JP2001034218A - 水平偏向サイズ制御装置および水平偏向サイズ制御方法 - Google Patents

水平偏向サイズ制御装置および水平偏向サイズ制御方法

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JP2001034218A
JP2001034218A JP11206418A JP20641899A JP2001034218A JP 2001034218 A JP2001034218 A JP 2001034218A JP 11206418 A JP11206418 A JP 11206418A JP 20641899 A JP20641899 A JP 20641899A JP 2001034218 A JP2001034218 A JP 2001034218A
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horizontal deflection
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Nobuo Yamazaki
信雄 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス幅制御を行う部分において、信号をア
ナログに変換することなくすべてデジタルデータで処理
することができる水平偏向サイズ制御装置及び水平偏向
サイズ制御方法を提供すること。 【解決手段】 水平偏向波形のサイズの検出電圧Sをア
ナログ/デジタル変換するアナログ/デジタル変換部2
5と、デジタル値に変換された水平偏向波形の水平サイ
ズの検出電圧Sと、基準となる電圧および水平糸巻歪み
補正用波形データを演算処理して演算処理データS1を
出力する演算処理部24と、クロック信号CLを発生す
るクロック発生回路26と、クロック発生回路26から
のクロック信号CLに従って、演算処理部24からの演
算処理データS1をもとにして、水平偏向波形のパルス
幅を決めて出力するパルス幅変換部23と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にコンピュータ
のモニタ用の表示装置や、ワークステーションのモニタ
用の表示装置あるいはその他の種類のモニタ装置に用い
られる陰極線管(CRT)の水平偏向波形のサイズを制
御するための水平偏向サイズ制御装置および水平偏向サ
イズ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばコンピュータのモニタ用の表示
装置は、表示画面の水平方向や垂直方向のサイズが自由
に変更でき、かつ、任意の水平偏向周波数、垂直偏向周
波数の信号で表示できるCRTディスプレイ装置(マル
チスキャン型ディスプレイという)である。コンピュー
タから出力されるさまざまな映像信号に基づいて画像表
示を行うマルチスキャン型のCRT(Cathode
Ray Tube)ディスプレイ装置が使用される場合
が多くなってきた。このCRTディスプレイ装置はコン
ピュータディスプレイ装置の一種であり、水平・垂直同
期信号(偏向周波数を決める信号)の様々な種類に対応
できると共に、これらの組み合わせに対応できるディス
プレイモニタである。最も対応度の高いCRTディスプ
レイ装置にあっては、いわゆるNTSC方式のテレビ画
像表示からコンピュータの高解像度な画像表示まで対応
したものがある。マルチスキャン型のディスプレイ装置
によれば、コンピュータからの色々な種類の映像信号及
び水平・垂直同期信号に基づいてCRTに水平・垂直方
向でサイズの異なった画像を表示することができる。こ
の種の表示装置は、水平偏向サイズ制御回路や高電圧制
御回路を有しており、安定した偏向信号や高電圧を得る
ために、水平サイズ及び高電圧の大小に応じてパルス信
号の幅を変化させて、電源から供給される電力を変調す
るPWM(Pulse Width Modulati
on)方式が採られている。図7に従来技術の水平偏向
サイズ制御回路の例を示す。この水平偏向サイズ制御回
路は、水平偏向回路1010、チョッパ型の電源変調回
路1005、水平偏向電流検出回路1017、エラーア
ンプ1007、コンパレータ1002、バッファ100
3、起動制御回路1001、ループ時定数切り替え回路
1006a、フィルタ用コンデンサ1006b等を有し
ている。入力された水平及び垂直同期パルスはそれぞれ
水平同期回路1018、垂直同期回路1019に入力さ
れ、各同期パルスに同期したパルスが出力される。
【0003】水平偏向回路1010は、水平同期回路1
018の水平同期出力パルスにて駆動され、水平偏向電
流検出回路1007にて水平偏向コイルに流れる偏向電
流に比例した検出電圧E1を出力する。この検出電圧E
1は、DSP(Digital Signal Pro
cessor)1022及びDAC(Digitalt
o Analog Converter)1020にて
発生される基準電圧E2と、抵抗1008,1009を
通して比較され、差電圧E3を得る。差電圧E3は、エ
ラーアンプ1007とループ時定数切り替え回路100
6aとコンデンサ1006bによって構成されるフィル
タ回路1050で平滑され、コンパレータ1002に入
力される。なお、この基準電圧E2では、垂直周期のパ
ラボラ状波形を重畳し水平糸巻き歪補正を行うのが一般
的である。これらの基準電圧E2及び糸巻き歪補正用波
形はアナログ回路で発生させることもあるが、近年は画
面の歪に対する表示品質がより高いものを求められるよ
うになってきたため、DSP1022のようなデジタル
回路が使用されるようになってきている。
【0004】コンパレータ1002にはHSAW(Ho
rizontal Saw Tooth Wave)波
形発生回路1100にて発生される水平周期の水平ノコ
ギリ波形(鋸歯状波)が入力されており、差電圧E3と
水平ノコギリ波形をコンパレータ1002により比較す
ることによって、差電圧E3に比例したパルス幅を持つ
パルス出力に変換される。すなわち、HSAW波形発生
回路1100、コンパレータ1002によってPWM
(Pulse Width Modulation)回
路1060が構成されている。HSAW波形発生回路1
002は通常はアナログ回路で構成されており、定電流
をコンデンサにて積分することで得るのが一般的であ
る。このPWM回路1060にて発生されたパルス出力
は、電源変調回路1005に入力されて、チョッパ制御
にて水平偏向回路1010に流れる水平偏向電流を制御
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の水平偏向サイズ
制御回路では、入力されて水平同期パルスの水平周波数
範囲が広くなると、フィルタ回路1050の時定数を固
定値としてあらゆる周波数に対してループの応答性能を
満足するのは困難となり、ループ時定数切り替え回路1
006aでは水平周波数に応じて時定数を切り替えられ
るようになっている。しかしながら、本来であれば入力
の水平周波数に応じて時定数を制御でき、あらゆる水平
周波数に対してきちんとした過渡応答性能を満足させ、
画面上での画歪性能を上げることができるのが理想であ
るが、アナログフィルタであるフィルタ回路1050の
時定数を水平周波数に応じて連続的に制御することは困
難であるので、通常は2つの周波数範囲あるいは複数の
周波数範囲に分けてコンデンサ等を切り替えている。
【0006】また、電源投入時に過渡応答で水平偏向回
路1010に過大電流が流れて水平偏向回路1010が
破壊されてしまうことがある。これを防ぐため、水平偏
向サイズ制御回路では起動制御回路1001を持ってい
るのが普通である。電源投入時にはこの起動制御回路1
001の出力がほぼGND電位となり、電源変調回路1
005のFET(電界効果型トランジスタ)がONしな
い状態から起動するように制御し、過大な水平偏向電流
が流れないようにしているが、その応答まで制御するの
は困難である。このように従来例では、すべての水平周
波数に対して過渡応答性能を満足させるにはフィルタ時
定数を入力される水平周波数に応じて制御する必要があ
り、また電源投入時にも水平偏向回路1010が破壊さ
れないよう、起動制御回路1001にて制御することが
必要であるが、その応答性能を満足させるようにハード
ウェアを設計し定数を決定するのは困難な作業である。
【0007】また、エラーアンプ1007やコンパレー
タ1002あるいはHSAW発生回路1100等は、ア
ナログICで実現されるが、画歪補正性能を上げるため
に近年はDSP等を採用するようになってDAC(デジ
タル/アナログ変換器)が必要となるなど、デジタル回
路とアナログ回路が混在するため、同じLSI(大規模
集積回路)上に搭載することは困難である。つまり、H
SAW波形のコンデンサ、エラーアンプのループフィル
タ及び切り替え回路、起動制御回路、そして糸巻き歪補
正波形発生用DAC等が必要であり、部品点数が多くな
るというような欠点があった。そこで本発明は上記課題
を解消し、デジタル的な構成にすることにより、従来利
用されていた糸巻き歪補正用のデジタル演算部分を兼用
して使用できることになり、パルス幅制御を行う部分に
おいて、信号をアナログに変換することなくすべてデジ
タルデータで処理することができる水平偏向サイズ制御
装置及び水平偏向サイズ制御方法を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、水平
同期パルスに基づいて陰極線管の水平偏向コイルに与え
られる水平偏向波形のサイズをパルス幅を変えることで
制御するための水平偏向サイズ制御装置であり、前記水
平偏向波形のサイズの検出電圧をアナログ/デジタル変
換するアナログ/デジタル変換部と、デジタル値に変換
された前記水平偏向波形の水平サイズの検出電圧と、基
準となる電圧および水平糸巻歪み補正用波形データを演
算処理して演算処理データを出力する演算処理部と、ク
ロック信号を発生するクロック発生回路と、前記クロッ
ク発生回路からの前記クロック信号に従って、前記演算
処理部からの演算処理データをもとにして、前記水平偏
向波形のパルス幅を決めて出力するパルス幅変換部と、
を備えることを特徴とする水平偏向サイズ制御装置であ
る。
【0009】請求項1では、アナログ/デジタル変換部
が、水平偏向波形のサイズの検出電圧をアナログ/デジ
タル変換する。演算処理部は、デジタル値に変換された
水平偏向波形の水平サイズの検出電圧と、基準となる電
圧および水平糸巻き歪補正用波形データを演算処理して
演算処理データを出力する。パルス幅変換部は、クロッ
ク発生回路からのクロック信号に従って、演算処理部か
らの演算処理データを基にして、水平偏向波形のパルス
幅を決めて出力する。これにより、パルス幅を設定する
信号処理においてすべてデジタル的に処理することがで
き、一度もアナログに変換することなくすべてデジタル
データで処理できる。しかも水平糸巻き歪補正用の演算
部を兼用して使用することができ、部品点数を減らすこ
とができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の水平
偏向サイズ制御装置において、前記パルス幅変換部は、
前記水平同期パルスと前記クロック発生回路からの前記
クロック信号によりカウンターデータを生成するカウン
ターと、前記カウンターからの前記カウンターデータ
と、前記演算処理部からの前記演算処理データとを比較
することで前記水平偏向波形のパルス幅を決定するデー
タ比較回路と、を有する。請求項2では、カウンター
が、水平同期パルスとクロック発生回路からのクロック
信号によりカウンターデータを生成する。データ比較回
路は、カウンターからのカウンターデータと演算処理部
からの演算処理データとを比較することで、水平偏向波
形のパルス幅を決定する。
【0011】請求項3の発明は、請求項1に記載の水平
偏向サイズ制御装置において、前記パルス幅変換部は、
前記水平偏向波形の水平周波数に対して高いクロック数
で動作し、前記クロック発生回路は、前記水平周波数に
対して高い周波数のパルスを発生する。請求項3では、
水平偏向波形のサイズ方向のジッタ性能を向上すること
ができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1に記載の水平
偏向サイズ制御装置において、前記アナログ/デジタル
変換部は、前記水平偏向波形の水平サイズの制御感度に
対して精度が取れ、前記水平糸巻き歪み補正を行うため
の垂直周期の波形に対して早い速度でアナログ/デジタ
ル変換を行う。請求項4では、垂直周期の波形に対して
十分水平偏向サイズ検出電圧をデジタルデータに変換す
ることができる。
【0013】請求項5の発明は、水平同期パルスに基づ
いて陰極線管の水平偏向コイルに与えられる水平偏向波
形のサイズをパルス幅を変えることで制御するための水
平偏向サイズ制御方法であり、前記水平偏向波形のサイ
ズの検出電圧を、アナログ/デジタル変換部によりアナ
ログ/デジタル変換し、デジタル値に変換された前記水
平偏向波形の水平サイズの検出電圧と、基準となる電圧
および水平糸巻歪み補正用波形データを、演算処理部が
演算処理して演算処理データを出力し、クロック発生回
路からのクロック信号に従って、パルス幅変換部が前記
演算処理部からの演算処理データをもとにして、前記水
平偏向波形のパルス幅を決めて出力することを特徴とす
る水平偏向サイズ制御方法である。
【0014】請求項5では、アナログ/デジタル変換部
が、水平偏向波形のサイズの検出電圧をアナログ/デジ
タル変換する。演算処理部は、デジタル値に変換された
水平偏向波形の水平サイズの検出電圧と、基準となる電
圧および水平糸巻き歪補正用波形データを演算処理して
演算処理データを出力する。パルス幅変換部は、クロッ
ク発生回路からのクロック信号に従って、演算処理部か
らの演算処理データを基にして、水平偏向波形のパルス
幅を決めて出力する。これにより、パルス幅を設定する
信号処理においてすべてデジタル的に処理することがで
き、一度もアナログに変換することなくすべてデジタル
データで処理できる。しかも水平糸巻き歪補正用の演算
部を兼用して使用することができ、部品点数を減らすこ
とができる。
【0015】請求項6の発明は、請求項5に記載の水平
偏向サイズ制御方法において、前記パルス幅変換部で
は、水平同期パルスとクロック発生回路からの前記クロ
ック信号によりカウンターがカウンターデータを生成
し、前記カウンターからの前記カウンターデータと、前
記演算処理部からの前記演算処理データとをデータ比較
回路が比較することで前記水平偏向波形のパルス幅を決
定する。請求項6では、カウンターが、水平同期パルス
とクロック発生回路からのクロック信号によりカウンタ
ーデータを生成する。データ比較回路は、カウンターか
らのカウンターデータと演算処理部からの演算処理デー
タとを比較することで、水平偏向波形のパルス幅を決定
する。
【0016】請求項7の発明は、請求項5に記載の水平
偏向サイズ制御方法において、前記水平偏向波形のパル
ス幅は、電源投入時の起動制御時間に比例して設定され
る。請求項7では、電源投入時の起動制御の際に、高電
圧をかけて起動するので、最初は低い電圧から徐々に上
げていく場合において、その起動制御時間に応じて水平
偏向波形のパルス幅も比例して設定する。これにより、
最初から水平偏向波形用の水平偏向電流が過大に流れな
いようにできる。請求項5と請求項7の発明により、従
来とは異なり外部に起動制御回路をつけることなく、演
算処理部でデジタルデータを演算することにより制御が
可能となる。尚、電源起動時の制御は回路構成次第であ
り、一般的に必要なものであるが、必ずしも必要とは言
えず、電源投入から起動時間制御に比例して設定するこ
とが絶対ではなく、比例するのは一例であり、指数関数
的に制御してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0018】図1は、本発明の水平偏向サイズ制御装置
の好ましい実施形態を示している。この水平偏向サイズ
制御装置10は、CRT(陰極線管)の水平偏向コイル
14に対して、水平偏向用の水平ノコギリ波電流を供給
するものである。CRTの偏向ヨークの水平偏向コイル
14に対しては、水平偏向用のノコギリ波電流が供給さ
れるが、偏向ヨークの垂直偏向コイルに対しては垂直偏
向用のノコギリ波電流が供給されることにより、陰極線
管では水平偏向コイルと垂直偏向コイルにより発生する
磁界によって、電子ビームの方向を制御する電磁偏向が
行われる。
【0019】図1の水平偏向サイズ制御装置10は、同
期分離回路1および同期パルス判別回路2を有してい
る。この同期分離回路1および同期パルス判別回路2
は、たとえばコンピュータ用のディスプレイ装置の陰極
線管に対して用いられるものであり、同期パルス判別回
路2に対しては水平同期パルス入力HPと垂直同期パル
スVPが入力される。映像信号(Green:緑色)I
Sは、同期分離回路1に入ると、同期分離回路出力1
a,1bが同期パルス判別回路2に供給される。同期パ
ルス判別回路2では、以下のような入力信号の組み合わ
せが作られる。 (1)セパレート入力:水平同期パルスHPと垂直同期
パルスVPが別々に入力される。 (2)コンポジット入力:水平同期パルスHPと垂直同
期パルスVPが混合されて水平同期パルス入力端子から
入力される。 (3)Sync on Green:映像信号ISのG
reenにコンポジット同期パルスとして入力される
(テレビジョン受像機と同じ)。 この同期パルス判別回路2からは、水平同期パルスH
P、垂直同期パルスVPが出力されるとともに、水平同
期パルスの有無信号2a、垂直同期パルス有無信号2
b、水平同期パルス極性信号2cおよび垂直同期パルス
極性信号2dが、図示しないマイクロコンピュータへ供
給されるようになっている。
【0020】図4は、図1および図2で示している同期
分離回路1に入力される映像信号ISと、同期分離回路
1から出力される同期分離回路出力(水平周期)1a
と、同期分離回路出力(垂直周期)1b、そして積分出
力と垂直同期分離出力の例を示している。
【0021】図1の水平同期パルスHPは水平同期回路
18に供給されるとともに、垂直同期パルスVPは垂直
同期回路19に供給される。水平同期回路18は、水平
偏向回路40のトランジスタ10AのベースBに接続さ
れているとともに、後で説明する演算回路24およびP
WM回路23に接続されている。垂直同期回路19は、
演算回路24に接続されている。水平偏向回路40は、
トランジスタ10A、コンデンサ11、ダイオード1
2、HST(水平偏向波形トランス)13、水平偏向コ
イル14、水平リニアリティコイル15およびコンデン
サ16を有している。水平偏向コイル14が、図示しな
い偏向ヨークに取り付けられている。
【0022】水平同期回路18の水平同期出力パルスH
PPが、水平偏向回路40のトランジスタ10Aのベー
スBに入力されると、水平偏向電流の検出回路17は、
水平偏向コイル14に流れる水平偏向電流に比例した検
出電圧Sを出力する。すなわち水平偏向電流の検出回路
17は、その水平偏向電流に比例した水平偏向電流の検
出電圧Sを出力して、アナログ/デジタル変換部(AD
C)25に供給する。このアナログ/デジタル変換部2
5は、水平偏向電流の検出電圧Sを、アナログ値からデ
ジタル値に変換して、水平偏向電流のデジタルデータS
2として、演算回路(演算処理部)24に供給する。演
算回路24は、水平偏向電流のデジタルデータS2と、
基準となる電圧および水平糸巻き歪補正用の波形データ
を演算することで、演算処理データS1を生成する。こ
の演算処理データS1は、パルス幅変換部であるPWM
(PulseWidth Modulation)に供
給される。
【0023】クロック発生回路26は、クロック信号C
Lを、演算回路24とPWM回路23に供給する。垂直
同期回路19は、垂直同期出力パルスVPPを演算回路
24に供給する。PWM回路23は、クロック発生回路
26からのクロック信号CLに従って、演算回路24か
らの演算処理データS1を基にして、水平偏向波形のパ
ルス幅を決めて、パルス出力PPを、バッファ3を介し
て、チョッパ型の電源変調回路4に供給するようになっ
ている。このPWM回路23からの水平偏向波形のサイ
ズを規定するパルス出力PPは、電源変調回路4に供給
されると、電源変調回路4は、チョッパ制御により水平
偏向回路40の水平偏向コイル14に流れる水平偏向電
流の量を制御する。電源変調回路4は電源+Bと水平偏
向回路40のトランジスタ10Aに接続されている。
【0024】図2は、図1の水平偏向サイズ制御装置1
0の特にPWM回路23をより詳しく示している。図1
のPWM回路(パルス幅変換部)23は、図2に示すよ
うにカウンター27とデータ比較回路28により構成さ
れている。また図1の演算回路24としては、図2に示
すようにDSP(Digital Signal Pr
ocessor)を用いている。PWM回路23のカウ
ンター27には、クロック発生回路26からのクロック
信号CLが供給されているとともに、水平同期回路18
の水平同期出力パルスHPPも入力されている。カウン
ター27は、このクロック信号CLと水平同期出力パル
スHPPに基づいて、カウンターデータCDをデータ比
較回路28に供給する。データ比較回路28は、このカ
ウンターデータCDと、DSP24からの演算処理デー
タS1を比較して、デジタルデータである演算処理デー
タS1に応じた幅のパルス出力PPを電源変調回路4側
にバッファ3を介して供給する。
【0025】図3は、図2の各要素における波形例を示
している。図3の(a)に示す水平同期出力パルスHP
Pは、図2のトランジスタ10のベースBに供給され
る。図3(b)の水平偏向電流検出回路17の検出電圧
Sと図3(c)の水平偏向電流検出波形は、HST13
の2次側の波形に対応している。図3(d)のカウンタ
ー27のデータCDは、図2に示すように図3(e)の
DSP24の出力データS1と比較されると、図3
(f)のPWM回路23のデータ比較回路28はパルス
出力PPを出力することができる。図2のDSP(演算
処理部)は、アナログ/デジタル変換部25から得られ
る水平偏向電流データのデジタルデータS2と、基準と
なる電圧および水平糸巻き歪補正用波形データを演算す
るようになっている。つまりこのDSP24は、基準と
なる電圧および水平糸巻き歪補正用波形データあるいは
水平偏向波形のサイズデータを演算によって求めること
ができる。このDSP24で得られる基準となる電圧
(データ)とは、水平サイズ制御回路の一巡ループゲイ
ンから決まる、基準画サイズに対応するデータであり、
偏向回路の素子バラツキ等を吸収して水平サイズを一定
にするよう調整によって可変することのできるものであ
る。
【0026】次に、図1と図2の水平偏向サイズ制御装
置10の動作について説明する。水平同期パルスHPが
水平同期回路18に供給されると、水平同期回路18は
水平同期出力パルスHPPを水平偏向回路40のトラン
ジスタ10AのベースBに供給する。水平偏向回路40
の水平偏向コイル14で流れる水平偏向電流を、水平偏
向電流の検出回路17が、HST13の2次側で検出し
て、その水平偏向電流に対応する検出電圧Sをアナログ
/デジタル変換部25に供給する。この水平偏向電流の
検出電圧Sは、アナログ/デジタル変換部25により、
アナログデータからデジタルデータに変換された後に、
水平偏向電流のデジタルデータS2としてDSP(演算
回路)24に供給される。DSP24では、このデジタ
ルデータS2に対して、DSP24の内部で演算して得
られた比較データと比較して、差分データを得る。この
比較データは、水平偏向波形のサイズや水平糸巻き歪補
正用の垂直周期でその値が変わるデータ等であり、基準
となる電圧を含んでいる。たとえば、DSP24では、
デジタルデータS2と、比較データ(Ref)の差分
(S2−Ref)データを取る。この差分データ(S2
−Ref)は、必要に応じてフィルタ処理が行われた後
に、演算処理データS1としてPWM回路23のデータ
比較回路28に供給される。
【0027】そして、PWM回路23のカウンター27
は、クロック発生回路26のクロック信号CLと水平同
期回路18からの水平同期出力パルスHPPに基づい
て、図3(d)に示すカウンターデータCDをデータ比
較回路28に出力する。データ比較回路28は、図3
(d)のカウンターデータCDと図3(e)のDSP2
4の演算処理データS1を比較することにより、図3
(f)のパルス出力PPを出力する。このパルス出力P
Pは、データ比較回路28からバッファ3を介して、電
源変調回路4に供給される。電源変調回路4は、この出
力パルスPPに基づいて、チョッパ制御により水平偏向
回路40の水平偏向コイル14に流れる水平偏向電流の
値を制御することになる。これにより、水平偏向コイル
に供給される水平偏向電流波形(水平偏向波形)のサイ
ズを、DSP24の内部で演算によって求められる基準
の電圧及び水平糸巻き歪補正データあるいは水平偏向波
形のサイズデータに基づいて、デジタルデータを用いて
制御することができる。
【0028】次に、図5は、図2の水平偏向サイズ制御
装置10において、電源投入時のメインルーチンMと、
電源投入後の上述したデジタルデータの処理例を示して
いる。図5においてT0は、所定の起動制御期間を示し
ており、1Vは、1 vertical周期(1垂直周
期)を示している。図5のメインルーチンMは、電源を
投入してからの監視をするルーチンであり、起動制御を
行うかどうかの判断を行う。メインルーチンMのステッ
プFC8では、電源がオンされて、ステップFC9では
時間の初期化が行われて、T=0にする。ステップFC
10では、期間Tと制御用のパラメータKの値を設定す
る。ステップFC11では、期間Tが、起動制御期間T
0より大きい場合、すなわち電源を投入してからの期間
が所定の起動制御期間T0を過ぎている場合には、ステ
ップFC13に移り通常処理用のサブルーチンSB1に
移る。そうでなく、電源投入してからの期間が所定の起
動制御期間T0以内である場合には、ステップFC12
に移り、電源投入時の処理ルーチンであるサブルーチン
SB2に移る。サブルーチンSB1では、ステップFC
1において垂直データの初期化を行う。すなわち、垂直
周波数、帰線時間、DSPの演算ステップ幅/数などの
設定を行なう。
【0029】ステップFC2において、図2のDSP2
4が基準データ(基準となる電圧)を含む比較データ
(Ref)の計算を行う。ステップFC3では、アナロ
グ/デジタル変換部25からDSP24に対してデジタ
ルデータS2を供給する。ステップFC4では、デジタ
ルデータS2から比較データRefの差分を計算し、ス
テップFC5ではフィルタ演算処理を行う。このフィル
タ演算処理とは、従来のアナログフィルタに相当する。
フィードバックループの応答を決めるデジタルフィルタ
の演算である。これによりステップFC6において、図
2のDSP24は、PWM回路23のデータ比較回路2
8に対して演算処理データS1を出力する。ステップF
C7では1垂直周期1Vが終了したかどうかを判断し
て、終了している場合にはステップFC1の垂直データ
の初期化に移り、終了していない場合には、ステップF
C2に戻る。
【0030】これに対して、メインルーチンMにおいて
ステップFC12において電源投入時の処理を行う場合
には、すなわち電源を投入してからの期間が起動制御期
間T0と等しいかそれより短かい場合には、サブルーチ
ンSP2に移り、ステップFC14において垂直データ
の初期化を行った後に、ステップFC15で基準データ
(基準の電圧)を含む比較データRefの計算を行う。
ステップFC16では、アナログ/デジタル変換部25
のデジタルデータS2がDSP24に供給されて、ステ
ップFC17ではパラメータK(S2−Ref)の計算
を行った後に、ステップFC18でフィルタ演算処理を
行う。これにより、ステップFC19ではDSP24か
らPWM回路23のデータ比較回路28に対して演算処
理データS1を出力する。ステップFC20では1垂直
周期1Vが終了したかどうかを判断して、終了していれ
ばステップFC14に移り、終了していなければステッ
プFC15に戻る。
【0031】サブルーチンSB2のステップFC17に
おいて、(S2−Ref)の値に対してパラメータKを
掛けているのは、電源投入時(起動時)に過渡応答で水
平偏向回路に過大電流が流れて偏向回路が破壊されない
ようにするためで、図2の例ではPWM回路23からの
パルス出力PPの幅が、起動時から計測された時間に比
例するような制御を行っている。すなわちメインルーチ
ンMにおいて、ステップFC11においてT≦T0の場
合であって起動制御から抜け出せない間は、図2のDS
P24における差分データの演算とフィルタ処理はサブ
ルーチンSB2で行うことになる。
【0032】図6は、図5のフローチャートのサブルー
チンSB2のステップFC17におけるパラメータKと
起動制御期間T0の関係の例を示している。パラメータ
Kは、0から1までの間の値であり、起動制御期間T0
は、パラメータKが0から1に増加するに従って比例し
て増加し、パラメータK=1になると起動制御期間T0
は一定になる。このようにするのは、一般的に電源投入
時に高電圧により起動を行うので、最初は高電圧ではな
く比較的低い電圧から徐々に高電圧まで上げていく必要
があり、このためにパラメータKは0から1までの値で
変化し、その起動制御期間T0に達するまでは、(S2
−Ref)の値を低く設定して、PWM回路23から出
力されたパルス出力PPの幅を、所定の起動制御期間T
0内で徐々に上げていく必要があるからである。
【0033】なお、実際のサブルーチン及びメインルー
チンの組み方はソフトウェアに依存するものであって、
例えば電源投入時からの計測時間が所定の起動制御期間
T0を超えた場合にはK=1として通常処理を行っても
よく、サブルーチンSB1とサブルーチンSB2の共通
部分を効率よく作成されるものである。起動制御の方法
に関してはこの方法に限らず、設定時間に達するまでの
間ミュート制御を行ってもよく、またパルス幅を一定値
に設定しておいても構わない。また、図2のパルス幅変
換部であるPWM回路23は、水平同期パルスの水平周
波数に対して十分高いクロックで動作するものであり、
クロック発生回路26は、水平周波数に対して十分高い
周波数のパルスを発生させるものである。これにより水
平サイズ方向のジッタ性能を向上することができる。さ
らに、図2の水平サイズ検出電圧である水平偏向電流の
検出電圧Sをデジタルデータに変換するアナログ/デジ
タル変換部(ADC:Analog toDigita
l Converter)25は、水平サイズ制御感度
に対して十分精度が取れるようなものであり、かつ、水
平糸巻き歪補正が垂直周期で行われるため、垂直周期の
波形に対して十分早く変換を行うことができるものであ
る。
【0034】従来のエラーアンプとアナログフィルタに
よって構成されていたループの応答を決めるフィルタを
デジタルフィルタに置き換え、水平偏向電流検出電圧S
をデジタルデータに変換する。これによって従来の糸巻
き歪補正波形発生器に使用していたDSP等のデジタル
演算器をデジタルフィルタと兼用することが可能とな
る。また、PWM回路をデジタル回路で構成することに
より、アナログ波形に変換することなくすべてデジタル
回路で構成することが可能となり、LSI化することに
より部品点数を大幅に削減することができ、また、ルー
プ応答制御や電源投入時の起動制御などをプログラムで
行うことが可能となる。以上のように説明を行ったが、
上記の処理はこの順番であるとは限らず、プログラミン
グですべてまとめて行うことも可能である。
【0035】以上のように、従来アナログで構成されて
いたエラーアンプとフィルタ回路をデジタルフィルタに
置き換え、PWM回路もデジタル的に発生させることに
より、従来利用されていた糸巻き歪補正用のデジタル演
算装置を兼用して使用できるようになり、PWM制御回
路を一度もアナログに変換することなくデジタルデータ
で処理することが可能となる。これによりフィルタ時定
数をプログラムすることができ、ループの応答を自由に
設定可能、電源投入時の起動制御をプログラムによって
設定可能である。さらに、異常動作時の保護などもプロ
グラムによって設定可能となる。また、従来アナログの
LSIで設計されていた部分をデジタルLSI化をする
ことにより、DAC用のローパスフィルタ(LPF)の
削除、HSAW波形のコンデンサの削除、ループフィル
タの削除をすることができる。
【0036】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形例を採用することができ
る。本発明に適用される陰極線管は、コンピュータのモ
ニタ用のディスプレイに限らず、テレビジョン受像機に
適用することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル的な構成にすることにより、従来利用されてい
た糸巻き歪補正用のデジタル演算部分を兼用して使用で
きることになり、パルス幅制御を行う部分において、信
号をアナログに変換することなくすべてデジタルデータ
で処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水平偏向サイズ制御装置の基本的構成
を示す図。
【図2】水平偏向サイズ制御装置のより具体的な構成を
示す図。
【図3】水平偏向サイズ制御装置の各部の波形例を示す
図。
【図4】同期分離回路等における各種波形例を示す図。
【図5】電源投入時において、起動制御期間が経過して
いる場合と経過していない場合の処理例を示す図。
【図6】図5のフローチャート内におけるパラメータK
と起動制御期間T0の関係を示す図。
【図7】従来の水平偏向サイズ制御装置を示す図。
【符号の説明】
10・・・水平偏向サイズ制御装置、17・・・水平偏
向電流の検出回路、18・・・水平同期回路、19・・
・垂直同期回路、23・・・PWM回路(パルス幅変換
部)、24・・・演算回路(DSP、演算処理部)、2
5・・・アナログ/デジタル変換部(ADC)、40・
・・水平偏向回路、S・・・水平偏向電流の検出電圧、
CL・・・クロック信号、HPP・・・水平同期出力パ
ルス、VPP・・・垂直同期出力パルス、S2・・・水
平偏向電流のデジタルデータ、S1・・・演算処理デー
タ、PP・・・出力パルス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期パルスに基づいて陰極線管の水
    平偏向コイルに与えられる水平偏向波形のサイズをパル
    ス幅を変えることで制御するための水平偏向サイズ制御
    装置であり、 前記水平偏向波形のサイズの検出電圧をアナログ/デジ
    タル変換するアナログ/デジタル変換部と、 デジタル値に変換された前記水平偏向波形の水平サイズ
    の検出電圧と、基準となる電圧および水平糸巻歪み補正
    用波形データを演算処理して演算処理データを出力する
    演算処理部と、 クロック信号を発生するクロック発生回路と、 前記クロック発生回路からの前記クロック信号に従っ
    て、前記演算処理部からの演算処理データをもとにし
    て、前記水平偏向波形のパルス幅を決めて出力するパル
    ス幅変換部と、を備えることを特徴とする水平偏向サイ
    ズ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス幅変換部は、 前記水平同期パルスと前記クロック発生回路からの前記
    クロック信号によりカウンターデータを生成するカウン
    ターと、 前記カウンターからの前記カウンターデータと、前記演
    算処理部からの前記演算処理データとを比較することで
    前記水平偏向波形のパルス幅を決定するデータ比較回路
    と、を有する請求項1に記載の水平偏向サイズ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記パルス幅変換部は、前記水平偏向波
    形の水平周波数に対して高いクロック数で動作し、前記
    クロック発生回路は、前記水平周波数に対して高い周波
    数のパルスを発生する請求項1に記載の水平偏向サイズ
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記アナログ/デジタル変換部は、前記
    水平偏向波形の水平サイズの制御感度に対して精度が取
    れ、前記水平糸巻き歪み補正を行うための垂直周期の波
    形に対して早い速度でアナログ/デジタル変換を行う請
    求項1に記載の水平偏向サイズ制御装置。
  5. 【請求項5】 水平同期パルスに基づいて陰極線管の水
    平偏向コイルに与えられる水平偏向波形のサイズをパル
    ス幅を変えることで制御するための水平偏向サイズ制御
    方法であり、 前記水平偏向波形のサイズの検出電圧を、アナログ/デ
    ジタル変換部によりアナログ/デジタル変換し、 デジタル値に変換された前記水平偏向波形の水平サイズ
    の検出電圧と、基準となる電圧および水平糸巻歪み補正
    用波形データを、演算処理部が演算処理して演算処理デ
    ータを出力し、 クロック発生回路からのクロック信号に従って、パルス
    幅変換部が前記演算処理部からの演算処理データをもと
    にして、前記水平偏向波形のパルス幅を決めて出力する
    ことを特徴とする水平偏向サイズ制御方法。
  6. 【請求項6】 前記パルス幅変換部では、 前記水平同期パルスと前記クロック発生回路からの前記
    クロック信号によりカウンターがカウンターデータを生
    成し、 前記カウンターからの前記カウンターデータと、前記演
    算処理部からの前記演算処理データとをデータ比較回路
    が比較することで前記水平偏向波形のパルス幅を決定す
    る請求項5に記載の水平偏向サイズ制御方法。
  7. 【請求項7】 前記水平偏向波形のパルス幅は、電源投
    入時の起動制御時間に比例して設定される請求項5に記
    載の水平偏向サイズ制御方法。
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