JP2001034056A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001034056A
JP2001034056A JP11205332A JP20533299A JP2001034056A JP 2001034056 A JP2001034056 A JP 2001034056A JP 11205332 A JP11205332 A JP 11205332A JP 20533299 A JP20533299 A JP 20533299A JP 2001034056 A JP2001034056 A JP 2001034056A
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JP
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developing
toner
image
developing device
housing
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JP11205332A
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English (en)
Inventor
Shigeru Tsukada
茂 塚田
Kimito Omori
公人 大森
Koji Morofuji
康治 諸藤
Hideki Kimura
秀貴 木村
Toru Tamura
徹 田村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤中のトナー濃度を正確に測定すること
により高画質の画像を形成することのできる画像形成装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 カラー複写機のロータリ現像装置の4つ
の現像器のうちのロータリの移動に伴って対向する位置
に移動してきた現像器の現像ロール23aのトナー濃度
を非接触で測定するトナー濃度センサ29を備え、この
トナー濃度センサ29が、測定対象の現像ロール23a
のハウジング23bから露出した部分のうちの、この現
像ロール23aが感光体に対向した位置にあるときに感
光体から作用を受ける領域Z1から外れた点Pを中心と
した測定領域Z2のトナー濃度を測定する位置に配備し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機やプリンタなどに用いられる画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置にお
いて、像担持体上に画像情報に基づく静電潜像を形成し
その静電潜像をキャリアおよびトナーからなる現像剤で
現像して像担持体上にトナー像を形成しそのトナー像を
所定の被転写体に転写する方式の画像形成装置が広く知
られている。この方式の画像形成装置では、画像濃度を
適正に制御するために現像剤中のトナー濃度を制御する
必要があるが、そのためには、現像装置内の現像剤中の
トナー濃度を正確に測定しなければならない。そこで、
トナー濃度を正確に測定するための種々の工夫がなされ
ている。
【0003】例えば、特開平4−349480号公報に
は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
K(ブラック)の4つの現像器からなるロータリ現像装
置を用いた画像形成装置において、現像位置以外にある
現像器の現像ロールに対向した位置にトナー濃度センサ
を設け、現像ロール上のトナー濃度を非接触で測定する
ようにした画像形成装置が開示されている。
【0004】一般に、ロータリ現像装置では、Y,M,
C,Kそれぞれの現像器が感光体ドラムに対向する現像
位置にセットされた4つの現像位置と、ロータリの移動
が停止した待機状態における、いずれの現像器も現像位
置にはない位置、いわゆるホーム位置とが設定されてい
る。画像形成装置の電源投入直後や紙づまりなどの異常
動作の後は、ロータリ現像装置の回転位置が不明となっ
てしまうため、画像形成装置に備えられた制御系は、ロ
ータリ現像装置を回転させてホーム位置を探し、ホーム
位置で停止する。また、正常な画像形成が終了した後に
はホーム位置に戻りロータリ現像装置を停止させる。そ
して画像形成時は必ずホーム位置からロータリ回転が開
始され第1色目の現像器を感光体ドラムに対向した現像
位置にセットさせてから現像動作が開始される。
【0005】図12は、従来のロータリ現像装置の白黒
モード(a)およびフルカラーモード(b)におけるロ
ータリの回転位置を示す模式図である。
【0006】図12(a)および図12(b)に示すよ
うに、このロータリ現像装置では、K,Y,M,Cの4
つの現像器が、矢印A方向へのロータリの回転に伴いK
YMCの順に感光体ドラムに対向する現像領域Dに移動
するように配置されている。このロータリ現像装置のホ
ーム位置HP、すなわちロータリの移動が停止した待機
状態における回転位置は、白黒モードにおけるファース
トプリントアウトタイムを短縮するために、K現像器
が、感光体ドラムに対向する現像領域Dよりも回転角度
で45度手前の位置K0にある状態に設定されている。
従って、白黒モードでは、図12(a)に示すように、
ロータリ現像装置は、スタート前のホーム位置HPか
ら、プリント動作が開始されると、すぐ隣のK現像位置
KPに移動してK現像器による現像が行われ、プリント
終了後は矢印A方向に315度回転して再びホーム位置
HPに戻る。
【0007】一方、フルカラーモードでは、図12
(b)に示すように、色順がYMCKとなっているた
め、スタート前のホーム位置HPから、Y現像位置Y
P、M現像位置MP、C現像位置CP、K現像位置KP
の順に、コピー枚数に相当する回数だけロータリが回転
し、プリント終了後は再びホーム位置HPに戻る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記の例では
どちらのモードでも、最後にはK現像位置KPからホー
ム位置HPへと戻る動作行われるが、その際にY、M、
Cの各現像器は、現像ロールの回転が停止した状態のま
まで、感光体ドラムと対向する現像領域Dを通過するこ
とになる。また、電源投入直後や紙づまりなどの異常動
作後は、ロータリ現像装置の位置探しのためにロータリ
が回転するため全色の現像器の現像ロールが非回転状態
のまま、感光体ドラムと対向する現像領域Dを通過する
ので、現像ロール上に形成されている現像剤層は感光体
ドラムに接触する。このとき、感光体電位と現像ロール
に印加されている現像バイアスとの大小関係により、接
触部分の現像剤層中のトナーは、感光体ドラム側に現像
されるか、あるいは現像ロール側に引き付けられるかす
るという現象が起きる。
【0009】図13は、感光体ドラムと現像ロール上の
現像剤層とが接触している状態を示す図である。
【0010】この例では、感光体の電位は画像形成が終
了しているため帯電状態の−700Vのままであり、現
像バイアスは通常画像形成時と同じ−560Vであると
すると、負帯電している現像剤層L中のトナーは、白紙
部現像時と同様、静電的に現像ロール側に引き付けられ
る。
【0011】図14は、現像剤層中のトナーが現像ロー
ル側に引き付けられた状態の断面図(a)および現像ロ
ール表面にスジが生じた状態を示す図(b)である。
【0012】図14(a)に示すように、感光体ドラム
と接触する現像領域Dの現像剤層L中のトナーtは静電
的に現像ロール側に引き付けられるため、現像領域D付
近の現像剤層L表面のトナー濃度は他の部分の現像剤層
のトナー濃度に比べて低下する。この現象は、現像ロー
ルの軸方向に沿う全面で発生するので、図14(b)に
示すように、現像剤層表面には軸方向に沿う筋状の低ト
ナー濃度のスジSが生じる。
【0013】従って、通常行われているように、現像位
置以外にある現像器の現像ロールに対向した位置にトナ
ー濃度センサを設けて現像ロール上のトナー濃度を測定
すると、図14(b)に示した筋Sに相当する部分の現
像剤層表面を測定することになるため、現像剤層全体の
トナー濃度よりも低い測定値を検出してしまうという問
題がある。上記の例とは逆に、現像領域Dの現像剤層中
のトナーが感光体ドラム側に引き付けられた場合もトナ
ーは感光体へ移動してしまうため、同じように現像剤層
全体のトナー濃度よりも低い測定値を検出してしまう。
【0014】このように、現像剤層中のトナー濃度が部
分的に低下した状態は、現像ロールを回転することによ
り解消されるが、一般的に、現像ロールは、現像位置に
停止したとき以外は回転させることはできないようにな
っており、現像位置からホーム位置に戻るときに瞬間的
に感光体ドラムと接触しても現像ロールは回転できな
い。
【0015】本発明は、上記事情に鑑み、現像剤中のト
ナー濃度を正確に測定することにより高画質の画像を形
成することのできる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の画像形成装置は、表面に静電潜像が形成され
る像担持体、内部にトナー貯蔵部を有するハウジング
と、そのハウジングから一部が露出し、そのハウジング
内部のトナーを、そのハウジングから露出した、上記像
担持体に対向した位置に搬送する現像ロールとを備え
た、相互に異なる色のトナーを貯蔵した複数の現像器を
具備し、これら複数の現像器を順次に上記像担持体に近
接あるいは接触した位置に移動させる現像装置、および
上記現像装置による静電潜像の現像により上記像担持体
上に形成されたトナー像を所定の被転写体に転写する転
写手段を有する画像形成装置において、上記複数の現像
器のうちの、所定の測定位置に移動してきた現像器の現
像ロールのトナー濃度を非接触で測定するトナー濃度セ
ンサと、上記トナー濃度センサで測定されたトナー濃度
に基づいて画像濃度を制御する濃度制御手段とを備え、
上記トナー濃度センサは、測定対象の現像器の現像ロー
ルの、その現像器のハウジングから露出した部分のうち
の、その現像ロール上のトナーが上記像担持体に対向し
た位置にあるときにその像担持体から作用を受ける領域
から外れた点を中心とした所定の測定領域のトナー濃度
を測定するものであることを特徴とする。
【0017】また、上記目的を達成する本発明の第2の
画像形成装置は、表面に静電潜像が形成される像担持
体、内部にトナー貯蔵部を有するハウジングと、そのハ
ウジングから一部が露出し、そのハウジング内部のトナ
ーを、そのハウジングから露出した、上記像担持体に対
向した位置に搬送する現像ロールとを備えた、相互に異
なる色のトナーを貯蔵した複数の現像器を具備し、これ
ら複数の現像器を順次に上記像担持体に近接あるいは接
触した位置に移動させる現像装置、および上記現像装置
による静電潜像の現像により上記像担持体上に形成され
たトナー像を所定の被転写体に転写する転写手段を有す
る画像形成装置において、上記複数の現像器のうちの、
所定の測定位置に移動してきた現像器の現像ロールのト
ナー濃度を非接触で測定するトナー濃度センサと、上記
トナー濃度センサで測定されたトナー濃度に基づいて画
像濃度を制御する濃度制御手段とを備え、上記現像装置
は、上記複数の現像器を用いて順次に現像を行うフルカ
ラーモードにおいて最後に現像を行う現像器が上記像担
持体に対し隣接した状態に移動した位置を、複数の現像
器の移動が停止した待機状態におけるホーム位置とする
ものであることを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成する本発明の第3の
画像形成装置は、表面に静電潜像が形成される像担持
体、内部にトナー貯蔵部を有するハウジングと、そのハ
ウジングから一部が露出し、そのハウジング内部のトナ
ーを、そのハウジングから露出した、上記像担持体に対
向した位置に搬送する現像ロールとを備えた、相互に異
なる色のトナーを貯蔵した複数の現像器を具備し、これ
ら複数の現像器を順次に上記像担持体に近接あるいは接
触した位置に移動させる現像装置、および上記現像装置
による静電潜像の現像により上記像担持体上に形成され
たトナー像を所定の被転写体に転写する転写手段を有す
る画像形成装置において、上記複数の現像器のうちの、
所定の測定位置に移動してきた現像器の現像ロールのト
ナー濃度を非接触で測定するトナー濃度センサと、上記
トナー濃度センサで測定されたトナー濃度に基づいて画
像濃度を制御する濃度制御手段とを備え、上記複数の現
像器は、それぞれY,M,C,Kの各色トナーが貯蔵さ
れた4台の現像器からなり、上記トナー濃度センサは、
上記複数の現像器を用いて順次に現像を行うフルカラー
モードにおける、Y,M,Cのうちの1色目のトナーに
よる現像を行う現像器が上記像担持体に対向した位置に
移動したときの、K色のトナーによる現像を担当する現
像器の現像ロールのトナー濃度を測定する位置に配備さ
れたものであることを特徴とする。
【0019】ここで、Y,M,C,Kとは、それぞれイ
エロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの各色を表
す記号である。
【0020】また、上記目的を達成する本発明の第4の
画像形成装置は、表面に静電潜像が形成される像担持
体、内部にトナー貯蔵部を有するハウジングと、そのハ
ウジングから一部が露出し、そのハウジング内部のトナ
ーを、そのハウジングから露出した、上記像担持体に対
向した位置に搬送する現像ロールとを備えた、相互に異
なる色のトナーを貯蔵した複数の現像器を具備し、これ
ら複数の現像器を順次に上記像担持体に近接あるいは接
触した位置に移動させる現像装置、および上記現像装置
による静電潜像の現像により上記像担持体上に形成され
たトナー像を所定の被転写体に転写する転写手段を有す
る画像形成装置において、上記複数の現像器のうちの、
所定の測定位置に移動してきた現像器の現像ロールのト
ナー濃度を非接触で測定するトナー濃度センサと、上記
トナー濃度センサで測定されたトナー濃度に基づいて画
像濃度を制御する濃度制御手段と、上記トナー濃度セン
サによる、現像ロール上のトナー濃度測定が、測定対象
の現像器が待機状態から抜け出して画像形成が1枚以上
行われた後次の待機状態に戻る前に行われるように、測
定タイミングを制御する測定タイミング制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0021】また、上記目的を達成する本発明の第5の
画像形成装置は、表面に静電潜像が形成される像担持
体、内部にトナー貯蔵部を有するハウジングと、そのハ
ウジングから一部が露出し、そのハウジング内部のトナ
ーを、そのハウジングから露出した、上記像担持体に対
向した位置に搬送する現像ロールとを備えた、相互に異
なる色のトナーを貯蔵した複数の現像器を具備し、これ
ら複数の現像器を順次に上記像担持体に近接あるいは接
触した位置に移動させる現像装置、および上記現像装置
による静電潜像の現像により上記像担持体上に形成され
たトナー像を所定の被転写体に転写する転写手段を有す
る画像形成装置において、上記複数の現像器のうちの、
所定の測定位置に移動してきた現像器の現像ロールのト
ナー濃度を非接触で測定するトナー濃度センサと、上記
トナー濃度センサで測定されたトナー濃度に基づいて画
像濃度を制御する濃度制御手段と、上記トナー濃度セン
サによるトナー濃度測定対象の現像器の、移動と現像の
履歴に応じてその測定の結果得られた測定値に補正を加
える補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0023】図1は、本発明の画像形成装置が適用され
るカラー複写機についての実施形態を示す概略構成図で
ある。
【0024】図1に示すように、このカラー複写機1
は、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム20と、
感光体ドラム20の表面を予め帯電する帯電コロトロン
21と、原稿222の画像情報を読み取るスキャナ部2
2と、帯電コロトロン21により帯電された感光体ドラ
ム20上に静電潜像を書込むラスタ走査装置228(以
下、ROSと記す)と、静電潜像をキャリアおよび互い
に異なる色のトナーからなる現像剤で現像して感光体ド
ラム20上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の4色のトナー像を形成する4
つの現像器23Y,23M,23C,23Kからなるロ
ータリ現像ユニット23と、感光体ドラム20上に形成
されたトナー像を転写ドラム31に転写する転写コロト
ロン42とを備えている。
【0025】ロータリ現像ユニット23は、内部にトナ
ー貯蔵部23cを有するハウジング23bおよびハウジ
ング23bから一部が露出し、ハウジング23b内部の
トナーを、ハウジング23bから露出した、感光体ドラ
ム20に対向した位置に搬送する現像ロール23aを備
えた、相互に異なる色のトナーを貯蔵した4つの現像器
23Y,23M,23C,23Kを具備し、これら4つ
の現像器をロータリ式に順次に感光体ドラム20に近接
あるいは接触した位置に移動させるように構成されてい
る。
【0026】なお、本実施形態における感光体ドラム2
0は、本発明にいう像担持体に相当するものであり、ま
た、本実施形態における帯電コロトロン21、スキャナ
部22、およびROS228は、本発明にいう静電潜像
形成手段に相当するものであり、また、本実施形態にお
けるロータリ現像ユニット23は、本発明にいう現像装
置に相当するものであり、また、本実施形態における転
写ドラム31は、本発明にいう被転写体に相当するもの
であり、また、本実施形態における転写コロトロン42
は、本発明にいう転写手段に相当するものである。
【0027】なお、本発明の画像形成装置における現像
装置は、ロータリ式のものに限られるものではなく、例
えば複数の現像器をスライド式に順次に像担持体に近接
あるいは接触した位置に移動させる方式のものを用いて
もよい。
【0028】また、このカラー複写機1は、感光体ドラ
ム20上に形成された基準パッチトナー像のトナー付着
量を検出する光センサ28、および4つの現像器23
Y,23M,23C,23Kのうちの、ロータリ式の移
動に伴ってトナー濃度測定位置Mに移動してきた現像器
の現像ロール23aのトナー濃度を非接触で測定するト
ナー濃度センサ29を備えている。
【0029】このトナー濃度センサ29は、測定対象の
現像器の現像ロール23aの、現像器のハウジングから
露出した部分のうちの、その現像ロール上のトナーが感
光体ドラム20に対向した位置にあるときに感光体ドラ
ム20から作用を受ける領域から外れた点を中心とした
所定の測定領域のトナー濃度を測定する。このトナー濃
度センサ29の、測定対象の現像器との相対的な位置関
係については、後述の実施例に基づき詳述する。
【0030】さらにこのカラー複写機1は、上記のトナ
ー濃度センサ29で測定されたトナー濃度に基づいて画
像濃度を制御するコントローラ74(図2参照)を備え
ている。
【0031】なお、本実施形態におけるコントローラ7
4は、本発明にいう濃度制御手段に相当するものであ
る。
【0032】スキャナ部22は、プラテン221上にセ
ットされた原稿222に光ビームを照射する露光ランプ
223と、この露光ランプ223を原稿222領域に亘
って移動させるキャリッジ224と、露光ランプ223
による原稿222面からのビームを所定の経路に沿って
導く反射ミラー225と、原稿222面からのビームを
各色成分毎のデジタル信号に変換するCCDセンサ22
6と、原稿222面からのビームをCCDセンサ226
部位に結像させる結像レンズ227とから構成されてい
る。
【0033】ROS228は、CCDセンサ226で取
り込んだ各色成分の画像データに基づいてレーザビーム
を照射する半導体レーザ228a、半導体レーザ228
aからのビームを感光体ドラム20の主走査方向に亘っ
て振り分け偏向するポリゴンミラー228b、半導体レ
ーザ228aからのビームを感光体ドラム20の主走査
方向ラインに沿って結像させる結像レンズ228c、お
よびビーム経路を規制する反射ミラー228dにより構
成されている。
【0034】また、感光体ドラム20に対する静電潜像
の書込位置と現像位置との間には感光体ドラム20の帯
電電位を測定する電位計27が配設される一方、現像位
置と転写位置との間には感光体ドラム20上に形成され
た基準パッチトナー像の濃度を測定する光センサ28が
配設されている。この光センサ28は、LEDによって
感光体ドラム20を照射し、その反射光量をフォトダイ
オードで測定する反射型光センサである。さらに、この
カラー複写機1には機内の相対湿度を測定する湿度計
(図示せず)が設けられている。
【0035】さらに、感光体ドラム20の周辺には、感
光体ドラム20上の残留トナーを除去するクリーナ2
5、感光体ドラム20上の残留電荷を除去するイレーズ
ランプ26が備えられている。
【0036】転写ドラム31は、周面に記録シート30
を巻付け保持し、この記録シート30に感光体ドラム2
0上の各色成分トナー像を順次多重転写する。この転写
ドラム31には、記録シート30保持時に記録シート3
0を帯電させて転写ドラム31に吸着させる吸着コロト
ロン41と、感光体ドラム20上のトナー像を記録シー
ト30に転写する転写コロトロン42と、最終色の転写
工程が終了した記録シート30を除電する転写コロトロ
ン43と、最終色の転写工程が終了した記録シート30
上の電荷を除去するクリーニング除電コロトロン44
と、最終色の転写工程が終了した記録シート30に付着
した紙粉などを清掃するクリーニングブラシ45と、記
録シート30を転写ドラム31から剥離する時に記録シ
ート30を内側から押し上げる内押しロール46と、記
録シート30を転写ドラム31から剥離する剥離フィン
ガ47と、シート供給カセット(図示せず)から供給さ
れた記録シート30を各モードに応じた所定のタイミン
グで吸着コロトロン41部位へ搬送するシート搬送系4
8とが設けられている。
【0037】さらに、このカラー複写機1には、転写工
程の終了した記録シート30を挿通させ、記録シート3
0上に未定着トナー像を定着させる、内部にヒータが内
蔵された加熱ロール51と、この加熱ロール51に圧接
配置される加圧ロール52とからなる定着器50が備え
られており、転写ドラム31からの記録シート30が案
内プレート53を介して定着器50へ搬送されるように
なっている。さらに、定着器50を通過した記録シート
30を搬送するフューザ出口ロール54、定着器50を
通過した記録シート30の後端検出用のフューザ出口ス
イッチ55、定着された記録シート30が収容される排
出トレイ56、排出トレイ56へ記録シート30を送出
するための出口ロール57が備えられている。
【0038】次に、このカラー複写機における制御系に
ついて説明する。
【0039】図2は、本発明の実施形態のカラー複写機
における制御系のブロック図である。
【0040】図2には、図1に示したカラー複写機1の
制御系10を構成するスキャナ部11、画像処理部1
2、光学部13、および画像形成部14のブロック図が
示されている。
【0041】スキャナ部11において、CCDセンサ2
26で読み取られた画像データは増幅器60で適当なレ
ベルまで増幅された後、A/D変換器61で8ビットの
デジタル信号に変換され、シェーディング補正、ギャッ
プ補正の後に濃度変換器62で反射率データから濃度デ
ータに変換されて画像処理部12に送られる。
【0042】画像処理部12に送られた画像データは、
先ず色変換部63でカラー複写機1としての基本的な画
像処理、すなわち色信号変換、墨再生(UCR)、MT
F処理などが行われ、ブラック、イエロー、シアンおよ
びマゼンタの各色の画像データに変換される。次に、各
色の画像データは第1ガンマ補正部64に送られ、各複
写機のROS228および画像形成部14に固有の階調
特性に合わせて色階調の補正が行われる。
【0043】第1ガンマ補正部64による補正が終了し
た画像データは、D/A変換器68でアナログ画像デー
タに変換された後、第2セレクタ73を経て比較器69
に送られ、比較器69で三角波発生器70から送出され
る所定周期の信号と比較されパルス幅変調による二値の
画像データに変換される。
【0044】図3は、本実施形態における比較器による
画像データの二値化処理の説明図である。
【0045】図3に示すように、入力されたアナログ画
像データAを三角波発生器70(図2参照)で発生した
三角波Tと比較し、アナログ画像データAが三角波Tよ
り大きい部分を「0」、小さい部分を「1」として画像
データを二値化する。こうして得られた二値画像データ
Bは光学部13(図2参照)のレーザドライバ71に送
られ、画像データが「0」の時にROS228の半導体
レーザ228aがオフに操作され、画像データが「1」
の時にオンに操作されて感光体ドラム20上に静電潜像
が形成される。
【0046】図2に戻り制御系10の説明を続ける。
【0047】画像処理部12には感光体ドラム20上に
基準パッチトナー像を形成する際にその画像信号を発生
するパッチ信号発生手段72が設けられており、画像面
積率50%の基準パッチデータを生成する。前述のアナ
ログ画像データおよび基準パッチデータはコントローラ
74によって制御される第2セレクタ73に入力され、
いずれか一方のデータのみが上記比較器69で三角波と
比較されて二値化される。
【0048】また、画像形成部14には、電位計27、
光センサ28、およびトナー濃度センサ29からの信号
に基づいて感光体ドラム20上に形成されるトナー像の
濃度を制御するためのコントローラ74、このコントロ
ーラ74の制御信号に応じて帯電器21のグリッド電圧
Gを変更する帯電器制御部75、同様にコントローラ
74の制御信号に応じてロータリ現像ユニット23の各
現像器に印加する現像バイアス電圧VBを変更する現像
バイアス制御部76が設けられている。また、ロータリ
現像ユニット23の各現像器にはトナー供給装置77が
接続されており、コントローラ74の制御信号に応じて
各現像器へのトナー補給を行うようになっている。さら
に、上記コントローラ74は光学部13のレーザ光量制
御部78に対しても制御信号を送出しており、レーザド
ライバ71を介してROSS228の半導体レーザ22
8aの発光量が調整されるようになっている。
【0049】図1に戻り、このカラー複写機1による画
像形成動作について説明する。
【0050】先ず、ユーザが、画像形成モードとしてフ
ルカラーモードを選択し、コピースタートスイッチ(図
示せず)を押下すると、原稿222の走査が開始され、
感光体ドラム20上にイエローYに対応する静電潜像の
書き込みが行われる。一方、ロータリ現像ユニット23
は、所定のホーム位置から回転を開始し、イエロー現像
器23Yが感光体ドラム20との対向位置にセットさ
れ、上記イエローYに対応する静電潜像はイエロー現像
器23Yによって書込タイミングから少し遅れて現像さ
れる。この時、トナー濃度測定位置Mに配備されたトナ
ー濃度センサ29と対向した位置にある現像器は、トナ
ー濃度センサ29により、現像ロール上の現像剤中トナ
ー濃度が測定される。感光体ドラム20上に形成された
イエローYのトナー像は、転写ドラム31上に保持され
た記録シート30に転写される。イエロー現像器23Y
による現像工程が終了すると、転写ドラム31が1回転
サイクルを終了する迄の間に現像器の交換が行われる。
すなわち、ロータリ現像ユニット23を90度回転させ
ることによってマゼンタ現像器23Mが感光体ドラム2
0との対向位置にセットされる。
【0051】以降は転写ドラム31の1回転サイクル毎
にこれらの動作が繰り返され、その度毎にマゼンタM、
シアンC、およびブラックKのトナー像が感光体ドラム
20から転写ドラム31上に保持された記録シート30
に転写され、記録シート30上には4色のトナー像によ
る重ね合わせトナー像が形成される。そして、最終色の
ブラックKのトナー像の記録シート30への転写が終了
した後、記録シート30は転写ドラム31から剥離さ
れ、定着器50を経て排出トレイ56に排出される。そ
れとともに、ロータリ現像ユニット23は所定のホーム
位置に戻る。
【0052】このロータリ現像ユニット23がホーム位
置に戻る際に、Y,M,Cの各現像器の現像ロールが感
光体ドラム20と接触し、現像ロール上の現像剤層に前
述のスジS(図14(b)参照)が発生する。
【0053】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。 [第1の実施例]この第1の実施例は、本発明の第1の
画像形成装置に相当するものであり、図1に示すよう
に、K,Y,M,Cの4つの現像器23K,23Y,2
3M,23Cからなるロータリ現像装置23を備えたカ
ラー複写機1に適用されるものである。このロータリ現
像装置23の4つの現像器は、図1に示すように、矢印
A方向へのロータリの回転に伴いKYMCの色順で4つ
の現像器23K,23Y,23M,23Cが感光体ドラ
ム20に対向する現像領域Dに移動するように配置され
ている。
【0054】このロータリ現像装置のホーム位置、すな
わちロータリの移動が停止した待機状態における回転位
置は、図12に示したロータリ現像装置と同様、C現像
器が感光体ドラムに対向する現像領域Dを通過した直後
のC現像器とK現像器との中間部分が感光体ドラムに対
向する位置にあるように設定されている。これは、白黒
モードの場合に、K現像器が感光体ドラムとの対向位置
に到達するまでの距離を短くすることによりファースト
プリントアウトタイムを短縮するためである。
【0055】なお、本実施例では、フルカラーの色順は
YMCKの順としているが、この色順は、それぞれの画
像形成装置におけるトナーの色材の種類や発色性、転写
方式の種類などにより最適な色順を任意に設定すること
ができる。
【0056】この第1の実施例では、図1に示すよう
に、感光体ドラム20に対向した現像領域Dにある現像
器23Kの位置からロータリ回転方向Aに180度回転
した位置にある現像器23Mに対向する測定位置Mにト
ナー濃度センサ29が配備されている。トナー濃度セン
サとしては、従来よく知られている非接触式のトナー濃
度センサを用いることができる。
【0057】図4は、第1の実施例におけるトナー濃度
センサの詳細な配備位置を示す図である。
【0058】図4に示すように、トナー濃度センサ29
は、測定対象の現像器の現像ロール23aの、ハウジン
グ23bから露出した部分のうちの、その現像ロール2
3a上の現像剤層23cが感光体ドラム20(図1参
照)に対向した現像領域Dにあるときに感光体ドラム2
0から作用を受ける領域、すなわち、スジ発生領域Z1
の中心から角度αだけ外れた点Pを中心とした測定領域
Z2のトナー濃度を測定する位置に配備されている。具
体的には、図4に示した例では、点Pがスジ発生領域Z
1の中心から外れた角度αは20度であり、測定領域Z
2の直径は6mmであり、トナー濃度センサ29と現像
ロール23aとの距離dは6mmである。
【0059】図5は、図4に示した角度αとスジ発生に
よるトナー濃度センサの測定誤差との関係を示す図であ
る。
【0060】図5に示すように、スジ発生によるトナー
濃度の測定誤差は、角度αを20度程度とすることによ
り大幅に減少させることができる。しかし、この角度α
をこれ以上大きくすると逆に現像ロールのハウジングか
ら露出した部分以外の部分を測定してしまう危険が生じ
るので本実施例では20度としている。
【0061】このように、トナー濃度センサ29を、測
定対象の現像器の現像ロールの、ハウジングから露出し
た部分のうちの、その現像ロール上のトナーが感光体ド
ラムに対向した位置にあるときに感光体ドラムから作用
を受ける領域、すなわち、スジ発生領域から外れた点を
中心とした所定の測定領域のトナー濃度を測定する位置
に配備することにより、現像剤層にスジが発生すること
によるトナー濃度測定誤差を減少させることができる。 [第2の実施例]この第2の実施例は、本発明の第2の
画像形成装置に相当するものであり、ロータリ現像装置
としては、第1の実施例におけるロータリ現像装置と同
様のものが用いられる。
【0062】このロータリ現像装置では、図12(b)
に示すように、フルカラーモードでのホーム位置HP
は、最終色のK現像器が、感光体ドラムと対向するK現
像位置KPからロータリ回転方向に315度回転した位
置となっているため、最終色のK現像後にホーム位置H
Pに戻るまでの間にY,M,Cの各現像器の現像ロール
上の現像剤層が感光体ドラムと接触してスジS(図14
参照)を発生させる。そこで、第2の実施例では、フル
カラーモードにおいて、最後に現像を行う現像器が感光
体ドラムに対し隣接した状態に移動した位置をホーム位
置としている。
【0063】図6は、第2の実施例におけるホーム位置
および各現像器の現像位置を示す図である。
【0064】図6に示すように、第2の実施例では、フ
ルカラーモードにおいて最後に現像を行うK現像器に隣
接した位置をホーム位置HPとしている。すなわち、図
6では、最終色のK現像器の現像位置PKからロータリ
回転方向Aに45度回転した状態で、K現像器とY現像
器の中間の部分が感光体ドラムと対向する位置となるよ
うに設定されている。このようにホーム位置HPを設定
することにより、最終色のK現像後、K現像位置KPか
らホーム位置HPに移動するまでの間にいずれの現像器
も感光体ドラムと接触することがなくなり、スジの発生
を防止することができ、従ってスジによるトナー濃度測
定誤差を減少させることができる。
【0065】なお、第2の実施例の変形例として、図7
に示すように、図6に示したロータリ現像装置のフルカ
ラーモードにおける色順YMCKとは異なり、色順をK
YMCとしたロータリ現像装置を用いることができる。
【0066】図7は、第2の実施例における色順を変更
した変形例を示す図である。このように、最後に現像を
行うC現像器に隣接した位置を、ホーム位置HPとする
ことにより、ホーム位置HPは、C現像器が感光体ドラ
ムに対向する現像領域を通過した直後のC現像器とK現
像器との中間の部分が感光体ドラムと対向する位置とな
るように設定されている。このように、フルカラーモー
ドにおいて最後に現像を行う現像器が感光体ドラムに対
し隣接した状態に移動した位置をホーム位置とすること
によりスジの発生を防止することができる。
【0067】ただし、上記の第2の実施例のうちの最初
にあげた図6の例では、白黒モードの場合に、K現像器
をホーム位置PHからK現像位置KPまで移動させる距
離が長くなるため、画像形成装置によってはファースト
プリントアウトタイムが長くなることがある。ただし、
ロータリ径が小さかったり、回転速度が十分速ければほ
とんど問題にはならない。
【0068】また、図7に示した第2の実施例の変形例
では、色順が変更されているため、色の発色性などが本
来の狙いから外れるかもしれないという懸念があるので
それに対する補正が必要である。さらに、これら両方の
例ともに、電源投入直後や紙詰まりなどの異常動作後、
ロータリ現像装置の位置探しのためにロータリが1回転
以上回転することにより発生するスジを防止することは
できないという問題がある。 [第3の実施例]この第3の実施例は、本発明の第3の
画像形成装置に相当するものであり、ロータリ現像装置
としては、第1の実施例におけるロータリ現像装置と同
様のものが用いられる。
【0069】トナー濃度センサは、フルカラーモードに
おける、Y,M,Cのうちの1色目のトナーによる現像
を行う現像器が感光体ドラムに対向した位置に移動した
ときの、K色のトナーによる現像を担当するK現像器の
現像ロールのトナー濃度を測定する位置に配備される。
【0070】図8は、反射光測定方式のトナー濃度セン
サを用いた場合のKトナーおよびカラートナーのセンサ
感度曲線を示す図である。
【0071】図8に示すように、Y,M,Cのカラート
ナーでは、トナー濃度の増加につれてセンサ出力が増加
しているが、Kトナーでは、トナー濃度が増加してもセ
ンサ出力はほとんど増加しない。これは、Kトナーは光
をほとんど吸収してしまうため、トナー像からの反射光
の強度によりトナー濃度を測定する方式のトナー濃度セ
ンサからの出力は極めて低く、トナー濃度が増加しても
センサ出力はほとんど変化しない。
【0072】そこで、Kトナーとして、光を吸収するカ
ーボンを使用せずに、Y,M,Cの色材を混合して光セ
ンサにも感度のあるKトナーを作製し、それを用いるこ
とにより上記の問題を解決することができる。また、K
についてはトナー濃度センサでの濃度測定を行わずに、
感光体ドラム上に形成された基準パッチトナー像の濃度
を測定するようにすることも有効な解決策である。
【0073】図9は、第3の実施例におけるトナー濃度
センサの配備位置を示す図である。
【0074】図9に示すように、ロータリ現像装置とし
ては、第1の実施例のロータリ現像装置と同様のものが
用いられ、ホーム位置HPおよびフルカラーモードにお
ける色順も第1の実施例と同様である。しかし、光トナ
ー濃度センサ29の配備位置が第1の実施例とは異なっ
ており、フルカラーモードにおけるYMCの色順のうち
第1色目であるY現像時にK現像器が対向する位置、す
なわちK現像器がロータリの0時に相当する位置に光ト
ナー濃度センサ29を配備する。こうすることにより、
図9におけるY現像位置YPでは、K現像器がトナー濃
度センサ29に対向する位置にあるが、このときK現像
器についてのトナー濃度測定は行わない。そして、以降
は、M現像位置MP、C現像位置CP、K現像位置KP
の各位置においてM,C,Kの現像が行われる時に、ト
ナー濃度センサ29はそれぞれY現像器、M現像器、お
よびC現像器のトナー濃度を測定する。
【0075】この実施例では、トナー濃度測定が行われ
るY現像器、M現像器、およびC現像器は、すべて自分
自身の色Y,M,Cの現像が終了してからトナー濃度測
定が行われる。従って、現像ロールが回転してスジが解
消された後にトナー濃度測定が行われるため、前回プリ
ント終了時にスジが発生していても、自分自身の色の現
像動作に伴う現像ロールの回転により現像剤層がリフレ
ッシュされてスジは解消され、その後のトナー濃度測定
には問題が起こらなくなる。
【0076】このように、フルカラー画像形成時のY,
M,Cのうちの第1色目のYの現像位置YPの時にK現
像器に対向する位置にトナー濃度センサを設けることに
よりスジの発生を防止することができる。
【0077】なお、第3の実施例では、K現像器につい
てはトナー濃度センサ29によるトナー濃度測定を行わ
ないので、他の手段、例えば前述のように、感光体ドラ
ム上に形成された基準パッチトナー像の濃度を測定する
などの代替手段がとられる。 [第4の実施例]第4の実施例は、本発明の第4の画像
形成装置に相当するものである。この第4の実施例は、
ハード的な解決策ではなく、ソフトのアルゴリズムによ
る解決策であり、トナー濃度センサによる、現像ロール
上のトナー濃度測定が、測定対象の現像器が待機状態か
ら抜け出して画像形成が1枚以上行われた後次の待機状
態に戻る前に行われるように、測定タイミングを制御す
る測定タイミング制御手段を備えている。なお、この測
定タイミング制御手段は、図2に示す制御系10のコン
トローラ74内に形成される。
【0078】この実施例は、ロータリ現像装置のホーム
位置、色順、センサ位置に無関係に適用することができ
る。
【0079】図10は、第4の実施例におけるフルカー
モードでのトナー濃度測定のフローチャートである。
【0080】図10に示すように、プリントスタート
後、先ず枚数カウンタCNTを1カウントアップする
(ステップST1)。次に、枚数カウンタCNTが10
に達したか否かが判定され(ステップST2)、判定の
結果、枚数カウンタCNTが10に達している場合はそ
のプリントが一連の連続した複数枚プリントの1枚目に
あたるものであるか否かが判定され(ステップST
3)、判定の結果1枚目にあたる場合はステップST4
に進み、判定の結果1枚目にあたらない場合はステップ
ST5に進む。
【0081】ステップST2における判定の結果、枚数
カウンタCNTが10に達していない場合はステップS
T4に進む。
【0082】ステップST4では、1枚目のプリントを
実施し、次にステップST7に進む。なお、このときに
はトナー濃度測定は実施しない。
【0083】ステップST5では、1枚目のプリントを
実施し、その間にトナー濃度測定を実施する。次にステ
ップST6に進み枚数カウンタCNTを0にリセット
し、ステップST7に進む。
【0084】ステップST7では、一連の連続した複数
枚プリントが全て終了したか否かが判定され、判定の結
果、プリントが全て終了していない場合はステップST
1以降の処理が繰り返され、判定の結果、プリントが全
て終了した場合は処理を終了する。
【0085】このフローチャートでは、各色ごとに、1
0プリントおきにトナー濃度測定を行うが、枚数カウン
タが10になってもそのプリントが一連の連続した複数
枚プリントの1枚目にあたる場合はトナー濃度測定は行
わない。こうすることにより、前回プリント終了時にロ
ータリがホーム位置に戻る途中に発生したスジ、または
直前に電源投入や紙詰まりなどの異常動作により発生し
たスジがあっても、そのプリントのトナー濃度は測定し
ないので問題は発生しない。また、そのようなスジが存
在していても、プリント動作における現像ロールの回転
によりスジは解消されるため、一連の連続した複数枚プ
リントの2枚目以降でトナー濃度測定を行ってもなんら
の問題も発生しない。
【0086】なお、ここで、プリント枚数1枚の画像形
成のみが何回も繰り返し実行されるとその間にトナー濃
度測定は行われないことになるので、所定のプリント枚
数以上の間トナー濃度測定が行われなかった場合は、必
要に応じて、例えばプリント枚数が1枚でもトナー濃度
測定を行うトナー濃度測定専用のルーチンを実行するよ
うにすることにより補うことができる。
【0087】なお、本実施例では、コピーの1枚目では
4色全てのトナー濃度測定を行わないが、色順とトナー
濃度センサ位置の関係から、1枚目のプリント中に、現
像器がトナー濃度センサに対向する位置にくる前に現像
位置にくる色については、1枚目の現像によりスジを解
消することができるのでトナー濃度測定を行っても支障
は生じないので、1度も画像形成を行っていない現像器
のトナー濃度測定のみ行わないようにしても差し支えは
ない。 [第5の実施例]第5実施例は、本発明の第5の画像形
成装置に相当するものである。この第5の実施例も、ソ
フトのアルゴリズムによる解決策であり、トナー濃度セ
ンサによるトナー濃度測定対象の現像器の、移動と現像
の履歴に応じてその測定の結果得られた測定値に補正を
加える補正手段を備えている。なお、この補正手段は、
図2に示す制御系10のコントローラ74内に形成され
ている。
【0088】図11は、第5の実施例におけるフルカラ
ーモードでのトナー濃度測定のフローチャートである。
【0089】図11に示すように、プリントスタート
後、先ず枚数カウンタCNTを1カウントアップする
(ステップST11)。次に、枚数カウンタCNTが1
0に達したか否かが判定され(ステップST12)、判
定の結果、枚数カウンタCNTが10に達している場合
はステップST13に進み1枚目のプリントを実施し、
その間にトナー濃度測定を実施する。次にステップST
14に進み枚数カウンタCNTを0にリセットし、次に
ステップST15に進み色ごとに、今回の一連の連続し
た複数枚プリントの動作中に1度でも現像を行ったか否
かが判定される。判定の結果、1度でも現像を行ってい
る場合はステップST18に進み、判定の結果、1度も
現像を行っていない場合はステップST16に進みトナ
ー濃度測定値TCにOFFSET値を加えてトナー濃度
測定値TCを補正し、次に、ステップST18に進む。
【0090】一方、ステップST12における判定の結
果、枚数カウンタCNTが10に達していない場合はス
テップST17に進み1枚目のプリントを実施し、次に
ステップST18に進む。なお、このときにはトナー濃
度測定は実施しない。
【0091】ステップST18では、一連の連続した複
数枚プリントが全て終了したか否かが判定され、判定の
結果、プリントが全て終了していない場合はステップS
T11以降の処理が繰り返され、判定の結果、プリント
が全て終了した場合は処理を終了する。
【0092】このように、第5の実施例では、カウンタ
が10に達したら無条件でトナー濃度測定を実行し、そ
の後測定した色のうち、一連の連続した複数枚プリント
中で1度でも現像動作を行っていない色についてはスジ
が残っているので、測定したトナー濃度値に所定の補正
値(OFFSET値)を加えて補正する。そのために、
前もって、スジによるトナー濃度測定誤差の平均値を実
験的に求めておき、その平均値をこの補正値として用い
るようにする。または、実際にスジ発生時とスジ解消時
の差を測定して補正値を設定するようにしてもよい。こ
の場合は、第4の実施例のようなプリント枚数1枚の画
像形成のみが繰り返し実行された場合でも問題は発生し
ない。
【0093】なお、上記の各実施例では、ロータリ式の
現像装置について説明したが、本発明の画像形成装置
は、複数の現像器をスライド式に移動させる方式の現像
装置を備えた画像形成装置にも同様に適用することがで
きる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、現像器がホーム位置へ戻る際に感光体ド
ラムと接触することにより発生する現像ロール上の現像
剤層中のトナー濃度の変動に起因するトナー濃度測定誤
差の発生を防止することができるので、現像剤中のトナ
ー濃度を正確に測定することにより高画質の画像を形成
することのできる画像形成装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置が適用されるカラー複写
機についての実施形態を示す概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態のカラー複写機における制御
系のブロック図である。
【図3】本実施形態における比較器による画像データの
二値化処理の説明図である。
【図4】第1の実施例におけるトナー濃度センサの詳細
な配備位置を示す図である。
【図5】図4に示した角度αとスジ発生によるトナー濃
度センサの測定誤差との関係を示す図である。
【図6】第2の実施例におけるホーム位置および各現像
器の現像位置を示す図である。
【図7】第2の実施例における色順を変更した変形例を
示す図である。
【図8】反射光測定方式のトナー濃度センサを用いた場
合のKトナーおよびカラートナーのセンサ感度曲線を示
す図である。
【図9】第3の実施例におけるトナー濃度センサの配備
位置を示す図である。
【図10】第4の実施例におけるフルカーモードでのト
ナー濃度測定のフローチャートである。
【図11】第5の実施例におけるフルカラーモードでの
トナー濃度測定のフローチャートである。
【図12】従来のロータリ現像装置の白黒モード(a)
およびフルカラーモード(b)におけるロータリの回転
位置を示す模式図である。
【図13】感光体ドラムと現像ロール上の現像剤層とが
接触している状態を示す図である。
【図14】現像剤層中のトナーが現像ロール側に引き付
けられた状態の断面図(a)および現像ロール表面にス
ジが生じた状態を示す図(b)である。
【符号の説明】
1 カラー複写機 10 制御系 11 スキャナ部 12 画像処理部 13 光学部 14 画像形成部 20 感光体ドラム 21 帯電コロトロン 22 スキャナ部 23 ロータリ現像ユニット 23Y,23M,23C,23K 現像器 23a 現像ロール 23b ハウジング 23c トナー貯蔵部 25 クリーナ 26 イレーズランプ 27 電位計 28 光センサ 29 トナー濃度センサ 30 記録シート 31 転写ドラム 41 吸着コロトロン 42,43 転写コロトロン 44 クリーニング除電コロトロン 45 クリーニングブラシ 46 内押しロール 47 剥離フィンガ 48 シート搬送系 50 定着器 51 加熱ロール 52 加圧ロール 54 フューザ出口ロール 55 フューザ出口スイッチ 56 排出トレイ 57 出口ロール 60 増幅器 61 A/D変換器 62 濃度変換器 63 色変換部 64 第1ガンマ補正部 68 D/A変換器 69 比較器 71 レーザドライバ 72 パッチ信号発生手段 73 第2セレクタ 74 コントローラ 75 帯電器制御部 76 現像バイアス制御部 77 トナー供給装置 78 レーザ光量制御部 221 プラテン 222 原稿 223 露光ランプ 224 キャリッジ 225 反射ミラー 226 CCDセンサ 227 結像レンズ 228 ROS(ラスタ走査装置) 228a 半導体レーザ 228b ポリゴンミラー 228c 結像レンズ 228d 反射ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諸藤 康治 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 木村 秀貴 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 田村 徹 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2H027 DD07 DE07 DE09 ED24 EH01 2H030 AD17 BB02 BB24 BB43 BB52 2H077 AC04 AD02 AD06 BA03 BA10 DA05 DA10 DA43 DA63 DB14 DB15 GA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に静電潜像が形成される像担持体、 内部にトナー貯蔵部を有するハウジングと、該ハウジン
    グから一部が露出し、該ハウジング内部のトナーを、該
    ハウジングから露出した、前記像担持体に対向した位置
    に搬送する現像ロールとを備えた、相互に異なる色のト
    ナーを貯蔵した複数の現像器を具備し、これら複数の現
    像器を順次に前記像担持体に近接あるいは接触した位置
    に移動させる現像装置、および前記現像装置による静電
    潜像の現像により前記像担持体上に形成されたトナー像
    を所定の被転写体に転写する転写手段を有する画像形成
    装置において、 前記複数の現像器のうちの、所定の測定位置に移動して
    きた現像器の現像ロールのトナー濃度を非接触で測定す
    るトナー濃度センサと、 前記トナー濃度センサで測定されたトナー濃度に基づい
    て画像濃度を制御する濃度制御手段とを備え、 前記トナー濃度センサは、測定対象の現像器の現像ロー
    ルの、該現像器のハウジングから露出した部分のうち
    の、該現像ロール上のトナーが前記像担持体に対向した
    位置にあるときに該像担持体から作用を受ける領域から
    外れた点を中心とした所定の測定領域のトナー濃度を測
    定するものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 表面に静電潜像が形成される像担持体、 内部にトナー貯蔵部を有するハウジングと、該ハウジン
    グから一部が露出し、該ハウジング内部のトナーを、該
    ハウジングから露出した、前記像担持体に対向した位置
    に搬送する現像ロールとを備えた、相互に異なる色のト
    ナーを貯蔵した複数の現像器を具備し、これら複数の現
    像器を順次に前記像担持体に近接あるいは接触した位置
    に移動させる現像装置、および前記現像装置による静電
    潜像の現像により前記像担持体上に形成されたトナー像
    を所定の被転写体に転写する転写手段を有する画像形成
    装置において、 前記複数の現像器のうちの、所定の測定位置に移動して
    きた現像器の現像ロールのトナー濃度を非接触で測定す
    るトナー濃度センサと、 前記トナー濃度センサで測定されたトナー濃度に基づい
    て画像濃度を制御する濃度制御手段とを備え、 前記現像装置は、前記複数の現像器を用いて順次に現像
    を行うフルカラーモードにおいて最後に現像を行う現像
    器が前記像担持体に対し隣接した状態に移動した位置
    を、複数の現像器の移動が停止した待機状態におけるホ
    ーム位置とするものであることを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 表面に静電潜像が形成される像担持体、 内部にトナー貯蔵部を有するハウジングと、該ハウジン
    グから一部が露出し、該ハウジング内部のトナーを、該
    ハウジングから露出した、前記像担持体に対向した位置
    に搬送する現像ロールとを備えた、相互に異なる色のト
    ナーを貯蔵した複数の現像器を具備し、これら複数の現
    像器を順次に前記像担持体に近接あるいは接触した位置
    に移動させる現像装置、および前記現像装置による静電
    潜像の現像により前記像担持体上に形成されたトナー像
    を所定の被転写体に転写する転写手段を有する画像形成
    装置において、 前記複数の現像器のうちの、所定の測定位置に移動して
    きた現像器の現像ロールのトナー濃度を非接触で測定す
    るトナー濃度センサと、 前記トナー濃度センサで測定されたトナー濃度に基づい
    て画像濃度を制御する濃度制御手段とを備え、 前記複数の現像器は、それぞれY,M,C,Kの各色ト
    ナーが貯蔵された4台の現像器からなり、 前記トナー濃度センサは、前記複数の現像器を用いて順
    次に現像を行うフルカラーモードにおける、Y,M,C
    のうちの1色目のトナーによる現像を行う現像器が前記
    像担持体に対向した位置に移動したときの、K色のトナ
    ーによる現像を担当する現像器の現像ロールのトナー濃
    度を測定する位置に配備されたものであることを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 表面に静電潜像が形成される像担持体、 内部にトナー貯蔵部を有するハウジングと、該ハウジン
    グから一部が露出し、該ハウジング内部のトナーを、該
    ハウジングから露出した、前記像担持体に対向した位置
    に搬送する現像ロールとを備えた、相互に異なる色のト
    ナーを貯蔵した複数の現像器を具備し、これら複数の現
    像器を順次に前記像担持体に近接あるいは接触した位置
    に移動させる現像装置、および前記現像装置による静電
    潜像の現像により前記像担持体上に形成されたトナー像
    を所定の被転写体に転写する転写手段を有する画像形成
    装置において、 前記複数の現像器のうちの、所定の測定位置に移動して
    きた現像器の現像ロールのトナー濃度を非接触で測定す
    るトナー濃度センサと、 前記トナー濃度センサで測定されたトナー濃度に基づい
    て画像濃度を制御する濃度制御手段と、 前記トナー濃度センサによる、現像ロール上のトナー濃
    度測定が、測定対象の現像器が待機状態から抜け出して
    画像形成が1枚以上行われた後次の待機状態に戻る前に
    行われるように、測定タイミングを制御する測定タイミ
    ング制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 表面に静電潜像が形成される像担持体、 内部にトナー貯蔵部を有するハウジングと、該ハウジン
    グから一部が露出し、該ハウジング内部のトナーを、該
    ハウジングから露出した、前記像担持体に対向した位置
    に搬送する現像ロールとを備えた、相互に異なる色のト
    ナーを貯蔵した複数の現像器を具備し、これら複数の現
    像器を順次に前記像担持体に近接あるいは接触した位置
    に移動させる現像装置、および前記現像装置による静電
    潜像の現像により前記像担持体上に形成されたトナー像
    を所定の被転写体に転写する転写手段を有する画像形成
    装置において、 前記複数の現像器のうちの、所定の測定位置に移動して
    きた現像器の現像ロールのトナー濃度を非接触で測定す
    るトナー濃度センサと、 前記トナー濃度センサで測定されたトナー濃度に基づい
    て画像濃度を制御する濃度制御手段と、 前記トナー濃度センサによるトナー濃度測定対象の現像
    器の、移動と現像の履歴に応じて、前記トナー濃度セン
    サによる測定の結果得られた測定値に補正を加える補正
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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