JP2001029892A - 廃棄物等の処理装置 - Google Patents

廃棄物等の処理装置

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JP2001029892A JP32488499A JP32488499A JP2001029892A JP 2001029892 A JP2001029892 A JP 2001029892A JP 32488499 A JP32488499 A JP 32488499A JP 32488499 A JP32488499 A JP 32488499A JP 2001029892 A JP2001029892 A JP 2001029892A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の設置スペースの効率を高める。 【解決手段】 断面溝形のドラム本体5を有する選別用
回転ドラム1を備えており、ドラム本体5は、複数の選
別孔を開けてあり、側部外周に案内部7を設けてあり、
その内側に内周部に沿って円弧状の壁板を配置してあ
り、ドラム内周部に軸方向に沿って仕切り板8を取り付
けてあり、上記壁板はドラム本体の下側から内周部にか
つドラム本体の回転方向に沿って上側に向けて延びて、
上記選別孔は、設定された大きさの廃タイヤの破砕片と
それ以外のものとに選別可能であって、上記設定された
大きさの廃タイヤの破砕片は、選別孔を通過して選別用
回転ドラム1の下方へ排出されて、コンベアにより回収
され、案内部7はモータ12から回転力を伝達する送り
車18が接触している。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、被処理物(廃棄
された車、家電製品、大型家具、容器及び機械類等の廃
棄物、原材料、加工品等)を例えば所定の大きさのもの
とそれ以外のものとに選別処理するための装置に関す
る。
【従来の技術】従来より、廃棄物である例えば廃タイヤ
は、ゴムの原料として再利用するために加工処理されて
再生商品とする際に、ゴム部と金属部とに分離される。
ゴム部は破砕装置により細かく破砕され、選別装置によ
って所定の大きさのものとそれ以外のものとに選別され
ている。この種の選別装置としては、網やパンチングプ
レートなどからなる振い部を有する振い機と、この振い
機に振動を与えつつ水平方向に往復動作させる駆動手段
とを備えているものがある。この選別装置では、コンベ
ヤにより運ばれた廃タイヤの破砕片は、振い機内に供給
されて、そこで振い機の振い動作によって所定の大きさ
のものが振い落されて、ベルトコンベヤに運搬され、目
的に応じて処理され、振い落されないものは取り出して
再度破砕するものである。また他の選別装置として、外
周に選別孔を有する回転筒体を傾斜状態に支持台に設置
して、回転筒体の上流側の開口部から廃タイヤの破砕片
を投入して回転筒体の回転によって廃タイヤの破砕片は
回転筒体内で回転しながら下流側へ移動する過程で選別
孔を通じて選別されるものである。
【発明が解決しようとする課題】前者の従来例による
と、振い機による振動が作業場の環境や工場周辺の生活
環境を損なう課題があり、また大量に廃タイヤの破砕片
を処理するには振い部の大型化が避けられなかった。ま
た後者の従来例についても長い回転筒体を使用するの
で、前者の従来例と同様に装置が大型化される傾向にあ
った。これらの従来例の課題として、設置スペースの効
率の向上である。この発明の目的は、装置の設置スペー
スの効率を高めることにある。
【課題を解決するための手段】この発明は、選別用回転
ドラムと、この選別用回転ドラムを回転させるための回
転駆動手段とを具備している。上記選別用回転ドラム
は、複数の選別孔を設けてあり、ドラム内周部に軸方向
に沿って仕切り板を取り付けてある。上記選別用回転ド
ラムの選別孔は、設定された大きさの被処理物とそれ以
外のものとに選別可能である。上記設定された大きさの
被処理物は、上記選別孔を通過して選別用回転ドラム外
へ排出可能のものである。排出される被処理物は、回収
手段により回収可能である。この発明における処理装置
によって処理される被処理物は、廃棄物の他に原材料、
加工品等が含まれる。
【作用】選別用回転ドラム内に供給された被処理物は、
選別用回転ドラムの回転を通じて、選別孔によって特定
の大きさの被処理物とそれ以外のものとに選別される。
特定の大きさの被処理物は選別孔を通過して、選別用回
転ドラム外に排出されることになる。
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、廃
棄物である廃タイヤの処理装置について以下説明する。
図1乃至図3に示す処理装置である選別装置Aは、選別
用回転ドラム1、この選別用回転ドラムを回転させるた
めの回転駆動手段2、選別された廃タイヤの破砕片の回
収手段3及び破砕装置4を具備している。まず、選別用
回転ドラム1について図1乃至図9を参照して説明す
る。選別用回転ドラム1のドラム本体5は、図4乃至図
9に示すように断面溝形に形成され、そのドラム本体の
底部には全周に選別孔6を開けてある。ドラム本体5の
両側外部には外周に沿って案内部7が全周に亘って形成
されている。ドラム本体5は、図6に示す例ではパンチ
ングプレートにより形成されている。各選別孔6は目的
に応じてその径を適宜の大きさに設定される。このため
に、所定の大きさの廃タイヤの破砕片等の被処理物のみ
が選別孔6を通過してドラム本体5の下方から外側へ排
出可能である。仕切り板8は、ドラム本体5の内周部に
その軸心方向(図6左右方向)に沿って取り付けられて
いる。仕切り板8は、ドラム本体5の内周部を円周方向
に2分している。もちろん、仕切り板8の取付位置は、
図4及び図5に例示するようにドラム本体5の内周部の
一箇所でも良いが、複数箇所に設けて、これらの仕切り
板によってその内周部を複数分割するようにしてもよ
い。図4、図5及び図7に示すように、円弧状の壁板9
はドラム本体5の内側に配置されている。壁板9は、ド
ラム本体5の内周部から所定距離離れて位置している。
壁板9は、支持フレーム10によって後述する破砕装置
4の本体ケース23の側部に取り付けられている(図2
参照)。壁板9は、ドラム本体5の下側から回転方向
(図4矢印方向)に沿って上側に向けて延びている。壁
板9は、選別孔6で選別されずにドラム本体5の内周部
に残された廃タイヤの破砕片等の被処理物が途中で落下
してドラム本体5の中心側へ落下することを防止する機
能を果すものである。ついで、回転駆動手段2について
説明する。図1乃至図3に示すように、ドラム本体5を
駆動させるためのモータ12は基台11の側部11aに
ベースを介して取り付けられている。ベルト17は、モ
ータ12の回転軸に取り付けてある回転車13と、図3
左右に配置されかつ回転軸15の一端部に取り付けられ
ている伝達車16とに掛回されている。回転軸15は、
基台11の側部11aに固定されている軸受14に回転
自在に支持されている。送り車18は、基台11内にお
ける回転軸15の両側(図3左右両側)に取り付けられ
ている。これらの送り車18は選別用回転ドラム1の両
側下方に配置されており、前記した案内部7に接触して
いる(図8)。送り車18は、選別用回転ドラム1の下
側の四箇所を支えている。モータ12の回転力は、回転
車13、ベルト17及び伝達車16を通じて各送り車1
8に伝えられて、各送り車18は回転可能となる。選別
用回転ドラム1は、案内部7に接触している送り車18
の回転に伴って、図4矢印方向(図2反時計方向)に回
転可能である。図1及び図2に示すように、押さえ車1
9は、選別用回転ドラム1の中央下側でかつ両案内部7
の内側(図上側)にそれぞれ設けられている。図9に示
すように、押さえ車19は案内部7の内面に接触して、
選別用回転ドラム1が振れるのを防止する役割を有して
いる。各押さえ車19は、基台11の上部11bに回転
可能に支持されている回転軸20に取り付けられてい
る。選別用回転ドラム1は、押さえ車19によって安定
した回転ができる。回収手段3について説明する。図1
及び図2に示す回収手段3は、その本体がコンベア21
で構成されている。選別用回転ドラム1の選別孔6から
排出された廃タイヤの破砕片等の被処理物は、コンベア
21によって集積部22(図21)まで搬送される。な
お、搬送手段は、コンベア21に限られず、例えば搬送
容器などであってもよい。破砕装置4を図1乃至図3及
び図10乃至図20を参照して説明する。破砕装置4
は、廃タイヤの切断体をチップ状の破砕片にするための
破砕手段である。破砕装置4は、図1乃至図3に示すよ
うに、選別用回転ドラム1内に配置された状態で、基台
11上に固定されている。破砕装置4の本体ケース23
は、その上部に投入口24を、下部に排出口25をそれ
ぞれ設けてある。投入口24は、この投入口の真上で、
また排出口25はその真下で、選別用回転ドラム1のド
ラム本体5の内周面とそれぞれ対向している。このため
に、ドラム本体5によって破砕装置4の真上まで運ばれ
た廃タイヤの破砕片等の被処理物は投入口24に落下可
能となる。そして破砕装置4で破砕された破砕片等の被
処理物は排出口25からドラム本体5内へ落下可能であ
る。また図1乃至図3及び図10乃至図11に示すよう
に、本体ケース23の内部において、対の回転破砕カッ
ター26,27と、対の回転破砕カッター28,29と
は、投入口24と排出口25との間に上下に配置されて
いる。これらの回転破砕カッター26〜29は、廃タイ
ヤ片の破砕部を構成している。上側に位置している対の
回転破砕カッター26,27は、本体ケース23に回転
自在に軸支されている回転軸26a,27aと、各回転
軸に軸方向に向けてカラー26c,27c(図10)を
介して等間隔をおいて取り付けられている回転破砕刃2
6b,27bとを備えている。一方の回転破砕カッター
26の回転破砕刃26bと他方の回転破砕カッター27
の回転破砕刃27bとの位置関係について述べると、い
ずれか一方の回転破砕刃が他方の回転破砕刃に対して一
刃幅分余り回転軸26a,27aの軸方向にずらして配
置されている。回転破砕刃26bの刃部26b1と回転
破砕刃27bの刃部27b1とは、回転破砕カッター2
6,27の回転に伴って互いに噛合い可能である(図
3)。図12に示すように、噛み合い状態にある回転破
砕刃26bの刃部26b1と回転破砕刃27bの刃部2
7b1との間は、廃タイヤ片が入り込むことができる程
度の隙間30となっている(図20)。隙間30の幅
は、廃タイヤ片の大きさに応じて適宜設定される。上側
の対の回転破砕カッター26,27は、モータ31の駆
動に伴って互いに噛み合う方向(対向する方向)に回転
可能である。すなわち、モータ31の軸31aは一方の
回転破砕カッター26の回転軸26aと同一直線上に連
なっている(図1及び図3)。このために、モータ31
の回転力は、回転軸26aを通じて一方の回転破砕カッ
ター26へ直接伝達される。回転車32は、モータ31
の軸31aに取り付けられている。回転車32は、図3
に示すように他方の回転破砕カッター27の回転軸27
aに取り付けられている伝達車33と噛み合っている。
このため、モータ31の回転力は、回転車32、伝達車
33及び回転軸27aを通じて他方の回転破砕カッター
27に伝えられる。ところで、図12乃至図14の例で
は、回転破砕刃26bの刃部26b1及び回転破砕刃2
7bの刃部27b1には交換刃体34を取外し可能に取
り付けてある。交換刃体34は、刃部26b1,27b
1の本体を形成している。交換刃体34の構成及び取付
け状態について、図13乃至図19を参照して説明す
る。図18及び図19に示す交換刃体34は、両側面に
溝34aを1本または複数本(図18では3本)をそれ
ぞれ形成してある。各溝34aの一端部すなわち回転破
砕刃26bの回転方向側(図13矢印方向側)の端部が
開口され、他端部は閉塞されている。このように各溝3
4aは、袋状となっている。回転破砕刃26bの刃部2
6b1が回転破砕刃27bの刃部27b1とが噛み合い
状態にあるとき、各溝34aの一端部は、下方に開口さ
れている(図13参照)。交換刃体34は、図19に示
すようにその中心部にボルト貫通孔34bを開けてあ
り、またその背部に上下方向に取付け溝34cを形成し
てある。交換刃体34における取付け溝34cは、刃部
26b1に形成してあるリブ26b2(図15)に嵌合
可能である。図14乃至図17に示すように、交換刃体
34は、刃部26b1に設置された状態で、取付け溝3
4cとリブ26b2とが互いに嵌合されている。このよ
うな嵌合状態で、交換刃体34は、ボルト貫通孔34b
に挿入される固定ボルト35によって刃部26b1に固
定される。なお、交換刃体34は、固定ボルト35の締
付けを解除することにより刃部26b1から外すことが
できる。このような交換刃体34は、回転破砕刃26b
の外周に等間隔を置いて複数個所(図14では6個所)
に形成した刃部26b1に固定ボルト35によって取付
けられている。交換刃体34は、刃の損傷など交換する
事情が生じた場合に別なものと交換される。図13に示
すように、回転破砕カッター27における回転破砕刃2
7bの各刃部27b1にも、回転破砕刃26bの各刃部
26b1と同様の方法で交換刃体34が取り付けられて
いる。図12、図13及び図20に示すように、回転破
砕刃26bと回転破砕刃27bとは、互いに噛み合い状
態(図12左右に隣接した状態)にある時、廃タイヤの
切断体や廃タイヤの破砕片を強制的に破砕し、同時に、
廃タイヤの切断体や廃タイヤの破砕片内にワイヤが埋め
込まれているときは、ワイヤをゴム部分から分離する作
用をする。この分離作用は、回転破砕刃26bの刃部2
6b1と回転破砕刃27bの刃部27b1との隙間30
に依存している。隙間30による作用に関して述べる
と、廃タイヤの切断体や廃タイヤの破砕片は、刃部26
b1と刃部27b1とによって上下方向に直線的に切断
されるというよりも、上記切断体の一部、上記破砕片自
体またはその一部が隙間30に入り込んで刃部26b
1,27b1で挾まれて、互いに反対方向に引張られな
がら破砕される。切断体や破砕片は、引張られながら破
砕される過程では、ワイヤとゴム部分との密着状態が解
かれてワイヤがゴム部分から分離される。また破砕時
に、図20に示すように左右に隣接する交換刃体34の
溝34a同志が隣接して、各溝内に切断体の一部や破砕
片の一部のゴム部分が食込まれたままの状態で、左右の
刃部26b1,27b1が反対方向に移動する。切断体
や破砕片は、交換刃体34に保持されながら、互いに反
対方向に引張られながら破砕されるので、より一層ワイ
ヤとゴム部分との密着状態が解かれて、ワイヤがゴム部
分から分離されることになる。このような破砕と分離と
が同時に行われるための原理の説明は後述する。また下
側の対の回転破砕カッター28,29の構成及び作用
は、上側の対の回転破砕カッター26,27のそれらと
実質的に同一である。このため、回転破砕カッター2
8,29の構成及び作用の詳細な説明は省略する。図1
3において、28b1,29b1は、回転破砕刃28
b,29bに形成してある刃部であって、これらの刃部
に交換刃体34が取り付けられている。図1、図3及び
図11に示すように、モータ36の回転力は、軸36a
に取り付けてある回転車37及び回転軸29aに取り付
けてある伝達車38を介して一方の回転破砕カッター2
9へ伝達される。またモータ36の回転力は、回転車3
7、伝達車38及び回転軸28aに取り付けてある伝達
車39を通じて他方の回転破砕カッター28に伝えられ
る。したがって、切断手段によって所定の大きさに切断
された廃タイヤの切断体は、コンベアなどの搬送手段に
よって図1に示す破砕装置4の投入口24から本体ケー
ス23内へ投入されると、まず上側の回転破砕カッター
26,27で破砕され、同時にワイヤがゴム部分から分
離され、ついで下側の回転破砕カッター28,29で破
砕され、同時にワイヤがゴム部から分離され、その結
果、チップ状の破砕片となって、分離されたワイヤと共
に、排出口25から選別用回転ドラム1のドラム本体5
内に落下する。ドラム本体5では、特定の大きさの廃タ
イヤの破砕片のみが選別孔6を通過して、回収手段3の
コンベア21上へ排出される。排出された破砕片はコン
ベア21によって集積部22(図21)まで運ばれる。
選別孔6を通過したワイヤもコンベア21によって集積
部22まで運ばれる。廃タイヤの処理作業について説明
する。図21に示すように、廃タイヤ処理ラインに組み
込まれている選別装置Aを用いて廃タイヤの破砕片等の
被処理物を選別し処理する方法について説明する。 [1]前処理 図21の例では、まず、廃タイヤTは、ビードワイヤの
抜き取り装置40によってビードワイヤが抜き取られ
る。ビードワイヤが除去された廃タイヤT内には、細い
ベルトワイヤが残されている。そしてビードワイヤが除
去された廃タイヤTは、コンベア41によってタイヤ切
断装置42へ搬送される。タイヤ切断装置42におい
て、廃タイヤTは、例えば半径方向に所定の幅に間隔を
おいて複数のピースに切断される。その後、幾つかに切
断された廃タイヤの切断体T1は、加熱装置43へ搬送
される。加熱装置43は、これらの切断体を例えば高周
波や電磁誘導などの加熱手段を利用して加熱する。切断
体T1は加熱されることにより、内部に埋め込まれてい
るベルトワイヤは、ゴム部分との密着状態が解かれる。
さらに、加熱された切断体T1はコンベア44で選別装
置Aまで運ばれ、破砕装置4の投入口24から本体ケー
ス内へ投入される。 [2]破砕 投入された切断体T1は、図1及び図3に示すように、
上側の回転破砕カッター26,27で破砕され、同時に
ワイヤがゴム部分から分離されて、破砕片は引き続いて
下側の回転破砕カッター28,29で破砕され、同時に
ワイヤがゴム部分から分離される。破砕片及び分離され
たワイヤは、排出口25から選別用回転ドラム1のドラ
ム本体5内に落下する。 [3]選別及び再度の破砕 ドラム本体5内に落下した廃タイヤの破砕片及びワイヤ
は、ドラム本体の選別孔6によって特定の大きさのもの
とそれ以外のものとに選別される。特定の大きさの廃タ
イヤの破砕片及びワイヤのみがドラム本体5における選
別孔6を通過してコンベア21上へ排出される。排出さ
れた破砕片及びワイヤはコンベア21によって集積部2
2まで運ばれる。選別孔6を通過できずにドラム本体5
内に残された破砕片やワイヤは、仕切り板8で保持され
ながら、図4矢印方向にドラム本体の回転に伴って本体
ケース23の真上まで運ばれ、そして壁板9の端部を越
えると、その自重で投入口24に落下して再び破砕装置
4で破砕される。破砕時に破砕片に含まれていたワイヤ
がタイヤのゴム部分から分離される。その後、破砕装置
4の排出口25からドラム本体5内へ落下された破砕片
及びワイヤは、ドラム本体によって選別される。破砕片
及びワイヤのうち、選別孔6を通過したものがコンベア
21によって集積部22まで運ばれる。 [4]回収 図21に示すように集積部22へ運ばれた破砕片及びワ
イヤは、コンベア21の端部に連続している磁気選別機
45によって、ゴムのみからなる破砕片、ワイヤを有す
る破砕片及びワイヤの3種類に分別される。磁気選別機
45は図示の例ではドラム型のものが用いられており、
回転するドラム内に電磁石が固定状態で内蔵されてい
る。このために、破砕片のうち、ゴムのみからなるもの
はドラム表面に付着されることなく第1集積部22aへ
落下する。ワイヤを有する破砕片とワイヤとはドラム表
面に付着される。ドラムに付着されたワイヤを有する破
砕片とワイヤとは、ドラムが所定角度回転することによ
り、磁気の及ぶ範囲から徐々に離れると、付着力は次第
に弱まる。この結果、まずワイヤを有する破砕片はドラ
ムから離れて受入口22bへ落下し、ついでワイヤが第
2集積部22cへ落下し、回収される。受入口22bに
回収されたワイヤ付きの破砕片は、コンベア(図示せ
ず。)によって破砕装置4の投入口24に投入され、処
理される。このように破砕と選別とが繰り返されて、所
定の大きさであってワイヤが除かれた破砕片及びワイヤ
だけが回収されることになる。ここで、破砕装置4によ
って同時に行われる破砕と分離とは、下記の分離破砕原
理(1−1),(1−2),(1−3)に基づいている
ものと考えられる。これらの原理は、回転破砕刃26
b,27bを例に挙げて説明される。まず、分離破砕原
理(1−1)を図22を参照して説明する。廃タイヤの
切断体T1は回転破砕刃26b,27bによって破砕さ
れる。この破砕過程において、図22Aに示すように、
切断体T1の一部、破砕片または破砕片の一部(以下こ
れらを総称して「処理片」という。)が隙間30に入り
込み、処理片T10の一部が溝34a内にも圧縮した状
態で食込まれる(溝に引掛る)。このような状態のま
ま、回転破砕刃26b,27bは回転軸を中心として対
向する方向に回転するから、刃部26b1と刃部27b
1とは次第に接近し、やがて噛み合い状態になり、その
後徐々に離れて行く。刃部26b1,27b1が互いに
離れて行く過程で、溝34aに挾まれている処理片T1
0は2つの破砕片T11,T12に強制的に分離される
と同時に、隙間30の存在によって分離されなかったワ
イヤWが一方の破砕片T12から引抜かれる(図B)。
この種の分離と引抜きとが連続して行われる。破砕時に
は、隙間30によって分離と引抜きとが行われ、その上
に、袋状の溝34aによって分離と引抜きとがより一層
効果的に行われるものと考えられる。なお、このような
破砕作業中に、ワイヤWが付いたままの破砕片は、その
多くが選別用回転ドラム1によって再度破砕装置4に戻
される。ついで、分離破砕原理(1−2)を図23を参
照して説明する。再び破砕装置4に戻されたワイヤWが
付いたままの破砕片T13は、同図(A)に示すよう
に、回転破砕刃26b,27bの隙間30に入り込む
際、一方の溝34aに挾み込まれ、他方の溝に他の破砕
片T14が引き込まれて、ワイヤWを双方の破砕片で挾
み込む作用によってワイヤWを引抜くことが可能となる
もの(図B)と、考えられる。さらに、分離破砕原理
(1−3)を図24を参照して説明する。同図Aに示す
ように、処理片T10は回転破砕刃26b,27bの隙
間30に入り込み、処理片の両側部は溝34a内にも圧
縮した状態で食込まれる。このような状態のまま、回転
破砕刃26b,27bは回転軸を中心として対向する方
向に回転するから、刃部26b1,27b1は次第に接
近し、やがて噛み合い、その後徐々に離れて行く。刃部
26b1,27b1が互いに離れて行く過程で、溝34
aに挾まれている処理片T10の両側部は互いに反対方
向に引張られて、2つの破砕片T15,T16に強制的
に分離されると同時に、これらの破砕片からワイヤWが
分離される(図B)。破砕原理(2)を図25を参照し
て説明する。この原理は、分離破砕原理(1−1),
(1−2),(1−3)の理解を容易にするためのもの
である。破砕原理(2)は、ワイヤを分離することなく
切断する原理である。図25に示すように、回転破砕刃
126b,127bは隙間がわずかであって、処理片T
10は破砕時に破砕片T17,T18に切断されかつ二
分割され、ワイヤWも同時に切断される。分離破砕原理
(1−1),(1−2),(1−3)によって判るよう
に、回転破砕刃(図では回転破砕刃26b,27b)間
に処理片T10が入り込むことができる程度の隙間30
を設けることにより、また噛み合い状態にある刃部にお
ける溝34aの存在によって、処理片T10の破砕(強
制的な引張りによる分割)とゴム部分からのワイヤの分
離(引抜き)とが同時に行われるものと、推測される。
図1に示す例によれば、選別用回転ドラム1はその内部
に破砕装置4を設けて、この破砕装置の排出口25から
排出される破砕片やワイヤをドラム本体5内へ直接落下
可能としている。このために、破砕片やワイヤの運搬手
段が不要となり、破砕と選別とが連続して円滑に行われ
る。そしてドラム本体5内に残された破砕片やワイヤを
再度破砕する場合、これらをドラム本体はその内部で保
持しながら回転することにより、直接投入口24へ供給
可能である。このために、再度破砕するための破砕片や
ワイヤを投入口へ運搬する手段が不要となり、供給と再
破砕とが連続して円滑に行われる。回転駆動手段2に関
して、上例では選別用回転ドラム1は案内部7と送り車
18を利用して回転されるが、必ずしもこの例に限定さ
れず、例えば選別用回転ドラムの外周に回転ベルトの一
端を掛け回して他端側をモータに接続する構成であって
も良い。図1に示す破砕装置4において、回転破砕カッ
ター26〜29は、上下2段に配置されているが、一段
のみまたは3段以上配置してもよい。噛み合う回転破砕
カッターの回転破砕刃の間隔は、図25に示すように隙
間をきわめて狭くしてもよい。また上例に示す回転破砕
刃26b〜29bは、交換刃体34を設けているが、刃
部の本体は必ずしも交換可能である必要はない。そして
刃部の構成は、図示のものに限定されない。また図26
に示す回転破砕カッター226〜229において、回転
軸の軸方向に隣接している例えば回転破砕カッター22
6の実線に示す一方の回転破砕刃226bにおける刃部
226b1、鎖線で示す他方の回転破砕刃226Abに
おける刃部226Ab1とは、所定角度ずらして配置し
てもよい。他の回転破砕刃227b,227Ab、回転
破砕刃228b,228Ab及び回転破砕刃229b,
229Abにおける刃部227b1,228b1,22
9b1と刃部227Ab1,228Ab1,229Ab
1との関係も同様な配置関係にある。刃部226b1,
227b1,228b1,229b1の両側面には、直
接溝234を形成して、これらの溝234は、上記交換
刃体34の溝34aと同様の機能を果している。刃部2
26Ab1,227Ab1,228Ab1,229Ab
1にも、刃部226b1〜229b1の溝234と同様
の溝(図示せず。)を形成してある。 破砕装置4の破
砕部は図示する回転破砕カッターに限られない。処理装
置により処理される対象物は、上記のような廃タイヤの
他に、廃車などから生じるスクラップ用金属、スクラッ
プ用非金属などの廃棄物、加工原材料、加工品等が含ま
れる。
【発明の効果】この発明によれば、選別用回転ドラムの
回転を通じて廃棄物等の被処理物を処理することがで
き、従来のように水平移動する振い機や長い回転筒体を
使用しないので、設置スペースの効率の向上を図ること
ができる。この発明によれば、選別用回転ドラム内に破
砕装置を設けることにより、搬送手段が不要となるか
ら、設置スペースを拡げることなく破砕作業と選別作業
とが連続して行えて作業の効率化や迅速化を図ることが
でき、再破砕作業と再選別作業が連続して行えて品質の
良い処理品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る廃タイヤの処理装置の一部切欠
正面図である。
【図2】この発明に係る廃タイヤの処理装置の一部切欠
側面図である。
【図3】この発明に係る廃タイヤの処理装置の一部切欠
平面図である。
【図4】選別用回転ドラムの拡大断面図である。
【図5】図4V−V線断面図である。
【図6】図5の状態から壁板を省略している拡大断面図
である。
【図7】図4VII−VII線端面図である。
【図8】選別用回転ドラムと送り車との関係を示す拡大
断面図である。
【図9】選別用回転ドラムと押さえ車との関係を示す拡
大断面図である。
【図10】本体ケース内に納められている上下両側の回
転破砕カッターの関係を示す断面図である。
【図11】下側の対の回転破砕カッターの関係を示す平
面図である。
【図12】上側の対の回転破砕カッターの関係を部分的
に示す拡大平面図である。
【図13】図12XIII−XIII線縮小断面図であ
る。
【図14】上側に位置している一方の回転破砕カッター
の回転破砕刃を示す一部切欠拡大側面図である。
【図15】上側に位置している一方の回転破砕カッター
における回転破砕刃の刃部の一部を示す拡大斜視図であ
る。
【図16】図14XVI−XVI線拡大断面図である。
【図17】図16の側面図である。
【図18】交換刃体を示す拡大斜視図である。
【図19】交換刃体の背部を示す拡大斜視図である。
【図20】上側の対の回転破砕カッターにおける回転破
砕刃の刃部同士が互いに噛み合っている状態を示す拡大
断面図である。
【図21】廃タイヤ処理ラインを示す正面図である。
【図22】廃タイヤ片の分離破砕原理(1−1)を説明
するための図である。
【図23】廃タイヤ片の分離破砕原理(1−2)を説明
するための図である。
【図24】廃タイヤ片の分離破砕原理(1−3)を説明
するための図である。
【図25】分離破砕原理(1−1),(1−2),(1
−3)の理解を容易にするための破砕原理(2)を説明
するための図である。
【図26】上下両側の対の回転破砕カッターの他の例を
示す拡大側面図である。
【符号の説明】
1 選別用回転ドラム 2 回転駆動手段 3 回収手段 4 破砕装置 5 ドラム本体 6 選別孔 7 案内部 8 仕切り板 9 壁板 12 ドラム駆動用のモータ 18 送り車 19 押さえ車 21 コンベア(搬送手段) 23 本体ケース 24 投入口 25 排出口 26〜29 回転破砕カッター(破砕部) 26a〜29a 回転軸 26b〜29b 回転破砕刃 26b1〜29b1 刃部 A 選別装置(処理装置) T 廃タイヤ(被処理物) T1 廃タイヤの切断体 T10 処理片 T11〜T18 廃タイヤの破砕片 W ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29B 17/00 B09B 5/00 C (72)発明者 新田 儀昭 北海道北広島市大曲緑ケ丘2丁目10番地3 Fターム(参考) 4D004 AA11 AA16 AB03 AC04 BA05 CA04 CA09 CA12 CB09 CB13 4D021 AA15 AB01 CA11 CB09 DA01 DA13 EA10 EB01 4D065 CA12 CB02 CC01 CC10 DD08 DD26 ED02 ED12 ED22 ED23 ED46 4F301 AA03 BA02 BA07 BA12 BA17 BF03 BF04 BF08 BF12 BF31 CA02 CA09 CA33 CA62 CA63

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選別用回転ドラムと、この選別用回転ド
    ラムを回転させるための回転駆動手段とを具備してお
    り、 上記選別用回転ドラムは、複数の選別孔を設けてあり、
    ドラム内周部に軸心方向に沿って仕切り板を取り付けて
    あり、 上記選別用回転ドラムの選別孔は、設定された大きさの
    被処理物とそれ以外のものとに選別可能であって、 上記設定された大きさの被処理物は、上記選別孔を通過
    して上記選別用回転ドラムの下方へ排出可能であること
    を特徴とする廃棄物等の処理装置。
  2. 【請求項2】 選別用回転ドラムは、その内側に内周部
    に沿って壁板を配置してあり、この壁板は上記選別用回
    転ドラムの下側から内周部にかつ選別用回転ドラムの回
    転方向に沿って上側に向けて延びていることを特徴とす
    る請求項1記載の廃棄物等の処理装置。
  3. 【請求項3】 選別された被処理物を回収するための回
    収手段を備えており、この回収手段は、選別用回転ドラ
    ムの選別孔を通じて下方へ排出される被処理物を回収す
    るものであることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の廃棄物等の処理装置。
  4. 【請求項4】 選別用回転ドラムは、その内部に破砕装
    置を設けてあり、 上記破砕装置は、被処理物を破砕するための破砕部と、
    破砕した被処理物を上記選別用回転ドラムへ排出可能の
    排出口とを備えていることを特徴とする請求項1、請求
    項2または請求項3記載の廃棄物等の処理装置。
  5. 【請求項5】 選別用回転ドラムは、その内部に破砕装
    置を設けてあり、 上記破砕装置は、被処理物を破砕するための破砕部と、
    上記選別用回転ドラム内から供給され再度破砕するため
    の被処理物を受入れ可能である上記投入口と、上記破砕
    部で破砕した被処理物を上記選別用回転ドラムへ排出可
    能の排出口とを備えていることを特徴とする請求項1、
    請求項2または請求項3記載の廃棄物等の処理装置。
  6. 【請求項6】 選別用回転ドラムは、その内部に破砕装
    置を設けてあり、 上記破砕装置は、被処理物を破砕するための破砕部と、
    上下両側に設けてある投入口と排出口とを備えており、
    上記投入口及び排出口はそれぞれ上記選別用回転ドラム
    の内周面と対向して配置されていることを特徴とする請
    求項1、請求項2または請求項3記載の廃棄物等の処理
    装置。
  7. 【請求項7】 選別用回転ドラムは、その内部に被処理
    物を破砕するための破砕装置を設けてあり、 この破砕装置は、互いに噛み合う対の回転破砕カッター
    を有する被処理物を破砕するための破砕部と、上下両側
    に設けてある投入口と排出口とを備えており、上記回転
    破砕カッターを挾んで上側の投入口と下側の排出口とが
    それぞれ上記選別用回転ドラムの内周面と対向して配置
    されていることを特徴とする請求項1、請求項2または
    請求項3記載の廃棄物等の処理装置。
  8. 【請求項8】 被処理物は廃棄物であることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項7のいずれかの請求項に記載の廃
    棄物等の処理装置。
  9. 【請求項9】 被処理物は廃タイヤであることを特徴と
    する請求項1乃至請求項8のいずれかの請求項に記載の
    廃棄物等の処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006122894A (ja) * 2004-10-01 2006-05-18 Kinki:Kk 剪断式破砕機
JP2009268985A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Daido Kensetsu Kk 石抜き機
JP2010099619A (ja) * 2008-10-25 2010-05-06 Yoshiko:Kk 粉砕装置
JP2015016424A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 株式会社御池鐵工所 破砕機
JP2016067981A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 小野谷機工株式会社 古タイヤの破砕装置

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