JP2001026006A - 木材加工装置の木材加工位置の調整方法および調整システム - Google Patents

木材加工装置の木材加工位置の調整方法および調整システム

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JP2001026006A
JP2001026006A JP11199154A JP19915499A JP2001026006A JP 2001026006 A JP2001026006 A JP 2001026006A JP 11199154 A JP11199154 A JP 11199154A JP 19915499 A JP19915499 A JP 19915499A JP 2001026006 A JP2001026006 A JP 2001026006A
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JP
Japan
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processing position
deviation
computer
wood processing
cause
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JP11199154A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Yada
達雄 矢田
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TOA Engineering Co Ltd
Original Assignee
TOA Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工位置のズレの発生原因を確定し、木材加
工装置を再設定する作業が困難であった。 【解決手段】 予め確認した木材加工位置のズレの発生
形態LFと発生原因LCを複数のパターンPとして分類
し、分類された複数のパターンPをコンピューター2に
予め入力記憶させる。ワークWに加工位置のズレLを見
付けた場合に、その発生形態LFをデータD2化して、
コンピューター2にフィードバックさせて、記憶されて
いる複数のパターンPとワークの加工位置のズレの発生
形態LFとを照合させ加工位置のズレの発生原因LCを
確定させた後、その加工位置のズレの発生原因LCから
予め与えられていた木材加工装置1の設定値D1を自動
的に補正して、新たな設定値D3として木材加工装置1
を自動調整することを特徴とする木材加工装置の木材加
工位置調整方法および調整システムによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木材加工機の木
材加工位置調整方法、および木材加工位置調整システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプレカット工法を行う木材加工装
置は、図2に示すように搬送コンベアC上を搬送されて
きた被加工木材であるワークWをワーク位置決め装置A
で位置決めし、クランプによりクランプし、次にカッタ
ー、ドリルなど複数のツールT1、T2を有する木材加
工機Bにより加工するのが一般的である。
【0003】プレカット加工では、次々に送られてくる
ワークWは、予め加工データをコンピューターに登録さ
せておき、その加工データが登録されたコンピューター
からの指示によりワーク位置決め装置A、クランプ、お
よび木材加工機Bなどの木材加工装置を自動的に作動さ
せプレカット加工するシステム(CAD・CAMマシン
等)によって、順次加工される加工方法が一般的であ
る。
【0004】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、様
々な寸法のワークと、様々な形状、種類のプレカット加
工を行うため、ワークの加工位置がズレることを完全に
防ぐことは非常に困難であった。そしてワークの加工位
置のズレは、その発生形態により複数のパターンがあ
り、そのパターン毎に加工位置のズレの発生原因が異な
ることが知られている。例えば、複数のワークの加工位
置が、全てある一定の方向に一定距離だけずれて加工さ
れていれば、そのズレの発生原因は、ワーク位置決め装
置の設定値(プログラム)が間違っていると推定され
る。また、木材加工機BのツールT1で加工したワーク
Wのみの加工位置がズレる発生形態の場合は、木材加工
機のツールT1の設定値のみが間違っていると推定され
る。
【0005】このような場合、それぞれの加工位置のズ
レの発生原因を突き止めて、その発生原因の装置に入力
されている設定値を再設定する必要がある。しかしなが
ら、従来は、よほど熟練し能力の高い作業者でないかぎ
り、その発生原因を突き止め、その発生原因に係る装置
の設定値を再設定する作業が非常に困難であった。その
ため、ワークに加工位置のズレが発生した場合、機械マ
ニュアルや、専門のコンピュータサポーターへの問い合
わせなどで対応しており、木材加工位置のズレの発見
と、その発生原因装置への再設定は容易に行われがたい
課題があった。
【0006】
【課題を解決する為の手段】この課題を解決する為に、
コンピューターに入力された設定値にしたがって搬送さ
れてくる複数のワークをプレカット加工する木材加工装
置において、予め確認した木材加工位置のズレの発生形
態と発生原因を複数のパターンとして分類し、分類され
た複数のパターンをコンピューターに予め入力記憶させ
ておき、かつ加工されるワークに加工位置のズレを見付
けた場合に、その加工位置のズレの発生形態をデータ化
して、コンピューターにフィードバックさせて、記憶さ
れている複数のパターンとワークの加工位置のズレの発
生形態とを照合させて、加工位置のズレの発生原因を確
定させた後、その加工位置のズレの発生原因から予め与
えられていた木材加工装置の設定値を自動的に補正し
て、木材加工装置を自動調整することを特徴とする木材
加工装置の木材加工位置調整方法を提案する。
【0007】また、コンピューターに入力された設定値
にしたがって搬送されてくる複数のワークをプレカット
加工する木材加工装置において、予め確認した木材加工
位置のズレの発生形態と発生原因を複数のパターンとし
て分類し、分類された複数のパターンをコンピューター
に予め入力記憶させておき、かつ加工されるワークに加
工位置のズレを作業者またはCCDカメラ等のズレ発見
装置によって見付けた場合に、その加工位置のズレの発
生形態をデータ化して、作業者によって、または自動的
にコンピューターにフィードバックさせて、記憶されて
いる複数のパターンと、ワークの加工位置のズレの発生
形態とを照合させて、加工位置のズレの発生原因を確定
させた後、その加工位置のズレの発生原因から予め与え
られていた木材加工装置の設定値を自動的に補正して、
木材加工装置を自動調整することが可能であることを特
徴とする木材加工装置の木材加工位置調整方法を提案す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態である木材
加工装置の木材加工位置調整方法および調整システムを
説明するシステム説明図である図1に基づいて説明す
る。
【0009】プレカット木材加工時に発生するワーク1
の加工位置のズレLを、予め多数収集し、その発生形態
LFと発生原因LCとの関連を確定してパターンPを作
成し、発生原因LCと発生形態LFを対応させた複数の
パターンPとして分類する。分類された複数のパターン
Pは、予め木材加工装置1にプレカット加工を指示する
設定値D1をコンピューター2に入力させ記憶させてお
く。
【0010】コンピューター2によって指示される木材
加工装置1は、ワークWを搬送してくる搬送装置10、
ワークWを位置ぎめしクランプする位置決め装置11、
カッター、ドリルなどの複数のツール10a、10b〜
10xが取り付けられワークWをプレカット加工する木
材加工機12等からなる。
【0011】搬送装置10である搬送コンベア上を搬送
されてくるワークWは、予めコンピューター2に入力さ
れた設定値D1にしたがって停止させ位置決めする位置
決め装置11によって、搬送装置10上で停止されクラ
ンプ装置によってクランプされる。
【0012】木材加工機12は、カッター、ドリルなど
の複数のツールT1、T2〜Tnを取り付けられてお
り、予めコンピューター2に入力された設定値D1にし
たがって、ワークWの指定された箇所を、指定された方
向に切断、穿孔して、搬送されてくる複数のワークWを
プレカット加工する。
【0013】次に、ワークWは、木材加工機12の複数
のツールTにより、設定値D1にしたがってプレカット
加工される。
【0014】このようにして、1種類のプレカット形状
の多数のワークWは、順次プレカット加工される。
【0015】プレカット加工されたワークWの中に加工
位置のズレLを、作業者3aまたはCCDカメラ等のズ
レ発見装置3bによって見付けられる場合が生じる。こ
のような場合は、その加工位置のズレLの発生形態LF
を、作業者3aがデータD2化してコンピューター2に
送信してフィードバックさせるか、またはCCDカメラ
等のズレ検査装置3bによって自動的にコンピューター
2に送信してフィードバックさせ、予めコンピューター
2に入力記憶されていた複数のパターンPと照合する。
【0016】コンピューター2は、予め入力されている
ワークWの加工位置のズレLの発生原因LCと発生形態
LFから作成された複数のパターンPと、送信されてく
る発生形態LFのデータD2とを照合し対応させること
によって、加工位置のズレLの発生原因LCを確定す
る。この加工位置のズレLの発生原因LCを確定するこ
とによって、コンピューター2は、予め入力されていた
設定値D1を自動的に調整してなる補正された設定値D
3を木材加工装置1に送信する。
【0017】木材加工装置1は、新たに補正された設定
値D3により、ワークWを正しい加工位置においてプレ
カット加工を行うことができる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、従来の作業に比較し
て非常に容易に、プレカット加工位置のズレの発生原因
を確定でき、それにしたがって非常に迅速に木材加工装
置の設定値を補正して再設定することが可能になる。
【0019】したがって、プレカット加工作業に遅滞を
生ずることがなくなり、作業効率が非常に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態である木材加工機の木
材加工位置調整方法および調整システムを説明するシス
テム説明図
【図2】 従来の木材加工装置の平面説明図
【符号の説明】
1 木材加工装置 10 ワーク搬送装置 11 ワーク位置決め装置 12 木材加工機 T1、T2、Tn ツール 2 コンピューター 3a 作業者 3b CCDカメラ等のズレ検査装置 P 加工位置のズレの複数のパターン D1 最初に入力されるプレカット加工用設定値 D2 加工位置のズレの発生形態のデータ D3 D2によって補正されたプレカット加工用設定値 L 加工位置のズレ LF 加工位置のズレの発生形態 LC 加工位置のズレの発生原因 W ワーク(被加工用木材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピューターに入力された設定値にし
    たがって搬送されてくる複数のワークをプレカット加工
    する木材加工装置において、予め確認した木材加工位置
    のズレの発生形態と発生原因を複数のパターンとして分
    類し、分類された複数のパターンをコンピューターに予
    め入力記憶させておき、かつ加工されるワークに加工位
    置のズレを見付けた場合に、その加工位置のズレの発生
    形態をデータ化して、コンピューターにフィードバック
    させて、記憶されている複数のパターンとワークの加工
    位置のズレの発生形態とを照合させて、加工位置のズレ
    の発生原因を確定させた後、その加工位置のズレの発生
    原因から予め与えられていた木材加工装置の設定値を自
    動的に補正して、木材加工装置を自動調整することを特
    徴とする木材加工装置の木材加工位置調整方法。
  2. 【請求項2】 コンピューターに入力された設定値にし
    たがって搬送されてくる複数のワークをプレカット加工
    する木材加工装置において、予め確認した木材加工位置
    のズレの発生形態と発生原因を複数のパターンとして分
    類し、分類された複数のパターンをコンピューターに予
    め入力記憶させておき、かつ加工されるワークに加工位
    置のズレを作業者またはCCDカメラ等のズレ発見装置
    によって見付けた場合に、その加工位置のズレの発生形
    態をデータ化して、作業者によって、または自動的にコ
    ンピューターにフィードバックさせて、記憶されている
    複数のパターンと、ワークの加工位置のズレの発生形態
    とを照合させて、加工位置のズレの発生原因を確定させ
    た後、その加工位置のズレの発生原因から予め与えられ
    ていた木材加工装置の設定値を自動的に補正して、木材
    加工装置を自動調整することが可能であることを特徴と
    する木材加工装置の木材加工位置調整方法。
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