JP2001025631A - ガス浄化装置 - Google Patents

ガス浄化装置

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JP2001025631A
JP2001025631A JP11202345A JP20234599A JP2001025631A JP 2001025631 A JP2001025631 A JP 2001025631A JP 11202345 A JP11202345 A JP 11202345A JP 20234599 A JP20234599 A JP 20234599A JP 2001025631 A JP2001025631 A JP 2001025631A
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gas
filter
nozzle
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dust
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JP11202345A
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Tsuyoshi Oishi
強 大石
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KANKEN KK
Kanken KK
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KANKEN KK
Kanken KK
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Publication date
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  • Plasma Technology (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃および臭気成分および有害成分を含む浄
化されるべきガスによるダクトなどの汚染を防ぐ。 【解決手段】 ハウジング1の内部空間を仕切板3によ
って下方の第1室4と上方の第2室5とに仕切り、第1
室4に、浄化されるべきガスを供給する。仕切板3に
は、複数の筒状のバグフィルタなどのようなフィルタ1
7の上部が取外し可能に設けられ、塵埃を除去する。フ
ィルタ17の上部には、プラズマ発生手段21が直接に
取外し可能に取付けられ、塵埃が除去されたガスは、ダ
クトなどを介することなく直接にプラズマ雰囲気22に
導かれて、臭気成分および有害成分が分解除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス浄化装置に関
し、さらに詳しくは、都市ごみ処理プラントなどから排
出されるガスを処理するために好適に用いられるガス浄
化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ごみの破砕分別プラントおよびRD
Fプラントなどの都市ごみ処理プラントでは、ごみから
発生する臭気をプラント外に排出させないように浄化装
置である脱臭装置が設置される。従来の技術の脱臭装置
は活性炭による吸着を主体とする吸着式脱臭装置であ
り、臭気を含んだ排ガスを吸着式脱臭装置に導いて活性
炭に臭気を吸着させて脱臭を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
前記吸着式脱臭装置の活性炭が飽和吸着量に達したとき
には、活性炭を再生または交換しなければならず、また
充填使用する活性炭の量が多ければ長期間の使用に耐え
ることができるが、前記装置が大形になって設備コスト
が増大し、活性炭の量が少なければ前記装置の小形化を
図ることができるが、前記装置の使用期間が短くなり、
活性炭の再生または交換を度々行わなければならず、保
守管理に手間がかかるという問題がある。
【0004】また都市ごみ焼却プラントからの排ガス中
には塩化水素、NOX、SOXおよびダイオキシンなどの
有害成分が含まれているが、前記脱臭装置によって前記
有害成分を排ガス中から除去することはできず、前記有
害成分を除去するための装置が別途必要となり、設備の
構成が複雑化するという問題がある。
【0005】或る提案された技術では、バグフィルタに
よって塵埃を除去して清浄化されたガスを、プラズマ発
生手段のプラズマ雰囲気中に、ダクトを用いて供給し、
臭気成分および有害成分、たとえばダイオキシン、NO
x、およびSOxを分解して除去する。この先行技術で
は、バグフィルタとプラズマ発生手段との間に比較的長
いダクトが介在されるので、このダクトの内周面に、臭
気成分および有害成分が付着し、また離脱し、このよう
な付着、離脱を繰返して堆積し、ダクトが汚染されるこ
とになる。
【0006】本発明の目的は、保守管理に手間がかから
ず、構成の簡略化を図ることができ、さらにガス中の臭
気成分および有害成分によってダクトが汚染されること
がないようにしたガス浄化装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上下に延びる
筒状のフィルタの上部に、プラズマ発生手段を直接に配
置し、フィルタによる浄化後のガス中に含まれる臭気成
分および有害成分を、プラズマ雰囲気中で直ちに分解す
ることを特徴とするガス浄化装置である。
【0008】本発明に従えば、上下に延びる筒状のフィ
ルタは、たとえばバグフィルタなどであり、このフィル
タの上部に、プラズマ雰囲気が形成され、フィルタの上
部とプラズマ雰囲気との間には、前述の先行技術に関連
して述べたダクトなどが介在されず、フィルタの上部に
プラズマ雰囲気が直接に連なる。したがってダクトなど
が臭気成分および有害成分によって汚染されることはな
い。
【0009】また本発明に従えば、集塵手段は煤塵など
の塵埃を含むガス、たとえば煤塵などの塵埃と臭気成分
およびダイオキシンなどの有害成分とを含む空気から塵
埃を捕集して除去し、プラズマ発生手段には塵埃が除去
されたガスだけが供給されるので、放電によって発生し
たプラズマによって、塵埃が除去されたガス中の臭気成
分および有害成分を分解して除去することができ、プラ
ズマ発生手段の清掃などの手間がかからず、簡単な構成
で浄化装置の保守管理を容易にすることができる。
【0010】また本発明は、ハウジングと、ハウジング
内の空間を上下に仕切る仕切板であって、ハウジング内
の空間のうち、仕切板の下方に浄化されるべきガスが供
給される第1室が形成され、仕切板の上方に浄化後のガ
スが導かれる第2室が形成される仕切板と、上下に延
び、仕切板に上下の外周部が連結され、下部が閉じられ
る筒状のフィルタと、第2室内でフィルタの上部に直接
に設けられ、フィルタの上部に直接に連なるプラズマ雰
囲気を形成するプラズマ発生手段とを含むことを特徴と
するガス浄化装置本発明に従えば、ハウジング内の空間
における第1室に、浄化されるべきガスが供給される。
このガスは、筒状のフィルタの外方から内方に通過し、
これによって煤塵などの塵埃が除去される。フィルタ内
の浄化されたガスは、フィルタの上部に直接に連なるプ
ラズマ雰囲気に導かれ、ここで、塵埃が除去されて清浄
化されたガスに含まれている臭気成分および有害成分が
分解されて除去される。臭気成分および有害成分という
のは、たとえばダイオキシン、NOx、SOxおよびそ
の他の有機化学物質などの臭気または有害な物質であっ
てもよい。
【0011】本発明に従えば、前記プラズマ発生手段は
放電電極およびアース電極間のガスを放電によって電子
とイオンとに電離させ、電子の電子温度がイオンのイオ
ン温度に比べて高い状態で電子とイオンとが熱力学的に
平衡していない状態の低温プラズマである非平衡プラズ
マを発生させるので、放電によって発生する各電極間の
プラズマ雰囲気中の温度上昇を伴わないで、高速の電子
を得ることができ、この高速の電子を塵埃が除去された
ガス中の臭気成分および有害成分に衝突させて、反応性
に富む化学的活性種を生成し、化学反応を起こさせて前
記ガス中の臭気成分および有害成分を除去することがで
きる。また放電によって発生する各電極間のプラズマ雰
囲気中のガスの温度は熱プラズマに比べて低温に保たれ
ているので、プラズマ発生手段に冷却手段などを設ける
必要がない。またプラズマ発生手段から排出されるガス
の温度も低温に保たれ、熱プラズマを用いるときのよう
に高温のガスが排出されることがなく、排出されるガス
の冷却手段などを設ける必要がなく、構成の簡略化を図
ることができる。
【0012】また本発明のプラズマ発生手段は、上下に
延びる軸線を有する螺旋状、透孔状または円筒状アース
電極と、アース電極の軸線上に配置される放電電極とを
含むことを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、螺旋状アース電極の軸線
上に放電電極が配置されてプラズマ発生手段が構成され
る。したがって前記アース電極は、前記放電電極の軸線
に沿って延び、前記放電電極を中心としてほぼ一定の内
径を有するループ状に形成されるので、放電電極および
アース電極間の距離を一定に保つことができ、放電距離
を高精度に保持することができる。また前記アース電極
の製造が容易であり、前記放電電極および前記アース電
極間の高速の電子が得られる放電領域は、ループ状に形
成される。したがって塵埃の除去された臭気成分および
有害成分を含むガスを、前記アース電極の軸線方向およ
び軸線方向に交差する方向のいずれか一方に通過させる
ことによって、前記ガスを確実に処理することができ
る。これとともに、前記アース電極の表面積を、たとえ
ば円筒状に形成された同一寸法のアース電極の表面積よ
りも小さくすることができる。これによって放電電極お
よびアース電極間の静電容量を小さくして、放電電位に
達するために要する時間を短縮し、非平衡プラズマを発
生させやすくして、高速の電子を得ることができる。
【0014】本発明に従えば、前記アース電極にはその
素線間に複数の透孔が形成されるので、塵埃が除去され
たガスを各透孔を介して非平衡プラズマが発生する各放
電電極およびアース電極間の空間に供給して、前記ガス
中の臭気成分および有害成分を分解除去し、この分解除
去したガスを前記空間から各透孔を介して排出すること
ができる。またアース電極に平行な方向で、かつ放電電
極に交差する方向および各放電電極に沿う方向だけでな
く、アース電極側から各放電電極に交差する方向に、塵
埃が除去されたガスを大きな流量で通過させて前記ガス
を処理することができる。これとともに、アース電極の
表面積を、複数の透孔が形成されていない同一寸法のア
ース電極の表面積よりも小さくすることができる。これ
によって各放電電極およびアース電極間の静電容量を小
さくして、放電電位に達するために要する時間を短縮
し、非平衡プラズマを発生させやすくして、高速の電子
を得ることができる。
【0015】本発明に従えば、フィルタは、たとえばバ
グフィルタであり、そのフィルタの周囲から煤塵などの
塵埃を含むガスをフィルタに導き、フィルタによって煤
塵などの塵埃を捕集し、塵埃が除去されたガスを放電電
極とアース電極との間の空間に導いて、放電電極および
アース電極間に発生するプラズマによって塵埃が除去さ
れたガス中の臭気成分および有害成分を分解除去するこ
とができる。またフィルタに導かれる前記塵埃を含むガ
スは、フィルタの周囲から導かれるので、フィルタの設
置位置にかかわらず、ほぼ均等に塵埃を捕集することが
できる。
【0016】また本発明は、フィルタの上部とプラズマ
発生手段の下部との間に設けられ、フィルタの内周面に
沿って下方に向けて圧縮ガスを噴射するノズルを有する
ノズル手段と、ノズルに圧縮ガスを間欠的に供給する圧
縮ガス源とを含み、ノズルから噴射する圧縮ガスによっ
て第2室からのガスを、エジェクタ効果によってフィル
タ内方に向けて誘い込むことを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、圧縮ガス源は、たとえば
空気圧縮機からの高圧力圧縮空気を、電磁開閉弁を介し
て供給する構成を有してもよく、この圧縮空気などの圧
縮ガスは、ノズル手段のノズルから噴射され、フィルタ
の内周面に沿って下方に向けて噴射され、そのエジェク
タ効果によって、第2室からのガスを誘い込みフィルタ
内方に向けて押込む。圧縮ガス源からの圧縮ガスは、予
め定める定期的に運転中でも一定の時間間隔で、間欠的
に、すなわちパルス状に瞬時に供給される。したがって
ノズルからの圧縮ガスの体積の数倍の空気を、第2室か
ら誘い込み、フィルタ内に押込む。こうしてフィルタ内
に大量のガスが急激に突入することによって、フィルタ
がフィルタ内部の押込まれたガスによって濾材に逆洗気
流が通過することになり、逆洗洗浄される。したがって
フィルタの外周面に付着している塵埃が除去され、落下
する。
【0018】フィルタが可撓性を有するたとえばバグフ
ィルタなどであるときにはさらに、このフィルタ内方に
供給されたガスによって、そのフィルタが膨らむなどし
て変形する。このようなフィルタの急激な変形によっ
て、フィルタの外周面に付着している塵埃が、フィルタ
の変形による衝撃力によって分離し、除去され、落下す
ることになる。こうしてフィルタの洗浄を容易に行うこ
とができる。
【0019】また本発明は、フィルタとプラズマ発生手
段とが、仕切板の上方に取外し可能に設けられることを
特徴とする。
【0020】本発明に従えば、仕切板から上方にプラズ
マ発生手段を除去することができ、また仕切板から上方
にフィルタを除去することができ、こうしてプラズマ発
生手段とフィルタとの保守点検を容易に行うことがで
き、フィルタの交換作業が容易である。また本発明で
は、ノズル手段を取外して除去することもでき、これに
よって保守点検作業が容易である。
【0021】また本発明は、ノズル手段はプラズマ発生
手段の下部を外囲する環状のヘッダであって、このヘッ
ダの下部に、下方に向けて開口するノズルが形成される
ヘッダと、ノズルよりも下方からフィルタの上部下方に
延び、下方になるにつれて内径が小さくなるスロート部
を有し、ノズルからの圧縮ガスを下方に案内する案内部
材とを有することを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、ヘッダに圧縮ガス源から
の圧縮ガスを供給することによって、ヘッダの下部に形
成されたノズルから、圧縮ガスが下方に噴射される。こ
のノズルからの圧縮ガスは、案内部材のスロート部に導
かれ、このスロート部で圧縮ガスがさらに高速度とされ
ることによって、ベンチュリによるエジェクタ効果が発
揮される。したがって圧縮空気がスロート部を通過する
ことによって第2室からのガスが吸引されてフィルタ内
方に誘い込まれる。ノズルは環状のヘッダに周方向に連
続して、または間隔をあけて形成され、したがってフィ
ルタの全周にわたり、均一に圧縮ガスを噴射し、ガスを
突入させることができる。したがってフィルタに付着し
た塵埃を全外周面にわたって払い落とすことが容易に可
能である。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
ガス浄化装置のプラズマ発生部を切欠いて示す斜視図で
ある。上下に延びるハウジング1の内部空間2は、仕切
板3によって、仕切板3の下方の第1室4と仕切板3の
上方の第2室5とに仕切られる。第1室4には、ハウジ
ング1の側部に形成された入口ダクト6から案内板7に
よって形成された導入空間8を経て、第1室4の下方の
空間9から、塵埃および臭気成分および有害成分を含む
浄化されるべきガス10が供給される。第2室5からの
浄化後ガス14は、その第2室5から押出され、または
誘引ファンによって誘引され排出される。
【0024】図2は、図1に示されるガス浄化装置の縦
断面図である。仕切板3には複数の取付け口16が形成
され、この取付け口16には、個別的に有底筒状のフィ
ルタ17の上部18が取外し可能に装着される。フィル
タ17は、たとえば耐熱性濾布テファイア(商品名)お
よびガラス繊維などから成る濾材から構成されてもよ
い。フィルタ17の鉛直軸線に垂直な断面はたとえば円
形であり、底19は閉塞され、上部18は開放される。
第2室4内に導入されたガスがフィルタ17を厚み方向
に通過することによって、そのフィルタ17の外周面に
塵埃が捕捉されガスが浄化される。フィルタ17によっ
て捕捉され、そのフィルタ17から分離した塵埃は、第
1室4の下部20に落下し、外部に排出される。フィル
タ17の上部18には直接に、すなわちダクトを介在す
ることなく、プラズマ発生手段21のプラズマ雰囲気2
2が連なる。このプラズマ発生手段21は、第2室5に
設けられ、仕切板3の上部に取外し可能に装着される。
【0025】図3は、第2室5とその付近の一部を簡略
化して示す斜視図である。このプラズマ発生手段21
は、上下に延びる鉛直軸線を有する螺旋状アース電極2
4と、そのアース電極24の鉛直軸線上に配置される放
電電極25とを含み、アース電極24と放電電極25と
の間のプラズマ雰囲気22に、プラズマが発生される。
【0026】図4は、プラズマ発生手段21付近の一部
の断面図である。プラズマ発生手段21は、フィルタ1
7の上部18に直接に、プラズマ雰囲気22が連なる。
フィルタ17の外周部に捕捉された塵埃を、保守のため
に払落とすことができるようにするために、ノズル手段
28が設けられる。
【0027】図5は、プラズマ発生手段21とその付近
の拡大断面図である。プラズマ発生手段21は、上下に
等ピッチを有する螺旋状アース電極24の鉛直軸線上
に、前述のように放電電極25が上下に延びて配置され
る。
【0028】図6は、図5に示されるプラズマ発生手段
21とその付近の簡略化した平面図である。アース電極
24は、周方向に等間隔に複数(たとえばこの実施の形
態では4)の支柱31によって固定される。アース電極
24、放電電極25および支柱31は、金属などの導電
性材料から成る。アース電極24は接地され、放電電極
25との間に、たとえば直流100〜200kVの高電
圧が、パルス直流電源から供給される。このとき周波数
は100〜2000Hzであり、電圧の立上り時間は2
0〜300nsである。アース電極24の直円筒状の内
径は、たとえば150〜200mmφであり、上下のピ
ッチは、たとえば30mmであってもよい。なお、各電
極24,25の極性は、放電電極25が正極であり、ア
ース電極24が負極である。また、放電電極25は、そ
の断面形状が略四角形状に形成され、その各隅部が鋭角
にそれぞれ形成される。
【0029】図7は、ノズル手段28付近の拡大断面図
である。ノズル手段28は、プラズマ発生手段21の下
部である支柱31の下部を外囲する環状のヘッダ33を
有する。このヘッダ33の内周面には、支柱31が図7
の上方に取外し可能に、または取外しができないように
取付けられる。ヘッダ33には、ハウジング1の上部に
取付けられたガス貯留室34に、圧縮機11から電磁開
閉弁12を介する圧縮ガス、たとえば圧縮空気が、保守
点検時に、電磁開閉弁12の間欠的な開閉制御動作によ
ってパルス状に与えられる。この圧縮空気などのガス
は、圧縮機11によって圧縮され、電磁開閉弁12によ
って供給される。圧縮機11および電磁開閉弁12は、
圧縮ガス源を構成する。ヘッダ33の下部には、ノズル
部材34が固定される。ノズル部材34には、ノズル孔
35が形成される。ノズル孔35の軸線36は、下方に
なるにつれてフィルタ17の半径方向内方(図7の右
方)に近付くように傾斜される。ヘッダ33には取付け
板37が固定される。この取付け板37には、案内部材
38の取付け部39が固定される。フィルタ17の上部
18は、取付け筒40に連結される。取付け筒40は、
外向きフランジ状の取付け座41に固定される。取付け
座41は、仕切板3の上面に、取付け口16内で載置さ
れて支持される。
【0030】案内部材38は、取付け座41から傾斜し
た中空円錐台部43と、その中空円錐台部43の下端部
に連なるスロート部44と、このスロート部44の下部
に連なり、下方になるにつれて内径が大きくなる短い中
空円錐台部45とを含む。スロート部44は、フィルタ
17の上部18内方に延び、下方になるにつれてその内
径が小さくなるように形成される。こうしてノズル35
から矢符36のように噴射される圧縮空気は、傾斜面4
3を経てスロート部44に至り、速度が増加される。し
たがって第2室5内の空気は、プラズマ雰囲気22およ
びその側方から、スロート部44に誘い込まれ、エジェ
クタ効果が達成される。こうして大量のガスがフィルタ
17内に突入され、フィルタ17の逆洗洗浄と、フィル
タ17の膨らみによる衝撃力とが達成され、したがって
フィルタ17の外周面に捕捉されて付着した塵埃が、下
方に離脱落下される。
【0031】保守点検時には、プラズマ発生手段21を
第2室5内で上方に取外し、またノズル手段28を仕切
板3の上方に取外すことができる。ノズル手段28は、
案内部材38と一体的であってもよく、この案内部材3
8もまた、仕切板3から第2室5内に上方に引き抜いて
取外すことができる。その後さらに仕切板3の上方か
ら、取付け座41を離脱してフィルタ17を第2室5の
上方に取外し、補修、交換を行うことができる。
【0032】本発明は、既存のフィルタ17を備えるハ
ウジング1内の第2室5に、本発明に従ってプラズマ発
生手段21、ノズル手段28および案内部材38を設け
ることによって、従来から使用中のバグフィルタに、プ
ラズマ雰囲気による臭気成分および有害成分の除去を行
うとともに、バグフィルタなどのフィルタ17における
外周面の塵埃の除去作業を行うことができるように、容
易に改変することができるという優れた効果が達成され
る。第2室5内の空気は、矢符47,48,49で示さ
れるようにして、フィルタ17内に導入される。
【0033】放電電極25の上部は、導電性材料、たと
えば金属製の棒から成る吊下げ枠51に固定される。こ
の吊下げ枠51は、絶縁支持碍子52を介してハウジン
グ1の天井53に固定される。
【0034】煤塵などの塵埃を含むガスは、ハウジング
1内に供給される。供給されたガスは、たとえば1m/
sでフィルタ17を通過する。このときフィルタ17で
は、前記ガス中の塵埃が捕集される。この塵埃が除去さ
れたガスは、プラズマ発生手段21に供給される。プラ
ズマ発生手段21では、塵埃が除去されたガス中の臭気
成分および有害成分に、放電電極およびアース電極間に
発生する非平衡プラズマの高速の電子が衝突して、イオ
ン、ラジカルおよび励起分子などの反応性に富む化学的
活性種を生成し、プラズマ発生手段21内で化学反応を
起こさせて前記ガス中の臭気成分および有害成分を化学
的に分解し、臭気成分および有害成分が除去された清浄
なガスをプラズマ発生手段21から排出する。この化学
反応は、励起分子の化学反応ならびにイオンおよびラジ
カルを連鎖連絡体とする連鎖反応が生じている。このよ
うな励起分子の化学反応および前記連鎖反応は、少なく
とも高速の電子が放出されている限り継続する。プラズ
マ発生手段21から排出された清浄なガスは、第2室か
ら排出される。
【0035】すなわち、プラズマ発生手段21に供給さ
れるガス、たとえばアンモニア、硫化水素、メチルメル
カプタン、硫化メチル、トリメチルアミン、アセトアル
デヒド、スチレン、および二硫化メチルなどの臭気成
分、ならびにNOX、SOX、およびダイオキシンなどの
有害成分を含む空気またはガスは、プラズマ発生手段2
1の放電電極およびアース電極間で得られる高速の電子
と前記ガス中の臭気成分および有害成分との衝突によっ
て化学的活性種が生成され、化学反応を起こさせてガス
中の臭気成分および有害成分が除去される。このように
して前記臭気成分および有害成分を含む空気またはガス
は、処理されて清浄になる。
【0036】ここで本件装置を用いて臭気成分および有
害成分を含むガスを処理すると、臭気成分では99%程
度、ダイオキシンでは90〜99%程度、一酸化窒素N
Oでは90%程度、NOxでは50%程度がガス中から
除去される。
【0037】プラズマ発生手段21に塵埃が供給される
と、塵埃が非平衡プラズマの高速の電子によって帯電し
てアース電極に付着し、プラズマ発生手段21の清掃な
どの手間がかかってしまう。また塵埃が繊維状であると
きには、この塵埃がアース電極に対して垂直に付着し
て、放電電極および塵埃の先端間で火花放電が生じて電
圧が下がり、高速の電子が得られなくなるという不具合
が生じてしまう。しかしながら、本発明の装置におい
て、プラズマ発生手段21には塵埃が除去されたガスが
供給されるので、このような不具合が生じない。
【0038】フィルタ17は、煤塵などの塵埃を含むガ
スから塵埃を捕集して除去し、プラズマ発生手段21に
は塵埃が除去されたガスだけが供給されるので、放電に
よって発生したプラズマによって、塵埃が除去されたガ
ス中の臭気成分および有害成分を分解して除去すること
ができ、プラズマ発生手段21の清掃などの手間がかか
らず、簡単な構成で本件装置の保守管理を容易にするこ
とができる。
【0039】またプラズマ発生手段21は、放電電極お
よびアース電極間のガスを放電、たとえばコロナ放電に
よって電子とイオンとに電離させ、電子の電子温度がイ
オンのイオン温度に比べて高い状態で、電子とイオンと
が熱力学的に平衡していない状態のプラズマである非平
衡プラズマを発生させるので、放電によって発生する各
電極間のプラズマ雰囲気中のガスの温度が低温に保たれ
た状態で高速の電子を得ることができ、この高速の電子
を塵埃が除去されたガス中の臭気成分および有害成分に
衝突させてラジカルを形成し、化学反応を起こさせてガ
ス中の臭気成分および有害成分を除去することができ
る。さらに放電によって発生する各電極間のプラズマ雰
囲気中のガスの温度は低温に保たれているので、プラズ
マ発生手段21に冷却手段などを設ける必要がない。ま
たプラズマ発生手段21から排出されるガスの温度も低
温に保たれ、熱プラズマを用いるときのように高温のガ
スが排出されることがなく、排出されるガスの冷却手段
などを設ける必要がなく、構成の簡略化を図ることがで
きる。
【0040】本発明の実施の形態において、アース電極
24は螺旋状に形成されているが、これに代えて、円筒
状または円筒に複数の透孔が形成された、言わば透孔状
電極であってもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、筒状のフィ
ルタ、たとえばバグフィルタなどによって塵埃が除去さ
れて浄化された後のガスは、直接にプラズマ雰囲気に導
かれ、ここで臭気成分および有害成分が分解されるの
で、臭気成分および有害成分によるたとえばダクトなど
の汚染がなくなり、浄化が確実である。しかも本発明に
よれば、集塵手段は煤塵などの塵埃を含むガス、たとえ
ば煤塵などの塵埃と臭気成分および有害成分とを含む空
気から塵埃を捕集して除去し、プラズマ発生手段には塵
埃が除去されたガスだけが供給されるので、放電によっ
て発生したプラズマによって、塵埃が除去されたガス中
の臭気成分および有害成分を分解して除去することがで
き、プラズマ発生手段の清掃などの手間がかからず、簡
単な構成で浄化装置の保守管理を容易にすることができ
る。
【0042】請求項2の本発明によれば、ハウジングの
内部空間が仕切板によって下方および上方に第1室と第
2室とに仕切られ、第1室ではフィルタによって塵埃が
除去され、第2室では、プラズマ雰囲気によって臭気成
分および有害成分が分解され、浄化されて、第2室から
排出される。
【0043】前記プラズマ発生手段は放電電極およびア
ース電極間のガスを放電によって電子とイオンとに電離
させ、電子の電子温度がイオンのイオン温度に比べて高
い状態で電子とイオンとが熱力学的に平衡していない状
態のプラズマである非平衡プラズマを発生させるので、
放電によって発生する各電極間のプラズマ雰囲気中のガ
スの温度が低温に保たれた状態で高速の電子を得ること
ができ、この高速の電子を塵埃が除去されたガス中の臭
気成分および有害成分に衝突させて、反応性に富む化学
的活性種を生成し、化学反応を起こさせて前記ガス中の
臭気成分および有害成分を除去することができる。また
放電によって発生する各電極間のプラズマ雰囲気中のガ
スの温度は低温に保たれているので、プラズマ発生手段
に冷却手段などを設ける必要がない。またプラズマ発生
手段から排出されるガスの温度も低温に保たれ、熱プラ
ズマを用いるときのように高温のガスが排出されること
がなく、排出されるガスの冷却手段などを設ける必要が
なく、構成の簡略化を図ることができる。
【0044】請求項3の本発明によれば、前記アース電
極は、前記放電電極の軸線に沿って延び、前記放電電極
を中心としてほぼ一定の内径を有するループ状に形成さ
れるので、放電電極およびアース電極間の距離を一定に
保つことができ、放電距離を高精度に保持することがで
きる。また前記アース電極の製造が容易であり、前記放
電電極および前記アース電極間の高速の電子が得られる
放電領域は、ループ状に形成される。したがって塵埃の
除去された臭気成分および有害成分を含むガスを、前記
アース電極の軸線方向および軸線方向に交差する方向の
いずれか一方に通過させることによって、前記ガスを確
実に処理することができる。これとともに、前記アース
電極の表面積を、たとえば円筒状に形成された同一寸法
のアース電極の表面積よりも小さくすることができる。
これによって放電電極およびアース電極間の静電容量を
小さくして、放電電位に達するために要する時間を短縮
し、非平衡プラズマを発生させやすくして、高速の電子
を得ることができる。
【0045】請求項4の本発明によれば、フィルタ上部
のノズル手段に形成されたノズルから、圧縮ガス源の圧
縮ガスを、間欠的に、すなわちパルス状に噴射し、これ
によって第2室からのガスをエジェクタ効果によってフ
ィルタ内方に誘い込んで突入し、逆洗洗浄および可撓性
を有するフィルタの変形による衝撃力を利用し、フィル
タの外周面に付着した塵埃を分離して除去し、フィルタ
外周面から落下させる。こうしてフィルタのいわば逆洗
洗浄を、効率よく行うことができるとともに、特にフィ
ルタに大きな変形を生じさせることなく、したがってフ
ィルタの損傷を生じることなく、付着した塵埃の除去を
行うことができる。したがって上寿命とすることができ
る。
【0046】請求項5の本発明によれば、プラズマ発生
手段とフィルタと、さらに好ましくはノズル手段とを、
仕切板の上方に取外し、これによって保守点検交換など
の作業を容易に行うことができる。
【0047】請求項6の本発明によれば、ヘッダに形成
されたノズルから、たとえば環状に圧縮ガスを噴射し、
案内部材のスロート部に導くことによって、その下方に
向うフィルタ内方への圧縮ガスをさらに高速度にするこ
とができ、したがってできるだけわずかな圧縮ガスを用
いてできるだけ大量のガスをフィルタの内方に誘い込む
ことができるようになる。これによって効率よく、フィ
ルタの外周面に付着した塵埃を払い落とすことができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のガス浄化装置のプラズ
マ発生部を切欠いて示す斜視図である。
【図2】図1に示されるガス浄化装置の縦断面図であ
る。
【図3】第2室5とその付近の一部を簡略化して示す斜
視図である。
【図4】プラズマ発生手段21付近の一部の断面図であ
る。
【図5】プラズマ発生手段21とその付近の拡大断面図
である。
【図6】図5に示されるプラズマ発生手段21とその付
近の簡略化した平面図である。
【図7】ノズル手段28付近の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 内部空間 3 仕切板 4 第1室 5 第2室 10 ガス 17 フィルタ 21 プラズマ発生手段 22 プラズマ雰囲気 24 アース電極 25 放電電極 28 ノズル手段 33 ヘッダ 38 案内部材 44 スロート部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/02 301 B01D 53/34 129C 3/08 134E H05H 1/24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に延びる筒状のフィルタの上部に、
    プラズマ発生手段を直接に配置し、フィルタによる浄化
    後のガス中に含まれる臭気成分および有害成分を、プラ
    ズマ雰囲気中で直ちに分解することを特徴とするガス浄
    化装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングと、 ハウジング内の空間を上下に仕切る仕切板であって、ハ
    ウジング内の空間のうち、仕切板の下方に浄化されるべ
    きガスが供給される第1室が形成され、仕切板の上方に
    浄化後のガスが導かれる第2室が形成される仕切板と、 上下に延び、仕切板に上下の外周部が連結され、下部が
    閉じられる筒状のフィルタと、 第2室内でフィルタの上部に直接に設けられ、フィルタ
    の上部に直接に連なるプラズマ雰囲気を形成するプラズ
    マ発生手段とを含むことを特徴とするガス浄化装置。
  3. 【請求項3】 プラズマ発生手段は、上下に延びる軸線
    を有する螺旋状、透孔状または円筒状アース電極と、 アース電極の軸線上に配置される放電電極とを含むこと
    を特徴とする請求項1または2記載のガス浄化装置。
  4. 【請求項4】 フィルタの上部とプラズマ発生手段の下
    部との間に設けられ、フィルタの内周面に沿って下方に
    向けて圧縮ガスを噴射するノズルを有するノズル手段
    と、ノズルに圧縮ガスを間欠的に供給する圧縮ガス源と
    を含み、 ノズルから噴射する圧縮ガスによって第2室からのガス
    を、エジェクタ効果によってフィルタ内方に向けて誘い
    込むことを特徴とする請求項1〜3のうちの1つに記載
    のガス浄化装置。
  5. 【請求項5】 フィルタとプラズマ発生手段とが、仕切
    板の上方に取外し可能に設けられることを特徴とする請
    求項2〜4のうちの1つに記載のガス浄化装置。
  6. 【請求項6】 ノズル手段はプラズマ発生手段の下部を
    外囲する環状のヘッダであって、このヘッダの下部に、
    下方に向けて開口するノズルが形成されるヘッダと、 ノズルよりも下方からフィルタの上部下方に延び、下方
    になるにつれて内径が小さくなるスロート部を有し、ノ
    ズルからの圧縮ガスを下方に案内する案内部材とを有す
    ることを特徴とする請求項1〜5のうちの1つに記載の
    ガス浄化装置。
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