JP2001023780A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2001023780A
JP2001023780A JP11192061A JP19206199A JP2001023780A JP 2001023780 A JP2001023780 A JP 2001023780A JP 11192061 A JP11192061 A JP 11192061A JP 19206199 A JP19206199 A JP 19206199A JP 2001023780 A JP2001023780 A JP 2001023780A
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五郎 山口
Hiroshi Mitsuyasu
啓 光安
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泰 蒲原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータ部からのノイズの影響を回避しつ
つ放電灯点灯装置にマイクロコンピュータを搭載する。 【解決手段】 同一基板上に、放電灯を高周波で点灯さ
せるためのインバータ素子を有するインバータ部と、イ
ンバータ部を高周波制御するためのマイクロコンピュー
タを有する制御部とが配置された放電灯点灯装置であっ
て、前記基板は、電源側に接続される入力端子と、放電
灯側に接続される出力端子とを備え、前記インバータ部
及び制御部を構成する回路素子類が配置される基板上の
素子類配置領域が両端子間に設けられ、当該素子類配置
領域は、両端子間を結ぶ方向に長く延びた形状とされ、
前記マイクロコンピュータは、前記素子類配置領域にお
いて前記インバータ素子よりも入力端子側に配置されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを搭載した放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の放電点灯装置には、放電灯の調
光、照度補正をマイクロコンピュータを用いて行うよう
にしたものがある。このマイクロコンピュータは、放電
灯点灯装置の回路と接続され、当該回路を制御すること
によって放電灯の調光、照度補正などを行う。このマイ
クロコンピュータは、放電灯点灯装置のインバータ部か
らのノイズ回避のために、放電灯点灯装置とは分離した
別体の制御ユニットとして構成され、ノイズによるマイ
クロコンピュータの誤動作を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、放電灯
点灯装置とその制御ユニットとが別体であると、部品数
が増加してコスト高を招く。しかし、放電灯点灯装置に
マイクロコンピュータを搭載すると、マイクロコンピュ
ータがインバータ部からノイズを受けて誤動作するおそ
れがある。本発明は、このような問題に鑑みてなされた
ものであって、インバータ部からのノイズの影響を回避
しつつ放電灯点灯装置にマイクロコンピュータを搭載す
ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記課
題を解決するために採用した第1のポイントは、同一基
板上に、放電灯を高周波で点灯させるインバータ部と、
インバータ部を高周波制御するためのマイクロコンピュ
ータを有する制御部とを配置して両者を一体的に構成し
たことにある。このように、従来別体であったものを一
体的に構成することで、部品点数が減少し、コストメリ
ットを図ることができる。また、一体であるので、組立
時にインバータ部と制御部を配線する必要がなく、組立
が容易である。
【0005】そして、インバータ部によるノイズがマイ
クロコンピュータへ影響することを防止するには、イン
バータ部とマイクロコンピュータとの距離を長くするこ
とによって可能である。このための回路配置が本発明の
第2のポイントである。すなわち、基板は、電源側に接
続される入力端子と、放電灯側に接続される出力端子と
を備え、前記インバータ部及び制御部を構成する回路素
子類が配置される基板上の素子類配置領域が両端子間に
設けられ、当該素子類配置領域は、両端子間を結ぶ方向
に長く延びた形状とされている。
【0006】このように、素子類配置領域を両端子間を
結ぶ方向に長くとることによって、当該領域内において
長手方向に配置される素子間の距離を長くすることが可
能となる。ここで、素子類配置領域が「両端子間を結ぶ
方向に長く延びた」とは、素子類配置領域が、例えば、
長方形となっている場合をいう。そして、前記領域での
マイクロコンピュータとインバータ部との配置が第3の
ポイントである。すなわち、前記マイクロコンピュータ
は、前記素子類配置領域において前記インバータ部より
も入力端子側に配置されている。
【0007】このように、マイクロコンピュータをイン
バータ部よりも入力端子側に配置すること、いいかえれ
ば素子間の間隔を長くとれる長手方向(入力端子と出力
端子を結ぶ方向)にマイクロコンピュータとインバータ
部とを並設すること、によりマイクロコンピュータへの
インバータ部からのノイズの影響を低減することができ
る。さらに、素子類配置領域においてインバータ部から
出力端子の間は、高周波電流が流れておりこの領域にマ
イクロコンピュータが存在すると特にノイズの影響を受
けやすいので、この領域を避けてインバータ部より入力
端子側にマイクロコンピュータを配置することで、ノイ
ズの影響を回避できる。
【0008】また、前述のような素子類配置領域におい
ては、入力端子に近づく程、インバータ部からのノイズ
の影響が低下するので、マイクロコンピュータは、イン
バータ部よりも入力端子側であって、かつインバータ素
子よりも入力端子に近い位置に設けられているのが好適
である。したがって、前記インバータ部は前記出力端子
近傍に、前記マイクロコンピュータは前記入力端子近傍
に振り分け配置されているのが好適である。ここで、出
力端子近傍とは、入力端子と出力端子の中間位置から出
力端子よりの領域をいい、入力端子近傍とは、同中間位
置から入力端子よりの領域をいう。
【0009】素子類配置領域を前述のような形状とする
には、前記基板は略長方形に形成されており、当該長方
形の一の短辺近傍に入力端子が配置されていると共に、
他の短辺近傍に出力端子が配置されているものとするこ
とができる。また、前記制御部は、前記マイクロコンピ
ュータの制御により前記インバーター部に高周波制御信
号を与えるためのインバータ制御用ICチップを備え、
当該インバータ制御用ICチップは、前記素子類配置領
域において前記インバータ部よりも入力端子側に配置さ
れ、前記マイクロコンピュータは、前記インバータ制御
用ICチップよりも入力端子側に配置されているものと
することができる。
【0010】この場合、入力端子側からマイクロコンピ
ュータ、インバータ制御用ICチップ、インバータ部の
順番で素子類配置領域の長手方向に並設されることにな
る。したがって、マイクロコンピュータからインバータ
制御用ICチップに与えられる制御信号はインバータ部
の近くを通る必要がなく、インバータ部から当該制御信
号へのノイズ印加を回避することが可能で、ノイズの影
響が防止される。また、両端子を結ぶ方向に長い素子類
配置領域においては、インバータ制御用ICチップが介
在している分、マイクロコンピュータはインバータ部か
らの距離が遠くなるのでノイズの影響が一層低減する。
【0011】また、前記基板の素子類配置領域には、チ
ョッピングにより前記インバータ部に供給される電力を
制御するチョッパー部が設けられ、当該チョッパー部
は、前記インバータ部より入力端子側に配置され、前記
マイクロコンピュータは、前記チョッパー部より入力端
子側に配置されているものとすることができる。この場
合、入力端子側からマイクロコンピュータ、チョッパー
部、インバータ部の順番で素子類配置領域の長手方向に
並設されることになる。したがって、両端子を結ぶ方向
に長い素子類配置領域においては、チョッパー部が介在
している分、マイクロコンピュータはインバータ部から
の距離が遠くなるのでノイズの影響が一層低下する。
【0012】また、前記制御部は、前記マイクロコンピ
ュータの制御により前記チョッパー部にチョッパー制御
信号を与えるためのチョッパー制御ICチップを備え、
当該チョッパー制御ICチップは、前記素子類配置領域
において前記チョッパー部より入力端子側に配置され、
前記マイクロコンピュータは、前記チョッパー制御IC
チップより入力端子側に配置されているものとすること
ができる。この場合、入力端子側からマイクロコンピュ
ータ、チョッパー制御ICチップ、チョッパー部、イン
バータ部の順番で素子類配置領域の長手方向に並設され
ることになる。
【0013】したがって、両端子を結ぶ方向に長い素子
類配置領域においては、チョッパー制御ICチップ及び
チョッパー部が介在している分、マイクロコンピュータ
はインバータ部からの距離が遠くなるのでノイズの影響
がさらに一層低下する。また、本発明においては、前記
基板の素子類配置領域には、チョッピングにより前記イ
ンバータ部に供給される電力を制御するチョッパー部が
設けられ、前記マイクロコンピュータは、前記インバー
タ部より入力端子側であって前記チョッパー部より出力
端子側に配置されているものとすることができる。
【0014】この場合、入力端子側からチョッパー部、
マイクロコンピュータ、インバータ部の順番で素子類配
置領域の長手方向に並設されることになる。ここで、チ
ョッパー部からもある程度ノイズが発生する。このた
め、入力端子側からマイクロコンピュータ、チョッパー
部、インバータ部の順番で配置すると、マイクロコンピ
ュータからインバータ部に対して与えられる制御信号
が、チョッパー部の近くを通過することになり、チョッ
パー部からのノイズが当該制御信号に印加され誤動作を
生ずるおそれがある。
【0015】しかし、入力端子側からチョッパー部、マ
イクロコンピュータ、インバータ部の順番で配置すれ
ば、マイクロコンピュータからチョッパー部に与えられ
る制御信号は、インバータ部の近くを通る必要がないの
でインバータ部からのノイズの影響を受けることは少な
く、更にマイクロコンピュータからインバータ部に与え
られる制御信号はチョッパー部の近くを通る必要がない
ので、チョッパー部からのノイズの影響を受けることは
少ない。さらに、具体的には、前記インバータ部は出力
端子近傍に配置されていると共に、前記チョッパー部は
入力端子近傍に配置され、前記マイクロコンピュータ
は、前記インバータ部とチョッパー部との間に配置され
ているのが好適である。
【0016】また、前記制御部は、前記マイクロコンピ
ュータの制御により前記インバータ部に高周波制御信号
を与えるためのインバータ制御用ICチップと、前記マ
イクロコンピュータの制御により前記チョッパー部にチ
ョッパー制御信号を与えるためのチョッパー制御ICチ
ップを備え、前記インバータ制御用ICチップは、イン
バータ部より入力端子側に配置されていると共に、前記
チョッパー制御ICチップはチョッパー部より出力端子
側に配置され、前記マイクロコンピュータは、前記イン
バータ制御用ICチップとチョッパー制御ICチップと
の間に配置されているものとするのが好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
に係る放電灯点灯装置1としての回路が基板20に配置
された状態を示している。この放電灯点灯装置1の回路
構成は、図2の回路図に例示されものが採用される。図
2の放電灯点灯装置(インバータ安定器)1は、交流電
源ACに接続される全波整流器(ダイオードブリッジ)
DB1を備えている。この全波整流器DB1の出力側に
は、チョッパー部3が接続され、チョッパー部3の出力
側にインバータ部5が接続され、インバータ部5の出力
側に放電灯7が接続される。
【0018】チョッパー部3は、整流器DB1の整流出
力をチョッピングして、インバータ部5に供給される電
圧を調整するものである。チョッパー部3は、チョーク
コイルL1、スイッチング素子S3、ダイオードD1に
より構成されている。スイッチング素子S3は、後述の
チョッパー制御IC11によって高周波でオンオフされ
る。スイッチング素子S3のオンオフにより、整流出力
がチョッピングされる。すなわち、スイッチング素子S
3がオンの時には、チョークコイルL1にエネルギーが
蓄積され、スイッチング素子S3がオフの時にはそのエ
ネルギーがダイオードD1を介して放出される。
【0019】なお、ダイオードD1を介して出力される
チョッピング電圧はコンデンサC1で平滑化される。イ
ンバータ部5は、チョッパー部の出力電圧を高周波の交
流電圧に変換して負荷である放電灯7に供給するもので
ある。インバータ部3は、インバータスイッチング素子
(インバータ素子)S1,S2と、コンデンサC2と、
LC共振回路L2,C3と、から構成されている。各ス
イッチング素子S1,S2は後述のインバータ制御IC
13によって高速度で交互にオンオフされる。インバー
タ部5は、各インバータ素子S1,S2のオンオフによ
り、コンデンサC1で平滑化されたチョッパ部3の出力
を高周波に変換し、共振回路L2,C3を励振して放電
灯7を点灯させる。なお、コンデンサC2は、直流成分
カット用のコンデンサである。
【0020】また、放電灯点灯装置1は、放電灯点灯制
御部8を備えている。この制御部8は、チョッパー部3
とインバータ部5とを制御するためのものであり、放電
灯の調光、照度補正などの機能を有するマイクロコンピ
ュータ(以下、マイコンという)9、チョッパー制御I
C11、インバータ制御IC13とから構成されてい
る。チョッパー制御IC11は、インバータ部5に供給
される電圧を調整するべくスイッチ素子S3をオンオフ
制御する制御信号を出力するものであって、チョッパー
制御IC11が出力する制御信号の周波数は、マイコン
9から入力される制御信号によって制御される。
【0021】インバータ制御IC13は、各インバータ
素子S1,S2を交互にオンオフ制御する制御信号を出
力するものであって、インバータ制御ICが出力する制
御信号の周波数は、マイコン9から入力される制御信号
によって制御される。なお、放電灯点灯装置1は、マイ
コン9への電源供給部15を備えている。この電源供給
部15は、前記交流電源ACから分圧抵抗R1,R2に
よって分圧された電圧を整流器DB2で整流し、コンデ
ンサC4で平滑化し、3端子レギュレータIC17を介
してマイコン9の電源として供給する。
【0022】図2に示すような放電灯点灯装置1を構成
する回路素子類は、図1に示すような一つの基板20に
配置されている。この基板20は、長手方向に長細い長
方形に形成されている。基板20の一方の短辺20aの
近くには交流電源ACに接続される入力端子22が設け
られている。基板20の他方の短辺20bの近くには放
電灯7に接続される出力端子24が設けられている。入
力端子22は、図2の回路図において、交流電源ACの
出力端として符号Aで示す部分に該当する。また、出力
端子は、図2の回路図において放電灯7の入力端として
符号Bで示す部分に該当する。
【0023】図1は、図2の回路においてチョッパー部
3とチョッパー制御IC11を省略した場合の、マイコ
ン9,インバータ制御IC13,インバータ部5の配置
を示している。マイコン9その他の放電灯点灯装置1を
構成する回路素子は、入力端子22と出力端子24との
間に配置されており、両端子間は両端子間を結ぶ方向に
長く延びた形状(長方形)の素子類配置領域26とされ
ている。この長細い素子類配置領域26において、制御
部8とインバータ部5は、長手方向に振り分け配置され
ている。すなわち、制御部8は素子類配置領域26の入
力端子22側に配置され、インバータ部5は同領域26
の出力端子24側に配置されている。
【0024】さらに具体的には、基板20の表面の出力
端子24側にインバータ部5が配置され、基板20の表
面の入力端子22側には、点灯装置を構成する他の素子
類(整流器DB1、3端子レギュレータ17等)が長手
方向に配置されている(図示省略)。そして、制御部8
は基板20の裏面の入力端子22側(他の素子類の裏
側)に配置されている。なお、インバータ部5は基板の
表面に装着されている必要はなく、裏面の対応する位置
であってもよく、出力端子24付近の表裏両面にインバ
ータ部5を構成する素子を分散配置してもよい(後述の
実施形態においても同様)。
【0025】インバータ部5の配置されている領域内に
おいては、インバータ素子S1,S2が最も入力端子2
2側に配置され、その他のインバータ部5を構成する素
子L2,C2,C3は素子類配置領域26の長手方向に
並設されている。このように本実施形態では、放電灯点
灯装置を構成する主要回路であるインバータ部5は、出
力端子24の近傍に配置されている。したがって、イン
バータ部5(インバータ素子S1,S2)によって発生
する高周波は、このインバータ部5と当該インバータ部
5に接続されている出力端子24付近を流れる。よって
インバータ部5によるノイズの影響は、インバータ部5
を中心とする出力端子24付近24において強くなり、
入力端子22側程ノイズの影響が低下する。
【0026】制御部8を構成するインバータ制御ICチ
ップ13は、インバータ部5から長手方向に所定の距離
をおいて入力端子22側に配置されている。また、制御
部8を構成するマイコン9は、インバータ制御ICチッ
プ13からさらに長手方向に所定の間隔をおいて配置さ
れている。このように、本実施形態では、マイコン9
は、インバータ部5よりも入力端子側22(R1の領
域)であって、しかもインバータ制御ICチップ13よ
りも入力端子22側(R2の領域)に配置されている。
このようにマイコンはノイズの影響の少ない入力端子2
2側に配置されているので、誤動作が少ない。また、マ
イコン9とインバータ制御ICチップ13を接続する配
線28もインバータ部5の近傍を通る必要がないので、
マイコンからインバータ制御IC13に与えられる制御
信号へのノイズの印加も回避できる。
【0027】図3は、本発明の第2の実施形態に係る放
電灯点灯装置1の回路配置を示している。本実施形態で
は、基板20にチョッパー部3及びチョッパー制御IC
チップ11も搭載され、図1の回路図に対応する回路構
成となっている。ここでは、基板20の表面の出力端子
24近傍にインバータ部5が配置され、同じく表面にイ
ンバータ部5から長手方向に所定間隔をおいて入力端子
22側にチョッパー部3が配置されている。なお、チョ
ッパー部3は、基板の表面に装着されている必要はな
く、裏面の対応する位置であってもよく、インバータ部
5から長手方向から所定間隔をおいた入力端子22側の
位置にチョッパー部3を構成する素子を分散配置しても
よい(後述の実施形態においても同様)。
【0028】また、インバータ部5とチョッパー部3と
の間、チョッパー部3と入力端子22との間、裏面の余
ったスペースには、点灯装置1を構成する他の素子類が
長手方向に配置されている。また、基板20の裏面に
は、インバータ部5から長手方向に所定間隔をおいて入
力端子側にインバータ制御ICチップ13が配置されて
いる。さらにインバータ制御ICチップから長手方向に
所定間隔おいて入力端子22側であって、かつチョッパ
ー部3より入力端子22側に、チョッパー制御ICチッ
プ11が設けられている。
【0029】マイコン9は、基板20の裏面であって、
チョッパー制御ICチップ11から長手方向に所定間隔
をおいて入力端子22側に設けられている。このよう
に、本実施形態では、マイコン9は、長細い素子類配置
領域26において、インバータ部5からチョッパー部3
を介在させて入力端子側22に配置されている(R3の
領域)ので、領域26のスペースを有効に活用しつつ、
マイコン9のインバータ部5からの距離を大きくとるこ
とができる。また、チョッパー部3からも発生する高周
波ノイズのマイコン9への影響も回避できる。
【0030】また、マイコン9は、チョッパー制御IC
チップ11より入力端子22に配置されている(R4の
領域)ので、マイコン9からチョッパー制御ICチップ
11に与えられる制御信号にチョッパー部3からのノイ
ズが印加されるのを防止できる。なお、本実施形態で
は、インバータ制御ICチップ13は、インバータ部5
とチョッパー部3との間に配置されているが、チョッパ
ー制御ICチップ11がチョッパー部3より入力端子2
2側に配置されているのと同様の理由で、インバータ制
御ICチップ13もチョッパー部3より入力端子側に配
置することができる。
【0031】図4は、本発明の第4の実施形態に係る放
電灯点灯装置1の回路配置を示している。インバータ部
5は基板表面の出力端子24の近傍に配置され、チョッ
パー部3は基板表面の入力端子22近傍に配置されてい
る。放電灯点灯装置1を構成する他の素子は、チョッパ
ー部3とインバータ部5の間又は裏面に配置されてい
る。基板20の裏面には、インバータ部5から長手方向
に所定間隔をおいて入力端子側22にインバータ制御I
Cチップ13が配置され、チョッパー部3から長手方向
に所定間隔をおいてチョッパー制御ICチップ11が配
置されている。
【0032】マイコン9は、インバータ制御ICチップ
13とチョッパー制御ICチップ11の長手方向中間に
配置されている。本実施形態では、チョッパー部3を入
力端子22の近くに配置して、長細い素子類配置領域2
6においてチョッパー部3とインバータ部5の中間(R
5の領域)にマイコン9を配置したので、マイコン9は
チョッパー部3とインバータ部5の双方から距離の離れ
た配置となり、チョッパー部3やインバータ部5からの
ノイズの影響を低減することができる。
【0033】また、インバータ部5より入力端子22側
にインバータ制御ICチップ13を配置し、更にインバ
ータ制御ICチップ13より入力端子22側にマイコン
9を配置しているので、マイコン9からインバータ制御
ICチップに与えられる制御信号へのノイズ印加が回避
され、ノイズの影響を受け難くなる。また、チョッパー
部より出力端子24側にチョッパー制御ICチップ11
を配置し、更にチョッパー制御ICチップ11より出力
端子24側にマイコン9を配置しているので、マイコン
9からチョッパー制御ICチップ11に与えられる制御
信号へのノイズ印加が回避され、ノイズの影響を受け難
くなる。
【0034】なお、チョッパー部3からのノイズがマイ
コン9に影響するのを防止するという観点からは、マイ
コン9がチョッパー部3より出力端子24側にあればよ
いので、チョッパー部11はチョッパー部3の入力端子
22側に配置してもよい。なお、本発明は上記実施の形
態に限定されるものではない。例えば、図2に示すイン
バータ部5の回路構成は、例示であって、他の公知の回
路構成を採用することができる。また、マイコン9,イ
ンバータ制御ICチップ13,チョッパー制御ICチッ
プ11は、基板表面に配置してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上、本発明によれば、放電灯点灯装置
にマイコンが一体化されているので、調光、照度補正と
いった機能を放電灯点灯装置単独で備えていることにな
る。したがって、従来のように、組立時にマイコンと放
電灯点灯装置を配線接続する必要がなく、器具配線を容
易に行える。また、インバータ部及び制御部を構成する
回路素子類が配置される基板上の素子類配置領域が両端
子間に設けられ、当該素子類配置領域は、両端子間を結
ぶ方向に長く延びた形状とされ、マイコは、前記素子類
配置領域において前記インバータ素子よりも入力端子側
に配置されているので、マイコンはインバータ部からノ
イズの影響を受け難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る放電灯点灯装置の回路配置
図である。
【図2】放電灯点灯装置の回路図である。
【図3】第2実施形態に係る放電灯点灯装置の回路配置
図である。
【図4】第3実施形態に係る放電灯点灯装置の回路配置
図である。
【符号の説明】
1 放電灯点灯装置 3 チョッパー部 5 インバータ部 7 放電灯 8 点灯制御部 9 マイクロコンピュータ 11 チョッパー制御ICチップ 13 インバータ制御ICチップ 20 基板 22 入力端子 24 出力端子 26 素子類配置領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 41/392 H05B 41/29 C (72)発明者 光安 啓 兵庫県姫路市西延末404−1 池田電機株 式会社内 (72)発明者 蒲原 泰 兵庫県姫路市西延末404−1 池田電機株 式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA02 BA03 BA05 BB01 BB10 DB03 DD04 GA02 GC04 HB03 3K098 CC57 DD22 DD35 DD37 EE14 GG02 5H007 AA01 BB03 CA02 CB09 CB17 CC12 DB01 DB12 DC05 HA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一基板(20)上に、放電灯(7)を
    高周波で点灯させるためのインバータ部(5)と、イン
    バータ部(5)を高周波制御するためのマイクロコンピ
    ュータ(9)を有する制御部(8)とが配置された放電
    灯点灯装置であって、 前記基板(20)は、電源(AC)側に接続される入力
    端子(22)と、放電灯(7)側に接続される出力端子
    (24)とを備え、 前記インバータ部(5)及び制御部(8)を構成する回
    路素子類が配置される基板上の素子類配置領域(26)
    が両端子(22,24)間に設けられ、 当該素子類配置領域(26)は、両端子(22,24)
    間を結ぶ方向に長く延びた形状とされ、 前記マイクロコンピュータ(9)は、前記素子類配置領
    域(26)において前記インバータ部(5)よりも入力
    端子(22)側に配置されていることを特徴とする放電
    灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記インバータ部(5)は前記出力端子
    (24)近傍に、前記マイクロコンピュータは前記入力
    端子(22)近傍に振り分け配置されていることを特徴
    とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記基板(20)は略長方形に形成され
    ており、当該長方形の一の短辺(20a)近傍に入力端
    子(22)が配置されていると共に、他の短辺(20
    b)近傍に出力端子(24)が配置されていることを特
    徴とする請求項1又は2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部(8)は、前記マイクロコン
    ピュータ(9)の制御により前記インバーター部(5)
    に高周波制御信号を与えるためのインバータ制御用IC
    チップ(13)を備え、 当該インバータ制御用ICチップ(13)は、前記素子
    類配置領域(26)において前記インバータ部(5)よ
    りも入力端子(22)側に配置され、 前記マイクロコンピュータ(9)は、前記インバータ制
    御用ICチップ(13)よりも入力端子(22)側に配
    置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記基板(20)の素子類配置領域(2
    6)には、チョッピングにより前記インバータ部(5)
    に供給される電力を制御するチョッパー部(3)が設け
    られ、 当該チョッパー部(3)は、前記インバータ部(5)よ
    り入力端子(22)側に配置され、 前記マイクロコンピュータ(9)は、前記チョッパー部
    (3)より入力端子(22)側に配置されていることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の放電灯点灯
    装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部(8)は、前記マイクロコン
    ピュータ(9)の制御により前記チョッパー部(3)に
    チョッパー制御信号を与えるためのチョッパー制御IC
    チップ(11)を備え、 当該チョッパー制御ICチップ(11)は、前記素子類
    配置領域(26)において前記チョッパー部(3)より
    入力端子(22)側に配置され、 前記マイクロコンピュータ(9)は、前記チョッパー制
    御ICチップ(11)より入力端子(22)側に配置さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の放電灯点灯装
    置。
  7. 【請求項7】 前記基板(20)の素子類配置領域(2
    6)には、チョッピングにより前記インバータ部(5)
    に供給される電力を制御するチョッパー部(3)が設け
    られ、 前記マイクロコンピュータ(9)は、前記インバータ部
    (5)より入力端子(22)側であって前記チョッパー
    部(3)より出力端子(24)側に配置されていること
    を特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 前記インバータ部(5)は出力端子(2
    4)近傍に配置されていると共に、前記チョッパー部
    (3)は入力端子(22)近傍に配置され、 前記マイクロコンピュータ(9)は、前記インバータ部
    (5)とチョッパー部(3)との間に配置されているこ
    とを特徴とする請求項7記載の放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部(8)は、前記マイクロコン
    ピュータ(9)の制御により前記インバータ部(5)に
    高周波制御信号を与えるためのインバータ制御用ICチ
    ップ(11)と、前記マイクロコンピュータ(9)の制
    御により前記チョッパー部(3)にチョッパー制御信号
    を与えるためのチョッパー制御ICチップ(11)を備
    え、 前記インバータ制御用ICチップ(13)は、インバー
    タ部(5)より入力端子(22)側に配置されていると
    共に、前記チョッパー制御ICチップ(11)はチョッ
    パー部(3)より出力端子(24)側に配置され、 前記マイクロコンピュータ(9)は、前記インバータ制
    御用ICチップ(13)とチョッパー制御ICチップ
    (11)との間に配置されていることを特徴とする請求
    項7又は8記載の放電灯点灯装置。
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