JP2001033858A - 写真撮影装置 - Google Patents

写真撮影装置

Info

Publication number
JP2001033858A
JP2001033858A JP2000126182A JP2000126182A JP2001033858A JP 2001033858 A JP2001033858 A JP 2001033858A JP 2000126182 A JP2000126182 A JP 2000126182A JP 2000126182 A JP2000126182 A JP 2000126182A JP 2001033858 A JP2001033858 A JP 2001033858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
subject
strobe
acrylic plate
back screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000126182A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Kawase
雅克 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOYO PHOTO SERVICE KK
Original Assignee
KOYO PHOTO SERVICE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOYO PHOTO SERVICE KK filed Critical KOYO PHOTO SERVICE KK
Priority to JP2000126182A priority Critical patent/JP2001033858A/ja
Publication of JP2001033858A publication Critical patent/JP2001033858A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 証明写真において、人物の背後にできる影
を消去する。 【解決手段】 被写体の背後にあるバックスクリーン
4の被写体方向にネット9を傾倒させて設け、さらにそ
の被写体方向にネット9を床と垂直に起立させて設けた
写真撮影装置、またはバックスクリーン4の被写体方向
に透明プラスティック板14、有色プラスティック板1
5、バックストロボ5を備えた写真撮影装置を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、証明写真などの
写真撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、3分間写真撮影装置が用いら
れてきたが、特に背景が青色の写真の場合、出来上がっ
た写真に、ストロボによって生じる被写体の人物による
黒い影ができることが多く、被写体の人物の印象を芳し
くないものにしていた。就職試験など、書類選考には、
受験者の写真による印象が審査官による採用を決める重
要な要因ともなるため、影のできない証明写真が求めら
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明のうち請
求項1記載の発明は、写真撮影装置の被写体の影を消去
することを目的とする。また、請求項2から4記載の発
明は、より一層効果的に影を消去することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、写真撮影装置
の被写体となる人物の背後に設けられたバックスクリー
ンの被写体側に、ネットを備えている写真撮影装置とす
るものである。ここでネットの設置状態は、垂直に起立
させるか、または斜方に傾倒させて設ける。このように
構成すれば、写真撮影装置のストロボがネットのメッシ
ュを通過する際に光が分散し、人物の影が消去される。
また、ネットについては市販の防虫ネットを使用するこ
とができ、ネットの周囲は木製やアルミなどの金属製な
どで枠を形作って、ネットの形を保つようになってい
る。また、枠を設けたネットはバックスクリーンの被写
体の入る面積より大きい。ネットの色は特に限定されな
いが、青色が望ましい。
【0005】また、ネットの枚数については1枚でもよ
いが、請求項2記載の発明のように、複数枚設けるよう
にすれば、より一層影の消去効果が期待できる。さら
に、ネットのメッシュサイズについては、網の目が背後
に写ることのない細かさであれば足り、特に請求項3記
載の発明のように、ネットの網の目の大きさを1.8〜
2メッシュにすると効果的に影を消去することができ
る。また、ネットを斜方に傾倒させると、より一層影を
消去する効果が発揮される。なお、複数枚設置する場合
には、ネットを形作る木などの枠を、相互に嵌め込み可
能なように、枠の内径を順に少しずつ小さめに設定すれ
ばよい。このように構成すれば手による簡易な操作で嵌
め込んだり、取り外したりすることが可能である。な
お、これに限定されることなく、相互に接着剤で固定し
てもよいし、粘着テープ、釘、ねじ、蝶番などの様々な
方法で固定してもよい。
【0006】ネットを斜方に傾倒させる方法は、次の通
りである。防虫ネットを傾斜させ、斜めになった状態
で、奥行き方向に厚みのある枠体内に接着する。傾斜角
度を一定にして固定してもよいが、ネットの一部に蝶番
や凸部を設け、軸支して揺動可能とし、角度可変に構成
してもよい。このように構成すれば、被写体とカメラと
の距離や被写体となる人物の大きさに応じて、影が最小
となり、最適な写真が撮影できるように設定することが
出来る。また、傾斜させる場合、傾斜の向きについては
限定されないが、傾斜させるネットの上端がバックスク
リーンに接したアクリル板の上端にもたれかけるような
向きに設定するのが適当であり、逆に傾斜させるネット
の上端が被写体側ネットの上端にもたれかけるような向
きに設定すれば、写真に網状の模様が出てしまい、不適
当である。傾斜角度については特に限定されないが、座
った被写体の位置からカメラまでの距離、被写体となる
人物の大きさによって、影が最も出ないように設定する
のが適当である。また、バックスクリーンの裏側にバッ
クストロボを設けておけば、カメラのストロボと同調し
て光らせることによって、より一層被写体の影を効果的
に消去することができ、望ましい。
【0007】また、本発明のうち、請求項4記載の発明
によれば、被写体の後方に設けたバックスクリーンの被
写体側に、透明プラスティック板と、有色プラスティッ
ク板と、バックストロボと、を備えた写真撮影装置とす
ることができる。ネットの代わりにこのような構成とす
ることで、被写体の影を出さずに撮影することができ
る。また、ネットを使用する場合より省スペースで済
み、街に無人の証明写真装置を設ける場合でも、装置全
体の大きさを小さくすることが可能となる。プラスティ
ック板の材質は特に問わないが、塩化ビニル樹脂、アク
リル、メタクリル樹脂などが挙げられ、アクリルが適当
である。
【0008】以下にさらに詳細に説明する。まず、バッ
クスクリーンの被写体側に、透明アクリル板を設け、ア
クリル板の全周囲は黒色や黒色に近い濃色とする。黒色
や濃色にする方法は問わないが、黒色や濃い色を塗る
か、または黒色や濃色のビニルテープを貼る。これによ
り、バックストロボからの光を外に逃がさないようにす
ることができる。また、透明アクリル板の裏側(バック
スクリーン側)は白色に塗色すると写真の背景が、一層
美しくなる。透明アクリル板の被写体側に接して、同サ
イズの不透明アクリル板を貼設する。該不透明アクリル
板の被写体側の表面は粗目加工し、有色の乳白板を使う
ことによって、背景の光の反射、アクリル板からの光の
漏れを防ぎ、背景に色を付けることができ、被写体が白
色の服装でも、被写体と背景との境界がはっきりした写
真を撮影することができる。有色のアクリル板の色は限
定されず、任意の色を使用することによって、背景を任
意に設定可能であるが、証明写真等に使用するのに青色
が好ましい。アクリル板の厚みは特に限定されないが、
透明アクリル板の厚みは8〜10ミリ程度、不透明アク
リル板の厚みは2ミリ程度とすることが望ましい。
【0009】バックストロボは、一体化した2枚のアク
リル板の一辺に設け、カメラの近傍に設けたストロボと
同調して光り、アクリル板を照らすようになっている。
ストロボは、アクリル板の一辺であれば特に限定されな
いが、下部に設けるのが望ましい。バックストロボの光
は、透明アクリル板全体を明るく光らせ、有色アクリル
板で光の漏れを抑え、色を付けるようになっている。バ
ックストロボの個数は特に限定されないが、2個程度が
望ましい。写真撮影の際には、カメラのシャッターと同
時にカメラ側のストロボが光り、同時にバックストロボ
が、被写体の背景となるアクリル板を明るく照らすこと
によって、カメラ側のストロボによる被写体の影を効果
的に消去することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を詳
細に説明する。図1は本発明の使用形態を示す図であ
る。左側にストロボ6とカメラ7を備えた撮影体が設置
されている。右側に椅子に座った被写体8となる人物、
さらにその背後にバックストロボ5を備えたバックスク
リーン4が設けられてある。該バックスクリーン4の被
写体側に接してアクリル板3が設けられてあり、該アク
リル板3の被写体側に、ネット9が斜めの状態で枠体1
0内に設けられた第一ネット体1、そして、ネット9が
床と垂直に枠体内に設けられた第二ネット体2が順に設
けられている(第1実施形態)。ネット9には青色防虫
ネットを使用した。図2に示すように、第一ネット体1
および第二ネット体2は、2メッシュのネット9を備
え、周囲が木枠10で形作られた長方形であり、それぞ
れの枠体を順にはめ込むようになっている。図3のよう
に第一ネット体1内のネット9を、第二ネット体2のよ
うに床と垂直に設けても良い(第2実施形態)。
【0011】なお、第一ネット体1、第二ネット体2お
よびアクリル板3の接続方法は以下の通りである。図4
に示すように、第二ネット体2の枠体10の、第一ネッ
ト体1に接する側の枠外径が、接して設ける第一ネット
体1の枠体の外径より若干小さめの肉薄で凸型になって
おり、この凸部10aが、第一ネット体1の枠体10が
凹型になった、凹部10bに係合するようになってい
る。凸部10aおよび凹部10bが枠の全周にわたって
設けてあり、確実に嵌め込まれるようになっている。こ
のように構成すれば、手で容易に嵌め込んだり、取り外
したりすることが可能である。また、第一ネット体1の
アクリル板3への接続も同様である。
【0012】各ネット9は、各枠体10の内面全周に溝
12を形成して嵌め込み固定してあるが、溝を形成せず
に接着剤等で接着固定してもよい。また、図5に示すよ
うに、ネット9の左右側面各中央部に軸11を凸設し、
枠体10の、軸11が係合する部位に凹部13を設けて
支点とし、ネット全体を前後に揺動可能に構成してもよ
い(第3実施形態)。軸11は、ネット側面から突出
し、左右に1本ずつ、合わせて2本設けてもよいが、ネ
ットを左右に横切る1本の軸であってもよい。このよう
に構成すれば、ネットの角度を任意に調節可能であり、
最も影の少ない自然な写真になるように設定できる。第
3実施形態においては、ネット9を平面状に保つため
に、枠体10とは別に、ネット9を針金などの金属線や
木製の枠などにより周囲を形作ってある。
【0013】図6に、バックスクリーン4に2枚のアク
リル板を備える場合の図を示す(第4実施形態)。バッ
クスクリーン4の被写体側に、バックスクリーン4側を
白色に塗色した9ミリ厚のアクリル製透明プラスティッ
ク板14が貼設してある。さらに該透明プラスティック
板14の被写体側に、2ミリ厚の不透明青色のアクリル
製有色プラスティック板15が貼設してある。有色プラ
スティック板15の被写体側の表面は粗目加工してあ
り、透明プラスティック板14の周囲は黒色に塗色して
ある。そして、2枚のプラスティック板の底辺にバック
ストロボ5が2個備えてある。写真撮影の際には、カメ
ラのシャッター、ストロボに同調して、バックストロボ
5が光り、有色プラスティック板15全体がやや明るく
光ることにより、効果的に被写体の影を消去することが
できる。
【0014】
【発明の効果】本発明のうち請求項1〜3記載の写真撮
影装置によれば、強いストロボ光を使用する写真撮影装
置でも、ネットを付加するだけで、被写体の影が消去で
き、第1印象の良い各種証明写真を得ることができる。
【0015】本発明のうち請求項4記載の写真撮影装置
によれば、アクリル板とバックストロボを備えることに
よって、効果的に影を消去し、且つ場所をとらない小型
の写真撮影装置とすることができる。また、バックスク
リーンとコンパクトに一体化できるために、屋外に設置
しても利用者による故意の損壊などの被害を少なくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図である。
【図2】本発明の主要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す図である。
【図4】本発明の主要部を示す断面図である。
【図5】(A)(B) (A)は本発明の第3実施形態を示す断面図であり、
(B)はその斜視図である。
【図6】本発明の第4実施形態を示す図である。
【符号の説明】
4 バックスクリーン 5 バックストロボ 9 ネット 14 透明プラスティック板 15 有色プラスティック板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体の後方に設けたバックスクリーン
    (4)の被写体側に、ネット(9)を備えている写真撮
    影装置。
  2. 【請求項2】前記ネット(9)を複数枚設置したことを
    特徴とする請求項1記載の写真撮影装置。
  3. 【請求項3】前記ネット(9)は、1.8〜2メッシュ
    のネットであることを特徴とする請求項1または2記載
    の写真撮影装置。
  4. 【請求項4】被写体の後方に設けたバックスクリーン
    (4)の被写体側に、透明プラスティック板(14)
    と、有色プラスティック板(15)と、バックストロボ
    (5)と、を備えたことを特徴とする写真撮影装置。
JP2000126182A 1999-05-20 2000-04-26 写真撮影装置 Pending JP2001033858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000126182A JP2001033858A (ja) 1999-05-20 2000-04-26 写真撮影装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14018999 1999-05-20
JP11-140189 1999-05-20
JP2000126182A JP2001033858A (ja) 1999-05-20 2000-04-26 写真撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001033858A true JP2001033858A (ja) 2001-02-09

Family

ID=26472785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000126182A Pending JP2001033858A (ja) 1999-05-20 2000-04-26 写真撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001033858A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101916036A (zh) * 2010-07-20 2010-12-15 厦门三维视通电子科技有限公司 带灯光及水平旋转台的电脑可控实物三维自动成像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101916036A (zh) * 2010-07-20 2010-12-15 厦门三维视通电子科技有限公司 带灯光及水平旋转台的电脑可控实物三维自动成像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7925151B2 (en) Device for redirecting and reflecting light from camera flash and methods for using same
US7424216B2 (en) Camera flash diffuser for macro photography
JP3959433B2 (ja) 写真シール自動販売方法とその装置
JP2005010315A (ja) 光学要素フィルタ、及び光学要素フィルタセット
US6491405B1 (en) Photographic umbrella with reflective and diffusive linings
JP2007064996A (ja) 写真撮影装置
US10921685B2 (en) Apparatus that enables the photographing of highly reflective, objects without reflections
JP2001033858A (ja) 写真撮影装置
JP3673850B2 (ja) 撮影用システムボックス
JP4268979B2 (ja) 光源用カバー及びそれを備えた携帯機器
Vachiramon et al. A lighting approach for clinical photographs of the face
US4740805A (en) Background fill-lighting system
JP3076909B1 (ja) 写真撮影スタジオ装置
KR200233331Y1 (ko) 사진촬영 부스
JPH11153821A (ja) 写真撮影ボックス
JPH0580394A (ja) 撮影方法
JP2004251750A (ja) 照明装置
JP6537648B1 (ja) 撮影方法及び撮影システム
Rice Master guide for professional photographers
KR101193922B1 (ko) 반사판을 가지는 소프트 박스
JPS59114556U (ja) 自動写真撮影装置
JPS581777Y2 (ja) フロントプロジエクシヨン撮影用補助スクリ−ン
JP2000147631A (ja) 撮影装置及び撮影範囲確認部材
JPS5855707Y2 (ja) テレビジョンカメラの電子ビュ−フアインダ−
JP3133944U (ja) カメラ用感光材、ネガ、ポジ、デジタル周辺ぼかしフィルター