JP2001022325A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2001022325A JP2001022325A JP11194443A JP19444399A JP2001022325A JP 2001022325 A JP2001022325 A JP 2001022325A JP 11194443 A JP11194443 A JP 11194443A JP 19444399 A JP19444399 A JP 19444399A JP 2001022325 A JP2001022325 A JP 2001022325A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製品の完成後においても階調特性の調整が可
能な液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 多段階表示に必要な複数の参照電圧を生
成する階調電圧生成回路を備えた液晶表示装置であっ
て、正負の基準電圧から正負対称な複数の参照電圧を生
成する電圧分割回路と、前記電圧分割回路の特定の中間
調に対応する正負対称な１対の電圧分割点に、階調調整
用の正負対称な参照電圧を供給する可変電圧生成回路お
よび１対の増幅器とを備えた。
能な液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 多段階表示に必要な複数の参照電圧を生
成する階調電圧生成回路を備えた液晶表示装置であっ
て、正負の基準電圧から正負対称な複数の参照電圧を生
成する電圧分割回路と、前記電圧分割回路の特定の中間
調に対応する正負対称な１対の電圧分割点に、階調調整
用の正負対称な参照電圧を供給する可変電圧生成回路お
よび１対の増幅器とを備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はアクティブマトリク
ス型の液晶表示装置に関し、とくに階調表示特性の調整
を容易にした液晶表示装置に関する。
ス型の液晶表示装置に関し、とくに階調表示特性の調整
を容易にした液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の液晶表示装置における階調信号と
表示輝度の関係を表す階調−輝度特性の決定方法を述べ
る。図８に従来の階調電圧生成方法を示す。１１は階調
電圧発生回路であり、１２はドライバＩＣである。ま
ず、階調電圧生成回路１１では抵抗分割により参照電圧
レベルＶ0〜Ｖ2X-1を設定する。ドライバＩＣ１２内で
は、さらに抵抗分割などの方法により隣接する参照電圧
レベルを分割することで、多階調の階調電圧を生成す
る。このように、階調−輝度特性は、階調電圧生成回路
で生成される参照電圧レベルによって決定される。した
がって、参照電圧レベルを決定する抵抗値を変化させる
ことにより、階調−輝度特性を可変させることができ
る。
表示輝度の関係を表す階調−輝度特性の決定方法を述べ
る。図８に従来の階調電圧生成方法を示す。１１は階調
電圧発生回路であり、１２はドライバＩＣである。ま
ず、階調電圧生成回路１１では抵抗分割により参照電圧
レベルＶ0〜Ｖ2X-1を設定する。ドライバＩＣ１２内で
は、さらに抵抗分割などの方法により隣接する参照電圧
レベルを分割することで、多階調の階調電圧を生成す
る。このように、階調−輝度特性は、階調電圧生成回路
で生成される参照電圧レベルによって決定される。した
がって、参照電圧レベルを決定する抵抗値を変化させる
ことにより、階調−輝度特性を可変させることができ
る。
【０００３】図９に特開平２−３４８２３５号における
従来の階調−輝度特性の可変方法を示す。１３は階調電
圧可変回路である。この方法では、可変抵抗としてＶＲ
１、ＶＲ２、ＶＲ３、ＶＲ４、ＶＲ５を設けている。こ
れら５個の可変抵抗をそれぞれ調整することにより、所
望の階調−輝度特性に変化させる。
従来の階調−輝度特性の可変方法を示す。１３は階調電
圧可変回路である。この方法では、可変抵抗としてＶＲ
１、ＶＲ２、ＶＲ３、ＶＲ４、ＶＲ５を設けている。こ
れら５個の可変抵抗をそれぞれ調整することにより、所
望の階調−輝度特性に変化させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図８に示した、固定抵
抗により直列分圧することで参照電圧レベルを生成する
階調電圧生成方法では、階調−輝度特性を調整・変化さ
せるためには、固定抵抗を作りかえる必要がある。その
ため、ユーザが階調−輝度特性を調整・変化させるのは
困難である。
抗により直列分圧することで参照電圧レベルを生成する
階調電圧生成方法では、階調−輝度特性を調整・変化さ
せるためには、固定抵抗を作りかえる必要がある。その
ため、ユーザが階調−輝度特性を調整・変化させるのは
困難である。
【０００５】図９に示した階調−輝度特性の可変方法で
は、ＶＲ２〜ＶＲ５は直列に接続されており、ある一つ
のＶＲを変化させると多のＶＲとの比率関係がすべて変
わるため、参照電圧レベルを所望の値にする調整が煩雑
となり、ユーザが階調−輝度特性を調整・変化させるの
は困難である。また、正極性電圧と負極性電圧間のＶＲ
１により、白レベル（ノーマリーホワイトモードの場
合）に対応するＶ７ＨとＶ７Ｌが変化してしまう。この
ため、表示装置の重要な特性である白色輝度の低下、お
よび白と黒の比であるコントラスト比の低下という性能
の悪化を招く。
は、ＶＲ２〜ＶＲ５は直列に接続されており、ある一つ
のＶＲを変化させると多のＶＲとの比率関係がすべて変
わるため、参照電圧レベルを所望の値にする調整が煩雑
となり、ユーザが階調−輝度特性を調整・変化させるの
は困難である。また、正極性電圧と負極性電圧間のＶＲ
１により、白レベル（ノーマリーホワイトモードの場
合）に対応するＶ７ＨとＶ７Ｌが変化してしまう。この
ため、表示装置の重要な特性である白色輝度の低下、お
よび白と黒の比であるコントラスト比の低下という性能
の悪化を招く。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、多段階表示に必要な複数の参照電圧を生成する階調
電圧生成回路を備えた液晶表示装置であって、正負の基
準電圧から正負対称な複数の参照電圧を生成する電圧分
割回路と、前記電圧分割回路の特定の中間調に対応する
正負対称な１対の電圧分割点のそれぞれに、階調調整用
の正負対称な参照電圧を供給する可変電圧生成回路と１
対の差動増幅器を備えている。
は、多段階表示に必要な複数の参照電圧を生成する階調
電圧生成回路を備えた液晶表示装置であって、正負の基
準電圧から正負対称な複数の参照電圧を生成する電圧分
割回路と、前記電圧分割回路の特定の中間調に対応する
正負対称な１対の電圧分割点のそれぞれに、階調調整用
の正負対称な参照電圧を供給する可変電圧生成回路と１
対の差動増幅器を備えている。
【０００７】また、本発明の液晶表示装置は、多階調表
示に必要な複数の参照電圧を生成する階調電圧生成回路
を備えた液晶表示装置であって、正負の基準電圧から正
負対称な複数の参照電圧を生成する電圧分割回路と、前
記電圧分割回路の特定の複数の中間調に対応する正負対
称な前記複数対の電圧分割点のそれぞれに、階調調整用
の正負対称な参照電圧を供給する前記複数個の可変電圧
生成回路と前記複数対の差動増幅器とを備えている。
示に必要な複数の参照電圧を生成する階調電圧生成回路
を備えた液晶表示装置であって、正負の基準電圧から正
負対称な複数の参照電圧を生成する電圧分割回路と、前
記電圧分割回路の特定の複数の中間調に対応する正負対
称な前記複数対の電圧分割点のそれぞれに、階調調整用
の正負対称な参照電圧を供給する前記複数個の可変電圧
生成回路と前記複数対の差動増幅器とを備えている。
【０００８】また、本発明の液晶表示装置は、多階調表
示に必要な複数の参照電圧を生成する階調電圧生成回路
を備えた液晶表示装置であって、正負の基準電圧から正
負対称な複数の参照電圧を生成する電圧分割回路と、前
記電圧分割回路の特定の複数の中間調に対応する正負対
称な前記複数対の電圧分割点に、階調、調整用の正負対
称な前記複数対の参照電圧を供給する１個の可変電圧生
成回路および前記複数対の増幅器とを備えている。
示に必要な複数の参照電圧を生成する階調電圧生成回路
を備えた液晶表示装置であって、正負の基準電圧から正
負対称な複数の参照電圧を生成する電圧分割回路と、前
記電圧分割回路の特定の複数の中間調に対応する正負対
称な前記複数対の電圧分割点に、階調、調整用の正負対
称な前記複数対の参照電圧を供給する１個の可変電圧生
成回路および前記複数対の増幅器とを備えている。
【０００９】また、本発明の液晶表示装置は、多階調表
示に必要な複数の参照電圧を生成する階調電圧生成回路
を備えた液晶表示装置であって、正負の基準電圧から複
数の参照電圧を生成する電圧分割回路と、前記電圧分割
回路の特定の複数の中間調に対応する正負対称な前記複
数対の電圧分割点に、階調調整用の参照電圧を供給する
前記電圧分割点の数と同数の可変電圧生成回路および増
幅器の組とを備えている。
示に必要な複数の参照電圧を生成する階調電圧生成回路
を備えた液晶表示装置であって、正負の基準電圧から複
数の参照電圧を生成する電圧分割回路と、前記電圧分割
回路の特定の複数の中間調に対応する正負対称な前記複
数対の電圧分割点に、階調調整用の参照電圧を供給する
前記電圧分割点の数と同数の可変電圧生成回路および増
幅器の組とを備えている。
【００１０】
【発明の実施の形態】実施の形態１ 図１は、本発明の第１の実施の形態にかかわる階調特性
の可変な階調電圧生成回路の構成を示す回路図である。
１は基準電圧生成回路、２は階調特性可変回路、３は可
変電圧生成回路、４、５は増幅器であり、ここでは差動
増幅器を用いている。基準電圧生成回路１は、正負の基
準電圧ＶＨ、ＶＬから抵抗分割により参照電圧Ｖph、Ｖ
pl、Ｖnh、Ｖnlを生成する。階調特性可変回路２は参照
電圧Ｖph、Ｖpl、Ｖnh、Ｖnlを抵抗分割し、第２の参照
電圧Ｖ1〜Ｖx-1、Ｖx〜Ｖ2x-2を生成する。可変電圧生
成回路３は第２の参照電圧Ｖ1〜Ｖx-1のうち特定の抵抗
分割点の電圧を調整するための参照電圧を発生し、この
調整用参照電圧は差動増幅器４、５により正負対称の電
圧に変換されて前記特定の抵抗分割点に与えられる。本
実施の形態では前記特定の抵抗分割点としてノーマリー
ホワイトモードにおける黒レベル側のＶ1およびそれと
正負対称なＶ2x-2を選択しているが、Ｖ2、Ｖ 2x-3など
他の正負対称な抵抗分割点とすることもできる。
の可変な階調電圧生成回路の構成を示す回路図である。
１は基準電圧生成回路、２は階調特性可変回路、３は可
変電圧生成回路、４、５は増幅器であり、ここでは差動
増幅器を用いている。基準電圧生成回路１は、正負の基
準電圧ＶＨ、ＶＬから抵抗分割により参照電圧Ｖph、Ｖ
pl、Ｖnh、Ｖnlを生成する。階調特性可変回路２は参照
電圧Ｖph、Ｖpl、Ｖnh、Ｖnlを抵抗分割し、第２の参照
電圧Ｖ1〜Ｖx-1、Ｖx〜Ｖ2x-2を生成する。可変電圧生
成回路３は第２の参照電圧Ｖ1〜Ｖx-1のうち特定の抵抗
分割点の電圧を調整するための参照電圧を発生し、この
調整用参照電圧は差動増幅器４、５により正負対称の電
圧に変換されて前記特定の抵抗分割点に与えられる。本
実施の形態では前記特定の抵抗分割点としてノーマリー
ホワイトモードにおける黒レベル側のＶ1およびそれと
正負対称なＶ2x-2を選択しているが、Ｖ2、Ｖ 2x-3など
他の正負対称な抵抗分割点とすることもできる。
【００１１】まず、基準電圧生成回路１で参照電圧Ｖph
＝Ｖ0，Ｖpl＝Ｖx-1，Ｖx，Ｖnl＝Ｖ2x-1（ｐは対向電
極電圧Ｖcomに対して正極性、ｎは負極性）を設定す
る。つぎに、階調特性可変回路２においてＶ1〜Ｖx-1、
およびＶx〜Ｖ2x-2を固定抵抗で直列分圧させる。可変
電圧生成回路にて、黒レベル側（ノーマリーホワイトの
場合）に対応する参照電圧のうち、正極性のＶ1をＶ0か
ら所望の値だけ減少させ、負極性のＶ2x-2をＶ2x-1から
所望の値だけ増加させる。本実施の形態では、これら２
レベルを同時に変化させることで、参照電圧レベルのＶ
1〜Ｖx-1、Ｖx〜Ｖ2x-2の電圧を滑らかに変化させるこ
とが可能である。
＝Ｖ0，Ｖpl＝Ｖx-1，Ｖx，Ｖnl＝Ｖ2x-1（ｐは対向電
極電圧Ｖcomに対して正極性、ｎは負極性）を設定す
る。つぎに、階調特性可変回路２においてＶ1〜Ｖx-1、
およびＶx〜Ｖ2x-2を固定抵抗で直列分圧させる。可変
電圧生成回路にて、黒レベル側（ノーマリーホワイトの
場合）に対応する参照電圧のうち、正極性のＶ1をＶ0か
ら所望の値だけ減少させ、負極性のＶ2x-2をＶ2x-1から
所望の値だけ増加させる。本実施の形態では、これら２
レベルを同時に変化させることで、参照電圧レベルのＶ
1〜Ｖx-1、Ｖx〜Ｖ2x-2の電圧を滑らかに変化させるこ
とが可能である。
【００１２】本実施の形態では、可変電圧生成回路３の
可変抵抗として、電子ポテンションメーターを用いた。
この場合、シリアルのデジタル信号（制御信号）によっ
てＶ 1、Ｖ2x-2の電圧を設定できるため、ユーザが階調
−輝度特性を調整することも可能である。
可変抵抗として、電子ポテンションメーターを用いた。
この場合、シリアルのデジタル信号（制御信号）によっ
てＶ 1、Ｖ2x-2の電圧を設定できるため、ユーザが階調
−輝度特性を調整することも可能である。
【００１３】また、可変電圧生成回路に可変抵抗を用い
ることでも、電子ポテンションメーターを用いた場合と
同様に、Ｖ1、Ｖ2-2xの電圧を設定できるため、ユーザ
が階調−輝度特性を調整することが可能である。
ることでも、電子ポテンションメーターを用いた場合と
同様に、Ｖ1、Ｖ2-2xの電圧を設定できるため、ユーザ
が階調−輝度特性を調整することが可能である。
【００１４】図２に本実施の形態により得られた階調−
輝度特性を示す。まず、図１中の固定抵抗で階調−輝度
特性を表わすγ値を２．８に設定した。このときの輝度
特性を図中の破線で示す。つぎに、可変電圧生成回路３
の可変抵抗にてγ＝１．８を目標にＶ1、Ｖ2x-2を変化
させた場合の輝度特性を図中の実線で示す。この輝度特
性は、従来の図８の回路でγ＝１．８となるように固定
抵抗を設定した場合の特性（図中の一点鎖線で示す特
性）とほぼ一致している。このように本実施の形態では
一つの可変電圧生成回路３にて階調−輝度特性の調整、
変化を容易に行うことができる。
輝度特性を示す。まず、図１中の固定抵抗で階調−輝度
特性を表わすγ値を２．８に設定した。このときの輝度
特性を図中の破線で示す。つぎに、可変電圧生成回路３
の可変抵抗にてγ＝１．８を目標にＶ1、Ｖ2x-2を変化
させた場合の輝度特性を図中の実線で示す。この輝度特
性は、従来の図８の回路でγ＝１．８となるように固定
抵抗を設定した場合の特性（図中の一点鎖線で示す特
性）とほぼ一致している。このように本実施の形態では
一つの可変電圧生成回路３にて階調−輝度特性の調整、
変化を容易に行うことができる。
【００１５】実施の形態２ 図３に本発明の第２の実施の形態における階調電圧生成
回路の構成を示す。可変電圧生成回路にて、白レベル側
（ノーマリーホワイトの場合）に対応する参照電圧のう
ち、正極性のＶx-2をＶx-1から所望の値だけ増加させ、
負極性のＶx+1をＶxから所望の値だけ減少させる。本実
施の形態では、これら２レべルを同時に変化させること
で、参照電圧レベルのＶ0〜Ｖx-2、Ｖx+1〜Ｖ2x-1の電
圧値を滑らかに変化させることが可能であり、実施の形
態１と同様に、一つの可変電圧生成回路にて階調−輝度
特性の調整、変化を容易に行うことができる。図４に本
実施例にて階調−輝度特性を変化させた様子を示す。図
中の破線は、図１中の固定抵抗により、階調−輝度特性
をγ＝１．８に設定したときの特性を示し、実線は、可
変電圧生成回路３によりγ＝２．８の特性を目標として
設定したときの特性を示している。
回路の構成を示す。可変電圧生成回路にて、白レベル側
（ノーマリーホワイトの場合）に対応する参照電圧のう
ち、正極性のＶx-2をＶx-1から所望の値だけ増加させ、
負極性のＶx+1をＶxから所望の値だけ減少させる。本実
施の形態では、これら２レべルを同時に変化させること
で、参照電圧レベルのＶ0〜Ｖx-2、Ｖx+1〜Ｖ2x-1の電
圧値を滑らかに変化させることが可能であり、実施の形
態１と同様に、一つの可変電圧生成回路にて階調−輝度
特性の調整、変化を容易に行うことができる。図４に本
実施例にて階調−輝度特性を変化させた様子を示す。図
中の破線は、図１中の固定抵抗により、階調−輝度特性
をγ＝１．８に設定したときの特性を示し、実線は、可
変電圧生成回路３によりγ＝２．８の特性を目標として
設定したときの特性を示している。
【００１６】実施の形態３ 図５では一つの可変電圧生成回路３で、黒側に近い中間
階調対応の参照電圧Ｖ 1、Ｖ2x-2、および白側に近い中
間階調対応の参照電圧Ｖx-2−Ｖx-1を同時に変化させ
る。本実施の形態ではＶ0−Ｖ1間（Ｖ2x-1−Ｖ2x-2間）
の電圧差を増加させるとＶx-1−Ｖx-1間（Ｖx−Ｖ
x+1間）の電圧差を減少させることになる。本実施の形
態によれば、実施の形態１、２に較べて広範囲なγの可
変に対応できる。
階調対応の参照電圧Ｖ 1、Ｖ2x-2、および白側に近い中
間階調対応の参照電圧Ｖx-2−Ｖx-1を同時に変化させ
る。本実施の形態ではＶ0−Ｖ1間（Ｖ2x-1−Ｖ2x-2間）
の電圧差を増加させるとＶx-1−Ｖx-1間（Ｖx−Ｖ
x+1間）の電圧差を減少させることになる。本実施の形
態によれば、実施の形態１、２に較べて広範囲なγの可
変に対応できる。
【００１７】実施の形態４ 図６に二つの可変電圧生成回路３ａ、３ｂを用いた階調
電圧生成回路を示す。可変電圧生成回路３ａは黒側の参
照電圧Ｖ1、Ｖ2x-2の値を同時に変化させ、可変電圧生
成回路３ｂは白側の参照電圧Ｖx-2、Ｖx+1の値を同時に
変化させる。本実施例によれば、たとえば、可変電圧生
成回路３ａにより黒側の参照電圧を大きく変化させた影
響で白側の参照電圧が所望の値からずれた場合に、その
ずれを補償するように可変電圧生成回路３ｂで調整する
ことができる。さらに、黒側だけの階調−輝度特性また
は白側だけの階調−輝度特性の調整、変化が可能である
ため、より精度よく、より自由に階調−輝度特性の調整
ができる。
電圧生成回路を示す。可変電圧生成回路３ａは黒側の参
照電圧Ｖ1、Ｖ2x-2の値を同時に変化させ、可変電圧生
成回路３ｂは白側の参照電圧Ｖx-2、Ｖx+1の値を同時に
変化させる。本実施例によれば、たとえば、可変電圧生
成回路３ａにより黒側の参照電圧を大きく変化させた影
響で白側の参照電圧が所望の値からずれた場合に、その
ずれを補償するように可変電圧生成回路３ｂで調整する
ことができる。さらに、黒側だけの階調−輝度特性また
は白側だけの階調−輝度特性の調整、変化が可能である
ため、より精度よく、より自由に階調−輝度特性の調整
ができる。
【００１８】実施の形態５ 図７に参照電圧Ｖ1、Ｖx-2、Ｖx+1、Ｖ2x-2の各々に別
々の可変電圧生成回路３ａ〜３ｄを設けた場合の階調電
圧生成回路を示す。本実施の形態では実施の形態４に加
えて、正極性参照電圧、負極性参照電圧を独立に調整で
きるため、様々な特性の液晶および、様々なドライバＩ
Ｃに対応できる。たとえば、ＩＣドライバ内での階調電
圧の分割比が正負対称でない場合や、ドライバＩＣの出
力段バッファの駆動能力（Ｖ−Ｉ特性）が正負対称でな
い場合などにも必要に応じて階調電圧の調整が可能であ
る。
々の可変電圧生成回路３ａ〜３ｄを設けた場合の階調電
圧生成回路を示す。本実施の形態では実施の形態４に加
えて、正極性参照電圧、負極性参照電圧を独立に調整で
きるため、様々な特性の液晶および、様々なドライバＩ
Ｃに対応できる。たとえば、ＩＣドライバ内での階調電
圧の分割比が正負対称でない場合や、ドライバＩＣの出
力段バッファの駆動能力（Ｖ−Ｉ特性）が正負対称でな
い場合などにも必要に応じて階調電圧の調整が可能であ
る。
【００１９】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置は、多段階表示に
必要な複数の参照電圧を生成する階調電圧生成回路を備
えた液晶表示装置であって、正負の基準電圧から正負対
称な複数の参照電圧を生成する電圧分割回路と、前記電
圧分割回路の特定の中間調に対応する正負対称な１対の
電圧分割点に、階調調整用の正負対称な参照電圧を供給
する可変電圧生成回路および増幅器とを備えたので、製
品の完成後においても簡単な操作により階調特性の調整
が可能である。
必要な複数の参照電圧を生成する階調電圧生成回路を備
えた液晶表示装置であって、正負の基準電圧から正負対
称な複数の参照電圧を生成する電圧分割回路と、前記電
圧分割回路の特定の中間調に対応する正負対称な１対の
電圧分割点に、階調調整用の正負対称な参照電圧を供給
する可変電圧生成回路および増幅器とを備えたので、製
品の完成後においても簡単な操作により階調特性の調整
が可能である。
【図１】本発明の実施の形態１にかかわる階調電圧生成
回路の構成を示す回路図である。
回路の構成を示す回路図である。
【図２】本発明の実施の形態１にかかわる階調電圧生成
回路の階調特性を示す図である。
回路の階調特性を示す図である。
【図３】本発明の実施の形態２にかかわる階調電圧生成
回路の構成を示す回路図である。
回路の構成を示す回路図である。
【図４】本発明の実施の形態２にかかわる階調電圧生成
回路の階調特性を示す図である。
回路の階調特性を示す図である。
【図５】本発明の実施の形態３にかかわる階調電圧生成
回路の構成を示す回路図である。
回路の構成を示す回路図である。
【図６】本発明の実施の形態４にかかわる階調電圧生成
回路の構成を示す回路図である。
回路の構成を示す回路図である。
【図７】本発明の実施の形態５にかかわる階調電圧生成
回路の構成を示す回路図である。
回路の構成を示す回路図である。
【図８】従来の階調電圧生成回路の構成例を示す回路図
である。
である。
【図９】従来の階調電圧生成回路の他の構成例を示す回
路図である。
路図である。
１ 基準電圧生成回路 ２ 階調特性可変回路 ３、３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ 可変電圧生成回路 ４、５、６、７ 差動増幅器 １１ 階調電圧生成回路 １２ ドライバＩＣ １３ 階調特性可変回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池本 哲也 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内 (72)発明者 中西 邦文 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内 (72)発明者 権藤 賢二 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内 Ｆターム(参考） 2H093 NA16 NA53 NC03 ND06 ND35 ND53 ND60 5C006 AA16 AF51 AF52 BB11 BF14 BF24 BF25 BF43 EB05 FA56 5C080 AA10 BB05 DD04 DD25 EE29 FF03 JJ03 JJ05
Claims (4)
- 【請求項１】 多段階表示に必要な複数の参照電圧を生
成する階調電圧生成回路を備えた液晶表示装置であっ
て、正負の基準電圧から正負対称な複数の参照電圧を生
成する電圧分割回路と、前記電圧分割回路の特定の中間
調に対応する正負対称な１対の電圧分割点に、階調調整
用の正負対称な参照電圧を供給する可変電圧生成回路お
よび１対の増幅器とを備えた液晶表示装置。 - 【請求項２】 多階調表示に必要な複数の参照電圧を生
成する階調電圧生成回路を備えた液晶表示装置であっ
て、正負の基準電圧から正負対称な複数の参照電圧を生
成する電圧分割回路と、前記電圧分割回路の特定の複数
の中間調に対応する正負対称な前記複数対の電圧分割点
に、階調調整用の正負対称な参照電圧を供給する前記複
数個の可変電圧生成回路および前記複数対の差動増幅器
とを備えた液晶表示装置。 - 【請求項３】 多階調表示に必要な複数の参照電圧を生
成する階調電圧生成回路を備えた液晶表示装置であっ
て、正負の基準電圧から正負対称な複数の参照電圧を生
成する電圧分割回路と、前記電圧分割回路の特定の複数
の中間調に対応する正負対称な前記複数対の電圧分割点
に、階調、調整用の正負対称な前記複数対の参照電圧を
供給する１個の可変電圧生成回路および前記複数対の増
幅器とを備えた液晶表示装置。 - 【請求項４】 多階調表示に必要な複数の参照電圧を生
成する階調電圧生成回路を備えた液晶表示装置であっ
て、正負の基準電圧から複数の参照電圧を生成する電圧
分割回路と、前記電圧分割回路の特定の複数の中間調に
対応する正負対称な前記複数対の電圧分割点に、階調調
整用の参照電圧を供給する前記電圧分割点の数と同数の
可変電圧生成回路および増幅器の組とを備えた液晶表示
装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11194443A JP2001022325A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 液晶表示装置 |
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|---|---|---|---|
| JP11194443A JP2001022325A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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ID=16324675
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11194443A Pending JP2001022325A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 液晶表示装置 |
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