JP2001027427A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

Info

Publication number
JP2001027427A
JP2001027427A JP2000195744A JP2000195744A JP2001027427A JP 2001027427 A JP2001027427 A JP 2001027427A JP 2000195744 A JP2000195744 A JP 2000195744A JP 2000195744 A JP2000195744 A JP 2000195744A JP 2001027427 A JP2001027427 A JP 2001027427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
air
dehumidifier
evaporator
condenser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000195744A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001027427A5 (ja
Inventor
Hirokazu Okada
広和 岡田
Yoshihide Nakagawa
義英 中川
一豊 ▲高▼馬
Kazutoyo Takama
Hiroyuki Takami
博之 高見
Yoshiaki Matsumoto
良昭 松本
Shinichi Akiyama
真一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000195744A priority Critical patent/JP2001027427A/ja
Publication of JP2001027427A publication Critical patent/JP2001027427A/ja
Publication of JP2001027427A5 publication Critical patent/JP2001027427A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押し入れ内の片側空隙や、家具と家具との隙
間など狭いスペースにおいても、吸入口がふとんや家具
などで塞がれずに設置でき、除湿性能を低下させずに使
用できる除湿機を提供する。 【解決手段】 前後に細長い除湿機本体1の前面と後面
に吸気口5、吸気口10を設け、上面には排気口16を
設け、蒸発器23、凝縮器22を吸気口から排気口に至
る送風路20内に本体の左右方向(幅方向)に順次配設
した構成となし、押し入れ11内等に吸気口5を前面に
した設置とすることで、本体側面にふとん12や家具が
接触しても吸気口の塞がりの心配がなく、前後からの通
気量多くして前面から吸い込んだ空気から水分を蒸発器
にて除湿し、凝縮器で乾燥させて循環送風し、効率的に
除湿が行なわれる除湿機を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除湿機に係わり、
特に狭いスペースに置いての使用も可能な構成の除湿機
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、除湿機は室内の隅部に置かれ、
吸気口から吸い込んだ室内空気を、本体内部に設けた冷
凍サイクルを構成する一部品である蒸発器にて除湿し、
除湿された空気を室内に戻すように送風して、快適な室
内環境を作りだすようにしている。
【0003】除湿機の内部には、冷凍サイクルを構成す
る圧縮機、凝縮器、蒸発器、キャピラリーチューブ等の
構成部品が収納され、蒸発器で除湿した室内空気中の水
分は、本体下部に配置したタンクに溜められ、適時にタ
ンクを取り出し、水を捨て去り処理されるのである。
【0004】このような除湿機は、例えば特開平6−2
29580号公報に記載されているが、従来では、その
形態が空気口が有る正面方向に沿い本体が長い構成、す
なわち本体の幅方向に細長く、奥行き(前後)方向に短
い構成のものが主流であった。
【0005】しかしこの幅方向に細長い構成では、押し
入れや、家具と家具との隙間等、幅の狭いスペースに除
湿機を設置した際、吸気口が押し入れ内の布団や、家具
等と向かい合い、それらで吸気口が閉塞されるという状
況になり、通気量が減少し除湿能力が低下したりする問
題がある。また除湿された水を捨てる際にも、タンク取
り出しのためには、本体を全体的に引き出す必要がある
といった問題点があった。
【0006】本発明は上述した点に鑑みなされたもの
で、狭いペースに設置しても除湿能力の低下がなく、ま
た排水処理等も容易に行えるように構成した除湿機を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の除
湿機は、本体内に圧縮機、凝縮器、蒸発器および送風フ
ァン等から構成される冷凍サイクルを内蔵し、前記本体
に形成した吸気口から排気口に向かい通風する室内空気
を前記蒸発器および凝縮器と接触させて、除湿、乾燥さ
せて吐出送風する除湿機において、前記本体を細長く構
成し、前記吸気口を、この細長い方向を前後とするよう
に使用時に設置される前記本体の前面上部と後面部に設
けるとともに、前記排気口を前記本体上面部に設け、前
記吸気口から前記排気口に至る送風路を前記本体内上部
に形成し、この送風路内に、本体の左右方向に列をなす
ように前記蒸発器、前記凝縮器および前記送風ファンを
順次配列するとともに、本体下部の前方には前後に引き
出し可能な除湿水貯留用タンクを設け、前記本体下部後
方には前記圧縮機を配置せしめたものである。
【0008】また、本発明(請求項2)において、除湿
機の本体内に設けた送風路は、吸気口を介して本体の前
面から入った室内空気を、本体の前後方向と直交する本
体の左右方向へと直角に方向変換させて蒸発器および凝
縮器に対し全面的に通風するように流し、さらに蒸発器
および凝縮器通過後、垂直上方へと流れる向きを変えさ
せて排気口より吹き出させるような屈曲した風路構造と
したものである。
【0009】また、本発明(請求項3)において、除湿
機は、後方の吸気口が設けられている本体後面部には、
本体後部と設置場所奥壁との間に吸気用空間を確保させ
るための突出部を設けたものである。
【0010】そして、本発明(請求項4)において、除
湿機は、その吸気口が本体のケース外面より凹んだ状態
に形成されているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。
【0012】1は除湿機本体(以下本体と略する)で、
この本体の外面は、合成樹脂よりなる左ケース2と右ケ
ース3とにより構成される本体ケース4にて覆われるよ
うになっている。5は、本体ケース4の周囲4側面6,
7,8,9のうち、面積的に小さい側の面に形成された
グリル構造の吸気口であり、10は、この吸気口5と対
向する他方の側の面に形成されたグリル構造のもう1つ
の吸気口である。
【0013】ここで、本体1における前後方向の面と
は、この吸気口5が設けられた側の面、すなわち前面6
と後面7である。そして、本体1の形状は、この前後方
向の長さに比べて、左右方向の長さが短いという構成、
すなわち、図2に示すように、前後方向に細長い形体の
構成のものである。そして、前記吸気口5は本体1の前
面6に形成され、もう1つの吸気口10は本体1の後面
7に形成されたものとなっている。
【0014】そして、図2において、左ケース2および
右ケース3において、吸気口5,10のないそれぞれの
側面8,9は、本体1の左右側面となり、この方向が本
体幅を意味するが、従来では、この本体幅方向に本体が
長いという構造の除湿機が主流であった。それが、従来
の除湿機とは寸法関係が逆で、図1,図2等のように本
体幅方向に短く(薄い)、吸気口5,10のある前後方
向側が細長いといった形をした構造の除湿機となってい
て、押し入れ11等に、図1に示すよう、ふとん12と
押し入れ内側壁13との間の狭いスペース14に、吸気
口5を前方に位置させて配設し使うものとなっている。
これにより、吸気口5,10は従来のように側面側に位
置していないので、ふとん12で塞がれることはなくな
る。
【0015】なお、吸気口5、10は、実施例では本体
の前後面6,7に1つずつ設けた2つの吸気口とした
が、必ずしも2つを必要とせず、少なくとも前面には吸
気口が、設けられた構成であれば良い。
【0016】また、15は、除湿機の後部に突出形成さ
れた吸気用空間確保のための突出部で、この突出部15
の存在により、除湿機を押し入れ11内に設置したとき
に、後方の吸気口10が押し入れ奥壁(図示せず)に密
着し閉塞されるほどに押し込んだ状況の設置は阻止さ
れ、本体1はその後部が押入奥壁から少し離間して設置
されるようになり、本体後部と押し入れ奥壁との間には
常に適度の空間が確保されて、吸気口10からの順調な
空気吸い込みを約束させる。
【0017】突出部15は、本体ケース4に一体に形成
した突起とすることができる。また突起(吸気用空間確
保のための突出部)15の設けられる位置は、本体ケー
ス4の後面のどこでもよく、またその数も制限はない
が、分割せる左右ケース2,3が合わさる中央部に設け
ると、除湿機を、スムーズにその本体の後に一定の隙間
を確保しての安定した設置が行える。なお、この吸気用
空間確保のための前記突出部15は、吸気口が本体の前
面にだけあって、後面に無い場合には、必要としない。
【0018】ところで、本体1の前面に形成した吸入口
5を、本体ケース4の外表面と面一とせず、本体ケース
外表面から少し凹ませる35ように形成してある。これ
は、除湿機を、例えば押し入れ内に設置し、最後に押し
入れの戸を閉めて使用した時に、そのままであると、吸
入口5に戸が密接してしまい前面からの吸い込み性が悪
くなるが、これが凹ませた35構成の吸入口5によっ
て、吸入口5の左右両側には吸い込み用の開口が存在す
るようになるので、前方にかわって、側方(横方向)か
ら空気を吸い込めるようになり、通気量が確保させるよ
うにすることを狙ったものである。また、こうして、凹
ん35でいる吸入口5は、吸い込み空気の勢いをよく
し、吸い込み率がアップするという効果を期待できるも
のとなる。なお、吸気口5はその一部分を凹ませる35
程度で、十分に通気量は確保できるとともに、吸気口5
全体を一様に凹ませる構成とすることも可能である。
【0019】この吸入口を凹ませる方策は、除湿機の後
部に吸い込み空間を確保する際に、その機能を果たすと
ころの前述の突出部15の代わりに用いることができ
る。すなわち、後ろの吸入口10を、前面の吸気口5に
示すように、吸気口10を本体ケース4の外表面と面一
とせず、本体ケース外表面から少し凹ませるように形成
して設けるようにすればよい。これによっても、吸入口
10は、仮に押し入れ奥壁と密着するような状況となっ
て、正面(後面)からの吸い込みが不十分となっても、
左右の両側方には吸い込み用の開口が開き存在するた
め、そこから空気横より吸い込めるようになって、吸い
込み率を落とすことはなく、所要の通気量を維持できる
ようになり、有効である。
【0020】16は排気口で、図3等に示すように、本
体上面17の後方側位置に形成されている。またこの本
体上面17において、前記排気口16と反対側に位置す
る部分の正面側部に、操作部18が形成され、そこに運
転スイッチ19などが設けられている。これにより、除
湿器を設置したとき、運転スイッチ19も前面側になる
ので、スイッチ操作がやり易くなり、操作性、使用勝手
性が良くなる。
【0021】ところで、本体1内の上部には、前記本体
前後の吸気口5,10から本体上部の前記排気口16に
至るように送風路20が形成されているとともに、本体
内部には冷凍サイクルを構成する圧縮機21、凝縮器2
2、蒸発器23、キャピラリーチューブ(図示せず)送
風ファン24および送風ファン24を回転させるファン
モータ25等が内蔵されている。そして、前記送風路2
0には、冷凍サイクルの構成要素のうち、凝縮器22、
蒸発器23、および送風ファン24が収納されており、
かつ前記蒸発器23と凝縮器22が、前記送風路20に
おいて、本体1の左右方向(幅方向)に列をなして、そ
の順に順次配設されている。このように、蒸発器23の
後ろに凝縮器22、凝縮器22の後ろに送風ファン24
と、前後方向の吸吸い込み方向と直交する方向、すなわ
ちケース面積の広い左右側面に沿わせた方向に設置する
ことで、これらの冷凍サイクルの構成要素を、幅方向に
狭い本体ケースであっても、その内部スペースを有効に
利用した設置が行え、かつ吸い込み空気と蒸発器23、
凝縮器22との十分な接触も可能とし、十分な熱交換面
積を取ることができるようにしている。
【0022】前記圧縮機21は、本体1の下部の後方部
位置に配設されている。34,38は、圧縮機21に冷
媒が液として戻らないようにするための気液分離器であ
る。26は、除湿した水分が溜められる除湿水貯留用タ
ンクで、前記圧縮機21と並ぶように、本体下部の前方
部位置に設けられ、タンク26の底部に上方へ凹ませて
形成した取っ手部26bにより、前方へ引き出し自在な
るように装着されている。また、28は除湿機を搬送す
る際に持つハンドルを示す。
【0023】ここで、図5および図2に示すように、送
風ファン24を囲繞するような風洞29が送風路20内
に設けられ、その風洞29の一方の側面に形成した円形
の吸込口部30が凝縮器22および蒸発器23に対向
し、上方の矩形状の吹出口部31が排気口16に対向し
ている構造となっている。よって、この風洞29の存在
により、送風ファン24が回転すると吸気口5,10か
ら本体の前後方向から導入した室内空気は、送風路20
内で、図2の矢印に示すように前後方向と直交する本体
の左右方向(本体幅方向)に直角に変更して流れ、蒸発
器23、凝縮器22に対して全面的に当たるように通過
し、通過後、ほぼ垂直上方へと向きを変え、風洞29内
を上方へ流れて排気口16から送出されるような風の流
れ方となる。
【0024】したがって、前記送風路20は、本体前後
の吸気口5,10から本体1内に入った室内空気を、本
体1の前後方向と直交する本体左右方向へと直角に流れ
る方向を変換させ、その本体幅方向を通過する過程で蒸
発器23と凝縮器22に対して全面的に接触するように
して、効率的な除湿と除湿空気の乾燥を行わせ、さらに
蒸発器23および凝縮器22通過後、垂直上方へと流れ
る向きを変えさせて排気口16より排気するというよう
な通風を行わせる屈曲した構造の風路となっている。
【0025】上述の構成となっており、よって冷凍サイ
クルが運転され、湿気を多く含んだ室内空気が本体内に
このように吸い込まれて通風し、先ず最初に蒸発器23
を通過しそれに接触することで、水分が結露し、除湿さ
れる。また、この除湿された空気は、次に凝縮器22を
通過するので、凝縮器22の熱を奪って、高温の乾燥空
気となって排気口16から排気される。
【0026】なお、蒸発器23において結露した空気中
の水分は、蒸発器23の下方に設けられたドレンパン3
2に落下した後、前記除湿水貯留用タンク26(以下タ
ンクと略記する)に溜まるようになっている。そして、
このタンク26には、タンク26が満水になったことを
検知するための水量検知スイッチ33が設けられてい
る。この水量検知スイッチ33に連動して鳴動するブザ
ーや点灯する表示ランプを、前記本体上面部17の操作
部18に配置する等すれば、タンクの除湿水の排水時期
が知らされる。タンクは、吸気口5のある本体の前後方
向の下側に、引き出し操作する等して脱着自在に設けら
れているので、図1のように押し入れ11に除湿機1を
配置する形で使用しても、手前から容易に引きだすこと
ができ、満水時の水処理が簡単に行える。また、処理後
の装着も前方より簡単に行える。
【0027】本発明の除湿器は、以上のように構成され
ているので、例えば、図1のように押し入れ11内で使
用する場合、本体側面に押し入れ内の壁や、ふとん等の
障害物が除湿器本体1に密着しても、吸気口5,10は
前面および後面側にあって、側面側には無いので、吸気
口5,10が塞がることはない。よって、通気量は減ら
ず、常に効率の良い除湿運転ができる。こうして押し入
れ内の除湿が効率良く行われ、かびの発生等が防がれ、
衛生性を高く維持して、清潔にまた安心して仕舞えるよ
うになる。
【0028】同様に図示しないが、部屋の隅で壁と家具
とに挟まれた箇所や、家具と家具との間など、狭いスペ
ースなどに置いても、吸気口5,10が前面に開いてい
るため、何等吸気口5,10が家具等で塞がれる心配は
なく、通気が効率よく行われて、十分に使用でき、部屋
を快適な環境とすることができる。
【0029】また除湿された水を捨てる際にも、タンク
26をそのまま前方に引き出せば良いので、水の廃棄が
容易に行え、従来のように一旦除湿機全体を外に引き出
さなければ、タンクを取り出せないという不便さはなく
なり、排水処理作業も容易となる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明(請求項1)によ
れば、前後に細長い構成の除湿機本体の前面と後面に吸
気口を設けたので、前後から吸気され通気量も十分とな
るので、押し入れや家具と家具との隙間などに設置して
も、吸気口がふとんや家具等で塞がれる心配が無くな
り、順調に通気が行われて除湿がなされるという、狭い
スペースでも使用できる除湿器となる。また、除湿水貯
留用タンクを前方から容易に引き出しての除湿水処理が
行え、従来のように、除湿器全体を一旦引き出してのタ
ンク取り外しとはならないので、水処理の手間が省け、
使用勝手性が改善される。また、空気の吸い込みを前後
に細長い本体の後面の吸気口から行うも、その除湿等を
行わせる冷凍サイクルの蒸発器、凝縮器、送風ファン等
を、吸い込み方向と直交する本体の左右方向に横並びに
配置することで、本体内の限られた狭いスペースでも、
それら構成部品の設置、組み込みを容易に可能とするこ
とができるとともに、吸い込み空気と蒸発器、凝縮器と
を良好に接触させ、十分な熱交換性を確保させる効果を
得ることができるようになって、除湿効果も十分に発揮
できるものとなる。
【0031】また、本発明(請求項2)によれば、本体
内部に設ける送風路を、吸気口にて前方から吸い込んだ
空気を、本体の前後方向と直交する本体の左右方向(本
体幅方向)へ直角に方向変換させ、本体幅方向に配設し
た蒸発器、凝縮器等を通過後に上方へと方向変換させて
排気させるという通風経路とした工夫した構造とするこ
とにより、通風も順調に行われ良好な除湿が期待でき
る。
【0032】また、本発明(請求項3)によれば、除湿
機を、その後方の吸気口が設けられている後面部には、
吸気用空間を確保させるための突出部を設けてあるの
で、除湿機を押し入れ内等の奥へと入れすぎたりして
も、除湿機の後部と奥壁との間にも隙間が保たれ、吸入
口が塞がれることはなくなるので、除湿機の設置をラフ
に行っても大丈夫である。
【0033】また、本発明(請求項4)によれば、吸入
口を本体ケースの外表面より凹ませて設けることによ
り、前面の吸入口の場合は、例えば閉めた押し入れの戸
が吸入口に密接し通気が悪くなるような状況となって
も、左右横方向には吸い込み空間が開き存在するように
なるため、吸い込み率は低下せず、所要の除湿効果を得
ることができる。また後面の吸入口の場合にも、同様に
吸気口が正面から塞がれても、吸い込み横方向から可能
とするので、前途の突出部と同様に、良好な通風性を維
持でき、順調に除湿させることができるようになる。ま
た、本体ケースの面より凹んだ構造の吸気口は、吸い込
み空気流の勢いを強める作用があるので、吸い込み生性
がアップし、通気量が増えて除湿能力向上が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除湿機の押し入れ内での使用例を示し
た正面図。
【図2】除湿機の内部構成および通風の様相を示した概
略平断面図である。
【図3】除湿機の内部構成を示した概略縦断面図であ
る。
【図4】除湿機の本体幅方向(左右方向)に切断して示
す概略縦断正面図である。
【図5】図3を反対方向(裏側方向)から見た除湿機の
概略縦断側面図である。
【符号の説明】
1 除湿機本体 3 本体ケース 5 吸気口 6 前面 7 後面 10 吸気口 11 押し入れ 12 ふとん 14 狭いスペース 1 突出部 16 排気口 17 本体上面 20 送風路 21 圧縮機 22 凝縮器 23 蒸発器 24 送風ファン 25 ファンモータ 26 除湿水貯留用タンク 29 風洞 35 凹み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼馬 一豊 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高見 博之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 良昭 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 秋山 真一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に圧縮機、凝縮器、蒸発器および
    送風ファン等から構成される冷凍サイクルを内蔵し、前
    記本体に形成した吸気口から排気口に向かい通風する室
    内空気を前記蒸発器および凝縮器と接触させて、除湿、
    乾燥させて吐出送風する除湿機において、 前記本体を細長く構成し、前記吸気口を、この細長い方
    向を前後とするように使用時に設置される前記本体の前
    面上部と後面部に設けるとともに、前記排気口を前記本
    体上面部に設け、前記吸気口から前記排気口に至る送風
    路を前記本体内上部に形成し、この送風路内に、本体の
    左右方向に列をなすように前記蒸発器、前記凝縮器およ
    び前記送風ファンを順次配列するとともに、本体下部の
    前方には前後に引き出し可能な除湿水貯留用タンクを設
    け、前記本体下部後方には前記圧縮機を配置せしめたこ
    とを特徴とする除湿機。
  2. 【請求項2】 前記送風路は、前記吸気口を介して本体
    の前面から入った室内空気を、本体の前後方向と直交す
    る本体の左右方向へと直角に方向変換させて前記蒸発器
    および凝縮器に対し全面的に通風するように流し、さら
    に蒸発器および凝縮器通過後、垂直上方へと流れる向き
    を変えさせて前記排気口より吹き出させるような屈曲し
    た風路構造であることを特徴とする請求項1に記載の除
    湿機。
  3. 【請求項3】 前記後方の吸気口が設けられている本体
    後面部には、本体後部と設置場所奥壁との間に吸気用空
    間を確保させるための突出部を設けたことを特徴とする
    請求項1または2に記載の除湿機。
  4. 【請求項4】 前記吸気口が、本体のケース外面より凹
    んだ状態に形成されていることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の除湿機。
JP2000195744A 2000-01-01 2000-06-29 除湿機 Withdrawn JP2001027427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000195744A JP2001027427A (ja) 2000-01-01 2000-06-29 除湿機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000195744A JP2001027427A (ja) 2000-01-01 2000-06-29 除湿機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02265299A Division JP3258971B2 (ja) 1999-01-29 1999-01-29 除湿機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001027427A true JP2001027427A (ja) 2001-01-30
JP2001027427A5 JP2001027427A5 (ja) 2005-09-29

Family

ID=18694354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000195744A Withdrawn JP2001027427A (ja) 2000-01-01 2000-06-29 除湿機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001027427A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020121247A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020121247A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101174529B1 (ko) 제습기
KR20060131112A (ko) 제습기
TWI810248B (zh) 送風裝置、空氣調和機及除濕機
JP3258971B2 (ja) 除湿機
JP4247636B2 (ja) 浴室乾燥機
JP2001027427A (ja) 除湿機
TW464748B (en) Air conditioner
JP2007237120A (ja) 除湿機
JP2003202127A (ja) 除湿機
JP3757833B2 (ja) 消臭装置及び消臭装置付き下駄箱
KR100342669B1 (ko) 공기조화기
KR100400456B1 (ko) 제습기의 공기 토출구조
JP4544410B2 (ja) 空気調和機
JP2004294021A (ja) 空気調和機
JP2001041493A (ja) 空気調和機
WO2020032110A1 (ja) 空気調和機
JP2006098041A (ja) 空気調和機
KR20060129672A (ko) 제습기
KR20040029663A (ko) 자연증발식 가습기
JP2002106883A (ja) 空気調和機
JPH0544652Y2 (ja)
JP2001311566A (ja) 空気調和機
JP2002089952A (ja) 空気調和機
KR20080090943A (ko) 공기조화기의 실내기
KR20060131113A (ko) 제습기

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050506

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050506

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060822