JP2001033663A - 光ファイバコネクタ - Google Patents

光ファイバコネクタ

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JP2001033663A
JP2001033663A JP11204046A JP20404699A JP2001033663A JP 2001033663 A JP2001033663 A JP 2001033663A JP 11204046 A JP11204046 A JP 11204046A JP 20404699 A JP20404699 A JP 20404699A JP 2001033663 A JP2001033663 A JP 2001033663A
Authority
JP
Japan
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ferrule
optical fiber
fiber connector
split sleeve
view
Prior art date
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Pending
Application number
JP11204046A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Toyoda
倫由紀 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ファイバの接続が容易で且つ長期信頼性に優
れ、しかも接続損失が小さく低コストな光ファイバコネ
クタを提供すること。 【解決手段】フェルールと割りスリーブとから構成し、
前記フェルールは矩形の断面と該フェルールを貫通する
矩形の配列穴とガイド部とを具備し、且つ前記フェルー
ルの端面は略8度に斜め平面研磨し、しかも前記割りス
リーブは前記フェルールに嵌合する断面形状と前記ガイ
ド部に合致する切り込みとを具備したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの高密
度接続が可能な光ファイバコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の光ファイバコネクタの第
一例を示した斜視図である。31はガイドピン、32は
フェルール、33はピン穴、34は光ファイバである。
フェルール32にはガイドピン31が設けられており、
これを相手側のピン穴33に挿入することで、高密度接
続が可能なように構成されている。
【0003】フェルール32の端面には光ファイバ34
が等間隔に配列され、この端面はフラット研磨されてい
る。接続した時、自分と相手側のフェルール32の間に
間隙が生じるが、この間隙にマッチンググリスを使用し
て反射減衰量を一定に保っている。
【0004】図8は、従来の光ファイバコネクタの第二
例を示したものであって、(a)はプラグの横断面図、
(b)はジャックの横断面図である。41はフェルー
ル、42はねじ溝、43はプラグ、44はジャック、4
5は割りスリーブ、46はねじ山である。プラグ43と
ジャック44とを互いに挿入・結合することで、フェル
ール41同士が割りスリーブ45を介して接続され、高
密度接続が可能なように構成されている。なお、割りス
リーブ45はジャック44側に設けられており、プラグ
43とジャック44とはねじ溝42とねじ山46とによ
り保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバコネ
クタには以下に示す問題点があった。
【0006】図7の第一例では、フェルール32の材質
がプラスチックであるために、ピン穴33にガイドピン
31を何度も抜き差しすることでガタついたり、破損し
たりする。フェルール32の端面をガイドピン31で破
損させる恐れもある。
【0007】また、接触する端面をフラット研磨する際
に、研磨材に酸化セリウムを使用しているが、それがピ
ン穴33の根詰まりを引き起こす。さらに、フェルール
32同士の接続にマッチンググリスを用いているため
に、光ファイバ34端面の清掃が容易ではない。
【0008】以上のようにピン穴33が根詰まったり、
ガタついたりすると光ファイバの接続損失が増大し使用
不可となる。また、光ファイバ端面の清掃が不十分であ
ると同様に接続損失が大きくなり、その都度清掃しなけ
ればならない。
【0009】図8の第二例では、ジャック44の内部に
接続するフェルール41が配置されているために、割り
スリーブ45の真中にある光ファイバ端面の清掃が容易
ではない。さらに、接続する光ファイバの数だけフェル
ールが必要となるためにコスト高である。
【0010】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、光ファイバの接続が容易で且つ長期信
頼性に優れ、しかも接続損失が小さく低コストな光ファ
イバコネクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、光ファイバコネクタをフェルールと割りス
リーブとから構成し、前記フェルールは矩形の断面と該
フェルールを貫通する矩形の配列穴とガイド部とを具備
し、且つ前記割りスリーブは前記フェルールに嵌合する
断面形状と前記ガイド部に合致する切り込みとを具備し
た。
【0012】前記ガイド部は、その形状を三角形とし
た。
【0013】また、前記ガイド部は、その形状を台形と
しても良い。
【0014】さらに、前記フェルールは、その端面を略
8度に斜め平面研磨した。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光ファイバコネ
クタの第一実施例を示したものであって、(a)はフェ
ルールの平面図、(b)は説明図である。1はフェルー
ル、2は割りスリーブ、3はガイド部、4は切り込みで
ある。フェルール1にはガイド部3が設けられており、
2つのフェルール1を割りスリーブ2を用いて接続す
る。
【0016】割りスリーブ2には切り込み4が設けられ
ており、この切り込み4と三角形のガイド部3とが合致
するように構成されている。すなわち、フェルール1を
割りスリーブ2に挿入した時に、2つのフェルール1が
物理的に接触し、同時にガイド部3と切り込み4とが完
全に合致する。なお、フェルール1の材質には、傷が付
き難く硬質であり、且つエポキシ系の樹脂と良く接着す
るジルコニアを使用している。
【0017】図2は、図1のフェルール1の正面図
(a)と平面図(b)である。5は光ファイバ、6は配
列穴、7は鍔部である。フェルール1の端面の中央部に
フェルール1を貫通する矩形の配列穴6が設けられてお
り、この配列穴6に複数の光ファイバ5が整列配置され
ている。ここで光ファイバ5は9本配置されているが、
従来とは異なり光ファイバ同士が接しているので、フェ
ルール1の端面を研磨する際には研磨面積が縮小し、そ
の結果研磨時間の短縮が図れる。また、光ファイバ5同
士が接しているので光ファイバコネクタの小型化や高密
度化が可能になる。
【0018】図3は、図1のフェルール1の横断面図で
ある。8はフェルール端面、9はテーパ部である。鍔部
7内部にテーパ部9が設けられており、複数本の光ファ
イバ5を整列配置する時に光ファイバを誘導する作用を
持つ。フェルール端面8は角度θを付けて斜めに平面研
磨されている。この角度θは略8度である。これにより
マッチンググリスを使用せずとも、光ファイバを付き合
わせ接続した時に反射減衰量を−50dB以下にすること
が可能である。
【0019】図4は、図1の割りスリーブ2の平面図
(a)と正面図(b)である。割りスリーブ2は矩形状
であり、切り込み4はその一つの辺にのみ設けられてい
る。この割りスリーブ2にフェルール1が完全に嵌合す
るように構成されている。
【0020】以上、要するに接続する複数の光ファイバ
の位置決めは、三角形のガイド部3と割りスリーブ2の
切り込み4とを合致させることにより、さらにスリーブ
2にフェルール1を嵌合させることにより行なってい
る。その結果、光ファイバの接続が容易でフェルール端
面を傷付けること無く、且つ何度抜き差してもガタが発
生しない低コストで長期信頼性に優れた光ファイバコネ
クタが実現した。
【0021】図5は、本発明の光ファイバコネクタの第
二実施例を示したものであって、(a)はフェルールの
平面図、(b)は説明図である。13はフェルール、1
4は割りスリーブ、11はガイド部、12は切り込みで
ある。第一実施例との違いはガイド部11と切り込み1
2の形状であり、第二実施例では台形になっている。こ
の台形の切り込み12にガイド部11が合致するように
構成されており、作用と効果は第一実施例と同様であ
る。
【0022】図6は、本発明の光ファイバコネクタの第
三実施例を示した平面図である。21はジャック、22
はフェルール、23はプラグである。フェルール22は
図2及び図3に示したものと同じ内部構成であり、その
断面は矩形であるが、ガイド部は設けられていない。そ
して、割りスリーブの代わりに、光ファイバの位置合わ
せはジャック21とプラグ23とにより行なう。ここ
で、ジャック21とプラグ23とは導電材料を用いて構
成されている。従って、図6の光ファイバコネクタはい
わゆる光と電力の複合コネクタとなっている。
【0023】
【発明の効果】本発明の光ファイバコネクタは、フェル
ールと割りスリーブとから構成し、前記フェルールは矩
形の断面と該フェルールを貫通する矩形の配列穴とガイ
ド部とを具備し、且つ該フェルール端面は略8度に斜め
平面研磨され、しかも前記割りスリーブは前記フェルー
ルに嵌合する断面形状と前記ガイド部に合致する切り込
みとを具備したので、光ファイバの接続が容易で且つ長
期信頼性に優れ、しかも接続損失が小さく低コストな光
ファイバコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバコネクタの第一実施例を示
したものであって、(a)はフェルールの平面図、
(b)は説明図である。
【図2】図1のフェルールの正面図(a)と平面図
(b)である。
【図3】図1のフェルールの横断面図である。
【図4】図1の割りスリーブの平面図(a)と正面図
(b)である。
【図5】本発明の光ファイバコネクタの第二実施例を示
したものであって、(a)はフェルールの平面図、
(b)は説明図である。
【図6】本発明の光ファイバコネクタの第三実施例を示
した平面図である。
【図7】従来の光ファイバコネクタの第一例を示した斜
視図である。
【図8】従来の光ファイバコネクタの第二例を示したも
のであって、(a)はプラグの横断面図、(b)はジャ
ックの横断面図である。
【符号の説明】
1 フェルール 2 割りスリーブ 3 ガイド部 4 切り込み 5 光ファイバ 6 配列穴 7 鍔部 8 フェルール端面 9 テーパ部 11 ガイド部 12 切り込み 13 フェルール 14 割りスリーブ 21 ジャック 22 フェルール 23 プラグ 31 ガイドピン 32 フェルール 33 ピン穴 34 光ファイバ 41 フェルール 42 ねじ溝 43 プラグ 44 ジャック 45 割りスリーブ 46 ねじ山

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェルールと割りスリーブとから成る光フ
    ァイバコネクタであって、前記フェルールは矩形の断面
    と該フェルールを貫通する矩形の配列穴とガイド部とを
    具備して成り、且つ前記割りスリーブは前記フェルール
    に嵌合する断面形状と前記ガイド部に合致する切り込み
    とを具備して成ることを特徴とする光ファイバコネク
    タ。
  2. 【請求項2】ガイド部は、その形状が三角形であること
    を特徴とする請求項1記載の光ファイバコネクタ。
  3. 【請求項3】ガイド部は、その形状が台形であることを
    特徴とする請求項1記載の光ファイバコネクタ。
  4. 【請求項4】フェルールは、その端面が略8度の斜め平
    面研磨されて成ることを特徴とする請求項1記載の光フ
    ァイバコネクタ。
JP11204046A 1999-07-19 1999-07-19 光ファイバコネクタ Pending JP2001033663A (ja)

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JP11204046A JP2001033663A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 光ファイバコネクタ

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JP2001033663A true JP2001033663A (ja) 2001-02-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017181791A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 古河電気工業株式会社 光ファイババンドル構造、光コネクタ、光ファイバ接続構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017181791A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 古河電気工業株式会社 光ファイババンドル構造、光コネクタ、光ファイバ接続構造

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