JP2001028816A - 単心電力ケーブル3条一括布設用曲がり部ガイド装置 - Google Patents

単心電力ケーブル3条一括布設用曲がり部ガイド装置

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JP2001028816A
JP2001028816A JP19782099A JP19782099A JP2001028816A JP 2001028816 A JP2001028816 A JP 2001028816A JP 19782099 A JP19782099 A JP 19782099A JP 19782099 A JP19782099 A JP 19782099A JP 2001028816 A JP2001028816 A JP 2001028816A
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cable
laying
guide
roller
cables
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Application number
JP19782099A
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English (en)
Inventor
Katsumi Ishii
克美 石井
Shiro Kofunai
史朗 小船井
Masakatsu Utsunomiya
正勝 宇都宮
Hisaharu Nozaki
久晴 野崎
Kazuaki Yoshida
一秋 吉田
Hiroshi Yamanouchi
宏 山之内
Shigeo Yomokari
成夫 四百苅
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洞道内へ単心電力ケーブル3条を一括にて布
設する工法において、曲がり部にてケーブル俵積形状を
崩すことなく円滑に布設することのできるガイド装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 3条俵積ケーブルを載置する水平ローラ
と、この水平ローラ部を底辺とする正三角形の両辺に配
置したガイドローラとから成り、前記水平ローラと前記
ガイドローラの内側面の延長線上の交点を結んで形成さ
れる正三角形の辺の長さが、前記3条俵積ケーブルを内
接する正三角形の辺の長さをLとし、ケーブル1条の外
径をDとしたとき、L+2/3Dであることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単心電力ケーブル
3条を一括して洞道内に布設するための工法において、
曲がり部を円滑に布設する為の曲がり部ガイド装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電力ケーブルの洞道内布設におけ
る曲がり部ガイドとしては、単心ケーブル及び3条より
合せケーブル(ケーブル3条を製造時より合せ1条の形
態にしたもの)を布設することを想定したものであり、
例えば、曲がり部に可とう性を有した波付きパイプを使
用するか、図3に示すように、洞道の曲がりに合わせて
図4に示す曲がり部ガイド31を数個配置してケーブル
301の延線に供するものが一般的である。
【0003】この曲がり部ガイド31は、図4に具体的
に示したように、二つ割り辺31−1,31−2をボル
ト32により合体して鼓状としてなるもので、ケーブル
が接触する内面が円弧状になっている。また、外面には
支持材取り付け穴33を設け、支持材へのボルト連結の
便に供している。
【0004】単心電力ケーブル3条一括布設工法の場合
には、ケーブル3条の俵積形状を維持しながら円滑に布
設可能な曲がり部ガイド装置がなかった。
【0005】また、ケーブル布設後はケーブル1条ごと
に所定の曲り形状へ収納されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来はケ
ーブル1条の布設に対応するガイド装置が一般的であ
る。洞道内へ単心電力ケーブル3条を一括にて布設する
工法において、布設すべき洞道内に曲がり部が存在する
場合には曲がり部において、布設作業中3条のケーブル
が相互に長手方向にズレながら3条全体として布設方向
へ進んで行くことになり、その結果ケーブル3条の俵積
形状が崩れる。
【0007】曲がり部におけるケーブル3条一括収納を
考慮した場合、ケーブル3条の俵積形状が崩れないこと
が必要不可欠であり、ケーブル3条の俵積形状を維持し
ながら円滑に布設可能なガイド装置を強く望まれた。
【0008】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、洞道内へ単心電力ケーブル3条を
一括にて布設する工法において、曲がり部にて俵積形状
を崩すことなく円滑に布設することのできるガイド装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の単心電力ケーブ
ル3条一括布設用曲がり部ガイド装置は、電力ケーブル
布設路の曲がり部に配置して3条俵積ケーブルを一括延
線するガイド装置であって、前記3条俵積ケーブルを載
置する水平ローラと、この水平ローラ部を底辺とする正
三角形の両辺に配置したガイドローラとから成り、前記
水平ローラと前記ガイドローラの内側面の延長線上の交
点を結んで形成される正三角形の辺の長さが、前記3条
俵積ケーブルを内接する正三角形の辺の長さをLとし、
ケーブル1条の外径をDとしたとき、L+2/3Dであ
ることを特徴とする。
【0010】上記の構成により、曲がり部において、3
条俵積ケーブルの先端が水平ローラ上に進入すると、斜
めに取付けられたそれぞれ左右のガイドローラにケーブ
ル側面が接触しながら曲がりに沿って進む。その時ケー
ブルの3条俵積形状に一致した配置のローラに押される
ため、その形状が崩れることはない。
【0011】ケーブル3条が曲がり部を通過する際に
は、布設中のケーブル挙動(曲がり外側への膨らみまた
は内側への収束)を許容する為、ケーブルとガイドロー
ルとの間に或る程度のクリアランスを設けておく必要が
ある。
【0012】このクリアランスがない場合は、ケーブル
がガイドロールに強く押し付けられ、ケーブルへの損傷
を生じる恐れがある。このことから、クリアランスは大
きい方がケーブルに対して安全であるわけであるが、こ
のクリアランスをあまり大きくとると3条俵積ケーブル
の上相が下2相の間に落ち込む動きを防げない。
【0013】下2相のケーブル開きはケーブル外径D
(1条当り)の2/3D以下に抑える必要があり、この
時の下2相の片側ケーブルの横方向移動量は、この半分
の1/3以下になる。
【0014】従って、曲がり部でのケーブル挙動を許容
できる最大クリアランスはケーブル外径をDとした時、
1/3Dとなる。
【0015】また、本発明の単心電力ケーブル3条一括
布設用曲がり部ガイド装置は、水平ローラ部と、ガイド
ローラ部の各々との三つに分離可能構造に構成したこと
を特徴とする。
【0016】さらにまた、前記水平ローラがモータロー
ラであることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。図1は本発明の単心電力ケーブル3条
一括布設用曲がり部ガイド装置の一実施例を示し、
(イ)は正面図、(ロ)は平面図である。図において、
ベースフレーム1に水平ローラであるモータローラ6を
モータローラ受台7を介して取付けられ、サイドフレー
ム2にガイドローラ4が一体に取付けられている。ガイ
ドローラ4は水平ローラ6に対して60°傾けて取付け
られている。両ガイドローラ4,4は上部で連結バー3
により連結され、連結バー3は左右のサイドフレーム2
とボルト5により固定され、必要に応じて簡単に取り外
しができる構造となっている。また、左右のサイドフレ
ーム2はベースフレーム1とボルト8により固定され、
簡単に取り外しができる構造となっている。
【0018】次に、俵積ケーブルの大きさと本発明の曲
がり部ガイド装置のローラ配置によって形成される正三
角形の大きさとの関係について説明する。図2はその関
係を説明するための模式図である。図2において、水平
ローラ6と左右のガイドローラ4の内側面の延長線上の
交点を結んで形成される正三角形12の辺の長さが、3
点俵積ケーブル10を内接する正三角形11の辺の長さ
をLとし、ケーブル1条の外径をDとしたとき、L+2
/3Dであるように本発明の曲がり部ガイド装置は構成
する。
【0019】本発明の単心電力ケーブル3条一括布設用
曲がり部ガイド装置は、図1に示す構成により、即ち3
条俵積ケーブルとガイドローラとの間に上記の大きさの
クリアランスを設けてあるので、3条俵積ケーブルが曲
がり部を通過する際のケーブル挙動(曲がり外側への膨
らみまたは内側への収束)を許容でき、しかも、3条俵
積ケーブルの上相が下2相の間に落ち込む動きを防止す
ることができる。
【0020】また、ガイドロールは60度の角度で斜め
に配置しており、3条俵積ケーブルの上下2相がそれぞ
れ左右のガイドロールに接触することにより回転が抑え
られ、俵積形状の崩れを防止することができる。
【0021】また、ケーブルとの接触によりガイドロー
ルに面圧が加わる為、連結バーにより面圧に対抗できる
強度を確保できる。
【0022】また、連結バー及び左右のサイドフレーム
はボルトにより固定されているので、必要に応じて簡単
に取り外しができる構造となっているので、持ち運び、
取付け、取外しが簡単に行え、布設準備作業の時間短縮
を図ることができる。
【0023】尚、本装置の曲がり部での設置間隔は、曲
がりの大きさ(角度θと半径R)により決定されるが、
間隔が広いと、ケーブルが装置間で外側にはみだし、は
み出した部分が抵抗となり円滑な布設ができなくなるだ
けでなく、ケーブルに損傷を与える恐れがある。
【0024】これを防ぐ為、設置間隔は約500mm以
内とすることが好ましい。これは、例えば、半径R=4
00mmの曲がり部において設置する場合は、設置間隔
I=Rθ,θ:角度(ラジアン)よりθ(度)=I/R
=500/4000×180度/π=約7度に配置する
ことになる。
【0025】上記実施例では本装置の水平ローラをモー
タローラとして説明したが、水平ローラとして、動力を
持たないゴムライニング付のコロであってもよいことは
勿論である。実際の布設においては、この2種類を混合
して使用される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、次
のような効果を奏する。
【0027】(1)洞道内曲がり部におけるケーブル3
条俵積形状を保持することを可能とし、布設中のケーブ
ル挙動を安定させることができ、スムーズに延線するこ
とができる。
【0028】(2)俵積形状を保持できることから、布
設後の曲がり部へのケーブル3条一括収納も可能とし、
ケーブル布設時の省人化や時間短縮に多大に貢献でき
る。
【0029】(3)ガイド装置自体が分離取外し可能な
構造の為、持ち運び、取付け・取外しが簡単に行え、布
設準備作業の時間短縮・コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の単心電力ケーブル3条一括布設用曲が
り部ガイド装置の一実施例を示し、(イ)は正面図、
(ロ)は平面図である。
【図2】本発明に係る俵積ケーブルの大きさと曲がり部
ガイド装置のローラ配置によって形成される正三角形の
大きさとの関係について説明するための模式図である。
【図3】従来のケーブルガイドの配置例を示す説明図で
ある。
【図4】従来のケーブルガイドの例を示し、(イ)は正
面図、(ロ)は側面図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 2 サイドフレーム 3 連結バー 4 ガイドローラ 5,8 ボルト 6 水平ローラ 10 3条俵積ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇都宮 正勝 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 (72)発明者 野崎 久晴 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 (72)発明者 吉田 一秋 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 (72)発明者 山之内 宏 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 (72)発明者 四百苅 成夫 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 Fターム(参考) 5G369 AA15 BA05 CB12 EA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブル布設路の曲がり部に配置し
    て3条俵積ケーブルを一括延線するガイド装置であっ
    て、前記3条俵積ケーブルを載置する水平ローラと、こ
    の水平ローラ部を底辺とする正三角形の両辺に配置した
    ガイドローラとから成り、 前記水平ローラと前記ガイドローラの内側面の延長線上
    の交点を結んで形成される正三角形の辺の長さが、前記
    3条俵積ケーブルを内接する正三角形の辺の長さをLと
    し、ケーブル1条の外径をDとしたとき、L+2/3D
    であることを特徴とする単心電力ケーブル3条一括布設
    用曲がり部ガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記水平ローラ部と、前記ガイドローラ
    部の各々との三つに分離可能構造に構成したことを特徴
    とする請求項1記載の単心電力ケーブル3条一括布設用
    曲がり部ガイド装置。
  3. 【請求項3】 前記水平ローラがモータローラであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の単心電力ケーブル
    3条一括布設用曲がり部ガイド装置。
JP19782099A 1999-07-12 1999-07-12 単心電力ケーブル3条一括布設用曲がり部ガイド装置 Pending JP2001028816A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103401189A (zh) * 2013-07-05 2013-11-20 中国科学院等离子体物理研究所 电缆滑轮
CN103427373A (zh) * 2013-08-28 2013-12-04 中国一冶集团有限公司 多用途电缆转角保护性敷设滑轮组
CN103683096A (zh) * 2013-11-29 2014-03-26 国家电网公司 多向放线滑车
CN105305320A (zh) * 2015-10-30 2016-02-03 国网山东潍坊市寒亭区供电公司 转角放线滑车
CN106207876A (zh) * 2016-08-23 2016-12-07 安徽博达通信工程监理有限责任公司 一种电缆施工用分段闭合式转角滑轮结构装置
CN107611855A (zh) * 2017-10-30 2018-01-19 中船澄西船舶修造有限公司 电缆直线段铺设滚轮支架

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