JPH11153821A - 写真撮影ボックス - Google Patents
写真撮影ボックスInfo
- Publication number
- JPH11153821A JPH11153821A JP32067597A JP32067597A JPH11153821A JP H11153821 A JPH11153821 A JP H11153821A JP 32067597 A JP32067597 A JP 32067597A JP 32067597 A JP32067597 A JP 32067597A JP H11153821 A JPH11153821 A JP H11153821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photographing
- light
- box
- cover body
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影場所や撮影時刻等に関わらず色調にばら
つきがなく、かつ背景に影が出ていない写真を極めて容
易な技術で撮影できるとともに、運搬やセッティングが
一人ででき、しかも安価に製造できる写真撮影ボックス
を提供すること。 【解決手段】 写真撮影ボックス1は、分割若しくは折
り畳んで携行可能なフレーム2と、このフレーム2に被
せ着けられて四囲の側壁及び天井壁を形成する可撓性の
カバー体3とからなり、カバー体3の一側壁には開閉可
能な操作窓25が形成され、カバー体3の内方に設置さ
れた撮影機材33を操作窓25から操作して撮影できる
ように構成されている。
つきがなく、かつ背景に影が出ていない写真を極めて容
易な技術で撮影できるとともに、運搬やセッティングが
一人ででき、しかも安価に製造できる写真撮影ボックス
を提供すること。 【解決手段】 写真撮影ボックス1は、分割若しくは折
り畳んで携行可能なフレーム2と、このフレーム2に被
せ着けられて四囲の側壁及び天井壁を形成する可撓性の
カバー体3とからなり、カバー体3の一側壁には開閉可
能な操作窓25が形成され、カバー体3の内方に設置さ
れた撮影機材33を操作窓25から操作して撮影できる
ように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として人物の写
真を出張撮影するときに用いる写真撮影ボックスに関す
るものである。
真を出張撮影するときに用いる写真撮影ボックスに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば履歴書,パスポート等に用いる証
明用の人物写真は、写真店の撮影スタジオで撮影する限
り、常に一定の条件で撮影することができる。しかし、
この種の写真がいつも撮影スタジオで撮影されるとは限
らない。例えば写真入り名刺を取り扱う名刺会社の営業
マン兼カメラマンが、その顧客である企業等に出張し、
社屋や駐車場の一角を借りて、そこの社員を撮影するよ
うな場合がそれである。
明用の人物写真は、写真店の撮影スタジオで撮影する限
り、常に一定の条件で撮影することができる。しかし、
この種の写真がいつも撮影スタジオで撮影されるとは限
らない。例えば写真入り名刺を取り扱う名刺会社の営業
マン兼カメラマンが、その顧客である企業等に出張し、
社屋や駐車場の一角を借りて、そこの社員を撮影するよ
うな場合がそれである。
【0003】ところで、図5は一般に写真撮影に用いら
れている、アンブレラバウンスと呼ばれる照明装置50
を示している。これは、バッテリー51を電源とするス
トロボ52(撮影用光源)を洋傘形状の反射傘53の内
面に向けて発光させ、この反射傘53からの反射光で被
写体を照明するものである。前記のような出張撮影を行
なう場合、従来はこのような照明装置50と背景用のシ
ート(不図示)とを携行し、撮影場所にセットして用い
ていた。
れている、アンブレラバウンスと呼ばれる照明装置50
を示している。これは、バッテリー51を電源とするス
トロボ52(撮影用光源)を洋傘形状の反射傘53の内
面に向けて発光させ、この反射傘53からの反射光で被
写体を照明するものである。前記のような出張撮影を行
なう場合、従来はこのような照明装置50と背景用のシ
ート(不図示)とを携行し、撮影場所にセットして用い
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記照
明装置50を用いた場合、撮影場所が屋内であれば蛍光
灯の光や天井,壁,床等からの反射光(その反射面に応
じた色が付いている)の影響を受け、他方、撮影場所が
屋外であれば天候や時刻に応じて色が変化する自然光の
影響を受けて、撮影された写真(カラー写真)の色調に
ばらつきが生じやすかった。また、照明装置50のセッ
トのしかたによっては、被撮影者の影が背景に写り込む
場合もあった。
明装置50を用いた場合、撮影場所が屋内であれば蛍光
灯の光や天井,壁,床等からの反射光(その反射面に応
じた色が付いている)の影響を受け、他方、撮影場所が
屋外であれば天候や時刻に応じて色が変化する自然光の
影響を受けて、撮影された写真(カラー写真)の色調に
ばらつきが生じやすかった。また、照明装置50のセッ
トのしかたによっては、被撮影者の影が背景に写り込む
場合もあった。
【0005】そこで、充分な量の光を当てて周辺からの
光の影響を排除するために、従来は前記照明装置50を
4〜5基も用い、かつ、天井,壁,床等による光の反射
や背景への影の出かたを考慮しつつ各照明装置50の位
置や発光量を設定しなければならなかったので、極めて
高度な撮影技術が要求されるという問題があった。
光の影響を排除するために、従来は前記照明装置50を
4〜5基も用い、かつ、天井,壁,床等による光の反射
や背景への影の出かたを考慮しつつ各照明装置50の位
置や発光量を設定しなければならなかったので、極めて
高度な撮影技術が要求されるという問題があった。
【0006】また、照明装置50は反射傘53を折り畳
んでもかなりの嵩になり、重量も大きくて携帯性に欠け
た。したがって、このような照明装置50を4〜5基も
撮影場所まで運んだり、撮影場所にセットしたりする作
業を一人で行なうことは到底不可能であり、少なくとも
一人の撮影助手を付けなければならず、そのために人件
費が嵩むという問題もあった。さらに、前記のような照
明装置50は極めて高価なので、その購入費又はレンタ
ル使用料が撮影コストを高騰させるという問題もあっ
た。
んでもかなりの嵩になり、重量も大きくて携帯性に欠け
た。したがって、このような照明装置50を4〜5基も
撮影場所まで運んだり、撮影場所にセットしたりする作
業を一人で行なうことは到底不可能であり、少なくとも
一人の撮影助手を付けなければならず、そのために人件
費が嵩むという問題もあった。さらに、前記のような照
明装置50は極めて高価なので、その購入費又はレンタ
ル使用料が撮影コストを高騰させるという問題もあっ
た。
【0007】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであって、撮影場所や撮影時刻等に関わ
らず色調にばらつきがなく、かつ背景に影が出ていない
写真を極めて容易な技術で撮影できるとともに、運搬や
セッティングが一人ででき、しかも安価に製造できる写
真撮影ボックスの提供を目的とするのである。
になされたものであって、撮影場所や撮影時刻等に関わ
らず色調にばらつきがなく、かつ背景に影が出ていない
写真を極めて容易な技術で撮影できるとともに、運搬や
セッティングが一人ででき、しかも安価に製造できる写
真撮影ボックスの提供を目的とするのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る写真撮影ボックスは、分割若しくは折
り畳んで携行可能なフレームと、このフレームに被せ着
けられて四囲の側壁及び天井壁を形成する可撓性のカバ
ー体とからなり、カバー体の一側壁側からカバー体の内
方の被写体を撮影可能に構成したものである。
め、本発明に係る写真撮影ボックスは、分割若しくは折
り畳んで携行可能なフレームと、このフレームに被せ着
けられて四囲の側壁及び天井壁を形成する可撓性のカバ
ー体とからなり、カバー体の一側壁側からカバー体の内
方の被写体を撮影可能に構成したものである。
【0009】また、前記構成において、フレームの一部
に撮影用光源取り付け部を形成するとともに、カバー体
の内面の少なくとも一部を光反射面としたものである。
に撮影用光源取り付け部を形成するとともに、カバー体
の内面の少なくとも一部を光反射面としたものである。
【0010】また、前記構成において、カバー体の一側
壁に開閉可能な操作窓を設け、この操作窓からカバー体
の内方に設置された撮影機材を操作可能に構成したもの
である。
壁に開閉可能な操作窓を設け、この操作窓からカバー体
の内方に設置された撮影機材を操作可能に構成したもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
写真撮影ボックスを図1〜4に基づいて説明する。この
写真撮影ボックス1は、金属製のパイプ材等からなるフ
レーム2と、このフレーム2に被せ着けられる、布,合
成樹脂等の可撓性シートからなるカバー体3とから構成
されている。
写真撮影ボックスを図1〜4に基づいて説明する。この
写真撮影ボックス1は、金属製のパイプ材等からなるフ
レーム2と、このフレーム2に被せ着けられる、布,合
成樹脂等の可撓性シートからなるカバー体3とから構成
されている。
【0012】フレーム2は、左右一対の奥行き方向の下
部梁4と、各下部梁4の後端部同士を連結して設けられ
た幅方向の下部梁5と、各下部梁4の前端部と下部梁5
の両端部とにそれぞれ立設された合計4本の支柱6と、
それぞれ隣接する支柱6の上端部同士を連結して設けら
れた左右一対の奥行き方向の上部梁7及び前後一対の幅
方向の上部梁8とから、略直方体の枠状に形成されてい
る。
部梁4と、各下部梁4の後端部同士を連結して設けられ
た幅方向の下部梁5と、各下部梁4の前端部と下部梁5
の両端部とにそれぞれ立設された合計4本の支柱6と、
それぞれ隣接する支柱6の上端部同士を連結して設けら
れた左右一対の奥行き方向の上部梁7及び前後一対の幅
方向の上部梁8とから、略直方体の枠状に形成されてい
る。
【0013】このフレーム2の構成を図3を参照しなが
らより詳しく説明すると、各下部梁4,5及び各上部梁
7,8は、それぞれを長手方向の中央付近で2分割する
とともに、この分割端部同士を蝶番9により縦方向に揺
動自在に連結して、折り畳み可能に構成されている。各
支柱6は、その長手方向の中央付近で上部部材6aと下
部部材6bとに分割構成されている。そして、下部梁4
と下部梁5との間、下部梁4,5と支柱6との間、支柱
6と上部梁7,8との間、及び各支柱6の上部部材6a
と下部部材6bとの間は、それぞれ突起10と挿入孔1
1とからなる嵌合構造によって着脱自在に連結されてい
る。
らより詳しく説明すると、各下部梁4,5及び各上部梁
7,8は、それぞれを長手方向の中央付近で2分割する
とともに、この分割端部同士を蝶番9により縦方向に揺
動自在に連結して、折り畳み可能に構成されている。各
支柱6は、その長手方向の中央付近で上部部材6aと下
部部材6bとに分割構成されている。そして、下部梁4
と下部梁5との間、下部梁4,5と支柱6との間、支柱
6と上部梁7,8との間、及び各支柱6の上部部材6a
と下部部材6bとの間は、それぞれ突起10と挿入孔1
1とからなる嵌合構造によって着脱自在に連結されてい
る。
【0014】また、各下部梁4には安定板12が固着さ
れている。各上部梁7及び8の一端側にはそれぞれ筋交
い部材13が横方向に揺動自在に枢支され、その先端部
が、隣接する上部梁8又は7の他端側に形成された掛止
部14にそれぞれ係脱自在に掛止されている。さらに、
写真撮影ボックス1の前面側となる上部梁8には、後述
する光拡散膜を取り付けるための取付金具15が適宜手
段で着脱自在に固着されるとともに、同じ上部梁8には
ストロボ16(撮影用光源)が、その基部に設けられた
クリップ17で上部梁8を挟み付けることにより、着脱
自在に取り付けられている。(したがって、この実施形
態では、写真撮影ボックス1前面側の上部梁8が本発明
にいう撮影用光源取り付け部となっている。)
れている。各上部梁7及び8の一端側にはそれぞれ筋交
い部材13が横方向に揺動自在に枢支され、その先端部
が、隣接する上部梁8又は7の他端側に形成された掛止
部14にそれぞれ係脱自在に掛止されている。さらに、
写真撮影ボックス1の前面側となる上部梁8には、後述
する光拡散膜を取り付けるための取付金具15が適宜手
段で着脱自在に固着されるとともに、同じ上部梁8には
ストロボ16(撮影用光源)が、その基部に設けられた
クリップ17で上部梁8を挟み付けることにより、着脱
自在に取り付けられている。(したがって、この実施形
態では、写真撮影ボックス1前面側の上部梁8が本発明
にいう撮影用光源取り付け部となっている。)
【0015】他方、カバー体3は図2に示すように、周
側面カバー18と上面カバー19とに分割して構成され
ている。周側面カバー18は、それぞれ矩形状に形成さ
れた前壁部20,右側壁部21,後壁部22,及び左側
壁部23からなり、隣接する部材の突き合わせ端部を相
互に接合して四角筒状に形成されている。ただし、写真
撮影ボックス1内への出入りを可能とするために、前壁
部20と右側壁部21及び左側壁部23との間は、その
上部のみが接合されている。周側面カバー18の上端近
傍の内面には、周側面カバー18をフレーム2の上部梁
7,8に掛止するためのフック状の掛止部材24が複数
取り付けられている。また、前壁部20の中央よりもや
や上方の位置には略U字状の切り込み線が入れられ、こ
れにより操作窓25と、この操作窓25を開閉可能に閉
鎖する蓋部25aとが形成されている。
側面カバー18と上面カバー19とに分割して構成され
ている。周側面カバー18は、それぞれ矩形状に形成さ
れた前壁部20,右側壁部21,後壁部22,及び左側
壁部23からなり、隣接する部材の突き合わせ端部を相
互に接合して四角筒状に形成されている。ただし、写真
撮影ボックス1内への出入りを可能とするために、前壁
部20と右側壁部21及び左側壁部23との間は、その
上部のみが接合されている。周側面カバー18の上端近
傍の内面には、周側面カバー18をフレーム2の上部梁
7,8に掛止するためのフック状の掛止部材24が複数
取り付けられている。また、前壁部20の中央よりもや
や上方の位置には略U字状の切り込み線が入れられ、こ
れにより操作窓25と、この操作窓25を開閉可能に閉
鎖する蓋部25aとが形成されている。
【0016】上面カバー19は、矩形状の天井壁部26
と、この天井壁部26の周囲から下方に延設された縁壁
部27とから構成されている。縁壁部27は、フレーム
2に被せ着けたときに周側面カバー18の上端部の外周
を覆って、周側面カバー18と上面カバー19との隙間
から光が入るのを防ぐために設けられている。
と、この天井壁部26の周囲から下方に延設された縁壁
部27とから構成されている。縁壁部27は、フレーム
2に被せ着けたときに周側面カバー18の上端部の外周
を覆って、周側面カバー18と上面カバー19との隙間
から光が入るのを防ぐために設けられている。
【0017】なお、写真撮影ボックス1外部の蛍光灯の
光や自然光等がカバー体3を透過して写真撮影ボックス
1内に入っても、それがストロボ16の光に比べて微弱
な光となっていれば、写真の色調に影響を及ぼすことは
ない。したがって、カバー体3は外部の光を、写真の色
調に影響を及ぼさない光量にまで弱めることができる程
度の遮光性を有していれよい。もちろん、カバー体3が
写真撮影ボックス1内を暗室に近い状態とするほどの完
全な遮光性を有していても構わない。
光や自然光等がカバー体3を透過して写真撮影ボックス
1内に入っても、それがストロボ16の光に比べて微弱
な光となっていれば、写真の色調に影響を及ぼすことは
ない。したがって、カバー体3は外部の光を、写真の色
調に影響を及ぼさない光量にまで弱めることができる程
度の遮光性を有していれよい。もちろん、カバー体3が
写真撮影ボックス1内を暗室に近い状態とするほどの完
全な遮光性を有していても構わない。
【0018】また、カバー体3の内面は光反射面となっ
ている。この光反射面の色は特に限定されないが、薄い
灰色とするのが好ましい。もちろん、銀色や白色であっ
ても構わないが、この場合はカバー体3内面からの反射
光が強くなりすぎて、写真の写り具合に好ましくない影
響を与えるという傾向が生じる。これに対し、カバー体
3の内面が灰色であれば、反射光が強くなりすぎないた
めに自然な写り具合が得られ、かつ、反射光に色が付く
こともない。
ている。この光反射面の色は特に限定されないが、薄い
灰色とするのが好ましい。もちろん、銀色や白色であっ
ても構わないが、この場合はカバー体3内面からの反射
光が強くなりすぎて、写真の写り具合に好ましくない影
響を与えるという傾向が生じる。これに対し、カバー体
3の内面が灰色であれば、反射光が強くなりすぎないた
めに自然な写り具合が得られ、かつ、反射光に色が付く
こともない。
【0019】この写真撮影ボックス1を使用する際は、
先ずフレーム2を組み立てる。すなわち、一対の下部梁
4と下部梁5とを連結し、これに各支柱6を立設したの
ち、その上に上部梁7と上部梁8とを取り付ける。そし
て、筋交い部材13を掛止部14に掛止したのち、図2
に示したように、互いに対向する筋交い部材13の間に
それぞれゴム帯28を架け渡す。
先ずフレーム2を組み立てる。すなわち、一対の下部梁
4と下部梁5とを連結し、これに各支柱6を立設したの
ち、その上に上部梁7と上部梁8とを取り付ける。そし
て、筋交い部材13を掛止部14に掛止したのち、図2
に示したように、互いに対向する筋交い部材13の間に
それぞれゴム帯28を架け渡す。
【0020】次いで、このフレーム2の左右の下部梁4
間に、表面が白色等の床シート29を敷く。そして、写
真撮影ボックス1前面側の上部梁8に前記ストロボ16
を挟着するとともに、前記取付金具15を介して光拡散
シート30をストロボ16前方の所定位置に吊り下げ
る。他方、写真撮影ボックス1後面側の上部梁8には背
景シート31を紐等によって吊り下げる。なお、光拡散
シート30としては、紙や合成樹脂等からなる半透明の
白色のシートであって、ストロボ16の光がシートを透
過する際に、その光を拡散させるものを用いる。また、
背景シート31としては、人物写真の背景として好まし
い表面色(例えば青色や緑色等)を有する適宜材質のシ
ートを用いる。色が異なる複数の背景シート31を用意
し、顧客の好みによりいずれかを選択するようにしても
よい。
間に、表面が白色等の床シート29を敷く。そして、写
真撮影ボックス1前面側の上部梁8に前記ストロボ16
を挟着するとともに、前記取付金具15を介して光拡散
シート30をストロボ16前方の所定位置に吊り下げ
る。他方、写真撮影ボックス1後面側の上部梁8には背
景シート31を紐等によって吊り下げる。なお、光拡散
シート30としては、紙や合成樹脂等からなる半透明の
白色のシートであって、ストロボ16の光がシートを透
過する際に、その光を拡散させるものを用いる。また、
背景シート31としては、人物写真の背景として好まし
い表面色(例えば青色や緑色等)を有する適宜材質のシ
ートを用いる。色が異なる複数の背景シート31を用意
し、顧客の好みによりいずれかを選択するようにしても
よい。
【0021】次いで、ストロボ16下方の所定位置に三
脚32に取り付けたカメラ33(撮影機材)をセット
し、ストロボ16とカメラ33とをシンクロコード(不
図示)で接続するとともに、背景シート31前方の所定
位置に椅子34をセットする。そして、以上のようにし
たフレーム2にカバー体3の周側面カバー18と上面カ
バー19とに順次被せ着ける。以上で撮影前のセッティ
ングは完了であり、この段階で写真撮影ボックス1は、
図1に示すようにフレーム2とこのフレーム2に被せ着
けられて四囲の側壁及び天井壁を形成するカバー体3と
から、略直方体の箱状に形成された状態となる。
脚32に取り付けたカメラ33(撮影機材)をセット
し、ストロボ16とカメラ33とをシンクロコード(不
図示)で接続するとともに、背景シート31前方の所定
位置に椅子34をセットする。そして、以上のようにし
たフレーム2にカバー体3の周側面カバー18と上面カ
バー19とに順次被せ着ける。以上で撮影前のセッティ
ングは完了であり、この段階で写真撮影ボックス1は、
図1に示すようにフレーム2とこのフレーム2に被せ着
けられて四囲の側壁及び天井壁を形成するカバー体3と
から、略直方体の箱状に形成された状態となる。
【0022】セッティングが済むと、図4に示すように
椅子34に被撮影者35(被写体)を座らせ、カバー体
3の前壁部20の外方に立ったカメラマン36がその頭
と手とを操作窓25から写真撮影ボックス1内に入れ、
前壁部20の内方に設置されたカメラ33を操作して、
カメラ33の向きを調節するとともに、必要があればピ
ント合わせ等を行なう。そして、カメラ33の調節が済
むと頭を外へ出し、手だけを操作窓25から写真撮影ボ
ックス1内に入れてシャッターボタンを押すことにより
撮影を行なう。
椅子34に被撮影者35(被写体)を座らせ、カバー体
3の前壁部20の外方に立ったカメラマン36がその頭
と手とを操作窓25から写真撮影ボックス1内に入れ、
前壁部20の内方に設置されたカメラ33を操作して、
カメラ33の向きを調節するとともに、必要があればピ
ント合わせ等を行なう。そして、カメラ33の調節が済
むと頭を外へ出し、手だけを操作窓25から写真撮影ボ
ックス1内に入れてシャッターボタンを押すことにより
撮影を行なう。
【0023】この際、ストロボ16からの光は先ず光拡
散シート30に入射し、この光拡散シート30を透過す
るときにランダムな方向に拡散される。そして、この拡
散された光は、被撮影者35を直射する一部の光を除い
て、その大部分がカバー体3のいずれかの内面(光反射
面)又は床シート29の上面に入射し、そこで反射され
て、さらに別の光反射面に入射するというように、入射
と反射とを何度も繰り返す。したがって、ストロボ16
の光はその方向性が極めてランダムなものとなり、この
光が写真撮影ボックス1内の全部にほぼ均等に回ったよ
うな状態となるため、背景シート31に被撮影者35の
影が写り込むことはなく、かつ、被撮影者35は反射光
を主体とした恰も間接照明のような状態で照明されるの
で、強すぎる直射光により表情がこわばって写ることも
なく、極めて自然な写り具合の写真が得られる。
散シート30に入射し、この光拡散シート30を透過す
るときにランダムな方向に拡散される。そして、この拡
散された光は、被撮影者35を直射する一部の光を除い
て、その大部分がカバー体3のいずれかの内面(光反射
面)又は床シート29の上面に入射し、そこで反射され
て、さらに別の光反射面に入射するというように、入射
と反射とを何度も繰り返す。したがって、ストロボ16
の光はその方向性が極めてランダムなものとなり、この
光が写真撮影ボックス1内の全部にほぼ均等に回ったよ
うな状態となるため、背景シート31に被撮影者35の
影が写り込むことはなく、かつ、被撮影者35は反射光
を主体とした恰も間接照明のような状態で照明されるの
で、強すぎる直射光により表情がこわばって写ることも
なく、極めて自然な写り具合の写真が得られる。
【0024】また、写真撮影ボックス1周辺からの蛍光
灯の光や自然光は、カバー体3に遮断されるか、若しく
はカバー体3を透過する際に弱められるので、これらの
光の影響で撮影される写真の色調が変化することはな
い。また、シャッターを切る際には、操作窓25は蓋部
25aによって概ね閉ざされているので、操作窓25か
ら入る光が撮影に影響を及ぼすこともない。したがっ
て、屋内,屋外を問わず、いつ、どこで撮影しても同じ
ような色調の写真が得られる。
灯の光や自然光は、カバー体3に遮断されるか、若しく
はカバー体3を透過する際に弱められるので、これらの
光の影響で撮影される写真の色調が変化することはな
い。また、シャッターを切る際には、操作窓25は蓋部
25aによって概ね閉ざされているので、操作窓25か
ら入る光が撮影に影響を及ぼすこともない。したがっ
て、屋内,屋外を問わず、いつ、どこで撮影しても同じ
ような色調の写真が得られる。
【0025】また、ストロボ16は原則として一灯のみ
を所定の位置に取り付ければよいので、複数の照明装置
の位置や発光量をそれぞれ設定していた従来に比べ、極
めて容易な技術で撮影可能である。(もちろん、二灯以
上のストロボを使用して、より一層精度の高い照明を行
なうこともできる。)
を所定の位置に取り付ければよいので、複数の照明装置
の位置や発光量をそれぞれ設定していた従来に比べ、極
めて容易な技術で撮影可能である。(もちろん、二灯以
上のストロボを使用して、より一層精度の高い照明を行
なうこともできる。)
【0026】さらに、撮影前や撮影後の移動の際には、
フレーム2を各構成部材の単位に分割するとともに、下
部梁4,5や上部梁7,8は二つ折り状態に折り畳むこ
とができ、カバー体3の周側面カバー18及び上面カバ
ー19も適宜な大きさに折り畳むことができるので、カ
メラ33や三脚32等とともに適宜な大きさの鞄(不図
示)に収容して一人で持ち運びし、撮影場所にセッティ
ングすることが可能である。
フレーム2を各構成部材の単位に分割するとともに、下
部梁4,5や上部梁7,8は二つ折り状態に折り畳むこ
とができ、カバー体3の周側面カバー18及び上面カバ
ー19も適宜な大きさに折り畳むことができるので、カ
メラ33や三脚32等とともに適宜な大きさの鞄(不図
示)に収容して一人で持ち運びし、撮影場所にセッティ
ングすることが可能である。
【0027】また、この写真撮影ボックス1は極めて簡
潔な構成であって、安価に提供することができるため、
高価な照明装置を使用していた従来に比べて撮影コスト
を低減できるという利点も有している。
潔な構成であって、安価に提供することができるため、
高価な照明装置を使用していた従来に比べて撮影コスト
を低減できるという利点も有している。
【0028】なお、本発明の技術的範囲が以上の実施形
態に限定されないことは言うまでもない。例えば前記で
は写真撮影ボックス1外部のカメラマン36が操作窓2
5から写真撮影ボックス1内方のカメラ33を操作する
ことで、カメラ33から被撮影者35までの距離(以下
「撮影距離」という)を確保しつつ、写真撮影ボックス
1の奥行きを短くして、より一層の小型軽量化を図るよ
うにしたが、本発明においてはカメラマンが写真撮影ボ
ックス内に入って撮影する態様も考えられる。ただし、
この場合、同じ撮影距離で撮影するには写真撮影ボック
スの奥行きを前記写真撮影ボックス1よりも長くして、
カメラマンが入るスペースを確保する必要が生じる。
態に限定されないことは言うまでもない。例えば前記で
は写真撮影ボックス1外部のカメラマン36が操作窓2
5から写真撮影ボックス1内方のカメラ33を操作する
ことで、カメラ33から被撮影者35までの距離(以下
「撮影距離」という)を確保しつつ、写真撮影ボックス
1の奥行きを短くして、より一層の小型軽量化を図るよ
うにしたが、本発明においてはカメラマンが写真撮影ボ
ックス内に入って撮影する態様も考えられる。ただし、
この場合、同じ撮影距離で撮影するには写真撮影ボック
スの奥行きを前記写真撮影ボックス1よりも長くして、
カメラマンが入るスペースを確保する必要が生じる。
【0029】他方、カメラ33を前壁部20の外方にセ
ットし、操作窓25を通じて写真撮影ボックス1内の被
撮影者35を撮影することも考えられる。ただし、この
場合は外部の光による影響を排除するために、カメラ3
3の撮影レンズに充分に長いレンズフードを取り付け、
このレンズフードの先端部を操作窓25から写真撮影ボ
ックス1内に挿入するように構成する必要が生じる。
ットし、操作窓25を通じて写真撮影ボックス1内の被
撮影者35を撮影することも考えられる。ただし、この
場合は外部の光による影響を排除するために、カメラ3
3の撮影レンズに充分に長いレンズフードを取り付け、
このレンズフードの先端部を操作窓25から写真撮影ボ
ックス1内に挿入するように構成する必要が生じる。
【0030】また、前記では床シート29を敷くことに
より床面からの有色の反射光で色調が変化するのを防ぐ
とともに、床シート29上面による反射でより一層均等
に光が回るようにしたが、撮影場所の床面が白色ないし
灰色等の無彩色で、かつ、適宜な光反射性を有している
場合は、床シート29を敷かずに撮影することも可能で
ある。光拡散シート30を用いる代わりに、ストロボ1
6の発光部に光拡散アダプターを取り付けることも考え
られる。
より床面からの有色の反射光で色調が変化するのを防ぐ
とともに、床シート29上面による反射でより一層均等
に光が回るようにしたが、撮影場所の床面が白色ないし
灰色等の無彩色で、かつ、適宜な光反射性を有している
場合は、床シート29を敷かずに撮影することも可能で
ある。光拡散シート30を用いる代わりに、ストロボ1
6の発光部に光拡散アダプターを取り付けることも考え
られる。
【0031】また、前記ではカバー体3内面の全部を光
反射面としたが、例えば背景シート31で隠される後壁
部22の内面は光反射面としなくても差し支えない。ま
た、後壁部22の内面を写真の背景に適した色にして背
景シート31を省略することも考えられる。さらに、以
上では被写体が人物の場合について説明したが、本発明
の写真撮影ボックスを用いて物品や動植物等、人物以外
の被写体を撮影することも考えられる。
反射面としたが、例えば背景シート31で隠される後壁
部22の内面は光反射面としなくても差し支えない。ま
た、後壁部22の内面を写真の背景に適した色にして背
景シート31を省略することも考えられる。さらに、以
上では被写体が人物の場合について説明したが、本発明
の写真撮影ボックスを用いて物品や動植物等、人物以外
の被写体を撮影することも考えられる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る写真
撮影ボックスにあっては、写真撮影ボックス外部の蛍光
灯の光や自然光がカバー体により遮断されるか若しくは
弱められるので、カバー体の内方の被写体を撮影する際
に外部の光の影響を排除でき、撮影場所や撮影時刻に関
わらず色調にばらつきのない写真を撮影することができ
る。また、フレームを分割若しくは折り畳むとともに、
カバー体も折り畳んだ状態とすれば、写真撮影ボックス
を一人で持ち運びでき、かつ、分解されていた写真撮影
ボックスの組み立て・セッティングも一人でできる。し
たがって、特に出張撮影には好適に使用でき、人件費の
削減も図れる。また、本発明の写真撮影ボックスは極め
て簡潔な構成であり、安価に製造できるという利点も有
している。
撮影ボックスにあっては、写真撮影ボックス外部の蛍光
灯の光や自然光がカバー体により遮断されるか若しくは
弱められるので、カバー体の内方の被写体を撮影する際
に外部の光の影響を排除でき、撮影場所や撮影時刻に関
わらず色調にばらつきのない写真を撮影することができ
る。また、フレームを分割若しくは折り畳むとともに、
カバー体も折り畳んだ状態とすれば、写真撮影ボックス
を一人で持ち運びでき、かつ、分解されていた写真撮影
ボックスの組み立て・セッティングも一人でできる。し
たがって、特に出張撮影には好適に使用でき、人件費の
削減も図れる。また、本発明の写真撮影ボックスは極め
て簡潔な構成であり、安価に製造できるという利点も有
している。
【0033】また、撮影用光源からの光をカバー体の内
面で反射することで、光の方向性がランダムになり、こ
の光が写真撮影ボックス内にほぼ均等に回ったような状
態となるため、複数の撮影用光源を用いずとも、被写体
の影が背景に写り込むのを防止できるとともに、自然な
写り具合の写真が得られることになって、極めて容易な
技術で撮影可能である。
面で反射することで、光の方向性がランダムになり、こ
の光が写真撮影ボックス内にほぼ均等に回ったような状
態となるため、複数の撮影用光源を用いずとも、被写体
の影が背景に写り込むのを防止できるとともに、自然な
写り具合の写真が得られることになって、極めて容易な
技術で撮影可能である。
【0034】さらに、写真撮影ボックス外部の撮影者が
操作窓から写真撮影ボックス内方の撮影機材を操作して
撮影するように構成すれば、所定の撮影距離を確保しつ
つ、撮影方向に係る写真撮影ボックスの寸法を短くでき
る。したがって、撮影者が写真撮影ボックス内に入って
撮影するようにした場合に比べて、写真撮影ボックスの
一層の小型軽量化が図れる。
操作窓から写真撮影ボックス内方の撮影機材を操作して
撮影するように構成すれば、所定の撮影距離を確保しつ
つ、撮影方向に係る写真撮影ボックスの寸法を短くでき
る。したがって、撮影者が写真撮影ボックス内に入って
撮影するようにした場合に比べて、写真撮影ボックスの
一層の小型軽量化が図れる。
【図1】本発明の一実施形態に係る写真撮影ボックスの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】写真撮影ボックスの分解斜視図である。
【図3】フレームの分割状態を説明する斜視図である。
【図4】使用状態を説明する写真撮影ボックスの側断面
図である。
図である。
【図5】従来の照明装置の斜視図である。
1 写真撮影ボックス 2 フレーム 3 カバー体 16 ストロボ(撮影用光源) 25 操作窓 33 カメラ(撮影機材) 35 被撮影者(被写体)
Claims (3)
- 【請求項1】 分割若しくは折り畳んで携行可能なフレ
ームと、このフレームに被せ着けられて四囲の側壁及び
天井壁を形成する可撓性のカバー体とからなり、カバー
体の一側壁側からカバー体の内方の被写体を撮影可能に
構成してなる写真撮影ボックス。 - 【請求項2】 フレームの一部に撮影用光源取り付け部
を形成するとともに、カバー体の内面の少なくとも一部
を光反射面としてなる請求項1記載の写真撮影ボック
ス。 - 【請求項3】 カバー体の一側壁に開閉可能な操作窓を
設け、この操作窓からカバー体の内方に設置された撮影
機材を操作可能に構成してなる請求項1又は2記載の写
真撮影ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32067597A JPH11153821A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 写真撮影ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32067597A JPH11153821A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 写真撮影ボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11153821A true JPH11153821A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18124085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32067597A Pending JPH11153821A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 写真撮影ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11153821A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010073859A1 (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | Serendipity株式会社 | 撮影用照明装置 |
JP2019025216A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | キヤノン株式会社 | 部材、遮光構造、装置 |
KR102538409B1 (ko) * | 2022-08-18 | 2023-05-31 | ㈜다온크리에이션스 | 배경조절 조명을 구비한 사진촬영부스 |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP32067597A patent/JPH11153821A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010073859A1 (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | Serendipity株式会社 | 撮影用照明装置 |
US8430516B2 (en) | 2008-12-26 | 2013-04-30 | Serendipity Co., Ltd. | Lighting device for photographing |
JP5296808B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2013-09-25 | Serendipity株式会社 | 撮影用照明装置及び撮影システム |
JP2019025216A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | キヤノン株式会社 | 部材、遮光構造、装置 |
KR102538409B1 (ko) * | 2022-08-18 | 2023-05-31 | ㈜다온크리에이션스 | 배경조절 조명을 구비한 사진촬영부스 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8145048B2 (en) | Photo booth and improvements thereto | |
US7055976B2 (en) | Collapsible tabletop lighting apparatus | |
US4757425A (en) | Photographic light diffuser | |
CA1257997A (en) | Photographic light diffuser | |
US6659620B2 (en) | Portable lighting apparatus and desk-type lighting apparatus | |
US5016035A (en) | Enclosed self-portrait photographic studio with camera located behind one-way mirror | |
US8678601B2 (en) | Collapsible light modifier for portable flash | |
WO2008094492A2 (en) | Foldable lighting system | |
US20120163782A1 (en) | Backdrop Support | |
US5077640A (en) | Photographic lighting apparatus | |
KR102144219B1 (ko) | 접철이 용이한 소프트박스 | |
US20190101809A1 (en) | Portable Device for Controlling Photography Lighting | |
US3749472A (en) | Artist{40 s aid apparatus | |
JPH11153821A (ja) | 写真撮影ボックス | |
JP2001027776A (ja) | 撮影用システムボックス | |
US4847663A (en) | Appartus and method for reflection free photography | |
US20080232115A1 (en) | Foldable lighting system | |
JPH10260461A (ja) | 撮影用ボックス | |
Frich | Panoramic photography: from composition and exposure to final exhibition | |
US3173330A (en) | Rear projection viewer | |
CN220915343U (zh) | 一种俯拍照相屋和大头贴自拍机 | |
JP3224484U (ja) | 可搬式撮影スタジオ及び可搬式撮影スタジオ用ホルダー | |
JP3844346B2 (ja) | 折り畳み可能なミニチュア写真スタジオ | |
US3493300A (en) | Color integrator | |
US6002889A (en) | Camera with built-in deployable support |