JP3274287B2 - 電池残存容量測定装置 - Google Patents

電池残存容量測定装置

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JP3274287B2
JP3274287B2 JP20095394A JP20095394A JP3274287B2 JP 3274287 B2 JP3274287 B2 JP 3274287B2 JP 20095394 A JP20095394 A JP 20095394A JP 20095394 A JP20095394 A JP 20095394A JP 3274287 B2 JP3274287 B2 JP 3274287B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池残存容量測定装置に
関し、特に負荷の変動が激しくても、正確に電池の残存
容量を求めて表示できる電池残存容量測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にバッテリというのは、接続されて
いる負荷の変動、周囲の温度、経年変化等によって放電
特性が異なるものである。従って、バッテリの残存容量
も負荷の変動、周囲の温度、経年変化等によって異な
る。
【0003】例えば、図14に示すように、バッテリの
場合は、温度Tが20度と一定であっても、10A放
電、20A放電、…80A放電とでは放電特性がそれぞ
れ相違し、使用できる電圧範囲を25V〜20Vと仮定
すると10A放電では、160分、30A放電では、4
0分で使用できなくなる。つまり、バッテリというのは
負荷の変動によって、放電率が相違し、バッテリの残存
容量も相違する。
【0004】特に、電気自動車は、バッテリによって動
くため、バッテリの残存容量については正確な予測が要
求される。この、バッテリの残存容量を測定する方式は
以下のような方式がある。 (1) 実際にバッテリから負荷側に供給される電力量
を測定して積算し、この電力積算値と充電時の電力量か
ら残存容量を予測する方式。 (2) バッテリの端子から負荷側に放電電流が流れた
ときの端子電圧を測定することにより残存容量を予測す
る方式。 (3) バッテリ内の電解液の比重を測定することによ
り残存容量を予測する方式。 (4) バッテリを負荷より解放し、開回路状態におけ
る端子電圧を測定することにより残存容量を予測する方
式。等がある。
【0005】しかし、(4)の方式は、負荷とバッテリ
を電気的に切離して測定しなければならないため、電気
自動車等のようなシステムには適用できない。また、
(3)の方式は、放電することによって電解液の比重が
小さくなることを利用するものであるが、一般にはバッ
テリ内に比重センサを設けなければならないため、電解
槽の改良が必要となるため、電気自動車には不向きであ
る。
【0006】そこで、一般には、上記(1)又は(2)
の方式が電気自動車においては主流である。このよう
な、方式を採用した特開平6−34727号公報の電池
残存容量計を例にして説明する。
【0007】図15は従来の電池残存容量計の概略構成
図である。同図に示すように、従来の電池残存容量計1
0はスイッチ2の投入に伴って、電圧計9及び電流計7
により主電池3からの電流が所定以上あるときに、V−
I特性算出手段10aにおいて、その時の電流と電圧を
温度センサ4からの検知データを取り入れて、V−I特
性を求める。
【0008】そして、このような状態で求めたV−I特
性と電池の残存容量には良好な相関関係がある。そこ
で、両者の関係を予め求めて記憶しておき、実際に求め
られたV−I特性と記憶されている関係とから主電池の
残存容量を残存容量算出手段10bが求めて表示部11
に表示するものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電圧と
電流の変化は、その変化の度合いが、常に相関があると
は限らない。例えば、図16の(a)、(b)の電圧と
電流の波形を比較すると、図16の(c)のAに示すよ
うに電圧と電流の関係は相関していない箇所がある。
【0010】これは、負荷の急激な変動があると、バッ
テリの放電電流の急激な変化に対して、バッテリの端子
電圧が追従していないためであると考えられる。
【0011】従って、負荷が激しく変動すると、電流と
電圧の変化の度合は相関がないことになる。
【0012】ところが、V−I特性と電池の残存容量に
は良好な相関関係があるとして、両者の関係を予め求め
て記憶しておき、実際に求められたV−I特性と記憶さ
れている関係とから主電池の残存容量を求めているた
め、負荷が激しく変動すると、正確なバッテリの残存容
量を求めることができないという問題点があった。
【0013】従って、負荷が激しく変動したときに表示
されたバッテリの残存容量は信頼できないという問題点
があった。
【0014】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、負荷の変動が急激であっても、正確にバ
ッテリの残存容量を求めることができる電池残存容量測
定装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の電池残存容量測
定装置は、負荷に接続された電池の端子電圧を検出する
電圧センサと前記負荷に流れる電流を検出する電流セン
サとよりなる検出部を有して、求められた前記電池の残
存容量を表示する電池残存容量測定装置において、前記
検出電圧及び検出電流を一定時間経過する毎に、サンプ
リングし、それぞれが一定数になる毎に、平均化し、該
平均化した検出電圧と平均化した検出電流とが前記所定
数収集される毎に、前記ちらばりデータとして出力する
電圧−電流変化傾向算出部と、前記ちらばりデータを読
み、そのちらばりデータに基づいて、前記平均化した
出電圧と前記平均化した検出電流が前記所定数収集され
た期間における電圧−電流近似直線関数を求める電圧−
電流近似直線算出部と、前記電圧−電流近似直線関数が
求められる毎に、その電圧−電流近似直線関数より得ら
れる電圧−電流特性に基づいて、前記電池残存容量を求
める電池残存容量算出部とを備えたことを要旨とする。
【0016】また、前記平均化した検出電圧と前記平均
化した検出電流とが前記所定数集まる毎に、相関係数を
求め、この相関係数が第1の基準負相関係数及び第2の
基準負相関係数(相関の大小では、第1の基準負相関係
数>第2の基準負相関係数:数値的には第1の基準負相
関係<第2の基準負相関係数に対してどのような範
囲にあるかを判定し、該判定結果に基づいて前記電池、
前記負荷の状況を知らせる判定部とを備えたことを要旨
とする。
【0017】また、前記判定部は、前記求めた相関係数
数値的に前記第1の基準負相関係数第2の基準負
相関係数の間にあるときは、前記電池の残存容量の低
下を表示器によって知らせることを要旨とする。
【0018】さらに、前記判定部は、前記求めた相関係
数値的に、前記第1の基準負相関係数第2の基準
負相関係数の間にあるときは前記電池の残存容量の
低下を表示器によって知らせ、また、前記求めた相関係
数が前記第1の基準負相関係数り数値的に小さいとき
は前記負荷が所定動作中と判定し、さらに、前記求めた
相関係数が前記第2の基準負相関係数り数値的に大き
いときは、前記負荷が停止中と判定することを要旨とす
る。
【0019】
【作用】本発明においては、電圧センサが負荷に接続さ
れた電池の端子電圧を検出し、電流センサが負荷側に流
れる電流を検出する。
【0020】そして、電圧−電流変化傾向算出部によ
り、一定時間経過する毎に収集された検出電圧と検出電
流とを平均化し、これらの平均化データを所定数集め
る。
【0021】そして、このちらばりデータに基づいて、
電圧−電流近似直線算出部が所定数収集された期間にお
ける電圧−電流近似直線関数を求める。つまり負荷が
激しく急激に変動すればするほど相関度の高い電圧−電
流近似直線関数が得られることになる。
【0022】次に、電圧−電流近似直線関数が求められ
る毎に、電池残存容量算出部により、その電圧−電流近
似直線関数により得られる電圧−電流特性に基づいて残
存容量が求められる。
【0023】また、請求項2においては、負荷が所定動
作中においては、検出電流及び検出電圧を平均化し、こ
の平均化データを所定数集めた後に、相関係数を求
。つまり、一定時間当たりのばらつきを平均化した所
定数の電圧、電流に対する相関係数が求められ、この相
関係数が第1の基準負相関係及び第2の基準相関係
に対して大きいか或いは小さいか若しくは両方の相関係
数の間にあるかが判定され、この判定結果が知らせられ
る。
【0024】従って、相関係数によって電池の残存容量
がどのような状況になっているかが分かる。
【0025】また、バッテリというのは一般に、電池の
残存容量がある程度になると、電圧及び電流は変動が少
し低下する。
【0026】これを、請求項3、4においては第1、第
2の基準負相関係数によって判定している。
【0027】
【0028】また、第1、第2の基準負相関係数の間
に、求めた相関係数が存在しているときは表示器を用い
て表示させている。
【0029】
【0030】
【実施例】実施例では、電気自動車に搭載されたバッテ
リーの残存容量を測定する場合に本発明の電池残存容量
測定装置を用いた例を説明する。
【0031】実施例1 図1は実施例1の概略構成図である。図において、1〜
11は上記図15と同様なものである。12は検出値入
力回路部である。検出値入力回路部12は、I/O1
3、LPF15、A/D17より構成され、電圧センサ
9及び電流センサ7からバッテリーの放電電流及び端子
電圧を検出電圧及び検出電流として入力し、ノイズを除
去してデジタル変換する。
【0032】19はコンピュータである。コンピュータ
19のプログラム構成は、電圧−電流変化傾向算出部2
1、バッテリ残存容量算出部23、電圧−電流近似直線
算出部29等よりなり、イグニションキーの操作に伴っ
て、サブバッテリーからの電力によって動作状態とな
る。
【0033】電圧−電流変化傾向算出部21は、平均個
数判定手段27、電圧−電流平均化手段25よりなって
いる。
【0034】電圧ー電流平均化手段25は、検出値入力
回路部11からバッテリー3のデジタルの検出電流及び
電圧を入力し、第1の出力信号が平均個数判定手段27
から出力される毎に、検出電流及び検出電圧をサンプリ
ングし、サンプリング毎にそれぞれ前回の値と加算し、
それぞれ電圧データ及び電流データの総和としてメモリ
31に記憶し、また第2の出力信号が平均個数判定手段
27から出力される毎に、メモリ31の電圧データの総
和及び電流データの総和をそれぞれ加算回数に基づいて
平均化し、平均化毎にそれぞれ分けてメモリ33に記憶
する。また、第3の出力信号が出力される毎に、メモリ
31及びメモリ33の記憶値をクリアする。
【0035】平均個数判定手段27は、電気自動車が運
転中であることを示す負荷動作中信号が出力されている
間は、100ms毎に、第1の出力信号を電圧ー電流平
均化手段25に出力し、また検出電流及び電圧の加算数
が100個になる毎(10sになる毎に)に、第2の出
力信号を電圧ー電流平均化手段25に出力する。さら
に、メモリ33に平均電流値及び平均電圧値が100個
になったとき、つまり約16分になったときに、第3の
出力信号を電圧−電流平均化手段25及び電圧−電流近
似直線算出部29に出力する。
【0036】すなわち、電圧−電流平均化手段25と平
均個数判定手段27は、所定期間内毎にバッテリ3の放
電電流と電圧とのちらばりデータを得ている。
【0037】電圧−電流近似直線算出部29は、16分
経過したときの第3の出力信号が出力される毎に、メモ
リ33から複数の平均電圧値と平均電流値とを読み、両
方の誤差の二乗総和をとり、誤差を最小にするための
a、bを求め、このa、bに基づいて、16分間の電圧
ー電流近似直線関数(Y=aX+b)を求める。
【0038】バッテリ残存容量算出部23は、電圧−電
流近似直線算出部29で電圧ー電流近似直線関数が求め
られる毎に、予め決められている放電電流値Yから一次
式(Y=aX+b)に基づいて、電圧軸−電流軸上の電
圧値Xを特定し、この電圧値Xを表示部11に表示す
る。
【0039】上記のように構成された電池残存容量測定
装置について以下に動作を説明する。図2は実施例1の
動作を説明するフローチャートである。
【0040】初めに、コンピュータはイグニッションキ
ーの操作に伴うサブバッテリからの電力の供給に伴っ
て、各部をチェックし、ROMのプログラムをRAMに
記憶する等の初期設定をする(S201)。そして、平
均個数判定手段27が負荷動作中信号に基づいて、電気
自動車が停車中かどうかを判断する(S203)。
【0041】この、負荷動作中信号は、例えばアクセル
の操作量、スピードパルス量、ワイパーの回転量等が所
定以上のとき、又はエアコンのコンプレッサ等がスイッ
チング動作をしているときに、出力されるものであり、
この負荷動作中信号があったときに、電気自動車が動作
中と判断し、出力がなければ停止中と判断するものであ
る。
【0042】また、この動作中か停止中かの判定を相関
によって判定して負荷動作中信号を出力する場合もあ
る。この例については後述する実施例4で説明する。
【0043】次に、停車中でないとき、つまり動作中と
判断したときは、平均個数判定手段27は100ms経
過したかどうかを判断し(S205)、100ms経過
したときは、第1の出力信号を電圧−電流平均化算出手
段25に出力し、電圧−電流平均化算出手段25が検出
値入力回路部12からのバッテリー電圧(VOLT)、
放電電流(CURR)を読み(S207)、100ms
のときのサンプリングデータ(放電電流、電圧)をそれ
ぞれ前回の値と加算し、電圧データの総和値、電流デー
タの総和値としてメモリ31に記憶し、平均個数判定手
段27は加算回数をカウントする(S209)。
【0044】次に、平均個数判定手段27はカウント値
Nが100か、つまり10sec経過したかどうかを判
断し(S211)、10s経過していないときは、制御
をステップS203に移して上記のように、電流−電圧
平均化算出手段25により、100ms間毎の放電電流
と電圧とを加算させて、加算回数をカウントする。次
に、平均個数判定手段27は10s経過したとき、つま
り、検出電流と検出電圧との加算回数が100個になっ
たときは、第2の出力信号を電流−電圧平均化手段25
に出力して、この10sの間の100個の検出電流(電
流データの総和)と電圧(電圧データの総和)とをそれ
ぞれ平均化させてメモリ33に記憶させる(S21
3)。そして、ステップS213での平均値がそれぞれ
100個になったかどうか、つまり約16分経過したか
どうかを判断し(S215)、約16分経過していない
ときは、制御をステップS203に移して、上記のよう
に10sの間の100個の検出電流と電圧とを加算し、
加算回数に基づいた平均値を100個求めさせる。
【0045】従って、電圧ー電流平均化手段25と平均
個数判定手段27は、16分の間に、図14に示すよう
な、負荷変動に応じた複数の放電特性における複数の電
圧と電流のちらばったデータを、図3に示すように、電
圧と電流軸上に得たことになる。
【0046】また、図3に示すように、時間の経過に伴
って、バッテリー3の電流と電圧とは、電圧が低下した
特性となっている。このようなことから、電圧−電流近
似直線算出部29を用いて以下の処理をする。
【0047】ステップS215で平均個数判定手段27
が約16分になったと判定したときは、第3の出力信号
を電圧ー電流平均化手段25及び電圧−電流近似直線算
出部29に出力する。電圧−電流近似直線算出部29は
メモリ33から100個の平均電圧値と平均電流値とを
読み、両方の誤差の二乗総和(最小二乗方)をとった一
次式(Y=aX+b)のa、bを求める。
【0048】そして、バッテリ残存容量算出部23が、
この一次式(Y=aX+b)と予め決められている放電
電流値とから電圧値を特定する(S217)。
【0049】これは、図3に示すように、電圧軸と電流
軸上における放電電流値Yに対応する電圧−電流近似直
線関数の電圧を特定していることになる。
【0050】このときの放電電流を10Aとすると、図
3にしめす電圧は一次式Y=aX+bに基づいて求める
と24Vよりわずかに高い電圧値となっている。
【0051】ここで、近似直線の求めかたについて、多
少説明する。例えば電流と電圧の両方の誤差の二乗の総
和をSとすると、
【数1】 次に、特定した電圧値を求める毎に、バッテリ残存容量
算出部23は、その特定した電圧値を表示部35に表示
させる(S219)。
【0052】次に、終了かどうか、つまりイグニッショ
ンOFFかどうかを判断し、終了でないときは制御をス
テップS203に移して上記と同様に、運転中の間は、
所定時間内毎の電圧と電流とのちらばりデータが求めら
れる毎に、このちらばりデータから電流と電圧との両方
の誤差が最も小さくなるV−I近似直線が求められ、こ
のV−I近似直線とあらかじめ決められた基準放電電流
値に基づいて、電圧が特定されて表示される。
【0053】従って、運転中に求めらる各V−I近似直
線は、電圧と電流の変動を十分に考慮した近似直線関数
であるから、V−I近似直線が求められる毎に特定した
電圧値は一定の基準放電電流における端子電圧を代表す
る値となる。
【0054】また、変動が激しくて電圧と電流の変化の
割合が激しくなると、より多くのちらばりデータを得ら
れるため、その変化傾向を顕著に捕らえることができ
る。
【0055】実施例2 一般にバッテリというのは、温度によって、V−I特性
は急激に変化したりする。実施例1では、電圧値そのも
のが温度変化を含んだ値であるから、長期間に渡って運
転していれば、電圧を表示することで残りが検討がつく
が、さらに分かり安くするために、温度変化を考慮して
バッテリの残存容量を求めて表示するのが実施例2であ
る。
【0056】図5は実施例2の概略構成図である。図に
おいて、1〜33は上記図1と同様なものである。4は
バッテリ3に設けら、温度を検出する温度センサであ
る。コンピュータ41のプログラム構成は図1と同様な
電圧ー電流変化傾向算出部21とバッテリ残存容量算出
部44から構成されている。
【0057】バッテリ残存容量算出部44は、電圧−電
流近似直線算出部29の近似直線関数に基づいて、バッ
テリ3の端子電圧を特定したとき、温度センサ4のバッ
テリの検出温度を読み、この温度と特定電圧に対応する
残存容量をメモリ44から読込んで表示部11に出力す
る。
【0058】メモリ44には、図6に示すようにバッテ
リ3の温度とバッテリ3の端子電圧に応じた残存容量が
記憶されている。この図6の対応表は、テーブルとして
いるがバッテリ3の温度とバッテリ3の端子電圧に応じ
た残存容量を示す関数として記憶してもよい。
【0059】上記のように構成された実施例2の電池残
存容量測定装置について以下に動作を説明する。図7は
実施例2の動作を説明するフローチャートである。
【0060】図7に示すようにステップS701〜ステ
ップS717は図2のステップS201〜ステップS2
17と同様な処理であり、電圧−電流変化傾向算出部2
1の電圧−電流平均化手段25、平均個数判定手段27
と電圧−電流近似直線算出部29が上記と同様に、電圧
センサ9及び電流センサ7からのバッテリー3の端子電
圧及び負荷に流れる電流を100ms間毎に読み、10
s経過する毎まで加算して平均化し、この平均化された
電圧と電流を100個得て、電圧−電流のちらばりのデ
ータを得て、このちらばりデータに基づいて、電圧−電
流近似直線関数を求め、電圧−電流近似直線関数と基準
放電電流とよりバッテリ3の端子電圧Xを特定する(S
701〜S717)。
【0061】そして、バッテリ残存容量算出処理部44
は、特定電圧Xが入力すると、検出値入力回路部12よ
り、温度センサ4のバッテリ温度を読み(S719)、
特定電圧Xとバッテリ温度に対応する残存容量をメモリ
42から読み(S721)、表示部11に表示させる
(S723)。
【0062】次に、終了かどうかを判断し(S72
5)、終了でないときは、制御をステップS703に移
して、上記と同様な処理させる。
【0063】従って、バッテリ残存容量算出処理部44
は、近似直線関数によって得た特定電圧より、メモリ4
2の温度と電圧と残存容量比率に対応する比率を残存容
量として表示するので、装置の構成が簡単になると共に
安価で、かつ精度の高い残存容量を表示している。
【0064】また、温度と電圧とに基づいた、残存容量
であるため、運転者が表示された電圧値に基づいて、残
存容量を推定しなくともよいので、初めて乗車した運転
者でも正確に残存容量を知ることができる。
【0065】実施例3 図8は実施例3の概略構成図である。図において、1〜
33は上記図1と同様なものである。52はバッテリ残
存容量算出部である。バッテリ残存容量算出部52は起
動判定手段54を備え、負荷動作中信号が入力したとき
に、電圧−電流変化傾向算出部21と電圧−電流近似直
線算出部29を動作させて、上記と同様に近似直線関数
を求めて電圧を特定し、この電圧に基づいて残存容量を
求める。
【0066】また、負荷が動作していないときは、電圧
−電流変化傾向算出部21と電圧−電流近似直線算出部
29とを停止させ、検出電圧と検出電流とに基づいてバ
ッテリの残存容量を求めて表示させる。また、負荷動作
中というのは、負荷の変化が所定以上のときに出力され
るものであり、負荷動作停止は負荷の変化が所定以下の
とき(ただし装置がON状態にされているとき)の状態
である。
【0067】この起動判定手段52を設けるのは、電圧
−電流近似直線関数というのは、ある程度、電圧と電流
のばらつきがあって初めて、精度の高い電圧−電流近似
直線が求められるものである。しかし、例えば電気自動
車が停車中(但し、イグニションキーがON状態)のと
きは、負荷の変化はほとんどないので、図9の(a)及
び(b)に示すように、バッテリ3の電圧及び電流も変
化しないため、V−I特性は図9の(c)に示すように
ほとんどばらついてはいない。
【0068】このため、電圧−電流変化傾向算出部21
と電圧−電流近似直線算出部29とを停止させるように
するためである。
【0069】次に、動作を説明する。図10は実施例3
の動作を説明するフローチャートである。バッテリ残存
容量算出処理部に関しては、バッテリ温度と電圧値に基
づいて残存容量を算出する実施例2のものであってもよ
いが本例では、実施例1のバッテリ残存容量算出処理部
にしている場合を説明する。
【0070】図10に示すようにステップS1001〜
ステップS1021は図2のステップS201〜ステッ
プS221と同様な処理であり、電圧−電流変化傾向算
出部21の電圧−電流平均化手段25、平均個数判定手
段27と電圧−電流近似直線算出部29が上記と同様
に、電圧センサ9及び電流センサ7からのバッテリー3
の端子電圧及び負荷に流れる電流を100ms間毎に読
み、10s経過するまで加算して平均化し、この平均化
された電圧と電流を100個得て、電圧−電流のちらば
りデータを得て、このちらばりデータに基づいて、電圧
−電流近似直線関数を求め、電圧−電流近似直線関数と
基準放電電流とよりバッテリ3の端子電圧Xを特定して
残存容量を求める(S1001〜S1021)。
【0071】また、ステップS1003で起動判定手段
52が電気自動車が停車中と判断した場合、つまり負荷
動作停止信号が出力されているときは、起動判定手段5
2は電圧−電流変化傾向算出部21と電圧−電流近似直
線算出部29とを停止させ、そして、バッテリ残存容量
算出部52は検出値入力回路部12からの電流及び電圧
をサンプリングし、この両方の値に基づいて残存容量を
求めて表示する(S1023)。従って、バッテリの端
子電圧及び放電電流が著しく変動している場合も、逆に
安定している場合でも、常に正確な残存容量を得ること
ができる。
【0072】実施例4 図11は実施例4の概略構成図である。図において、1
〜54は上記と同様なものである。コンピュータ56は
電圧−電流変化傾向算出部21と、電圧−電流近似直線
算出部29と、バッテリ残存容量算出部54と判定部5
8とよりなっている。判定部58は、第3の出力信号の
入力に伴って起動し、メモリ33に記憶されている検出
電圧と検出電流のちらばりデータより、相関係数を求
め、この相関係数と第1の基準負相関係数と第2の基準
負相関係数とに基づいて、負荷が所定以上変動している
か又は所定以下かどうかを判定し、その判定結果をバッ
テリ残存容量算出部54に出力する。また、求めた相関
係数が両方の基準負相関係数の間にあるときは、バッテ
リ3の残存容量が所定以下になっていることを示す信号
を表示部11に出力する。この第1及び第2の基準負相
関係数は図13に示すように、例えば第1の基準負相関
係数−0.9とし、第2の基準負相関係数−0.8
としている。
【0073】これらの基準負相関係数は、図13に示す
ように、バッテリというのは、負荷がある程度変動して
いるときは負の相関を示しており、時間の経過に伴っ
て、電圧と電流の相関分布は、図13に示すようにな
る。そこで、第1の基準負相関係数は強い負の相関に近
い値(例えば−0.9)とし、また変動が小さいときは
図13に示すように、相関係数は弱い負の相関に近い値
(例えば−0.8)となる。 つまり、両方の基準負相
関係数は、相関の大小では第1の基準相関係数>第2
の基準相関係数であり、数値的には第2の基準相関
(例えば−0.8)>第1の基準相関係(例え
ば−0.)となる。
【0074】次に動作を説明する。図12は実施例2の
動作を説明するフローチャートである。図12に示すよ
うにステップS1201〜ステップS1213は図2の
ステップS201〜ステップS215と同様な処理であ
り、電圧−電流変化傾向算出部21の電圧−電流平均化
手段25、平均個数判定手段27が、電圧センサ9及び
電流センサ7からのバッテリー3の端子電圧及び負荷に
流れる電流を100ms間毎に読み、10s経過するま
で加算して平均化し、この平均化された電圧と電流を1
00個得て、電圧−電流のちらばりの散布表を作成す
る。そして、第3の出力信号を判定部58に出力して起
動させる(S1201〜S1213)。
【0075】次に、判定部58はメモリ33の電圧−電
流のちらばりデータより相関係数を求める(S121
5)。
【0076】この相関係数rの求め方は、相関係数算出
部がメモリ33から100個の10sの間の複数の平均
電圧値と平均電流値とを読み、両方の相関係数rを下記
の式に基づいて求める(S217)。
【0077】
【数2】 次に、相関係数r数値的に−0.9以下どうかを判
断する(S1217)。数値的に−0.9以下(−0.
9より数値的に小さい)と判断したときは、車両が動作
中であると判定して(S1219)、電圧−電流近似直
線算出部29を起動させて、最小二乗法により電流−電
圧近似直線関数を求めさせる(S1221)。
【0078】次に、バッテリ残存容量算出部54に車両
が動作中であることを知らせて、電流−電圧近似直線関
数により上記のようにバッテリ残存容量を算出させる
(S1223)。そして、コンピュータ56はイグニッ
ションキーのOFFかどうかを判断し(S1225)、
OFFでないときは、制御をステップS1203に移し
て上記の動作を実施させる。
【0079】また、ステップS1217で−0.9よ
求めた相関関数r数値的に大きいとき(相関の大
小では−0.9以下のとき)例えばrが−0.85の
ときは、数値的に−0.8以下(数値的に−0.8より
小さい)かどうかを判定する(S1227)。
【0080】数値的に−0.8以下(数値的に−0.8
より小さい)と判定したときは、求めた相関係数数値
的に−0.9と−0.8の間にあると判定し(S122
9)、残存容量低下のウォーニングを表示部11にさせ
て、制御をステップS1225に移す(S1225)。
【0081】また、ステップS1227で求めた相関係
数r−0.8より数値的に大きいと判定したとき、例
えば−0.7のときは、車両が停止中と判定し(S12
33)、電圧−電流近似直線算出部29を停止させ、バ
ッテリ残存容量算出部54に車両が停止中であることを
知らせる。
【0082】そして、バッテリ残存容量算出部54に、
電圧、電流安定状態での残存容量を算出させる(S12
35)。
【0083】つまり、実施例4では図13に示すよう
に、イグニッションキーの操作があると、時間の経過に
伴った相関係数を求め、相関係数が無相関に近い値
(第2の基準負相関係)になったときに、停車したと
判定して、警告等の処理は行わない。
【0084】また求めた相関係数が統計的に求められ
ている第1の基準負相関係数以下(相関の大小では第1
の基準負相関係数以下:数値的には第1の基準負相関係
数より大きな値)になったときにバッテリー低下の警告
を表示部11に出力するのである。
【0085】従って、温度センサが無くとも、かつ例え
ばアクセルの操作量、スピードパルス量、ワイパーの回
転量、放電電流が所定以上流れたか等を検出しなくとも
バッテリー低下を正確に検出できる共に、バッテリ低下
を判定するのための放電特性等のマップ等をROMに記
憶しなくとも判定できる。
【0086】また、マップを用いなくとも、簡単にバッ
テリー低下を正確に検出できるので、例えバッテリが交
換されても又は測定する負荷が代わったとしても、何等
ROMの内容を変える必要がない。
【0087】また、本実施例4の判定部は実施例1、実
施例2又は実施例3の電池残存容量測定装置に備えても
よい。
【0088】なお、上記各実施例では電気自動車のバッ
テリの残存容量を例にして説明したが携帯用パソコン、
携帯電話等に本発明の電池残存容量測定装置を用いても
よい。
【0089】また、上記各実施例では、電圧−電流近似
直線を得るのに、平均をとって求めたが、あらかじめ決
められた近似直線式に代入して加算、積算、除算等を実
施して求めてもよい。
【0090】また、上記実施例では、収集時間を16分
としたが、取り付ける装置によっては、より短くとも又
は長くともよい。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一定時間
経過する毎に集まった検出電圧及び検出電流を平均化
し、この平均化データが所定数集まったときのちらばり
データに基づいて、電圧−電流近似直線関数を求めて残
存容量を求めるようにしたことにより、運転中に求めら
れる近似直線は、電圧と電流の変動を十分に考慮した近
似直線関数となる。
【0092】このため、例え負荷の変動が激しくとも正
確な残存容量を得ることが可能となる。
【0093】つまり、近似直線が求められる毎に特定し
た電圧値は一定の基準放電電流における端子電圧を代表
する値となり、例え検出した電圧と電流との変化の割合
に相関がなくとも、求められた電圧は精度が高いという
効果が得られている。
【0094】また、本発明によれば、検出電圧及び検出
電流の相関係数を求め、この相関係数が第1、第2の基
準負相関係数に対してどの範囲にあるかを判定してい
る。つまり電気自動車が停止しているかを相関係数に
よって容易に判定できているという効果が得られてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の概略構成図である。
【図2】実施例1の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】バッテリのV−I特性の傾向を説明する説明図
である。
【図4】バッテリの端子電圧の傾向を説明する説明図で
ある。
【図5】実施例2の概略構成図である。
【図6】メモリ42の温度と電圧と残存容量との関係を
示す説明図である。
【図7】実施例2の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図8】実施例3の概略構成図である。
【図9】負荷の変化が非常に小さいときの電圧と電流と
相関を説明する説明図である。
【図10】実施例3の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図11】実施例4の概略構成図である。
【図12】実施例4の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図13】実施例3の相関係数の判定を説明する説明図
である。
【図14】バッテリの放電特性を説明する説明図であ
る。
【図15】従来の電池残存容量計の概略構成図である。
【図16】電圧と電流の相関がないときの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 自動車負荷 3 バッテリ 7 電流センサ 9 電圧センサ 12 検出値入力回路部 21 電圧−電流変化傾向算出部 23 バッテリ残存容量算出部 25 電圧−電流平均化手段 27 平均個数判定手段 29 電圧−電流近似直線算出部 52 起動判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下山 憲一 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会 社内 (72)発明者 熊谷 了 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会 社内 (72)発明者 高田 良秀 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会 社内 (56)参考文献 特開 平6−59003(JP,A) 特開 平2−162275(JP,A) 実開 平4−115084(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/36 H02J 7/00 H01M 10/42 - 10/48 B60L 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に接続された電池の端子電圧を検出
    する電圧センサと前記負荷に流れる電流を検出する電流
    センサとよりなる検出部を有して、求められた前記電池
    の残存容量を表示する電池残存容量測定装置において、 前記検出電圧及び検出電流を一定時間経過する毎に、サ
    ンプリングし、それぞれが一定数になる毎に、平均化
    し、該平均化した検出電圧と平均化した検出電流とが前
    記所定数収集される毎に、前記ちらばりデータとして出
    力する電圧−電流変化傾向算出部と、 前記ちらばりデータを読み、そのちらばりデータに基づ
    いて、前記平均化した検出電圧と前記平均化した検出電
    流が前記所定数収集された期間における電圧−電流近似
    直線関数を求める電圧−電流近似直線算出部と、 前記電圧−電流近似直線関数が求められる毎に、その電
    圧−電流近似直線関数より得られる電圧−電流特性に基
    づいて、前記電池残存容量を求める電池残存容量算出部
    とを有することを特徴とする電池残存容量測定装置。
  2. 【請求項2】 前記平均化した検出電圧と前記平均化し
    た検出電流とが前記所定数集まる毎相関係数を求め、
    この相関係数が第1の基準負相関係数及び第2の基準
    負相関係数(相関の大小では、第1の基準負相関係数>
    第2の基準負相関係数:数値的には第1の基準負相関係
    <第2の基準負相関係数に対してどのような範囲に
    あるかを判定し、該判定結果に基づいて前記電池、前記
    負荷の状況を知らせる判定部とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の電池残存容量測定装置。
  3. 【請求項3】 前記判定部は、前記求めた相関係数
    値的に前記第1の基準負相関係数第2の基準負相関
    係数の間にあるときは、前記電池の残存容量の低下を
    表示器によって知らせることを特徴とする請求項2記載
    の電池残存容量測定装置。
  4. 【請求項4】 前記判定部は、前記求めた相関係数
    値的に、前記第1の基準負相関係数第2の基準負相関
    係数の間にあるときは前記電池の残存容量の低下を
    表示器によって知らせ、 また、前記求めた相関係数が前記第1の基準負相関係数
    り数値的に小さいときは前記負荷が所定動作中と判定
    し、 さらに、前記求めた相関係数が前記第2の基準負相関係
    り数値的に大きいときは、前記負荷が停止中と判定
    することを特徴とする請求項3記載の電池残存容量測定
    装置。
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