JP2001023699A - バッテリ管理装置 - Google Patents

バッテリ管理装置

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JP2001023699A
JP2001023699A JP11190263A JP19026399A JP2001023699A JP 2001023699 A JP2001023699 A JP 2001023699A JP 11190263 A JP11190263 A JP 11190263A JP 19026399 A JP19026399 A JP 19026399A JP 2001023699 A JP2001023699 A JP 2001023699A
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charging
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JP11190263A
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Hidenori Yamanashi
秀則 山梨
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/007Regulation of charging or discharging current or voltage
    • H02J7/00712Regulation of charging or discharging current or voltage the cycle being controlled or terminated in response to electric parameters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電用電力供給ラインを介して供給される電
力により充電されるバッテリの管理を、高精度で正しく
行うことができるバッテリ管理装置を提供する。 【解決手段】 充電用電力供給ライン15を介して供給
される電力により充電されるバッテリ1を管理する装置
であって、バッテリ1の端子電圧を計測する電圧計測手
段Vmと、充電用電力供給ライン15を流れる充電電流
を計測する電流計測手段Imと、電圧計測手段Vmによ
り計測される端子電圧と、電流計測手段Imにより計測
される充電電流との、バッテリ1の充電動作中における
周期的変化を基に、充電電流と端子電圧との相関を示す
近似直線特性を割り出す充電特性割出手段21Aと、充
電特性割出手段21Aが割り出した近似直線特性と、充
電電流の所与の基準値とを基に、バッテリ1の満充電容
量を割り出す満充電容量割出手段21Bとを備えること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電用電力供給ラ
インを介して供給される電力により充電されるバッテリ
を管理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、走行用モータに電力を供給する
ためにハイブリッド車や電気自動車に搭載されるバッテ
リは、車両の減速時にモータに生じる逆起電力や、エン
ジンにより駆動されるオルタネータからの電力によっ
て、適宜充電される。
【0003】ところで、バッテリの満充電容量が周辺温
度の変化に依存して変化することは、一般に広く知られ
ているところであるが、この満充電容量の変化を正確に
把握していないと、温度に関係なく常に一定の満充電容
量としてバッテリの充電を管理する結果、実際には満充
電状態であるにも拘わらず計算上は満充電状態でないも
のとしてバッテリを過充電してしまい、充電性能の劣化
を促進させてしまう弊害を招きかねない。
【0004】そこで、バッテリを充電するための電力が
供給されるライン上を流れる充電電流と、バッテリの端
子電圧とを計測し、これら端子電圧及び充電電流から両
者の相関を割り出して、この相関を基にしてバッテリの
満充電容量を求めることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バッテリが満
充電状態に近づいた際におけるバッテリの内部インピー
ダンスの変化量が、バッテリの周辺温度によって大きく
異なるので、温度というファクタを全く考慮せずに端子
電圧と充電電流との相関を単に用いてバッテリの満充電
容量を求め、これを基にバッテリを管理しようとする
と、満充電容量が正確度に欠けるためバッテリを正しく
管理することができないおそれがある。
【0006】そして、上述したバッテリの管理に関する
問題は、ハイブリッド車や電気自動車に搭載されたバッ
テリに限らず、充放電が繰り返されるバッテリについて
広く一般的に当てはまるものであった。
【0007】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、充電用電力供給ラインを介して供給さ
れる電力により充電されるバッテリの管理を、高精度で
正しく行うことができるバッテリ管理装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載した本発明のバッテリ管理装置は、
図1に基本構成図で示すように、充電用電力供給ライン
15を介して供給される電力により充電されるバッテリ
1を管理する装置であって、前記バッテリ1の端子電圧
を計測する電圧計測手段Vmと、前記充電用電力供給ラ
イン15を流れる充電電流を計測する電流計測手段Im
と、前記電圧計測手段Vmにより計測される前記端子電
圧と、前記電流計測手段Imにより計測される前記充電
電流との、前記バッテリ1の充電動作中における周期的
変化を基に、該充電電流と前記端子電圧との相関を示す
近似直線特性を割り出す充電特性割出手段21Aと、前
記充電特性割出手段21Aが割り出した前記近似直線特
性と、前記充電電流の所与の基準値とを基に、前記バッ
テリ1の満充電容量を割り出す満充電容量割出手段21
Bとを備えることを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載した本発明のバッテ
リ管理装置は、請求項1に記載した本発明のバッテリ管
理装置において、前記充電電流の所与の基準値が、前記
バッテリ1の充電容量の変化に対して直線的変化特性を
示す値であるものとした。
【0010】さらに、請求項3に記載した本発明のバッ
テリ管理装置は、請求項1又は2に記載した本発明のバ
ッテリ管理装置において、前記バッテリ1の満充電容量
に応じて該バッテリ1の充電動作の終了タイミングを制
御する充電終了制御手段21Cをさらに備え、前記充電
特性割出手段21Aが、前記バッテリ1の充電動作が発
生する毎に前記近似直線特性を割り出し、前記満充電容
量割出手段21Bが、前記バッテリ1の充電動作が発生
する毎に前記バッテリ1の満充電容量を割り出し、前記
充電終了制御手段21Cが、前記満充電容量割出手段2
1Bが前記バッテリ1の満充電容量を割り出す毎に、該
バッテリ1の最も新しく割り出された満充電容量に応じ
て、前記バッテリ1の充電動作の終了を制御するタイミ
ングを変更するものとした。
【0011】請求項1に記載した本発明のバッテリ管理
装置によれば、満充電容量割出手段21Bがバッテリ1
の満充電容量を割り出す際に、充電特性割出手段21A
が割り出すバッテリ1の端子電圧と充電電流との相関を
示す近似直線特性と共に基にするのが、電流計測手段I
mにより計測される充電用電力供給ライン15を流れる
実際の充電電流ではなく、充電電流の所与の基準値であ
ることから、周辺温度によるバッテリの内部インピーダ
ンス変化量のばらつきにより、満充電状態に近づいた際
の充電電流が周辺温度に応じて大きく異なる場合であっ
ても、バッテリ1の端子電圧と充電電流との相関を示す
近似直線特性を基にバッテリ1の満充電容量が正しく割
り出されるようになる。
【0012】また、請求項2に記載した本発明のバッテ
リ管理装置によれば、請求項1に記載した本発明のバッ
テリ管理装置において、バッテリ1の充電容量の変化に
対して充電電流の所与の基準値が直線的変化特性を示す
ことから、充電動作の開始から終了までのいかなる時点
であっても、バッテリ1の満充電容量を満充電容量割出
手段21Bが精度よく割り出すようになる。
【0013】さらに、請求項3に記載した本発明のバッ
テリ管理装置によれば、請求項1又は2に記載した本発
明のバッテリ管理装置において、バッテリ1の充電動作
が発生する毎に満充電容量割出手段21Bが割り出すバ
ッテリ1の満充電容量のうち最新の満充電容量に応じ
て、充電終了制御手段21Cがバッテリ1の充電動作の
終了を制御するタイミングを変更することから、バッテ
リ1の充電動作の終了タイミングが、その充電動作中に
満充電容量割出手段21Bが割り出した満充電容量に応
じて充電終了制御手段21Cにより制御されることにな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるバッテリ管理
装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】図2は本発明のバッテリ管理装置が適用さ
れる車両の電源系の概略構成を一部ブロックにて示す説
明図であり、本実施形態の電源系は、図2中引用符号1
で示すバッテリからの電力により作動する負荷3を、ス
イッチ5を介してバッテリ1に接続する負荷駆動回路7
と、バッテリ1に充電用の電力を供給する充電器11
を、スイッチ13を介してバッテリ1に接続する充電回
路15とを有している。
【0016】図3は本実施形態の一実施形態に係るバッ
テリ管理装置の電気的な概略構成を示すブロック図であ
り、図3中引用符号20で示すバッテリ管理装置は、マ
イクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略記す
る。)21と、電流センサIm及び電圧センサVmと、
不揮発性メモリ(以下、「NVM」と略記する。)23
とを有している。
【0017】前記マイコン21は、CPU21a、RA
M21b、及び、ROM21cを有しており、このう
ち、CPU21aには、RAM21b及びROM21c
の他、前記スイッチ5,13、電流センサIm、電圧セ
ンサVm、及び、NVM23が各々接続されている。
【0018】前記RAM21bは、各種データ記憶用の
データエリア及び各種処理作業に用いるワークエリアを
有しており、前記ROM21cには、CPU21aに各
種処理動作を行わせるための制御プログラムが格納され
ている。
【0019】前記スイッチ5は、前記バッテリ1の放電
モードにおいて閉成されると共に充電モードにおいて開
放され、前記スイッチ13は、前記バッテリ1の放電モ
ードにおいて開放されると共に充電モードにおいて閉成
される。
【0020】前記電流センサIm(電流計測手段に相
当)は、図2に示すように、バッテリ1の正極側におけ
る負荷駆動回路7と充電回路15との共通回路部分に直
列に接続されていて、バッテリ1の充電モードにおいて
充電回路15を流れる充電電流Icを計測するものであ
る。
【0021】また、前記電圧センサVm(電圧計測手段
に相当)は、バッテリ1の正極及び負極間に並列に接続
されていて、バッテリ1の充電モードにおいてバッテリ
1の端子電圧Veを計測するものである。
【0022】前記NVM23には、前記バッテリ1の充
電容量の変化に対して直線的変化特性を示す充電電流I
cの基準値Iref(充電電流の所与の基準値に相当)
が予め格納、記憶されていると共に、バッテリ1の満充
電容量Psや残存容量Piが予め格納、記憶されてお
り、このうち、満充電容量Psや残存容量Piは、当初
は、バッテリ1の新品時の充電容量の値が満充電容量P
sや残存容量Piとして格納、記憶されている。
【0023】ここで、NVM23に予め格納、記憶され
る充電電流Icの基準値Irefがどのようにして決定
されるかについて簡単に説明する。
【0024】まず、放電モードにおけるバッテリ1の端
子電圧Veと放電電流Idとを多数サンプリングし、そ
れらの平均値に最小二乗法を適用すると、例えば特開平
8−62310号公報に示されているように、端子電圧
Veと放電電流Idとの間に一定の相関があることを示
す一次方程式(Id=AVe+B)が求められる。
【0025】そこで、この一次方程式に所定の電流値を
放電電流Idとして代入することで端子電圧Veを求め
ると、この端子電圧Veからバッテリ1の残存容量が求
められることが知られている。
【0026】したがって、この関係を充電モードにおけ
るバッテリ1の端子電圧Veと充電電流Icとの関係に
当てはめると、これらの間に一定の相関があることを示
す一次方程式(Ic=AVe+B)が求められることに
なる。
【0027】また、バッテリ1の満充電容量Psとの間
に一定の相関がある充電電圧Vcは、式Vc=Ve+R
b×Ic(但し、Rbはバッテリ1の内部インピーダン
スRb)によって求められる。
【0028】そのため、充電が進む際のバッテリ1の内
部インピーダンスRbの変化率が一定であると仮定すれ
ば、上述した一次方程式(Ic=AVe+B)に所定の
電流値を充電電流Icとして代入して端子電圧Veを求
め、この端子電圧Veを、上述した所定の電流値と共に
式Vc=Ve+Rb×Icに代入すれば、充電電圧Vc
を求めてこの充電電圧Vcからバッテリ1の満充電容量
Psを求めることができる。
【0029】しかし、充電電圧Vcを充電電流Icによ
り除して求められる内部インピーダンスRbの、充電が
進む際におけるバッテリ1の変化率は、バッテリ1が満
充電状態に近づくと急激に変化するので、式Vc=Ve
+Rb×Icに代入する所定の電流値がいくらであるか
によって求められる充電電圧Vcが大きく変わってしま
う。
【0030】そこで、異なる満充電容量Psにおいて端
子電圧Veと充電電流Icとの値を実際にサンプリング
して、これを基に、バッテリ1の充電率と充電電圧Vc
との関係を充電電流Ic毎に求めてみると、図4のグラ
フに示すように、他の値ではバッテリ1が満充電状態に
近づくと大きく変化する充電電圧Vcの変化率が一定に
なるような、特異な充電電流Icの値が存在することが
わかる。
【0031】以上から、本実施形態のバッテリ管理装置
20では、上述した特異な充電電流Icの値を基準値I
refとしてNVM23に予め格納、記憶するようにし
ている。
【0032】次に、前記ROM21cに格納された制御
プログラムに従いCPU21aが行う、特に、バッテリ
1の満充電容量Psの管理に関する処理を、図5のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0033】マイコン21が起動しプログラムがスター
トすると、CPU21aは、初期設定を実行する(ステ
ップS1)。
【0034】このステップS1における初期設定では、
RAM21bのワークエリアに設けられた各種フラグエ
リアのフラグの設定や各種バッファエリアのクリア、各
種カウンタエリアのカウント値のゼロリセット等を行
う。
【0035】ステップS1の初期設定が済んだならば、
次に、不図示のアクセルペダルの操作状態等を基に、バ
ッテリ1のモードを放電モードから充電モードに移行さ
せる必要が生じたか否かを確認し(ステップS3)、充
電モードへの移行が必要となっていない場合は(ステッ
プS3でN)、充電モードへの移行が必要となるまでス
テップS3をリピートする。
【0036】一方、充電モードへの移行が必要となった
場合は(ステップS3でY)、スイッチ5を開放すると
共にスイッチ13を閉成してバッテリ1を放電モードか
ら充電モードに移行させた後(ステップS5)、電流セ
ンサIm及び電圧センサVmにより計測されるバッテリ
1の端子電圧Veと充電電流Icとを、短時間に所定回
数(例えば10〜100回)繰り返してサンプリングし
(ステップS7)、それらの平均値に最小二乗法を適用
して、バッテリ1の端子電圧Veと充電電流Icとの相
関を示す一次方程式(Ic=AVe+B)を求める(ス
テップS9)。
【0037】次に、ステップS9で求めた一次方程式
に、NVM23に予め格納、記憶された基準値Iref
を充電電流Icとして代入して端子電圧Veを割り出す
と共に、割り出した端子電圧Veと基準値Iref(充
電電流Ic)とからバッテリ1の内部インピーダンスR
bを割り出し、これら端子電圧Ve、基準値Iref
(充電電流Ic)、及び、内部インピーダンスRbを、
式Vc=Ve+Rb×Icに代入して、バッテリ1の充
電電圧Vcを求め(ステップS11)、この充電電圧V
cからバッテリ1の満充電容量Psを推定する(ステッ
プS13)。
【0038】そして、NVM23に格納、記憶されてい
るバッテリ1の満充電容量Psを、ステップS13にお
いて推定した満充電容量Psに更新した後(ステップS
15)、電流センサIm及び電圧センサVmにより計測
されたバッテリ1の端子電圧Veと充電電流Icとを基
にして、ステップS5において一番最近にスイッチ5を
開放すると共にスイッチ13を閉成した後にバッテリ1
に充電された電力の積算容量Pnを割り出す(ステップ
S17)。
【0039】次に、放電モード時に随時割り出されて最
新値に更新されてNVM23に格納、記憶されているバ
ッテリ1の残存容量Piに、ステップS15において割
り出した積算容量Pnを加算して、バッテリ1の現在の
残存容量Piを割り出し(ステップS19)、この残存
容量PiがNVM23に格納、記憶されているバッテリ
1の満充電容量Psに達したか否かを確認する(ステッ
プS21)。
【0040】尚、上述した放電モード時のバッテリ1の
残存容量Piの割り出しは、例えば、先に説明したよう
に、電流センサIm及び電圧センサVmにより計測され
たバッテリ1の端子電圧Veと充電電流Icとを多数サ
ンプリングし、それらの平均値に最小二乗法を適用し
て、端子電圧Veと放電電流Idとの相関を示す一次方
程式(Id=AVe+B)を求め、これに所定の電流値
を放電電流Idとして代入して端子電圧Veを求めるこ
とで行うことができ、詳細について必要であれば、先に
挙げた特開平8−62310号公報を参照されたい。
【0041】そして、残存容量Piが満充電容量Psに
達している場合は(ステップS21でY)、スイッチ1
3を開放した後(ステップS23)、不図示のアクセル
ペダルの操作状態等を基に、バッテリ1が充電モードか
ら放電モードに移行させる必要が生じたか否かを確認す
る(ステップS25)。
【0042】放電モードへの移行が必要となっていない
場合は(ステップS25でN)、ステップS17にリタ
ーンし、必要となった場合は(ステップS25でY)、
スイッチ5を閉成してバッテリ1を放電モードから充電
モードに移行させた後(ステップS27)、ステップS
3にリターンする。
【0043】また、ステップS19において残存容量P
iが満充電容量Psに達していない場合(N)は、不図
示のアクセルペダルの操作状態等を基に、バッテリ1が
充電モードから放電モードに移行させる必要が生じたか
否かを確認し(ステップS29)、移行が必要となって
いない場合は(ステップS29でN)、ステップS17
にリターンし、必要となった場合は(ステップS29で
Y)、スイッチ5を閉成すると共にスイッチ13を開放
してバッテリ1を放電モードから充電モードに移行させ
た後(ステップS31)、ステップS3にリターンす
る。
【0044】以上の説明からも明らかなように、本実施
形態では、図5のフローチャートにおけるステップS7
及びステップS9が、請求項中の充電特性割出手段21
Aに対応する処理となっており、図5中のステップS1
1及びステップS13が、請求項中の満充電容量割出手
段21Bに対応する処理となっていると共に、図5中の
ステップS17乃至ステップS23が、請求項中の充電
終了制御手段21Cに対応する処理となっている。
【0045】次に、上述のように構成された本実施形態
のバッテリ管理装置20の動作(作用)について説明す
る。
【0046】バッテリ管理装置20の動作開始後、バッ
テリ1のモードが放電モードである状態では、電流セン
サIm及び電圧センサVmにより計測されたバッテリ1
の端子電圧Veと充電電流Icとを基にしてバッテリ1
の残存容量Piが随時割り出され、NVM23に格納、
記憶されている残存容量Piが最新値に更新される。
【0047】これに対し、バッテリ1のモードが放電モ
ードから充電モードに移行されて充電器11によるバッ
テリ1の充電が開始されると、電流センサIm及び電圧
センサVmにより所定回数繰り返して計測される端子電
圧Ve及び充電電流Icと、NVM23の基準値Ire
fとに基づいて、バッテリ1の満充電容量Psが推定さ
れ、NVM23の満充電容量Psが今回推定された満充
電容量Psに更新される。
【0048】ここで、バッテリ1の満充電容量Psの推
定がNVM23の基準値Irefを基にして行われ、こ
の基準値Irefが、バッテリ1が満充電状態に近づい
ても充電電圧Vcの変化率が一定になるような特異な充
電電流Icの値であることから、推定されるバッテリ1
の満充電容量Psが現実の値からずれて正確度を損なう
ことがない。
【0049】NVM23の満充電容量Psが更新される
と、続いて、電流センサIm及び電圧センサVmにより
計測されたバッテリ1の端子電圧Ve及び充電電流Ic
を基に、バッテリ1に充電された電力の積算容量Pnが
随時割り出され、最新の積算容量PnをNVM23の残
存容量Piの最新値に加算することで、バッテリ1の現
在の残存容量Piが割り出される。
【0050】そして、現在の残存容量Piが満充電容量
Psに達すると、バッテリ1のモードが充電モードのま
まであっても、スイッチ13が開放されて充電回路15
が開ループとされ、充電器11によるバッテリ1の充電
が終了される。
【0051】したがって、バッテリ1の充電モードにお
いて、NVM23に格納、記憶されている最新の満充電
容量Psを超えてバッテリ1が過充電されることはな
い。
【0052】このように本実施形態のバッテリ管理装置
20によれば、バッテリ1の充電モードにおいて、電流
センサIm及び電圧センサVmにより所定回数繰り返し
て計測されるバッテリ1の端子電圧Ve及び充電電流I
cに最小二乗法を適用して、これら端子電圧Ve及び充
電電流Icの相関を示す一次方程式(Id=AVe+
B)を割り出し、この一次方程式を基にバッテリ1の充
電電圧Vcを求めて、この充電電圧Vcからバッテリ1
の満充電容量Psを推定にするに当たり、次のような構
成を採用した。
【0053】即ち、充電電圧Vcを求めるために端子電
圧Ve及び充電電流Icの相関式に充電電流Icとして
代入する電流値を、バッテリ1が満充電状態に近づいて
も充電電圧Vcの変化率が一定になるような特異な充電
電流Icの値とした。
【0054】このため、バッテリ1が満充電状態に近づ
くと充電容量の変化に対するバッテリ1の内部インピー
ダンスRbの変化率が充電電流Icの値によっては一定
しなくても、充放電の繰り返しによる劣化や周辺温度の
変化による満受電容量Psの変化の影響を含んだ現在の
端子電圧Ve及び充電電流Icの計測値から、現在の満
充電容量Psを正確に推定することができる。
【0055】尚、バッテリ1の放電モードから充電モー
ドへの移行の度に現在の満充電容量Psを推定してNV
M23の格納、記憶値を更新し、その後、その充電モー
ドが続く間、バッテリ1の現在の残存容量Piを随時求
めてその残存容量PiがNVM23の満充電容量Psに
達すると、充電器11によるバッテリ1の充電を終了さ
せるための構成は、省略してもよい。
【0056】しかし、本実施形態のようにこの構成を設
ければ、常に最新の正確な満充電容量Psまでバッテリ
1を十分に充電しつつ、その満充電容量Psを超えてバ
ッテリ1が過充電されて劣化が促進されてしまうのを確
実に防ぐことができるので、有利である。
【0057】また、放電モードにおいてバッテリ1の残
存容量Piを随時割り出す方法は、本実施形態において
説明した、特開平8−62310号公報に記載された方
法に限らず、従来公知のいかなる方法を用いてもよいの
は勿論のことである。
【0058】さらに、本実施形態では、車両の電源系を
例に取って説明したが、本発明は、車両に限らず種々の
装置のバッテリの管理を行う際にも同様に適用可能であ
ることは、言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載し
た本発明のバッテリ劣化検出装置によれば、充電用電力
供給ラインを介して供給される電力により充電されるバ
ッテリを管理する装置であって、前記バッテリの端子電
圧を計測する電圧計測手段と、前記充電用電力供給ライ
ンを流れる充電電流を計測する電流計測手段と、前記電
圧計測手段により計測される前記端子電圧と、前記電流
計測手段により計測される前記充電電流との、前記バッ
テリの充電動作中における周期的変化を基に、該充電電
流と前記端子電圧との相関を示す近似直線特性を割り出
す充電特性割出手段と、前記充電特性割出手段が割り出
した前記近似直線特性と、前記充電電流の所与の基準値
とを基に、前記バッテリの満充電容量を割り出す満充電
容量割出手段とを備える構成とした。
【0060】このため、周辺温度によるバッテリの内部
インピーダンス変化量のばらつきにより、満充電状態に
近づいた際の充電電流が周辺温度に応じて大きく異なる
場合であっても、バッテリの端子電圧と充電電流との相
関を示す近似直線特性を基にバッテリの満充電容量を正
しく割り出して、充電用電力供給ラインを介して供給さ
れる電力により充電されるバッテリの管理を、高精度で
正しく行うことができる。
【0061】また、請求項2に記載した本発明のバッテ
リ劣化検出装置によれば、請求項1に記載した本発明の
バッテリ劣化検出装置において、前記充電電流の所与の
基準値が、前記バッテリの充電容量の変化に対して直線
的変化特性を示す値である構成とした。
【0062】このため、請求項1に記載した本発明のバ
ッテリ劣化検出装置において、充電動作の開始から終了
までのいかなる時点であっても、バッテリの満充電容量
を満充電容量割出手段に精度よく割り出させて、充電中
におけるバッテリの管理をその実行時点に関係なく高精
度で正しく行うことができる。
【0063】さらに、請求項3に記載した本発明のバッ
テリ劣化検出装置によれば、請求項1又は2に記載した
本発明のバッテリ劣化検出装置において、前記バッテリ
の満充電容量に応じて該バッテリの充電動作の終了タイ
ミングを制御する充電終了制御手段をさらに備え、前記
充電特性割出手段が、前記バッテリの充電動作が発生す
る毎に前記近似直線特性を割り出し、前記満充電容量割
出手段が、前記バッテリの充電動作が発生する毎に前記
バッテリの満充電容量を割り出し、前記充電終了制御手
段が、前記満充電容量割出手段が前記バッテリの満充電
容量を割り出す毎に、該バッテリの最も新しく割り出さ
れた満充電容量に応じて、前記バッテリの充電動作の終
了を制御するタイミングを変更する構成とした。
【0064】このため、請求項1又は2に記載した本発
明のバッテリ劣化検出装置において、バッテリの充電動
作の終了タイミングをその充電動作中に満充電容量割出
手段が割り出した満充電容量に応じて充電終了制御手段
により制御して、バッテリを満充電容量ギリギリまで十
分に充電しつつ過充電となるのを確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバッテリ管理装置の基本構成図で
ある。
【図2】本発明のバッテリ管理装置が適用される車両の
電源系の概略構成を一部ブロックにて示す説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態に係るバッテリ管理装置の
電気的な概略構成を示すブロック図である。
【図4】図2のバッテリの充電容量と充電電圧との関係
を充電電流毎に示すグラフである。
【図5】図3のマイクロコンピュータのROMに格納さ
れた制御プログラムに従いCPUが行う、特に、バッテ
リの満充電容量の管理に関する処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 バッテリ 15 充電用電力供給ライン 21 マイクロコンピュータ 21a CPU 21b RAM 21c ROM 21A 充電特性割出手段 21B 満充電容量割出手段 21C 充電終了制御手段 Im 電流計測手段 Vm 電圧計測手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電用電力供給ラインを介して供給され
    る電力により充電されるバッテリを管理する装置であっ
    て、 前記充電用電力供給ライン上の充電電圧を計測する電圧
    計測手段と、 前記充電用電力供給ラインを流れる充電電流を計測する
    電流計測手段と、 前記電圧計測手段により計測される前記充電電圧と、前
    記電流計測手段により計測される前記充電電流との、前
    記バッテリの充電動作中における周期的変化を基に、該
    充電電流と前記充電電圧との相関を示す近似直線特性を
    割り出す充電特性割出手段と、 前記充電特性割出手段が割り出した前記近似直線特性
    と、前記充電電流の所与の基準値とを基に、前記バッテ
    リの満充電容量を割り出す満充電容量割出手段と、 を備えることを特徴とするバッテリ管理装置。
  2. 【請求項2】 前記充電電流の所与の基準値は、前記バ
    ッテリの充電容量の変化に対して直線的変化特性を示す
    値である請求項1記載のバッテリ管理装置。
  3. 【請求項3】 前記バッテリの満充電容量に応じて該バ
    ッテリの充電動作の終了タイミングを制御する充電終了
    制御手段をさらに備え、前記充電特性割出手段は、前記
    バッテリの充電動作が発生する毎に前記近似直線特性を
    割り出し、前記満充電容量割出手段は、前記バッテリの
    充電動作が発生する毎に前記バッテリの満充電容量を割
    り出し、前記充電終了制御手段は、前記満充電容量割出
    手段が前記バッテリの満充電容量を割り出す毎に、該バ
    ッテリの最も新しく割り出された満充電容量に応じて、
    前記バッテリの充電動作の終了を制御するタイミングを
    変更する請求項1又は2記載のバッテリ管理装置。
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