JP2001028977A - 釣 竿 - Google Patents
釣 竿Info
- Publication number
- JP2001028977A JP2001028977A JP20848599A JP20848599A JP2001028977A JP 2001028977 A JP2001028977 A JP 2001028977A JP 20848599 A JP20848599 A JP 20848599A JP 20848599 A JP20848599 A JP 20848599A JP 2001028977 A JP2001028977 A JP 2001028977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- fishing
- handle
- fishing rod
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リール装着部から釣竿の竿尻に至る領域の状
態を変化できる構成とすることによって、様々な状況に
柔軟に対応した釣りを行うことができる釣竿を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 リール1が装着されるリール装着部2を
有する竿本体3と、少なくとも一部に扁平部4が設けら
れたハンドル竿5とを備え、前記扁平部4はリール装着
部2の後方に位置し、且つ、前記竿本体3の軸線まわり
にハンドル竿5が相対回転可能であることを解決手段と
する。
態を変化できる構成とすることによって、様々な状況に
柔軟に対応した釣りを行うことができる釣竿を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 リール1が装着されるリール装着部2を
有する竿本体3と、少なくとも一部に扁平部4が設けら
れたハンドル竿5とを備え、前記扁平部4はリール装着
部2の後方に位置し、且つ、前記竿本体3の軸線まわり
にハンドル竿5が相対回転可能であることを解決手段と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釣竿に関し、特に、
ジギングやイカ釣り等、シャクリを行う釣りに適した釣
竿に関する。
ジギングやイカ釣り等、シャクリを行う釣りに適した釣
竿に関する。
【0002】
【従来の技術】船釣り等においては、釣竿のグリップ部
を脇に挟んで支持しながら釣りを行うことがあり、特
に、イカ釣りやジギング等では、グリップ部を支点とし
て釣竿を上下に振る、いわゆるシャクリが行われること
が多い。そのため、円形のグリップ部の左右両側部を削
ったような形状である上下方向に長い扁平状の扁平部
を、前記グリップ部に略全長に亘って形成した釣竿もあ
り、グリップ部に扁平部があるため脇で挟持しやすく長
時間釣りをしても疲れにくい等の利点がある。
を脇に挟んで支持しながら釣りを行うことがあり、特
に、イカ釣りやジギング等では、グリップ部を支点とし
て釣竿を上下に振る、いわゆるシャクリが行われること
が多い。そのため、円形のグリップ部の左右両側部を削
ったような形状である上下方向に長い扁平状の扁平部
を、前記グリップ部に略全長に亘って形成した釣竿もあ
り、グリップ部に扁平部があるため脇で挟持しやすく長
時間釣りをしても疲れにくい等の利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、釣竿を上下
ではなく斜めに振ったり、振る角度を様々に変化させな
がらシャクリを行ったりすることが、扁平部の扁平形状
が一定であるために困難となる場合があった。即ち、扁
平部の扁平方向が上下方向で一定なるため、上下方向以
外の方向に釣竿を振る場合には、扁平部の扁平方向が振
る方向に一致せず脇にしっかりとホールドしにくくなる
のである。
ではなく斜めに振ったり、振る角度を様々に変化させな
がらシャクリを行ったりすることが、扁平部の扁平形状
が一定であるために困難となる場合があった。即ち、扁
平部の扁平方向が上下方向で一定なるため、上下方向以
外の方向に釣竿を振る場合には、扁平部の扁平方向が振
る方向に一致せず脇にしっかりとホールドしにくくなる
のである。
【0004】また、上記釣竿では、グリップ部を脇に挟
みやすいように、リール装着部から釣竿の竿尻(釣竿の
軸方向後端部)までの長さを比較的長くしてしている
が、魚がかかった場合に釣竿の竿尻を腹部に当てて釣竿
を支えたりリールを操作したりしようとすると、リール
装着部から竿尻までの長さが長いために腹部に尻竿を当
てにくいことがあった。即ち、シャクリを行う時と魚が
かかってから引き寄せる時とで釣竿を支持する体の部位
を変えにくいのである。
みやすいように、リール装着部から釣竿の竿尻(釣竿の
軸方向後端部)までの長さを比較的長くしてしている
が、魚がかかった場合に釣竿の竿尻を腹部に当てて釣竿
を支えたりリールを操作したりしようとすると、リール
装着部から竿尻までの長さが長いために腹部に尻竿を当
てにくいことがあった。即ち、シャクリを行う時と魚が
かかってから引き寄せる時とで釣竿を支持する体の部位
を変えにくいのである。
【0005】このように、従来の釣竿においてはリール
装着部から竿尻に至る領域が常に一定状態であるため、
状況に応じて釣りのスタイルを柔軟に変化させて釣りを
行うことが困難な場合があった。
装着部から竿尻に至る領域が常に一定状態であるため、
状況に応じて釣りのスタイルを柔軟に変化させて釣りを
行うことが困難な場合があった。
【0006】そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑み
てなされ、リール装着部から釣竿の竿尻に至る領域の状
態を変化できる構成とすることによって、様々な状況に
柔軟に対応した釣りを行うことができる釣竿を提供する
ことを課題とする。
てなされ、リール装着部から釣竿の竿尻に至る領域の状
態を変化できる構成とすることによって、様々な状況に
柔軟に対応した釣りを行うことができる釣竿を提供する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたものであり、本発明に係る釣竿は、第
一に、リール1が装着されるリール装着部2を有する竿
本体3と、少なくとも一部に扁平部4が設けられ且つ前
記竿本体3の後端部3aに連結されたハンドル竿5とを
備え、釣竿の竿尻が前記竿本体3の後端部3aとなる状
態と、釣竿の竿尻が前記ハンドル竿5の後端部5aとな
る状態とが変更自在であることことを特徴とする。尚、
釣竿の竿尻とは、釣竿全体としての軸方向に沿った後端
である。
決すべくなされたものであり、本発明に係る釣竿は、第
一に、リール1が装着されるリール装着部2を有する竿
本体3と、少なくとも一部に扁平部4が設けられ且つ前
記竿本体3の後端部3aに連結されたハンドル竿5とを
備え、釣竿の竿尻が前記竿本体3の後端部3aとなる状
態と、釣竿の竿尻が前記ハンドル竿5の後端部5aとな
る状態とが変更自在であることことを特徴とする。尚、
釣竿の竿尻とは、釣竿全体としての軸方向に沿った後端
である。
【0008】該釣竿にあっては、脇にハンドル竿5の扁
平部4を挟んでシャクリを行う場合には、竿尻がハンド
ル竿5の後端部5aとなる状態とすることで、リール装
着部2から竿尻までの長さが長くなり、脇でしっかりと
ハンドル竿5を挟むことができる。そして、魚がかかっ
て竿尻を腹部に当てて釣竿を支える場合には、腹部に当
接する竿尻が竿本体3の後端部3aとなる状態とするこ
とで、ハンドル竿5の後端部5aが竿尻となる状態に比
してリール装着部2から竿尻までの長さを短くできるの
で、腹部で釣竿の竿尻をしっかりと支持しながらリール
1を巻いたり釣竿を両手で支えたりすることができる。
平部4を挟んでシャクリを行う場合には、竿尻がハンド
ル竿5の後端部5aとなる状態とすることで、リール装
着部2から竿尻までの長さが長くなり、脇でしっかりと
ハンドル竿5を挟むことができる。そして、魚がかかっ
て竿尻を腹部に当てて釣竿を支える場合には、腹部に当
接する竿尻が竿本体3の後端部3aとなる状態とするこ
とで、ハンドル竿5の後端部5aが竿尻となる状態に比
してリール装着部2から竿尻までの長さを短くできるの
で、腹部で釣竿の竿尻をしっかりと支持しながらリール
1を巻いたり釣竿を両手で支えたりすることができる。
【0009】また、竿尻が竿本体3の後端部3aとなる
状態とハンドル竿5の後端部5aとなる状態とを変更自
在とする構成としては、ハンドル竿5を着脱自在とする
構成がある。即ち、ハンドル竿5を竿本体3の後端部3
aに取り付けて連結することにより、ハンドル竿5の後
端部5aが竿尻となる状態にすることができ、逆に、竿
本体3の後端部3aからハンドル竿5を取り外すことに
よって、竿本体3の後端部3aが竿尻となる。このよう
に、ハンドル竿5を取り付けたり外したりすることで、
容易にリール装着部2から竿尻までの長さを素早く変化
させることができる。
状態とハンドル竿5の後端部5aとなる状態とを変更自
在とする構成としては、ハンドル竿5を着脱自在とする
構成がある。即ち、ハンドル竿5を竿本体3の後端部3
aに取り付けて連結することにより、ハンドル竿5の後
端部5aが竿尻となる状態にすることができ、逆に、竿
本体3の後端部3aからハンドル竿5を取り外すことに
よって、竿本体3の後端部3aが竿尻となる。このよう
に、ハンドル竿5を取り付けたり外したりすることで、
容易にリール装着部2から竿尻までの長さを素早く変化
させることができる。
【0010】尚、竿本体3の後端部3a(竿本体3とハ
ンドル竿5との連結部)を中心にしてハンドル竿5が回
動可能なように構成することによっても、竿尻が竿本体
3の後端部3aとなる状態とハンドル竿5の後端部5a
となる状態とを変更自在とすることができる。即ち、ハ
ンドル竿5を回動させずに竿本体3とハンドル竿5とが
一直線となる状態とすることで、ハンドル竿5の後端部
5aを釣竿の竿尻とすることができ、ハンドル竿5を竿
本体3の後端部3aを中心にして例えば左右に略90度
回動させることで竿本体3の後端部3aを釣竿の竿尻と
することができる。
ンドル竿5との連結部)を中心にしてハンドル竿5が回
動可能なように構成することによっても、竿尻が竿本体
3の後端部3aとなる状態とハンドル竿5の後端部5a
となる状態とを変更自在とすることができる。即ち、ハ
ンドル竿5を回動させずに竿本体3とハンドル竿5とが
一直線となる状態とすることで、ハンドル竿5の後端部
5aを釣竿の竿尻とすることができ、ハンドル竿5を竿
本体3の後端部3aを中心にして例えば左右に略90度
回動させることで竿本体3の後端部3aを釣竿の竿尻と
することができる。
【0011】また、本発明の釣竿は、第二に、リール1
が装着されるリール装着部2を有する竿本体3と、少な
くとも一部に扁平部4が設けられたハンドル竿5とを備
え、前記扁平部4はリール装着部2の後方に位置し、且
つ、前記竿本体3の軸線まわりにハンドル竿5が相対回
転可能であることを特徴とする。
が装着されるリール装着部2を有する竿本体3と、少な
くとも一部に扁平部4が設けられたハンドル竿5とを備
え、前記扁平部4はリール装着部2の後方に位置し、且
つ、前記竿本体3の軸線まわりにハンドル竿5が相対回
転可能であることを特徴とする。
【0012】この釣竿にあってもハンドル竿5の扁平部
4を脇に挟んで釣竿を支えることができるが、ハンドル
竿5が竿本体3の軸線まわりに相対回転可能であるた
め、脇に挟んだ扁平部4が回転することなく竿本体5の
みを回転させることができる。即ち、脇にしっかりとハ
ンドル竿5を挟み込んで支持しつつ、竿本体3を自在に
回転させてハンドル竿5に対する竿本体3の位相を変化
させることができる。
4を脇に挟んで釣竿を支えることができるが、ハンドル
竿5が竿本体3の軸線まわりに相対回転可能であるた
め、脇に挟んだ扁平部4が回転することなく竿本体5の
みを回転させることができる。即ち、脇にしっかりとハ
ンドル竿5を挟み込んで支持しつつ、竿本体3を自在に
回転させてハンドル竿5に対する竿本体3の位相を変化
させることができる。
【0013】従って、シャクリを行っている際にハンド
ル竿5が滑ったりすることがなく、ハンドル竿5をしっ
かりとホールドして安定した状態でシャクリを行うこと
ができるうえに、竿本体3を様々な角度に振ることも容
易にできる。また、脇で挟持したまま魚を引き寄せてく
るスタイルでは、脇による挟持が安定しているので、魚
が左右側方に走った場合でも容易に対応できる。
ル竿5が滑ったりすることがなく、ハンドル竿5をしっ
かりとホールドして安定した状態でシャクリを行うこと
ができるうえに、竿本体3を様々な角度に振ることも容
易にできる。また、脇で挟持したまま魚を引き寄せてく
るスタイルでは、脇による挟持が安定しているので、魚
が左右側方に走った場合でも容易に対応できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る釣竿の実施形
態について、図面を参酌しつつ、リール1が装着される
リール装着部2を有する竿本体3と、少なくとも一部に
扁平部4が設けられたハンドル竿5とを備えた釣竿につ
いて説明する。
態について、図面を参酌しつつ、リール1が装着される
リール装着部2を有する竿本体3と、少なくとも一部に
扁平部4が設けられたハンドル竿5とを備えた釣竿につ
いて説明する。
【0015】まず、図1乃至図3を参酌しつつ説明する
と、前記ハンドル竿5は、前記竿本体3の後端部3aに
着脱自在に連結されてなり、具体的には、竿本体3の後
端部3aは円筒状に形成され、ハンドル竿5の先端には
小径の差込部6が設けられてなる。
と、前記ハンドル竿5は、前記竿本体3の後端部3aに
着脱自在に連結されてなり、具体的には、竿本体3の後
端部3aは円筒状に形成され、ハンドル竿5の先端には
小径の差込部6が設けられてなる。
【0016】そして、ハンドル竿5の差込部6が竿本体
3の後端部3aに差し込まれて連結されてなる。即ち、
ハンドル竿5は竿本体3の後端部3aに着脱自在であ
り、図1に示す連結状態では、ハンドル竿5の後端部5
aが釣竿の竿尻となり、リール装着部2から釣竿の竿尻
までの長さを充分に確保できる状態となる。一方、図3
のようにハンドル竿5を外した状態では、竿本体3の後
端部3aが釣竿の竿尻となって、ハンドル竿5の差込部
6を除いた長さ分、リール装着部2から釣竿の竿尻まで
の長さも短くなる。
3の後端部3aに差し込まれて連結されてなる。即ち、
ハンドル竿5は竿本体3の後端部3aに着脱自在であ
り、図1に示す連結状態では、ハンドル竿5の後端部5
aが釣竿の竿尻となり、リール装着部2から釣竿の竿尻
までの長さを充分に確保できる状態となる。一方、図3
のようにハンドル竿5を外した状態では、竿本体3の後
端部3aが釣竿の竿尻となって、ハンドル竿5の差込部
6を除いた長さ分、リール装着部2から釣竿の竿尻まで
の長さも短くなる。
【0017】ここで、ハンドル竿5は、全体として筒状
体7から構成され、その先端が差込部6であり、筒状体
7の残る領域全体には軟質のプラスチック発泡体8が装
着されてなる。更に、ハンドル竿5には、図2及び図3
の如く、発泡体8の両側が削り採られて平坦な形状とな
っている扁平部4が略全長に亘って形成されてなる。該
扁平部4は、図2のように、断面視略楕円形状を呈して
おり、脇に挟んで支持される脇挟み部である。
体7から構成され、その先端が差込部6であり、筒状体
7の残る領域全体には軟質のプラスチック発泡体8が装
着されてなる。更に、ハンドル竿5には、図2及び図3
の如く、発泡体8の両側が削り採られて平坦な形状とな
っている扁平部4が略全長に亘って形成されてなる。該
扁平部4は、図2のように、断面視略楕円形状を呈して
おり、脇に挟んで支持される脇挟み部である。
【0018】次に、上記構成からなる釣竿の使用状態に
ついて説明する。まず、図1のように、ハンドル竿5の
差込部6を竿本体3の後端部3aに差し込む場合には、
リール装着部2を上方位置として扁平部4が左右両側に
位置するように位相調整して差し込むが、無論、個人の
体格等に合わせて適宜選択可能である。
ついて説明する。まず、図1のように、ハンドル竿5の
差込部6を竿本体3の後端部3aに差し込む場合には、
リール装着部2を上方位置として扁平部4が左右両側に
位置するように位相調整して差し込むが、無論、個人の
体格等に合わせて適宜選択可能である。
【0019】そして、ハンドル竿5を連結することでリ
ール装着部2から釣竿の竿尻までの長さを充分に長くで
き、その状態でハンドル竿5の扁平部4を脇に挟んで支
持する。例えば、右手でリール1を操作する場合には、
左手で竿本体3のリール装着部2近傍若しくはリール装
着部2より前方側を支持すると共に、右脇に扁平部4を
挟み込むのである。この状態で、リール1を巻きながら
左手を上下に振ると、右脇を支点として釣竿が上下に往
復運動して、容易にシャクリやポンピングを行うことが
できる。
ール装着部2から釣竿の竿尻までの長さを充分に長くで
き、その状態でハンドル竿5の扁平部4を脇に挟んで支
持する。例えば、右手でリール1を操作する場合には、
左手で竿本体3のリール装着部2近傍若しくはリール装
着部2より前方側を支持すると共に、右脇に扁平部4を
挟み込むのである。この状態で、リール1を巻きながら
左手を上下に振ると、右脇を支点として釣竿が上下に往
復運動して、容易にシャクリやポンピングを行うことが
できる。
【0020】次に、魚がかかると、特に大物の場合には
脇で支えるよりも釣竿の竿尻を腹部にあてて釣竿を体全
体で支えることが望ましいが、その場合、脇に挟持して
いたハンドル竿5を瞬時に竿本体3から抜き、リール装
着部2から釣竿の竿尻までの長さを一つの動作で短くす
ることができる。そして、竿本体3の後端部3aを腹部
にあてて釣竿を支えて魚を手元まで引き寄せることがで
きる。このように、ハンドル竿5の抜き差しという極め
て簡単且つ素早くできる動作によってリール装着部2か
ら釣竿の竿尻までの長さを瞬時に伸縮できる。
脇で支えるよりも釣竿の竿尻を腹部にあてて釣竿を体全
体で支えることが望ましいが、その場合、脇に挟持して
いたハンドル竿5を瞬時に竿本体3から抜き、リール装
着部2から釣竿の竿尻までの長さを一つの動作で短くす
ることができる。そして、竿本体3の後端部3aを腹部
にあてて釣竿を支えて魚を手元まで引き寄せることがで
きる。このように、ハンドル竿5の抜き差しという極め
て簡単且つ素早くできる動作によってリール装着部2か
ら釣竿の竿尻までの長さを瞬時に伸縮できる。
【0021】尚、竿本体3とハンドル竿5との接合部に
図4のようにギンバル9を設けることで、竿本体3とハ
ンドル竿5との位相ずれを防止することも可能である。
図4のようにギンバル9を設けることで、竿本体3とハ
ンドル竿5との位相ずれを防止することも可能である。
【0022】また、図1に示す形態においては、竿本体
3の後端部3aを円筒状とし、該後端部3aの中央孔内
にハンドル竿5の差込部6を突入させるように構成した
が、これに代えて、図5に示すように、ハンドル竿5を
前方に開口する中央孔を有するものとし、竿本体3の後
端部3aをハンドル竿5の前記中央孔内に突入させて、
竿本体3とハンドル竿5とを連結させることも可能であ
る。斯かる形態においては、竿本体の後端部3aにゴム
等の弾性部材20を装着させることができる。該弾性部
材20を備えることにより、ハンドル竿5を脱離させて
竿本体の後端部3aを腹部等にあてて釣りを行う際の腹
部等へのあたりを和らげることができる。さらに、例え
ば、弾性部材20を竿本体の外径より大径としておくこ
とにより、竿本体3とハンドル竿5との連結時における
がたつきを有効に防止させることもできる。
3の後端部3aを円筒状とし、該後端部3aの中央孔内
にハンドル竿5の差込部6を突入させるように構成した
が、これに代えて、図5に示すように、ハンドル竿5を
前方に開口する中央孔を有するものとし、竿本体3の後
端部3aをハンドル竿5の前記中央孔内に突入させて、
竿本体3とハンドル竿5とを連結させることも可能であ
る。斯かる形態においては、竿本体の後端部3aにゴム
等の弾性部材20を装着させることができる。該弾性部
材20を備えることにより、ハンドル竿5を脱離させて
竿本体の後端部3aを腹部等にあてて釣りを行う際の腹
部等へのあたりを和らげることができる。さらに、例え
ば、弾性部材20を竿本体の外径より大径としておくこ
とにより、竿本体3とハンドル竿5との連結時における
がたつきを有効に防止させることもできる。
【0023】次に、図6を参酌しつつ本発明の釣竿の他
の形態について説明すると、該釣竿における竿本体3に
は上述と同様にリール装着部2が設けられてなり、その
後方には発泡体8が装着された前側グリップ部10が設
けられてなる。該前側グリップ部10は、竿本体3の主
構成たる筒状体11に発泡体8が装着されて構成されて
なるが、筒状体11は前側グリップ部10から更に後方
側に延設され、該延設部に前記ハンドル竿5が回転自在
に外装着されてなる。即ち、ハンドル竿5は竿本体3の
軸線まわりに竿本体3に対して相対回転可能に構成され
てなる。また、前記延設部の後端(竿本体3の後端)に
はハンドル竿5の抜け止め防止用の尻栓12が設けられ
てなる。
の形態について説明すると、該釣竿における竿本体3に
は上述と同様にリール装着部2が設けられてなり、その
後方には発泡体8が装着された前側グリップ部10が設
けられてなる。該前側グリップ部10は、竿本体3の主
構成たる筒状体11に発泡体8が装着されて構成されて
なるが、筒状体11は前側グリップ部10から更に後方
側に延設され、該延設部に前記ハンドル竿5が回転自在
に外装着されてなる。即ち、ハンドル竿5は竿本体3の
軸線まわりに竿本体3に対して相対回転可能に構成され
てなる。また、前記延設部の後端(竿本体3の後端)に
はハンドル竿5の抜け止め防止用の尻栓12が設けられ
てなる。
【0024】そして、前記ハンドル竿5は、筒状の発泡
体から形成されて後ろ側グリップ部として構成され、上
述と同様に扁平部4が形成されてなる。
体から形成されて後ろ側グリップ部として構成され、上
述と同様に扁平部4が形成されてなる。
【0025】当該構成からなる釣竿にあっては、扁平部
4が設けられたハンドル竿5が竿本体3の軸線まわりに
相対回転可能であるので、扁平部4のリール装着部2に
対する位相も自由に変化させることができる。
4が設けられたハンドル竿5が竿本体3の軸線まわりに
相対回転可能であるので、扁平部4のリール装着部2に
対する位相も自由に変化させることができる。
【0026】従って、脇にハンドル竿5を挟み込んで支
持する場合、扁平部4を脇で挟んだ状態で、竿本体3を
自由に回転することができる。例えば、シャクリを行っ
ている際にハンドル竿5がその振動で滑ったりするとい
うことがなく、ハンドル竿5をしっかりとホールドして
安定した状態でシャクリを行うことができる。また、ハ
ンドル竿5のホールド状態を維持しつつも、竿本体3を
上下のみならず様々な角度に振ることも容易にでき、そ
のうえ、魚が左右に走っても、それに追従して竿本体3
のみを回転させて対応することができる。何れにして
も、常にハンドル竿5の挟持状態を維持できるので安定
して釣りを行うことができ、しかも、状況の変化に応じ
てシャクリの方向も自在に変化させることができるので
ある。
持する場合、扁平部4を脇で挟んだ状態で、竿本体3を
自由に回転することができる。例えば、シャクリを行っ
ている際にハンドル竿5がその振動で滑ったりするとい
うことがなく、ハンドル竿5をしっかりとホールドして
安定した状態でシャクリを行うことができる。また、ハ
ンドル竿5のホールド状態を維持しつつも、竿本体3を
上下のみならず様々な角度に振ることも容易にでき、そ
のうえ、魚が左右に走っても、それに追従して竿本体3
のみを回転させて対応することができる。何れにして
も、常にハンドル竿5の挟持状態を維持できるので安定
して釣りを行うことができ、しかも、状況の変化に応じ
てシャクリの方向も自在に変化させることができるので
ある。
【0027】尚、グリップ部をハンドル竿5にのみ設け
ることも可能であり、また、ハンドル竿5の一部にのみ
にグリップ部を設けてもよい。更に、所定角度毎にハン
ドル竿5が回転する構成も可能で、360度回転でなく
とも例えば半回転可能に構成することもできる。
ることも可能であり、また、ハンドル竿5の一部にのみ
にグリップ部を設けてもよい。更に、所定角度毎にハン
ドル竿5が回転する構成も可能で、360度回転でなく
とも例えば半回転可能に構成することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、釣竿の竿尻が前記竿本体
の後端部となる状態と、釣竿の竿尻が前記ハンドル竿の
後端部となる状態とを変更自在とすることでリール装着
部から竿尻までの長さを変更できるので、ハンドル竿を
脇に挟んで釣りをするスタイルと、竿尻を腹部に当接さ
せて釣竿を支持するスタイルとを状況に応じて変更しな
がら釣りを行うことができる。
の後端部となる状態と、釣竿の竿尻が前記ハンドル竿の
後端部となる状態とを変更自在とすることでリール装着
部から竿尻までの長さを変更できるので、ハンドル竿を
脇に挟んで釣りをするスタイルと、竿尻を腹部に当接さ
せて釣竿を支持するスタイルとを状況に応じて変更しな
がら釣りを行うことができる。
【0029】また、ハンドル竿と竿本体とを相対回転可
能とすることで扁平部に対する竿本体の位相を変化させ
ることができるので、様々なシャクリ方にも容易に対応
できると共に扁平部の挟持を安定化できる。
能とすることで扁平部に対する竿本体の位相を変化させ
ることができるので、様々なシャクリ方にも容易に対応
できると共に扁平部の挟持を安定化できる。
【図1】本発明の一実施形態における釣竿の要部を示す
一部断面を含む正面図。
一部断面を含む正面図。
【図2】図1のP−P線断面図。
【図3】同実施形態の釣竿の使用状態を示す正面図。
【図4】他実施形態の釣竿の要部を示す正面図。
【図5】他実施形態の釣竿の要部を示す一部断面を含む
正面図。
正面図。
【図6】他実施形態における釣竿の要部を示す一部断面
を含む正面図。
を含む正面図。
1…リール、2…リール装着部、3…竿本体、3a…後
端部、4…扁平部、5…ハンドル竿、5a…後端部
端部、4…扁平部、5…ハンドル竿、5a…後端部
Claims (3)
- 【請求項1】 リール(1)が装着されるリール装着部
(2)を有する竿本体(3)と、少なくとも一部に扁平
部(4)が設けられ且つ前記竿本体(3)の後端部(3
a)に連結されたハンドル竿(5)とを備え、釣竿の竿
尻が前記竿本体(3)の後端部(3a)となる状態と、
釣竿の竿尻が前記ハンドル竿(5)の後端部(5a)と
なる状態とが変更自在であることを特徴とする釣竿。 - 【請求項2】 前記ハンドル竿(5)が竿本体(3)の
後端部(3a)に着脱自在である請求項1記載の釣竿。 - 【請求項3】 リール(1)が装着されるリール装着部
(2)を有する竿本体(3)と、少なくとも一部に扁平
部(4)が設けられたハンドル竿(5)とを備え、前記
扁平部(4)はリール装着部(2)の後方に位置し、且
つ、前記竿本体(3)の軸線まわりにハンドル竿(5)
が相対回転可能であることを特徴とする釣竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20848599A JP2001028977A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 釣 竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20848599A JP2001028977A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 釣 竿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001028977A true JP2001028977A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16556953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20848599A Pending JP2001028977A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 釣 竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001028977A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007202528A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Shimano Inc | 釣り用のクッション材 |
-
1999
- 1999-07-23 JP JP20848599A patent/JP2001028977A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007202528A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Shimano Inc | 釣り用のクッション材 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001028977A (ja) | 釣 竿 | |
US6024318A (en) | Ice fishing apparatus | |
JP4436167B2 (ja) | 釣具用グリップ構造及びこれを備えた釣具 | |
US6263608B1 (en) | Fishing rod anchor | |
JP2505576Y2 (ja) | 釣り竿 | |
JP4308154B2 (ja) | 釣竿 | |
JP2557014B2 (ja) | 釣り具 | |
JP2004024162A (ja) | 釣竿 | |
JP2000106789A (ja) | 釣竿の竿尻構造 | |
JP3129936U (ja) | 傘 | |
JP3696577B2 (ja) | たも網 | |
KR20020036653A (ko) | 퍼 올리는 그물용 프레임 레버의 접는 구조 | |
JP3745894B2 (ja) | 継式中通し釣竿 | |
JPS6040143Y2 (ja) | 釣竿 | |
JP2001352864A (ja) | 釣 竿 | |
JP2007242501A (ja) | バインド線用補助具およびバインド線の取付作業方法並びに取外作業方法 | |
JP4412843B2 (ja) | 釣竿及び竿支持具 | |
JP2006262857A (ja) | 玉網保持具 | |
JP2876467B2 (ja) | 釣竿への警報表示装置の係止機構 | |
KR200209298Y1 (ko) | 낚시용 스피닝 릴의 핸들 놉 | |
JP3060499U (ja) | 自転車の傘取り付け装置 | |
JP2003284462A (ja) | 魚釣用リ−ルのハンドル | |
JP2540105Y2 (ja) | 釣 竿 | |
JP3099027U (ja) | 並継ぎ型玉の柄あるいは並継ぎ型竿受けの柄部 | |
KR200280173Y1 (ko) | 절접식 뜰채 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20040701 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080704 |