JP2001035095A - ディジタル信号再生装置 - Google Patents

ディジタル信号再生装置

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JP2001035095A JP20595899A JP20595899A JP2001035095A JP 2001035095 A JP2001035095 A JP 2001035095A JP 20595899 A JP20595899 A JP 20595899A JP 20595899 A JP20595899 A JP 20595899A JP 2001035095 A JP2001035095 A JP 2001035095A
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    • H04L7/002Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors correction by interpolation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、位相誤差に信頼性が低く、記録信号
の反転間隔が長ければ長いほど、ビットスリップが生じ
易く、同期信号付近で位相揺れが生じてビットスリップ
などが起きると、ビットエラーレートなどは著しく悪化
する。 【解決手段】 ディジタル再生信号を所望のビットレー
トでリサンプリング演算してリサンプリングデータを生
成し出力するリサンプリングDPLLは、補間器141
と、リサンプリングデータを生成出力すると共に、入力
データ値からゼロクロス点を示す0ポイント情報と位相
誤差信号を生成して出力する位相検出器142と、位相
誤差信号と0ポイント情報とを入力信号として受け、位
相誤差信号のうちの有効な成分だけを選択して、設定し
た範囲以外の反転間隔の直後に発生する位相誤差信号を
無効化して新しい位相誤差信号を生成して出力するエラ
ー選択回路143と、ループフィルタ144と、タイミ
ング発生器145とより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル信号再生
装置に係り、特に光ディスク等の記録媒体から再生され
た、ランレングス制限符号を所望のビットレートでリサ
ンプリング演算してリサンプリングデータを生成してイ
コライザへ出力するリサンブリング演算位相同期ループ
回路を備えたディジタル信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のディジタル信号再生装置
の一例のブロック図を示す。同図において、光ディスク
等の記録媒体51に記録されている、情報信号がディジ
タル変調されてなるディジタル信号は、図示しない再生
手段により再生され、前置増幅器52で前置増幅され、
図示しないA/D変換器でサンプリングされた後、AT
C回路53で直流成分(DC成分)が阻止され、AGC
回路54で振幅が一定になるように自動利得制御(AG
C)される。PLL回路55はAGC回路54から入力
される入力信号を所望のビットレートでリサンプリング
したディジタルデータを生成して適応イコライザ(クロ
ストークキャンセラ(CTC))56に供給する。
【0003】適応イコライザ56は、入力信号に対して
例えばパーシャルレスポンス(PR)特性を付与して、
波形等化を行う。適応イコライザ56の出力信号は、復
号回路57に供給され、ここで例えば公知のビタビ復号
された後、ECC回路58に供給され、復号データ列中
の誤り訂正符号を用いて、その誤り訂正符号の生成要素
の符号誤りが訂正され、誤りの低減された復号データが
出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の図1
0に示した従来のディジタル信号再生装置では、特に記
録媒体51がランレングス制限符号が記録されている光
ディスクである場合は、以下の問題がある。
【0005】第1の問題は、ディジタル信号再生装置が
高域減衰特性のため、反転間隔の短い信号のレベルが小
さく、記録信号に存在しない反転間隔が生じることもあ
り、そのサンプル点から得られる位相誤差に信頼性が低
いということである。これは、記録媒体51の記録密度
が高密度化されればされるほど、影響が大きくなる。誤
った位相誤差がフィードバックされると、当然エラレー
トは悪くなる。
【0006】第2の問題は、記録されているランレング
ス制限符号の反転間隔が長ければ長いほど位相誤差が累
積するため、ビットスリップが生じ易くなるということ
である。ビットスリップが生じると、位相誤差は全く異
なる値を示すため、自分で位相揺れを誘発する可能性が
高い。つまり、あまり反転間隔の長い信号付近の位相誤
差も信頼性が低い。この現象は、特に周波数引き込みの
段階で影響を及ぼし、最悪の場合には、引き込めない状
態も起こる。
【0007】第3の問題は、DVD(Digital Versatil
e Disc)などでは、誤り訂正符号(ECC)などに用い
る同期信号には、信号のランレングス制限内に存在しな
いパターン(3T〜11Tまでのランレングス制限に対
して14T;Tはチャンネルクロック周期)が選ばれて
おり、検出し易くしているが、反転間隔が長くなればな
るほど、信号のDC成分が大きくなるため、正しい反転
位置からずれやすくなるということである。つまり、正
しい位相誤差が得られず、フィードバック制御により、
自ら位相揺れを生じてしまいがちとなる。
【0008】同期信号付近で位相揺れが生じてビットス
リップなどが起きると、その同期信号ブロックすべてが
誤ったデータとして検出されるため、バーストエラーと
なり、ビットエラーレートなどは著しく悪化する。これ
が頻繁に発生するようでは、システムとしては致命的で
ある。
【0009】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
自ら位相揺れ、ビットスリップなどを誘発せず、安定し
た位相の追従を行いながら、確実に記録媒体の記録情報
を再生し得るディジタル信号再生装置を提供することを
目的とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、高密度記録さ
れた記録媒体の記録情報をパーシャルレスポンス等化を
用いて正確に再生し得るディジタル信号再生装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1の発明は、再生信号中から再生したランレング
ス制限符号をディジタル信号に変換して得たディジタル
再生信号を、所望のビットレートでリサンプリング演算
してリサンプリングデータを生成してイコライザへ出力
すると共に、ビットクロックを生成し、更にリサンプリ
ングデータのゼロクロスを検出して0ポイント情報を出
力するリサンプリング演算位相同期ループ回路と、リサ
ンプリング演算位相同期ループ回路によりリサンプリン
グされた信号をパーシャルレスポンス等化するイコライ
ザとを有し、リサンプリング演算位相同期ループ回路
を、補間器と、位相検出器と、エラー選択回路と、ルー
プフィルタと、タイミング発生器からなる一巡のループ
回路としたことを特徴とする。
【0012】ここで、上記の補間器は、上記のディジタ
ル再生信号に対し、データ点位相情報とビットクロック
に基づき位相点データのデータ値を補間により推定して
出力する。上記の位相検出器は、補間器から入力された
データ値である位相0°のリサンプリングデータから位
相180°のリサンプリングデータを生成し出力すると
共に、入力データ値からゼロクロス点を検出し、このゼ
ロクロス点を示す0ポイント情報とゼロクロス点でのデ
ータ値を利用した位相誤差信号とを出力する。上記のエ
ラー選択回路は、位相誤差信号と0ポイント情報とを入
力信号として受け、位相誤差信号のうちの有効な成分だ
けを選択して、設定した範囲以外の反転間隔の直後に発
生する位相誤差信号を無効化して新しい位相誤差信号を
生成して出力する。上記のループフィルタは、エラー選
択回路から出力される新しい位相誤差信号を積分する。
そして、上記のタイミング発生器は、ループフィルタの
出力信号を受け、次のデータ点位相の推定を行ってデー
タ点位相情報を得ると共に、ビットクロックを生成して
補間器へ出力する。
【0013】この第1の発明では、エラー選択回路によ
り位相誤差信号のうちの有効な成分だけを選択して、設
定した範囲以外の反転間隔の後に発生する位相誤差信号
を無効化して新しい位相誤差信号を生成して出力するよ
うにしているため、確からしくない位相誤差に基づくリ
サンプリング動作を行わないようにできる。
【0014】また、上記の目的を達成するため、第2の
発明は、第1の発明におけるエラー選択回路に代えて、
エラー選択回路を、位相誤差信号と0ポイント情報とを
入力信号として受け、位相誤差信号のうちの有効な成分
だけを選択して、設定した範囲以外の反転間隔の直前直
後の両方に発生する位相誤差信号を無効化して新しい位
相誤差信号を生成して出力する構成としたものである。
【0015】この第2の発明では、エラー選択回路によ
り位相誤差信号のうちの有効な成分だけを選択して、設
定した範囲以外の反転間隔の前後に発生する位相誤差信
号を無効化して新しい位相誤差信号を生成して出力する
ようにしているため、確からしくない位相誤差に基づく
リサンプリング動作を行わないようにできる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になるディジタル
信号再生装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図
において、光ディスクから公知の光ヘッドにより再生さ
れた信号は、A/D変換器11に供給され、ここでマス
タークロックでサンプリングされてディジタル信号に変
換されて、次段のAGC・ATC回路12に供給され、
ここで振幅が一定に制御される自動振幅制御(AGC)
及び2値コンパレートの閾値を適切に直流(DC)制御
する自動閾値制御(ATC)が行われる。
【0017】AGC・ATC回路12の出力信号は、後
述する減算回路13を通してリサンプリングDPLL1
4に供給される。リサンプリングDPLL14は、自分
自身のブロックの中でループが完結しているディジタル
PLL(位相同期ループ)回路で、入力信号を所望のビ
ットレートでリサンプリング(間引き補間)演算して生
成したリサンプリングデータ(すなわち、リサンプリン
グデータの位相0°、180°のうち、180°のリサ
ンプリングデータ)を、イコライザ16内のトランスバ
ーサルフィルタとエラー演算器15にそれぞれ供給す
る。
【0018】また、リサンプリングDPLL14は、位
相0°のリサンプリングデータのゼロクロスを検出して
おり、それにより得られる0ポイント情報をイコライザ
16内のタップ遅延回路とエラー演算器15にそれぞれ
供給する。なお、上記0ポイント情報は、ビットサンプ
リングのデータが、ゼロレベルとクロスするポイントを
ビットクロック単位で示している。更に、リサンプリン
グDPLL14は、この0ポイント情報が示すゼロクロ
スポイントに相当する位相180°のリサンプリングデ
ータの値に基づいて、それが0になるように、リサンプ
リングのタイミング、つまり周波数及び位相をロックさ
せる。
【0019】リサンプリングDPLL14は、例えば図
2のブロック図に示す如き構成とされている。同図にお
いて、補間器141は図1の減算回路13からの入力デ
ィジタル信号と後述のタイミング発生器145からの信
号とを入力信号として受け、タイミング発生器145か
ら入力されるデータ点位相情報とビットクロックから位
相点データのデータ値を補間により推定して出力する。
この補間器141の出力データ値は位相検出器142に
供給される。
【0020】位相検出器142は、入力データ値、つま
り、位相0°のリサンプリングデータから位相180°
のリサンプリングデータを生成し、出力する。例えば、
1ビット前のデータDt-1と現時点でのデータDtに対
して(Dt-1+Dt)/2を演算することにより、位相1
80°のリサンプリングデータが得られる。更に、位相
検出器142は入力データ値、つまり位相0°のサンプ
リングデータからゼロクロス点を検出し、ゼロクロス点
でのデータ値を利用して位相誤差として出力する。例え
ば、1ビット前のデータDt-1と現時点でのデータDtと
からゼロクロス点を検出し、Dt-1の極性に(Dt-1+D
t)/2を乗ずることにより、位相誤差が得られる。
【0021】従来は位相検出器からは位相誤差のみを出
力するようにしているが、この実施の形態では、位相検
出器142からゼロクロス点を示す0ポイント情報も出
力するようにしている。この0ポイント情報は、リサン
プリングDPLL14がロックすべきゼロクロス点に相
当する、前述の位相180°のサンプルポイントが存在
するタイミングを示す。
【0022】位相検出器142から出力された位相誤差
信号と0ポイント情報は、エラー選択回路143に供給
される。エラー選択回路143は上記の0ポイント情報
のタイミングのビットサンプリング間隔をカウントし、
そのカウント値Tcountが設定した範囲(最大値T
cmax、最小値Tcmin)に存在しない場合には、
その直後あるいは直前と直後に出力される位相誤差信号
を無効化した、新しい位相誤差信号を生成してループフ
ィルタ144に供給する。すなわち、設定した範囲以外
の反転間隔の直後、又は反転間隔の直前直後の両方に発
生する位相誤差信号を無効化して新しい位相誤差信号を
生成してループフィルタ144に供給する。
【0023】ループフィルタ144で積分された位相誤
差信号は、タイミング発生器145に供給され、ここで
ループフィルタ144の出力の次のデータ点位相の推定
が行われ、このデータ点位相情報と、同じく生成された
ビットクロックが補間器141に供給される。
【0024】再び図1に戻って説明するに、エラー演算
器15は、リサンプリングDPLL14の出力信号から
0ポイント情報に基づいてDCオフセット情報のみを抽
出し、積分処理したものをDCずれ成分として、減算回
路13に供給する。減算回路13はAGC・ATC回路
12の出力信号からDC成分を取り除いてリサンプリン
グDPLL14に供給する。リサンプリングDPLL1
4は、減算回路13からの入力信号を所望のビットレー
トでリサンプリング(間引き補間)演算して生成したリ
サンプリングデータを、イコライザ16に供給する。
【0025】イコライザ16は、リサンプリングDPL
L14の出力信号に対してパーシャルレスポンス(P
R)特性を付与して波形等化した後、ビタビ復号回路
(図示せず)に供給して、ビタビ復号させる。このビタ
ビ復号の回路構成は公知であり、例えば等化後再生波形
のサンプル値からブランチメトリックを計算するブラン
チメトリック演算回路と、そのブランチメトリックを1
クロック毎に累積加算してパスメトリックを計算するす
るパスメトリック演算回路と、パスメトリックが最小と
なる、最も確からしいデータ系列を選択する信号を記憶
するパスメモリとよりなる。このパスメモリは、複数の
候補系列を格納しており、パスメトリック演算回路から
の選択信号に従って選択した候補系列を復号データ系列
として出力する。
【0026】次に、本発明の要部をなすリサンプリング
DPLL14の構成と動作について、更に詳細に説明す
る。図3はリサンプリングDPLL14を構成するエラ
ー選択回路143の一実施の形態のブロック図を示す。
同図に示すように、エラー選択回路143は、位相検出
器142から出力される0ポイント情報の時間間隔に応
じたビットサンプリング間隔のカウント値Tcount
を得るTカウント回路21と、このカウント値Tcou
ntが最大値Tcmaxと最小値Tcminとの間の設
定範囲内にあるか否かに応じて異なる論理値のエラー選
択制御信号を出力するエラー選択制御信号発生器22
と、固定の値0を発生する0発生器24と、エラー選択
制御信号により位相検出器142からの位相誤差信号と
0発生器24からの固定の値0のいずれかを選択して新
しい位相誤差信号として出力するスイッチ回路23とよ
り構成されている。
【0027】また、上記のTカウント回路21は、図4
のブロック図に示すように、スイッチ回路211と、1
発生器212と、加算器213と、0発生器214と、
D型フリップフロップ(D−FF)215とより構成さ
れており、D−FF215のイネーブル端子には位相検
出器142からビットクロックBCLKが入力され、ク
ロック端子CLKには再生装置に設けられた発振器から
のマスタークロックMCLKが入力されるようになされ
ている。D−FF215の出力信号は、カウント値Tc
ountとして出力される一方、加算器213にフィー
ドバックされる。
【0028】更に、エラー選択制御信号発生器22は、
図5に示すように、カウント値Tcountが、Tcm
in≦Tcount<Tmaxの不等式を満足する場
合、すなわち、設定範囲内にカウント値Tcountが
存在するときは論理”1”、それ以外のときには論理”
0”のエラー選択制御信号を出力する構成とされてい
る。
【0029】次に、この実施の形態の動作について、図
6のタイムチャートを併せ参照して説明する。エラー選
択回路143をオフとしたときのリサンプリングDPL
L14の出力信号が図6(A)に実線で示すような信号
の、×又は○で示す位相180°のリサンプリングデー
タである場合を例にとると、図2の位相検出器142か
らは図6(B)に模式的に示す如き位相誤差信号が取り
出されて、エラー選択回路143に入力される。なお、
図6(B)中、E1〜E6は位相誤差値を示す。
【0030】一方、Tカウント回路21内の図4に示す
D−FF215は、イネーブル端子ENに入力されるビ
ットクロックBCLKがアクティブの期間、スイッチ回
路211からデータ端子Dに入力される信号をマスタク
ロックMCLKによりラッチする。ここで、スイッチ回
路211は端子aに入力される0発生器214からの固
定の0値と、端子bに入力される加算器213の出力信
号とを入力として受け、位相検出器142からの0ポイ
ント情報が”1”のとき(このときは、ゼロクロスポイ
ントを示しており、リサンプリングによって形成された
サンプルポイントが存在するタイミングを示す)のみ、
端子aに入力される”0”を選択し、0ポイント情報
が”0”のときは、D−FF215の出力値と1発生器
212の出力とを加算器213で加算した値を選択す
る。
【0031】従って、D−FF215は、0ポイント情
報が”1”のとき(図6(A)に丸印で示すゼロクロス
ポイントに相当するデータが入力されたとき)は、0を
ラッチし、図6(A)に×印で示すそれ以外のサンプル
が入力されるときには加算器213の出力値をラッチ
し、1ビットクロック分遅れて図6(C)に示すカウン
ト値Tcountを出力する。このカウント値Tcou
ntは、ゼロクロスサンプルが入力されると0にリセッ
トされ、次のゼロクロスサンプルが入力されるまで、ビ
ットクロック周期で、すなわち、サンプルデータ入力毎
に1ずつカウントアップする値であり、隣り合う2つの
0ポイント情報の時間間隔におけるビットクロック数
(ゼロクロスサンプル以外のサンプル数)を示してい
る。
【0032】エラー選択制御信号発生器22は、上記の
カウント値TcountがTcmin≦Tcount<
Tmaxの不等式を満足する場合、論理”1”、それ以
外のときには論理”0”のエラー選択制御信号を出力す
る構成とされているので、最大値Tmaxが「9」、最
小値Tminが「3」に設定されている場合は、図6
(D)に示すエラー選択制御信号を出力する。
【0033】スイッチ回路23はこのエラー選択制御信
号をスイッチング信号として受けると共に、端子23a
に位相検出器142から図6(B)に模式的に示した位
相誤差信号が入力され、端子23bに0発生器24から
論理”0”が入力され、エラー選択制御信号が”1”の
とき、すなわち、カウント値Tcountが設定した最
大値と最小値の範囲内にあるときには、端子23aに入
力される位相誤差信号を選択し、エラー選択制御信号
が”0”のとき、すなわち、カウント値Tcountが
設定した最大値と最小値の範囲内に無いときには、端子
23bに入力される”0”を選択して出力する。従っ
て、このスイッチ回路23からは、図6(E)に模式的
に示す如き信号が新しい位相誤差信号として出力され、
図2のループフィルタ144及びタイミング発生器14
5をそれぞれ通して補間器141に入力される。
【0034】このように、エラー選択回路143から
は、隣り合う2つのゼロクロスポイントの時間間隔が、
設定した最大値と最小値の範囲内のビットクロック時間
間隔であるときには、位相検出器142の出力位相誤差
信号はほぼ正確な位相誤差を示しているものと判断して
位相検出器142の出力位相誤差信号を出力し、設定し
た最大値と最小値の範囲外のビットクロック時間間隔で
あるときには、位相検出器142の出力位相誤差信号は
確からしくないので無効化し、”0”を出力する。
【0035】これにより、リサンプリングDPLL14
の出力信号は、図6(F)に示すようになり、黒丸がほ
ぼ正しい位相誤差を示しているものとして出力されるゼ
ロクロスサンプルであり、白三角印が無効化された結果
の位相誤差出力タイミングのサンプルを示しており、×
印がそれ以外のサンプルデータを示している。この結
果、自ら位相揺れ、ビットスリップなどを誘発せず、安
定した位相の追従を行いながら、確実に記録媒体の記録
情報を再生できる。
【0036】図7はエラー選択回路143をオンにした
ときと、オフにしたときのエラーレート計測結果を示
し、縦軸がビットエラーレート(BER)、横軸が時間
を示す。ビットエラーレートの計測は、例えば、既知の
データを光ディスクから再生して図1の再生装置を通
し、更にビタビ復号して得られた復号データと既知の記
録データとを比較することにより行える。
【0037】図7にIで示すように、エラー選択回路1
43をオンにした状態のBERは、極めて小さく安定し
ているのに対し、エラー選択回路143をオフにした状
態(従来のディジタル信号再生装置と同じ状態)のBE
Rは、II及びIIIで示すように、時折著しく劣化してい
る。これは、14Tの反転間隔を有する同期信号付近で
ビットスリップが生じたために、その同期信号ブロック
全体に対して誤りが増加したことによる。このようなバ
ーストエラーは、後段のビタビ復号器や誤り訂正回路を
用いても訂正しきれず、システムとして障害となる。
【0038】このように、本実施の形態によれば、BE
Rが小なる値に安定しており、位相揺れ、ビットスリッ
プなどを誘発せず、安定した位相の追従を行いながら、
確実に記録媒体の記録情報を再生できることがわかる。
【0039】次に、エラー選択回路143の他の実施の
形態について説明する。図8は本発明の要部のエラー選
択回路の他の実施の形態の回路系統図を示す。同図中、
図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。図8において、エラー選択制御信号発生器22
とスイッチ回路23の間に、第1のD−FF26及び2
入力AND回路27が設けられており、また位相検出器
142の出力位相誤差信号のスイッチ回路23への信号
経路中に、第2のD−FF28とスイッチ回路29及び
0発生器30が設けられている。この実施の形態は、位
相誤差信号のうち有効な成分だけを選択して、設定した
範囲以外の反転間隔の前後に発生する不正確な位相誤差
信号を無効化したものである。
【0040】次に、この実施の形態の動作について図8
と図9のタイムチャートを併せ参照して説明する。図9
(A)〜(D)は図6(A)〜(D)と同一の信号であ
り、その説明は省略する。図8に示すD−FF26はイ
ネーブル端子ENに0ポイント情報が入力され、クロッ
ク端子CLKにマスタークロックMCLKが入力され、
位相検出器142から論理”1”の0ポイント情報(こ
のときは、ゼロクロスポイントを示しており、リサンプ
リングによって形成されたサンプルポイントが存在する
タイミングを示す)が入力される毎に、エラー選択制御
信号発生器23からデータ入力端子に入力されるエラー
選択制御信号をラッチする。従って、0ポイント情報が
図9(E)に示す波形であるときには、D−FF26の
出力端子からは図9(F)に示す信号が取り出される。
【0041】AND回路27は、このD−FF26の出
力信号とエラー選択制御信号発生器22からのエラー選
択制御信号とを入力として受け、これらの論理積演算を
して図9(G)に示す信号を最終的なエラー選択制御信
号としてスイッチ回路23にスイッチング信号として供
給する。
【0042】ここで、D−FF26の出力信号は、エラ
ー選択制御信号発生器22の出力エラー選択制御信号
を、次のゼロクロスポイント入力時点まで遅延させた信
号であるから、AND回路27の出力信号は、隣り合う
3つのゼロクロスポイントのうち、1番目と2番目のゼ
ロクロスポイントの時間間隔が、設定した最大値と最小
値の範囲内であるかどうかを示す1つ前の(過去の)エ
ラー選択制御信号と、2番目と3番目のゼロクロスポイ
ントの時間間隔が、設定した最大値と最小値の範囲内で
あるかどうかを示す現在のエラー選択制御信号とが共に
論理”1”であるときのみ論理”1”となる。
【0043】一方、D−FF28はイネーブル端子EN
に0ポイント情報が入力され、クロック端子CLKにマ
スタークロックMCLKが入力され、論理”1”の0ポ
イント情報が入力される毎に、位相検出器142から出
力された図9(B)に模式的に示す位相誤差信号をラッ
チする。このD−FF28はD−FF26の出力信号と
の時間合わせのために位相誤差信号を、次のゼロクロス
ポイントまで遅延させるものであるが、D−FF28の
出力信号は、次に論理”1”の0ポイント情報が入力さ
れるまでの期間保持され続けてしまう。
【0044】そこで、スイッチ回路29により0ポイン
ト情報が論理”1”である期間中はD−FF28から出
力されて端子29aに入力される遅延位相誤差信号を選
択し、0ポイント情報が論理”0”である期間中は0発
生器30より端子29bに入力された値”0”の信号を
選択させることにより、論理”1”の0ポイント情報の
期間のみ位相誤差情報を示す位相誤差信号を得ることが
できる。従って、0ポイント情報が図9(E)に示す波
形であるときには、スイッチ回路29からは図9(H)
に模式的に示す位相誤差信号が出力され、スイッチ回路
23の端子23aに入力される。
【0045】このスイッチ回路23は、図3と同様の動
作を行い、AND回路27からのエラー選択制御信号
が”1”のとき、すなわち、前後2つのカウント値Tc
ountが設定した最大値と最小値の範囲内にあるとき
には、端子23aに入力される位相誤差信号を選択し、
エラー選択制御信号が”0”のとき、すなわち、前後2
つのカウント値Tcountのいずれか一方又は両方が
設定した最大値と最小値の範囲内に無いときには、端子
23bに入力される値”0”を選択して出力する。
【0046】従って、このスイッチ回路23からは、図
9(I)に模式的に示す如き信号が新しい位相誤差信号
として出力され、図2のループフィルタ144及びタイ
ミング発生器145をそれぞれ通して補間器141に入
力される。
【0047】このように、図8に示す構成のエラー選択
回路143からは、現在のゼロクロスポイントの時間間
隔と1つ前のゼロクロスポイントの時間間隔が、共に設
定した最大値と最小値の範囲内のビットクロック時間で
あるときには、位相検出器142の出力位相誤差信号は
ほぼ正確な位相誤差を示しているものと判断して位相検
出器142の出力位相誤差信号を出力し、少なくともい
ずれか一方が設定した最大値と最小値の範囲外のビット
クロック時間であるときには、位相検出器142の出力
位相誤差信号は確からしくないので無効化し、”0”を
出力する。つまり、設定した範囲以外の反転間隔の前後
に発生する不正確な位相誤差信号は無効化する。
【0048】これにより、リサンプリングDPLL14
の出力信号は、図9(J)に示すようになり、黒丸がほ
ぼ正しい位相誤差を示しているものとして出力されるゼ
ロクロスサンプルであり、白三角印が無効化された結果
の位相誤差出力タイミングのサンプルを示しており、×
印がそれ以外のサンプルデータを示している。この結
果、自ら位相揺れ、ビットスリップなどを誘発せず、安
定した位相の追従を行いながら、確実に記録媒体の記録
情報を再生できる。
【0049】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、図1の減算回路13とエラ
ー演算器15とは設けなくともよい。また、光ディスク
などの記録媒体はもとより、帯域制限を生ずるDCフリ
ーでない信号の伝送においても本発明を適用し得る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
位相誤差信号のうちの有効な成分だけを選択して、設定
した範囲以外の反転間隔の前と後の少なくとも一方に発
生する位相誤差信号を無効化して新しい位相誤差信号を
生成して出力することにより、確からしくない位相誤差
に基づくリサンプリング動作を行わないようにしたた
め、従来に比べて自らの位相揺れ、ビットスリップなど
を誘発することなく、安定した位相の追従を行いなが
ら、安定した性能により、確実に記録媒体の記録情報を
再生することができる。
【0051】これにより、本発明によれば、パーシャル
レスポンス等化を行うイコライザの後段のビタビ復号回
路において、理論値に近い、高エラーレート低減効果を
発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】本発明の要部であるリサンプリングDPLLの
一例のブロック図である。
【図3】図2中のエラー選択回路の一実施の形態のブロ
ック図である。
【図4】図3中のTカウント回路の一例のブロック図で
ある。
【図5】図3中のエラー選択制御信号発生器の動作説明
図である。
【図6】図2及び図3の動作説明用タイムチャートであ
る。
【図7】本発明装置の一実施の形態の効果の説明図であ
る。
【図8】図2中のエラー選択回路の他の実施の形態の回
路系統図である。
【図9】図2及び図8の動作説明用タイムチャートであ
る。
【図10】一般的なディジタル信号再生装置の一例のブ
ロック図である。
【符号の説明】 11 A/D変換器 12 AGC・ATC回路 14 リサンプリングDPLL回路 16 イコライザ 21 Tカウント回路 22 エラー選択制御信号発生器 23、29、211 スイッチ回路 24、30、214 0発生器 26、28、215 D型フリップフロップ(D−F
F) 27 2入力AND回路 141 補間器 142 位相検出器 143 エラー選択回路 144 ループフィルタ 145 タイミング発生器 212 1発生器 213 加算器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生信号中から再生したランレングス
    制限符号をディジタル信号に変換して得たディジタル再
    生信号を、所望のビットレートでリサンプリング演算し
    てリサンプリングデータを生成してイコライザへ出力す
    ると共に、ビットクロックを生成し、更に前記リサンプ
    リングデータのゼロクロスを検出して0ポイント情報を
    出力するリサンプリング演算位相同期ループ回路と、 前記リサンプリング演算位相同期ループ回路によりリサ
    ンプリングされた信号をパーシャルレスポンス等化する
    イコライザとを有し、前記リサンプリング演算位相同期
    ループ回路は、前記ディジタル再生信号に対し、データ
    点位相情報とビットクロックに基づき位相点データのデ
    ータ値を補間により推定して出力する補間器と、前記補
    間器から入力されたデータ値である位相0°のリサンプ
    リングデータから位相180°のリサンプリングデータ
    を生成し出力すると共に、入力データ値からゼロクロス
    点を検出し、このゼロクロス点を示す0ポイント情報と
    前記ゼロクロス点でのデータ値を利用した位相誤差信号
    とを出力する位相検出器と、前記位相誤差信号と前記0
    ポイント情報とを入力信号として受け、前記位相誤差信
    号のうちの有効な成分だけを選択して、設定した範囲以
    外の反転間隔の直後に発生する位相誤差信号を無効化し
    て新しい位相誤差信号を生成して出力するエラー選択回
    路と、前記エラー選択回路から出力される前記新しい位
    相誤差信号を積分するループフィルタと、前記ループフ
    ィルタの出力信号を受け、次のデータ点位相の推定を行
    って前記データ点位相情報を得ると共に、前記ビットク
    ロックを生成して前記補間器へ出力するタイミング発生
    器とより構成したことを特徴とするディジタル信号再生
    装置。
  2. 【請求項2】 前記エラー選択回路は、前記位相検出器
    から出力された、隣り合う2つの前記0ポイント情報の
    間のビットクロック数をカウントするカウンタ回路と、
    前記カウンタ回路のカウント値が予め設定した最大値と
    最小値の範囲内にあるかどうかを判定してエラー選択制
    御信号を出力するエラー選択制御信号発生器と、前記エ
    ラー選択制御信号が、前記カウント値が前記範囲内にあ
    ることを示しているときには前記位相検出器の前記位相
    誤差信号を選択し、前記範囲内にないことを示している
    ときには論理”0”を選択するスイッチ回路とよりな
    り、前記スイッチ回路より前記新しい位相誤差信号を出
    力することを特徴とする請求項1記載のディジタル信号
    再生装置。
  3. 【請求項3】 再生信号中から再生したランレングス
    制限符号をディジタル信号に変換して得たディジタル再
    生信号を、所望のビットレートでリサンプリング演算し
    てリサンプリングデータを生成してイコライザへ出力す
    ると共に、ビットクロックを生成し、更に前記リサンプ
    リングデータのゼロクロスを検出して0ポイント情報を
    出力するリサンプリング演算位相同期ループ回路と、 前記リサンプリング演算位相同期ループ回路によりリサ
    ンプリングされた信号をパーシャルレスポンス等化する
    イコライザとを有し、前記リサンプリング演算位相同期
    ループ回路は、前記ディジタル再生信号に対し、データ
    点位相情報とビットクロックに基づき位相点データのデ
    ータ値を補間により推定して出力する補間器と、前記補
    間器から入力されたデータ値である位相0°のリサンプ
    リングデータから位相180°のリサンプリングデータ
    を生成し出力すると共に、入力データ値からゼロクロス
    点を検出し、このゼロクロス点を示す0ポイント情報と
    前記ゼロクロス点でのデータ値を利用して位相誤差信号
    を出力する位相検出器と、前記位相誤差信号と前記0ポ
    イント情報とを入力信号として受け、前記位相誤差信号
    のうちの有効な成分だけを選択して、設定した範囲以外
    の反転間隔の直前直後の両方に発生する位相誤差信号を
    無効化して新しい位相誤差信号を生成して出力するエラ
    ー選択回路と、前記エラー選択回路から出力される前記
    新しい位相誤差信号を積分するループフィルタと、前記
    ループフィルタの出力信号を受け、次のデータ点位相の
    推定を行って前記データ点位相情報を得ると共に、前記
    ビットクロックを生成して前記補間器へ出力するタイミ
    ング発生器とより構成したことを特徴とするディジタル
    信号再生装置。
  4. 【請求項4】 前記エラー選択回路は、前記位相検出器
    から出力された、隣り合う2つの前記0ポイント情報の
    間のビットクロック数をカウントするカウンタ回路と、
    前記カウンタ回路のカウント値が予め設定した最大値と
    最小値の範囲内にあるかどうかを示す信号を出力するエ
    ラー選択制御信号発生器と、前記エラー選択制御信号発
    生器の出力信号とこの出力信号を次のゼロクロスポイン
    ト検出時点まで遅延した遅延信号の両方が、前記カウン
    ト値が前記範囲内にあるか否かを示すエラー選択制御信
    号を出力する信号生成回路と、前記位相検出器の前記位
    相誤差信号に対し、前記信号生成回路の出力エラー選択
    制御信号と時間合わせのための遅延を施す遅延手段と、
    前記信号生成回路から出力される前記エラー選択制御信
    号が前記範囲内にあることを示しているときには前記遅
    延手段により遅延された前記位相誤差信号を選択し、前
    記範囲内にないことを示しているときには論理”0”を
    選択するスイッチ回路とよりなり、前記スイッチ回路よ
    り前記新しい位相誤差信号を出力することを特徴とする
    請求項3記載のディジタル信号再生装置。
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