JP2001033265A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
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Abstract
目的地の設定を容易にすると共に、目的地の施設の営業
状況をユーザが確認できるようにする。 【解決手段】施設の宣伝広告などに2次元コードを印刷
し、その2次元コードに、施設の位置を示す座標データ
や、定休日、営業時間、有効期間などを記憶させてお
く。そして、2次元コード読取装置にて2次元コードを
読み取り(S10)、その読み取った情報中から得た位
置情報に基づいて目的地を設定すると共に目的地への到
着予想時刻を計算する(S20)。現在の日付が2次元
コード情報中より得た有効期間外であれば(S30:N
O)、その旨を報知する。また、本日が定休日であれば
(S40:YES)、その旨を報知する。また、2次元
コード情報中より得た営業時間を到着予想時刻と比較
し、到着予想時刻が営業時間外であれば(S50:N
O)、その旨を報知する。
Description
れた目的地までの経路を設定し、その設定経路に基づく
案内を行うナビゲーション装置に関する。
な経路(推奨経路)を設定し、その推奨経路を、GPS
等により検出した現在位置と共にディスプレイ上に表示
して経路案内する車載用のナビゲーション装置が知られ
ており、より円滑なドライブに寄与している。この際、
目的地は利用者自身が入力するようになっている。例え
ばメニュー表示から階層的に目的地を検索して、所望の
目的地が表示されればそれを設定する。
検索する際には、例えば都道府県名、市町村名、番地な
どを順番に指定していく必要があり、ユーザにとっては
手間がかかる作業となっていた。また、ディスプレイに
表示させた地図上でカーソルを目的地に移動させて設定
する手法もあるが、該当する地図を表示させ、またその
縮尺を変えるなどした後、カーソルを上手く動かさない
と所望の位置を設定できないので、やはりユーザにとっ
ては手間がかかる作業となっていた。このような目的地
設定にかかるユーザの作業負担を減らす一手法として、
例えば特開平5−11699号には、施設の座標位置情
報(経度・緯度)をバーコード化しておき、そのバーコ
ードをスキャナで読み取って当該施設を目的地として設
定する技術が開示されている。例えば施設の座標位置情
報をバーコード化してパンフレットなどに印刷してお
く。そして、ユーザがその施設を目的地として設定しよ
うと考えた場合には、単にスキャナでバーコードを読み
取る作業をするだけでよいため、作業負担が減るのであ
る。
来技術の場合には、バーコードに座標位置情報しか記憶
されていなかった。これは、バーコードの場合は、数十
字程度の文字情報しかコード化できないからである。し
たがって、位置を特定するだけなら問題ないが、営業時
間や定休日などが判らず、実際にその場所に着いてから
その施設が利用できないという不都合が生じる。
で印刷されているパンフレットもあるが、小さな印刷面
積しか確保できない印刷媒体であれば、詳しい内容まで
開示することが困難となる。また、仮に営業時間や定休
日まで印刷されていても、ユーザがそれに注意を払わな
ければ、実際には定休日であるにもかかわらず目的地と
して設定してしまい、現地について初めて定休日である
ことを知るような状況も起こり得る。
機械的に読み取ることで目的地の設定を容易にすると共
に、当該目的地の施設の営業状況をユーザが確認できる
ナビゲーション装置を提供することを目的とする。
記載のナビゲーション装置においては、2次元コード読
取手段によって2次元コードから施設情報を読み取るこ
とができる。この施設情報には、少なくとも施設の位置
を特定するための位置情報及び当該施設の営業時間や定
休日を示す営業情報が含まれている。そして、現在時
刻、その日の暦の内の少なくともいずれか1つの参照情
報を取得する参照情報取得手段を備えており、判定手段
が、参照情報取得手段にて取得した参照情報からみた、
2次元コード読取手段にて読み取った施設情報中から抽
出した営業情報の内容から、該当施設の営業状態を判定
する。
された場合には、営業時処理手段が、2次元コード読取
手段にて読み取った施設情報中から位置情報を抽出し、
その抽出位置を目的地として設定する。したがって、そ
の設定された目的地までの推奨経路を設定し、その推奨
経路に基づく経路案内を行うことができる。
定された場合には、非営業時処理手段が営業中でないこ
とを利用者に報知する。この報知の手法としては、画像
表示装置へ表示して報知することで、利用者の視覚に訴
えるものであってもよいし、音声出力装置から音声にて
報知することで、利用者の聴覚に訴えるものであっても
よい。
みに基づいて一律に目的地を設定してしまうのではな
く、営業中でない場合にはその旨を報知できるようにし
たため、実際にその施設に到着した時点では営業時間外
であったり定休日であったりして施設の利用ができな
い、といった不都合を防止でき、施設案内の実効性が向
上する。
設情報が施設の営業時間や定休日を示す営業情報も含ん
でいることが必要であり、施設情報の情報量が相対的に
多くなる。従来のように位置情報(緯度・経度)を示す
だけであればバーコードのような1次元コードでもよい
が、営業情報についてまで含めるにはバーコードでは対
応できない。そこで、相対的に多くの情報を示すことの
できる2次元コードを用いることによって、位置情報に
加えて営業情報も含めた施設情報を記憶させることがで
きるようになった。そのため、本発明のナビゲーション
装置においては、2次元コードを読み取ることのできる
機能を備えるようにした。
し音声でもよく、それらの両方でもよい。現在の車載の
ナビゲーション装置を考えると、画面表示と共に音声出
力をすることで視覚及び聴覚に訴えて案内することが一
般的であるので、このような構成が採用し易い。そし
て、車載ナビゲーション装置として実現する場合には、
音声による報知は少なくとも確保しておくことが好まし
いと考えられる。なぜなら、音声にて報知する場合の利
点として、ドライバーは視点を表示装置にずらしたりす
る必要がないので、安全運転が一層良好に確保されると
いう点などが挙げられるからである。
は、請求項2に示すように、現時点で営業中か否かを判
定することが考えられる。現時点で営業中か否かが判れ
ば問題ない場合も多いが、例えば閉店直前であっても営
業中であると判定され、その施設を目的地として設定し
た推奨経路に従って施設へ向かったところ、その途中で
実際には施設が閉まってしまうことも考えられる。この
場合には経路案内の実効性が低くなるため、そのような
不都合を無くすには、請求項3に示すようにすればよ
い。すなわち、判定手段が、現時点から所定時間後に営
業中か否かを判定するのである。つまり、現在地から該
当施設に到達するのに必要な時間を考慮して決定する。
このようにすれば、該当施設に到着した際においても営
業中である可能性が高くなり、施設案内の実効性がさら
に向上する。また、逆に現在時刻においては営業時間外
であっても、所定時間後には開店している(営業時間内
となっている)場合もある。したがって、そのような施
設についても適切に案内できる点で有効である。
必要な時間については、本ナビゲーション装置の利用態
様によって変わってくる。例えば車両に搭載され、いわ
ゆるカーナビゲーション装置として利用されている場合
には、車両で移動することを前提とした時間の計算を行
う。ある目的地までの所要時間を計算する点については
ナビゲーション装置の分野において既に実現されている
ことであるため、その手法を援用すればよい。但し、そ
の手法は経路に沿って走行した場合を前提としているた
め、正確であるが処理負荷は大きくなる。したがって、
そこまでの正確性を要求しないのであれば、単純に施設
までの直線距離に応じて所要時間を計算するようにして
もよい。一方、当然ながら人間が徒歩で移動することを
前提とした利用方法を想定した場合には、徒歩での所要
時間を計算することとなる。例えば、通信機能を内蔵し
たノートパソコンやPDAなどの携帯性のある情報ツー
ルに適用した場合や、例えば街頭に設置され徒歩で移動
する利用者を対象とした情報端末装置に適用することを
想定した場合などである。
自らの情報の有効期間を示す期間情報も含まれている場
合は、判定手段が次のような判定を行うようにしてもよ
い。すなわち、該当施設が営業中か否かの判定に先だっ
て、参照情報取得手段にて取得した参照情報からみた、
2次元コード読取手段にて読み取った施設情報中から抽
出した期間情報が、読み取った施設情報の有効期間とな
っているか否かを判定する。そして、非営業時処理手段
が、判定手段によって施設情報が有効ではないと判定さ
れた場合には、その旨を利用者に報知するのである。
合を想定している。例えば、スキー場やスケート場であ
れば、冬季限定であるし、温水プールではない通常のプ
ールであれば夏季限定である。また、例えば体育館やホ
ールなどのように、多目的に利用される施設の場合に
は、数日、数週間、数ヶ月単位で開催内容が変わってい
くことも多い。このように、施設自体は物理的に存在し
ても、その施設を所定の目的に使用するか否かは流動的
である。したがって、その施設をその目的に使用する期
間に応じて、2次元コード化された情報の「有効期間」
というものが設定される。この有効期間に基づいて有効
性を判定することで、利用者にとっての便宜が図られ
る。
定されて非営業時処理手段がその旨を利用者に報知する
際には、請求項6に示すように、営業中でないことをそ
の理由と共に報知することが考えられる。例えば、「本
日は定休日です」と報知したり、「営業時間は10:3
0〜20:00ですが、到着予想時刻は20:30で
す」と報知したりすることが考えられる。特に、請求項
4に示すように現在地から該当施設に到達するのに必要
な時間を考慮して決定する場合には、上述した具体例の
ように営業情報中の営業時間と、施設への到着予定時刻
とを合わせて報知することも好ましい。例えば、「営業
時間は10:30〜20:00ですが、到着予想時刻は
10:00です」と報知された場合を考えると、これは
早く到着しすぎるということである。この場合は30分
遅く到着すればよいことが判るため、利用者にとって便
利である。
業中でないと判定されて非営業時処理手段が実行する処
理としては、営業中でないことを利用者に報知する点の
み言及したが、請求項7に示すように、2次元コード読
取手段にて読み取った施設情報中から位置情報を抽出
し、その抽出位置を目的地として設定した後、報知処理
を実行するようにしてもよい。これは、非営業時でも目
的地としてもよい場合がある点を鑑みたものである。例
えばその施設自体を利用する目的ではなく、単に待ち合
わせ場所にしている場合であれば、営業の有無は関係な
い。したがって、目的地とした後に報知処理を行っても
よい。特に、請求項4に示すように現在地から該当施設
に到達するのに必要な時間を考慮して決定する場合に
は、その決定のために目的地までの経路設定を行ってい
ることとなる。したがって、実質的にもまず目的地を設
定してから、報知を行うこととなっている。
を変更したい場合も想定される。また、報知されない場
合であっても、一旦設定した目的地を変更した場合もあ
る。そこで、請求項8に示すように一旦設定された目的
地を利用者がキャンセルできるようにしておけば、便利
である。
営業中でないと判定された場合に非営業時処理手段が実
行する処理としては、営業中でないことを利用者に報知
するだけにして、目的地の設定はせず、その後、改めて
目的地設定をする手順にしておくこともできる。
では、さらに、利用者の指示を入力するための指示入力
手段を備えている。そして、施設情報には、当該施設に
関する案内情報も含まれており、非営業時処理手段は、
案内情報をさらに報知するか否かを問い合わせる内容を
報知し、その案内情報を報知するか否かの問い合わせに
対して指示入力手段を介して案内情報を報知する旨の指
示が入力された場合には、さらに案内情報を報知する。
を目的地としたい場合、その日が定休日であったとして
も、特売情報などを知りたい場合もある。また、美術館
などにあっては、今後の展示内容の予定などを知れば、
ユーザにとって有益である。したがって、その当日に行
けなくても将来のために情報を知りたいこともあり、そ
のような点でユーザの便宜を図ることができる。
る判定手段、営業時処理手段及び非営業時処理手段をコ
ンピュータシステムにて実現する機能は、例えば、コン
ピュータシステム側で起動するプログラムとして備える
ことができる。このようなプログラムの場合、例えば、
フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシ
ステムにロードして起動することにより用いることがで
きる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記
録しておき、このROMあるいはバックアップRAMを
コンピュータシステムに組み込んで用いても良い。
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得るこ
とは言うまでもない。
して適用した場合の概略構成図である。本実施例のナビ
ゲーション装置1は、車両の現在位置を検出する位置検
出器12と、各種道路交通情報を収集するため、無線電
話回線を介して情報配信センタ4との間でデータ通信を
行う通信装置18と、外部情報入出力装置19と、当該
装置へ各種指令を入力するための操作スイッチ群20
と、その操作スイッチ群20と同様の各種指令を入力可
能な図示しないリモートコントロール端末(以下、リモ
コンと称す。)からの信号を入力するリモコンセンサ2
1と、地図データ入力器22と、外部メモリ24と、地
図表示画面やTV画面等の各種表示を行うための表示装
置26と、2次元コード読取装置27と、スピーカ28
と、カレンダクロック29と、上述した位置検出器1
2、操作スイッチ群20、地図データ入力器22、2次
元コード読取装置27及び図示しないリモコンからの入
力に応じて各種処理を実行し、通信装置18、外部情報
入出力装置19、外部メモリ24、表示装置26、スピ
ーカ28を制御するナビ制御回路30とを備えている。
ioning System)用の人工衛星からの送信電波をGPS
アンテナを介して受信し、車両の位置,方位,速度等を
検出するGPS受信機12aと、車両に加えられる回転
運動の大きさを検出するジャイロスコープ12bと、車
速センサや車輪センサ等からなり車両の走行距離を検出
するための車速センサ12cと、地磁気に基づいて絶対
方位を検出するための地磁気センサ12dとを備えてい
る。そして、これら各センサ等12a〜12dは、各々
が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しな
がら使用するように構成されている。なお、精度によっ
ては、上述したセンサ等12a〜12dの中の一部のみ
を用いて構成してもよく、また、左右操舵輪の回転差な
どから得られる車両のステアリング角を累積して方向を
求めるセンサ等を用いてもよい。
続が可能な携帯電話又は自動車電話からなる無線電話装
置と、ナビ制御回路30からの指令に従って、無線電話
装置を介して決められた手順で外部情報源である情報配
信センタとの接続を行うと共に、ナビ制御回路30から
のデータを無線電話装置を介して送信可能な形態に符号
化し、また無線電話装置を介して入力されるデータを制
御回路30にて処理可能な形態に復号化するモデムとを
備えている。
ないラジオアンテナを介してFM放送信号を受信した
り、道路近傍に配置されたVICS(Vehicle Informat
ion and Communication System:道路交通情報システ
ム)サービス用の固定局から、電波ビーコン信号及び光
ビーコン信号を受信する。この受信した情報はナビ制御
回路30へ送られて処理される。また、外部へ情報を発
信できるようにもされている。
装置26と一体に構成され表示画面上に設定されるタッ
チスイッチ及び表示装置26の周囲に設けられたメカニ
カルなキースイッチ等が用いられる。タッチスイッチ
は、表示装置26の画面上に縦横無尽に配置された赤外
線センサより構成されており、例えば指やタッチペンな
どでその赤外線を遮断すると、その遮断した位置が2次
元座標値(X,Y)として検出される。これによって、
後述するように、表示画面を直接タッチすることで、所
定の指示を入力できるようにされている。
検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用デ
ータ、道路の接続を表した道路データを含む各種データ
を記憶媒体から入力するための装置である。記憶媒体と
しては、そのデータ量からCD−ROMを用いるのが一
般的であるが、例えばDVDやメモリカード等の他の媒
体を用いても良い。道路データは、交差点等の複数のノ
ード間をリンクにより接続して地図を構成したものであ
って、それぞれのリンクに対し、リンクを特定する固有
番号(リンクID)、リンクの長さを示すリンク長、リ
ンクの始端と終端とのx,y座標、リンクの道路幅、お
よび道路種別(有料道路等の道路情報を示すもの)のデ
ータからなるリンク情報を記憶している。
装置であり、その画面には、位置検出器12にて検出し
た車両の現在地を示すマークと、地図データ入力器22
より入力された道路データと、更に地図上に表示する案
内経路、名称、目印等の付加データとを重ねて表示する
ことができる。また、後述する案内用の報知や注意喚起
用の報知のための表示もできる。
された各種案内などのための音声情報を利用者に報知す
る。次に、ナビ制御回路30は、CPU,ROM,RA
Mからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成さ
れており、位置検出器12からの各検出信号に基づいた
車両の現在位置、及び地図データ入力器22を介して読
み込んだ現在位置付近の地図等を表示画面上に表示する
処理や、地図データ入力器22に格納された施設索引デ
ータに基づき、操作スイッチ群20やリモコンの操作に
従って目的地となる施設を選択する目的地選択処理、現
在位置から目的地までの最適な経路を自動的に選択し、
この選択された経路に従って案内を行う経路案内処理等
のいわゆるナビゲーション処理を実行する。このような
自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法
等の手法が知られている。そして、表示装置26上の道
路地図に重ねて誘導経路を表示して、ドライバーに適切
なルートを案内する。
操作に従って目的地となる施設を選択することを従来か
ら実現されていたが、本実施例においては、さらに2次
元コード読取装置27を用いても目的地の設定ができる
ようにされている。具体的には、例えば図2に示す印刷
物40に印刷された2次元コード50から情報を読み取
って、その読み取った情報中に含まれる位置の情報(こ
こでは座標データ)に基づいて目的地を設定する。な
お、図2に示した印刷物40は、スーパマーケットの宣
伝用のチラシである。
しては、施設名称、電話番号、所在地の住所、位置を示
す座標データ、定休日、営業時間、有効期間、各種案内
情報などである。この内、位置を示す座標データは、従
来のバーコードを用いたものでも記憶されていたよう
に、例えば北緯と東経をそれぞれ「××度××分××
秒」として表したものである。定休日については、毎週
固定の曜日が定休日である場合には、「毎週○曜日」と
いうデータとすればよい。但し1月単位で定休日が変わ
り得ることもあるため、図2に示す場合には、そのよう
な定休日を前提として、例えば4月の定休日は15日と
22日というデータとしてある。また、有効期間とは、
図2の場合であれば、この印刷物40に印刷された宣伝
内容が有効な期間であり、例えばこの場合は4月1日〜
30日の4月のみが有効期間である。また、各種案内情
報としては、例えば図2の場合はスーパマーケットの宣
伝内容であるので、展示即売や、特別なセールを、所定
の期間に限定して行う場合の情報などである。
0に記憶されている。ここで2次元コード50について
説明する。本実施例では、2次元コード50の一例とし
てQR(Quick Response)コードを採用した。図3の説
明図に例示するように、QRコードは縦横の2方向の並
ぶ明(白)又は暗(黒)のセルにて構成される。このQ
Rコードは、3つの位置決め用シンボルA,C,Dを有
している。QRコードを光学的に読み取る際、まず最初
にこの3つの位置決め用シンボルA,C,Dを検出す
る。この位置決め用シンボルA,C,Dは、明暗の比率
が走査方向によらず特定の比率、1(暗):1(明):
3(暗):1(明):1(暗)となるパターンである。
したがって、この特定の比率を検出すれば、位置決め用
シンボルA,C,Dを検出することができる。なお、Q
Rコードは、この位置決め用シンボルA,C,Dの間
に、明、暗のセルを交互に配列したタイミングセルE,
Fを有するため、さらにこのタイミングセルの中心位置
から他のセルの中心位置が求められてデコードされる。
なお、図2及び図3に示した2次元コード50としての
QRコードは、その概要を示すためのものであり、図2
にて記載した記憶情報例を表すセルの配置にはなってい
ないことを付言しておく。
て250〜300文字分に相当する情報量を2次元コー
ド50に格納することとなる。従来のバーコードでは到
底格納不可能な情報量であるが、QRコードの場合には
最大で1800字程度まで格納できるので、充分まかな
える。
めの2次元コード読取装置27は、制御部、読取部及び
通信I/Fなどを備えている。制御部は、CPU、RO
M、RAM、I/O等を備えたコンピュータシステムと
して構成されており、ROMに記憶されているプログラ
ムに従い、読取部を介して2次元コード50の画像の取
り込みを行う。そして、取り込んだ画像をデコードし、
通信I/Fを解してナビ制御回路30へ出力する。ま
た、読取部は、コレクトミラー、結像レンズ、CCDエ
リアセンサなどの光学系に加え、図示しない照明用発光
ダイオード、増幅回路、2値化回路、アドレス発生回
路、画像メモリなどを備えている。そして、制御部から
の指示に基づいて印刷物40の表面に記録された2次元
コード50に対し、照明用発光ダイオードから照明用の
赤色光を照射する。その反射光は、コレクトミラー及び
結像レンズを介してCCDエリアセンサ結像される。そ
して、CCDエリアセンサから出力される走査線信号を
増幅回路にて増幅し、2値化回路にて2値データに変換
して、画像メモリへ記憶される。画像メモリにおける記
憶先のアドレスは、アドレス発生回路にて例えば8ビッ
ト単位で生成される。なお、ここで示したような2次元
コード(QRコード)を読み取るための構成は、当業者
にとってよく知られたものである。必要ならば、例えば
特開平10−187868号公報などを参照されたい。
の内、2次元コード読取装置27を介して2次元コード
50から読み取った情報に基づき目的地を設定する場合
の処理について、図4のフローチャートに従い、さらに
図5,図6も参照して説明する。
コード読取装置27へ読取指示を出す。これによって、
2次元コード50が2次元コード読取装置27に画像と
して取り込まれ、記録されている情報が読み取られてナ
ビ制御回路30へ送られる。そして、続くS20では、
経路計算及び到着予想時刻の計算を行う。詳しくは、S
10にて読み取った2次元コード情報中より座標データ
(図2参照)を取り出し、その座標データを目的地とし
た経路計算を行う。
等の手法が採用される。なお、このダイクストラ法を用
いた経路計算は、ノード間のリンクに対するリンク情報
及び通行規制を含むリンク間の接続情報とを用いて現在
地から各ノードに至るまでの経路コスト(経路に対する
評価値)を計算し、目的地までの全てのコスト計算が終
了した段階で、経路コストが最小となるリンクを接続し
て推奨経路を設定する周知の手法である。このダイクス
トラ法における各リンクでの経路コスト計算は、例えば
次式を用いて行われる。
路種別係数×渋滞度 ここで、道路幅員係数とは、道路幅に応じて設定される
係数であり、道路種別係数とは有料道路等の道路種別に
応じて設定される係数である。そして、渋滞度とは、そ
の道路の渋滞度合に応じて設定される係数であり、初期
値は「1」である。つまり、渋滞がない場合には経路コ
ストの計算に影響させないように「1」が設定され、渋
滞度合が高くなるにつれて数値が大きく設定されてい
く。上式を用いて計算された経路コストを加算していく
ことにより、目的地に至る経路上での経路コストが求め
られる。そして、目的地までの全てのコスト計算が終了
した段階で、経路コストが最小となるリンクを接続して
目的地までの推奨経路を設定するのである。
の提案用目的地まで移動するのに要する時間を計算し、
カレンダクロック29から得た現在時刻に加算すること
で行う。現在地からある地点まで移動するのに要する時
間を推定計算することについては周知であるので、ここ
では詳しくは説明しない。但し、本実施例の場合には外
部情報入出力装置19を備えているので、例えば渋滞情
報などを取得することはできる。したがって、この渋滞
情報なども参照して到達予想時刻を計算すれば、より現
実に即したものとなる。つまり、通常であれば2時間で
到達できる場所であっても、渋滞などにより4時間程度
かかるという判断がされることも想定されるため、通常
の場合であれば候補となり得た目的地であっても、候補
から外されることとなる。
推奨経路と到着予想時刻が計算された後、S30へ移行
する。S30では、S10にて読み取った2次元コード
情報中より有効期間データ(図2参照)を取り出し、カ
レンダクロック29から得た現在の日付と比較して、現
在も有効期間内か否かを判断する。そして、有効期間内
であれば(S30:YES)、S40へ移行する。
コード情報中より定休日データ(図2参照)を取り出
し、カレンダクロック29から得た現在の日付と比較し
て、本日が定休日か否かを判断する。そして、定休日で
なければ(S40:NO)、S50へ移行する。
コード情報中より営業時間データ(図2参照)を取り出
し、S20にて計算した到着予想時刻と比較して、到着
予想時刻が営業時間内か否かを判断する。そして、営業
時間内であれば(S50:YES)、S60へ移行し
て、通常の案内用報知を行う。この通常の案内用報知の
例を図5(a)に示した。ここでは表示装置26に該当
施設の周辺地図を表示して、その上に施設の位置を示す
マークを表示する。さらに、「目的地××スーパー××
店」と文字で表示すると共に、情報表示をするかしない
かを尋ねるための表示をする。また、このような表示に
よる報知に加え、スピーカ28から「××スーパー××
店を目的地に設定します。情報を表示しますか。」とい
う音声による報知も行う。
案内のための情報表示を希望するかしないかを、表示装
置26に表示された「する・しない」の部分を指でタッ
チして指示することができる。上述したように、表示装
置26と一体に構成され表示画面上に設定されるタッチ
スイッチによってこれらを検出できるからである。
示が指示されたか否かを判断し、施設案内する場合には
(S70:YES)、S80へ移行して施設案内の報知
を行う。この施設案内の報知例を図5(b)に示した。
ここでも表示装置26を用いた表示による報知とスピー
カ28を用いた音声による報知を行う。報知内容として
は、例えば図2の場合は展示即売や、特別なセールを、
所定の期間に限定して行う場合の情報と、定休日及び営
業時間である。
O)、そのまま本処理を終了する。なお、このように図
4に示す処理が終了した後は、通常のナビゲーション用
の処理がなされる。つまり、設定された推奨経路に沿っ
て車両が適切に走行できるように種々の案内を行う。
用報知を行う条件が揃った場合、すなわち、有効期間内
であり(S30:YES)、定休日でなく(S40:N
O)、到着予想時刻が営業時間内である場合(S50:
YES)について説明した。続いて、S30〜S50に
おいて他方の判断がされた場合の処理内容について説明
する。
取った2次元コード情報が有効期間外であった場合は、
S90へ移行し、第1の注意喚起用報知を行う。この第
1の注意喚起用報知の例を図6(a)に示した。この報
知内容は、図5(a)に示した通常の案内用報知の内容
に、コード情報の有効期間が過ぎている旨を追加したも
のとなっている。なお、図6(a)の場合には、音声報
知に際しては、「コード情報の有効期間が過ぎています
ので正確な情報が得られません。」と表示の場合よりも
やや丁寧に報知している。もちろん、表示の場合もこの
ような内容にしてもよい。このS90の処理後は、S7
0へ移行する。
定休日であった場合は、S100へ移行し、第2の注意
喚起用報知を行う。この第2の注意喚起用報知の例を図
6(b)に示した。この報知内容は、図5(a)に示し
た通常の案内用報知の内容に、本日は定休日である旨を
追加したものとなっている。このS100の処理後は、
S70へ移行する。
想時刻が営業時間外であった場合は、S110へ移行
し、第3の注意喚起用報知を行う。この第3の注意喚起
用報知の例を図6(c)に示した。この報知内容は、図
5(a)に示した通常の案内用報知の内容に、営業時間
及び到着予想時刻をセットで報知する内容を追加したも
のとなっている。このS110の処理後は、S70へ移
行する。
った後に移行するS70,S80の処理は上述したもの
と同じである。そして、これらの場合には、コード情報
が有効期間外であったり(S30:NO)、本日が定休
日であったり(S40:YES)、到着予想時刻が営業
時間外であり(S50:NO)、最終的には当該施設を
目的地としたくない場合も当然想定される。その場合に
は、図4に示す処理が終了した後に実行される通常のナ
ビゲーション用の処理中において、利用者が操作スイッ
チ群20などを操作して目的地のキャンセルや変更を指
示すれば、図4のS20にて設定された推奨経路はキャ
ンセルされることとなる。
読取装置27が2次元コード読取手段に相当し、カレン
ダクロック29が参照情報取得手段に相当する。また、
ナビ制御回路30が判定手段、営業時処理手段及び非営
業時処理手段に相当する。さらに、操作スイッチ群20
あるいはリモコンがキャンセル指示入力手段及び指示入
力手段に相当する。
ション装置1によれば、施設の位置情報のみに基づいて
一律に目的地を設定してしまうのではなく、コード情報
が有効期間外であったり(S30:NO)、本日が定休
日であったり(S40:YES)、到着予想時刻が営業
時間外である場合(S50:NO)には、その旨を報知
できるようにしたため、実際には営業時間外であったり
して施設の利用ができない、といった不都合を防止で
き、施設案内の実効性が向上する。
は、主に期間限定で開催するような場合に有効である。
例えば、スキー場やスケート場であれば、冬季限定であ
るし、温水プールではない通常のプールであれば夏季限
定である。また、例えば体育館やホールなどのように、
多目的に利用される施設の場合には、数日、数週間、数
ヶ月単位で開催内容が変わっていく。また、美術館の場
合は、美術品の展示という意味では同じであるが、上述
した印刷物として宣伝する場合には例えば「○○美術館
展」などのように命名される企画物が多いので、実質的
な展示内容は変わっていく。このように、施設自体は物
理的に存在しても、その施設を所定の目的に使用するか
否かは流動的である。したがって、その施設をその目的
に使用する期間に応じて、2次元コード化された情報の
「有効期間」というものが設定される。この有効期間に
基づいて有効性を判定することで、利用者にとっての便
宜が図られる。
よる効果は、実際にその場所に到着した場合に、施設が
利用できないといった不都合を防止できる点であるが、
本実施例では、到着予想時刻が営業時間外であった場合
にその理由と共に報知している。つまり、図6(c)に
示すように「営業時間は10:30〜20:00です
が、到着予想時刻は20:30です」と報知している。
この場合は営業時間が終了した後の30分後に到着予定
であることが判るため、その日は利用できないことが判
る。このように理由と共に報知するためさらなる効果が
ある。つまり、例えば「営業時間は10:30〜20:
00ですが、到着予想時刻は10:00です」と報知さ
れた場合を考えると、これは早く到着しすぎるというこ
とである。この場合は30分遅く到着すればよいことが
判り、全く利用できないのではなく、そのように計画変
更すればよいため、利用者にとって便利である。
示及び音声の両方で行っているため、より適切な報知が
なされる。特に、本実施例では車載ナビゲーション装置
として実現しているため、音声による報知が有効であ
る。なぜなら、音声にて報知する場合の利点として、ド
ライバーは視点を表示装置にずらしたりする必要がない
ので、安全運転が一層良好に確保されるという点などが
挙げられるからである。
S20で経路計算をした後に、S90〜S110に示す
注意喚起用報知がなされるようになっている。これは、
例えば営業時間外であっても当該施設を目的地にしたい
と考える利用者の便宜を鑑みたものである。例えばその
施設自体を利用する目的ではなく、単に待ち合わせ場所
にしている場合であれば、コード情報の有効期間、定休
日、営業時間などは関係ない。したがって、推奨経路の
設定をした後にこれらの報知を行っている。そして、利
用者が報知内容に基づいて目的地を変更したい場合にも
対処できる。つまり、図4の処理後に実行される通常の
ナビゲーション処理中において利用者が目的地をキャン
セルあるいは変更できるようにしてある。
内用報知をした場合はもちろん、S90〜S110に示
す注意喚起用報知がなされた場合であっても、その後に
施設案内の報知(S80)を実行できるようになってい
る。これは、例えばスーパーマーケットやデパートなど
を目的地としたい場合、その日が定休日であったとして
も、特売情報などを知りたい場合もある。また、美術館
などにあっては、今後の展示内容の予定などを知れば、
ユーザにとって有益である。したがって、その当日に行
けなくても将来のために情報を知りたいこともあり、そ
のような点でユーザの便宜を図ることができる。
S90〜S110に示す注意喚起用報知がなされるよう
にした。しかし、S30〜S50での判断に際しては、
S50での到着予想時刻が営業時間内か否かの判断に、
S20での推奨経路及び到着予想時刻の計算が前提とな
るだけであり、S30及びS40の判断にはS20の処
理は必須ではない。したがって、S20とS30及びS
40の順番を入れ替えてもよい。この場合は、コード情
報が有効期間外であったり(S30:NO)、本日が定
休日であったり(S40:YES)して、最終的にその
目的地を設定しないことも考えられるため、そのような
場合に無駄な経路計算をしなくて済む(つまり処理負荷
が軽減される)という効果がある。そして、このように
処理順番を入れ替えた場合には、図4におけるS90及
びS100の処理後にそれぞれ、目的地として設定する
か否かの判断ステップと、目的地として設定した場合に
はその目的地までの推奨経路を計算するステップとを追
加することとなる。
ション装置として実現した場合を説明したが、搭載対象
は車両には限られない。例えば、通信機能を内蔵したノ
ートパソコンやPDAなどの携帯性のある情報ツールに
適用した場合や、街頭に設置され徒歩で移動する利用者
を対象とした情報端末装置に適用することも可能であ
る。そして、このような場合には、図4のS20にて計
算する到着予想時刻の計算に用いる「現在地から該当施
設に到達するのに必要な時間」が変わってくる。つま
り、車載ナビゲーション装置の場合には車両で移動する
ことを前提とした時間の計算をしたが、上述した携帯性
のある情報ツールや街頭に設置された情報端末装置の場
合には、人間が徒歩で移動することを前提とした利用方
法を想定しているので、徒歩での所要時間を計算するこ
ととなる。
50の例としてQRコードを例に取って説明したが、他
の2次元コードであっても同様に適用できる。 (4)上述した実施例では、利用者からの指示などの入
力には操作スイッチ群20やリモコンを用いるとした
が、例えば音声入力によって指示入力ができるようにし
てもよい。その場合には、音声認識装置を追加する。つ
まり、マイクロフォンを介して入力された利用者の音声
データを順次音響分析して音響的特徴量(例えばケプス
トラム)を抽出し、この音響分析によって得られた音響
的特徴量時系列データを得る。そして、周知のDPマッ
チング法、HMM(隠れマルコフモデル)あるいはニュ
ーラルネットなどによって、この時系列データをいくつ
かの区間に分け、各区間が辞書データとして格納された
どの単語に対応しているかを求める。そして一致度の高
い上位比較対象パターンを認識結果として得て、ナビE
CU30に対して例えばナビゲート処理のために必要な
目的地を通知したり、あるいは経路設定などの処理を実
行させるコマンドを通知する。このような処理の結果と
して、この音声認識装置を利用すれば、上記操作スイッ
チ群20を手動しなくても、音声入力によりナビECU
30にて行われる経路設定における目的地の指示などが
できる。
による報知と合わせ、ナビゲーション装置と利用者との
やりとりが音声を介してほとんど行うことができるよう
になるため、車両を運転しながらの利用に際しても安全
性を確保することができる。
すブロック図である。
ある。
を示す説明図である。
示すフローチャートである。
を示す説明図である。
説明図である。
ンタ 12…位置検出器 12a…GPS受
信機 12b…ジャイロスコープ 12c…車速セ
ンサ 12d…地磁気センサ 18…通信装
置 19…外部情報入出力装置 20…操作スイ
ッチ群 21…リモコンセンサ 22…地図デー
タ入力器 24…外部メモリ 26…表示装置 27…2次元コード読取装置 28…スピーカ 29…カレンダクロック 30…ナビ制御
回路 40…印刷物 50…2次元コ
ード A,C,D…位置決め用シンボル E,F…タイミ
ングセル
Claims (9)
- 【請求項1】目的地までの推奨経路を設定し、その推奨
経路に基づく経路案内を行うナビゲーション装置におい
て、 現在時刻、その日の暦の内の少なくともいずれか1つの
参照情報を取得する参照情報取得手段と、 少なくとも施設の位置を特定するための位置情報及び当
該施設の営業時間や定休日を示す営業情報を含む施設情
報が記憶された2次元コードから、前記施設情報を読み
取る2次元コード読取手段と、 前記参照情報取得手段にて取得した参照情報からみた、
前記2次元コード読取手段にて読み取った前記施設情報
中から抽出した営業情報の内容から、該当施設の営業状
態を判定する判定手段と、 その判定手段によって営業中であると判定された場合に
は、前記2次元コード読取手段にて読み取った前記施設
情報中から前記位置情報を抽出し、その抽出位置を目的
地として設定可能とする営業時処理手段と、 その判定手段によって営業中でないと判定された場合に
は、営業中でないことを利用者に報知する非営業時処理
手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項2】請求項1記載のナビゲーション装置におい
て、 前記判定手段は、現時点で営業中か否かを判定すること
を特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項3】請求項1記載のナビゲーション装置におい
て、 前記判定手段は、現時点から所定時間後に営業中か否か
を判定することを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項4】請求項3記載のナビゲーション装置におい
て、 前記営業中か否かの区別の判定に用いる所定時間は、現
在地から該当施設に到達するのに必要な時間を考慮して
決定されていることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれか記載のナビゲーシ
ョン装置において、 前記施設情報には、自らの情報の有効期間を示す期間情
報も含まれており、 前記判定手段は、前記該当施設が営業中か否かの判定に
先だって、前記参照情報取得手段にて取得した参照情報
からみた、前記2次元コード読取手段にて読み取った前
記施設情報中から抽出した期間情報が、読み取った施設
情報の有効期間となっているか否かを判定し、 前記非営業時処理手段は、前記判定手段によって施設情
報が有効ではないと判定された場合には、その旨を利用
者に報知することを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれか記載のナビゲーシ
ョン装置において、 前記非営業時処理手段は、前記営業中でないことを、そ
の理由と共に報知することを特徴とするナビゲーション
装置。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれか記載のナビゲーシ
ョン装置において、 前記非営業時処理手段は、前記2次元コード読取手段に
て読み取った前記施設情報中から前記位置情報を抽出
し、その抽出位置を目的地として設定した後、前記報知
処理を実行することを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項8】請求項1〜7のいずれか記載のナビゲーシ
ョン装置において、 さらに、前記営業時処理手段又は非営業時処理手段によ
って設定された目的地を利用者がキャンセルする指示を
入力するためのキャンセル指示入力手段を備えているこ
とを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項9】請求項1〜8のいずれか記載のナビゲーシ
ョン装置において、 さらに、利用者の指示を入力するための指示入力手段を
備え、 前記施設情報には、当該施設に関する案内情報も含まれ
ており、 前記非営業時処理手段は、前記案内情報をさらに報知す
るか否かを問い合わせる内容を報知し、その案内情報を
報知するか否かの問い合わせに対して前記指示入力手段
を介して案内情報を報知する旨の指示が入力された場合
には、さらに前記案内情報を報知することを特徴とする
ナビゲーション装置。
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