアレイ24から語線W
0 〜Wn-1 に向けて出力された駆動信号をそれぞれ表わ
している。REF信号、及びPREr信号は、擬似SR
AMを1回完全にリフレッシュする(リフレッシュメッ
セージTM0 で表される)のに使用されるリフレッシュ
時間、及び一アクセス周期(システムクロックCLKで
表される)においてリフレッシュに使用される時間、を
それぞれ表わしている。
【0028】図1〜図3からわかるように、リフレッシ
ュメッセージTM0 が、ラッチ可能なバーストアレイ2
4にリフレッシュ信号を生成するよう通知し、PREr
信号が「H」(リフレッシュ中)である時、Rinit
信号(リフレッシュパルス)が、第1のラッチ可能なバ
ースト要素を経てラッチ可能なバーストアレイ24に入
力され、遅延素子321 〜324 を通じて一連のリフレ
ッシュ信号を生成する。これは、一アクセス周期におけ
るリフレッシュ作業が終了するか、或いはラッチ可能な
バーストアレイ21の末端に到着するまで続けられる。
もし、リフレッシュパルスがラッチ可能なバーストアレ
イ24の末端にまだ達していない場合は、状態レコーダ
34がリフレッシュパルスの位置を前記方法に基づいて
記録し、次のアクセス周期のリフレッシュ期間がスター
トする時に、その記録された位置に対応するバースト要
素からリフレッシュ作業を再開する。反対に、リフレッ
シュパルスがラッチ可能なバーストアレイ24の末端に
達した場合は、次のリフレッシュメッセージを受信する
までの間、リフレッシュ作業を停止する。
【0029】この構造では、数個のシステムクロックに
より擬似SRAM全体をリフレッシュすることができ、
且つ又、従来型のリング構造のようなリフレッシュの重
複を避けることができる。さらに又、各遅延素子により
提供される遅延時間は、一連のリフレッシュに必要な時
間であり、且つ又、各ラッチ可能バースト要素の遅延素
子の数は、リフレッシュの負荷及び最大操作周波数に基
づき決定することができる。即ち、遅延素子の数は、最
大操作周波数への要求が低いほど多く設けることがで
き、逆に、最高操作周波数への要求が高いほど少なく抑
える必要がある(たった1つの場合も有り得る)。本発
明による構造は、リングシフトレジスタのそれに非常に
似通っている。両者の相違点は、本発明による構造が、
高周波数でも余分なリフレッシュ作業を行う必要がなく
(リング状ではないため)、同時に数個のラッチ可能バ
ースト要素を通過することによりリフレッシュ時間を短
縮できる、という点にある。よって、本発明による構造
が、従来のそれよりも優れた特徴及び効能を備えている
ことが明らかである。
【0030】図4は、行セルフ識別機能を提供できるよ
うな隠れ式リフレッシュ方法のフローチャートである。
先ずステップS1では、リフレッシュ作業がスタートす
るにあたり、リフレッシュパルスを生成する。ついでス
テップS2では、リフレッシュ周期の一システムクロッ
クにつき、遅延素子を通してリフレッシュパルスを順次
遅延し、全語線のうち複数行をリフレッシュする。次に
ステップS3では、擬似SRAMの全語線のリフレッシ
ュ状態を記録する。そしてステップS4では、次のシス
テムクロックにおいて、まだリフレッシュされていない
語線のうちすでにリフレッシュ済みの最後の語線に最も
近いものからスタートしてステップS2及びS3を繰り
返し、擬似SRAMが全てリフレッシュされるまで同様
な手続きを続ける。
【0031】以上に好ましい実施の形態を開示したが、
これらは決して本発明の範囲を限定するものではなく、
当該技術に熟知した者ならば誰でも、本発明の精神と領
域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えられるべ
きであって、従って本発明の保護範囲は特許請求の範囲
で指定した内容を基準とする。
【0032】
【発明の効果】本発明による行セルフ識別隠れ式リフレ
ッシュ回路及び方法では、各アクセス周期のリフレッシ
ュ期間ごとに、擬似SRAMの語線中複数行を、ラッチ
可能なバーストアレイを使用してリフレッシュし、さら
に該リフレッシュ期間の終了地点を記録する。このた
め、高周波数、低周波数のいずれの場合においても、リ
ングシフトレジスタを使用した従来技術より優れた特性
・効能を示すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による行セルフ識別隠れ式リフレッシュ
回路の構成図である。
【図2】本発明によるラッチ可能なバーストアレイの詳
細な回路図である。
【図3】図2で示したラッチ可能なバーストアレイの時
系列図である。
【図4】本発明による行セルフ識別隠れ式リフレッシュ
方法のフローチャートである。
【図5】擬似SRAMの構成図である。
【図6】図5中のメモリセルアレイの部分的回路図であ
る。
【図7】外部式リフレッシュの時系列図である。
【図8】セルフ式リフレッシュの時系列図である。
【図9】隠れ式リフレッシュの時系列図である。
【図10】擬似SRAMのアクセス回路の部分的構成図
である。
【図11】擬似SRAMの書き込み時における時系列図
である。
【図12】擬似SRAMの読み出し時における時系列図
である。
【図13】擬似SRAMのリフレッシュ時の時系列図で
ある。
【図14】リングシフトレジスタを使用した疑似SRA
Mの構成図である。
【図15】図14で示したリングシフトレジスタの回路
図である。
【符号の説明】
1 メモリセル 2 アクセス回路 3 カラムデコーダ 10 メモリセルアレイ 12 カラムデコーダ 14 ローレコーダ 16 リフレッシュカウンタ 16’ シフトレジスタ 18 コントローラ 20 リフレッシュカウンタ 22 コントローラ 24 ラッチ可能なバーストアレイ 30 セレクタ 321 遅延素子 322 遅延素子 323 遅延素子 324 遅延素子 34 状態レコーダ M1 マルチプレクサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のラッチ可能なバースト要素を含
    有し、該バースト要素がセレクタ、複数個の遅延素子、
    及び状態レコーダを各々備えているような、ラッチ可能
    なバーストアレイを含有し、 前記セレクタは、前記状態レコーダが記録した状態に基
    づき選択的にリフレッシュパルスを出力し、前記リフレ
    ッシュパルスは、前記遅延素子を通して順次遅延され、
    擬似SRAMの複数行をリフレッシュし、前記状態レコ
    ーダは、前記リフレッシュパルスが前記遅延素子に入る
    前に第1の状態を記録し、前記リフレッシュパルスが前
    記遅延素子を後にした後に第2の状態を記録する、擬似
    SRAMをリフレッシュするための行セルフ識別隠れ式
    リフレッシュ回路。
  2. 【請求項2】 前記セレクタはマルチプレクサを含有
    し、前記状態レコーダはSRフリップフロップを含有す
    る、請求項1に記載の行セルフ識別隠れ式リフレッシュ
    回路。
  3. 【請求項3】 前記各遅延素子による遅延時間は、擬似
    SRAMの一行をリフレッシュするのに十分なだけ持続
    する、請求項1に記載の行セルフ識別隠れ式リフレッシ
    ュ回路。
  4. 【請求項4】 前記セレクタはマルチプレクサを含有
    し、前記状態レコーダはSRフリップフロップを含有
    し、前記SRフリップフロップは、前記リフレッシュパ
    ルスが前記遅延素子の第1番目の遅延素子に入る前に第
    1の状態にセットされ、前記リフレッシュパルスが前記
    遅延素子の最後の遅延素子を後にした後に第2の状態に
    リセットされる、請求項1に記載の行セルフ識別隠れ式
    リフレッシュ回路。
  5. 【請求項5】 (a)一リフレッシュ期間をスタートす
    るにあたり、リフレッシュパルスを生成する段階と、 (b)前記リフレッシュ期間の一システムクロックにつ
    き、前記リフレッシュパルスを順次遅延させ、擬似SR
    AM中複数行の語線を順次リフレッシュする段階と、 (c)前記擬似SRAM中全語線のリフレッシュ状態を
    記録する段階と、並びに(d)前記リフレッシュ期間の
    続く一システムクロックにつき、まだリフレッシュされ
    ていない語線のうちすでにリフレッシュ済みの最後の語
    線に最も近い語線からスタートして(b)及び(c)の
    操作を繰り返し、前記擬似SRAMが全てリフレッシュ
    されるまで同作業を続ける段階と、を含有する、擬似S
    RAMをリフレッシュするための行セルフ識別隠れ式リ
    フレッシュ方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7466623B2 (en) 2005-05-30 2008-12-16 Hynix Semiconductor Inc. Pseudo SRAM capable of operating in continuous burst mode and method of controlling burst mode operation thereof
TWI460725B (zh) * 2004-02-03 2014-11-11 Renesas Electronics Corp 半導體記憶裝置

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