JP2001034041A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001034041A
JP2001034041A JP11205401A JP20540199A JP2001034041A JP 2001034041 A JP2001034041 A JP 2001034041A JP 11205401 A JP11205401 A JP 11205401A JP 20540199 A JP20540199 A JP 20540199A JP 2001034041 A JP2001034041 A JP 2001034041A
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image forming
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forming apparatus
charging brush
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Takeshi Tabuchi
健 田渕
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温高湿の環境下であっても、長期間にわた
っての寝ぐせを防ぎ、帯電の均一性を保つようにした画
像形成装置を安価に提供する。 【解決手段】 ドラム形状であり回転する感光体2と、
ドラム形状の回転するローラ部31を有しローラ部31
の円周表面部には多数の毛状突起が植えられてブラシ部
32が形成された帯電ブラシローラ3とを、帯電ブラシ
ローラ3のブラシ部32の先端部32aが感光体2の表
面2aに接触回転するように配置して帯電処理を行う画
像形成装置において、帯電ブラシローラ3の近傍に温度
を検知する温度検知センサ14を設け、温度検知センサ
14にて検知した値に基づいて帯電ブラシローラ3の回
転方向を制御する制御手段11、12を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、普通紙フ
ァクシミリ装置、レーザプリンタ等の感光体および該感
光体に接触して帯電させる帯電ブラシローラを有する画
像形成装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、普通紙ファクシミリ装置、レー
ザプリンタ等の電子写真式の画像形成装置では、被帯電
体である感光体を帯電処理するための帯電装置を備えて
いる。近年の帯電装置としては、帯電部材を感光体表面
に直接接触させるか、或いは、帯電部材を感光体表面に
非常に接近させることにより帯電させる接触帯電方式の
帯電装置が注目され、また、実用化されている。上記の
接触帯電方式の1つに、ブラシローラを感光体に直接接
触させるブラシローラ帯電方式がある。ブラシローラ帯
電では、ドラム形状の回転するローラ部の円周表面部に
多数の毛状突起が植えられてブラシ部が形成された帯電
ブラシローラを、そのブラシ部の先端部が感光体の表面
に接触回転するように配置して帯電処理を行う。ところ
が、この帯電ブラシローラにあっては、画像形成を重ね
ていくと帯電ブラシローラの先端部が感光体との接触に
より回転方向後ろ側(上流側)に向いて変形したまま元
に戻らなくなる現象が発生する。特に、画像形成装置内
部のように高温かつ高湿である環境下においては、ブラ
シローラを構成するブラシ繊維を直線状に維持しようと
する力、つまり繊維のコシが弱くなり、それに伴い、変
形したまま元に戻らなくなるいわゆる寝ぐせ現象が現れ
やすくなる。前記した寝ぐせ現象が発生すると、帯電ブ
ラシローラと感光体との接触状態が変化することから、
感光体の帯電電位が不均一となり、感光体上の各部位の
帯電量にムラ発生し、最終的に形成される画像上に濃度
ムラが発生するという問題があった。上記の問題に対し
て、特開平7−72708号公報では、感光体に接触す
る帯電装置に固定タイプの帯電ブラシを用いているが、
感光体が回転する方向の下流側に位置する耐電ブラシ群
だけを、予め感光体の回転方向下流側に向けて傾くよう
に構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−72708号公報記載の従来例のように、ブラシロ
ーラを構成する繊維の一部の方向を傾ける構成は、回転
して使用するブラシローラには適用が難しかった。ま
た、部品の公差精度および部品間の組み付け精度を得る
にも困難である上に、製造上の行程及び製品に必要な部
品が増加することからコストが上昇した。本発明は上記
問題に鑑みてなされたものであって、画像形成装置の感
光体に接触回転して帯電処理をする帯電ブラシローラに
おいて、高温高湿の環境下であっても、長期間にわたっ
ての寝ぐせを防ぎ、帯電の均一性を保つようにした画像
形成装置を安価に提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1の本発明の画像形成装置は、回転駆動され
るドラム状感光体と、回転するローラ部の円周表面部に
多数の毛状突起を植毛したブラシ部を備えた帯電ブラシ
ローラとを有し、該帯電ブラシローラのブラシ部の先端
部を前記感光体の表面に接触回転させることにより帯電
処理を行う画像形成装置において、前記帯電ブラシロー
ラの近傍に温度を検知するセンサまたは湿度を検知する
センサを設け、該センサにて検知した値に基づいて前記
帯電ブラシローラの回転方向を切替え制御する制御手段
を備えることを特徴とする。請求項2の本発明の画像形
成装置は、請求項1の画像形成装置において、前記制御
手段は、前記センサが所定値を超えた値を検知したと
き、前記帯電ブラシローラの回転方向を画像形成時と非
画像形成時とで異ならせることを特徴とする。請求項3
の本発明の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置に
おいて、前記感光体が画像を形成した回数を計数するプ
リント枚数カウンタを備え、前記制御手段は、前記セン
サが検知した温度又は湿度が所定値に達し、かつ、前記
プリント枚数カウンタが計数したプリント枚数が所定値
に達した時に帯電ブラシローラの回転方向を異なった方
向に切り替えることを特徴とする。請求項4の本発明の
画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、前
記感光体が回転する時間を計時するタイマーを備え、前
記制御手段は、前記センサが検知した温度又は湿度が所
定値に達し、かつ、前記タイマーが計時した時間が所定
時間に達した時に帯電ブラシローラの回転方向を異なっ
た方向に切り替えることを特徴とする。請求項5の本発
明の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置におい
て、前記帯電ブラシローラが回転する時間を計時するタ
イマーを備え、前記制御手段は、前記センサが検知した
温度又は湿度が所定値に達し、かつ、前記タイマーが計
時した時間が所定時間に達した時に帯電ブラシローラの
回転方向を異なった方向に切り替えることを特徴とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明の各実施形態に適
用される画像形成装置の概略の構成を示す図である。画
像形成装置1内は、矢印Aの方向に回転しドラム形状の
表面に像担持面2aを有する感光体2と、感光体2の表
面を帯電させる帯電ブラシローラ3と、感光体2上に書
き込み光により画像の書き込みを行う露光装置4と、感
光体2上に書き込まれた画像をトナー等により現像する
現像装置5と、現像された感光体2上の画像を不図示の
転写紙に転写する転写ローラ6と、感光体2上に残った
トナー等を除去するクリーニング装置7とを備えてい
る。帯電ブラシローラ3は、ドラム形状の回転するロー
ラ部31と、ローラ部31の円周表面部に多数の毛状突
起が植毛されたブラシ部32とからなる。また、帯電ブ
ラシローラ3のブラシ部の先端部32aは、帯電処理を
行うために感光体2の像担持面2aに接触回転するよう
に配置されている。画像形成装置1が転写紙上に画像を
形成する動作は、まず、感光体2の像担持面2aが帯電
ブラシローラ3により一様に帯電され、この帯電面に対
して露光装置4からの書込み光が照射されて像担持面2
aに画像が書き込まれ、静電潜像が形成される。この静
電潜像に対して現像装置5からトナーが供給されて現像
され、続いて、転写ローラ6により現像された像が転写
紙に転写される。尚、本発明に適用される画像形成装置
は、例えば、レーザープリンタであり、その基本仕様
は、例えば、線速:133mm /sec.、画像部表面電位:V
s =−600V、帯電ブラシローラ:φ14(芯金φ
6)である。
【0006】図2は本発明の画像形成装置の第1の実施
形態に係る帯電ブラシローラの制御系の構成を示すブロ
ック図である。図2の中央演算処理装置(CPU)11
は、画像形成装置全体の制御及び感光体2の駆動制御等
を司る制御装置である。帯電駆動制御部12は、帯電ブ
ラシローラ3の回転駆動を制御する制御部である。本実
施形態の制御手段は、中央演算処理装置(CPU)11
と帯電駆動制御部12から構成される。帯電駆動装置1
3は、帯電ブラシローラ3を回転駆動させるための駆動
装置である。温度検知センサ14は、帯電ブラシローラ
3のいずれかの先端部32aの近辺に設置されて、帯電
ブラシの先端の周囲温度を測定するセンサである。な
お、本実施形態では、中央演算処理装置(CPU)11
内のメモリには、検知した温度に応じて画像形成時と非
画像形成時とで帯電ブラシローラ3の回転方向を切り替
えるためのプログラムが予め記憶されている。
【0007】次に本実施形態の動作について、図2と共
に図3を用いて説明する。図3(a)は、感光体2及び
帯電ブラシローラ3の回転方向を示す図であり、図3
(b)、(c)は帯電ブラシローラ3の回転方向に対す
るブラシ32の寝ぐせ現象の出現する方向を示す図であ
る。温度検知センサ14の検知結果は、CPU11に入
力される。CPU11は、帯電駆動制御部12に検知し
た温度に応じた制御信号を送出する。帯電駆動制御部1
2は、CPU11からの制御信号に応じて帯電駆動装置
13を制御して帯電ブラシローラ3の回転方向を制御す
る。その際に帯電駆動制御部12は、例えば、温度検知
センサ14が25℃未満を検知しているときには、画像
形成時、非画像形成時ともに、帯電ブラシローラ3の回
転方向が、感光体2の回転方向Aに対して順方向aとな
るように制御する。ところが、温度検知センサ14が2
5℃以上を検知しているときには、帯電駆動制御部12
は、帯電ブラシローラ3の回転方向を画像形成時と非画
像形成時とで帯電ブラシローラ3の回転方向が異なるよ
うに制御する。その際の帯電駆動制御部12は、画像形
成時には、帯電ブラシローラ3の回転方向を感光体2の
回転方向Aに対して順方向aとなるように制御し、非画
像形成時には、感光体2の回転方向Aに対して逆方向b
となるように制御する。
【0008】画像形成時に帯電ブラシローラ3の回転方
向が感光体2の回転方向Aに対して順方向aとなるよう
に長期間継続して回転させたり、或いは、高温、高湿度
下で同方向に回転させると、ブラシ32の先端部32a
が図3(b)に示したように回転方向Aに対して逆方向
(上流方向)である方向Taに向く寝ぐせ(毛倒れ)現
象が現れやすくなる。これに対して非画像形成時に帯電
ブラシローラ3の回転方向が逆転するように制御すれば
順方向への回転により一方向へつきかけた寝ぐせが矯正
される。即ち、非画像形成時に帯電ブラシローラ3の回
転方向を感光体2の回転方向Aに対して逆方向bへ回転
させることによりブラシ32の先端部32aは図3
(c)のように寝ぐせがつく前に逆方向への矯正力を受
けるので正常な均一帯電能力を維持することができる。
仮に図3(b)のTa方向に寝ぐせがついたとしても図
3(c)のように逆転させることにより寝ぐせは矯正さ
れ均一帯電能力を復旧することができる。このように本
実施形態の画像形成装置では、帯電ブラシローラ3の回
転方向を画像形成時と非画像形成時とで帯電ブラシロー
ラ3の回転方向が異なるように制御するので、高温下に
おいて帯電ブラシローラ3のブラシ繊維のコシが低下す
ることによってブラシに寝ぐせがつく恐れがある場合で
あっても事前にクセ形成を防止或いはついたクセを矯正
できる。従って、長期間帯電動作を行う場合であっても
感光体2上の帯電の均一性が保持される。又、上記した
温度検知センサ14により25℃以上を検出した場合に
画像形成時と非画像形成時とで帯電ブラシローラ3の回
転方向が異なるように制御を行う方法に代えて、単位体
積あたりの空気内に含まれる水分量を検出する湿度セン
サを用いて、湿度の検出値(%)により回転方向を変え
るように制御しても良い。
【0009】次に本発明の第2の実施形態について、図
1、図3、図4、及び、図5を用いて説明する。図4は
本発明の第2の実施形態の画像形成装置に係る制御系の
構成を示すブロック図であり、図5は温度検知センサ1
4の検知温度に対する帯電ブラシローラの回転方向を切
り替えるプリント枚数を示す図である。本実施形態の画
像形成装置では、図4に示した制御系以外の構成は第1
の実施形態と同様である。従って、基本構成は前記した
図1に示した構成と同様であり、感光体2及び帯電ブラ
シローラ3の回転方向は、図3に示した構成と同様であ
る。図4の中央演算処理装置(CPU)11は、画像形
成装置全体の制御及び感光体2の駆動制御等を司る制御
装置である。帯電駆動制御部12は、帯電ブラシローラ
3の回転駆動を制御する制御部である。本実施形態の制
御手段は、中央演算処理装置(CPU)11と帯電駆動
制御部12から構成される。帯電駆動装置13は、帯電
ブラシローラ3を回転駆動させるための駆動装置であ
る。温度検知センサ14は、帯電ブラシローラ3のいず
れかの先端部32aの近辺に設置されて、帯電ブラシの
先端の周囲温度を測定するセンサである。プリント枚数
カウンタ15は、感光体2から画像が転写され定着を受
けた転写紙の枚数を計数するカウンタである。なお、本
実施形態では、中央演算処理装置(CPU)11のメモ
リには、検知した温度とプリント枚数カウンタ15の計
数値に応じて帯電ブラシローラ3の回転方向を切り替え
るためのプログラムが予め記憶されている。
【0010】次に本実施形態の動作について、図4、図
5と共に図3を用いて説明する。前記したように、図4
は、本発明の第2の実施形態の画像形成装置に係る制御
系の構成、および、図5は、温度検知センサ14の検知
温度に対する帯電ブラシローラの回転方向を切り替える
プリント枚数を示す図であるが、図5の横軸は検知温度
(℃)を示し、縦軸は帯電ブラシローラの回転方向を切
り替えるための回転切替枚数(枚)を示す。図5の回転
切替枚数は、検知温度が20℃未満では1000枚であ
り、温度が32℃未満20℃以上では500枚であり、
温度が32℃以上では300枚である。温度検知センサ
14による検知結果は、CPU11に入力される。CP
U11は、図5に示した検知温度に対応したプリント枚
数カウンタ15の計数値をデータとして保持しており、
該データに基づいてプリント枚数カウンタ15の計数結
果が所定の計数値に達したら帯電駆動制御部12に制御
信号を送出する。帯電駆動制御部12は、CPU11か
らの制御信号に応じて帯電駆動装置13を制御して帯電
ブラシローラ3の回転方向を正逆いずれかの方向に制御
する。その際に帯電駆動制御部12は、例えば、温度検
知センサ14が20℃未満を検知したときは、1000
枚毎に帯電ブラシローラ3の回転方向を感光体2の回転
方向Aに対して、順方向aと逆方向bに切り替えるよう
に制御し、温度検知センサ14が20℃以上32℃未満
を検知したときは、500枚毎に帯電ブラシローラ3の
回転方向を切り替えるように制御し、温度検知センサ1
4が32℃以上を検知したときは、300枚毎に帯電ブ
ラシローラ3の回転方向を切り替えるように制御する。
プリント枚数が上記の各基準温度について夫々定められ
た許容枚数の範囲を越えた場合には、ブラシ32の先端
部32aは図3(b)に示したように回転方向Aに対し
て逆方向(上流方向)である方向Taに向いて寝ぐせ
(毛倒れ)現象が現れやすくなる。これに対して、プリ
ント枚数が許容枚数を越える前に帯電ブラシローラ3の
回転方向が逆転するように制御すれば順方向への回転に
より一方向へつきかけた寝ぐせが矯正される。即ち、各
基準温度毎に定められた許容枚数に達する前に帯電ブラ
シローラ3の回転方向を感光体2の回転方向Aに対して
逆方向bへ回転させることによりブラシ32の先端部3
2aは図3(c)のように寝ぐせがつく前に逆方向への
矯正力を受けるので正常な均一帯電能力を維持すること
ができる。仮に図3(b)のTa方向に寝ぐせがついた
としても図3(c)のように逆転させることにより寝ぐ
せは矯正され均一帯電能力を復旧することができる。こ
のように本実施形態の画像形成装置では、帯電ブラシロ
ーラ3の回転方向を、各基準温度について定められた許
容枚数に達したか否かという判断基準に基づいて切り換
えるように制御するので、高温下において帯電ブラシロ
ーラ3のブラシ繊維のコシが低下することによってブラ
シに寝ぐせがつく恐れがある場合であっても事前にクセ
形成を防止或いはついたクセを矯正できる。従って、長
期間帯電動作を行う場合であっても感光体2上の帯電の
均一性が保持される。又、上記した温度検知センサ14
により各所定の基準温度(20℃、32℃等)を検出し
た場合に帯電ブラシローラ3の回転方向が異なるように
制御を行う方法に代えて、単位体積あたりの空気内に含
まれる水分量を検出する湿度センサを用いて、湿度の検
出値(%)により回転方向を変えるように制御しても良
い。
【0011】次に本発明の第3の実施形態について、図
1、図3、図6、及び、図7を用いて説明する。図6は
本発明の第3の実施形態の画像形成装置に係る制御系の
構成を示すブロック図であり、図7は温度検知センサ1
4の検知温度に対する帯電ブラシローラの回転方向を切
り替える感光体(第3の実施形態)または帯電ブラシロ
ーラ(第4の実施形態)の駆動(回転)時間を示す図で
ある。本実施形態の画像形成装置では、図6に示した制
御系以外の構成は第1の実施形態と同様である。従っ
て、基本構成は前記した図1に示した構成と同様であ
り、感光体2及び帯電ブラシローラ3の回転方向は、図
3に示した構成と同様である。図6の中央演算処理装置
(CPU)11、帯電駆動制御部12、帯電駆動装置1
3、温度検知センサ14の構成は、第1の実施形態と同
様であるため重複した説明は省略する。本実施形態は、
感光体駆動タイマー16を備えた点が特徴的であり、感
光体駆動タイマー16は、感光体2の駆動時間を計時す
るタイマーである。なお、本実施形態では、中央演算処
理装置(CPU)11のメモリには、検知した温度と感
光体駆動タイマー16の計時値に応じて帯電ブラシロー
ラ3の回転方向を切り替えるためのプログラムが予め記
憶されている。
【0012】次に本実施形態の動作について、図6、図
7と共に図3を用いて説明する。前記したように、図6
は、本発明の第3の実施形態の画像形成装置に係る制御
系の構成、および、図7は、温度検知センサ14の検知
温度に対する帯電ブラシローラの回転方向を切り替える
感光体(第3の実施形態)または帯電ブラシローラ(第
4の実施形態)の駆動(回転)時間を示す図であるが、
図7の横軸は検知温度(℃)を示し、縦軸は帯電ブラシ
ローラの回転方向を切り替えるための感光体または帯電
ブラシローラ回転切替時間(分)を示す。図7の回転切
替時間は、検知温度が20℃未満では60分であり、温
度が 32℃未満20℃以上では30分であり、温度が
32℃以上では20分である。温度検知センサ14の検
知結果は、CPU11に入力される。CPU11は、検
知した温度に対応した感光体駆動タイマー16の計時値
を図7から検出すると共に感光体駆動タイマー16の計
時結果が所定の計時値に達したら帯電駆動制御部12に
制御信号を送出する。帯電駆動制御部12は、CPU1
1からの制御信号に応じて帯電駆動装置13を制御して
帯電ブラシローラ3の回転方向を制御する。その際に帯
電駆動制御部12は、例えば、温度検知センサ14が2
0℃未満を検知したときは、感光体2の駆動時間が60
分経過する毎に帯電ブラシローラ3の回転方向を感光体
2の回転方向Aに対して、順方向aと逆方向bの回転を
切り替えるように制御し、20℃以上32℃未満を検知
したときは30分毎に帯電ブラシローラ3の回転方向を
切り替えるように制御し、32℃以上を検知したときは
20分毎に帯電ブラシローラ3の回転方向を切り替える
ように制御する。なお、上記実施形態において図3につ
いて述べたことをこの実施形態にもそのまま当てはま
る。
【0013】このように本実施形態の画像形成装置で
は、帯電ブラシローラ3の回転方向を、各基準温度(2
0℃、32℃)について定められた感光体の駆動時間に
達したか否かという判断基準に基づいて切り換えるよう
に制御するので、高温下において帯電ブラシローラ3の
ブラシ繊維のコシが低下することによってブラシに寝ぐ
せがつく恐れがある場合であっても事前にクセ形成を防
止或いはついたクセを矯正できる。従って、長期間帯電
動作を行う場合であっても感光体2上の帯電の均一性が
保持される。又、上記した温度検知センサ14により検
出した各基準温度について定められた感光体駆動時間の
長短に応じて、帯電ブラシローラ3の回転方向が異なる
ように制御を行う方法に代えて、単位体積あたりの空気
内に含まれる水分量を検出する湿度センサを用いて、湿
度の検出値(%)により回転方向を変えるように制御し
ても良い。
【0014】次に本発明の第4の実施形態について、図
1、図3、図7、及び、図8を用いて説明する。図8は
本発明の第4の実施形態の画像形成装置に係る制御系の
構成を示すブロック図である。本実施形態の画像形成装
置では、図8に示した制御系以外の構成は第1の実施形
態と同様である。従って、基本構成は前記した図1に示
した構成と同様であり、感光体2及び帯電ブラシローラ
3の回転方向は、図3に示した構成と同様である。図8
の中央演算処理装置(CPU)11、帯電駆動制御部1
2、帯電駆動装置13、温度検知センサ14の構成は、
第1の実施形態と同様であるため重複した説明は省略す
る。本実施形態は、帯電ブラシ駆動タイマー17を備え
た点が特徴的であり、帯電ブラシ駆動タイマー17は、
帯電ブラシローラ3の駆動時間を計時するタイマーであ
る。なお、本実施形態では、中央演算処理装置(CP
U)11のメモリには、検知した温度と帯電ブラシ駆動
タイマー17の計時値に応じて帯電ブラシローラ3の回
転方向を切り替えるためのプログラムが予め記憶されて
いる。
【0015】次に本実施形態の動作について、図7、図
8と共に図3を用いて説明する。前記したように、図8
は、本発明の第4の実施形態の画像形成装置に係る制御
系の構成、および、図7は、温度検知センサ14の検知
温度に対する帯電ブラシローラの回転方向を切り替える
感光体(第3の実施形態)または帯電ブラシローラ(第
4の実施形態)の駆動(回転)時間を示す図である。温
度検知センサ14の検知結果は、CPU11に入力され
る。CPU11は、検知した温度に対応した帯電ブラシ
駆動タイマー17の計時値を図7から検出すると共に帯
電ブラシ駆動タイマー17の計時結果が所定の計時値に
達したら帯電駆動制御部12に制御信号を送出する。帯
電駆動制御部12は、CPU11からの制御信号に応じ
て帯電駆動装置13を制御して帯電ブラシローラ3の回
転方向を制御する。その際に帯電駆動制御部12は、例
えば、温度検知センサ14が20℃未満を検知したとき
は、帯電ブラシローラ3の駆動時間が60分経過する毎
に帯電ブラシローラ3の回転方向を感光体2の回転方向
Aに対して、順方向aと逆方向bに回転を切り替えるよ
うに制御し、20℃以上32℃未満を検知したときは3
0分毎に帯電ブラシローラ3の回転方向を切り替えるよ
うに制御し、32℃以上を検知したときは20分毎に帯
電ブラシローラ3の回転方向を切り替えるように制御す
る。なお、上記実施形態において図3について述べたこ
とは本実施形態にも当てはまる。
【0016】このように本実施形態の画像形成装置で
は、帯電ブラシローラ3の回転方向を各基準温度(20
℃、32℃)について夫々予め設定された帯電ブラシロ
ーラの駆動時間に達したか否かという基準に基づいて切
り換えるように制御するので、高温下において帯電ブラ
シローラ3のブラシ繊維のコシが低下することによって
ブラシに寝ぐせがつく恐れがある場合であっても事前に
クセ形成を防止或いはついたクセを矯正できる。従っ
て、長期間帯電動作を行う場合であっても感光体2上の
帯電の均一性が保持される。又、上記した温度検知セン
サ14により検出した各基準温度について定められた帯
電ブラシローラの駆動時間の長短により、帯電ブラシロ
ーラ3の回転方向が異なるように制御を行う方法に代え
て、単位体積あたりの空気内に含まれる水分量を検出す
る湿度センサを用いて、湿度の検出値(%)により回転
方向を変えるように制御しても良い。
【0017】
【発明の効果】上記のように請求項1の本発明では、温
度(もしくは湿度)センサの検知値によって、前記帯電
ブラシローラの回転方向の切替タイミングを制御するの
で、温度(もしくは湿度)等の周囲環境によってブラシ
繊維のコシが変わったあとでも一方向への回転を続ける
ことによるブラシの毛倒れ(寝ぐせ現象)を防ぎ、長期
間帯電の均一性を安価に保持することができる。請求項
2の本発明では、温度(もしくは湿度)センサが所定値
を超えた値を検知したときには画像形成時と非画像形成
時の帯電ブラシローラの回転方向を異なるように制御す
るので、高温(高湿)環境下でブラシ繊維のコシが弱く
なっても一方向の回転を続けることによるブラシの毛倒
れ(寝ぐせ現象)を防ぎ、長期間帯電の均一性を安価に
保持することができる。請求項3の本発明では、画像形
成回数を計測するカウント手段を有し、前記カウント手
段が温度(もしくは湿度)センサの検知値に応じて設定
された所定のカウント値をカウントする毎に帯電ブラシ
ローラの回転方向を異ならせるように制御するので、周
囲環境によってブラシ繊維のコシが変わったあとでも一
方向への回転を続けることによるブラシの毛倒れ(寝ぐ
せ現象)を防ぎ、長期間帯電の均一性を安価に保持する
ことができる。請求項4の本発明では、感光体の駆動さ
れた時間を計測するタイマーを有し、前記タイマーが温
度(もしくは湿度)センサの検知値に応じて設定された
所定の時間を計測する毎に帯電ブラシローラの回転方向
を異ならせるように制御するので、周囲環境によってブ
ラシ繊維のコシが変わったあとでも一方向への回転を続
けることによるブラシの毛倒れ(寝ぐせ現象)を防ぎ、
長期間帯電の均一性を安価に保持することができる。請
求項5の本発明では、帯電ブラシローラが駆動された時
間を計測するタイマーを有し、前記タイマーが温度(も
しくは湿度)センサの検知値に応じて設定された所定の
時間を計測する毎に帯電ブラシローラの回転方向を異な
らせるように制御するので、周囲環境によってブラシ繊
維のコシが変わったあとでも一方向への回転を続けるこ
とによるブラシの毛倒れ(寝ぐせ現象)を防ぎ、長期間
帯電の均一性を安価に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態に適用される画像形成装置
の概略の構成を示す図である。
【図2】本発明の画像形成装置の第1の実施形態に係る
帯電ブラシローラの制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】(a)は、感光体2及び帯電ブラシローラ3の
回転方向を示す図であり、(b)、(c)は帯電ブラシ
ローラ3の回転方向に対するブラシ32の寝ぐせ現象の
出現する方向を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の画像形成装置に係る
制御系の構成を示すブロック図である。
【図5】温度検知センサ14の検知温度に対する帯電ブ
ラシローラの回転方向を切り替えるプリント枚数を示す
図である。
【図6】本発明の第3の実施形態の画像形成装置に係る
制御系の構成を示すブロック図である。
【図7】温度検知センサ14の検知温度に対する帯電ブ
ラシローラの回転方向を切り替える感光体または帯電ブ
ラシローラの駆動時間を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施形態の画像形成装置に係る
制御系の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・画像形成装置、2・・・感光体、2a・・・像
担持体面、3・・・帯電ブラシローラ、4・・・露光装
置、5・・・現像装置、6・・・転写ローラ、7・・・
クリーニング装置、11・・・中央尾演算処理装置(C
PU)、12・・・帯電駆動制御部、13・・・帯電駆
動装置、14・・・温度検知センサ、15・・・プリン
ト枚数カウンタ、16・・・感光体駆動タイマー、17
・・・帯電ブラシ駆動タイマー、31・・・ローラ部、
32・・・ブラシ部、32a・・・先端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動されるドラム状感光体と、回転
    するローラ部の円周表面部に多数の毛状突起を植毛した
    ブラシ部を備えた帯電ブラシローラとを有し、該帯電ブ
    ラシローラのブラシ部の先端部を前記感光体の表面に接
    触回転させることにより帯電処理を行う画像形成装置に
    おいて、 前記帯電ブラシローラの近傍に温度を検知するセンサま
    たは湿度を検知するセンサを設け、 該センサにて検知した値に基づいて前記帯電ブラシロー
    ラの回転方向を切替え制御する制御手段を備えることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像形成装置において、前記
    制御手段は、前記センサが所定値を超えた値を検知した
    とき、前記帯電ブラシローラの回転方向を画像形成時と
    非画像形成時とで異ならせることを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の画像形成装置において、前記
    感光体が画像を形成した回数を計数するプリント枚数カ
    ウンタを備え、前記制御手段は、前記センサが検知した
    温度又は湿度が所定値に達し、かつ、前記プリント枚数
    カウンタが計数したプリント枚数が所定値に達した時に
    帯電ブラシローラの回転方向を異なった方向に切り替え
    ることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の画像形成装置において、前記
    感光体が回転する時間を計時するタイマーを備え、前記
    制御手段は、前記センサが検知した温度又は湿度が所定
    値に達し、かつ、前記タイマーが計時した時間が所定時
    間に達した時に帯電ブラシローラの回転方向を異なった
    方向に切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の画像形成装置において、前記
    帯電ブラシローラが回転する時間を計時するタイマーを
    備え、前記制御手段は、前記センサが検知した温度又は
    湿度が所定値に達し、かつ、前記タイマーが計時した時
    間が所定時間に達した時に帯電ブラシローラの回転方向
    を異なった方向に切り替えることを特徴とする画像形成
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011191524A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 作像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP2011191524A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 作像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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