JP2001026239A - 作業車両 - Google Patents

作業車両

Info

Publication number
JP2001026239A
JP2001026239A JP11200262A JP20026299A JP2001026239A JP 2001026239 A JP2001026239 A JP 2001026239A JP 11200262 A JP11200262 A JP 11200262A JP 20026299 A JP20026299 A JP 20026299A JP 2001026239 A JP2001026239 A JP 2001026239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
plate
getting
plate members
work vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11200262A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Otomo
啓一 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP11200262A priority Critical patent/JP2001026239A/ja
Publication of JP2001026239A publication Critical patent/JP2001026239A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 積雪や泥詰まりし難く、常に滑り止め機能を
確保することができる乗降装置を備えた作業車両の提
供。 【解決手段】 支柱115,板材113a,113gに
より枠体を構成し、その枠体内に板材113b〜113
fを垂直に立てて水平方向に所定間隔で固設したもの
を、乗降装置11のステップ113とした。その結果、
ステップ113の踏面にスリット状の隙間が複数形成さ
れるため、泥詰まりし難く宇縁止め効果の向上を図るこ
とができる。また、板材113a〜113gの延在方向
をホイールローダ1の左右方向とすることにより、踏面
のスリット方向が左右方向となり、その隙間から運転席
側方下部を視認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗降装置を備えた
作業車両に関する。
【0002】
【従来の技術】ホイールローダの運転室側方には、運転
室に乗降する際に使用される乗降装置が設けられてお
り、乗降装置の最上部にはステップが設けられている。
通常、ステップには、滑り止めやオペレータの靴底に付
着した泥落としを目的とした多数の孔が、バーリング加
工等により形成されている。ステップに滑り止め用の孔
を設けたものの一例としては、特開平9−142217
号公報に記載のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バーリ
ング加工等により形成された孔の場合、靴底の泥落とし
を行うと孔が泥で塞がれやすく、孔が塞がってしまうと
泥落としとしての効果が著しく低下するとともに、孔に
よる滑り止め効果も低下してしまう。また、除雪作業を
行うような場合、積雪により孔が塞がるとともにステッ
プ上に雪が溜まってしまうという欠点があった。その結
果、運転室の扉の開閉に支障を来す場合があり、さら
に、滑り止めの効果が低下してしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、積雪や泥詰まりし難く、
常に滑り止め機能を確保することができる乗降装置を備
えた作業車両を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図1および図2に対応付けて説明する。 (1)請求項1の発明は、水平方向に広がりをもつステ
ップ113を有する乗降装置11を、運転席乗降口に備
えた作業車両1に適用され、板材113a,113g,
115により枠体を形成し、この枠体内に、幅方向の面
が天地を向くように垂直に立てた短冊状の帯板113b
〜113fを水平方向に所定間隔で固設したものをステ
ップ113の踏面としたことにより上述の目的を達成す
る。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の作業車両に
おいて、帯板113a〜113gの延在方向を作業車両
1の進行方向に対して直交する方向としたものである。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る作業車
両の一実施の形態を示す図であり、(a)は車台屈折式
ホイールローダの側面図、(b)は平面図である。車台
屈折式ホイールローダ1は、車両前半部を構成しアーム
2やバケット3および車輪4を有する前部車両5と、車
両後半部を構成し運転室6や車輪7を有する後部車両8
とから構成されている。前部車両5と後部車両8とは、
不図示のセンタピンにより互いに回動自在に連結されて
おり、車両5および8間には左右一対のステアリングシ
リンダ9が設けられている。このステアリングシリンダ
9を伸縮させることにより、図1(b)に示すように前
部車両6をセンタピンの軸Jに関して回動させて操向を
行う。運転室6の左右には扉10がそれぞれ設けられて
おり、各扉10付近にはオペレータが運転室6に乗降す
る際に用いる乗降装置11がそれぞれ設けられている。
なお、図1では車両右側の扉10は図示していない。
【0008】次に、乗降装置11の詳細を図2および図
3を参照して説明する。図2において、(a)は乗降装
置11の平面図であり、(b)は側面図(図1のA矢視
図)である。また、図3は図2(b)のB矢視図であ
る。金属製の乗降装置11は、踏面である2つの梯子段
111,112と最上段のステップ113とを有してい
る。垂直方向の支柱114と垂直斜め方向の支柱115
は、両支柱114,115の側面下端部および中間部に
梯子段111,112を固接することによって互いに連
結される。梯子段111,112は板材をU字形状に曲
げたものであり、支柱114,115の側方に突出して
いる。
【0009】113a〜113gはステップ113を構
成する板材であり、板材113a〜113gは図3に示
すように垂直に立てて配設されている。板材113g
は、図示右端部(車両前方側の端部)を図2(a)のよ
うに車両本体側に折り曲げた状態で支柱114,115
の上端側面に固接される。そして、板材113aの左端
を支柱115に固接するとともに右端部を折り曲げて板
材113gの端部に固接することにより、ステップ11
3の枠が形成される。
【0010】また、ステップ113の中間部分の板材1
13dについては、その左端を支柱115に固接し、一
方、右端部を折り曲げて板材113gの折り曲げ部に固
接する。板材113aと板材113dとの間に所定間隔
で配設される板材113b,113cは、左端が支柱1
15に右端が板材113dにそれぞれ固設され、板材1
13dと板材113gとの間に所定間隔で配設される板
材113e,113fは、左端が支柱115に右端が支
柱114にそれぞれ固設される。
【0011】車両前方側の支柱114には固定用支柱1
16,117が設けられており(図3)、この支柱11
6,117の一端116a,117aを扉10(図1)
の下方で車両本体に固定することによって、乗降装置1
1が車両に取り付けられる。オペレータは梯子段11
1,112を登ってステップ113上に立ち、このステ
ップ113から運転室6内の運転席に乗り込むことにな
る。ステップ113において、板材113a〜113g
は所定間隔で平行に配設されており、図2に示すステッ
プ113の場合には、板材113a〜113gの延在方
向(長手方向)が車両前後方向となるように並べられて
いる。
【0012】上述したように、板材113a〜113g
を垂直に立てて配設しているので、板材113a〜11
3gの厚さをある程度薄くして板材間の隙間を大きくし
ても、上下方向の寸法を大きくすることによりステップ
113の強度を許容値以上に保つことができる。なお、
本実施の形態ではステップ113を板材で構成したが、
断面が正方形や円形の棒材を使用しても良いが、上述し
た理由から、長方形断面の板材を立てて使用した方が隙
間間隔を大きくとることができる。
【0013】各板材113a〜113gの上面には図2
(b)に示すような凹凸を形成し、ステップ113を踏
んだときに靴が横滑りしないようにする。また、梯子段
111,112もステップ113と同様に板材から成
り、それらの上面には板材113a〜113gと同様の
凹凸が形成されている。凹凸形状の具体例としては図4
の(a)、(b)に示すようなものがある。図4(a)
は板材上面に三角形状の凹部S1を複数形成したもので
あり、図4(b)の場合には半円形状の凹部S2を形成
したものである。また、図3の図示左右方向(車両左右
方向)の滑り防止向上策として、図5に示すように板材
113a〜113gの高さを交互に変えて段差hを設け
るようにしても良い。このように板材113a〜113
gを配設すると、滑り止め防止向上に加えて、靴底に付
着した泥を落とす際の泥落とし効果も向上する。
【0014】図2(a)に示す乗降装置11ではステッ
プ113の前方外側部分Cを斜め形状としているが、こ
れは、前部車両5を左右に屈折させたときに、ステップ
113が前部車両5に干渉しないようにするためのもの
である。そのため、板材113a,113d,113g
の図示右端部分を、車両方向(図示上方)に折り曲げる
ようにしてステップ113の前方部分を形成した。図6
は、前部車両5を最大屈折させたときのステップ113
と前部車両5との関係を示す図である。ステップ113
の平面形状は長方形の前方外側部分を切り欠いたような
形状であるため、ハッチングを施した長方形のステップ
213(幅寸法W2)に比べ、ステップの幅寸法W1を
大きくすることができ、乗降時の作業性が向上する。
【0015】ステップ113を構成する板材の並べ方と
しては、図2(a)に示す並べ方以外に、図7に示すよ
うな並べ方がある。図7の(a)に示すステップ220
は、板材221の延在方向を車両左右方向としたもので
ある。また、図7の(b)および(c)は板材を格子状
に並べたものであり、図7(b)のステップ222で
は、車両前後方向に延在する板材223に対して直交す
る板材224を複数設けた。一方、図7(c)に示すス
テップ225は、板材223に対して斜めに交わる板材
226を複数設けたものである。
【0016】ところで、バーリング加工による孔が設け
られた金属板をステップに用いた従来の乗降装置では
(図8の右側のステップ81aを参照)、図8(a)に
示すように、運転席に着座したオペレータからは路面上
の範囲Dが非常に視認し難い。一方、上述したステップ
220(図7参照)のように板材221を車両前後方向
に並べたり、図8(b)に示すように、視線に応じてス
テップ113において板材113b〜113fを角度θ
だけ傾けて配設することにより、範囲Dの視認性を向上
させることができる。図8においてEはオペレータのア
イポイントを示す。
【0017】上述したように、本実施の形態の作業車両
では、各板材の側面が天地を向くように所定間隔で並べ
たものを乗降装置のステップとしたので、ステップの踏
面にはスリット状の隙間が形成され、泥詰まりが起きに
くく滑り止め機能が向上する。また、除雪作業時や降雪
時でもステップ上に雪溜まりできないので、運転室の扉
開閉に支障をきたすことがない。さらに、板材間の隙間
から運転室側方下部を容易に確認することができる。な
お、上述した説明では、ホイールローダを例に説明した
が、本発明はタイヤローラやロータリー除雪車について
も同様に適用することができる。
【0018】以上説明した実施の形態と特許請求の範囲
の要素との対応において、板材113b〜113f,2
21,223、224,226は帯板を構成する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
板材により形成された枠体内に、幅方向の面が天地を向
くように垂直に立てた短冊状の帯板を水平方向に所定間
隔で固設したものをステップの踏面としたので、踏面に
スリット状の隙間が形成され、泥詰まりが起きにくく滑
り止め機能が向上する。また、除雪作業時や降雪時でも
ステップ上に雪溜まりができないので、運転室の扉開閉
に支障をきたすことがない。また、請求項2の発明で
は、帯板の延在方向を作業車両の進行方向に対して直交
する方向としたので、ステップの踏面に車両左右方向の
スリット状隙間が形成され、その隙間から運転席側方下
部を視認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業車両の一実施の形態を示す図
であり、(a)は車台屈折式ホイールローダの側面図、
(b)は平面図である。
【図2】乗降装置11の詳細を示す図であり、(a)は
平面図、(b)は側面図である。
【図3】乗降装置11の詳細を示す図であり、図2
(b)のB矢視図である。
【図4】板材上面に形成される凹凸形状の具体例を示す
図であり、(a)は三角形状の凹部S1を形成した場合
を示し、(b)は円形状の凹部S2を形成した場合を示
す。
【図5】踏面を構成する板材113a〜113gの断面
図であり、板材の高さを交互に変えた場合を示す。
【図6】ステップ113の平面図であり、前部車両5を
最大屈折させたときのステップ113と前部車両5との
関係を示す。
【図7】ステップを構成する板材の並べ方の他の例を示
す平面図であり、(a)は板材の延在方向を車両左右方
向としたものであり、(b)および(c)は板材を格子
状に並べたものである。
【図8】車両側方路面の視認性を説明する図であり、
(a)は車両を前方から見た図、(b)はステップ11
3の板材113b〜113fを角度θだけ傾けて配設し
た場合の断面図である。
【符号の説明】
1 ホイールローダ 5 前部車両 6 運転室 8 後部車両 10 扉 11 乗降装置 111,112 梯子段 113,220,222,225 ステップ 113a〜113g,221,223,224,226
板材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に広がりをもつステップを有す
    る乗降装置を、運転席乗降口に備えた作業車両におい
    て、 板材により枠体を形成し、この枠体内に、幅方向の面が
    天地を向くように垂直に立てた短冊状の帯板を水平方向
    に所定間隔で固設したものを前記ステップの踏面とした
    ことを特徴とする作業車両。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の作業車両において、 前記帯板の延在方向を作業車両の進行方向に対して直交
    する方向としたことを特徴とする作業車両。
JP11200262A 1999-07-14 1999-07-14 作業車両 Pending JP2001026239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11200262A JP2001026239A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 作業車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11200262A JP2001026239A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 作業車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001026239A true JP2001026239A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16421431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11200262A Pending JP2001026239A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 作業車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001026239A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035397A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Komatsu Ltd ホイールローダ
JP2013053520A (ja) * 2012-12-19 2013-03-21 Komatsu Ltd ホイールローダ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035397A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Komatsu Ltd ホイールローダ
EP2743136A1 (en) * 2011-08-08 2014-06-18 Komatsu Ltd. Wheel loader
EP2743136A4 (en) * 2011-08-08 2014-07-02 Komatsu Mfg Co Ltd WHEEL LOADER
US8919474B2 (en) 2011-08-08 2014-12-30 Komatsu Ltd. Wheel loader
JP2013053520A (ja) * 2012-12-19 2013-03-21 Komatsu Ltd ホイールローダ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011045993A1 (ja) クローラ走行装置
EP2039591B1 (en) Center frame in crawler travel device and method for manufacturing center frame
JP2003089366A (ja) 弾性クローラ
US8807635B2 (en) Self-cleaning cab floor
JP2001026239A (ja) 作業車両
EP0732257B1 (en) Connecting link type rubber crawler
JP2023021328A (ja) 駐車場
JP3399871B2 (ja) ゴムクローラの滑り止め装置
JP3137185U (ja) 除雪用ドーザー
JP6722949B2 (ja) 標識表示マット
JP2004218209A (ja) 滑り止め付き踏板,昇降ステップ,建設機械および踏板の製造方法
JP7206463B1 (ja) 無限軌道車両用滑り止め具及び無限軌道車両
US20160244945A1 (en) Tread plate assembly for machine
JP2003055905A (ja) 仮設路マットの踏み板
JPH0230369Y2 (ja)
JP2004308115A (ja) 溝蓋
JP3349100B2 (ja) 弾性クローラ装置
JP2814071B2 (ja) 歩車道用ブロック及び中央分離帯用ブロック
JP2000192415A (ja) ロードローラ
WO1998027283A1 (fr) Cylindre compresseur a pneumatiques
JP2004124511A (ja) 建設機械
JP4020671B2 (ja) タイヤローラ
JPH09242361A (ja) 駐車装置
JP2003013487A (ja) グレーチングとその作成方法及び鋼材
JPS6216139Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050215