JP2001032891A - 自動変速機用ギヤトレーン - Google Patents
自動変速機用ギヤトレーンInfo
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊星ギヤ３組及び摩擦要素４つで前進５速及
び後進１速を実現すると共に小型化及び軽量化を図り、
動力効率を向上させる自動変速機用ギヤトレーンを提供
する。 【解決手段】 自動変速機用ギヤトレーンは、入力軸１
に可変連結される要素と、トランスファシャフト５に動
力を伝達する要素とを有する第１遊星ギヤＰＧ１と、第
１遊星ギヤＰＧ１の要素の１つに固定連結される要素
と、入力軸１に可変連結される要素と、トランスファシ
ャフト５に動力を伝達する要素とを有する第２遊星ギヤ
ＰＧ２と、第２遊星ギヤＰＧ２の要素の１つに固定連結
される要素と、変速機ハウジング３に可変連結される要
素と、第１遊星ギヤＰＧ１の要素の１つに固定連結され
てトランスファシャフト５に動力を伝達する要素とを有
する第３遊星ギヤＰＧ３と、第１、第２遊星ギヤＰＧ
１、ＰＧ２の特定要素を入力軸１に可変連結したり相互
に可変連結する第１、第２、第３クラッチＣ１、Ｃ２、
Ｃ３と、第３遊星ギヤＰＧ３の特定要素とを変速機ハウ
ジング３に可変連結する第１ブレーキＢ１とを含む。
び後進１速を実現すると共に小型化及び軽量化を図り、
動力効率を向上させる自動変速機用ギヤトレーンを提供
する。 【解決手段】 自動変速機用ギヤトレーンは、入力軸１
に可変連結される要素と、トランスファシャフト５に動
力を伝達する要素とを有する第１遊星ギヤＰＧ１と、第
１遊星ギヤＰＧ１の要素の１つに固定連結される要素
と、入力軸１に可変連結される要素と、トランスファシ
ャフト５に動力を伝達する要素とを有する第２遊星ギヤ
ＰＧ２と、第２遊星ギヤＰＧ２の要素の１つに固定連結
される要素と、変速機ハウジング３に可変連結される要
素と、第１遊星ギヤＰＧ１の要素の１つに固定連結され
てトランスファシャフト５に動力を伝達する要素とを有
する第３遊星ギヤＰＧ３と、第１、第２遊星ギヤＰＧ
１、ＰＧ２の特定要素を入力軸１に可変連結したり相互
に可変連結する第１、第２、第３クラッチＣ１、Ｃ２、
Ｃ３と、第３遊星ギヤＰＧ３の特定要素とを変速機ハウ
ジング３に可変連結する第１ブレーキＢ１とを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速機用ギヤト
レーンに係り、より詳しくは、クラッチ、ブレーキ、遊
星ギヤを効率的に組み合わせて小型化及び軽量化すると
共に前進５速及び後進１速を実現する自動変速機用ギヤ
トレーンに関する。
レーンに係り、より詳しくは、クラッチ、ブレーキ、遊
星ギヤを効率的に組み合わせて小型化及び軽量化すると
共に前進５速及び後進１速を実現する自動変速機用ギヤ
トレーンに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、自動変速機はトランスミッショ
ン制御ユニット（ＴＣＵ） が制御する液圧制御システ
ムによって、作動及び非作動する摩擦要素がこれに連結
される複合遊星ギヤの各要素を制御することにより多段
変速を自動で実現し得るように構成される。
ン制御ユニット（ＴＣＵ） が制御する液圧制御システ
ムによって、作動及び非作動する摩擦要素がこれに連結
される複合遊星ギヤの各要素を制御することにより多段
変速を自動で実現し得るように構成される。
【０００３】通常、このように多段変速を実現するため
に遊星ギヤと摩擦要素との組合せで構成されるものをギ
ヤトレーンと称する。
に遊星ギヤと摩擦要素との組合せで構成されるものをギ
ヤトレーンと称する。
【０００４】このようなギヤトレーンは実現する目標変
速段数に応じて多様に構成され、特に前進５速及び後進
１速を実現するギヤトレーンではクラッチ及びブレーキ
を７つと、遊星ギヤ３組とを組み合わせる主変速段と副
変速段とからなる。
速段数に応じて多様に構成され、特に前進５速及び後進
１速を実現するギヤトレーンではクラッチ及びブレーキ
を７つと、遊星ギヤ３組とを組み合わせる主変速段と副
変速段とからなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
自動変速機用ギヤトレーンはサイズ及び重量の大きなク
ラッチ及びブレーキを多く使用するため大型化及び大重
量化され、動力損失を誘発する非作動摩擦要素が多いた
め動力効率を低下させる短所がある。
自動変速機用ギヤトレーンはサイズ及び重量の大きなク
ラッチ及びブレーキを多く使用するため大型化及び大重
量化され、動力損失を誘発する非作動摩擦要素が多いた
め動力効率を低下させる短所がある。
【０００６】本発明は前記のような短所を解決するため
のものであって、その目的は遊星ギヤ３組及び摩擦要素
４つで前進５速及び後進１速を実現すると共に小型化及
び軽量化を図り、動力効率を向上させる自動変速機用ギ
ヤトレーンを提供することにある。
のものであって、その目的は遊星ギヤ３組及び摩擦要素
４つで前進５速及び後進１速を実現すると共に小型化及
び軽量化を図り、動力効率を向上させる自動変速機用ギ
ヤトレーンを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明による自動変速機用ギヤトレーンは特定要素
同士に固定及び可変連結される３組の遊星ギヤと、これ
ら遊星ギヤを制御して前進５速及び後進１速を実現する
ように入力軸、遊星ギヤの各要素、変速機ハウジングを
選択的に可変連結する４つの摩擦要素とを含む。
に、本発明による自動変速機用ギヤトレーンは特定要素
同士に固定及び可変連結される３組の遊星ギヤと、これ
ら遊星ギヤを制御して前進５速及び後進１速を実現する
ように入力軸、遊星ギヤの各要素、変速機ハウジングを
選択的に可変連結する４つの摩擦要素とを含む。
【０００８】より詳しくは、本発明による自動変速機用
ギヤトレーンは、入力軸に可変連結される要素と、トラ
ンスファシャフトに動力を伝達する要素とを有する第１
遊星ギヤと、前記第１遊星ギヤの要素の１つに固定連結
される要素と、入力軸に可変連結される要素と、トラン
スファシャフトに動力を伝達する要素とを有する第２遊
星ギヤと、前記第２遊星ギヤの要素の１つに固定連結さ
れる要素と、変速機ハウジングに可変連結される要素
と、第１遊星ギヤの要素の１つに固定連結されてトラン
スファシャフトに動力を伝達する要素とを有する第３遊
星ギヤと、前記のように固定及び可変連結される第１、
第２、第３遊星ギヤが入力軸に伝達される入力を前進５
速及び後進１速に変速してトランスファシャフトに伝達
可能に第１、第２遊星ギヤの特定要素を入力軸に可変連
結したり、第１、第２遊星ギヤの特定要素を相互に可変
連結する第１、第２、第３クラッチと、第３遊星ギヤの
特定要素を変速機ハウジングに可変連結する第１ブレー
キとを含む。
ギヤトレーンは、入力軸に可変連結される要素と、トラ
ンスファシャフトに動力を伝達する要素とを有する第１
遊星ギヤと、前記第１遊星ギヤの要素の１つに固定連結
される要素と、入力軸に可変連結される要素と、トラン
スファシャフトに動力を伝達する要素とを有する第２遊
星ギヤと、前記第２遊星ギヤの要素の１つに固定連結さ
れる要素と、変速機ハウジングに可変連結される要素
と、第１遊星ギヤの要素の１つに固定連結されてトラン
スファシャフトに動力を伝達する要素とを有する第３遊
星ギヤと、前記のように固定及び可変連結される第１、
第２、第３遊星ギヤが入力軸に伝達される入力を前進５
速及び後進１速に変速してトランスファシャフトに伝達
可能に第１、第２遊星ギヤの特定要素を入力軸に可変連
結したり、第１、第２遊星ギヤの特定要素を相互に可変
連結する第１、第２、第３クラッチと、第３遊星ギヤの
特定要素を変速機ハウジングに可変連結する第１ブレー
キとを含む。
【０００９】前記のように構成される本発明の自動変速
機用ギヤトレーンは液圧制御システムが第１、第２、第
３クラッチ及び第１ブレーキを選択的に作動及び解放さ
せて第１、第２、第３遊星ギヤを制御することで前進５
速及び後進１速を実現する
機用ギヤトレーンは液圧制御システムが第１、第２、第
３クラッチ及び第１ブレーキを選択的に作動及び解放さ
せて第１、第２、第３遊星ギヤを制御することで前進５
速及び後進１速を実現する
【００１０】即ち、Ｄレンジ１速では第１クラッチ及び
第１ブレーキが、Ｄレンジ２速では第２クラッチ及び第
１ブレーキが、Ｄレンジ３速では第１及び第２クラッチ
が、Ｄレンジ４速では第２及び第３クラッチが、Ｄレン
ジ５速では第１及び第３クラッチが、Ｒレンジ１速では
第３クラッチ及び第１ブレーキがそれぞれ作動する
第１ブレーキが、Ｄレンジ２速では第２クラッチ及び第
１ブレーキが、Ｄレンジ３速では第１及び第２クラッチ
が、Ｄレンジ４速では第２及び第３クラッチが、Ｄレン
ジ５速では第１及び第３クラッチが、Ｒレンジ１速では
第３クラッチ及び第１ブレーキがそれぞれ作動する
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例を
添付図面に基づいてより詳しく説明する。
添付図面に基づいてより詳しく説明する。
【００１２】図１は本発明による自動変速機用ギヤトレ
ーンの構成図であって、遊星ギヤ３組及び摩擦要素４つ
で前進５速及び後進１速を実現することができるように
構成される。
ーンの構成図であって、遊星ギヤ３組及び摩擦要素４つ
で前進５速及び後進１速を実現することができるように
構成される。
【００１３】即ち、本実施例のギヤトレーンは、第１、
第２、第３遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２、ＰＧ３と、第１、
第２遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２の特定要素を入力軸１に可
変連結したり、第１、第２遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２の特
定要素を相互に可変連結する第１、第２、第３クラッチ
Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３と、第３遊星ギヤＰＧ３の特定要素を
変速機ハウジング３に可変連結する第１ブレーキＢ１と
を備える。
第２、第３遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２、ＰＧ３と、第１、
第２遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２の特定要素を入力軸１に可
変連結したり、第１、第２遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２の特
定要素を相互に可変連結する第１、第２、第３クラッチ
Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３と、第３遊星ギヤＰＧ３の特定要素を
変速機ハウジング３に可変連結する第１ブレーキＢ１と
を備える。
【００１４】前記第１遊星ギヤＰＧ１は、入力軸１に可
変連結される要素と、トランスファシャフト５に動力を
伝達する要素とを有する。
変連結される要素と、トランスファシャフト５に動力を
伝達する要素とを有する。
【００１５】即ち、第１遊星ギヤＰＧ１はシングルピニ
オン遊星ギヤからなり、この第１遊星ギヤＰＧ１の太陽
ギヤＳ１及びリングギヤＲ１が入力軸１に可変連結され
ると共に２つの要素間に相互に可変連結され、キャリア
Ｃａ１がトランスファシャフト５に動力を伝達可能に連
結される。
オン遊星ギヤからなり、この第１遊星ギヤＰＧ１の太陽
ギヤＳ１及びリングギヤＲ１が入力軸１に可変連結され
ると共に２つの要素間に相互に可変連結され、キャリア
Ｃａ１がトランスファシャフト５に動力を伝達可能に連
結される。
【００１６】また、第２遊星ギヤＰＧ２は、第１遊星ギ
ヤＰＧ１の要素の１つに固定連結される要素と、入力軸
１に可変連結される要素と、トランスファシャフト５に
動力を伝達する要素とを有する。
ヤＰＧ１の要素の１つに固定連結される要素と、入力軸
１に可変連結される要素と、トランスファシャフト５に
動力を伝達する要素とを有する。
【００１７】即ち、第２遊星ギヤＰＧ２はダブルピニオ
ン遊星ギヤからなり、この第２遊星ギヤＰＧ２の太陽ギ
ヤＳ２が第１遊星ギヤＰＧ１の太陽ギヤＳ１に固定連結
されると共に入力軸１に可変連結され、キャリアＣａ２
が入力軸１に可変連結されて前記太陽ギヤＳ２と相互に
可変連結し、リングギヤＲ２がトランスファシャフト５
に動力を伝達可能に連結される。
ン遊星ギヤからなり、この第２遊星ギヤＰＧ２の太陽ギ
ヤＳ２が第１遊星ギヤＰＧ１の太陽ギヤＳ１に固定連結
されると共に入力軸１に可変連結され、キャリアＣａ２
が入力軸１に可変連結されて前記太陽ギヤＳ２と相互に
可変連結し、リングギヤＲ２がトランスファシャフト５
に動力を伝達可能に連結される。
【００１８】また、第３遊星ギヤＰＧ３は、第２遊星ギ
ヤＰＧ２の要素の１つに固定連結される要素と、変速機
ハウジング３に可変連結される要素と、第１遊星ギヤＰ
Ｇ１の要素の１つに固定連結されてトランスファシャフ
ト５に動力を伝達する要素とを有する。
ヤＰＧ２の要素の１つに固定連結される要素と、変速機
ハウジング３に可変連結される要素と、第１遊星ギヤＰ
Ｇ１の要素の１つに固定連結されてトランスファシャフ
ト５に動力を伝達する要素とを有する。
【００１９】即ち、第３遊星ギヤＰＧ３はシングルピニ
オン遊星ギヤからなり、この第３遊星ギヤＰＧ３の太陽
ギヤＳ３が第２遊星ギヤＰＧ２の太陽ギヤＳ２に固定連
結され、キャリアＣａ３が変速機ハウジング３に可変連
結され、リングギヤＲ３が第１遊星ギヤＰＧ１のキャリ
アＣａ１に固定連結されてトランスファシャフト５に動
力を伝達可能に連結される。
オン遊星ギヤからなり、この第３遊星ギヤＰＧ３の太陽
ギヤＳ３が第２遊星ギヤＰＧ２の太陽ギヤＳ２に固定連
結され、キャリアＣａ３が変速機ハウジング３に可変連
結され、リングギヤＲ３が第１遊星ギヤＰＧ１のキャリ
アＣａ１に固定連結されてトランスファシャフト５に動
力を伝達可能に連結される。
【００２０】一方、第１クラッチＣ１は入力軸１と第２
遊星ギヤＰＧ２のキャリアＣａ２とを可変連結可能にこ
れらの間に設置され、第２クラッチＣ２は入力軸１と第
１遊星ギヤＰＧ１のキャリアＣａ１とを可変連結可能に
これらの間に設置され、第３クラッチＣ３は入力軸１と
第１、第２遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２の太陽ギヤＳ１、Ｓ
２とを可変連結可能にこれらの間に設置される。
遊星ギヤＰＧ２のキャリアＣａ２とを可変連結可能にこ
れらの間に設置され、第２クラッチＣ２は入力軸１と第
１遊星ギヤＰＧ１のキャリアＣａ１とを可変連結可能に
これらの間に設置され、第３クラッチＣ３は入力軸１と
第１、第２遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２の太陽ギヤＳ１、Ｓ
２とを可変連結可能にこれらの間に設置される。
【００２１】また、第１ブレーキＢ１は第３遊星ギヤＰ
Ｇ３のキャリアＣａ３を変速機ハウジング３に可変連結
可能にこれらの間に設置される。
Ｇ３のキャリアＣａ３を変速機ハウジング３に可変連結
可能にこれらの間に設置される。
【００２２】前記のような第１、第２、第３遊星ギヤＰ
Ｇ１、ＰＧ２、ＰＧ３を含むギヤトレーンを第１、第
２、第３クラッチＣ１、Ｃ２、Ｃ３及び第１ブレーキＢ
１で制御し、前進５速及び後進１速の出力を第１及び第
３遊星ギヤＰＧ１及びＰＧ３のそれぞれのキャリアＣａ
１及びリングギヤＲ３と第２遊星ギヤＰＧ２のリングギ
ヤＲ２とを介してトランスファシャフト５に伝達するよ
うに、これらに固定連結される第１及び第２トランスフ
ァドライブギヤ７及び９はそれぞれトランスファシャフ
ト５に装着される第１及び第２トランスファドリブンギ
ヤ１１及び１３に一定のギヤ比で噛み合う。
Ｇ１、ＰＧ２、ＰＧ３を含むギヤトレーンを第１、第
２、第３クラッチＣ１、Ｃ２、Ｃ３及び第１ブレーキＢ
１で制御し、前進５速及び後進１速の出力を第１及び第
３遊星ギヤＰＧ１及びＰＧ３のそれぞれのキャリアＣａ
１及びリングギヤＲ３と第２遊星ギヤＰＧ２のリングギ
ヤＲ２とを介してトランスファシャフト５に伝達するよ
うに、これらに固定連結される第１及び第２トランスフ
ァドライブギヤ７及び９はそれぞれトランスファシャフ
ト５に装着される第１及び第２トランスファドリブンギ
ヤ１１及び１３に一定のギヤ比で噛み合う。
【００２３】上述したように構成される自動変速機用ギ
ヤトレーンは、車速及びスロットル開度等の車両運行状
態に応じて、トランスミッション制御ユニットＴＣＵが
液圧制御システムにより第１、第２、第３クラッチＣ
１、Ｃ２，Ｃ３及び第１ブレーキＢ１が図２に示すよう
に選択的に作動及び解放されることによって前進５速及
び後進１速を実現する。
ヤトレーンは、車速及びスロットル開度等の車両運行状
態に応じて、トランスミッション制御ユニットＴＣＵが
液圧制御システムにより第１、第２、第３クラッチＣ
１、Ｃ２，Ｃ３及び第１ブレーキＢ１が図２に示すよう
に選択的に作動及び解放されることによって前進５速及
び後進１速を実現する。
【００２４】即ち、Ｄレンジ各速及びＲレンジで第１、
第２、第３クラッチＣ１、Ｃ２、Ｃ３及び第１ブレーキ
Ｂ１が図２に示すように作動及び解放されることから、
第１、第２、第３遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２、ＰＧ３は、
図３、４、５、６、７、８における第１、第２、第３、
第４、第５、第６レバーＬ１、Ｌ２、Ｌ３、Ｌ４、Ｌ
５、Ｌ６に示すように表わされることとなる。
第２、第３クラッチＣ１、Ｃ２、Ｃ３及び第１ブレーキ
Ｂ１が図２に示すように作動及び解放されることから、
第１、第２、第３遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２、ＰＧ３は、
図３、４、５、６、７、８における第１、第２、第３、
第４、第５、第６レバーＬ１、Ｌ２、Ｌ３、Ｌ４、Ｌ
５、Ｌ６に示すように表わされることとなる。
【００２５】これら第１、第２、第３、第４、第５、第
６レバーＬ１、Ｌ２、Ｌ３、Ｌ４、Ｌ５、Ｌ６では第
１、第２、第３遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２、ＰＧ３の各要
素を意味する第１、第２、第３、第４、第５、第６ノー
ドＮ１、Ｎ２、Ｎ３、Ｎ４、Ｎ５、Ｎ６で表示される。
６レバーＬ１、Ｌ２、Ｌ３、Ｌ４、Ｌ５、Ｌ６では第
１、第２、第３遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２、ＰＧ３の各要
素を意味する第１、第２、第３、第４、第５、第６ノー
ドＮ１、Ｎ２、Ｎ３、Ｎ４、Ｎ５、Ｎ６で表示される。
【００２６】即ち、第１ノードＮ１は第２遊星ギヤＰＧ
２のキャリアＣａ２を、第２ノードＮ２は第１遊星ギヤ
ＰＧ１のリングギヤＲ１を、第３ノードＮ３は第１、第
３遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ３のキャリアＣａ１及びリング
ギヤＲ３を、第４ノードＮ４は第２遊星ギヤＰＧ２のリ
ングギヤＲ２を、第５ノードＮ５は第３遊星ギヤＰＧ３
のキャリアＣａ２を、第６ノードＮ６は第１、第２、第
３遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２、ＰＧ３のそれぞれの太陽ギ
ヤＳ１、Ｓ２、Ｓ３をそれぞれ意味する。
２のキャリアＣａ２を、第２ノードＮ２は第１遊星ギヤ
ＰＧ１のリングギヤＲ１を、第３ノードＮ３は第１、第
３遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ３のキャリアＣａ１及びリング
ギヤＲ３を、第４ノードＮ４は第２遊星ギヤＰＧ２のリ
ングギヤＲ２を、第５ノードＮ５は第３遊星ギヤＰＧ３
のキャリアＣａ２を、第６ノードＮ６は第１、第２、第
３遊星ギヤＰＧ１、ＰＧ２、ＰＧ３のそれぞれの太陽ギ
ヤＳ１、Ｓ２、Ｓ３をそれぞれ意味する。
【００２７】従って、以下のレンジ別各変速段の作動状
態の説明においては第１、第２、第３遊星ギヤＰＧ１、
ＰＧ２、ＰＧ３の各要素の代わりに各ノードを示して説
明する。
態の説明においては第１、第２、第３遊星ギヤＰＧ１、
ＰＧ２、ＰＧ３の各要素の代わりに各ノードを示して説
明する。
【００２８】（Ｄレンジ１速）Ｄレンジ１速状態では第
１クラッチＣ１及び第１ブレーキＢ１が作動するため、
図３に示されるように、第１レバーＬ１で第３、第４ノ
ードＮ３、Ｎ４が出力要素となり、第５ノードＮ５が反
力要素となり、第１ノードＮ１が入力要素となる。この
時、第３ノードＮ３の出力を１とし、第４ノードＮ４の
出力を第３ノードＮ３の出力より小さな一定比率を有す
るものと仮定する。これが第１及び第２トランスファド
ライブギヤ７及び９並びに第１及び第２トランスファド
リブンギヤ１１及び１３のギヤ比を決定する。
１クラッチＣ１及び第１ブレーキＢ１が作動するため、
図３に示されるように、第１レバーＬ１で第３、第４ノ
ードＮ３、Ｎ４が出力要素となり、第５ノードＮ５が反
力要素となり、第１ノードＮ１が入力要素となる。この
時、第３ノードＮ３の出力を１とし、第４ノードＮ４の
出力を第３ノードＮ３の出力より小さな一定比率を有す
るものと仮定する。これが第１及び第２トランスファド
ライブギヤ７及び９並びに第１及び第２トランスファド
リブンギヤ１１及び１３のギヤ比を決定する。
【００２９】従って、反力要素である第５ノードＮ５
と、第３ノードＮ３の（出力）１である位置（垂直方
向、以下省略）と、第４ノードＮ４の一定比率位置（垂
直方向、以下省略）とを結ぶと１速線図（l１）にな
る。この時、入力要素である第１ノードＮ１において垂
直方向の大きさは出力１に対するＤレンジ１速の入力速
度比Ｄ１である。
と、第３ノードＮ３の（出力）１である位置（垂直方
向、以下省略）と、第４ノードＮ４の一定比率位置（垂
直方向、以下省略）とを結ぶと１速線図（l１）にな
る。この時、入力要素である第１ノードＮ１において垂
直方向の大きさは出力１に対するＤレンジ１速の入力速
度比Ｄ１である。
【００３０】即ち、Ｄレンジ１速では出力がＤレンジ１
速の入力速度比Ｄ１に比べて減速されていることがわか
る。
速の入力速度比Ｄ１に比べて減速されていることがわか
る。
【００３１】（Ｄレンジ２速）前記Ｄレンジ１速状態で
車速及びスロットル開度が２速条件に至ると、トランス
ミッション制御ユニットＴＣＵは２速制御を実現する。
車速及びスロットル開度が２速条件に至ると、トランス
ミッション制御ユニットＴＣＵは２速制御を実現する。
【００３２】即ち、Ｄレンジ２速状態では第１ブレーキ
Ｂ１が作動する状態で第１クラッチＣ１が解放されて第
２クラッチＣ２が作動するため、図４に示されるよう
に、第１レバーＬ１と同様な第２レバーＬ２で入力要素
が第２ノードＮ２に転換される。
Ｂ１が作動する状態で第１クラッチＣ１が解放されて第
２クラッチＣ２が作動するため、図４に示されるよう
に、第１レバーＬ１と同様な第２レバーＬ２で入力要素
が第２ノードＮ２に転換される。
【００３３】従って、反力要素である第５ノードＮ５
と、第３ノードＮ３の（出力）１である位置と、第４ノ
ードＮ４の前記位置と、第１、第２ノードＮ１、Ｎ２の
相当位置とを結ぶと、２速線図l２となる。この時、入
力要素である第２ノードＮ２において垂直方向の大きさ
は出力１に対するＤレンジ２速の入力速度比Ｄ２であ
る。
と、第３ノードＮ３の（出力）１である位置と、第４ノ
ードＮ４の前記位置と、第１、第２ノードＮ１、Ｎ２の
相当位置とを結ぶと、２速線図l２となる。この時、入
力要素である第２ノードＮ２において垂直方向の大きさ
は出力１に対するＤレンジ２速の入力速度比Ｄ２であ
る。
【００３４】即ち、Ｄレンジ２速ではＤレンジ１速と同
一の出力に対してＤレンジ２速の入力速度比Ｄ２がＤレ
ンジ１速の入力速度比Ｄ１より小さいことから、Ｄレン
ジ２速はＤレンジ１速より増速されることがわかる。さ
らにＤレンジ２速の出力は減速されることがわかる。
一の出力に対してＤレンジ２速の入力速度比Ｄ２がＤレ
ンジ１速の入力速度比Ｄ１より小さいことから、Ｄレン
ジ２速はＤレンジ１速より増速されることがわかる。さ
らにＤレンジ２速の出力は減速されることがわかる。
【００３５】（Ｄレンジ３速）前記Ｄレンジ２速状態で
車速及びスロットル開度が３速条件に至ると、トランス
ミッション制御ユニットＴＣＵは３速制御を実現する。
車速及びスロットル開度が３速条件に至ると、トランス
ミッション制御ユニットＴＣＵは３速制御を実現する。
【００３６】即ち、Ｄレンジ３速状態では第２クラッチ
Ｃ２が作動する状態で第１ブレーキＢ１が解放されて第
１クラッチＣ１が作動するため、図５に示されるよう
に、第３レバーＬ３で第３、第４ノードＮ３、Ｎ４が出
力要素となり、第１、第２ノードＮ１、Ｎ２が入力要素
となる。
Ｃ２が作動する状態で第１ブレーキＢ１が解放されて第
１クラッチＣ１が作動するため、図５に示されるよう
に、第３レバーＬ３で第３、第４ノードＮ３、Ｎ４が出
力要素となり、第１、第２ノードＮ１、Ｎ２が入力要素
となる。
【００３７】従って、第２ノードＮ２の（出力）１より
大きな位置と、第３ノードＮ３の（出力）１である位置
と、第５、第６ノードＮ５、Ｎ６の相当位置とを結ぶ
と、第１の３速線図l３’となり、第２ノードＮ２と同
じ大きさの第１ノードＮ１の位置と、第４ノードＮ４の
前記位置と、第６ノードＮ６の前記位置とを結ぶと、第
２の３速線図l３’’となる。ここで、第６ノードＮ６
は拘束要素として作用する。従って、入力要素である第
１、第２ノードＮ１、Ｎ２において垂直方向の大きさは
Ｄレンジ３速の入力速度比Ｄ３である。
大きな位置と、第３ノードＮ３の（出力）１である位置
と、第５、第６ノードＮ５、Ｎ６の相当位置とを結ぶ
と、第１の３速線図l３’となり、第２ノードＮ２と同
じ大きさの第１ノードＮ１の位置と、第４ノードＮ４の
前記位置と、第６ノードＮ６の前記位置とを結ぶと、第
２の３速線図l３’’となる。ここで、第６ノードＮ６
は拘束要素として作用する。従って、入力要素である第
１、第２ノードＮ１、Ｎ２において垂直方向の大きさは
Ｄレンジ３速の入力速度比Ｄ３である。
【００３８】即ち、Ｄレンジ３速ではＤレンジ２速と同
一の出力に対してＤレンジ３速の入力速度比Ｄ３がＤレ
ンジ２速の入力速度比Ｄ２より小さいことから、Ｄレン
ジ３速はＤレンジ２速より増速されていることがわか
る。さらに、Ｄレンジ３速の出力は減速されていること
がわかる。
一の出力に対してＤレンジ３速の入力速度比Ｄ３がＤレ
ンジ２速の入力速度比Ｄ２より小さいことから、Ｄレン
ジ３速はＤレンジ２速より増速されていることがわか
る。さらに、Ｄレンジ３速の出力は減速されていること
がわかる。
【００３９】（Ｄレンジ４速）前記Ｄレンジ３速状態で
車速及びスロットル開度が４速条件に至ると、トランス
ミッション制御ユニットＴＣＵは４速制御を実現する。
車速及びスロットル開度が４速条件に至ると、トランス
ミッション制御ユニットＴＣＵは４速制御を実現する。
【００４０】即ち、Ｄレンジ４速状態では第２クラッチ
Ｃ２が作動する状態で第１クラッチＣが解放されて第３
クラッチＣ３が作動するため、図６に示されるように、
第４レバーＬ４で第３、第４ノードＮ３、Ｎ４が出力要
素となり、第２、第６ノードＮ２、Ｎ６が入力要素とな
る。
Ｃ２が作動する状態で第１クラッチＣが解放されて第３
クラッチＣ３が作動するため、図６に示されるように、
第４レバーＬ４で第３、第４ノードＮ３、Ｎ４が出力要
素となり、第２、第６ノードＮ２、Ｎ６が入力要素とな
る。
【００４１】従って、第３ノードＮ３の（出力）１であ
る位置と、第２、第６ノードＮ２、Ｎ６の１である位置
と、第５ノードＮ５の相当位置とを結ぶと、第１の４速
線図l４’となり、第６ノードＮ６の前記位置と、第４
ノードＮ４の前記位置と、第１ノードＮ１の相当位置と
を結ぶと、第２の４速線図l４’’になる。ここで、入
力要素である第２、第６ノードＮ２、Ｎ６において垂直
方向の大きさはＤレンジ４速の入力速度比Ｄ４である。
る位置と、第２、第６ノードＮ２、Ｎ６の１である位置
と、第５ノードＮ５の相当位置とを結ぶと、第１の４速
線図l４’となり、第６ノードＮ６の前記位置と、第４
ノードＮ４の前記位置と、第１ノードＮ１の相当位置と
を結ぶと、第２の４速線図l４’’になる。ここで、入
力要素である第２、第６ノードＮ２、Ｎ６において垂直
方向の大きさはＤレンジ４速の入力速度比Ｄ４である。
【００４２】即ち、Ｄレンジ４速ではＤレンジ３速と同
一の出力に対してＤレンジ４速の入力速度比Ｄ４がＤレ
ンジ３速の入力速度比Ｄ３より小さいことから、Ｄレン
ジ４速はＤレンジ３速より増速されていることがわか
る。さらに、Ｄレンジ４速の出力は等速であることがわ
かる。
一の出力に対してＤレンジ４速の入力速度比Ｄ４がＤレ
ンジ３速の入力速度比Ｄ３より小さいことから、Ｄレン
ジ４速はＤレンジ３速より増速されていることがわか
る。さらに、Ｄレンジ４速の出力は等速であることがわ
かる。
【００４３】（Ｄレンジ５速）前記Ｄレンジ４速状態で
車速及びスロットル開度が５速条件に至ると、トランス
ミッション制御ユニットＴＣＵは５速制御を実現する。
車速及びスロットル開度が５速条件に至ると、トランス
ミッション制御ユニットＴＣＵは５速制御を実現する。
【００４４】即ち、Ｄレンジ５速状態では第３クラッチ
Ｃ３が作動する状態で第２クラッチＣ２が解放されて第
１クラッチＣ１が作動するため、図７に示されるよう
に、第５レバーＬ５で第３、第４ノードＮ３、Ｎ４が出
力要素となり、第１、第６ノードＮ１、Ｎ６が入力要素
となる。
Ｃ３が作動する状態で第２クラッチＣ２が解放されて第
１クラッチＣ１が作動するため、図７に示されるよう
に、第５レバーＬ５で第３、第４ノードＮ３、Ｎ４が出
力要素となり、第１、第６ノードＮ１、Ｎ６が入力要素
となる。
【００４５】従って、第１、第４、第６ノードＮ１、Ｎ
４、Ｎ６の（出力）１より小さい同じ大きさの位置を結
ぶと、第２の５速線図l５’’となり、前記第６ノード
Ｎ６の同じ位置と、第３ノードＮ３の（出力）１である
位置と、第２、第５ノードＮ２、Ｎ５の所定の位置とを
結ぶと、第１の５速線図l５’となる。ここで、入力要
素である第１、第６ノードＮ１、Ｎ６において垂直方向
の大きさはＤレンジ５速の入力速度比Ｄ５である。
４、Ｎ６の（出力）１より小さい同じ大きさの位置を結
ぶと、第２の５速線図l５’’となり、前記第６ノード
Ｎ６の同じ位置と、第３ノードＮ３の（出力）１である
位置と、第２、第５ノードＮ２、Ｎ５の所定の位置とを
結ぶと、第１の５速線図l５’となる。ここで、入力要
素である第１、第６ノードＮ１、Ｎ６において垂直方向
の大きさはＤレンジ５速の入力速度比Ｄ５である。
【００４６】即ち、Ｄレンジ５速ではＤレンジ４速と同
一の出力に対してＤレンジ５速の入力速度比Ｄ５がＤレ
ンジ４速の入力速度比Ｄ４より小さいことから、Ｄレン
ジ５速はＤレンジ４速より増速されていることがわか
る。さらに、Ｄレンジ５速の出力は増速されていること
がわかる。
一の出力に対してＤレンジ５速の入力速度比Ｄ５がＤレ
ンジ４速の入力速度比Ｄ４より小さいことから、Ｄレン
ジ５速はＤレンジ４速より増速されていることがわか
る。さらに、Ｄレンジ５速の出力は増速されていること
がわかる。
【００４７】（Ｒレンジ１速）Ｒレンジ１速状態では第
３クラッチＣ３と第１ブレーキＢ１とが作動するため、
図８に示されるように、第６レバーＬ６で第３、第４ノ
ードＮ３、Ｎ４が出力要素となり、第５ノードＮ５が反
力要素となり、第６ノードＮ６が入力要素となる。
３クラッチＣ３と第１ブレーキＢ１とが作動するため、
図８に示されるように、第６レバーＬ６で第３、第４ノ
ードＮ３、Ｎ４が出力要素となり、第５ノードＮ５が反
力要素となり、第６ノードＮ６が入力要素となる。
【００４８】従って、反力要素である第５ノードＮ５
と、出力要素である第３ノードＮ３の（出力）１である
位置と、第４ノードＮ４の前記位置と、第１、第２、第
６ノードＮ１、Ｎ２、Ｎ６の相当位置とを結ぶと、Ｒレ
ンジ１速線図lＲ１となる。ここで、入力要素である第
６ノードＮ６において垂直方向の大きさは出力１に対す
るＲレンジ１速の入力速度比ｒ１である。また、Ｒレン
ジ１速の入力速度比ｒ１が第５レバーＬ５で下向きにな
るのは出力１を上向きと仮定したためである。
と、出力要素である第３ノードＮ３の（出力）１である
位置と、第４ノードＮ４の前記位置と、第１、第２、第
６ノードＮ１、Ｎ２、Ｎ６の相当位置とを結ぶと、Ｒレ
ンジ１速線図lＲ１となる。ここで、入力要素である第
６ノードＮ６において垂直方向の大きさは出力１に対す
るＲレンジ１速の入力速度比ｒ１である。また、Ｒレン
ジ１速の入力速度比ｒ１が第５レバーＬ５で下向きにな
るのは出力１を上向きと仮定したためである。
【００４９】即ち、Ｒレンジ１速では出力が入力回転方
向に対して逆方向であることがわかる。
向に対して逆方向であることがわかる。
【００５０】
【発明の効果】以上のように、本発明による自動変速機
用ギヤトレーンは遊星ギヤ３組、クラッチ３つ及びブレ
ーキ１つを効果的に組み合わせ、クラッチ及びブレーキ
を選択的に作動及び解放させることによって前進５速及
び後進１速を実現し、また、クラッチ及びブレーキの個
数を減少することにより小型化及び軽量化を実現し、動
力損失を誘発させる非作動摩擦要素を減少させることに
より動力効率を向上させることができる。
用ギヤトレーンは遊星ギヤ３組、クラッチ３つ及びブレ
ーキ１つを効果的に組み合わせ、クラッチ及びブレーキ
を選択的に作動及び解放させることによって前進５速及
び後進１速を実現し、また、クラッチ及びブレーキの個
数を減少することにより小型化及び軽量化を実現し、動
力損失を誘発させる非作動摩擦要素を減少させることに
より動力効率を向上させることができる。
【図１】本発明による自動変速機用ギヤトレーンの構成
図である。
図である。
【図２】本発明による自動変速機用ギヤトレーンの各変
速段別摩擦要素の作動表である。
速段別摩擦要素の作動表である。
【図３】本発明による自動変速機用ギヤトレーンのＤレ
ンジ１速での変速比を示した速度線図である。
ンジ１速での変速比を示した速度線図である。
【図４】本発明による自動変速機用ギヤトレーンのＤレ
ンジ２速での変速比を示した速度線図である。
ンジ２速での変速比を示した速度線図である。
【図５】本発明による自動変速機用ギヤトレーンのＤレ
ンジ３速での変速比を示した速度線図である。
ンジ３速での変速比を示した速度線図である。
【図６】本発明による自動変速機用ギヤトレーンのＤレ
ンジ４速での変速比を示した速度線図である。
ンジ４速での変速比を示した速度線図である。
【図７】本発明による自動変速機用ギヤトレーンのＤレ
ンジ５速での変速比を示した速度線図である。
ンジ５速での変速比を示した速度線図である。
【図８】本発明による自動変速機用ギヤトレーンのＲレ
ンジ１速での変速比を示した速度線図である。
ンジ１速での変速比を示した速度線図である。
１ 入力軸 ３ 変速機ハウジング ５ トランスファシャフト ＰＧ１ 第１遊星ギヤ ＰＧ２ 第２遊星ギヤ ＰＧ３ 第３遊星ギヤ Ｃ１ 第１クラッチ Ｃ２ 第２クラッチ Ｃ３ 第３クラッチ Ｂ１ 第１ブレーキ Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３ 太陽ギヤ Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３ リングギヤ Ｃａ１、Ｃａ２、Ｃａ３ キャリア ７ 第１トランスファドライブギヤ ９ 第２トランスファドライブギヤ １１ 第１トランスファドリブンギヤ １３ 第２トランスファドリブンギヤ
Claims (12)
- 【請求項１】 入力軸に可変連結される要素と、トラン
スファシャフトに動力を伝達する要素とを有する第１遊
星ギヤと、 前記第１遊星ギヤの要素の１つに固定連結される要素
と、入力軸に可変連結される要素と、トランスファシャ
フトに動力を伝達する要素とを有する第２遊星ギヤと、 前記第２遊星ギヤの要素の１つに固定連結される要素
と、変速機ハウジングに可変連結される要素と、第１遊
星ギヤの要素の１つに固定連結されてトランスファシャ
フトに動力を伝達する要素とを有する第３遊星ギヤと、 前記のように固定及び可変連結される第１、第２、第３
遊星ギヤが入力軸に伝達される入力を前進５速及び後進
１速に変速してトランスファシャフトに伝達可能に第
１、第２遊星ギヤの特定要素を入力軸に可変連結し第
１、第２遊星ギヤの特定要素を相互に可変連結する第
１、第２、第３クラッチと、 第３遊星ギヤの特定要素を変速機ハウジングに可変連結
する第１ブレーキとを含む自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項２】 前記第１遊星ギヤはシングルピニオン遊
星ギヤからなることを特徴とする請求項１に記載の自動
変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項３】 前記第１遊星ギヤは、この太陽ギヤ及び
リングギヤが入力軸に可変連結されると共に２つの要素
間に相互に可変連結され、キャリアがトランスファシャ
フトに動力を伝達可能に連結されることを特徴とする請
求項１又は２に記載の自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項４】 前記第２遊星ギヤはダブルピニオン遊星
ギヤからなることを特徴とする請求項１に記載の自動変
速機用ギヤトレーン。 - 【請求項５】 前記第２遊星ギヤは、この太陽ギヤが前
記第１遊星ギヤの太陽ギヤに固定連結されて入力軸に可
変連結され、キャリアが入力軸に可変連結されて前記太
陽ギヤと相互に可変連結され、リングギヤがトランスフ
ァシャフトに動力を伝達可能に連結されることを特徴と
する請求項１又は４に記載の自動変速機用ギヤトレー
ン。 - 【請求項６】 前記第３遊星ギヤはシングルピニオン遊
星ギヤからなることを特徴とする請求項１に記載の自動
変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項７】 前記第３遊星ギヤは、この太陽ギヤが前
記第２遊星ギヤの太陽ギヤに固定連結され、キャリアが
変速機ハウジングに可変連結され、リングギヤが第１遊
星ギヤのキャリアに固定連結されてトランスファシャフ
トに動力を伝達可能に連結されることを特徴とする請求
項１又は６に記載の自動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項８】 前記第１クラッチは入力軸と前記第２遊
星ギヤのキャリアとを可変連結可能にこれらの間に設置
されることを特徴とする請求項１に記載の自動変速機用
ギヤトレーン。 - 【請求項９】 前記第２クラッチは入力軸と前記第１遊
星ギヤのキャリアとを可変連結可能にこれらの間に設置
されることを特徴とする請求項１に記載の自動変速機用
ギヤトレーン。 - 【請求項１０】 前記第３クラッチは入力軸と前記第
１、第２遊星ギヤの太陽ギヤとを可変連結可能にこれら
の間に設置されることを特徴とする請求項１に記載の自
動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項１１】 前記第１ブレーキは前記第３遊星ギヤ
のキャリアを変速機ハウジングに可変連結可能にこれら
の間に設置されることを特徴とする請求項１に記載の自
動変速機用ギヤトレーン。 - 【請求項１２】 前記第２、第３遊星ギヤのそれぞれか
らトランスファシャフトに一定の変速比の回転動力を伝
達可能に前記第２、第３遊星ギヤのそれぞれのリングギ
ヤ及びトランスファシャフトが第１、第２トランスファ
ドライブギヤ及び第１、第２トランスファドリブンギヤ
に連結されることを特徴とする請求項１に記載の自動変
速機用ギヤトレーン。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1999/P27508 | 1999-07-08 | ||
| KR1019990027508A KR100341747B1 (ko) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 자동변속기용 기어 트레인 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001032891A true JP2001032891A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=19600292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11341199A Ceased JP2001032891A (ja) | 1999-07-08 | 1999-11-30 | 自動変速機用ギヤトレーン |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6231471B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001032891A (ja) |
| KR (1) | KR100341747B1 (ja) |
| CN (1) | CN1093050C (ja) |
| AU (1) | AU757633B2 (ja) |
| DE (1) | DE19961474B9 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010038333A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Honda Motor Co Ltd | 自動変速機 |
| JP2010060096A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Honda Motor Co Ltd | 自動変速機 |
| CN104847853A (zh) * | 2015-05-18 | 2015-08-19 | 杨晋杰 | 齿轮式自适应变速器 |
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| JP2004052807A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Jatco Ltd | 自動変速機用歯車変速装置 |
| KR100579302B1 (ko) * | 2004-06-21 | 2006-05-11 | 현대자동차주식회사 | 차량용 다단 자동 변속기 |
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| JPH0280834A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-20 | Toyota Motor Corp | 車両用遊星歯車式変速装置 |
| JPH02107852A (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-19 | Toyota Motor Corp | 車両用遊星歯車式変速装置 |
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-
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- 1999-07-08 KR KR1019990027508A patent/KR100341747B1/ko not_active IP Right Cessation
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