JP2001033542A - 車間距離計測方法 - Google Patents
車間距離計測方法Info
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Abstract
干渉性、耐雑音性に優れた車間距離計測が可能となる車
間距離計測方法を提供する。 【解決手段】 スペクトル拡散を用いた車間距離計測方
法において、送信部においては、所定の符号周期を有す
る拡散符号系列を高周波変調部102より送信し、受信
部においては、所定の相関検波区間長にわたって受信信
号と該拡散符号の相関を相関検波部113,114より
算出し、その算出した相関結果を所定の平均時間長にわ
たる加算平均を平均パワー算出部115より算出し、そ
の算出した加算平均値に基づいて距離を距離検出部11
6より算出し、その所定の符号周期をその相関検波区間
長と該平均時間長の積よりの大きな値とする。
Description
辺車両の相対位置計測を行う車間距離計測方法に関する
ものである。
例えば、文献名「ミリ波帯SS方式車載用レーダの特性
評価実験」野田 晋作 他 電子情報通信学会 97年
総合大会 SA4−4に開示されるものがあった。
両間の距離を計測する方法が述べられている。車間距離
を計測するに際し、まず、送信部では、拡散符号を生成
して高周波変調部を介して送信アンテナから無線信号と
して発射する。受信部では、ターゲットで反射した反射
受信信号に対して送信に用いたのと同じ拡散符号を用い
て相関検波処理を行う。
号の各位相に対して行われ、拡散符号周期毎に相関検波
値が出力される。車間距離は相関検波値の大きな値を持
つ位相を用いて行われる。上記拡散符号としては疑似ラ
ンダム符号であるM系列のPN符号が用いられる。
た従来の車間距離計測方法では、以下のような問題点が
あった。
他の車両からの干渉波に対して誤検出等を防ぐために
は、拡散符号の周期を大きくすることで、相関検波処理
がもつプロセスゲインを大きくする必要がある。従来で
は、相関検波を行う時間区間長は拡散符号の周期と一致
するため、拡散符号の周期を長くすると相関検波におけ
る積和回数も増加する。一方、高い距離分解能を得る場
合、拡散符号の1符号の継続時間(チップ長)を短くす
る必要がある。
を高めようとすると、拡散符号の周期が長くなるため、
高速な演算を要する個所の演算量が増加するという問題
があり、耐干渉性の向上にはハード上の問題が生じるこ
とになる。
た場合、他の車両の送信波またはその送信波の反射波が
混入した場合、自車の送信波のターゲット反射と区別が
つかず、正しい距離の計測ができなくなるという問題が
ある。これに対して、車両ごとに異なる拡散符号を割り
当てることが考えられるが、同一の符号周期を有するM
系列の数が少ないため、同じ拡散符号を有する車両が生
じるという問題がある。
の演算量を増加させることなく、耐干渉性、耐雑音性に
優れた車間距離計測が可能となる車間距離計測方法を提
供することを目的とする。
成するために、 〔1〕スペクトル拡散を用いた車間距離計測方法におい
て、送信部においては、所定の符号周期を有する拡散符
号系列を送信し、受信部においては、所定の相関検波区
間長にわたって受信信号とその拡散符号の相関を算出
し、その算出した相関結果を所定の平均時間長にわたる
加算平均を算出し、その算出した加算平均値に基づいて
距離を算出し、その所定の符号周期をその相関検波区間
長とその平均時間長の積より大きな値とするようにした
ものである。
測方法において、送信部においては、所定の周期を有す
るデータ系列を生成し、このデータ系列を所定の符号周
期を有する拡散符号系列を用いて拡散して送信し、受信
部においては、その拡散符号周期にわたって受信信号と
その拡散符号の相関を算出し、その算出した相関結果に
該データ系列を乗算した後、所定の平均時間長にわたる
加算平均を算出し、その算出した加算平均値に基づいて
距離を算出し、その所定の符号周期をその平均時間長よ
りも大きな値とするようにしたものである。
距離計測方法において、相関検波値と一相関時間長前の
相関検波値との複素乗算値を算出し、この複素乗算値を
所定の平均時間長にわたって加算平均して複素加算平均
値を算出し、この複素加算平均値の2乗値を用いて距離
を算出するようにしたものである。
離計測方法において、複素相関検波値と一相関時間長前
の複素相関検波値との位相差を算出し、その算出した位
相差を用いてその複素相関検波値の位相を補正し、その
位相補正を行ったその複素相関検波値を所定の平均時間
長にわたって加算平均して複素加算平均値を算出し、こ
の複素加算平均値の2乗値を用いて距離を算出するよう
にしたものである。
離計測方法において、複素相関検波値の位相を算出し、
その算出した位相を所定の平均時間長にわたって平均
し、平均した位相に基づいて位相速度を算出するように
したものである。
て図を参照しながら詳細に説明する。
計測システムのブロック図である。
長周期拡散符号が長周期拡散符号発生部101で生成さ
れ、高周波変調部102および相関検波部113および
114に入力される。高周波変調部102の出力は送信
アンテナ103に接続され、送信アンテナ103より無
線電波が発射される。
トからの反射信号は高周波変調部112に入力される。
高周波変調部112においては受信信号は搬送波に同相
なI成分信号と、直交なQ成分信号に変換され、それぞ
れ相関検波部113および相関検波部114に入力され
る。
生部101からの拡散符号を用いてI成分信号との相関
検波が距離分解能相当の位相毎に行われ、相関検波部1
14では、長周期拡散符号とQ成分信号との相関検波が
行われる。相関検波部113および114からの各位相
に対する相関検波値が平均パワー算出部115に出力さ
れる。
相関検波値のパワーが加算され、その平均パワーは距離
検出部116に出力される。距離検出部116では、パ
ワーの最も大きい位相を検出し、この位相に基づき距離
を出力する。
ついて説明する。
号発生部101では、符号周期L(L:一周期をなす符
号の個数)のM系列を所定の速度で継続して発生する。
この符号系列は、高周波変調部102で搬送波で変調さ
れ送信アンテナ103を介して発射される。
号は、高周波変調部112で搬送波により直交変換され
てI成分、Q成分の2成分に分離される。I成分、Q成
分はそれぞれ相関検波部113、114に入力される。
相関検波部113では、長周期拡散符号の位相を変えな
がら(全位相数をNとする)、受信信号との相関演算が
行われる。各位相に対する相関演算は相関区間(拡散符
号のK個の符号分の長さ)毎に行われる。
対する相関検波値が出力される。相関検波部114にお
いても同様な相関検波処理を行う。相関検波部113お
よび114から出力されるK個の相関検波値は、平均パ
ワー算出部115において各位相毎に加算回数Mの加算
が行われる。第m番目の相関区間の第k番目の位相に対
する複素相関検波値をR(k,m)とすると、平均パワ
ー算出部115の出力P(k)を次式で算出する。
であり、RQ (k,m)は相関検波部114からの出力
である。jは虚数単位である。平均パワー算出部115
から出力された平均パワーの中から、距離検出部116
では、最大のP(k)を検出し、その位相kから距離D
を次式で算出する。
の周期Lの関係は、K=Lであったが、本実施例では以
下の関係を有する。
L>Kの関係を意味する。スペクトル拡散では、相関検
波区間Kが大きいほど耐干渉性、耐雑音性が向上する。
本実施例では、相関検波処理に加え加算平均処理を加え
ているので、加算回数Mを増加することで、相関区間長
Kを増加することなく(従って、高速演算処理の演算量
を増やすことなく)、耐干渉性、耐雑音性を高めること
が可能となる。
より、全ての車両が同一の長周期拡散符号を用いても、
誤検出の発生の抑制が可能となる。各車両は非同期に拡
散符号を生成、発射するので、他の車両の送信波が自車
の相関検波処理で検出される確率は、N/Lとなる。L
を大きくすることで、誤検出確率を小さくすることが可
能となる。
関検波区間よりも長い周期を持つ拡散符号を送信符号と
して用い、また、相関検波出力を加算平均するようにし
たので、相関検波の演算量を増加させることなく、耐干
渉性、耐雑音性に優れた車間距離計測が可能となる。
る。
計測システムのブロック図である。
符号発生部200において符号系列を発生し、拡散部2
02および符号乗算部203に入力する。短周期拡散符
号発生部201より発生される短周期拡散符号は拡散部
202および相関検波部113および114に入力され
る。拡散部202の出力は高周波変調部102を介して
送信アンテナ103に接続され、送信アンテナ103よ
り無線電波が発射される。
ーゲットからの反射信号は高周波変調部112に入力さ
れる。高周波変調部112の出力は、相関検波部113
および114に入力される。相関検波部113および1
14では、短周期拡散符号発生部201からの拡散符号
を用いて距離分解能相当の位相毎に相関検波が行われ、
各位相に対する相関検波値が符号乗算部203に入力さ
れる。
号発生部200から入力される符号を乗算して、その出
力を平均パワー算出部115に出力する。平均パワー算
出部115では、各位相ごとに入力される相関検波値が
加算され、加算後のパワーが距離検出部116に入力さ
れる。距離検出部116では、パワーの最も大きい位相
を検出し、この位相に基づき距離を出力する。
ついて説明する。
00では、ランダムな2値データを生成する。短周期拡
散符号発生部201では、相関区間Kと同じ符号周期を
有するM系列符号を発生する。
ータ(周期L′)をd(m)とする。mは平均パワー算
出部115で行う平均演算の第m番目のものを意味す
る。
短周期拡散符号で拡散して送信する。受信部では、相関
検波部113および114で、受信信号と短周期拡散符
号の相関検波を各位相毎に算出する。この場合、第m番
目の相関区間の第k番目の位相に対する相関検波値R
(k,m)(複素数)は、次式で表される。 R(k,m)=d(m)A(k,m)exp〔jθ
(k,m)〕+e(k,m) ここで、A(k,m)は相関検波後の振幅、θ(k,
m)は無線区間で生じた位相、e(k,m)は干渉雑音
である。
値に送信データd(m)を乗算してデータ乗算相関検波
値R′(k,m)を得る。R′(k,m)は以下で表さ
れる。
検波値を加算回数Mの加算演算を次式に基づいて行う。
13,114で短周期拡散符号を用いているので、同一
の拡散符号を用いている他の車両からの送信信号が混入
した場合、相関検波値に他車両の送信波と相関がとれ、
このままでは誤検出を招く。
ためのものであり、短周期PN符号が他車と一致しても
平均演算部におけるデータ系列d(m)が一致しなけれ
ば、異なる拡散符号を用いた場合と同様に、平均化処理
により、干渉成分d(m)・e(k,m)が低減され、
Mを大きくすることで干渉を抑止することが可能とな
る。
データの周期L′としてM/L′となり、L′を大きく
設定することで誤検出確率を小さくすることが可能とな
る。
関検波区間と同一拡散符号を用い、データを生成して拡
散し、拡散符号に相関検波に加え送信データを用いた相
関演算を行うようにしたので、相関検波の演算量を増加
させることなく、耐干渉性、耐雑音性に優れた車間距離
計測が可能となる。また、相関検波区間で用いる拡散符
号が一定なので、マッチドフィルタ等の簡単な構成で相
関検波処理が実現可能となる。
る。
計測システムのブロック図である。なお、第2実施例と
同じ部分については、同じ符号を付してそれらの説明は
省略する。
法が異なる。符号乗算部203からの入力のI成分およ
びQ成分は、複素パワー算出部301に入力される。複
素パワー算出部301の出力は平均複素パワー算出部3
02に出力される。平均複素パワー算出部302からの
出力は平均パワー算出部115に入力される。
ついて説明する。
出部301において、第m番目の相関区間の第k番目の
位相のデータ乗算相関検波値R(k,m)は、次式で表
される。 R(k,m)=d(m)A(k,m)exp〔jθ
(k,m)〕+e(k,m) ここで、A(k,m)は相関検波後の振幅、θ(k,
m)は無線区間で生じた位相で、e(k,m)は干渉雑
音である。θ(k,m)はターゲットの反射波の位相で
ある場合、相対速度に応じたドップラー周波数に応じて
変化している。
比べ極短いので、その間のドップラー周波数は一定とみ
なせる。従って、θ(k,m)は一定の割合で変化する
ことになる。従って、時間的に隣接するデータ乗算相関
検波値のR(k,m)とR(k,m−1)とは、その位
相がターゲットからの反射信号に対応する場合にのみ一
定の位相だけ異なることになる。
の複素積を演算することを考える。複素パワー算出部3
01では複素パワーS(k,m)を次式に基づいて算出
する。
S(k,m)はターゲットからの反射信号に対応する場
合にのみ一定であり、他の成分は、ランダムに変化する
複素信号となる。従って、平均化によりランダム成分は
相殺され、加算回数を増やすほど減少していく。平均複
素パワー算出部302では次式に基づいて第k番目の位
相の複素パワーp(k)を算出する。
の絶対値を算出して位相kの受信パワーP(k)として
算出する。
で得られたパワーを時間平均していたが、複素信号の状
態で加算することで、ターゲット反射波以外のランダム
成分のうち複素信号の向きが逆となる成分が相殺され、
大きな平均化効果が得られることになる。
均演算を複素パワー平均処理としたので、相関検波の演
算量を増加させることなく、耐干渉性、耐雑音性の抑制
効果をさらに高めることができる。
る。
計測システムのブロック図である。なお、第3実施例と
同じ部分については、同じ符号を付してそれらの説明は
省略する。
らに高めるものである。すなわち、符号乗算部203か
らの入力のI成分およびQ成分は、複素振幅算出部40
1に入力された後、平均複素振幅算出部402に入力さ
れ、さらに、平均パワー算出部115に入力され、各位
相の受信パワーが算出されて距離検出部116に出力さ
れる。
ついて説明する。
いて、第m番目の相関区間の第k番目の位相のデータ乗
算相関検波値R(k,m)は、次式で表される。 R(k,m)=d(m)A(k,m)exp〔jθ
(k,m)〕+e(k,m) ここで、A(k,m)は相関検波後の振幅、θ(k,
m)は無線区間で生じた位相で、e(k,m)は干渉雑
音である。θ(k,m)はターゲットの反射波の位相で
ある場合、相対速度に応じたドップラー周波数に応じて
変化している。
比べ極短いので、その間ドップラー周波数は一定とみな
せる。つまり、θ(k,m)は一定の割合で変化するこ
とになる。従って、時間的に隣接するデータ乗算相関検
波値のR(k,m)とR(k,m−1)は、その位相が
ターゲットからの反射信号に対応する場合にのみ一定の
位相だけ異なることになる。
し、その位相を用いてR(k,m)を補正すれば、R
(k,m)は一定の位相を有する複素信号になる。そこ
で、複素振幅算出部401では、まず、R(k,m−
1)の複素位相r(k,m)を次式に基づき算出する。
幅1で、その位相はR(k,m−1)の位相に一致す
る。次に、R(k,m)とr(k,m−1)を用いて、
次式に基づき複素振幅s(k,m)を算出する。
402では、次式に基づき第k番目の位相の平均複素振
幅p(k)を算出する。
(k)を用いて各位相の受信パワーP(k)を算出す
る。
に対して行ったが、本実施例では、平均演算されるのは
複素振幅である点が異なる。複素信号の状態で加算する
ことで、ターゲット反射波以外のランダム成分のうち複
素信号の向きが逆となる成分が相殺され、効果は第3実
施例と同じであるが、その効果がパワーではなく振幅の
時点で得られるため、パワーに換算すると平均化効果が
さらに2乗され、大きな干渉雑音抑制効果が得られるこ
とになる。
算を複素振幅平均処理としたので、相関検波の演算量を
増加させることなく、耐干渉性、耐雑音性の抑制効果を
さらに高めることができる。
る。
計測システムのブロック図である。なお、第4実施例と
同じ部分については、同じ符号を付してそれらの説明は
省略する。
相対速度検出機能を付加したものである。すなわち、平
均複素振幅算出部402からは平均複素振幅が平均パワ
ー算出部115および位相差算出部501に入力され
る。位相差算出部501からはK個の位相差算出結果が
相対速度検出部502に入力され、相対速度検出部50
2において相対速度が算出される。
ついて説明する。
いて、第m番目の相関区間の第k番目の位相のデータ乗
算相関検波値R(k,m)は、次式で表される。 R(k,m)=d(m)A(k,m)exp〔jθ
(k,m)〕+e(k,m) ここで、A(k,m)は相関検波後の振幅、θ(k,
m)は無線区間で生じた位相で、e(k,m)は干渉雑
音である。θ(k,m)がターゲットの反射波の位相で
ある場合、相対速度に応じたドップラー周波数に応じて
変化している。平均演算を行う時間長は車両の距離変化
に比べ極く短いので、その間ドップラー周波数は一定と
みなせる。従って、θ(k,m)は一定の割合で変化す
ることになる。位相差算出部501では、平均複素振幅
算出部402から出力される平均複素振幅p(k)を用
いて位相差Δθ(k)を次式に基づいて算出する。
I成分、Q成分を表す。
θ(k)から相対速度v(k)を次式で算出する。
素振幅平均処理の結果を用いて相対速度を算出するよう
にしたので、相対速度を計測する手段を新たに別途設け
る必要がなく、距離と速度の算出のための演算を統合す
ることができる。
施例をベースに説明したが、第1実施例にも適用可能で
ある。第5実施例では、第4実施例に相対速度検出機能
を付加する例として示したが、第3実施例の平均複素パ
ワー算出部の出力を位相差算出部に入力すれば、第3実
施例にも適用可能である。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
よれば、以下のような効果を奏することができる。
拡散符号を送信符号として用い、また、相関検波出力を
加算平均するようにしたので、相関検波の演算量を増加
させることなく、耐干渉性、耐雑音性に優れた車間距離
計測が可能となる。
い、データを生成して拡散し、拡散符号に相関検波に加
え送信データを用いた相関演算を行うようにしたので、
相関検波の演算量を増加させることなく、耐干渉性、耐
雑音性に優れた車間距離計測が可能となる。また、相関
検波区間で用いる拡散符号が一定なので、マッチドフィ
ルタ等の簡単な構成で相関検波処理が実現可能となる。
たので、相関検波の演算量を増加させることなく、耐干
渉性、耐雑音性の抑制効果をさらに高めることができ
る。
ので、相関検波の演算量を増加させることなく、耐干渉
性、耐雑音性の抑制効果をさらに高めることができる。
対速度を算出するようにしたので、相対速度を計測する
手段を新たに別途設ける必要がなく、距離と速度の算出
のための演算を統合することができる。
ムのブロック図である。
ムのブロック図である。
ムのブロック図である。
ムのブロック図である。
ムのブロック図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 スペクトル拡散を用いた車間距離計測方
法において、送信部においては、所定の符号周期を有す
る拡散符号系列を送信し、受信部においては、所定の相
関検波区間長にわたって受信信号と該拡散符号の相関を
算出し、該算出した相関結果を所定の平均時間長にわた
る加算平均を算出し、該算出した加算平均値に基づいて
距離を算出し、該所定の符号周期を該相関検波区間長と
該平均時間長の積より大きな値とすることを特徴とする
車間距離計測方法。 - 【請求項2】 スペクトル拡散を用いた車間距離計測方
法において、送信部においては、所定の周期を有するデ
ータ系列を生成し、該データ系列を所定の符号周期を有
する拡散符号系列を用いて拡散して送信し、受信部にお
いては、該拡散符号周期にわたって受信信号と該拡散符
号の相関を算出し、該算出した相関結果に該データ系列
を乗算した後、所定の平均時間長にわたる加算平均を算
出し、該算出した加算平均値に基づいて距離を算出し、
該所定の符号周期を該平均時間長よりも大きな値とする
ことを特徴とする車間距離計測方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の車間距離計測方法
において、相関検波値と一相関時間長前の相関検波値と
の複素乗算値を算出し、該複素乗算値を所定の平均時間
長にわたって加算平均して複素加算平均値を算出し、該
複素加算平均値の2乗値を用いて距離を算出することを
特徴とする車間距離計測方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の車間距離計測方法
において、複素相関検波値と一相関時間長前の複素相関
検波値との位相差を算出し、該算出した位相差を用いて
該複素相関検波値の位相を補正し、該位相補正を行った
該複素相関検波値を所定の平均時間長にわたって加算平
均して複素加算平均値を算出し、該複素加算平均値の2
乗値を用いて距離を算出することを特徴とする車間距離
計測方法。 - 【請求項5】 請求項3又は4記載の車間距離計測方法
において、複素相関検波値の位相を算出し、該算出した
位相を所定の平均時間長にわたって平均し、平均した位
相に基づいて位相速度を算出することを特徴とする車間
距離計測方法。
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JP20653899A JP3399879B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 車間距離計測方法 |
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