JP2001024923A - 撮影装置、撮影方法、及び記録媒体 - Google Patents

撮影装置、撮影方法、及び記録媒体

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JP2001024923A
JP2001024923A JP11194825A JP19482599A JP2001024923A JP 2001024923 A JP2001024923 A JP 2001024923A JP 11194825 A JP11194825 A JP 11194825A JP 19482599 A JP19482599 A JP 19482599A JP 2001024923 A JP2001024923 A JP 2001024923A
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Yuji Takenaka
裕二 竹中
Yoshihiro Ito
嘉広 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主画像と副画像とが対応する画像であること
を示す関連情報を生成する撮影装置を提供する。 【解決手段】 本発明の撮影装置は、主画像及び副画像
を入力する入力部10と、主画像から所定の画像パター
ン条件を満たした注目部位を検出するとともに、注目部
位を副画像として撮影する制御をして主画像と副画像と
の対応関係を示す関連情報を生成する制御ユニット30
と、主画像と副画像とを関連情報とともに記録媒体に記
録する記録部40と、主画像と副画像とを出力する出力
部50とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影装置に関し、
特に、第一の画像と第二の画像との対応関係を示す関連
情報を生成する撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像から所定の画像パターンを認
識する方法として、特開平8−305855号(公開日
平成8年11月22日)は、画像を精度よくパターン認
識し、分類する方法を開示している。また、特開平10
−21365号(公開日平成10年1月23日)、特開
平9−69114(公開日平成9年3月11日)は、複
数の写真の管理と検索を容易にする方法を開示してい
る。さらに、特開平6−233225号(公開日平成6
年8月19日)、特開平8−201931(公開日平成
8年8月9日)は、複数の写真の識別を容易にする方法
を開示している。
【0003】従来、目前にある複数の被写体に対しそれ
ぞれ個別の写真を得たい場合、得たい写真ごとに撮影を
行っていた。また、複数の被写体をそれぞれ撮影し、さ
らにこれら複数の被写体を一枚の全体写真として得たい
場合、全体と一部とを別々に撮影していた。例えば、工
事写真の場合、全体写真を撮った後、出来高を証明する
ために必要な部分を全体写真とは別に拡大写真として撮
影し、全体写真と部分拡大写真とを一緒にして発注者に
提出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多数の写真を
得たい場合に写真の数だけ撮影するのは多大な労力を要
するので、例えば、工事写真においては、全体写真を1
枚撮れば、必要な複数の部分写真を自動的に撮影できる
技術の実現が望まれていた。また、工事写真のように写
真枚数が多数になると、写真同士の対応関係が複雑にな
るので、写真の管理や検索に手間がかかっていた。撮影
者は写真を撮影する度に写真の対応関係をメモする場合
が多いが、メモを紛失したりメモを書き忘れたりする
と、アルバム作成が困難となっていた。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる撮影装置、撮影方法、及び記録媒体を提供す
ることを目的とする。この目的は特許請求の範囲におけ
る独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。
また従属項は本発明のさらなる有利な具体例を規定す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態においては、被写体を撮影する
撮影装置であって、第一の画像と第二の画像とを撮影す
る入力部と、前記第一の画像と前記第二の画像とが対応
する画像であることを示す関連情報を生成する関連情報
生成部と、前記第一の画像と前記第二の画像と前記関連
情報とを記録する記録部とを備える。
【0007】所定の画像パターン条件を記憶するパター
ン記憶部と、前記第一の画像から前記画像パターン条件
を満たした注目部位を検出する検出部とをさらに備え、
前記入力部は、前記第二の画像として前記注目部位を撮
影する手段を有してもよい。前記入力部に対し、前記注
目部位を所定のズーム倍率で結像させる結像制御部をさ
らに備えてもよい。前記入力部による撮影の方向を調整
する方向調整部をさらに備えてもよい。前記第一の画像
と前記第二の画像とを関連付けするかどうかを設定する
関連付け設定部をさらに備え、前記関連情報生成部は、
前記関連付け設定部の設定に基づいて前記関連情報を生
成する手段をさらに有してもよい。
【0008】前記入力部は、前記第一の画像及び前記第
二の画像のうち少なくとも一方を撮像する第一の撮像部
と、前記第一の画像及び前記第二の画像のうち少なくと
も一方を撮像する第二の撮像部とをそれぞれ異なる位置
に有してもよい。前記第一の撮像部は、前記第一の画像
及び前記第二の画像のうち少なくとも一方を光学的な情
報から電気的な情報へ変換する手段を含み、前記第二の
撮像部は、前記第一の画像及び前記第二の画像のうち少
なくとも一方の光学的な情報をフイルムに感光させる手
段を含んでもよい。前記結像制御部は、前記第一の撮像
部と前記第二の撮像部とに対し、それぞれ異なるズーム
倍率で結像させる手段を有してもよい。
【0009】前記第一の画像及び前記第二の画像のそれ
ぞれに対しファイル名を与える処理部をさらに備え、前
記関連情報生成部は、前記第一の画像のファイル名と前
記第二の画像のファイル名とに基づいて前記関連情報を
生成する手段を有してもよい。前記第一の画像に含まれ
る前記注目部位及び前記第二の画像のうち少なくとも一
方から文字情報を検出する文字検出部をさらに備え、前
記記録部は、前記文字情報を記録する手段を有してもよ
い。前記関連情報生成部は、前記文字情報と、前記第一
の画像及び前記第二の画像のうち一方又は双方との対応
関係に基づいて前記関連情報を生成する手段をさらに有
してもよい。
【0010】前記第一の画像における前記注目部位の位
置情報を抽出する位置抽出部をさらに備え、前記記録部
は、前記位置情報を記録する手段をさらに有してもよ
い。前記第一の画像における所望の領域を指定する領域
指定部と、前記領域指定部により前記第一の画像におい
て指定された領域の位置情報を生成する位置抽出部とを
さらに備え、前記記録部は、前記位置情報を記録する手
段をさらに有してもよい。前記関連情報生成部は、前記
位置情報と、前記第一の画像及び前記第二の画像の一方
又は双方との対応関係に基づいて前記関連情報を生成す
る手段をさらに有してもよい。
【0011】前記第一の画像及び前記第二の画像を出力
する場合の出力内容、配置、及び表示寸法のうち少なく
ともいずれかを定めた出力形式情報を前記関連情報に基
づいて生成する形式情報生成部をさらに備え、前記記録
部は、前記出力形式情報を記録する手段をさらに有して
もよい。前記第一の画像及び前記第二の画像を前記出力
形式情報に基づいて出力する出力部をさらに備えてもよ
い。
【0012】本発明の第2の形態においては、被写体を
撮影する撮影方法であって、第一の画像と第二の画像と
を撮影する段階と、前記第一の画像と前記第二の画像と
が対応する画像であることを示す関連情報を生成する段
階と、前記第一の画像と前記第二の画像と前記関連情報
とを記録する段階とを備えてもよい。
【0013】本発明の第3の形態においては、被写体を
撮影するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体であって、前記プログラムが、前記コンピ
ュータに働きかけて、第一の画像と第二の画像とを撮影
する手順と、前記コンピュータに働きかけて、前記第一
の画像と前記第二の画像とが対応する画像であることを
示す関連情報を生成する手順と、前記コンピュータに働
きかけて、前記第一の画像と前記第二の画像と前記関連
情報とを記録する手順とを備える。
【0014】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションもまた発明となりうる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0016】以下、本発明を工事現場の写真画像の撮影
に用いた実施形態を説明する。本実施形態においては、
全体写真(主画像)から出来高を証明するために必要な
被写体を自動的に検出し、この被写体を部分拡大写真
(副画像)として撮影する。そして、主画像と副画像と
が対応する画像であることを示す関連情報を生成する。
工事写真において、出来高を証明するために必要な被写
体としては、例えば物の高さや距離の測定値を表示する
定規、又は工事の内容を文字で表示する黒板等が考えら
れる。なお、以下に用いる「主画像」は、特許請求の範
囲における「第一の画像」を示す。また、以下に用いる
「副画像」は、特許請求の範囲における「第二の画像」
を示す。本実施形態における撮影装置としては、スチー
ルカメラ、静止画像を撮影できるビデオカメラ等が考え
られる。
【0017】まず、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、撮影装置の一例としてのデジタルカメラの構成
図である。デジタルカメラには、デジタルスチールカメ
ラや静止画像を撮影できるデジタルビデオカメラ等が含
まれる。本実施形態の撮影装置は、入力部10と領域指
定部21とメモリ部24と関連付け設定部26とレリー
ズスイッチ28と制御ユニット30と記録部40と出力
部50とを備える。
【0018】入力部10は、被写体を撮影して主画像と
副画像とを得る。入力部10は、レンズ11と絞り12
とシャッター13とカラーフィルタ14とCCD(Char
ge coupled device:電荷結合素子)15と方向調整部1
6とA/D変換部22とを有する。レンズ11は被写体
を結像し、絞り12は絞り量を調整し、シャッター13
は露光時間を調整する。カラーフィルタ14はレンズ1
1を通して受光される光のRGB成分を分解する。CC
D15はレンズ11によって結像された被写体画像を受
光して電気信号に変換する。方向調整部16は、レンズ
11の角度を制御して撮影方向を調整する。A/D変換
部22は、CCD15から受け取ったアナログ信号をデ
ジタル信号に変換し、メモリ部24に出力する。
【0019】メモリ部24は入力されたデジタル信号を
格納する。即ち、メモリ部24は、入力部10が撮像し
た被写体の主画像及び副画像を記憶する。関連付け設定
部26は、主画像と副画像とを関連付けするかどうかの
設定(関連付け設定)をする。関連付け設定部26とし
ては、例えば、カメラ本体に設置するボタンやスイッチ
等が考えられる。レリーズスイッチ28は、制御ユニッ
ト30に撮影動作の制御を開始させる信号を出力する。
即ち、撮影者がレリーズスイッチ28をオンにすると、
制御ユニット30が入力部10を制御して被写体を撮影
する。
【0020】制御ユニット30は、入力部10に対し撮
影動作を制御する。即ち、制御ユニット30は、レンズ
11のズームとフォーカスと角度、絞り12の絞り量、
シャッター13の露光時間、及びCCD15の信号出力
のうち少なくとも一つを制御する。また、制御ユニット
30は、メモリ部24から受け取った主画像から所定の
画像パターンを有する注目部位を検出する。ここで注目
部位とは、主画像の中に写る各被写体のうち、副画像と
して別途撮影しようとする被写体を示す。本実施形態に
おいては、工事写真として撮影しようとする定規や黒板
が注目部位である。そして、制御ユニット30は、入力
部10に対し注目部位を副画像として撮影させる。さら
に、メモリ部24から受け取った主画像と副画像とが対
応する画像であることを示す関連情報を生成する。
【0021】領域指定部21は、主画像における所望の
領域を指定する。撮影者が領域指定部21を介して領域
を指定した場合、制御ユニット30は、指定された領域
の位置情報を生成し、この位置情報に基づいて副画像を
入力部10に撮影させてもよい。領域指定部21は、例
えば、トラックボールやコントロールボタン等のポイン
ティングデバイスが考えられる。領域指定部21は、モ
ニタ画面に張られたパネルに人間が指で触れて位置を指
示するタッチパネルであってもよい。領域指定部21
は、パネル上で電子ペンを用いて位置を指示するペンタ
ブレットであってもよい。
【0022】記録部40は、制御ユニット30から受け
取った主画像、副画像、関連情報等を記録媒体に記録す
る。記録媒体としては、フロッピーディスク等の磁気記
録媒体、メモリカード等の着脱自在な不揮発性の半導体
メモリ等が考えられる。また、記録部40は、フイルム
面に磁気記録層を備えたAPS(Advanced Photo Syste
m)フイルムの磁気記録層に関連情報等を磁気的に記録
してもよい。
【0023】出力部50は、制御ユニット30から受け
取った主画像及び副画像を出力する。出力部50として
は、例えば主画像及び副画像を画面表示する、カメラ内
蔵型の液晶モニタ等が考えられる。また、出力部50と
して例えば主画像及び副画像を印刷する、カメラ内蔵の
小型プリンタ等が考えられる。
【0024】図2は、制御ユニット30の機能ブロック
図である。制御ユニット30は、検出部100とパター
ン条件記憶部102と位置抽出部104と処理部106
と結像制御部108と撮像制御部110と関連情報生成
部112と文字検出部114と形式情報生成部116と
を有する。検出部100は、メモリ部24より受け取っ
た主画像から、パターン条件記憶部102より受け取る
所定の画像パターン条件を満たした注目部位を検出す
る。パターン条件記憶部102は、所定の画像パターン
条件を記憶する。本実施形態においては、画像パターン
条件として、定規や黒板の画像パターンの特徴を定める
条件をパターン条件記憶部102に記憶させておく。
【0025】位置抽出部104は、主画像における注目
部位の位置情報を抽出する。また、撮影者が領域指定部
21を介して領域を指定した場合、生成部24は、指定
された領域の位置情報を抽出してもよい。この場合、結
像制御部108は、位置情報に基づいて副画像を入力部
10に撮影させてもよい。位置情報としては、例えば注
目部位が含まれる矩形領域の主画像における位置を示す
座標が考えられる。位置抽出部104により抽出された
位置情報は、記録部40により主画像及び副画像ととも
に記録媒体に記録される。
【0026】位置抽出部104により抽出された位置情
報は、出力部50により液晶画面に表示させてもよい。
例えば、出力部50が主画像と副画像とを画面に表示す
るときに、出力部50は副画像として撮影された注目部
位の位置情報として主画像における座標の数値をさらに
液晶画面に表示する。また例えば、出力部50は、位置
情報に基づいて、副画像として撮影された注目部位の位
置を示す矩形領域を主画像の中に破線表示させてもよ
い。
【0027】このように、位置抽出部104が注目部位
の位置情報を抽出し、記録部40が位置情報を記録媒体
に記録するので、この記録媒体に納められた画像を閲覧
する者は、副画像が主画像のどの部分を撮影したもので
あるかを確認することができる。また、出力部50が位
置情報を液晶画面に出力するので、撮影者は、副画像が
主画像のどの部分を撮影したものであるかを液晶画面上
で確認することができる。
【0028】結像制御部108は、位置抽出部104か
ら受け取る位置情報に基づいて、入力部10に対し、注
目部位を所定のズーム倍率で結像させる。ここで結像制
御部108は、注目部位が副画像において所定の割合の
大きさで含まれるズーム倍率で入力部10に結像させて
もよい。例えば、主画像から定規が含まれた領域を抽出
する場合、定規の目盛りが読み易い程度の大きさの割合
で入力部10に結像させてもよい。また例えば、黒板を
副画像として撮影する場合、黒板以外の背景はさほど必
要でないので、黒板が9割程度の大きさで副画像に含ま
れるズーム倍率で入力部10に結像させてもよい。
【0029】結像制御部108が入力部10に対し所定
のズーム倍率で結像させるために、レンズ11のズーム
とフォーカスを制御する。また、注目部位にズームして
撮影するために、結像制御部108はレンズ11の角度
を制御して撮影方向を調整してもよい。結像制御部10
8は、方向調整部16に対しレンズ11のズーム、フォ
ーカス、及び角度のうち少なくとも一つを制御する制御
信号を出力する。
【0030】撮像制御部110は、CCD15の信号出
力を制御して入力部10に被写体を撮像させる。主画像
を撮影する場合は、レリーズスイッチ28から撮影信号
を受け取ったときにCCD15を制御する。副画像を撮
影する場合は、注目部位の結像を制御する結像制御部1
08から撮影信号を受け取ったときにCCD15を制御
する。
【0031】このように、本実施形態においては、所定
の画像パターン条件をパターン条件記憶部102に記憶
させておき、検出部100が画像パターン条件を満たす
注目部位を検出する。そして、結像制御部108が注目
部位を入力部10に結像させ、撮像制御部110が入力
部10に注目部位を撮影させる。したがって、例えば工
事写真の場合、工事現場の全体写真を撮影すれば、自動
的に定規や黒板の写真も撮影することができる。
【0032】処理部106は、メモリ部24から受け取
る主画像及び副画像のそれぞれに対しファイル名を与え
て各画像のデータファイルを生成する。また、処理部1
06は、主画像及び副画像のそれぞれに対し、主画像と
副画像とが対応する画像であることを示したファイル名
を与えてもよい。処理部106は、主画像及び副画像の
データファイルを関連情報生成部112に出力する。
【0033】文字検出部114は、注目部位及び副画像
のうち少なくとも一方から文字情報を検出する。例え
ば、注目部位が黒板である場合、文字検出部114は、
黒板に表示された文字の画像を認識し、その文字を示す
文字コードが含まれる文字情報を生成する。文字検出部
114は、位置抽出部104から注目部位の位置情報を
受け取る。文字検出部114は、処理部106から副画
像を受け取る。文字情報は記録部40により記録媒体に
記録される。文字検出部114は、各文字の画像パター
ンと、各文字の画像パターンに対応する文字コードとを
予め記憶する。
【0034】通常、黒板には工事名、工種、撮影月日、
位置、設計寸法、実測寸法、立会監督員、及び略図が表
示されている。このように記載項目が予め定められてい
るので、書かれる内容は記載項目によってある程度推測
できる。そこで、記載される可能性の高い文字列の画像
パターンと、該画像パターンに対応する文字コードとを
文字検出部114に記憶させておいてもよい。
【0035】このように、文字検出部114が注目部位
又は副画像から文字情報を検出し、文字情報を記録部4
0が記録媒体に記録するので、主画像及び副画像の閲覧
者は、これらの画像が撮影された状況に関する情報を容
易に得ることができる。例えば、工事写真の場合、黒板
に書かれた工事名や場所等の工事の状況に関する情報が
自動的に記録媒体へ記録されるので、主画像及び副画像
の閲覧者は工事に関する情報を容易に得ることができ
る。さらに、文字検出部114が検出する可能性の高い
文字列の画像パターンと文字コードとを文字検出部11
4に予め記憶させておくことにより、文字検出部114
の文字認識率を高めることができる。
【0036】関連情報生成部112は、主画像と副画像
とが対応する画像であることを示す関連情報を生成す
る。例えば関連情報生成部112は、関連情報を所定の
データファイルに納めて生成してもよい。また、関連情
報生成部112は、関連情報を主画像及び副画像のうち
一方又は双方の画像データ中に含めさせてもよい。
【0037】関連情報生成部112は、主画像のファイ
ル名と副画像のファイル名とに基づいて関連情報を生成
してもよい。関連情報生成部112は、検出部100が
主画像から注目部位を検出しなかったことを示す情報を
含む関連情報を生成してもよい。関連情報生成部112
は、位置抽出部104から受け取る位置情報と、主画像
及び副画像の一方又は双方との対応関係に基づいて関連
情報を生成してもよい。
【0038】関連情報生成部112は、文字情報と、主
画像及び副画像のうち一方又は双方との対応関係に基づ
いて関連情報を生成してもよく、また文字情報と関連情
報との対応関係を示す情報(文字関連情報)を生成して
もよい。
【0039】このように、関連情報生成部112が、主
画像と副画像との対応関係を示す関連情報を生成するの
で、主画像及び副画像の閲覧者は、主画像と副画像との
対応関係を容易に把握することができる。また、主画
像、副画像等が記録された記録媒体において、位置情報
又は文字情報に基づいて容易に所望の画像を検索するこ
とができる。
【0040】形式情報生成部116は、主画像及び副画
像を出力する場合の出力内容、配置、及び表示寸法のう
ち少なくともいずれかを定めた出力形式情報を関連情報
に基づいて生成する。例えば工事写真の場合、形式情報
生成部116は、提出用の工事写真アルバムの形式とし
て出力形式情報を生成する。出力形式情報としては、例
えば、画像の配置や表示寸法を定めたテンプレートファ
イル(ひな形ファイル)に主画像及び副画像を埋め込む
形に生成してもよい。また例えば、HTML(Hyper Text M
arkup Language)、XML(eXtensible Markup Languag
e)等の記述言語を用いて出力内容、配置等を定めたフ
ァイルとして出力形式情報を生成してもよい。形式情報
生成部116は、出力形式情報に文字情報を含めさせて
もよい。出力部50は、出力形式情報に基づいて主画像
及び副画像を出力してもよい。
【0041】図3は、本実施形態における主画像、副画
像、位置情報、文字情報、及び関連情報の対応関係を示
す。主画像としては、主画像001〜003が入力部1
0により撮影される。副画像としては、副画像001〜
005が入力部10により撮影される。位置情報として
は、位置情報001〜005が位置抽出部104により
抽出される。文字情報としては、文字情報001及び0
02が文字検出部114により生成される。関連情報と
しては、関連情報001〜003が関連情報生成部11
2により生成される。本実施形態の関連情報は、関連情
報生成部112により所定のデータファイルに納められ
て生成される。
【0042】副画像001及び002は主画像001に
含まれる注目部位を撮影した画像なので、関連情報00
1には、主画像001、副画像001及び002を示す
情報と位置情報001及び002とが含められる。副画
像003〜005は主画像002に含まれる注目部位を
撮影した画像なので、関連情報002には、主画像00
2、副画像003〜005を示す情報と位置情報003
〜005とが含められる。主画像003からは注目部位
が検出されず副画像が撮影されないので、関連情報00
3には主画像003を示す情報だけが含められる。
【0043】文字情報001は主画像001に含まれる
注目部位又は副画像002から検出されるので、関連情
報001に文字情報001を示す情報が含められる。同
様に、文字情報002は主画像002に含まれる注目部
位又は副画像004から検出されるので、関連情報00
2に文字情報002を示す情報が含められる。関連情報
001〜003に含められる各画像を示す情報として
は、例えば、各画像が持つ固有の識別番号が考えられ
る。
【0044】このように、本実施形態においては、関連
情報生成部112が、主画像、副画像等の対応関係を示
す関連情報を生成するので、主画像及び副画像の閲覧者
は、主画像と副画像との対応関係を容易に把握すること
ができる。また、主画像、副画像等が記録された記録媒
体において、位置情報又は文字情報に基づいて容易に所
望の画像を検索することができる。
【0045】次に、第2実施形態を説明する。図4は、
本実施形態における主画像、副画像、位置情報、文字情
報、及び関連情報の対応関係を示す。本実施形態におけ
る主画像、副画像等の対応関係は、第1実施形態におけ
る主画像、副画像等の対応関係と同様である。ただし、
本実施形態の関連情報に含められる主画像、副画像等の
対応関係は、それぞれのファイル名に基づいて示される
点で第1実施形態と異なる。
【0046】主画像001〜003はそれぞれファイル
名としてmain001.jpg〜main003.j
pgが与えられている。副画像001〜005はそれぞ
れファイル名としてsub001.jpg〜sub00
5.jpgが与えられている。位置情報001〜005
はそれぞれファイル名としてlocate001.tx
t〜locate005.txtが与えられている。文
字情報001及び002はそれぞれファイル名としてc
har001.txt、char002.txtが与え
られている。関連情報001〜003はそれぞれファイ
ル名としてinfo001.txt〜info003.
txtが与えられている。
【0047】関連情報001には、ファイル名main
001.jpg、sub001.jpg、sub00
2.jpg、locate001.txt、locat
e002.txt、char001.txtの文字が含
められる。関連情報002には、ファイル名main0
02.jpg、sub003.jpg〜sub005、
locate003.txt〜locate005.t
xt、char002.txtの文字が含められる。関
連情報003には、ファイル名main003.jpg
の文字が含められる。
【0048】このように、本実施形態においては、関連
情報生成部112が、主画像、副画像等の対応関係を示
す関連情報をファイル名に基づいて生成するので、主画
像及び副画像の閲覧者は、主画像と副画像との対応関係
を容易に把握することができる。また、主画像、副画像
等が記録された記録媒体において、ファイル名に基づい
て容易に所望の画像を検索することができる。
【0049】次に、第3実施形態を説明する。図5は、
本実施形態における主画像、副画像、文字情報及び関連
情報の対応関係を示す。主画像としては、主画像001
〜003が入力部10により撮影される。副画像として
は、副画像001〜005が入力部10により撮影され
る。文字情報としては、文字情報001、002が文字
検出部114により生成される。
【0050】本実施形態においては、関連情報生成部1
12が関連情報を所定のデータファイルに納めて生成す
るのではなく、関連情報生成部112が関連情報を主画
像及び副画像のうち一方又は双方のデータに含めさせ
る。例えば、画像のデータ内にヘッダ領域を設け、対応
する画像を示す情報をヘッダ領域内に含めさせてもよ
い。
【0051】副画像001及び002は主画像001に
含まれる注目部位を撮影した画像なので、主画像001
には、副画像001及び002を示す情報が含められ
る。また、副画像001及び002にはそれぞれ主画像
001を示す情報が含められる。副画像003〜005
は主画像002に含まれる注目部位を撮影した画像なの
で、主画像002には、副画像003〜005を示す情
報が含められる。また、副画像003〜005にはそれ
ぞれ主画像002を示す情報が含められる。主画像00
3からは注目部位が検出されず副画像が撮影されないの
で、主画像003には副画像を示す情報は含められな
い。ただし、主画像003から注目部位が検出されなか
ったことを示す方法として、例えば主画像003に主画
像003自身を示す情報を含めてもよい。
【0052】副画像002からは文字情報001が検出
されるので、文字情報001には副画像002を示す情
報が含められ、主画像001には文字情報001を示す
情報が含められる。副画像004からは文字情報002
が検出されるので、文字情報002には副画像004を
示す情報が含められ、主画像002には文字情報002
を示す情報が含められる。
【0053】次に、第4実施形態を説明する。図6は、
本実施形態の主画像、副画像、文字情報、関連情報、及
び文字関連情報との対応関係を示す。本実施形態におい
ては、関連情報生成部112が文字情報と関連情報との
対応関係を示す情報(文字関連情報)を所定のデータフ
ァイルとして生成する。
【0054】主画像としては、主画像001〜003が
入力部10により撮影される。副画像としては、副画像
001〜005が入力部10により撮影される。文字情
報としては、文字情報001及び002が文字検出部1
14により生成される。関連情報としては、関連情報0
01〜003が関連情報生成部112により生成され
る。文字関連情報としては、文字関連情報001〜00
3が文字検出部114により生成される。
【0055】副画像001及び002は主画像001に
含まれる注目部位を撮影した画像なので、関連情報00
1には、主画像001と副画像001及び002とを示
す情報が含められる。副画像003〜005は主画像0
02に含まれる注目部位を撮影した画像なので、関連情
報002には、主画像002と副画像003〜005と
を示す情報が含められる。主画像003からは注目部位
が検出されず副画像が撮影されないので、関連情報00
3には主画像003を示す情報だけが含められる。
【0056】文字情報001は副画像002から検出さ
れ、また副画像002の対応関係は関連情報001に納
められるので、文字関連情報001には関連情報001
と文字情報001とを示す情報が含められる。文字情報
002は副画像004から検出され、また副画像002
の対応関係は関連情報002に納められるので、文字関
連情報002には関連情報002と文字情報002とを
示す情報が含められる。主画像003からは注目部位が
検出されず、文字情報も検出されないので、文字関連情
報003には関連情報003を示す情報だけが含められ
る。
【0057】図7は、定規80の画像パターンを示す図
である。第1〜第4実施形態における画像パターンの一
つは、長さを表示する定規80の画像である。パターン
条件記憶部102には、撮影する定規80の画像パター
ンの特徴を定める画像パターン条件を記憶させておく。
例えば、複数の異なる色相で配色された定規80を撮影
する場合、パターン条件記憶部102には、長尺状の四
角形の形状、及び複数の異なる色相を有するという特徴
を定規80の画像パターン条件として記憶させておいて
もよい。
【0058】本実施形態の場合、定規80の第一色部8
1と第三色部83とには青色を配し、また第二色部82
には赤色を配している。この場合、まず検出部100が
主画像から長尺状の四角形の形状を有する被写体を検出
する。そして、長尺状の被写体が青色と赤色との配色を
有するかを検出部100が検出する。被写体が青色と赤
色との配色を有していた場合、その被写体は画像パター
ン条件を満たした定規であると判断される。このよう
に、パターン条件記憶部102に記憶させた画像パター
ン条件が、複数の異なる色相を交互に配色した定規80
の特徴を定めているので、検出部100により注目部位
を容易に検出することができる。
【0059】なお、工事写真において撮影される定規
は、物の高さ等を測るために縦に支えられて撮影される
場合と、物の幅等を測るために横向きに倒されて撮影さ
れる場合とがある。これらいずれの場合であっても検出
部100が定規80を検出できるよう、パターン条件記
憶部102には定規80の特徴として縦長の形状と横長
の形状との双方の条件を記憶させてもよい。
【0060】例えば、画像パターンの内側部分の明度と
異なる明度を持つ輪郭線、及び所定の位置に突形部分を
含む輪郭線を有するという特徴を定規80の画像パター
ン条件として記憶させておいてもよい。本実施形態の場
合、定規80の内側部分に白色を配し、定規の輪郭線8
4に黒色を配している。また、輪郭線84は、内側方向
へ突出する所定間隔の目盛り線を含む。さらに、輪郭線
84及び目盛り線は太線で形成される。パターン条件記
憶部102に記憶させた画像パターン条件が、内側部分
の明度と異なる明度を持つ輪郭線84や、目盛り線を含
む輪郭線84を有する定規80の特徴を定めているの
で、検出部100により注目部位を容易に検出すること
ができる。
【0061】図8は、黒板90の画像パターンを示す図
である。第1〜第4実施形態における画像パターンの一
つは、書かれた文字を表示する黒板90の画像である。
パターン条件記憶部102には、撮影する黒板90の画
像パターンの特徴を定める画像パターン条件を記憶させ
ておいてもよい。例えば、長方形の輪郭形状、画像パタ
ーンの内側部分の色相と異なる色相を有する輪郭線、及
び所定の位置に突形部分を有する輪郭線を有するという
特徴を黒板90の画像パターン条件として記憶させてお
いてもよい。
【0062】本実施形態の場合、黒板90の内側部分
(文字表示部93)に濃緑色を配し、黒板90の輪郭線
91に黄色を配している。また、輪郭線91は、内側方
向へ突出する突形部分92a〜dを各辺の略中央にそれ
ぞれ有する。輪郭線91及び突形部分92は、黒板90
の検出を容易にするため略幅広に形成される。この場
合、検出部100は、まず略横長の長方形の形状をした
被写体を主画像から検出する。そして、検出部100
は、内側部分の色相と異なる色相を有する略幅広の輪郭
線91を検出する。さらに、長方形の被写体の輪郭線9
1が黄色であり、また文字表示部93が濃緑色であるか
を検出する。さらに、検出部100は、輪郭線91の各
辺略中央に略幅広の突形部分92a〜dを有しているか
を検出する。またさらに検出部100は、輪郭線91と
突形部分92a〜dが略幅広であるかを検出する。こう
して検出部100により検出された被写体が、黒板90
であると判断される。
【0063】このように、パターン条件記憶部102に
記憶させた画像パターン条件が、内側部分の色相と異な
る色相を持つ輪郭線91、及び突形部分92を含む輪郭
線91を有する黒板90の特徴を定めるので、検出部1
00により注目部位を容易に検出することができる。
【0064】図9は、主画像及び副画像の出力形式情報
を示す。形式情報生成部116は、主画像及び副画像を
出力する場合の出力内容、配置、及び表示寸法のうち少
なくともいずれかを定めた出力形式情報を関連情報に基
づいて生成する。本実施形態における出力形式情報は、
工事写真アルバムの1ページに主画像60と副画像62
a〜dとを図9のように配置する形式の情報を含む。ま
た、本実施形態における出力形式情報に、主画像60と
副画像62a〜dとをそれぞれ図9のような寸法で表示
させることを示す情報を含めてもよい。
【0065】形式情報生成部116は、例えば出力形式
情報を工事写真アルバム1ページにつき一つのファイル
を生成し、該ファイルの中に主画像及び副画像のデー
タ、位置情報、文章情報、関連情報等を含めてもよい。
出力形式情報を納めたファイルは、記録部40によって
記録媒体に記録される。
【0066】出力部50は、図9に示す形式で主画像6
0と副画像62a〜dとを出力してもよい。例えば、出
力部50がカメラ内蔵型液晶モニタの場合は、液晶画面
に図9のような配置で主画像60と副画像62a〜dと
を表示させる。出力部50は、液晶画面に表示された主
画像60に、副画像62a〜dとして撮影された注目部
位の領域を破線64a〜dで表示させてもよい。また例
えば、出力部50がカメラ内蔵小型プリンタの場合は、
図9のような配置で主画像60と副画像62a〜dとを
印刷してもよい。
【0067】撮影者が、領域指定部21により副画像と
して撮影したい領域を指定する場合、例えば領域指定部
21により指定された領域を破線64a〜dのように液
晶画面に表示させてもよい。この場合、結像制御部10
8は、破線64a〜dで囲まれた領域を副画像62a〜
dとして入力部10に撮影させる。
【0068】このように、形式情報生成部116が主画
像及び副画像を出力する場合の出力形式情報を生成する
ので、例えば工事写真の場合、カメラが画像の撮影後に
自動的に工事写真アルバム用のファイルを生成すること
ができる。記録媒体の閲覧者はアルバム形式で主画像及
び副画像を閲覧することができ、また閲覧者はアルバム
形式で主画像及び副画像を印刷することができる。出力
部50が主画像60を副画像62a〜dとともに出力す
るので、撮影者又は印刷物の閲覧者は主画像60と副画
像62a〜dとの対応関係を容易に把握することができ
る。主画像60に副画像62a〜dとして撮影されたお
およその領域を破線64a〜dで表示する場合には、副
画像62a〜dを主画像60のどの領域から撮影したの
かを、撮影者又は印刷物の閲覧者が容易に把握すること
ができる。
【0069】図10は、撮影方法を示すフローチャート
である。本図は、第1実施形態から第4実施形態までの
撮影方法を示す。まず、撮影動作を開始し(S10
0)、入力部10が主画像を撮影する(S102)。次
に、制御ユニット30は主画像から注目部位を検出する
(S104)。次に、入力部10が注目部位を副画像と
して撮影する(S106)。
【0070】次に、関連情報生成部112は主画像と副
画像とが対応する画像であることを示す関連情報を生成
する(S108)。次に、形式情報生成部116は、主
画像及び副画像を出力する場合の出力形式情報を生成す
る(S110)。次に、記録部40は、主画像及び副画
像を関連情報等とともに記録媒体に記録する(S11
2)。次に、出力部50は、主画像及び副画像を出力形
式情報に基づいて印刷する(S114)。そして、撮影
動作を終了する(S116)。
【0071】図11は、図10における注目部位検出段
階(S104)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。まず、検出部100が、パターン条件記憶部102
から受け取る画像パターン条件を満たした注目部位を主
画像から検出する(S130)。次に、位置抽出部10
4が注目部位の位置情報を主画像から抽出する(S13
4)。次に、文字検出部114は、主画像に含まれる注
目部位から文字情報を検出する(S136)。次に、出
力部50は主画像を注目部位の位置情報、文字情報とと
もに液晶画面に表示する(S138)。
【0072】図12は、図10における副画像撮影段階
(S106)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。結像制御部108は、位置抽出部104から受け取
った注目部位の位置情報に基づいてレンズ11、絞り1
2、シャッター13等による画像の結像を制御する(S
150)。次に、撮像制御部110は、CCD15によ
る画像の撮像を制御して副画像を撮影させる(S15
2)。次に、処理部106は、主画像及び副画像のそれ
ぞれに対しファイル名を与えて各画像のデータファイル
を生成する。全ての注目部位に対し入力部10が副画像
を撮影するまで、S150からS156までの段階を繰
り返す(S158)。
【0073】次に、第5実施形態を説明する。本実施形
態においては、撮影者が決定した被写体を副画像として
撮影し、関連情報生成部112は副画像が主画像と対応
する画像であることを示す関連情報を生成する。図13
は、カメラ本体200を背面側から見た外観図である。
カメラ本体200の背面に関連付け設定部26の一例で
あるボタンとレリーズスイッチ28の一例であるボタン
と出力部50とが備えられる。関連付け設定部26のボ
タンを撮影者が押すと、主画像と副画像とを関連付ける
設定(関連付け設定)がオンになる。撮影者が関連付け
設定部26のボタンが再度押されて関連付け設定がオフ
となるまで、関連情報生成部112は入力部10により
副画像が撮影されるたびに副画像と主画像との関連情報
を生成する。
【0074】レリーズスイッチ28のボタンを撮影者が
押すと、レリーズスイッチ28は撮像制御部110に撮
影信号を出力するので、入力部10により被写体が撮影
される。出力部50は、カメラ内蔵型の液晶モニタであ
る。
【0075】図14は、本実施形態における撮影方法を
示すフローチャートである。まず、撮影動作を開始し
(S170)、入力部10が主画像を撮影する(S17
2)。次に、関連付け設定部26の関連付け設定がオン
になっている間は(S174)、入力部10により副画
像が撮影される度に(S176)、副画像と主画像との
関連情報が関連情報生成部112により生成される(S
178)。関連付け設定部26の関連付け設定がオフに
なった場合(S174)、形式情報生成部116が出力
形式情報を生成する(S180)。次に、記録部40
は、主画像及び副画像を関連情報等とともに記録媒体に
記録する(S182)。次に、出力部50は、主画像及
び副画像を出力形式情報に基づいて印刷する(S18
4)。そして、撮影動作を終了する(S186)。
【0076】次に、第6実施形態を説明する。本実施形
態のカメラにおいては、主画像はデジタル画像データと
して得られるだけでなく、同時にフイルム画像としても
得られる。副画像はフイルム画像として得られる。図1
5は、本実施形態のフイルム撮像部71を備えたカメラ
の構成図である。本実施形態のカメラは、入力部10と
領域指定部21とメモリ部24と関連付け設定部26と
レリーズスイッチ28と制御ユニット30と記録部40
と出力部50とを備える。入力部10以外の構成は、第
1〜5実施形態における構成と同様である。
【0077】入力部10は、第一の撮像部としてのデジ
タル撮像部70と第二の撮像部としてのフイルム撮像部
71とをそれぞれ異なる位置に有する。デジタル撮像部
70は、主画像及び副画像のうち少なくとも一方を光学
的な情報から電気的な情報へ変換し、A/D変換部22
によるA/D変換部でデジタル画像を得る。フイルム撮
像部71は、主画像及び副画像のうち少なくとも一方の
光学的な情報をフイルムに感光させてフイルム画像を得
る。
【0078】デジタル撮像部70は、レンズ11と絞り
12とシャッター13とカラーフィルタ14とCCD1
5と方向調整部16とを含む。本実施形態のデジタル撮
像部70の構成は、第1〜5実施形態における入力部1
0に含まれる構成と同様である。フイルム撮像部71
は、フイルム用レンズ72とフイルム用絞り73とフイ
ルム用シャッター74と受光部75とフイルム用方向調
整部76とを含む。受光部75は、フイルム用レンズ7
2、フイルム用絞り73、及びフイルム用シャッター7
4によって結像された被写体画像の光学的情報を受光し
てフイルムに感光させる。フイルム用方向調整部76
は、フイルム用レンズ72の角度を制御してフイルム撮
像部71の撮影方向を調整する。フイルム用方向調整部
76は、方向調整部16が調整するデジタル撮像部70
の撮影方向と異なる方向にフイルム撮像部71の撮影方
向を調整してもよい。
【0079】デジタル撮像部70とフイルム撮像部71
とは、被写体をほぼ同時に撮影してデジタル画像とフイ
ルム画像とを得ることができる。また、デジタル撮像部
70とフイルム撮像部71とは、被写体をそれぞれ異な
るズーム倍率で撮影することができる。
【0080】本実施形態によれば、主画像をデジタル撮
像部70とフイルム撮像部71とがほぼ同時に撮影し、
検出部100により主画像から検出された注目部位を副
画像としてフイルム撮像部71が撮影する。したがっ
て、主画像をフイルム撮影した後に、注目部位を含む副
画像を自動的にフイルム撮影することができる。
【0081】なお、本実施形態において制御ユニット3
0により生成される関連情報、位置情報、文字情報、出
力形式情報は、第1〜第5実施形態において制御ユニッ
ト30により生成される各情報と同様である。また、本
実施形態において制御ユニット30により生成される関
連情報、位置情報、文字情報、出力形式情報は、記録部
40がAPSフイルムの磁気記録層に記録してもよい。
【0082】また、他の形態として、第一の撮像部及び
第二の撮像部は、一つの光学系からデジタル画像とフイ
ルム画像との双方を得られる一つの撮像部であってもよ
い。他の形態として、第一の撮像部及び第二の撮像部
は、それぞれが一つの光学系からデジタル画像とフイル
ム画像との双方を得られる別々の撮像部であってもよ
い。他の形態として、第一の撮像部及び第二の撮像部
は、双方ともデジタル画像を得られる撮像部であっても
よい。
【0083】次に、第7実施形態を説明する。本実施形
態の基本的な構成及び動作は、図1乃至図15に示され
る第1〜第6実施形態の基本的な構成及び動作と同様で
ある。本実施形態の撮影装置は、カメラを内蔵したノー
ト型コンピュータやカメラを内蔵した携帯型電子端末等
の電子機器である。これらの場合、ノート型コンピュー
タや携帯型電子端末の電子計算機部分は主に制御ユニッ
ト30として機能する。
【0084】図16は、本実施形態における制御ユニッ
ト30のハードウェア構成図である。CPU36はRO
M32およびRAM34に格納されたプログラムに基づ
いて動作する。入力装置31を介して操作者によりデー
タが入力される。入力装置31は領域指定部21から受
け取る信号に基づいてデータを入力してもよい。ハード
ディスク33は、画像等のデータ、及びCPU36を動
作させるプログラムを格納する。CD−ROMドライブ
35はCD−ROM100からデータ又はプログラムを
読み取り、RAM34、ハードディスク33及びCPU
36の少なくともいずれかに提供する。
【0085】図17は、CPU36が実行するソフトウ
エアの機能構成を示すブロック図である。これらのソフ
トウエアは、CD−ROM100等の記録媒体に格納さ
れて利用者に提供される。記録媒体に格納されたソフト
ウエアは圧縮されていても非圧縮であってもよい。ソフ
トウエアは記録媒体からハードディスク33にインスト
ールされ、RAM34に読み出されてCPU36により
実行される。
【0086】記録媒体に格納されて提供されるソフトウ
エア、即ちハードディスク33にインストールされるソ
フトウェアは、機能構成として検出モジュール150と
パターン条件モジュール152と位置抽出モジュール1
54と処理モジュール156と結像制御モジュール15
8と撮像制御モジュール160と関連情報生成モジュー
ル162と文字検出モジュール164と形式情報生成モ
ジュール166とを備える。
【0087】検出モジュール150は、メモリ部24よ
り受け取った主画像から、パターン条件モジュール15
2より受け取る所定の画像パターン条件を満たした注目
部位を検出する。パターン条件モジュール152は、所
定の画像パターン条件を記憶する。位置抽出モジュール
154は、主画像における注目部位の位置情報を抽出す
る。
【0088】結像制御モジュール158は、位置抽出モ
ジュール154から受け取る位置情報に基づいて、入力
部10に対し、注目部位を所定のズーム倍率で結像させ
る。結像制御モジュール158が入力部10に対し所定
のズーム倍率で結像させるために、レンズ11のズーム
とフォーカスを制御する。また、注目部位にズームして
撮影するために、結像制御モジュール158はレンズ1
1の角度を制御して撮影方向を調整してもよい。結像制
御モジュール158は、方向調整部16に対しレンズ1
1のズーム、フォーカス、及び角度のうち少なくとも一
つを制御する制御信号を出力する。
【0089】撮像制御モジュール160は、CCD15
の信号出力を制御して入力部10に被写体を撮像させ
る。主画像を撮影する場合は、レリーズスイッチ28か
ら撮影信号を受け取ったときにCCD15を制御する。
副画像を撮影する場合は、注目部位の結像を制御する結
像制御モジュール158から撮影信号を受け取ったとき
にCCD15を制御する。
【0090】処理モジュール156は、メモリ部24か
ら受け取る主画像及び副画像のそれぞれに対しファイル
名を与えて各画像のデータファイルを生成する。処理モ
ジュール156は、主画像及び副画像のデータファイル
を関連情報生成モジュール162に出力する。文字検出
モジュール164は、注目部位及び副画像のうち少なく
とも一方から文字情報を検出する。関連情報生成モジュ
ール162は、主画像と副画像とが対応する画像である
ことを示す関連情報を生成する。形式情報生成モジュー
ル166は、主画像及び副画像を出力する場合の出力内
容、配置、及び表示寸法のうち少なくともいずれかを定
めた出力形式情報を関連情報に基づいて生成する。
【0091】記録媒体の一例としてのCD−ROM10
0には、本出願で説明した処理部20の動作の一部又は
全ての機能を格納することができる。またCD−ROM
100には他の装置の動作の一部又は全ての機能を格納
することができる。これらのプログラムは記録媒体から
直接RAM34に読み出されて実行されてもよい。
【0092】記録媒体としては、CD−ROM100の
他にも、DVD(登録商標)やPD等の光学記録媒体、
フロッピー(登録商標)ディスクやミニディスク(M
D)等の磁気記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テー
プ状記録媒体、不揮発性の半導体メモリカード等を用い
ることができる。上記のプログラムを格納した記録媒体
は、画像撮影装置を製造するためにのみ使用されるもの
であり、そのような記録媒体の業としての製造および販
売等が本出願に基づく特許権の侵害を構成することは明
らかである。
【0093】以上のように、第1〜第7実施形態によれ
ば、所定の画像パターン条件をパターン条件記憶部10
2に記憶させておき、検出部100が画像パターン条件
を満たす注目部位を検出し、入力部10が注目部位を副
画像として撮影する。したがって、例えば工事写真の場
合、全体写真を撮影すれば自動的に定規や黒板を検出し
撮影することができる。
【0094】また、本実施形態によれば、位置抽出部1
04が注目部位の位置情報を抽出し、記録部40が位置
情報を記録媒体に記録するので、この記録媒体に納めら
れた画像を閲覧する者は、副画像が主画像のどの部分を
撮影したものであるかを確認することができる。また、
出力部50が位置情報を液晶画面に出力するので、撮影
者は、副画像が主画像のどの部分を撮影したものである
かを液晶画面上で確認することができる。
【0095】また、本実施形態においては、所定の画像
パターン条件をパターン条件記憶部102に記憶させて
おき、検出部100が画像パターン条件を満たす注目部
位を検出する。そして、結像制御部108が注目部位を
入力部10に結像させ、撮像制御部110が入力部10
に注目部位を撮影させる。したがって、例えば工事写真
の場合、工事現場の全体写真を撮影すれば、自動的に定
規や黒板の写真も撮影することができる。
【0096】また、本実施形態によれば、文字検出部1
14が注目部位又は副画像から文字情報を検出し、文字
情報を記録部40が記録媒体に記録するので、主画像及
び副画像の閲覧者は、これらの画像が撮影された状況に
関する情報を容易に得ることができる。
【0097】また、本実施形態によれば、文字検出部1
14が検出する可能性の高い文字列の画像パターンと文
字コードとを文字検出部114に記憶させているので、
文字検出部114の文字認識率を高めることができる。
【0098】また、本実施形態によれば、関連情報生成
部112が、主画像と副画像とが対応する画像であるこ
とを示す関連情報を生成するので、主画像及び副画像の
閲覧者は、主画像と副画像との対応関係を容易に把握す
ることができる。
【0099】また、本実施形態によれば、主画像、副画
像、位置情報、文字情報、及び関連情報の対応関係が記
録されるので、主画像及び副画像が記録された記録媒体
において、位置情報又は文字情報に基づいて容易に所望
の画像を検索することができる。
【0100】また、本実施形態によれば、形式情報生成
部116が主画像及び副画像を出力する場合の出力形式
情報を生成するので、例えば工事写真の場合、カメラが
画像の撮影後に自動的に工事写真アルバム用のファイル
を生成することができる。記録媒体の閲覧者はアルバム
形式で主画像及び副画像を閲覧することができ、また閲
覧者はアルバム形式で主画像及び副画像を印刷すること
ができる。
【0101】また、本実施形態によれば、パターン条件
記憶部102に記憶させた画像パターン条件が、内側部
分の明度と異なる明度を有する輪郭線84や、目盛り線
が書かれた輪郭線84を有する定規80の特徴を定めて
いるので、検出部100により注目部位を容易に検出す
ることができる。
【0102】また、本実施形態によれば、パターン条件
記憶部102に記憶させた画像パターン条件が、内側部
分の色相と異なる色相を有する輪郭線91や、突形部分
92を有する輪郭線91を有する黒板90の特徴を定め
ているので、検出部100により注目部位を容易に検出
することができる。
【0103】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができることが当業者に明らかであ
る。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術
的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から
明らかである。
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、主画像と副画像との対応関係を容易に把握す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの構成図である。
【図2】制御ユニット30の機能ブロック図である。
【図3】第1実施形態における主画像、副画像、位置情
報、文字情報、及び関連情報の対応関係を示す。
【図4】第2実施形態における主画像、副画像、位置情
報、文字情報、及び関連情報の対応関係を示す。
【図5】第3実施形態における主画像、副画像、文字情
報、及び関連情報の対応関係を示す。
【図6】第4実施形態における主画像、副画像、文字情
報、関連情報、及び文字関連情報の対応関係を示す。
【図7】定規80の画像パターンを示す図である。
【図8】黒板90の画像パターンを示す図である。
【図9】主画像及び副画像の出力形式情報を示す。
【図10】撮影方法を示すフローチャートである。
【図11】図10における第1〜4実施形態の注目部位
検出段階(S104)の詳細な動作を示すフローチャー
トである。
【図12】図10における第1〜4実施形態の副画像撮
影段階(S106)の詳細な動作を示すフローチャート
である。
【図13】第5実施形態におけるカメラ本体200の外
観図である。
【図14】第5実施形態における撮影方法を示すフロー
チャートである。
【図15】第6実施形態におけるフイルム撮像部71を
備えたカメラの構成図である。
【図16】第7実施形態における制御ユニット30のハ
ードウェア構成図である。
【図17】第7実施形態におけるCPU36が実行する
ソフトウエアの機能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 入力部 11 レンズ 12 絞り 13 シャッター 14 カラーフィルタ 15 CCD 16 方向調整部 21 領域指定部 22 A/D変換部 24 メモリ部 26 関連付け設定部 28 レリーズスイッチ 30 制御ユニット 40 記録部 50 出力部 60 主画像 62 副画像 64 破線 70 デジタル撮像部 71 フイルム撮像部 72 フイルム用レンズ 73 フイルム用絞り 74 フイルム用シャッター 75 受光部 76 フイルム用方向調整部 80 定規 81 第一色部 82 第二色部 83 第三色部 84 輪郭線 90 黒板 91 輪郭線 92 突形部分 93 文字表示部 100 検出部 102 パターン条件記憶部 104 位置抽出部 106 処理部 108 結像制御部 110 撮像制御部 112 関連情報生成部 114 文字検出部 116 形式情報生成部 200 カメラ本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 H04N 5/232 A 5C052 E 5/76 B 5/76 G06F 15/62 P Fターム(参考) 2H054 AA01 BB07 2H103 AA28 AA32 AA35 ZA54 2H104 AA18 5B050 AA00 BA15 BA20 DA08 EA03 EA04 EA18 FA08 FA09 FA14 GA04 GA08 5C022 AA13 AB23 AB44 AB62 AB65 AB66 AB68 AC42 AC69 5C052 AA17 GA02 GA07 GA09 GB09 GC04 GE04 GE06

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する撮影装置であって、 第一の画像と第二の画像とを撮影する入力部と、 前記第一の画像と前記第二の画像とが対応する画像であ
    ることを示す関連情報を生成する関連情報生成部と、 前記第一の画像と前記第二の画像と前記関連情報とを記
    録する記録部とを備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 所定の画像パターン条件を記憶するパタ
    ーン記憶部と、 前記第一の画像から前記画像パターン条件を満たした注
    目部位を検出する検出部とをさらに備え、 前記入力部は、前記第二の画像として前記注目部位を撮
    影する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
    撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記入力部に対し、前記注目部位を所定
    のズーム倍率で結像させる結像制御部をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記入力部による撮影の方向を調整する
    方向調整部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記第一の画像と前記第二の画像とを関
    連付けするかどうかを設定する関連付け設定部をさらに
    備え、 前記関連情報生成部は、前記関連付け設定部の設定に基
    づいて前記関連情報を生成する手段をさらに有すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撮影装
    置。
  6. 【請求項6】 前記入力部は、前記第一の画像及び前記
    第二の画像のうち少なくとも一方を撮像する第一の撮像
    部と、前記第一の画像及び前記第二の画像のうち少なく
    とも一方を撮像する第二の撮像部とをそれぞれ異なる位
    置に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    に記載の撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記第一の撮像部は、前記第一の画像及
    び前記第二の画像のうち少なくとも一方を光学的な情報
    から電気的な情報へ変換する手段を含み、 前記第二の撮像部は、前記第一の画像及び前記第二の画
    像のうち少なくとも一方の光学的な情報をフイルムに感
    光させる手段を含むことを特徴とする請求項6に記載の
    撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記結像制御部は、前記第一の撮像部と
    前記第二の撮像部とに対し、それぞれ異なるズーム倍率
    で結像させる手段を有することを特徴とする請求項6又
    は7に記載の撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記第一の画像及び前記第二の画像のそ
    れぞれに対しファイル名を与える処理部をさらに備え、 前記関連情報生成部は、前記第一の画像のファイル名と
    前記第二の画像のファイル名とに基づいて前記関連情報
    を生成する手段を有することを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれかに記載の撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記第一の画像に含まれる前記注目部
    位及び前記第二の画像のうち少なくとも一方から文字情
    報を検出する文字検出部をさらに備え、 前記記録部は、前記文字情報を記録する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項2乃至9のいずれかに記載の撮影
    装置。
  11. 【請求項11】 前記関連情報生成部は、前記文字情報
    と、前記第一の画像及び前記第二の画像のうち一方又は
    双方との対応関係に基づいて前記関連情報を生成する手
    段をさらに有することを特徴とする請求項10に記載の
    撮影装置。
  12. 【請求項12】 前記第一の画像における前記注目部位
    の位置情報を抽出する位置抽出部をさらに備え、 前記記録部は、前記位置情報を記録する手段をさらに有
    することを特徴とする請求項2乃至11のいずれかに記
    載の撮影装置。
  13. 【請求項13】 前記第一の画像における所望の領域を
    指定する領域指定部と、 前記領域指定部により前記第一の画像において指定され
    た領域の位置情報を生成する位置抽出部とをさらに備
    え、 前記記録部は、前記位置情報を記録する手段をさらに有
    することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記
    載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記関連情報生成部は、前記位置情報
    と、前記第一の画像及び前記第二の画像の一方又は双方
    との対応関係に基づいて前記関連情報を生成する手段を
    さらに有することを特徴とする請求項12又は13に記
    載の撮影装置。
  15. 【請求項15】 前記第一の画像及び前記第二の画像を
    出力する場合の出力内容、配置、及び表示寸法のうち少
    なくともいずれかを定めた出力形式情報を前記関連情報
    に基づいて生成する形式情報生成部をさらに備え、 前記記録部は、前記出力形式情報を記録する手段をさら
    に有することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか
    に記載の撮影装置。
  16. 【請求項16】 前記第一の画像及び前記第二の画像を
    前記出力形式情報に基づいて出力する出力部をさらに備
    えることを特徴とする請求項15に記載の撮影装置。
  17. 【請求項17】 被写体を撮影する撮影方法であって、 第一の画像と第二の画像とを撮影する段階と、 前記第一の画像と前記第二の画像とが対応する画像であ
    ることを示す関連情報を生成する段階と、 前記第一の画像と前記第二の画像と前記関連情報とを記
    録する段階とを備えることを特徴とする撮影方法。
  18. 【請求項18】 被写体を撮影するプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムが、 前記コンピュータに働きかけて、第一の画像と第二の画
    像とを撮影する手順と、 前記コンピュータに働きかけて、前記第一の画像と前記
    第二の画像とが対応する画像であることを示す関連情報
    を生成する手順と、 前記コンピュータに働きかけて、前記第一の画像と前記
    第二の画像と前記関連情報とを記録する手順とを備える
    ことを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005266718A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Olympus Corp 顕微鏡画像撮影システム
JP2010252236A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置及び画像ファイルのデータ構造

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