JP2001027204A - 油圧装置 - Google Patents

油圧装置

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JP2001027204A
JP2001027204A JP11197365A JP19736599A JP2001027204A JP 2001027204 A JP2001027204 A JP 2001027204A JP 11197365 A JP11197365 A JP 11197365A JP 19736599 A JP19736599 A JP 19736599A JP 2001027204 A JP2001027204 A JP 2001027204A
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JP
Japan
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hydraulic
tank
hydraulic oil
oil tank
operating oil
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Pending
Application number
JP11197365A
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English (en)
Inventor
Morinobu Kato
守延 加藤
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Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動油タンクの小型化による機器レイアウト
の自由度の向上、ポンプ吸引管の流路抵抗の減少、車両
の傾きによる油面変化の減少及びオーバーフローの心配
をなくす。 【解決手段】 一系統中に複数のアクチュエータ29,
30と複数の油圧ポンプ25,26とを有し、分散して
設置された各油圧ポンプ25,26毎に作動油タンク2
7,28を近接して設け、各作動油タンク27,28を
密封して連通管36にて連通させ、1つの作動油タンク
27を全アクチュエータによる油面変化に対応可能なサ
イズに形成するとともに、該作動油タンク27にタンク
内をエアにて加圧する加圧機構37と、油面増によるエ
アを逃がすチェックバルブ38とを設け、残りの作動油
タンク28には、油面低下検知機構39とエア抜きプラ
グ40とを設けることにより、該タンク内に作動油を充
満した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一系統中に有する
複数の動力源を分散して設置した油圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図3に示される大物運搬車1
は、油圧装置を搭載して複数の車輪2の駆動及び操舵、
荷台3の昇降を行っている。この油圧装置としては、図
4に示されるように、大気開放型の1つの作動油タンク
4と、分散して設置された油圧ポンプ5,6と、該油圧
ポンプ5,6に駆動されるアクチュエータ7,8とを有
し、油圧ポンプ5,6は、サンクションフィルタ9を有
するサンクション配管10を介して吸引した作動油をア
クチュエータ7,8に供給するようにしたものや、図5
に示されるように、離れた場所に設置された油圧ポンプ
5,6がそれぞれ大気開放型の作動油タンク11,12
を有し、該作動油タンク11,12を連通管13で連通
させたものが搭載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、1つの作動
油タンクを共用するものでは、大容量のタンクが必要と
なり、設置場所が制限され、機器レイアウトが自由にな
らないだけでなく、遠い位置の油圧ポンプへのサンクシ
ョン配管が長くなって流路抵抗が大きくなる。また、各
油圧ポンプにそれぞれ作動油タンクを備えたものでは、
車両へ搭載した場合には、車両の傾きにより油面変化が
大きく、サンクションフィルタが油中より露出して油圧
ポンプがエアを吸引する虞があり、しかも、作動油タン
クの設置箇所によってはに車両の傾きでオーバーフロー
することがある。
【0004】そこで本発明は、作動油タンクの小型化に
よる機器レイアウトの自由度の向上、ポンプ吸引管の流
路抵抗の減少、車両の傾きによる油面変化の減少及びオ
ーバーフローの心配のない油圧装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、一系統中に複数のアクチュエータと複
数の油圧ポンプとを有し、各油圧ポンプを分散して設置
した油圧装置において、前記各油圧ポンプ毎に作動油タ
ンクを近接して設け、各作動油タンクを密封して連通管
にて連通させ、1つの作動油タンクを前記全アクチュエ
ータによる油面変化に対応可能なサイズに形成するとと
もに、該作動油タンクにタンク内をエアにて加圧する加
圧機構と、油面増によるエアを逃がすチェックバルブと
を設け、残りの作動油タンクには、エア溜まりを検知す
る油面低下検知機構とエア抜きプラグとを設けるととも
に、該作動油タンク内に作動油を充満したことを特徴と
している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を大物運搬車に搭載
した油圧装置に適用した一実施形態例を、図1及び図2
に基づいて詳細に説明する。大物運搬車20の複数の車
輪21の駆動及び操舵、荷台22の昇降を行う油圧装置
24は、分散して設置された2つの油圧ポンプ25,2
6と、油圧ポンプ26に近接して設けられた作動油タン
ク27と、油圧ポンプ26に設けられた近接して作動油
タンク28と、各油圧ポンプ25,26にて駆動される
アクチュエータ29,30とを有している。
【0007】各油圧ポンプ25,26は、作動油タンク
27,28からそれぞれ作動油を吸引するサンクション
フィルタ31を備えたサンクション配管32と、アクチ
ュエータ29,30にそれぞれ作動油を供給する吐出配
管33とを有し、各油圧ポンプ25,26の吐出配管3
3,33は連通配管34で連通されている。アクチュエ
ータ29は作動油タンク27への戻り配管35を、アク
チュエータ30は作動油タンク28への戻り配管35を
それぞれ有している。
【0008】作動油タンク27,28はそれぞれ密封さ
れるとともに、連通管36にて連通されている。一方の
作動油タンク27は、前記アクチュエータ29,30に
よる油面変化に対応可能なサイズに形成されるととも
に、タンク内をエアにて加圧する加圧機構37と、油面
増によるエアを逃がすチェックバルブ38とを設けてい
る。他方の作動油タンク28は、エア溜まりを検知する
油面低下検知機構39としてのフロートスイッチとエア
抜きプラグ40とを設けている。
【0009】作動油タンク27,28内には、作動油タ
ンク28内を充満し、かつ、作動油タンク27,28が
傾いてもアクチュエータ29,30の駆動に必要な最大
量以上の作動油が充填され、前記加圧機構37により作
動油タンク27を例えば0.15kg/cmの圧力の
エアにて加圧して、作動油タンク28内に作動油を充満
させている。したがって、各油圧ポンプ25,26によ
りアクチュエータ29,30が駆動されると、作動油タ
ンク27の油面が上下し、作動油タンク28の油面は変
動しない。
【0010】このように構成することにより、作動油タ
ンク28を小型化でき、しかも、作動油タンク27,2
8間に障害物41等や高低差があっても任意の位置に配
置可能であるから、例えば、大物運搬車20の車体前後
に作動油タンク27,28を離して設置できるなどの機
器レイアウトの自由度を向上させることができ、また、
作動油タンク27,28と油圧ポンプ25,26とを近
接して配置しているため、サンクション配管32の流路
抵抗の減少が図れる。さらに、大物運搬車20の傾きに
よる作動油タンク27,28の油面変化が少なく、油圧
ポンプ25,26のエア吸引の虞がない。また、作動油
タンク27,28が密封されているからオーバーフロー
の心配もなく、作動油タンク27,28のレベルを自由
に配置可能であるから、油圧装置24を傾けて使用する
こともできる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の油圧装置
は、一系統中に複数のアクチュエータと複数の油圧ポン
プとを有し、分散して設置された各油圧ポンプ毎に作動
油タンクを近接して設け、各作動油タンクを密封して連
通管にて連通させ、1つの作動油タンクを全アクチュエ
ータによる油面変化に対応可能なサイズに形成するとと
もに、該作動油タンクにタンク内をエアにて加圧する加
圧機構と、油面増によるエアを逃がすチェックバルブと
を設け、残りの作動油タンクには、エア溜まりを検知す
る油面低下検知機構とエア抜きプラグと設けるととも
に、該タンク内に作動油を充満したので、作動油を充満
したタンクを小型化でき、しかも、各作動油タンク間に
障害物等や高低差があっても任意の位置に配置可能であ
るから、機器レイアウトの自由度を向上させることがで
き、また、各作動油タンクと各油圧ポンプとを近接して
配置しているため、サンクション配管の流路抵抗の減少
が図れる。さらに、車両に搭載した場合に、車両の傾き
による各作動油タンクの油面変化が少なく、油圧ポンプ
6のエア吸引の虞がない。また、各作動油タンクが密封
されているからオーバーフローの心配もなく、各作動油
タンクのレベルを自由に配置可能であるから、油圧装置
を傾けて使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の油圧装置の一実施形態例を示す油圧
回路図
【図2】 本発明の油圧装置を搭載した大物運搬車の側
面図
【図3】 従来の油圧装置を搭載した大物運搬車の側面
【図4】 従来の油圧装置の一例を示す油圧回路図
【図5】 従来の油圧装置の別例を示す油圧回路図
【符号の説明】
24…油圧装置、25,26…油圧ポンプ、27,28
…作動油タンク、29,30…アクチュエータ、36…
連通管、37…加圧機構、38…チェックバルブ、39
…油面低下検知機構、40…エア抜きプラグ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一系統中に複数のアクチュエータと複数
    の油圧ポンプとを有し、各油圧ポンプを分散して設置し
    た油圧装置において、前記各油圧ポンプ毎に作動油タン
    クを近接して設け、各作動油タンクを密封して連通管に
    て連通させ、1つの作動油タンクを前記全アクチュエー
    タによる油面変化に対応可能なサイズに形成するととも
    に、該作動油タンクにタンク内をエアにて加圧する加圧
    機構と、油面増によるエアを逃がすチェックバルブとを
    設け、残りの作動油タンクには、エア溜まりを検知する
    油面低下検知機構とエア抜きプラグとを設けるととも
    に、該作動油タンク内に作動油を充満したことを特徴と
    する油圧装置。
JP11197365A 1999-07-12 1999-07-12 油圧装置 Pending JP2001027204A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7380626B2 (en) 2002-07-02 2008-06-03 Komatsu Ltd. Service vehicle
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