JP2001028162A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2001028162A
JP2001028162A JP11199880A JP19988099A JP2001028162A JP 2001028162 A JP2001028162 A JP 2001028162A JP 11199880 A JP11199880 A JP 11199880A JP 19988099 A JP19988099 A JP 19988099A JP 2001028162 A JP2001028162 A JP 2001028162A
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Hideki Ikeda
英樹 池田
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Nippon Columbia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のディスクに記録されたトラックを入れ替
えて記録する場合に、第3のディスクが必要である。 【解決手段】第1ディスクの記録再生を行う第1記録再
生装置と第2ディスクの記録再生を行う第2記録再生装
置とを備え、前記第1ディスクに記録されている第1圧
縮データと前記第2ディスクに記録されている第2圧縮
データとを入れ替えて記録する記録再生装置において、
第1記録再生装置は、第1ディスクの第1圧縮データを
再生すると共に、第1ディスクへの第2圧縮データの記
録を行い、圧縮データの入れ替え記録した場合に第1U
TOC情報を第1編集UTOC情報に書き換え、第2記
録再生装置は、第2ディスクの第2圧縮データを再生す
ると共に、第1ディスクへの第1圧縮データの記録を行
い、圧縮データの入れ替え記録した場合に第2UTOC
情報を第2編集UTOC情報に書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに記録
されたオーディオ信号を他の光ディスクに記録すること
が可能な記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ信号等の情報を記録再生する
ことが可能な記録媒体としてミニディスク(MD:Mini
Disk)等のディスクがある。一方のミニディスクに記
録されている情報を他方のミニディスクに記録する記録
再生装置としては、特開平8−30835号公報に開示
されている記録再生装置がある。
【0003】特開平8−30835号公報に開示されて
いる記録再生装置においては、再生側装置は、オーディ
オ信号が圧縮され記録されている第1ミニディスク(以
下、「第1ディスク」という。)から圧縮データを読み
出し、記録側装置に出力する。記録側装置は、再生側装
置から入力される圧縮データを第2ミニディスク(以
下、「第2ディスク」という。)に記録する。再生側装
置のシステムコントローラは、記録装置側のシステムコ
ントローラに、第1ディスクの回転数に同期させて第2
ディスクを回転させるための同期制御信号を送る。
【0004】記録側装置のシステムコントローラは、再
生側装置のシステムコントローラから送られてくる同期
制御信号に基づいて第2ディスクを回転させ、再生側装
置のメモリコントローラから送られてくる圧縮データを
第2ディスクに記録する。
【0005】第1ディスク及び第2ディスクを回転さ
せ、それぞれのディスクからの圧縮データの再生及び記
録を行い、再生側装置の圧縮データをそのまま第2ディ
スクに記録することにより、オーディオ信号の圧縮伸張
の繰り返しによる音質劣化を防止し、圧縮伸張処理時間
を不要とし、第1ディスクの圧縮データを第2ディスク
に記録する、いわゆるダビングの高速化を可能にしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したような記録再
生装置において、第1ディスクと第2ディスクに記録さ
れている複数のトラック(例えば、曲など)のうちの一
部のトラックを入れ替えて記録するには、それぞれ入れ
替えるトラックを記録することが可能な空き領域が第1
ディスク及び第2ディスクにない場合、第3ディスクが
必要となる。
【0007】図6は、第1ディスク及び第2ディスクに
記録されているトラックを入れ替えて記録する動作を説
明する模式図である。図6において、第1ディスク及び
第2ディスクには複数のトラックが記録されており、第
1ディスクのトラックA4と第2ディスクのトラックB
3を入れ替えて記録する場合、トラックA4及びトラッ
クB3を一時的に記録する第3のディスクが必要とな
る。
【0008】第1ディスクのトラックA4を第2ディス
クのトラックB3と入れ替えて記録する場合、まず、第
1ディスクのトラックA4を第3ディスクに記録し(コ
ピー1)し、また、第2ディスクのトラックB3を第3
ディスクに記録(コピー2)する。
【0009】次に、第3ディスクのトラックB3を第1
ディスクの空き領域に記録(コピー3)し、第3ディス
クのトラックA4を第2ディスクの空き領域に記録(コ
ピー4)する。
【0010】そして、第1ディスクへのトラックB3の
記録及び第2ディスクへのトラックA4の記録を行った
後、第1ディスク及び第2ディスクのそれぞれのUTO
C(User Table Of Contents)情報を書き換える。
【0011】このように、第1ディスクに記録されてい
るトラックと第2ディスクに記録されているトラックを
入れ替えて記録を行う場合には、入れ替えるトラックを
一時記録しておく第3のディスクが必要となる。
【0012】また、第1ディスクに記録されているトラ
ックと第2ディスクに記録されているトラックを入れ替
えて記録を行う場合には、トラックを記録(コピー)す
る処理を4回(コピー1〜コピー4)行う必要があり、
第1ディスクと第2ディスクのトラックを入れ替えて記
録する処理の時間がかかる。
【0013】また、それぞれ記録したトラックが正しく
記録されているか否かの判断は、記録(コピー1,コピ
ー2,コピー3,コピー4)が終了した後、それぞれ入
れ替えて記録したトラックを再生して確認しなければな
らないため、時間がかかる。
【0014】本発明は、複数のディスクに記録されたト
ラックを入れ替えて記録する場合に、第3のディスクを
用いることなく短時間で記録することができると共に、
それぞれのディスクに記録される圧縮データが正確に記
録されているか否かの判断を短時間に行うことができる
記録再生装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、第1ディスクに記録されている第1圧縮データと
第2ディスクに記録されている第2圧縮データとを入れ
替えて記録する記録再生装置において、第1圧縮データ
を再生して第2記録再生装置に転送する制御を行うと共
に第2記録再生装置から転送されてくる第2圧縮データ
を第1ディスクに記録する第1記録再生装置と、第1デ
ィスクの第1UTOC情報及び第2ディスクの第2UT
OC情報に基づいて第1圧縮データと第2圧縮データと
の入れ替え記録ができるか否かを判断し、第2圧縮デー
タを再生して第1記録再生装置に転送すると共に第1記
録再生装置から転送されてくる第1圧縮データを第2デ
ィスクに記録する前記第2記録再生装置を備えたことを
特徴としている。
【0016】本願の請求項2記載の発明は、請求項2記
載の記録再生措置において、第1記録再生装置は、第2
圧縮データを記憶する第1書込エラーメモリとを備え、
第1ディスクに記録された第2圧縮データと第1書込エ
ラーメモリに記憶された第2圧縮データとが一致しない
場合に第1書込エラーメモリに記憶されている第2圧縮
データを第1ディスクに記録し、第2記録再生装置は、
第1圧縮データを記憶する第2書込エラーメモリを備
え、第2ディスクに記録された第1圧縮データと第2書
込エラーメモリに記憶された第1圧縮データとが一致し
ない場合に第2書込エラーメモリに記憶されている第1
圧縮データを第2ディスクに記録することを特徴として
いる。
【0017】本願の請求項3記載の発明は、請求項1及
び請求項2記載の記録再生装置において、第1圧縮デー
タと第2圧縮データとの入れ替え記録をした後の第1編
集UTOC情報及び第2編集UTOC情報を記憶する編
集用メモリを備え、圧縮データの入れ替え記録した場合
に第1ディスクの第1UTOC情報を編集用メモリに記
憶された第1編集UTOC情報に書き換え、第2ディス
クの第2UTOC情報を編集用メモリに記憶された第2
編集UTOC情報に書き換えることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の記録再生装置の
一実施例の概略構成を示す模式図である。図1におい
て、記録再生装置は、記録再生装置1aと記録再生装置
1bとを備えている。本実施例では、記録再生装置1b
において、入れ替えるトラックの指示、入れ替え記録の
開始終了等の指示が行われ、記録再生装置1aは、記録
再生装置1bの制御により動作するものとする。また、
本実施例ではそれぞれ別の装置として説明するが、1の
筐体内に2の記録再生部が備えられた記録再生装置でも
よい。
【0019】第1ディスク2a及び第2ディスク2b
は、情報の記録再生が可能な記録媒体であり、本実施例
においてはミニディスクとして説明する。記録媒体とし
ては、光磁気(MO)ディスク、デジタルバーサタイル
ディスク−レコーダブル(DVD−R)、デジタルバー
サタイルディスク−ランダムアクセスメモリ(DVD−
RAM)等の記録再生が可能な記録媒体でもよい。ま
た、記録再生装置1a及び記録再生装置1bにおいて、
データの圧縮及び伸張を行う圧縮/伸張部や、アナログ
信号とデジタル信号の変換を行うアナログ/デジタル変
換器等の図示を省略する。
【0020】図1において、記録再生装置1aは、記録
再生部3a、システムコントローラ4a、メモリ5a、
バッファメモリ7a、バッファメモリコントローラ8a
を備えている。また、図1において、記録再生装置1b
は、記録再生部3b、システムコントローラ4b、メモ
リ5b、編集用メモリ6、バッファメモリ7b、バッフ
ァメモリコントローラ8bを備えている。
【0021】記録再生部3a(記録再生部3b)は、光
学ヘッド、磁気ヘッド、アンプ、サーボ制御回路、磁気
ヘッド駆動回路、EFM(Eight to Fourteen Modulati
on)エンコーダ/デコーダ等を備え、第1ディスク2a
(第2ディスク2b)への信号の記録および第1ディス
ク2a(第2ディスク2b)に記録されている信号の読
み出しを行う。
【0022】システムコントローラ4aは、記録再生部
3a、メモリ5a、バッファメモリコントローラ8aを
制御する。システムコントローラ4aは、記録再生部3
aが第1ディスク2aから読みとったUTOC情報を後
述するメモリ5aに記憶させる。システムコントローラ
4aは、記録再生装置1aと記録再生装置1bとの間の
圧縮データの転送の制御を行う。また、第1ディスク2
aに記録された圧縮データと第2ディスク2bに記録さ
れた圧縮データとを入れ替えて記録する場合、システム
コントローラ4aは、記録再生装置1bのシステムコン
トローラ4bの制御に基づいて第1ディスク2aのUT
OC情報を記録再生装置1bのシステムコントローラ4
bに転送する制御を行う。UTOC情報には、トラック
と当該トラックが記録されているアドレスとの関係を示
す情報が収納されている。
【0023】システムコントローラ4aは、第1ディス
ク2aに記録された圧縮データと第2ディスク2bに記
録された圧縮データとを入れ替えて記録した場合に、第
1ディスク2aのUTOC情報を記録再生装置1bから
転送されてきたUTOC情報に書き換える制御を行う。
【0024】また、システムコントローラ4bは、記録
再生部3b、メモリ5b、編集用メモリ6、バッファメ
モリコントローラ8bを制御する。システムコントロー
ラ4bは、記録再生部3bが第1ディスク2bから読み
とったUTOC情報を後述するメモリ5bに記憶させ
る。第1ディスク2aに記録された圧縮データと第2デ
ィスク2bに記録された圧縮データとを入れ替えて記録
する場合、システムコントローラ4bは、記録再生装置
1bと記録再生装置1aとの間の圧縮データの転送の制
御を行う。
【0025】操作部(図示せず)から第1ディスク2a
と第2ディスク2bの圧縮データ(トラック)の入れ替
え記録の指示があった場合、システムコントローラ4b
は、第1ディスク2aと第2ディスク2bの圧縮データ
(トラック)とを入れ替えた後の第1ディスク2a及び
第2ディスク2bにおけるトラックと当該トラックが記
録されているアドレスとの関係を示すUTOC情報(編
集UTOC情報)を後述する編集用メモリ6に記憶さ
せ、記録再生装置1aから転送される第1ディスク2a
のUTOC情報とメモリ5bに記憶されている第2ディ
スク2bのUTOC情報とを参照し、指定された第1デ
ィスク2aと第2ディスク2bのトラックの入れ替え記
録が可能か否かを判断する。
【0026】システムコントローラ4bは、入れ替え記
録終了後に第2ディスク2bのUTOC情報を編集メモ
リ6に記憶されている編集UTOC情報に書き換えさせ
ると共に、編集UTOC情報を記録再生装置1bに転送
し第1ディスク1aのUTOC情報を書き換えさせる制
御を行う。
【0027】ここで、記録再生装置1aは、記録再生装
置1bから転送されてくる編集UTOC情報を一時記憶
する編集メモリを備え、システムコントローラ4aの制
御により第1ディスク2aのUTOC情報を書き換える
ようにしてもよい。
【0028】メモリ5a(メモリ5b)は、第1ディス
ク2a(第2ディスク2b)のUTOC情報を記憶す
る。
【0029】操作部(図示せず)から第1ディスク2a
と第2ディスク2bの圧縮データ(トラック)の入れ替
え記録の指示があった場合、編集用メモリ6は、第1デ
ィスク2aと第2ディスク2bの圧縮データ(トラッ
ク)とを入れ替えた後の第1ディスク2aと第2ディス
ク2bにおけるトラックと当該トラックが記録されてい
るアドレスとの関係を示すUTOC情報(編集UTOC
情報)を記憶する。
【0030】バッファメモリ7a(バッファメモリ7
b)は、第1ディスク2a(第2ディスク2b)から読
み出された圧縮データを記憶する読込領域と、第2ディ
スク2b(第1ディスク2a)の圧縮データを記憶する
格納領域を備えている。
【0031】バッファメモリコントローラ8a(バッフ
ァメモリコントローラ8b)は、バッファメモリ7a
(バッファメモリ7b)への圧縮データの書き込みや読
み出しを行う。また、第1ディスク2a(第2ディスク
2b)に記録された圧縮データと第2ディスク2b(第
1ディスク2a)に記録された圧縮データとを入れ替え
て記録する場合に、第1ディスク2a(第2ディスク2
b)から読み出された圧縮データをバッファメモリ7a
(バッファメモリ7b)に記憶する制御、および、記録
再生装置1b(記録再生装置1a)から送られてきた圧
縮データをバッファメモリ7a(バッファメモリ7b)
に一時記憶させ記録再生部3a(記録再生部3b)に転
送する制御等を行う。
【0032】例えば、記録再生装置1aのバッファメモ
リコントローラ8aは、第1ディスク2aから読み出し
た圧縮データをバッファメモリ7aに書き込み、予め定
められたデータ量が蓄積された後、その圧縮データを記
録再生装置1bに転送する。また、記録再生装置1bか
ら送られてきた圧縮データをバッファメモリ7aに一時
記憶し、その圧縮データを記録再生部3aに転送する。
記録再生装置1bのバッファメモリコントローラ8b
は、バッファメモリコントローラ8aと同様の処理を行
う。
【0033】記録再生装置1aにおける第1ディスク2
aの再生動作について説明する。記録再生装置1bの再
生動作は、記録再生装置1aと同様であるため説明を省
略する。
【0034】第1ディスク2aが記録再生部3aに装着
されると、記録再生部3aは、第1ディスク2aからU
TOC情報を読み出す。システムコントローラ4aは、
第1ディスク2aのUTOC情報をメモリ5aに記憶す
る制御を行う。
【0035】システムコントローラ4aは、メモリ5a
に記憶されているUTOC情報を参照して記録再生部3
aを制御し、第1ディスク2aからの圧縮データの読み
出しを開始する。
【0036】第1ディスク2aに記録された情報は、記
録再生部3aにより読み取られ、EFM復調、誤り訂正
復号の処理が施された後に逆インタリーブ処理が行わ
れ、バッファメモリコントローラ8aに出力される。バ
ッファメモリコントローラ8aは、圧縮データをバッフ
ァメモリ7aに連続的に出力して順次記憶させる。
【0037】バッファメモリ7aに記憶された圧縮デー
タは、バッファメモリコントローラ8aの制御により読
み出され、圧縮/伸張部(図示せず)に出力される。圧
縮データは、圧縮/伸張部により伸張処理を施され、デ
ジタル/アナログ変換部(図示せず)によりアナログ信
号に変換され出力される。
【0038】記録再生装置1aにおける第1ディスク2
aへの記録動作について説明する。記録再生装置1bの
記録動作は、記録再生装置1aと同様であるため説明を
省略する。
【0039】外部からオーディオ信号が入力されると、
アナログ/デジタル変換部(図示せず)によりデジタル
信号に変換され、圧縮/伸張部(図示せず)により圧縮
される。圧縮データは、バッファメモリコントローラ8
aを介してバッファメモリ7aに順次記憶される。バッ
ファメモリコントローラ8aは、バッファメモリ7aに
予め定められたデータ量(例えば、1クラスタ分(クラ
スタ:ミニディスクにおけるデータの記録の最小単
位))の圧縮データが記憶されると、バッファメモリ7
aから圧縮データを読み出し、記録再生部3aに入力さ
せる。
【0040】記録再生部3aは、圧縮データをEFM変
調し、誤り訂正符号処理後にインタリーブを行ない、第
1ディスク2aに記録する。その後、第1ディスク2a
のUTOC情報を書き換える。
【0041】図1に示す記録再生装置において、第1デ
ィスク2aに記録された圧縮データを第2ディスク2b
に記録する場合には、第1ディスク2aを記録再生装置
1aで再生し、記録再生装置1aから出力された圧縮デ
ータを記録再生装置1bに転送して第2ディスク2bに
記録する。
【0042】記録再生装置1aにおいて、記録再生部3
aは、第1ディスク2aのUTOC情報を読み出す。シ
ステムコントローラ4aは、第1ディスク2aのUTO
C情報をメモリ5aに記憶させる。また、記録再生装置
1bにおいて、記録再生部3bは、第2ディスク2bの
UTOC情報を読み出す。システムコントローラ4b
は、第2ディスク2bのUTOC情報をメモリ5bに記
憶させる。
【0043】記録再生装置1aにおいて、記録再生部3
aにより第1ディスク2aから読み出された圧縮データ
は、バッファメモリコントローラ8aを介してバッファ
メモリ7aに格納される。バッファメモリコントローラ
7aは、バッファメモリ7aに予め定められたデータ量
の圧縮データが格納されると、バッファメモリ7aから
圧縮データを読み出し、記録再生装置1bのバッファメ
モリコントローラ8bに圧縮データを転送する。
【0044】記録再生装置1bのバッファメモリコント
ローラ7bは、送られてくる圧縮データをバッファメモ
リ7bに記憶させる。バッファメモリコントローラ8b
は、バッファメモリ7bに予め定められたデータ量の圧
縮データが記憶されると、バッファメモリ7bから圧縮
データを読み出す。圧縮データは、記録再生部3bによ
り第2ディスク2bに記録される。
【0045】第1ディスク2aに記録されている圧縮デ
ータを第2ディスク2bに記録する場合、記録再生装置
1aは、第1ディスク2aから読み出した圧縮データの
伸張を行わずに記録再生装置1bへ転送し、記録再生装
置1bは、送られてきた圧縮データをそのまま第2ディ
スク2bに記録する。
【0046】このように、記録再生装置1aと記録再生
装置1bとの間で圧縮データを転送し、第1ディスク2
aの圧縮データを第2ディスク2bに記録することがで
きるため、データの圧縮及び伸張に伴う音質劣化がな
く、短い時間で第1ディスク2aに記録されている圧縮
データを第2ディスク2bに記録することができる。
【0047】図1に示す記録再生装置において、第1デ
ィスク2aに記録されている圧縮データ(トラック)と
第2ディスク2bに記録されている圧縮データ(トラッ
ク)とを入れ替えて記録する場合の動作について説明す
る。
【0048】図2は、本実施例の記録再生装置における
トラックの入れ替え記録を説明する模式図である。図2
において、第1ディスク2aには、トラックA1、トラ
ックA2、トラックA3、トラックA4の4つのトラッ
ク(曲)が記録されており、第2ディスク2bには、ト
ラックB1、トラックB2、トラックB3、トラックB
4の4つのトラック(曲)が記録されている。第1ディ
スク2aのトラックA4と第2ディスク2bのトラック
B3を入れ替えて記録する場合について説明する。
【0049】トラックの入れ替え記録の場合、記録再生
装置1a及び記録再生装置1bのうち、どちらか一方の
記録再生装置が他方の記録再生装置を制御して入れ替え
記録を行う。本実施例の記録再生装置においては、記録
再生装置1bが記録再生装置1aを制御するものとす
る。
【0050】記録再生装置1aのシステムコントローラ
4aと記録再生装置1bのシステムコントローラ4bと
は接続されており、入れ替え記録の制御やUTOC情報
の転送が行われる。また、バッファメモリコントローラ
8aとバッファメモリコントローラ8bとが接続されて
おり、圧縮データの転送が行われる。
【0051】第1ディスク2aを記録再生装置1aにセ
ットすると、記録再生装置1aは、第1ディスク2aの
UTOC情報を読み出し、メモリ5aに記憶する。ま
た、第2ディスク2bを記録再生装置1bにセットする
と、記録再生装置1bは、第2ディスク2bのUTOC
情報を読み出し、メモリ5bに記憶する。
【0052】記録再生装置1bにおいて、第1ディスク
2aのトラックA4と第2ディスク2bのトラックB3
を入れ替え記録を開始する指示が操作部(図示せず)か
ら入力されると、記録再生装置1bのシステムコントロ
ーラ4bは、記録再生装置1aのシステムコントローラ
4aを制御し、メモリ5aから第1ディスク2aのUT
OC情報を読み出させ、記録再生装置1bのシステムコ
ントローラ4bに転送する。システムコントローラ4b
は、表示部(図示せず)に第1ディスク2a及び第2デ
ィスク2bの総トラック数、時間等の情報を表示させ
る。
【0053】システムコントローラ4bは、第1ディス
ク2aのUTOC情報と、メモリ5bに記憶されている
第2ディスク2bのUTOC情報に基づいて、第1ディ
スク2aのトラックA4と第2ディスク2bのトラック
B3の入れ替え記録が可能であるかを判定する。
【0054】判定方法の一例について説明する。システ
ムコントローラ4bは、第1ディスク2aのUTOC情
報と第2ディスク2bのUTOC情報に基づいて、第1
ディスク2aのトラックA4と第2ディスク2bのトラ
ックB3とのデータ量の大小比較を行う。トラックA4
のデータ量がトラックB3のデータ量より少ない(A4
<B3)場合において、小さいトラックA4のデータ量
と第1ディスク2aの空き領域の容量との総和(A4+
A空)が、データ量が大きいトラックB3のデータ量よ
りも大きいか、もしくは、等しい場合(A4+A空≧B
3)は、入れ替え可能と判定する。
【0055】データ量が小さいトラックA4のデータ量
と第1ディスク2aの空き領域の容量との総和(A4+
A空)が、データ量が大きいトラックB3のデータ量よ
りも小さい場合は、入れ替え記録の処理を停止する。
【0056】入れ替え記録後の第1ディスク2a及び第
2ディスク2bにおけるトラックと当該トラックが記録
されているアドレスとの関係を示すUTOC情報は、シ
ステムコントローラ4bの制御により、記録再生装置1
bの編集用メモリ6に編集UTOC情報として記憶さ
れ、入れ替え記録が終了した後に編集用UTOC情報に
書き換えられる。
【0057】入れ替え記録後のトラックとトラック番号
は、利用者が操作部(図示せず)を用いて任意に決める
ことができる。例えば、第1ディスク2aにおいては、
トラック番号1がトラックB3、トラック番号2がトラ
ックA1、トラック番号3がトラックA2、トラック番
号4がトラックA3、第2ディスク2bにおいては、ト
ラック番号1がトラックB1、トラック番号2がトラッ
クA4、トラック番号3がトラックB2、トラック番号
4がトラックB4のように決めることができる。
【0058】図3は、本実施例の記録再生装置における
入れ替え記録の動作を説明する模式図である。図3にお
いて、第1ディスク2aのトラックA4はA40クラス
タからA44クラスタで構成され、第2ディスク2bの
トラックB3はB30クラスタからB35クラスタで構
成されている。
【0059】操作部(図示せず)により、2枚のディス
クに記録されたトラックA4とトラックB3の入れ替え
記録処理が開始されると、システムコントローラ4b
は、編集用メモリ6に記憶された編集UTOC情報に従
って、記録再生装置1aのシステムコントローラ4aを
制御し、第1ディスク2aからトラックA4の圧縮デー
タの読み出しを開始させる。第1ディスク2aから読み
出された圧縮データは、バッファメモリ7aの読込領域
に、A40クラスタ、A41クラスタの順に記憶され
る。
【0060】記録再生装置1aとほぼ同時に、記録再生
装置1bも第2ディスク2bからトラックB3の圧縮デ
ータの読み出しを開始する。第2ディスク2bから読み
出された圧縮データは、バッファメモリ7bの読込領域
に、B30クラスタ、B31クラスタの順に記憶され
る。
【0061】バッファメモリ7aにA40クラスタの圧
縮データが記憶されると、バッファメモリコントローラ
8aは、バッファメモリ7aからA40クラスタの圧縮
データを読み出し、バッファメモリコントローラ8bに
転送する。バッファメモリコントローラ8bは、A40
クラスタの圧縮データをバッファメモリ7bの格納領域
に記憶させる。
【0062】同様に、バッファメモリ7bにB30クラ
スタの圧縮データが記憶されると、バッファメモリコン
トローラ8bは、バッファメモリ7bからB30クラス
タの圧縮データを読み出し、バッファメモリコントロー
ラ8aに転送する。バッファメモリコントローラ8a
は、B30クラスタの圧縮データをバッファメモリ7a
の格納領域に記憶させる。
【0063】このとき、記録再生装置1aと記録再生装
置1bとの間で圧縮データの転送が行われているとき、
バッファメモリコントローラ8aは、第1ディスク2a
からトラックA4のA41クラスタの圧縮データを読み
出しバッファメモリ7aに記憶させ、バッファメモリコ
ントローラ8bは、第2ディスク2bからトラックB3
のB31クラスタの圧縮データを読み出しバッファメモ
リ7bに記憶させる。
【0064】バッファメモリコントローラ8aは、バッ
ファメモリ7aに記憶されたB30クラスタの圧縮デー
タを読み出し記録再生部3aに送る。B30クラスタの
圧縮データは、第1ディスク2aのトラックA4のA4
0クラスタが記録されていた位置に上書きされる。
【0065】バッファメモリコントローラ8bは、バッ
ファメモリ7bに記憶されたA40クラスタの圧縮デー
タを読み出し記録再生部3bに送る。A40クラスタの
圧縮データは、第2ディスク2bのトラックB3のB3
0クラスタが記録されていた位置に上書きされる。
【0066】記録再生装置1aにおいて、第1ディスク
2aからトラックA4のA42クラスタの圧縮データが
読み出され、バッファメモリ7aの読込領域に記憶され
ると共に、A41クラスタの圧縮データは、バッファメ
モリ7aから読み出されて記録再生装置1bに転送さ
れ、バッファメモリ7bの格納領域に記憶される。
【0067】記録再生装置1bにおいても、第2ディス
ク2bからトラックB3のB32クラスタの圧縮データ
が読み出され、バッファメモリ7bの読込領域に記憶さ
れると共に、B32クラスタの圧縮データは、バッファ
メモリ7bから読み出されて記録再生装置1aに転送さ
れ、バッファメモリ7aの格納領域に記憶される。
【0068】バッファメモリコントローラ8aは、バッ
ファメモリ7aにB31クラスタの圧縮データが記憶さ
れると、バッファメモリ7aからB31クラスタの圧縮
データを読み出し記録再生部3aに送る。B31クラス
タの圧縮データは、第1ディスク2aのトラックA4の
A41クラスタの圧縮データが記録されていた位置に上
書きされる。
【0069】記録再生装置1aとほぼ同時のタイミング
で、バッファメモリコントローラ8bは、バッファメモ
リ7bにA41クラスタの圧縮データが記憶されると、
バッファメモリ7bからa41クラスタの圧縮データを
読み出し記録再生部3bに送る。A41クラスタの圧縮
データは、第2ディスク2bのトラックB3のB31ク
ラスタの圧縮データが記録されていた位置に上書きされ
る。
【0070】記録再生装置1a及び記録再生装置1bに
おいて、前述した処理が繰り返し行われ、第1ディスク
2aのトラックA4と第2ディスク2bのトラックB3
との入れ替え記録が行われる。
【0071】第1ディスク2aのトラックA4と第2デ
ィスク2bのトラックB3との入れ替え記録が終了した
後、記録再生装置1bのシステムコントローラ4bは、
編集用メモリ6に記憶されている第1ディスク2a用の
編集UTOC情報を記録再生装置1aに転送し、システ
ムコントローラ4aを制御して第2ディスク2aのUT
OC情報を書き換えさせる。また、システムコントロー
ラ4bは、第2ディスク2bのUTOC情報を、編集用
メモリ6に記憶されている第1ディスク2a用の編集U
TOC情報に書き換える。以上の処理により、第1ディ
スク2aと第2ディスク2bのトラックの入れ替え記録
の処理が終了する。
【0072】本発明の記録再生装置の他の実施例につい
て説明する。図4は、本発明の記録再生装置の他の実施
例の概略構成を示す模式図である。図4に示す記録再生
装置において、記録再生装置1bにおいて、入れ替える
トラックの指示、入れ替え記録の開始終了等の指示が行
われ、記録再生装置1aは、記録再生装置1bの制御に
より動作するものとする。また、図4に示す記録再生装
置1aと記録再生装置1bは、それぞれ別の装置として
説明するが、1の筐体内に2の記録再生部が備えられた
記録再生装置でもよい。
【0073】第1ディスク2a及び第2ディスク2b
は、情報の記録再生が可能な記録媒体であり、本実施例
においてはミニディスクとして説明する。また、記録再
生装置1a及び記録再生装置1bにおいて、データの圧
縮及び伸張を行う圧縮/伸張部や、アナログ信号とデジ
タル信号の変換を行うアナログ/デジタル変換器等の図
示を省略する。
【0074】図4において、記録再生装置1aは、記録
再生部3a、システムコントローラ4a、メモリ5a、
バッファメモリ7a、バッファメモリコントローラ8
a、書込エラーメモリ9aを備えている。記録再生装置
1bは、記録再生部3b、システムコントローラ4b、
メモリ5b、編集用メモリ6、バッファメモリ7b、バ
ッファメモリコントローラ8、書込エラーメモリ9bを
備えている。
【0075】図4において、記録再生部3a(記録再生
部3b)、システムコントローラ4a(システムコント
ローラ4b)、メモリ5a(メモリ5b)、編集用メモ
リ6、バッファメモリ7a(バッファメモリ7b)は、
前述した図1に示す記録再生装置の構成と同一であるた
め説明を省略する。
【0076】バッファメモリコントローラ8aは、バッ
ファメモリ7a及び書込エラーメモリ9aへの圧縮デー
タの書き込みや読み出しを行う。また、バッファメモリ
コントローラ8aは、圧縮データが第1ディスク2aに
記録されるためにバッファメモリ7aから読み出された
とき、その圧縮データを書込エラーメモリ9aに記憶さ
せ、圧縮データが第1ディスク2aに記録されたのち、
第1ディスク2aから当該圧縮データを読み出し、書き
込みエラーメモリ9aに記憶された圧縮データと比較す
る。バッファメモリコントローラ8aは、第1ディスク
2aに記録された圧縮データと書込エラーメモリ9aに
記憶された圧縮データとが異なる場合は、書込エラーメ
モリ9aから圧縮データを読み出し、再度第1ディスク
2aに記録させる制御を行う。
【0077】また、バッファメモリコントローラ8a
は、第1ディスク2aに記録された圧縮データと第2デ
ィスク2bに記録された圧縮データとを入れ替えて記録
する場合、第1ディスク2aから読み出された圧縮デー
タをバッファメモリ7aに記憶する制御、記録再生装置
1bから送られてきた圧縮データをバッファメモリ7a
に一時記憶させ、記録再生部3aに転送する制御等を行
う。
【0078】例えば、バッファメモリコントローラ8a
は、第1ディスク2aから読み出した圧縮データをバッ
ファメモリ7aに書き込み、予め定められたデータ量が
蓄積された後、その圧縮データを記録再生装置1bに転
送する。また、記録再生装置1bから送られてきた圧縮
データをバッファメモリ7aに一時記憶し、その圧縮デ
ータを記録再生部1aに転送する。
【0079】書込エラーメモリ9aは、第1ディスク2
aへの記録のためにバッファメモリ7aから読み出され
た圧縮データを記憶する。書込エラーメモリ9bは、第
1ディスク2bへの記録のためにバッファメモリ7bか
ら読み出された圧縮データを記憶する。
【0080】記録再生装置1aにおける第1ディスク2
aの再生動作及び記録再生装置1aにおける第1ディス
ク2aへの記録動作については、前述した図1に示す記
録再生装置と同一であるため、説明を省略する。
【0081】図4に示す記録再生装置において、第1デ
ィスク2aに記録されている圧縮データ(トラック)と
第2ディスク2bに記録されている圧縮データ(トラッ
ク)とを入れ替えて記録する場合の動作について説明す
る。
【0082】図5は、本実施例の記録再生装置における
トラックの入れ替え記録を説明する模式図である。図5
において、第1ディスク2aには、トラックA1、A
2、A3、A4の4曲が記録されており、第2ディスク
2bには、トラックB1、B2、B3、B4の4曲が記
録されている。第1ディスク2aのトラックA4と第2
ディスク2bのトラックB3を入れ替えて記録する場合
について説明する。第1ディスク2aのトラックA4は
A40クラスタからA44クラスタで構成され、第2デ
ィスク2bのトラックB3はB30クラスタからB35
クラスタで構成されている。
【0083】トラックの入れ替え記録の場合、記録再生
装置1a及び記録再生装置1bのうち、どちらか一方の
記録再生装置が他方の記録再生装置を制御し入れ替え記
録を行う。図4に示す記録再生装置においては、記録再
生装置1bが記録再生装置1aを制御するものとする。
【0084】図4において、記録再生装置1aのシステ
ムコントローラ4aと記録再生装置1bのシステムコン
トローラ4bとは接続されており、入れ替え記録の制御
やUTOC情報の転送が行われる。また、バッファメモ
リコントローラ8aとバッファメモリコントローラ8b
とは接続されており、圧縮データの転送が行われる。
【0085】第1ディスク2aを記録再生装置1aにセ
ットすると、記録再生装置1aは、第1ディスク2aの
UTOC情報を読み出し、メモリ5aに記憶する。ま
た、第2ディスク2bを記録再生装置1bにセットする
と、記録再生装置1bは、第2ディスク2bのUTOC
情報を読み出し、メモリ5bに記憶する。
【0086】記録再生装置1bにおいて、第1ディスク
2aのトラックA4と第2ディスク2bのトラックB3
を入れ替え記録を開始する指示が操作部(図示せず)か
ら入力されると、記録再生装置1bのシステムコントロ
ーラ4bは、記録再生装置1aのシステムコントローラ
4aを制御し、メモリ5aから第1ディスク2aのUT
OC情報を読み出させ、記録再生装置1bのシステムコ
ントローラ4bに転送させる。システムコントローラ4
bは、表示部(図示せず)に第1ディスク2a及び第2
ディスク2bの総トラック数、時間等の情報を表示させ
る。
【0087】システムコントローラ4bは、第1ディス
ク2aのUTOC情報と、メモリ5bに記憶されている
第2ディスク2bのUTOC情報に基づいて、第1ディ
スク2aのトラックA4と第2ディスク2bのトラック
B3の入れ替え記録が可能であるかを判定する。判定方
法は、前述した図1に示す記録再生装置と同一であるた
め、説明を省略する。
【0088】入れ替え記録後の第1ディスク2a及び第
2ディスク2bにおけるトラックとトラックが記録され
ているアドレスとの関係を示すUTOC情報は、システ
ムコントローラ4bの制御により、記録再生装置1bの
編集用メモリ6に編集UTOC情報として記憶される。
第1ディスク2a及び第2ディスク2bのUTOC情報
は、入れ替え記録が終了した後に編集用UTOC情報に
書き換えられる。
【0089】操作部(図示せず)により、2枚のディス
クに記録されたトラックとトラックの入れ替え記録処理
が開始されると、システムコントローラ4bは、編集用
メモリ6に記憶された編集UTOC情報に従って、記録
再生装置1aのシステムコントローラ4aを制御し、第
1ディスク2aからトラックA4の圧縮データの読み出
しを開始させる。第1ディスク2aから読み出された圧
縮データは、バッファメモリ7aの読込領域に、A40
クラスタ、A41クラスタの順に記憶される。
【0090】記録再生装置1aとほぼ同時に、記録再生
装置1bも第2ディスク2bからトラックB3の圧縮デ
ータの読み出しを開始する。第2ディスク2bから読み
出された圧縮データは、バッファメモリ7bの読込領域
に、B30クラスタ、B31クラスタの順に記憶され
る。
【0091】バッファメモリ7aにA40クラスタの圧
縮データが記憶されると、バッファメモリコントローラ
8aは、バッファメモリ7aからA40クラスタの圧縮
データを読み出し、バッファメモリコントローラ8bに
転送する。バッファメモリコントローラ8bは、A40
クラスタの圧縮データをバッファメモリ7bの格納領域
に記憶させる。
【0092】同様に、バッファメモリ7bにB30クラ
スタの圧縮データが記憶されると、バッファメモリコン
トローラ8bは、バッファメモリ7bからB30クラス
タの圧縮データを読み出し、バッファメモリコントロー
ラ8bに転送する。バッファメモリコントローラ8a
は、B30クラスタの圧縮データをバッファメモリ7a
の格納領域に記憶させる。
【0093】このとき、記録再生装置1aと記録再生装
置1bとの間で圧縮データの転送が行われているとき、
バッファメモリコントローラ8aは、第1ディスク2a
からトラックA4のA41クラスタの圧縮データを読み
出しバッファメモリ7aに記憶させ、バッファメモリコ
ントローラ8bは、第2ディスク2bからトラックB3
のB31クラスタの圧縮データを読み出しバッファメモ
リ7bに記憶させる。
【0094】記録再生装置1aにおいて、バッファメモ
リコントローラ8aは、バッファメモリ7aに記憶され
たB30クラスタの圧縮データを読み出し、書込エラー
メモリ9aに記憶させると共に記録再生部3aに送る。
B30クラスタの圧縮データは、第1ディスク2aのト
ラックA4のA40クラスタが記録されていた位置に上
書きされる。
【0095】その後、記録再生部3aは、第1ディスク
2aから記録したB30クラスタを再度読み出す。読み
出されたB30クラスタの圧縮データは、バッファメモ
リコントローラ8aに入力される。
【0096】バッファメモリコントローラ8aは、書込
エラーメモリ9aからB30クラスタの圧縮データを読
み出し、第1ディスク2aから読み出されたB30クラ
スタの圧縮データと比較する。
【0097】書込エラーメモリ9aに記憶されているB
30クラスタの圧縮データと、第1ディスク2aから読
み出されたB30クラスタの圧縮データとが一致した場
合、バッファメモリコントローラ8aは、バッファメモ
リ7aからB31クラスタの圧縮データを読み出し、記
録再生部3aに送り、第1ディスク2aに記録させる。
【0098】書込エラーメモリ9aに記憶されているB
30クラスタの圧縮データと、第1ディスク2aから読
み出されたB30クラスタの圧縮データとが一致しない
場合、書き込みエラーが発生したと考えられるので、バ
ッファメモリコントローラ8aは、書込エラーメモリ9
aから読み出したB30クラスタの圧縮データを記録再
生部3aに送り。このB30クラスタの圧縮データは、
記録再生部3aにより先に第1ディスク2aに記録され
たB30クラスタの圧縮データが記録された位置に再度
記録される。
【0099】記録再生装置1bにおいては、バッファメ
モリコントローラ8bは、バッファメモリ7bに記憶さ
れたA40クラスタの圧縮データを読み出し、書込エラ
ーメモリ9bに記憶させると共に記録再生部3bに送
る。A40クラスタの圧縮データは、第2ディスク2b
のトラックB3のB30クラスタが記録されていた位置
に上書きされる。
【0100】その後、記録再生部3bは、記録再生部3
aと同様に、第2ディスク2bに記録されたA40クラ
スタの圧縮データを再度読み出す。読み出されたA40
クラスタの圧縮データは、バッファメモリコントローラ
8bに入力される。
【0101】バッファメモリコントローラ8bは、書込
エラーメモリ9bからA40クラスタの圧縮データを読
み出し、第2ディスク2bから読み出されたA40クラ
スタの圧縮データと比較する。
【0102】書込エラーメモリ9bに記憶されているA
40クラスタの圧縮データと、第2ディスク2bから読
み出されたA40クラスタの圧縮データとが一致した場
合、バッファメモリコントローラ8bは、バッファメモ
リ7bからA41クラスタの圧縮データを読み出し、記
録再生部3bに送り、第1ディスク2bに記録させる。
【0103】書込エラーメモリ9bに記憶されているA
40クラスタの圧縮データと、第2ディスク2bから読
み出されたA40クラスタの圧縮データとが一致しない
場合、書き込みエラーが発生したと考えられるので、バ
ッファメモリコントローラ8bは、書込エラーメモリ9
bから読み出したA40クラスタの圧縮データを記録再
生部3bに送る。A40クラスタの圧縮データは、記録
再生部3bにより先に第1ディスク2bに記録されたA
40クラスタの圧縮データが記録された位置に再度記録
される。
【0104】記録再生装置1a及び記録再生装置1bに
おいて、前述した処理が繰り返し行われ、第1ディスク
2aのトラックA4と第2ディスク2bのトラックB3
との入れ替え記録が行われる。
【0105】第1ディスク2aのトラックA4と第2デ
ィスク2bのトラックB3との入れ替え記録が終了した
後、記録再生装置1bのシステムコントローラ4bは、
編集用メモリ6に記憶されている第1ディスク2a用の
編集UTOC情報を記録再生装置1bに転送し、システ
ムコントローラ4aを制御して第2ディスク2aのUT
OC情報を書き換えさせる。また、システムコントロー
ラ4bは、第2ディスク2bのUTOC情報を、編集用
メモリ6に記憶されている第1ディスク2a用の編集U
TOC情報に書き換える。以上の処理により、第1ディ
スク2aと第2ディスク2bのトラックの入れ替え記録
の処理が終了する。
【0106】以上の処理により、第1ディスクのトラッ
クと第2ディスクのトラックとの入れ替え記録を、第3
のディスクを用いることなく行うことができる。
【0107】また、第1ディスク又は第2ディスクに記
録された圧縮データと、第1ディスク又は第2ディスク
に記録する前の圧縮データとを比較し、それら2の圧縮
データが異なる場合に、再度圧縮データを第1ディスク
又は第2ディスクに記録し直すことにより、正確に圧縮
データの入れ替え記録を行うことができる。
【0108】
【発明の効果】複数のディスクに記録された圧縮データ
を入れ替えて記録する場合に、第3のディスクを用いる
ことなく記録することができる。正確に圧縮データの入
れ替え記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の一実施例の概略構成を
示す模式図。
【図2】本実施例の記録再生装置におけるトラックの入
れ替え記録を説明する模式図。
【図3】本実施例の記録再生装置における入れ替え記録
の動作を説明する模式図。
【図4】本発明の記録再生装置の他の実施例の概略構成
を示す模式図。
【図5】本実施例の記録再生装置におけるトラックの入
れ替え記録を説明する模式図。
【図6】第1ディスク及び第2ディスクに記録されてい
る曲を入れ替える場合を説明する模式図。
【符号の説明】
1a、1b・・・記録再生装置、2a・・・第1ディス
ク、2b・・・第2ディスク、3a、3b・・・記録再
生部、4a、4b・・・システムコントローラ、5a、
5b・・・メモリ、6・・編集用メモリ、7a、7b・
・・バッファメモリ、8a、8b・・・バッファメモリ
コントローラ、9a、9b・・・書込エラーメモリ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ディスクに記録されている第1圧縮デ
    ータと第2ディスクに記録されている第2圧縮データと
    を入れ替えて記録する記録再生装置において、前記第1
    圧縮データを再生して第2記録再生装置に転送する制御
    を行うと共に前記第2記録再生装置から転送されてくる
    前記第2圧縮データを前記第1ディスクに記録する第1
    記録再生装置と、前記第1ディスクの第1UTOC情報
    及び前記第2ディスクの第2UTOC情報に基づいて前
    記第1圧縮データと前記第2圧縮データとの入れ替え記
    録ができるか否かを判断し、前記第2圧縮データを再生
    して前記第1記録再生装置に転送すると共に前記第1記
    録再生装置から転送されてくる前記第1圧縮データを前
    記第2ディスクに記録する前記第2記録再生装置を備え
    たことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録再生装置において、前
    記第1記録再生装置は、前記第2圧縮データを記憶する
    第1書込エラーメモリを備え、前記第1ディスクに記録
    された前記第2圧縮データと前記第1書込エラーメモリ
    に記憶された前記第2圧縮データとが一致しない場合に
    前記第1書込エラーメモリに記憶されている前記第2圧
    縮データを前記第1ディスクに記録し、前記第2記録再
    生装置は、前記第1圧縮データを記憶する第2書込エラ
    ーメモリを備え、前記第2ディスクに記録された前記第
    1圧縮データと前記第2書込エラーメモリに記憶された
    前記第1圧縮データとが一致しない場合に前記第2書込
    エラーメモリに記憶されている前記第1圧縮データを前
    記第2ディスクに記録することを特徴とする記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1及び請求項2記載の記録再生装置
    において、前記第1圧縮データと前記第2圧縮データと
    の入れ替え記録した後の第1編集UTOC情報及び第2
    編集UTOC情報を記憶する編集用メモリを備え、圧縮
    データの入れ替え記録をした場合に前記第1ディスクの
    前記第1UTOC情報を前記編集用メモリに記憶された
    前記第1編集UTOC情報に書き換え、前記第2ディス
    クの前記第2UTOC情報を前記編集用メモリに記憶さ
    れた前記第2編集UTOC情報に書き換えることを特徴
    とする記録再生装置。
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