JP2001026016A - ペットボトルのリサイクル方法、及びその装置 - Google Patents
ペットボトルのリサイクル方法、及びその装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】省力化して、製造コストを可及的に低減した採
算性のよいペットボトルのリサイクル方法及びリサイク
ル装置を提供すること。 【解決手段】梱包された複数のペットボトル(PB)を解体
する工程と、解体されたペットボトル(PB)を色分けする
とともに、異物を除去する工程と、ペットボトル(PB)を
粗切断する工程と、粗切断されたボトル片(B1)を粗洗浄
する工程と、粗洗浄されたボトル片(B1)をさらにチップ
状に破砕する工程と、ボトルチップ(C) を洗浄する工程
と、洗浄後にボトルチップ(C) を水切りする工程とを備
えることとした。
算性のよいペットボトルのリサイクル方法及びリサイク
ル装置を提供すること。 【解決手段】梱包された複数のペットボトル(PB)を解体
する工程と、解体されたペットボトル(PB)を色分けする
とともに、異物を除去する工程と、ペットボトル(PB)を
粗切断する工程と、粗切断されたボトル片(B1)を粗洗浄
する工程と、粗洗浄されたボトル片(B1)をさらにチップ
状に破砕する工程と、ボトルチップ(C) を洗浄する工程
と、洗浄後にボトルチップ(C) を水切りする工程とを備
えることとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペットボトルの
リサイクル方法、及びその装置に関する。
リサイクル方法、及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ペットボトルを細かにチップ化
し、これを化学繊維の原材料としてリサイクルする方法
がとられている。
し、これを化学繊維の原材料としてリサイクルする方法
がとられている。
【0003】そのためには、一塊ずつに梱包されてきた
ペットボトルを解体し、その後、色分けするとともに、
ボトルからラベルやキャップなどを除去し、次いで、ペ
ットボトルをチップ状に破砕し、さらに、これらを洗浄
して乾燥させる各工程が必要である。
ペットボトルを解体し、その後、色分けするとともに、
ボトルからラベルやキャップなどを除去し、次いで、ペ
ットボトルをチップ状に破砕し、さらに、これらを洗浄
して乾燥させる各工程が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したペ
ットボトルのリサイクル方法には、未だ、下記に示すよ
うな課題を残していた。
ットボトルのリサイクル方法には、未だ、下記に示すよ
うな課題を残していた。
【0005】すなわち、上記各工程のうち、破砕や洗浄
については機械化が進められているが、その前作業であ
る異物の除去などにはかなりの人手を必要としており、
合理的な製造方法とはいえなかった。
については機械化が進められているが、その前作業であ
る異物の除去などにはかなりの人手を必要としており、
合理的な製造方法とはいえなかった。
【0006】また、解体作業についても、カッター装置
で連続的に梱包用紐などをカットするようにしている
が、大型のカッター装置や大型モータが必要であった。
で連続的に梱包用紐などをカットするようにしている
が、大型のカッター装置や大型モータが必要であった。
【0007】また、市場から回収されたペットボトルに
は、土や砂、あるいはガラス片までが混入していること
があり、かかるペットボトルをチップ状に破砕すると、
カッター刃が早期磨耗してしまうという問題もあった。
は、土や砂、あるいはガラス片までが混入していること
があり、かかるペットボトルをチップ状に破砕すると、
カッター刃が早期磨耗してしまうという問題もあった。
【0008】さらに、ペットボトルを破砕して得たボト
ルチップを洗浄した後は、通常、乾燥機を用いて乾燥さ
せていたが、乾燥機のランニングコストも大きい。
ルチップを洗浄した後は、通常、乾燥機を用いて乾燥さ
せていたが、乾燥機のランニングコストも大きい。
【0009】このように、従来のペットボトルのリサイ
クル方法を行なうシステム全体としては、コストの問題
が解消されておらず、採算性が大きな課題となってい
た。
クル方法を行なうシステム全体としては、コストの問題
が解消されておらず、採算性が大きな課題となってい
た。
【0010】そこで、本発明では、上記課題を解決する
ことのできるペットボトルのリサイクル方法、及び、そ
の装置を提供することを目的としている。
ことのできるペットボトルのリサイクル方法、及び、そ
の装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の本発明では、梱包された複数のペッ
トボトルを解体する工程と、解体されたペットボトルを
色分けするとともに、異物を除去する工程と、ペットボ
トルを粗切断する工程と、粗切断されたボトル片を粗洗
浄する工程と、粗洗浄されたボトル片をさらにチップ状
に破砕する工程と、ボトルチップを洗浄する工程と、洗
浄後にボトルチップを水切りする工程とを備えることと
した。したがって、ペットボトルの粗切断によって、ボ
トル本体とは素材の異なるキャップやラベルを分別しや
すくし、さらに、これを粗洗浄することで略確実に分離
できるとともに、ガラス片や異物を除去して、次工程に
おける破砕時にカッターの早期磨耗を防止することがで
きる。
に、請求項1記載の本発明では、梱包された複数のペッ
トボトルを解体する工程と、解体されたペットボトルを
色分けするとともに、異物を除去する工程と、ペットボ
トルを粗切断する工程と、粗切断されたボトル片を粗洗
浄する工程と、粗洗浄されたボトル片をさらにチップ状
に破砕する工程と、ボトルチップを洗浄する工程と、洗
浄後にボトルチップを水切りする工程とを備えることと
した。したがって、ペットボトルの粗切断によって、ボ
トル本体とは素材の異なるキャップやラベルを分別しや
すくし、さらに、これを粗洗浄することで略確実に分離
できるとともに、ガラス片や異物を除去して、次工程に
おける破砕時にカッターの早期磨耗を防止することがで
きる。
【0012】請求項2記載の本発明では、梱包された複
数のペットボトルを解体する工程の後に、梱包用の紐類
を風力選別して除去する工程を有することとした。した
がって、略自動的に梱包用紐を分別することができるの
で人手を煩わすことがなく合理的に作業が行なえる。
数のペットボトルを解体する工程の後に、梱包用の紐類
を風力選別して除去する工程を有することとした。した
がって、略自動的に梱包用紐を分別することができるの
で人手を煩わすことがなく合理的に作業が行なえる。
【0013】請求項3記載の本発明では、梱包された複
数のペットボトルを解体する解体機と、解体後にぺット
ボトルを粗切断する粗切断機と、ボトル片を粗洗浄する
粗洗浄機と、粗洗浄されたボトル片をチップ状に破砕す
る破砕機と、破砕されたボトルチップを洗浄する洗浄機
と、洗浄したボトルチップを遠心力により水切りする脱
水機とを具備することとした。したがって、人件費が大
幅に低減可能で、かつ、破砕機のカッター交換時期など
を延長することができ、ランニングコスト的にきわめて
有利で、略自動化されたペットボトルリサイクル装置を
提供することができる。
数のペットボトルを解体する解体機と、解体後にぺット
ボトルを粗切断する粗切断機と、ボトル片を粗洗浄する
粗洗浄機と、粗洗浄されたボトル片をチップ状に破砕す
る破砕機と、破砕されたボトルチップを洗浄する洗浄機
と、洗浄したボトルチップを遠心力により水切りする脱
水機とを具備することとした。したがって、人件費が大
幅に低減可能で、かつ、破砕機のカッター交換時期など
を延長することができ、ランニングコスト的にきわめて
有利で、略自動化されたペットボトルリサイクル装置を
提供することができる。
【0014】請求項4記載の本発明では、解体機と粗切
断機とをコンペヤ装置で連結し、同コンべヤ装置の中途
に、梱包用の紐類を風力選別する第1のブロワ装置を配
設するとともに、粗切断機と粗洗浄機との間に、ラベル
類を風力選別する第2のブロワ装置を配設した。したが
って、梱包されたペットボトルの開梱作業及びラベル類
の選別を略自動化できる。
断機とをコンペヤ装置で連結し、同コンべヤ装置の中途
に、梱包用の紐類を風力選別する第1のブロワ装置を配
設するとともに、粗切断機と粗洗浄機との間に、ラベル
類を風力選別する第2のブロワ装置を配設した。したが
って、梱包されたペットボトルの開梱作業及びラベル類
の選別を略自動化できる。
【0015】請求項5記載の本発明では、前記解体機
は、機枠の上下部に設けた投入口と排出口との間に、互
いの回転比を異ならせた一対のカッタードラムを横架並
設し、さらに、両ドラムを同一方向に回転させるように
した。したがって、小型のモータで対応することがで
き、イニシャルコスト、ランニングコストともに低減す
ることができる。
は、機枠の上下部に設けた投入口と排出口との間に、互
いの回転比を異ならせた一対のカッタードラムを横架並
設し、さらに、両ドラムを同一方向に回転させるように
した。したがって、小型のモータで対応することがで
き、イニシャルコスト、ランニングコストともに低減す
ることができる。
【0016】請求項6記載の本発明では、前記粗洗浄機
は、洗浄水を貯留した上部開口の洗浄槽内に、軸心周り
に回転するパドルを設け、洗浄槽の上方から投入された
ボトル片を回転洗浄しながら、順次排出口よりスクリュ
ーコンベアに受け渡し可能に構成し、しかも、前記排出
口を、ボトル片の排出方向に対して、パドルの回転軸よ
りも上手側にオフセットした。したがって、次々に投入
されるボトル片を円滑に洗浄し、搬送することができ
る。
は、洗浄水を貯留した上部開口の洗浄槽内に、軸心周り
に回転するパドルを設け、洗浄槽の上方から投入された
ボトル片を回転洗浄しながら、順次排出口よりスクリュ
ーコンベアに受け渡し可能に構成し、しかも、前記排出
口を、ボトル片の排出方向に対して、パドルの回転軸よ
りも上手側にオフセットした。したがって、次々に投入
されるボトル片を円滑に洗浄し、搬送することができ
る。
【0017】請求項7記載の本発明では、前記脱水機
は、メッシュ状ドラム内に、同ドラムの仮想軸芯上に回
転軸を配設するとともに、同回転軸に、一定間隔をあけ
て複数の羽根を設け、投入された多量のボトルチップ
を、羽根の回転によりドラム壁に叩きつけながら、順次
前方へ搬送可能とした。したがって、乾燥させる必要の
ない程度まで水切りが可能となり、乾燥機を省略すれ
ば、リサイクル装置としての大幅なコストダウンを図る
ことができる。
は、メッシュ状ドラム内に、同ドラムの仮想軸芯上に回
転軸を配設するとともに、同回転軸に、一定間隔をあけ
て複数の羽根を設け、投入された多量のボトルチップ
を、羽根の回転によりドラム壁に叩きつけながら、順次
前方へ搬送可能とした。したがって、乾燥させる必要の
ない程度まで水切りが可能となり、乾燥機を省略すれ
ば、リサイクル装置としての大幅なコストダウンを図る
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係るペットボトルのリサ
イクル方法は、ペットボトルを、合成繊維用原料などに
製品化するためのものであり、梱包された複数のペット
ボトルを解体する工程と、解体されたペットボトルを色
分けするとともに、異物を除去する工程と、ペットボト
ルを粗切断する工程と、粗切断されたボトル片を粗洗浄
する工程と、粗洗浄されたボトル片をさらにチップ状に
破砕する工程と、ボトルチップを洗浄する工程と、洗浄
後にボトルチップを水切りする工程とを備えるものであ
る。
イクル方法は、ペットボトルを、合成繊維用原料などに
製品化するためのものであり、梱包された複数のペット
ボトルを解体する工程と、解体されたペットボトルを色
分けするとともに、異物を除去する工程と、ペットボト
ルを粗切断する工程と、粗切断されたボトル片を粗洗浄
する工程と、粗洗浄されたボトル片をさらにチップ状に
破砕する工程と、ボトルチップを洗浄する工程と、洗浄
後にボトルチップを水切りする工程とを備えるものであ
る。
【0019】すなわち、市場から梱包されてきたペット
ボトルの塊であるペールを、次々と解体し、解体したペ
ットボトルを色分けするとともに、付着した大まかな異
物を除去し、次いで、色分けされたペットボトルを粗切
断して、ボトル本体とは素材の異なるキャップやラベル
を分別しやすくする。
ボトルの塊であるペールを、次々と解体し、解体したペ
ットボトルを色分けするとともに、付着した大まかな異
物を除去し、次いで、色分けされたペットボトルを粗切
断して、ボトル本体とは素材の異なるキャップやラベル
を分別しやすくする。
【0020】次に、これらを粗洗浄して、キャップやラ
ベルとボトル本体とを分離し、さらに、ペットボトルに
付着していたガラス片や異物も同時に除去し、カッター
にて細かくチップ状に破砕する。
ベルとボトル本体とを分離し、さらに、ペットボトルに
付着していたガラス片や異物も同時に除去し、カッター
にて細かくチップ状に破砕する。
【0021】このとき、ガラス片や砂などの異物が付着
していないので、カッター刃に悪影響を与えることがな
く、早期磨耗を防止することができる。
していないので、カッター刃に悪影響を与えることがな
く、早期磨耗を防止することができる。
【0022】そして、チップ状としたものを洗浄して、
しっかりと水切りし、最後に必要があれば乾燥させて袋
詰めする。そして、これらは前述したように、合成繊維
などの原材料として出荷され、リサイクル利用される。
しっかりと水切りし、最後に必要があれば乾燥させて袋
詰めする。そして、これらは前述したように、合成繊維
などの原材料として出荷され、リサイクル利用される。
【0023】かかる一連の作業において、人手を要する
のは、色分け作業と、大まかな異物除去作業のみであ
り、殆ど自動化された工程となるので、作業効率が著し
く向上し、リサイクル原料の製造コストも大幅に低減可
能となる。
のは、色分け作業と、大まかな異物除去作業のみであ
り、殆ど自動化された工程となるので、作業効率が著し
く向上し、リサイクル原料の製造コストも大幅に低減可
能となる。
【0024】また、前記梱包された複数のペットボトル
を解体する工程と、ペットボトルを色分けし、異物を除
去する工程との間に、梱包用の紐類を風力選別して除去
する工程を設けることができる。
を解体する工程と、ペットボトルを色分けし、異物を除
去する工程との間に、梱包用の紐類を風力選別して除去
する工程を設けることができる。
【0025】かかる工程によって、梱包用に使用されて
いた紐を略自動的に分別することができ、後の異物除去
作業がより楽になって、合理的に作業が行なえる。
いた紐を略自動的に分別することができ、後の異物除去
作業がより楽になって、合理的に作業が行なえる。
【0026】かかるリサイクル方法を実施するには、下
記の構成のリサイクル装置を用いることができる。
記の構成のリサイクル装置を用いることができる。
【0027】すなわち、梱包された複数のペットボトル
を解体する解体機と、解体後に色分けしたぺットボトル
を粗切断する粗切断機と、粗切断されたボトル片群から
ラベルを風力選別するブロワと、ボトル片を粗洗浄する
粗洗浄機と、粗洗浄されたボトル片をチップ状に破砕す
る破砕機と、破砕されたボトルチップを洗浄する洗浄機
と、洗浄したボトルチップを遠心力により水切りする脱
水機とを具備するものである。
を解体する解体機と、解体後に色分けしたぺットボトル
を粗切断する粗切断機と、粗切断されたボトル片群から
ラベルを風力選別するブロワと、ボトル片を粗洗浄する
粗洗浄機と、粗洗浄されたボトル片をチップ状に破砕す
る破砕機と、破砕されたボトルチップを洗浄する洗浄機
と、洗浄したボトルチップを遠心力により水切りする脱
水機とを具備するものである。
【0028】前述した、梱包用の紐類を風力選別して除
去する工程を行なう場合は、解体機と粗切断機とをコン
ペヤ装置で連結して、同コンべヤ装置の中途に、梱包用
の紐類を風力選別するブロワ装置を配設すればよい。
去する工程を行なう場合は、解体機と粗切断機とをコン
ペヤ装置で連結して、同コンべヤ装置の中途に、梱包用
の紐類を風力選別するブロワ装置を配設すればよい。
【0029】上記構成により、人件費が大幅に低減可能
で、かつ、破砕機のカッター交換時期などを延長するこ
とができ、ランニングコスト的にきわめて有利で、略自
動化されたペットボトルリサイクル装置を提供すること
ができる。
で、かつ、破砕機のカッター交換時期などを延長するこ
とができ、ランニングコスト的にきわめて有利で、略自
動化されたペットボトルリサイクル装置を提供すること
ができる。
【0030】ところで、前記解体機は、機枠の上下部に
設けた投入口と排出口との間に、互いの回転比を異なら
せた一対のカッタードラムを横架並設し、さらに、両ド
ラムを同一方向に回転させる構成とすることができる。
設けた投入口と排出口との間に、互いの回転比を異なら
せた一対のカッタードラムを横架並設し、さらに、両ド
ラムを同一方向に回転させる構成とすることができる。
【0031】すなわち、同一回転比で、互いにペットボ
トルを内側へ巻きこむように相反する方向に回転させる
ようにした一般の構造では、モータが大型化してしまう
ものであるが、本実施形態の構造とすることにより、安
価な小型のモータで対応することができ、イニシャルコ
スト、ランニングコストともに低減させることができ
る。
トルを内側へ巻きこむように相反する方向に回転させる
ようにした一般の構造では、モータが大型化してしまう
ものであるが、本実施形態の構造とすることにより、安
価な小型のモータで対応することができ、イニシャルコ
スト、ランニングコストともに低減させることができ
る。
【0032】また、前記した粗洗浄機は、洗浄水を貯留
した上部開口の洗浄槽内に、軸心周りに回転するパドル
を設け、洗浄槽の上方から投入されたボトル片を回転洗
浄しながら、順次排出口よりスクリューコンベアに受け
渡し可能に構成することができ、さらに、前記排出口
を、ボトル片の排出方向に対して、パドルの回転軸より
も上手側にオフセットすることが好ましい。
した上部開口の洗浄槽内に、軸心周りに回転するパドル
を設け、洗浄槽の上方から投入されたボトル片を回転洗
浄しながら、順次排出口よりスクリューコンベアに受け
渡し可能に構成することができ、さらに、前記排出口
を、ボトル片の排出方向に対して、パドルの回転軸より
も上手側にオフセットすることが好ましい。
【0033】すなわち、従来では、排出口の位置をオフ
セットしない場合、ボトルが排出口で滞留してしまい、
円滑な搬送が行なえないという問題があったが、上記構
成としたことで、次々に投入されるボトル片を円滑に洗
浄し、搬送することができるようになる。
セットしない場合、ボトルが排出口で滞留してしまい、
円滑な搬送が行なえないという問題があったが、上記構
成としたことで、次々に投入されるボトル片を円滑に洗
浄し、搬送することができるようになる。
【0034】さらに、前記脱水機は、メッシュ状ドラム
内に、同ドラムの仮想軸芯上に回転軸を配設するととも
に、同回転軸に、一定間隔をあけて複数の羽根を設け、
投入された多量のボトルチップを、羽根の回転によりド
ラム壁に叩きつけながら、順次前方へ搬送して水切りす
る構成とすることができる。
内に、同ドラムの仮想軸芯上に回転軸を配設するととも
に、同回転軸に、一定間隔をあけて複数の羽根を設け、
投入された多量のボトルチップを、羽根の回転によりド
ラム壁に叩きつけながら、順次前方へ搬送して水切りす
る構成とすることができる。
【0035】かかる構成によれば、ボトルチップをあら
ためて乾燥させる必要のない程度まで水切りすることが
でき、乾燥機を設置しないでも十分に製品化することが
できる。
ためて乾燥させる必要のない程度まで水切りすることが
でき、乾燥機を設置しないでも十分に製品化することが
できる。
【0036】したがって、ペットボトルのリサイクル装
置として、大幅なコストダウンを図ることができる。
置として、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0037】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき具体
的に説明する。
的に説明する。
【0038】図1は、回収されて圧縮梱包されたペット
ボトルの塊aを示しており、多数の潰されたペットボト
ルPBが、紐体である梱包用バンドbにより締結され、梱
包された状態でリサイクル工場(図示せず)へと運ばれ
てくる。
ボトルの塊aを示しており、多数の潰されたペットボト
ルPBが、紐体である梱包用バンドbにより締結され、梱
包された状態でリサイクル工場(図示せず)へと運ばれ
てくる。
【0039】図2は本実施例に係るペットボトルのリサ
イクル装置Aとしてのシステムを示す模式的説明図であ
り、リサイクルラインとして工場内に設置されている。
イクル装置Aとしてのシステムを示す模式的説明図であ
り、リサイクルラインとして工場内に設置されている。
【0040】図2に示すように、本実施例に係るリサイ
クル装置Aは、梱包されてきた多数のペットボトルPBの
塊を解体して開梱する解体機1と、解体されたボトル片
群BからラベルLを風力選別する第1 のブロワ2と、解
体されたペットボトルPBを粗切断する粗切断機3と、粗
切断されたボトル片群BからラベルL類を風力選別する
第2のブロワ4と、ボトル片B1を粗洗浄する粗洗浄機5
と、粗洗浄されたボトル片B1をチップ状に破砕する破砕
機6と、破砕されたボトルチップCを洗浄する洗浄機7
と、洗浄したボトルチップCを遠心力により水切りする
脱水機8と、脱水したボトルチップCをさらに乾燥させ
る乾燥機9と、乾燥したボトルチップCをサイクロンS
へ風力搬送する第3のブロワ10とを具備する。Dは製品
となるボトルチップCを収容する袋である。
クル装置Aは、梱包されてきた多数のペットボトルPBの
塊を解体して開梱する解体機1と、解体されたボトル片
群BからラベルLを風力選別する第1 のブロワ2と、解
体されたペットボトルPBを粗切断する粗切断機3と、粗
切断されたボトル片群BからラベルL類を風力選別する
第2のブロワ4と、ボトル片B1を粗洗浄する粗洗浄機5
と、粗洗浄されたボトル片B1をチップ状に破砕する破砕
機6と、破砕されたボトルチップCを洗浄する洗浄機7
と、洗浄したボトルチップCを遠心力により水切りする
脱水機8と、脱水したボトルチップCをさらに乾燥させ
る乾燥機9と、乾燥したボトルチップCをサイクロンS
へ風力搬送する第3のブロワ10とを具備する。Dは製品
となるボトルチップCを収容する袋である。
【0041】前記解体機1と粗切断機3との間には、第
1のコンベア装置11が介設されており、同コンベア装置
11は、解体機1の直下に配設された水平コンベア11a
と、同水平コンベア11a と連絡し、斜め上方へ伸延する
上昇コンベア11b と、同上昇コンベア11b と連絡した選
別用コンベア11c とから構成されている。そして、選別
用コンベア11c を、色選別・異物選別ラインとして機能
させており、数人の作業者が選別用コンベア11c から搬
送されてくるペットボトルPBの色分けをするとともに、
時折混ざっている遺失物を選り分ける。
1のコンベア装置11が介設されており、同コンベア装置
11は、解体機1の直下に配設された水平コンベア11a
と、同水平コンベア11a と連絡し、斜め上方へ伸延する
上昇コンベア11b と、同上昇コンベア11b と連絡した選
別用コンベア11c とから構成されている。そして、選別
用コンベア11c を、色選別・異物選別ラインとして機能
させており、数人の作業者が選別用コンベア11c から搬
送されてくるペットボトルPBの色分けをするとともに、
時折混ざっている遺失物を選り分ける。
【0042】第1 のブロワ2は、前記上昇コンベア11b
と選別用コンベア11c との間に配設されており、梱包用
バンドbを風力によって吹き飛ばし、ペットボトルPBと
選別している。
と選別用コンベア11c との間に配設されており、梱包用
バンドbを風力によって吹き飛ばし、ペットボトルPBと
選別している。
【0043】選別されたペットボトルPBは、粗切断機3
に搬送されるが、ここでは、図3に示すように、ボトル
本体と材料の異なるキャップPB' やラベルL類などを分
離しやすくするために、大まかに切断するようにしてい
る。図中、31はカッター、32はカッター軸である。
に搬送されるが、ここでは、図3に示すように、ボトル
本体と材料の異なるキャップPB' やラベルL類などを分
離しやすくするために、大まかに切断するようにしてい
る。図中、31はカッター、32はカッター軸である。
【0044】そして、粗切断されたボトル片B1やキャッ
プPB' やラベルLが出口から排出される際に、軽いラベ
ルLが第2のブロワ4によって吹き飛ばされて選別さ
れ、ボトル片B1がベルトコンベヤ12(図6及び図7参
照)により粗洗浄機5へと運ばれる。
プPB' やラベルLが出口から排出される際に、軽いラベ
ルLが第2のブロワ4によって吹き飛ばされて選別さ
れ、ボトル片B1がベルトコンベヤ12(図6及び図7参
照)により粗洗浄機5へと運ばれる。
【0045】粗洗浄機5で粗洗浄されたボトル片B1など
は、スクリューコンベア51により異物チェックライン13
に搬送される。
は、スクリューコンベア51により異物チェックライン13
に搬送される。
【0046】なお、この異物チェックライン13は、前記
した色選別・異物選別ラインと並列するようにレイアウ
トすることができ、かかるレイアウトとすれば、リサイ
クル装置A全体の配置エリアを可及的に小面積化でき
る。
した色選別・異物選別ラインと並列するようにレイアウ
トすることができ、かかるレイアウトとすれば、リサイ
クル装置A全体の配置エリアを可及的に小面積化でき
る。
【0047】すなわち、工場内に高床スペース(図示せ
ず)を設け、同スペース内に色選別・異物選別ラインと
なる選別用コンベア11c と異物チェックライン13とを並
設するもので、高床スペースの一側に解体機1に付設し
た上昇コンベア11b の終端を臨ませて選別用コンベア11
c と連絡させ、高床スペースの他側に前記スクリューコ
ンベア51の終端を臨ませて異物チェックライン13と連絡
させるものである。
ず)を設け、同スペース内に色選別・異物選別ラインと
なる選別用コンベア11c と異物チェックライン13とを並
設するもので、高床スペースの一側に解体機1に付設し
た上昇コンベア11b の終端を臨ませて選別用コンベア11
c と連絡させ、高床スペースの他側に前記スクリューコ
ンベア51の終端を臨ませて異物チェックライン13と連絡
させるものである。
【0048】かかる構成とすることにより、色選別・異
物選別作業、及び異物チェック作業を同一のスペースで
行なえ、人員配置も合理的となり、しかも、作業を兼用
すれば、人員も削減可能となる。
物選別作業、及び異物チェック作業を同一のスペースで
行なえ、人員配置も合理的となり、しかも、作業を兼用
すれば、人員も削減可能となる。
【0049】次に、ボトル片B1は、異物チェックライン
13を経た後、破砕機6へ搬送投入され、細かなボトルチ
ップCとされる。図中、61は破砕用カッター、62はカッ
ター61を突設したドラムである。
13を経た後、破砕機6へ搬送投入され、細かなボトルチ
ップCとされる。図中、61は破砕用カッター、62はカッ
ター61を突設したドラムである。
【0050】ボトルチップCは、次に洗浄機7に搬送さ
れ、3段階の洗浄を経て、ボトルチップCに付着してい
る不純物などが確実に洗い落とされる。3段階洗浄と
は、洗浄ドラム71による回転洗浄と、篩72の振動による
振動洗浄と、ボトルチップC同士の接触による接触洗浄
が順次行なわれるものである。73は接触洗浄機構であ
り、パイプ73a 内にスパイラルスクリュー73b を配設し
て構成している。
れ、3段階の洗浄を経て、ボトルチップCに付着してい
る不純物などが確実に洗い落とされる。3段階洗浄と
は、洗浄ドラム71による回転洗浄と、篩72の振動による
振動洗浄と、ボトルチップC同士の接触による接触洗浄
が順次行なわれるものである。73は接触洗浄機構であ
り、パイプ73a 内にスパイラルスクリュー73b を配設し
て構成している。
【0051】そして、洗浄後、脱水機8に送られて、略
完全に水切りがなされ、さらに、乾燥機9に送られて乾
燥され、サイクロンSへ風力搬送された後、袋Dに詰め
られて製品として出荷される。
完全に水切りがなされ、さらに、乾燥機9に送られて乾
燥され、サイクロンSへ風力搬送された後、袋Dに詰め
られて製品として出荷される。
【0052】ところで、図2において、Eは浄化槽であ
り、本リサイクル装置Aで使用される水を浄化して循環
利用している。E1は粗洗浄機5に連通する送水パイプ、
E2は同送水パイプE1から分岐して、後述する比重分離器
Fへ連通する分岐パイプ、E3は洗浄機7に連通する送水
パイプ、E4は排水パイプである。
り、本リサイクル装置Aで使用される水を浄化して循環
利用している。E1は粗洗浄機5に連通する送水パイプ、
E2は同送水パイプE1から分岐して、後述する比重分離器
Fへ連通する分岐パイプ、E3は洗浄機7に連通する送水
パイプ、E4は排水パイプである。
【0053】また、Gは沈殿槽であり、粗洗浄機5や洗
浄機7や脱水装置8で使用された汚れた洗浄水を貯留し
て、汚れを沈殿させた後、上澄み液を浄化槽Eへ送水す
るようにしている。
浄機7や脱水装置8で使用された汚れた洗浄水を貯留し
て、汚れを沈殿させた後、上澄み液を浄化槽Eへ送水す
るようにしている。
【0054】本実施例では、上記構成としたことによ
り、市場から梱包されてきたペットボトルPBの塊aを、
次々と解体し、解体したペットボトルPBを色分けすると
ともに、付着した大まかな異物を除去し、次いで、色分
けされたペットボトルPBを粗切断して、ボトル本体とは
素材の異なるキャップPB' やラベルLを分別しやすくす
ることができ、作業性を著しく向上させることができ
る。
り、市場から梱包されてきたペットボトルPBの塊aを、
次々と解体し、解体したペットボトルPBを色分けすると
ともに、付着した大まかな異物を除去し、次いで、色分
けされたペットボトルPBを粗切断して、ボトル本体とは
素材の異なるキャップPB' やラベルLを分別しやすくす
ることができ、作業性を著しく向上させることができ
る。
【0055】また、粗切断した後は、これらを粗洗浄し
て、キャップPB' やラベルLとボトル本体とを略確実に
分離し、さらに、異物チェックライン13において、ボト
ル片B1に付着していたガラス片や異物も除去するので、
ボトル片B1を破砕機6で細かくチップ状に破砕して得た
ボトルチップCは、異物の混入していない良質なリサイ
クル原料となすことができる。
て、キャップPB' やラベルLとボトル本体とを略確実に
分離し、さらに、異物チェックライン13において、ボト
ル片B1に付着していたガラス片や異物も除去するので、
ボトル片B1を破砕機6で細かくチップ状に破砕して得た
ボトルチップCは、異物の混入していない良質なリサイ
クル原料となすことができる。
【0056】また、かかる一連の作業工程において、人
手を要するのは、色分け作業と、大まかな異物除去作業
のみであり、殆ど自動化された工程となるので、作業効
率が著しく向上し、リサイクル原料の製造コストも大幅
に低減可能となる。
手を要するのは、色分け作業と、大まかな異物除去作業
のみであり、殆ど自動化された工程となるので、作業効
率が著しく向上し、リサイクル原料の製造コストも大幅
に低減可能となる。
【0057】上記構成の本実施例に係るリサイクル装置
Aは、解体機1、粗洗浄機5、及び脱水機8の構成にも
特徴があり、以下にそれぞれについて詳説する。
Aは、解体機1、粗洗浄機5、及び脱水機8の構成にも
特徴があり、以下にそれぞれについて詳説する。
【0058】先ず、解体機1について説明すると、本実
施例に係る解体機1は、図4及び図5に示すように、機
枠1aの上部に投入口15a を有するホッパ15を設け、その
下部に一対のカッタードラム16,17 を横架並設してい
る。18,19 は各カッタードラム16,17 の駆動モータであ
る。
施例に係る解体機1は、図4及び図5に示すように、機
枠1aの上部に投入口15a を有するホッパ15を設け、その
下部に一対のカッタードラム16,17 を横架並設してい
る。18,19 は各カッタードラム16,17 の駆動モータであ
る。
【0059】また、両ドラム16,17 の下方には、解体さ
れたペットボトルPBの排出口15b 形成され、同排出口15
b の下部には、水平コンベア11a が伸延し、さらに、同
水平コンベア11a に上昇コンベア11b が連結されてい
る。11d は各コンベア駆動用モータである。
れたペットボトルPBの排出口15b 形成され、同排出口15
b の下部には、水平コンベア11a が伸延し、さらに、同
水平コンベア11a に上昇コンベア11b が連結されてい
る。11d は各コンベア駆動用モータである。
【0060】かかる解体機1の構成において、本実施例
の特徴は、両カッタードラム16,17の互いの回転比を異
ならせ、さらに、両ドラム16,17 を同一方向に回転させ
るようにしたことにある。
の特徴は、両カッタードラム16,17の互いの回転比を異
ならせ、さらに、両ドラム16,17 を同一方向に回転させ
るようにしたことにある。
【0061】すなわち、一側のカッタードラム16の回転
比、及び、他側カッタードラム17の回転比を、それぞ
れ、1/80〜1/50、1/220 〜1/150 の範囲で設定してお
り、本実施例では、一側のカッタードラム16の回転比を
1/60とし、他側のカッタードラム17の回転比を1/200 と
している。
比、及び、他側カッタードラム17の回転比を、それぞ
れ、1/80〜1/50、1/220 〜1/150 の範囲で設定してお
り、本実施例では、一側のカッタードラム16の回転比を
1/60とし、他側のカッタードラム17の回転比を1/200 と
している。
【0062】したがって、上記した駆動モータ18,19 を
例えば3.7Kw 、1.5Kw の小型モータとしても、両カッタ
ードラム16,17 を同一方向に回転させることで、ペット
ボトルPBの塊aを両ドラム16,17 間でスリップさせなが
ら、順次下方へ送ることができ、同時に、梱包用バンド
bを円滑に切断することが可能となる。
例えば3.7Kw 、1.5Kw の小型モータとしても、両カッタ
ードラム16,17 を同一方向に回転させることで、ペット
ボトルPBの塊aを両ドラム16,17 間でスリップさせなが
ら、順次下方へ送ることができ、同時に、梱包用バンド
bを円滑に切断することが可能となる。
【0063】このように、本実施例における解体機1
は、きわめて省電力であって、ペットボトルPBのリサイ
クルコストを低減させることができる。
は、きわめて省電力であって、ペットボトルPBのリサイ
クルコストを低減させることができる。
【0064】次に、粗洗浄機5の構成について説明す
る。
る。
【0065】粗洗浄機5は、ベルトコンベヤ12により粗
切断機3と連絡されており、洗浄水を貯留した上部開口
の洗浄槽52内に、軸心周りに回転する主パドル55を設
け、洗浄槽52の上方から投入されたボトル片B1を回転洗
浄しながら、順次排出口56よりスクリューコンベア51に
受け渡し可能に構成したもので、しかも、前記排出口56
を、ボトル片B1やキャップPB' 等の洗浄物の排出方向に
対して、主パドル55の回転軸である攪拌軸54よりも上手
側にオフセットしたことに特徴がある。
切断機3と連絡されており、洗浄水を貯留した上部開口
の洗浄槽52内に、軸心周りに回転する主パドル55を設
け、洗浄槽52の上方から投入されたボトル片B1を回転洗
浄しながら、順次排出口56よりスクリューコンベア51に
受け渡し可能に構成したもので、しかも、前記排出口56
を、ボトル片B1やキャップPB' 等の洗浄物の排出方向に
対して、主パドル55の回転軸である攪拌軸54よりも上手
側にオフセットしたことに特徴がある。
【0066】すなわち、図6及び図7に示すように、粗
洗浄機5は、平面視でインボリュート曲線状に形成され
た洗浄槽52を基台50上に設け、同洗浄槽52上に攪拌モー
タ53を配設し、同攪拌モータ53と連動連結した攪拌軸54
を前記洗浄槽52内に垂下させ、主パドル55によってボト
ル片B1を強制的に攪拌洗浄可能とするとともに、前記排
出口56から洗浄後のボトル片B1をスクリューコンベア51
に受け渡すようにしている。57は副攪拌軸、58は副パド
ルである。
洗浄機5は、平面視でインボリュート曲線状に形成され
た洗浄槽52を基台50上に設け、同洗浄槽52上に攪拌モー
タ53を配設し、同攪拌モータ53と連動連結した攪拌軸54
を前記洗浄槽52内に垂下させ、主パドル55によってボト
ル片B1を強制的に攪拌洗浄可能とするとともに、前記排
出口56から洗浄後のボトル片B1をスクリューコンベア51
に受け渡すようにしている。57は副攪拌軸、58は副パド
ルである。
【0067】スクリューコンベア51で搬送された洗浄物
は、同スクリューコンベア51の先端に連結した排水スリ
ット部59上に落下し、小さなキャップPB' 等がスリット
から下方へ落下選別され、ボトル片B1は次工程である異
物チェックを行なう異物チェックライン13へ、連結コン
ベア13a によって搬送される。
は、同スクリューコンベア51の先端に連結した排水スリ
ット部59上に落下し、小さなキャップPB' 等がスリット
から下方へ落下選別され、ボトル片B1は次工程である異
物チェックを行なう異物チェックライン13へ、連結コン
ベア13a によって搬送される。
【0068】図7中、5aは排水口、5Mはスクリューコン
ベア用モータである。
ベア用モータである。
【0069】なお、前記排水口5aの下方には、前記した
比重分離器Fを配設しており、キャップPB' に混じって
ペット素材が排水スリット部59から落下してきた場合は
これを分部して回収し、リサイクルラインに戻せるよう
にしている。
比重分離器Fを配設しており、キャップPB' に混じって
ペット素材が排水スリット部59から落下してきた場合は
これを分部して回収し、リサイクルラインに戻せるよう
にしている。
【0070】次に脱水機8について説明する。
【0071】本実施例に係る脱水機8は、図2に示すよ
うに、筒状の外ケース80内にメッシュ状ドラム81を配設
し、同メッシュ状ドラム81の仮想軸芯上に、回転軸82を
配設するとともに、同回転軸82に、一定間隔をあけて複
数の羽根83を設けた構成としている。
うに、筒状の外ケース80内にメッシュ状ドラム81を配設
し、同メッシュ状ドラム81の仮想軸芯上に、回転軸82を
配設するとともに、同回転軸82に、一定間隔をあけて複
数の羽根83を設けた構成としている。
【0072】すなわち、入口84から投入された多量のボ
トルチップCは、羽根83の回転により、前記メッシュ状
ドラム81の壁に叩きつけられながら、順次前方へ搬送さ
れる間に水切りされることになる。
トルチップCは、羽根83の回転により、前記メッシュ状
ドラム81の壁に叩きつけられながら、順次前方へ搬送さ
れる間に水切りされることになる。
【0073】本脱水機8の構造は簡単であるが、水切り
効率は著しく高く、かかる構成によれば、ボトルチップ
Cをあらためて乾燥させる必要のない程度まで水切りす
ることができ、乾燥機9を設置しないでも、十分に袋詰
めが可能となる。
効率は著しく高く、かかる構成によれば、ボトルチップ
Cをあらためて乾燥させる必要のない程度まで水切りす
ることができ、乾燥機9を設置しないでも、十分に袋詰
めが可能となる。
【0074】以上説明してきたように、本発明に係るリ
サイクル装置Aは、あらゆる工程において省力化されて
おり、作業効率が良好で、ペットボトルPBのリサイクル
においける採算性を向上させ、社会に有益なサイクル運
動を具体的に進展させることができる。
サイクル装置Aは、あらゆる工程において省力化されて
おり、作業効率が良好で、ペットボトルPBのリサイクル
においける採算性を向上させ、社会に有益なサイクル運
動を具体的に進展させることができる。
【0075】
【発明の効果】請求項1記載の本発明では、梱包され
た複数のペットボトルを解体する工程と、解体されたペ
ットボトルを色分けするとともに、異物を除去する工程
と、ペットボトルを粗切断する工程と、粗切断されたボ
トル片を粗洗浄する工程と、粗洗浄されたボトル片をさ
らにチップ状に破砕する工程と、ボトルチップを洗浄す
る工程と、洗浄後にボトルチップを水切りする工程とを
備えることとしたので、ペットボトルの粗切断によっ
て、ボトル本体とは素材の異なるキャップやラベルを分
別しやすくすることができ、さらに、これを粗洗浄する
ことで略確実に分離できるとともに、ガラス片や異物を
除去して、次工程における破砕時にカッターの早期磨耗
を防止することができる。
た複数のペットボトルを解体する工程と、解体されたペ
ットボトルを色分けするとともに、異物を除去する工程
と、ペットボトルを粗切断する工程と、粗切断されたボ
トル片を粗洗浄する工程と、粗洗浄されたボトル片をさ
らにチップ状に破砕する工程と、ボトルチップを洗浄す
る工程と、洗浄後にボトルチップを水切りする工程とを
備えることとしたので、ペットボトルの粗切断によっ
て、ボトル本体とは素材の異なるキャップやラベルを分
別しやすくすることができ、さらに、これを粗洗浄する
ことで略確実に分離できるとともに、ガラス片や異物を
除去して、次工程における破砕時にカッターの早期磨耗
を防止することができる。
【0076】請求項2記載の本発明では、梱包された
複数のペットボトルを解体する工程の後に、梱包用の紐
類を風力選別して除去する工程を有することとしたの
で、略自動的に梱包用紐を分別することができることに
なり、人手を煩わすことがなく、合理的に作業が行なえ
る。。
複数のペットボトルを解体する工程の後に、梱包用の紐
類を風力選別して除去する工程を有することとしたの
で、略自動的に梱包用紐を分別することができることに
なり、人手を煩わすことがなく、合理的に作業が行なえ
る。。
【0077】請求項3記載の本発明では、梱包された
複数のペットボトルを解体する解体機と、解体後にぺッ
トボトルを粗切断する粗切断機と、ボトル片を粗洗浄す
る粗洗浄機と、粗洗浄されたボトル片をチップ状に破砕
する破砕機と、破砕されたボトルチップを洗浄する洗浄
機と、洗浄したボトルチップを遠心力により水切りする
脱水機とを具備することとしたので、人件費が大幅に低
減可能であり、かつ、破砕機のカッター交換時期などを
延長することができ、ランニングコスト的にきわめて有
利で、略自動化されたペットボトルリサイクル装置を提
供することができる。したがって、社会的に有益である
リサイクル運動を具体的に推し進めていくことが可能と
なった。
複数のペットボトルを解体する解体機と、解体後にぺッ
トボトルを粗切断する粗切断機と、ボトル片を粗洗浄す
る粗洗浄機と、粗洗浄されたボトル片をチップ状に破砕
する破砕機と、破砕されたボトルチップを洗浄する洗浄
機と、洗浄したボトルチップを遠心力により水切りする
脱水機とを具備することとしたので、人件費が大幅に低
減可能であり、かつ、破砕機のカッター交換時期などを
延長することができ、ランニングコスト的にきわめて有
利で、略自動化されたペットボトルリサイクル装置を提
供することができる。したがって、社会的に有益である
リサイクル運動を具体的に推し進めていくことが可能と
なった。
【0078】請求項4記載の本発明では、解体機と粗
切断機とをコンペヤ装置で連結し、同コンべヤ装置の中
途に、梱包用の紐類を風力選別する第1のブロワ装置を
配設するとともに、粗切断機と粗洗浄機との間に、ラベ
ル類を風力選別する第2のブロワ装置を配設したので、
梱包されたペットボトルの開梱作業及びラベル類の選別
を略自動化できる。
切断機とをコンペヤ装置で連結し、同コンべヤ装置の中
途に、梱包用の紐類を風力選別する第1のブロワ装置を
配設するとともに、粗切断機と粗洗浄機との間に、ラベ
ル類を風力選別する第2のブロワ装置を配設したので、
梱包されたペットボトルの開梱作業及びラベル類の選別
を略自動化できる。
【0079】請求項5記載の本発明では、前記解体機
は、機枠の上下部に設けた投入口と排出口との間に、互
いの回転比を異ならせた一対のカッタードラムを横架並
設し、さらに、両ドラムを同一方向に回転させるように
したので、小型のモータで対応することができ、イニシ
ャルコスト、ランニングコストともに低減することがで
きる。
は、機枠の上下部に設けた投入口と排出口との間に、互
いの回転比を異ならせた一対のカッタードラムを横架並
設し、さらに、両ドラムを同一方向に回転させるように
したので、小型のモータで対応することができ、イニシ
ャルコスト、ランニングコストともに低減することがで
きる。
【0080】請求項6記載の本発明では、前記粗洗浄
機は、洗浄水を貯留した上部開口の洗浄槽内に、軸心周
りに回転するパドルを設け、洗浄槽の上方から投入され
たボトル片を回転洗浄しながら、順次排出口よりスクリ
ューコンベアに受け渡し可能に構成し、しかも、前記排
出口を、ボトル片の排出方向に対して、パドルの回転軸
よりも上手側にオフセットしたので、次々に投入される
ボトル片を円滑に洗浄し、搬送することができる。
機は、洗浄水を貯留した上部開口の洗浄槽内に、軸心周
りに回転するパドルを設け、洗浄槽の上方から投入され
たボトル片を回転洗浄しながら、順次排出口よりスクリ
ューコンベアに受け渡し可能に構成し、しかも、前記排
出口を、ボトル片の排出方向に対して、パドルの回転軸
よりも上手側にオフセットしたので、次々に投入される
ボトル片を円滑に洗浄し、搬送することができる。
【図1】回収されたペットボトルの塊を示す説明図であ
る。
る。
【図2】本実施例に係るリサイクル装置の模式的説明図
である。
である。
【図3】粗切断されたペットボトルの説明図である。
【図4】粗切断機の正面図である。
【図5】同粗切断機の側面図である。
【図6】粗洗浄機の平面図である。
【図7】同粗洗浄機の正面図である。
A リサイクル装置 B1 ボトル片 PB ペットボトル C ボトルチップ 1 解体機 3 粗切断機 5 粗洗浄機 6 破砕機 7 洗浄機 8 脱水機
Claims (7)
- 【請求項1】梱包された複数のペットボトルを解体する
工程と、 解体されたペットボトルを色分けするとともに、異物を
除去する工程と、 ペットボトルを粗切断する工程と、 粗切断されたボトル片を粗洗浄する工程と、 粗洗浄されたボトル片をさらにチップ状に破砕する工程
と、 ボトルチップを洗浄する工程と、 洗浄後にボトルチップの水切りをする工程と、を備える
ことを特徴とするペットボトルのリサイクル方法。 - 【請求項2】梱包された複数のペットボトルを解体する
工程の後に、梱包用の紐類を風力選別して除去する工程
を有することを特徴とする請求項1記載のペットボトル
のリサイクル方法。 - 【請求項3】梱包された複数のペットボトルを解体する
解体機と、 解体後にぺットボトルを粗切断する粗切断機と、 粗切断されたボトル片を粗洗浄する粗洗浄機と、 粗洗浄されたボトル片をチップ状に破砕する破砕機と、 破砕されたボトルチップを洗浄する洗浄機と、 洗浄したボトルチップを遠心力により水切りする脱水機
と、を具備することを特徴とするペットボトルのリサイ
クル装置。 - 【請求項4】解体機と粗切断機とをコンペヤ装置で連結
し、同コンべヤ装置の中途に、梱包用の紐類を風力選別
する第1のブロワ装置を配設するとともに、粗切断機と
粗洗浄機との間に、ラベル類を風力選別する第2のブロ
ワ装置を配設したことを特徴とする請求項3記載のペッ
トボトルのリサイクル装置。 - 【請求項5】解体機は、機枠の上下部に設けた投入口と
排出口との間に、互いの回転比を異ならせた一対のカッ
タードラムを横架並設し、さらに、両ドラムを同一方向
に回転させるようにしたことを特徴とする請求項3又は
4に記載のペットボトルのリサイクル装置。 - 【請求項6】粗洗浄機は、洗浄水を貯留した上部開口の
洗浄槽内に、軸心周りに回転するパドルを設け、洗浄槽
の上方から投入されたボトル片を回転洗浄しながら、順
次排出口よりスクリューコンベアに受け渡し可能に構成
し、しかも、前記排出口を、ボトル片の排出方向に対し
て、パドルの回転軸よりも上手側にオフセットしたこと
を特徴とする請求項3又は4に記載のペットボトルのリ
サイクル装置。 - 【請求項7】脱水機は、メッシュ状ドラム内に、同ドラ
ムの仮想軸芯上に回転軸を配設するとともに、同回転軸
に、一定間隔をあけて複数の羽根を設け、投入された多
量のボトルチップを、羽根の回転によりドラム壁に叩き
つけながら、順次前方へ搬送可能としたことを特徴とす
る請求項3又は4に記載のペットボトルのリサイクル装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20220599A JP2001026016A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | ペットボトルのリサイクル方法、及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20220599A JP2001026016A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | ペットボトルのリサイクル方法、及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001026016A true JP2001026016A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16453714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20220599A Pending JP2001026016A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | ペットボトルのリサイクル方法、及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001026016A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030077808A (ko) * | 2002-03-27 | 2003-10-04 | 알티전자 주식회사 | 자원 회수장치의 자원투입부 및 그 제어방법 |
JP2008238460A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Tatsumi Air Engineering Co Ltd | ペットボトルの処理装置 |
JP2010158638A (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-22 | Alt:Kk | ペットボトルの洗浄破砕装置への循環型給水装置 |
JP2015501852A (ja) * | 2011-11-10 | 2015-01-19 | グヴェン アリー ハカンGUVEN, Ali Hakan | 廃棄熱可塑性プラスチック材料を再生して、その再生熱可塑性プラスチックを複合材料の生産に用いるための方法 |
CN107774425A (zh) * | 2017-10-24 | 2018-03-09 | 湖州城区天顺化工厂 | 一种化工物料粉碎干燥装置 |
CN111113721A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-05-08 | 江苏维特思无纺布有限公司 | 用于无纺布生产的清洁型回料设备 |
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