JP2001026795A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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Abstract
分解性、起泡性、泡質に優れ、さっぱりとした使用感を
有する皮膚用又は頭髪用洗浄剤組成物を提供する。 【構成】 一般式(1) [式中、Rは炭素数8〜22の直鎖又は分枝鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基を表し、2つのMは同一又は異な
って、水素原子、アルカリ金属イオン、アンモニウムイ
オン、有機アンモニウムイオンを表す。]で表されるN
−アルキル(又はアルケニル)アスパラギン酸又はその
塩の一種又は二種以上を含有する皮膚用又は頭髪用洗浄
剤組成物。
Description
る。より詳しくは、低刺激性で、生分解性、起泡性及び
泡質に優れ、洗い上がりの感触が良好な皮膚用又は頭髪
用洗浄剤組成物に関する。
洗浄剤の主剤として、石鹸が広く使われてきた。石鹸
は、安価で起泡性やさっぱりとした使用感に優れるが、
洗い上がりのつっぱり感や、pHが高いことに起因する
皮膚に対する刺激性が問題となっており、より刺激性の
低い洗浄剤が求められるようになってきている。
鹸を使用せずにポリオキシエチレンアルキルエ−テル酢
酸塩型陰イオン界面活性剤、スルホコハク酸エステル塩
型陰イオン界面活性剤、脂肪族アシルアミノ酸系陰イオ
ン界面活性剤のような低刺激性の陰イオン界面活性剤を
主剤とする等の試みがなされているが、これらの低刺激
性陰イオン界面活性剤を主剤として配合した洗浄剤組成
物は、石鹸を主剤としたものと比較して起泡性や泡質が
弱く、また、すすぎ時のぬるつきが石鹸と比較して強い
ため、皮膚用洗浄剤の主剤として必ずしも満足のできる
ものではなかった。又、このような低刺激性陰イオン界
面活性剤の起泡性や泡質を改善するための方法として、
ベタイン型やイミダゾリン系の両性界面活性剤の配合が
挙げられるが、これらは他の陰イオン界面活性剤との相
乗効果によって強い増泡効果や増粘効果を示す反面、ぬ
るつきが強く、特に皮膚用洗浄剤に用いた際には、すす
ぎ時のぬるつき感を強め、使用感を著しく損なうという
欠点があった。
洗トイレ用の洗浄剤に使用できることが特開平4−34
5698等に記載されているが、該界面活性剤の皮膚用
や頭髪用洗浄剤への使用を検討した例は未だ開示されて
いない。
−アルキルアスパラギン酸ジエステルの塩酸塩の製造方
法が開示されており、これをシャンプーやクレンジング
剤に使用できることが特表平8−512051及び特表
平10−505061に記載されている。
域で使用できる、低刺激性で、生分解性、起泡性、泡質
に優れ、さっぱりとした使用感を有する皮膚用洗浄剤組
成物を提供することを目的とする。
を達成すべく鋭意検討した結果、両性界面活性剤である
N−アルキル(又はアルケニル)アスパラギン酸又はそ
の塩は、低刺激性であり、起泡性や生分解性に優れ、ベ
タイン型両性界面活性剤やイミダゾリニウムベタイン型
両性界面活性剤のような、他の両性界面活性剤に見られ
るすすぎ時のぬるつき感がなく、ほぼ中性領域に近いp
Hを示し、しかも石鹸と似たさっぱりとした使用感を与
えるため、皮膚用洗浄剤の主成分として非常に有用であ
ることを見いだした。
パラギン酸又はその塩を、他の陰イオン界面活性剤、両
性界面活性剤、半極性界面活性剤、非イオン界面活性剤
と混合することで、良好な低刺激性、生分解性及び起泡
性を維持したまま、さっぱりした感触を与える皮膚用洗
浄剤組成物を提供できることを見いだした。
汎用されてきた陰イオン界面活性剤、両性界面活性剤、
半極性界面活性剤、非イオン界面活性剤を主剤とし、本
発明のN−アルキル(又はアルケニル)アスパラギン酸
又はその塩を第二剤的に使用することで、低温安定性や
起泡性に優れた頭髪用洗浄剤組成物を提供できることを
見いだした。
剤組成物は、一般式(1) [式中、Rは炭素数8〜22の直鎖若しくは分枝鎖のア
ルキル基又はアルケニル基を表し、2つのMは同一又は
異なって、水素原子、アルカリ金属イオン、アンモニウ
ムイオン、有機アンモニウムイオンを表す。]で表され
るN−アルキル(又はアルケニル)アスパラギン酸又は
その塩の一種又は二種以上を必須成分として配合するこ
とを特徴とする。本発明の皮膚用又は頭髪用洗浄剤組成
物は、更に、陰イオン界面活性剤、両性界面活性剤、非
イオン界面活性剤、半極性界面活性剤から選ばれた1種
又は2種以上の界面活性剤を含有していてもよい。
れるN−アルキル(又はアルケニル)アスパラギン酸又
はその塩において、Rで表されるアルキル基又はアルケ
ニル基は、炭素数8〜22の直鎖又は分枝鎖のアルキル
基又はアルケニル基である。Rの炭素数が8未満である
と良好な起泡性及び洗浄力が得られない。また、Rの炭
素数が22を超えると、洗浄剤組成物の起泡性、水溶性
及び温度安定性が悪化するおそれがある。具体的なRと
しては、オクチル基、2−エチルヘキシル基、デシル
基、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステア
リル基、オレイル基、イソステアリル基、イコシル基、
ベヘニル基、ヤシ油アルキル基、パーム核油アルキル
基、パーム油アルキル基、大豆油アルキル基等が例示さ
れる。
又は異なって、水素原子、アルカリ金属イオン、アンモ
ニウムイオン、有機アンモニウムイオンである。アルカ
リ金属イオンとしては、リチウムイオン、ナトリウムイ
オン、カリウムイオンが例示される。有機アンモニウム
イオンとしては、モノエタノールアンモニウムイオン、
ジエタノールアンモニウムイオン、トリエタノールアン
モニウムイオン、イソプロパノールアンモニウムイオ
ン、塩基性アミノ酸のアンモニウムイオン等が例示され
る。
ル)アスパラギン酸又はその塩において、Mは水素原子
と上記の水素原子以外のイオンとからなるものが好まし
い。即ち、2つのMが両方とも水素原子であるもの、2
つのMの一方が水素原子で他方が水素原子以外のイオン
であるもの及び/又は2つのMが両方とも水素原子以外
のイオンであるものが、混在してなるものが好ましい。
このとき、Mにおける水素原子と水素原子以外のイオン
との比は、皮膚用又は頭髪用洗浄剤に適した中性に近い
pHと、適度な水溶性及び低温安定性を得るために、当
量比で水素原子/水素原子以外のイオン=3/1〜1/
3であることが好ましく、より好ましくは2/1〜1/
2であり、特に1.5/1〜1/1.5であることが好
ましい。
パラギン酸又はその塩として、N−オクチルアスパラギ
ン酸一ナトリウム、N−オクチルアスパラギン酸一カリ
ウム、N−デシルアスパラギン酸一ナトリウム、N−デ
シルアスパラギン酸一カリウム、N−ラウリルアスパラ
ギン酸一ナトリウム、N−ラウリルアスパラギン酸一カ
リウム、N−ラウリルアスパラギン酸一アンモニウム、
N−ラウリルアスパラギン酸一トリエタノールアミン、
N−ミリスチルアスパラギン酸一ナトリウム、N−ミリ
スチルアスパラギン酸一カリウム、N−パルミチルアス
パラギン酸一ナトリウム、N−パルミチルアスパラギン
酸一カリウム、N−ステアリルアスパラギン酸一ナトリ
ウム、N−ステアリルアスパラギン酸一カリウム、N−
オレイルアスパラギン酸一ナトリウム、N−オレイルア
スパラギン酸一カリウム、N−イソステアリルアスパラ
ギン酸一ナトリウム、N−イソステアリルアスパラギン
酸一カリウム、N−アラキルアスパラギン酸一ナトリウ
ム、N−アラキルアスパラギン酸一カリウム、N−ベヘ
ニルアスパラギン酸一ナトリウム、N−ベヘニルアスパ
ラギン酸一カリウム、N−ヤシ油アルキルアスパラギン
酸一ナトリウム、N−ヤシ油アルキルアスパラギン酸一
カリウム、N−ヤシ油アルキルアスパラギン酸一アンモ
ニウム、N−ヤシ油アルキルアスパラギン酸一トリエタ
ノールアミン、N−パーム核油アルキルアスパラギン酸
一ナトリウム、N−パーム核油アルキルアスパラギン酸
一カリウム、N−パーム核油アルキルアスパラギン酸一
アンモニウム、N−パーム核油アルキルアスパラギン酸
一トリエタノールアミン等が例示される。
び低温安定性を有する水溶液状又はペースト状の液体洗
浄剤に好適なものとして、N−ラウリルアスパラギン酸
一カリウム、N−ミリスチルアスパラギン酸一カリウ
ム、N−オレイルアスパラギン酸一カリウム、N−ヤシ
油アルキルアスパラギン酸一カリウム、N−パーム核油
アルキルアスパラギン酸一カリウムが推奨される。
する場合は、上記液体洗浄剤に好適なものとして例示し
たものも使用できるが、吸湿性が小さくクラフト点の高
い界面活性剤がより適しており、これに好適なものとし
ては、N−ラウリルアスパラギン酸一ナトリウム、N−
ミリスチルアスパラギン酸一ナトリウム、N−パルミチ
ルアスパラギン酸一カリウム、N−オレイルアスパラギ
ン酸一ナトリウム、N−ヤシ油アルキルアスパラギン酸
一ナトリウム、N−パーム核油アルキルアスパラギン酸
一ナトリウムが例示される。
ル)アスパラギン酸又はその塩の製造方法は、特に限定
しないが、例えば、マレイン酸又はその塩を水及び/又
は水と親和性を示す有機溶媒中で高濃度下に相当する脂
肪族第一級アミンと加熱して付加反応させ、反応後溶媒
を減圧留去して乾燥し、次いでこの乾燥粗物を粉砕して
残存する未反応の脂肪族第一級アミンを溶媒で加熱洗浄
除去し、最後に減圧乾燥することで、容易に固体状の精
製物として得ることができる。その他、特開平5−14
0059号記載の方法によっても製造できる。
ル)アスパラギン酸又はその塩は、本発明の皮膚用又は
頭髪用洗浄剤組成物に、1種のみを配合しても良いし、
2種以上を適宜組み合わせて配合しても良い。
は、水溶液状やペースト状の液体洗浄剤組成物、又は、
固形状や粉末状といった固体洗浄剤組成物として提供さ
れる。
剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、例え
ば、N−アルキル(又はアルケニル)アスパラギン酸又
はその塩の固体状物を、必要に応じて他の界面活性剤と
共に、水に加えて均一に溶解させることにより得ること
ができる。係る液体洗浄剤組成物において、N−アルキ
ル(又はアルケニル)アスパラギン酸又はその塩の含有
量は、特に限定されるものではないが、有効成分として
2〜50重量%、より好ましくは5〜40重量%とする
ことにより、配合の効果が実感できる。
剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、例え
ば、粉末状の固体洗浄剤組成物は、N−アルキル(又は
アルケニル)アスパラギン酸又はその塩の粉末状物をそ
のまま、又は必要に応じて他の粉末状の界面活性剤とド
ライブレンドする方法や、N−アルキル(又はアルケニ
ル)アスパラギン酸又はその塩を、必要に応じて他の界
面活性剤と共に適量の水に加えて混合し、一旦高濃度ペ
ースト状物とし、次いでこれを噴霧乾燥する方法等によ
り得ることができる。又、固形状の固体洗浄剤組成物
は、例えば、N−アルキル(又はアルケニル)アスパラ
ギン酸又はその塩に、必要に応じて他の界面活性剤と共
に、少量の水を加えてニートソープ状に練り、これを型
枠等に入れて成形することにより得ることができ、その
他常法に従って製造することができる。係る固体洗浄剤
組成物において、N−アルキル(又はアルケニル)アス
パラギン酸又はその塩は、1〜100重量%の範囲で使
用することができる。
キル(又はアルケニル)アスパラギン酸又はその塩に、
陰イオン界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性
剤、非イオン界面活性剤から選ばれた一種又は二種以上
の界面活性剤を配合することにより、低刺激性で、生分
解性、低温安定性、起泡性、泡質及び使用感により優れ
た洗浄剤組成物が得られる。
は、特にその種類を限定するものではなく、例えば炭素
数8〜18のアルキル基(又はアルケニル基)を有する
アルキル(又はアルケニル)硫酸塩、炭素数8〜18の
アルキル基(又はアルケニル基)を有するポリオキシエ
チレン(1〜5)アルキル(又はアルケニル)エーテル
硫酸塩[()内の数値はエチレンオキシドの平均付加モ
ル数、以下同様]、炭素数8〜18の脂肪族アシル基を
有するポリオキシエチレン(1〜5)脂肪酸モノエタノ
ールアミドエーテル硫酸塩、炭素数8〜18のアルキル
基(又はアルケニル基)を有するポリオキシエチレン
(1〜5)スルホコハク酸モノアルキル(又はアルケニ
ル)エーテルエステル塩、炭素数8〜18のアルキル基
を有するアルカンスルホン酸塩、炭素数8〜20の親油
基を有するα−オレフィンスルホン酸塩、炭素数8〜1
8の脂肪酸由来の脂肪酸塩、炭素数8〜18のアルキル
基(又はアルケニル基)を有するポリオキシエチレン
(1〜7)アルキル(又はアルケニル)エーテル酢酸
塩、炭素数8〜18の脂肪族アシル基を有するポリオキ
シエチレン脂肪酸モノエタノールアミドエーテル酢酸
塩、炭素数8〜18の脂肪酸由来の脂肪族アシルアミノ
酸塩(アシルグリシン塩、アシルサルコシン塩、アシル
アラニン塩、アシル−N−メチルアラニン塩、アシル−
L−グルタミン酸塩、アシル−L−アスパラギン酸
塩)、炭素数8〜18の脂肪族アシル基を有するN−脂
肪族アシル−N−メチルタウリン塩、イセチオン酸エス
テル塩、炭素数8〜18のアルキル基を有するモノアル
キルリン酸エステル塩、炭素数8〜18のアルキル基を
有するポリオキシエチレン(1〜7)モノアルキルエー
テルリン酸エステル塩等が例示される。
浄剤の用途では、アルキル基及びアシル基としてラウリ
ル基、ミリスチル基、ヤシ油アルキル基、パーム核油ア
ルキル基、ラウロイル基、ミリストイル基、ヤシ油脂肪
酸アシル基、パーム核油脂肪酸アシル基を有し、対イオ
ンがナトリウム、カリウム、アンモニウム、トリエタノ
ールアミンであるものが好ましい。中でも、皮膚用液体
洗浄剤の用途に要求される性能(低温安定性、起泡性、
低刺激性、使用感)の内、少なくとも複数の性能に優れ
るものとして、N−ラウロイルグリシン(又はサルコシ
ン)ナトリウム、N−ラウロイルグリシン(又はサルコ
シン)トリエタノールアミン、N−ラウロイルアラニン
(又はN−メチル−β−アラニン)ナトリウム、N−ラ
ウロイルアラニン(又はN−メチル−β−アラニン)ト
リエタノールアミン、N−ラウロイル−L−グルタミン
酸(又はアスパラギン酸)ナトリウム(又はカリウ
ム)、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸(又
はアスパラギン酸)トリエタノールアミン、N−ヤシ油
脂肪酸アシル−L−グルタミン酸(又はアスパラギン
酸)カリウム、ポリオキシエチレン(1〜5)ラウリル
エーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(1〜
5)ラウリルエーテル酢酸カリウム、ポリオキシエチレ
ン(1〜5)スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ヤ
シ油脂肪酸カリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミ
ン塩、ポリオキシエチレン(1〜5)ラウリルエーテル
硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(1〜5)ヤシ油
脂肪酸モノエタノールアミドエーテル硫酸ナトリウム等
が推奨される。
固体洗浄剤の用途では、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、ヤシ
油脂肪酸カリウム、牛脂脂肪酸ナトリウム、N−ラウロ
イル−L−グルタミン酸(又はアスパラギン酸)ナトリ
ウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸(又はアス
パラギン酸)ナトリウム、N−パルミトイル−L−グル
タミン酸(又はアスパラギン酸)ナトリウム、N−オレ
オイル−L−グルタミン酸(又はアスパラギン酸)ナト
リウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸(又はア
スパラギン酸)ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−
L−グルタミン酸(又はアスパラギン酸)ナトリウム、
N−牛脂肪酸アシル−L−グルタミン酸(又はアスパラ
ギン酸)ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロ
イルグリシン(又はサルコシン)ナトリウム、ミリスト
イルアラニン(又はN−メチル−β−アラニン)ナトリ
ウム等が推奨される。
膚用洗浄剤組成物に配合する場合、その配合量として
は、該組成物が液体の場合0.5〜25重量%、固体の
場合0.5〜99重量%が例示される。これらの陰イオ
ン界面活性剤は、脂肪酸塩を除き、程度の差はあるもの
の何れも皮膚洗浄後のすすぎ時にぬるつき感を与えるも
のであるので、本発明の皮膚用洗浄剤組成物に配合する
場合、その配合率は、各々の性質や性能に応じて適正量
は異なる。
酸塩を除き、頭髪用洗浄剤に主剤として常用されてお
り、本発明の頭髪用洗浄剤組成物の主剤として配合する
ことができる。このときの配合率は、各々の性質や性能
に応じて適正量は異なるが、該組成物が液体の場合2〜
40重量%、固体の場合0.5〜99重量%が例示され
る。
素数8〜18のアルキル基を有するアルキルジメチルア
ミノ酢酸ベタイン、同じくアルキルジメチルアミノヒド
ロキシスルホベタイン、炭素数8〜18の脂肪族アシル
基を有する脂肪酸アミドプロピルベタイン、同じく脂肪
酸アミドプロピルアミノヒドロキシスルホベタイン、炭
素数8〜18を有する脂肪酸由来のイミダゾリニウムベ
タイン型両性界面活性剤が例示される。これらの中で
も、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アル
キルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプ
ロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミ
ドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸又
はヤシ油脂肪酸由来のイミダゾリニウムベタイン等が好
ましい。これらの両性界面活性剤の配合量は、本発明の
洗浄剤組成物が液体の場合、皮膚用では0.5〜20重
量%、頭髪用では2〜40重量%、又、本発明の洗浄剤
組成物が固体の場合、皮膚用では0.5〜49重量%、
頭髪用では0.5〜99重量%が例示される。
炭素数8〜18のアルキル基を有するアルキルジメチル
アミンオキシド、炭素数8〜18のアシル基を有する脂
肪酸アミドプロピルアミンオキシドが例示される。中で
も、ラウリルジメチルアミンオキシド、ヤシ油アルキル
ジメチルアミンオキシド、ラウリン酸アミドプロピルア
ミンオキシド、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルアミンオキ
シド等が好ましい。これらの半極性界面活性剤の配合量
は、本発明の洗浄剤組成物が液体の場合、皮膚用では1
〜20重量%、頭髪用では2〜40重量%、又、本発明
の洗浄剤組成物が固体の場合、皮膚用では0.5〜50
重量%、頭髪用では0.5〜99重量%が例示される。
は、炭素数8〜18の脂肪族アシル基を有するアルカノ
ールアミド類及びこれらのエチレンオキシド1〜10モ
ル付加物、炭素数8〜18のアルキル基を有するポリオ
キシエチレン(1〜20)アルキルエーテル、炭素数8
〜14のアルキル基又はポリオキシエチレン(1〜7)
アルキルエーテル基を有するアルキルポリグリコシド類
が例示される。中でも、ラウリン酸ジエタノールアミ
ド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、パーム核油脂肪
酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミ
ド、ヤシ油脂坊酸モノエタノールアミド、パーム核油脂
肪酸モノエタノールアミド、及び前記モノエタノールア
ミド類のエチレンオキシド1〜7モル付加物、ポリオキ
シエチレン(1〜4)デシルエーテル、ポリオキシエチ
レン(1〜15)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレ
ン(1〜15)ヤシ油アルキルエーテル等が好ましい。
これらの非イオン界面活性剤の本発明の皮膚用又は頭髪
用洗浄剤組成物への配合量は、0.2〜7重量%が例示
される。
分に加えて洗浄剤に常用されている成分や添加剤を配合
することも可能である。即ち、陽イオン界面活性剤、プ
ロピレングリコール、グリセリン等の保湿剤、炭化水素
やエステル等の油性剤、減粘剤、メチルポリシロキサン
及びその誘導体やカチオン化セルロース等のコンディシ
ョニング剤、動植物のエキス及びその誘導体、有機酸、
色剤、防腐剤、キレート剤、紫外線吸収剤等を本発明の
効果を損なわない範囲で適宜配合できる。
の用途により適度な粘度を持つ液状の洗浄剤組成物を調
製したい場合は、増粘剤を本発明の効果を損なわない範
囲で配合することができる。係る増粘剤としては、ポリ
オキシエチレン(60)セトステアリルヒドロキシミリ
スチレンエーテル、ポリオキシエチレン(60)セチル
ステアリルジエーテル等のポリエーテル型増粘剤、ジス
テアリン酸ポリエチレングリコール(150)、テトラ
ステアリン酸ポリオキシエチレン(150)ペンタエリ
スリット、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン
(160)ソルビタン、ポリオキシエチレン(120)
ジオイレン酸メチルグルコシド等のポリエーテルエステ
ル型増粘剤、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリ
ル酸ナトリウム、キサンタンガム等の水溶性高分子、硫
酸ナトリウム、塩化ナトリウム等の無機塩等が例示され
る。これらの増粘剤は本発明の洗浄剤組成物に0.05
〜5.0重量%配合することができる。
(又はアルケニル)アスパラギン酸又はその塩の二級ア
ミノ基上の水素原子を、水酸基で置換されていてもよい
炭素数1〜3を有する短鎖アルキル基で置換した一連の
N−長鎖アルキル(又はアルケニル)アスパラギン酸又
はその塩も、一般式(1)で表されるN−アルキル(又
はアルケニル)アスパラギン酸又はその塩と類似の効果
を有すると考えられ、本発明の効果を損なわない範囲で
適宜配合できる。
ソープ、ハンドソープ、洗顔料といった皮膚用洗浄剤や
頭髪用洗浄剤として極めて優れたものであるが、その他
にも使用時に人体に触れる可能性のある台所洗剤、ペッ
ト用洗浄剤等にも応用することができる。
する。但し、本発明はこれに限定されるものではない。
(又はアルケニル)アスパラギン酸塩は次の如くして調
製した。
冷却管付きデカンターを備えた1L四つ口フラスコに無
水マレイン酸137.3g(1.4モル)、水125.
1gを入れ、加熱せずに1時間攪拌して水和した。水冷
しながら水酸化カリウム82.7g(純度95%、1.
4モル)を徐々に加えてマレイン酸一カリウム塩とし
た。ミリスチルアミン301.2g(1.4モル)を加
えて、わずかに窒素を通気しながら湯浴中で昇温し、9
0〜97℃に加熱して10時間反応した。半固体状の反
応粗物を一旦冷却後、徐々に真空に切り替え、90℃ま
で昇温しながら減圧脱水し、乾燥粗物とした。このもの
の未反応アミン含量4.12%から求めた反応率は9
2.9%であった。これを乳鉢で粉砕し、5重量倍の9
9.5%エタノール中で加熱洗浄し、室温まで冷却後不
溶物を濾過で分取し、さらに減圧乾燥して目的とするN
−ミリスチルアスパラギン酸一カリウムの粉末〜塊状の
精製物を得た。精製歩留まりは87.8%で、未反応ア
ミンの含有率は0.94%であった。
ギン酸塩を製造例1と同様に調製し、実施例2〜6の化
合物とした。但し、無水マレイン酸の水和に用いる水
は、最終的に系中の目的物濃度が78〜80%となるに
必要な量とした。
った。
25℃で測定した。
換水で希釈して調製した試料を、−5℃〜10℃の温度
範囲において2.5℃刻みに調整した低温恒温槽に入れ
保存し、72時間後の状態を観察し、最低透明維持温度
として測定した。
の場合、試料濃度が0.3%になるようにイオン交換水
又は水道水で希釈し、所定の硬度に調整して25℃でロ
ス・マイルス法により直後及び5分後の泡高さを測定し
た。他の界面活性剤との混合組成物の場合は、水道水で
濃度0.3%に希釈して測定した。
で評価した。 ◎ 230mm以上 ○ 200mm以上、230mm未満 △ 170mm以上、200mm未満 × 170mm未満
さの比で、以下の4段階で評価した。 ◎ 0.85以上 ○ 0.80以上、0.85未満 △ 0.75以上、0.80未満× 0.75未満
03gをフィンチャンバーを用いて、被験者の上腕屈側
部に24時間閉塞貼付を行い、試料除去後1時間及び除
去後24時間にそれぞれ皮膚の状態を観察してICDR
G基準により判定を行った。
標準物質として、修正MITI試験(I)により測定し
た。
リウムを細かく砕いて粉末状とし、pH、低温安定性、
起泡性及び泡安定性を測定した。その結果を表1に示
す。
ケニル)アスパラギン酸塩を細かく砕いて粉末状とし、
これらのpH、低温安定性、起泡性及び泡安定性を測定
した。その結果を表1に示す。
した。又、通常の水道水より高い硬水中でも起泡性は低
下しなかった。更に、何れの場合も良好な泡安定性を示
した。N−ラウリルアスパラギン酸一カリウム、N−オ
レイルアスパラギン酸一カリウム及びN−ヤシ油脂肪酸
一カリウムは低温安定性が良好で、液体洗浄剤組成物の
主剤として優れていることが判明した。
ウムであるものは殆ど吸湿性がなく、アルキル基を有し
対イオンが一カリウムであるもの及びオレイル基を有し
対イオンが一ナトリウムであるものは弱い吸湿性があ
り、一方、オレイル基を有し対イオンが一カリウムであ
るものはやや強い吸湿性を示すが、何れも粉体化が可能
であることから、固形状又は粉末状の合成石鹸、複合石
鹸への応用が可能である。
ルアスパラギン酸一カリウム、N−オレイルアスパラギ
ン酸一カリウムを表2に示す比率で含有する粉末状の試
料を調製し、そのpH、低温安定性、起泡性及び泡安定
性を測定した。その結果を表2に示す。
劣るN−ミリスチルアスパラギン酸一カリウムも、低温
安定性に優れるN−ラウリルアスパラギン酸一カリウム
やN−オレイルアスパラギン酸一カリウム等と混合する
ことで、双方の優れた性質を併せ持つ洗浄剤組成物を提
供できることが判明した。
ルアスパラギン酸一カリウム、N−オレイルアスパラギ
ン酸一カリウムのヒト皮膚パッチ試験及び生分解性試験
を実施した。その結果を表3に示す。
も易分解性物質に分類されることがわかる。
示す第二界面活性剤(B)とを所定の組成比(合計濃度
20重量%)で混合し、水を加えて100とし、皮膚用
又は頭髪用の液体洗浄剤組成物を調製した。これらの低
温安定性、pH、起泡性及び泡安定性を測定した。その
結果を表4に示す。
示す第二界面活性剤(D)とを所定の組成比(合計濃度
20重量%)で混合し、水を加えて100とし、皮膚用
又は頭髪用の液体洗浄剤組成物を調製した。これらの低
温安定性、pH、起泡性及び泡安定性を測定した。その
結果を表5に示す。
%)で混合し、水を加えて100とし、N−ラウリルア
スパラギン酸一カリウムを含有する皮膚洗浄剤及び頭髪
洗浄剤を調製した。これらのpH、低温安定性、起泡性
及び泡安定性を測定した。その結果を表6に示す。
%)で混合し、水を加えて100とし、N−オレイルア
スパラギン酸一カリウムを含有する皮膚洗浄剤及び頭髪
洗浄剤を調製した。これらのpH、低温安定性、起泡性
及び泡安定性を測定した。その結果を表7に示す。
高生分解性であり、起泡性、泡質、使用感に優れてお
り、固形石鹸、粉末石鹸、ハンドソープ、ボディソー
プ、洗顔料に代表される皮膚洗浄剤組成物に利用でき
る。又、頭髪用洗浄剤組成物に利用できる。
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式(1) [式中、Rは炭素数8〜22の直鎖若しくは分枝鎖のア
ルキル基又はアルケニル基を表し、2つのMは同一又は
異なって、水素原子、アルカリ金属イオン、アンモニウ
ムイオン又は有機アンモニウムイオンを表す。]で表さ
れるN−アルキル(又はアルケニル)アスパラギン酸又
はその塩の一種又は二種以上を含有する皮膚用又は頭髪
用洗浄剤組成物。 - 【請求項2】一般式(1)で表されるN−アルキル(又
はアルケニル)アスパラギン酸又はその塩中の2つのM
が、水素原子及び、アルカリ金属イオン、アンモニウム
イオン、有機アンモニウムイオンから選ばれる水素原子
以外のイオンの一種又は二種以上とからなり、2つのM
における水素原子と水素原子以外のイオンとの比が当量
比で水素原子/水素原子以外のイオン=3/1〜1/3
である、請求項1に記載の皮膚用又は頭髪用洗浄剤組成
物。 - 【請求項3】組成物の形態が水溶液状又はペースト状で
ある、請求項1に記載の皮膚用又は頭髪用洗浄剤組成
物。 - 【請求項4】N−アルキル(又はアルケニル)アスパラ
ギン酸又はその塩の含有量が5〜40重量%である、請
求項3に記載の皮膚用又は頭髪用洗浄剤組成物。 - 【請求項5】組成物の形態が固形状又は粉末状である、
請求項1に記載の皮膚用又は頭髪用洗浄剤組成物。 - 【請求項6】N−アルキル(又はアルケニル)アスパラ
ギン酸又はその塩の含有量が1〜100重量%である、
請求項5に記載の皮膚用又は頭髪用洗浄剤組成物。 - 【請求項7】更に、陰イオン界面活性剤、両性界面活性
剤、半極性界面活性剤、非イオン界面活性剤から選ばれ
た1種又は2種以上の界面活性剤を含有する、請求項1
に記載の皮膚用又は頭髪用洗浄剤組成物。
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---|---|---|---|
JP19867399A JP4345144B2 (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 洗浄剤組成物 |
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ID=16395154
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JP (1) | JP4345144B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015229761A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | 花王株式会社 | 液体洗浄剤組成物 |
JP2018048348A (ja) * | 2017-12-13 | 2018-03-29 | 花王株式会社 | 液体洗浄剤組成物 |
JP2018123342A (ja) * | 2018-05-02 | 2018-08-09 | 花王株式会社 | 液体洗浄剤組成物 |
JP2020023623A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 旭化成ファインケム株式会社 | 洗浄剤組成物 |
-
1999
- 1999-07-13 JP JP19867399A patent/JP4345144B2/ja not_active Expired - Lifetime
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