JP2011227375A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基準電圧を設定するのに要する抵抗数を減らしつつ、従来と同様の階調数を表現することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】極性の異なる階調電圧により表示パネルを駆動させて映像を表示する表示装置において、直列接続された複数の設定抵抗により所定の電源電圧を分圧して、最低階調域以外の階調電圧に対応する基準電圧を生成する第1の基準電圧設定回路と、前記複数の設定抵抗に直列接続される補正抵抗により前記電源電圧を分圧して、最低階調域の階調電圧に対応する基準電圧を生成する第2の基準電圧設定回路と、前記第1の基準電圧設定回路及び前記第2の基準電圧設定回路により生成された基準電圧をもとに階調電圧を生成する階調電圧生成回路と、を有する。
【選択図】図3
【解決手段】極性の異なる階調電圧により表示パネルを駆動させて映像を表示する表示装置において、直列接続された複数の設定抵抗により所定の電源電圧を分圧して、最低階調域以外の階調電圧に対応する基準電圧を生成する第1の基準電圧設定回路と、前記複数の設定抵抗に直列接続される補正抵抗により前記電源電圧を分圧して、最低階調域の階調電圧に対応する基準電圧を生成する第2の基準電圧設定回路と、前記第1の基準電圧設定回路及び前記第2の基準電圧設定回路により生成された基準電圧をもとに階調電圧を生成する階調電圧生成回路と、を有する。
【選択図】図3
Description
本発明は表示装置に関し、特に、映像データーの階調値に対応した階調電圧を設定して表示パネルを駆動させる表示装置に関する。
従来、取得した映像データーの階調値に応じて表示パネルを駆動するための階調電圧を設定するためのドライバー回路が知られている。ドライバー回路は、階調値を示すデジタルの画像データーを受信すると、画像データーが示す階調値に応じた階調電圧を生成し、表示パネルに出力する。
図6は、ドライバー回路により設定される階調電圧を示す図である。従来、階調電圧は基準電圧をもとに設定される。具体的には、ドライバー回路は基準電圧(V1〜V5、V1’〜V5’)により設定されたおおまかな階調電圧に対して各電圧間を分圧することにより、画像データーの階調数に対応した階調電圧を設定する。この基準電圧はドライバー回路が生成する階調電圧の基準となるものであり、例えば、電源回路から供給される所定の電源電圧を分圧して生成される(例えば、特許文献1−5参照)。
上記した階調電圧の設定において、設定した階調電圧を容易に補正できるよう補正回路を備える表示装置がある。この補正回路は、ドライバー回路内の設定抵抗と組み合わせることで、ドライバー回路から出力される階調電圧の値を変更するものであり、複数の抵抗群を備えて構成される。
上記した従来の補正回路を備えるドライバー回路では、ドライバー回路内の各設定抵抗に対応した補正抵抗を組み合わせて階調電圧を設定するため、補正回路における抵抗数が多くなるという問題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、基準電圧を設定するのに要する抵抗数を減らしつつ、従来と同様の階調数を表現することが可能な表示装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、極性の異なる階調電圧により表示パネルを駆動させて映像を表示する表示装置において、直列接続された複数の設定抵抗により所定の電源電圧を分圧して、最低階調域以外の階調電圧に対応する基準電圧を生成する第1の基準電圧設定回路と、前記複数の設定抵抗に直列接続される補正抵抗により前記電源電圧を分圧して、最低階調域の階調電圧に対応する基準電圧を生成する第2の基準電圧設定回路と、前記第1の基準電圧設定回路及び前記第2の基準電圧設定回路により生成された基準電圧をもとに階調電圧を生成する階調電圧生成回路と、を有する構成としてある。
上記のように構成された発明では、第1の基準電圧設定回路は、直列接続された複数の設定抵抗により所定の電源電圧を分圧して、最低階調域以外の階調電圧に対応する基準電圧を生成する。また、第2の基準電圧設定回路は、前記複数の設定抵抗に直列接続される補正抵抗により電源電圧を分圧して、最低階調域の階調電圧に対応する基準電圧を生成する。そして、階調電圧生成回路は、上記生成された基準電圧から階調電圧を生成し、表示パネルに出力する。
そのため、第1の基準電圧設定回路と第2の基準電圧設定回路はそれぞれの抵抗を直列接続させて対応する基準電圧を設定し、又第2の基準電圧設定回路は低階調域に対応する基準電圧を設定するための抵抗のみを有するため、抵抗数を削減することができる。
そのため、第1の基準電圧設定回路と第2の基準電圧設定回路はそれぞれの抵抗を直列接続させて対応する基準電圧を設定し、又第2の基準電圧設定回路は低階調域に対応する基準電圧を設定するための抵抗のみを有するため、抵抗数を削減することができる。
また、表示パネルが液晶パネルである場合は、低階調域の階調電圧(基準電圧)は液晶画素が光の透過を開始する印加電圧に応じて設定すればよい。そのため、本発明は、前記表示パネルは液晶パネルであって、前記補正抵抗は、前記液晶パネルにおける階調電圧と透過率との関係に応じて設定される構成としてもよい。
さらに、補正抵抗を設定する手法の一例として、前記補正抵抗は、高階調域及び低階調域の前記階調電圧の変化が非線形となる箇所に設定される構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、階調電圧の変化が非線形となる低階調値及び高階調域においては、補正抵抗を複数設定すれば、第2の階調電圧設定回路における補正抵抗の値を調整するだけで階調電圧の補正をより容易に行うことが可能となる。
上記のように構成された発明では、階調電圧の変化が非線形となる低階調値及び高階調域においては、補正抵抗を複数設定すれば、第2の階調電圧設定回路における補正抵抗の値を調整するだけで階調電圧の補正をより容易に行うことが可能となる。
また、補正抵抗を設定する手法の一例として、前記表示パネルはコモン電圧を基準として極性の異なる階調電圧を交互に印加させて駆動する反転駆動方式により駆動し、前記第1の基準電圧設定回路は、正極性側の設定抵抗と、負極性側の設定抵抗とを有し、前記第2の基準電圧設定回路は、前記正極性側の設定抵抗と、前記負極性側の設定抵抗とに接続される一つの補正抵抗により、正極性の階調電圧及び負極性の階調電圧における最低階調値に対応した基準電圧を設定する構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、第1の基準電圧設定回路における個々の設定抵抗のバラツキを補うことができる。
上記のように構成された発明では、第1の基準電圧設定回路における個々の設定抵抗のバラツキを補うことができる。
そして、本発明の他の局面として、前記表示パネルは液晶パネルであって、コモン電圧を基準として極性の異なる階調電圧を交互に印加させて駆動する反転駆動方式により駆動し、前記第1の基準電圧設定回路は、正極性側の設定抵抗と、負極性側の設定抵抗とを有し、前記第2の基準電圧設定回路は、前記正極性側の設定抵抗と、前記負極性側の設定抵抗とに接続される一つの補正抵抗により、正極性の階調電圧及び負極性の階調電圧における最低階調値に対応した基準電圧を設定し、更に、高階調域及び低階調域の前記階調電圧の変化が非線形となる箇所に設定される構成としてもよい。
以上説明したように本発明によれば、基準電圧を設定するのに要する抵抗数を減らしつつ、従来と同様の階調数を表現することが可能な表示装置の提供を目的とする。
また請求項3にかかる発明によれば、階調電圧の設定において階調電圧の変化が非線形となる低階調域及び高階調域においては、補正抵抗を複数設定することで階調電圧の補正をより容易に行うことが可能となる。
そして請求項4にかかる発明によれば、第1の基準電圧設定回路における個々の設定抵抗のバラツキを補うことができる。
また請求項3にかかる発明によれば、階調電圧の設定において階調電圧の変化が非線形となる低階調域及び高階調域においては、補正抵抗を複数設定することで階調電圧の補正をより容易に行うことが可能となる。
そして請求項4にかかる発明によれば、第1の基準電圧設定回路における個々の設定抵抗のバラツキを補うことができる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
1.第1の実施形態:
2.第2の実施形態:
3.その他の実施形態:
1.第1の実施形態:
2.第2の実施形態:
3.その他の実施形態:
1.第1の実施形態:
以下、図1〜図6を参照して、この発明に係る表示装置を具体化した第1の実施の形態について説明する。
以下、図1〜図6を参照して、この発明に係る表示装置を具体化した第1の実施の形態について説明する。
(1)表示装置100の構成:
図1は、第1の実施形態にかかる表示装置100の構成を示すブロック構成図である。表示装置100は、外部から供給されたビデオ信号をもとに映像を表示する装置であり、ビデオ信号処理回路99と、ドライバー回路80と、表示パネル97と、電源回路98と、補正抵抗回路70と、を備えて構成されている。
図1は、第1の実施形態にかかる表示装置100の構成を示すブロック構成図である。表示装置100は、外部から供給されたビデオ信号をもとに映像を表示する装置であり、ビデオ信号処理回路99と、ドライバー回路80と、表示パネル97と、電源回路98と、補正抵抗回路70と、を備えて構成されている。
表示パネル97は、液晶を充填した画素を解像度の数だけ配列させた表示部を有し、各画素は階調電圧を印加するための電極と、階調電圧を供給する画素を切換えるためのスイッチ回路とを備えて構成されている。図2は、表示パネル97を構成する各画素に印加される階調電圧を示す図である。本実施形態にかかる表示パネル97は、階調電圧の極性を所定周期で反転させて各画素に印加する反転駆動方式を採用する。この反転駆動方式では階調電圧はコモン電圧VCOMを基準として、正極性側の電圧及び負極性側の電圧により構成されるため、ドライバー回路80は正負それぞれの極性に応じた64レベルの階調電圧を表示パネル97に供給する。
ビデオ信号処理回路99は、図示しない外部端子等を介して供給されたアナログのビデオ信号をアナログ/デジタル変換し、後段のドライバー回路80が変換可能な信号形式に変換する。このビデオ信号には、映像を示す画像データーと、同期信号(垂直同期信号VSYC、水平同期信号HSYC)とを備えて構成され、水平同期信号HSYCにより表示パネル97における水平走査のタイミングが設定され、垂直同期信号VSYCにより1フレームの表示タイミングが設定される。なお、ビデオ信号処理回路99に供給されるビデオ信号はデジタルであってもよい。
図3は、ドライバー回路80及び補正抵抗回路70の構成を説明する回路図である。また、図4は、ドライバー回路80及び補正抵抗回路70が備える各抵抗の抵抗値と、合成抵抗値を示す図である。
ドライバー回路80は、基準電圧設定抵抗(第1の基準電圧設定回路)81と、D/Aコンバーター(階調電圧生成回路)82とを備えて構成され、ビデオ信号に含まれる画像データーから各画素を駆動するためのアナログの階調電圧を生成する。図6に示すようにドライバー回路80は、正負それぞれに対応する64レベルの階調電圧を生成する。
基準電圧設定抵抗81は、補正抵抗回路70が備える抵抗と組み合わせることで、正負64レベルの階調電圧を生成するための基準電圧を生成する回路であり、第1の設定抵抗群81aと、第2の設定抵抗群81bとを、備えて構成される。第1の設定抵抗群81aは、正極性側の階調電圧(V1〜V4)を生成するための直列接続された設定抵抗Ric1〜Ric4を備えて構成される。また、第2の設定抵抗群81bは、負極性側の階調電圧(V1’〜V4’)を生成するための直列接続された設定抵抗Ric1’〜Ric4’を備えて構成される。
D/Aコンバーター82は、基準電圧V1〜V5(V1’〜V5’)をもとに正負64レベルの階調電圧を生成し、画像データーの階調値に応じて生成した階調電圧を出力する。D/Aコンバーター82は基準電圧間を複数等分することで画像データーが示す階調値に対応した階調電圧を生成する。なお、D/Aコンバーター82による階調電圧の生成は、各基準電圧を均等に分割するものに限らず、所望とする階調値と階調電圧との関係に応じて適宜分割幅及び分割数が設定される。
補正抵抗回路(第1の基準電圧設定回路)70は、ドライバー回路80内の基準電圧設定抵抗81と組み合わせることで、基準電圧を生成するための抵抗値を設定する回路である。補正抵抗回路70は、電圧を安定させるためのシャントレギュレーターD1や、電源回路98から供給される電源電圧VDDを分圧する分圧抵抗Rd、及び分圧された電源電圧から所定の基準電圧を設定するための補正抵抗Ra1,Ra2、ドライバー回路80と接続する端子GMA1〜GMA4と、を備えて構成されている。
ここで、分圧抵抗Rdは、端子GMA1を介して第1の設定抵抗群81aに接続され、分圧後の電源電圧VDDを基準電圧設定抵抗81に供給する。また、端子GM2、GM3はそれぞれ一方の端でD/Aコンバーター82に接続されるとともに、補正抵抗Ra1を介して他端が接続されている。また、端子GMA4は一方の端が第2の設定抵抗群81bに接続され、他端が補正抵抗Ra2を通じて接地されている。
ここで、分圧抵抗Rdは、端子GMA1を介して第1の設定抵抗群81aに接続され、分圧後の電源電圧VDDを基準電圧設定抵抗81に供給する。また、端子GM2、GM3はそれぞれ一方の端でD/Aコンバーター82に接続されるとともに、補正抵抗Ra1を介して他端が接続されている。また、端子GMA4は一方の端が第2の設定抵抗群81bに接続され、他端が補正抵抗Ra2を通じて接地されている。
補正抵抗回路70の補正抵抗Ra1は、正負両極性における最低階調値(0階調)に対応した階調電圧を設定するため、表示パネル97のT−V(透過率−電圧)特性に応じた抵抗値が設定される。図5は、一例として表示パネルのT−V特性を示すグラフである。T−V特性とは、各画素に電圧を印加した際の画素の透過率を示すグラフであり、表示装置では、透過率100パーセントが最高階調(63)に対応し、透過率0パーセントが最低階調(0)に対応することが望ましい。そのため、本実施形態では、補正抵抗Ra1の値は、図5に示すT−V特性を備える表示パネルにおいては、液晶が光を透過し始める印加電圧(図中A点)に応じて設定されている。
(2)ドライバー回路80及び補正抵抗回路70の作用:
以下、上記構成のドライバー回路80及び補正抵抗回路70の作用について説明する。電源回路98から電源電圧VDDが補正抵抗回路70に供給されると、電源電圧VDDは補正抵抗回路70の分圧抵抗Rdにより分圧された後、端子GMA1から第1の設定抵抗群81aに供給される。第1の設定抵抗群81aの各出力端子OUT1〜4は各設定抵抗Ric1〜Ric4の分圧比に応じた正極性側の基準電圧V1〜V4を出力する。また、端子GMA2からは上記第1の設定抵抗群81aに接続された補正抵抗Ra1の分圧比に応じた基準電圧V5が出力される。そして、端子GMA3からは第1の設定抵抗群81a及び第2の設定抵抗群81bに接続された補正抵抗Ra1の分圧比に応じた負極性側の基準電圧V5’が出力される。同様に、補正抵抗Ra2に接続された第2の設定抵抗群81bの出力端子OUT5〜8からは設定抵抗Ric1’〜Ric4’及び補正抵抗Ra2の分圧比に応じた負極性側の基準電圧V1’〜V4’が出力される。
以下、上記構成のドライバー回路80及び補正抵抗回路70の作用について説明する。電源回路98から電源電圧VDDが補正抵抗回路70に供給されると、電源電圧VDDは補正抵抗回路70の分圧抵抗Rdにより分圧された後、端子GMA1から第1の設定抵抗群81aに供給される。第1の設定抵抗群81aの各出力端子OUT1〜4は各設定抵抗Ric1〜Ric4の分圧比に応じた正極性側の基準電圧V1〜V4を出力する。また、端子GMA2からは上記第1の設定抵抗群81aに接続された補正抵抗Ra1の分圧比に応じた基準電圧V5が出力される。そして、端子GMA3からは第1の設定抵抗群81a及び第2の設定抵抗群81bに接続された補正抵抗Ra1の分圧比に応じた負極性側の基準電圧V5’が出力される。同様に、補正抵抗Ra2に接続された第2の設定抵抗群81bの出力端子OUT5〜8からは設定抵抗Ric1’〜Ric4’及び補正抵抗Ra2の分圧比に応じた負極性側の基準電圧V1’〜V4’が出力される。
上記構成により、基準電圧設定抵抗81及び補正抵抗回路70から供給された基準電圧V1〜V5(V1’〜V5’)はD/Aコンバーター82に出力され、D/Aコンバーター82は基準電圧をもとに正負64レベルの階調電圧を生成する。そして、生成された階調電圧は画像データーの階調値に応じて表示パネル97に供給され、各画素の透過率を変化させることで映像を表示する。
また、低階調域の階調電圧を調整する場合、補正抵抗回路70の補正抵抗Ra1を調整することで、容易に階調電圧の調整を行うことができる。
以上説明したように、ドライバー回路80と補正抵抗回路70とは、それぞれの抵抗を直列接続させて対応する基準電圧を設定し、又補正抵抗回路70は低階調域に対応する基準電圧を設定するための抵抗のみを有するため、抵抗数を削減することができる。
2.第2の実施形態:
補正抵抗回路70が備える補正抵抗は所望とする階調電圧の形状に応じて設定してもよい。図6に示すように階調電圧は、高階調域及び低階調域において非線形となるため、基準電圧設定抵抗81内の設定抵抗のみでは所望とする階調電圧の変化を設定するのが難しい場合も想定される。そのため、第2の実施形態では、補正抵抗回路70はこれら非線形域における基準電圧を設定する抵抗を補正抵抗Ra1,Ra2以外にも有する構成としてもよい。
上記構成とすることで階調電圧を補正する際に補正抵抗を変更させるだけで対応することができるとともに、最低限の抵抗数により所望とする階調電圧を設定することができる。
補正抵抗回路70が備える補正抵抗は所望とする階調電圧の形状に応じて設定してもよい。図6に示すように階調電圧は、高階調域及び低階調域において非線形となるため、基準電圧設定抵抗81内の設定抵抗のみでは所望とする階調電圧の変化を設定するのが難しい場合も想定される。そのため、第2の実施形態では、補正抵抗回路70はこれら非線形域における基準電圧を設定する抵抗を補正抵抗Ra1,Ra2以外にも有する構成としてもよい。
上記構成とすることで階調電圧を補正する際に補正抵抗を変更させるだけで対応することができるとともに、最低限の抵抗数により所望とする階調電圧を設定することができる。
3.その他の実施形態:
本発明は様々な実施形態が存在する。表示装置100の構成は図1に示すものに限定されず、本実施形態にかかるドライバー回路及び補正抵抗回路を備えるものであればどの様なものであってもよい。
本発明は様々な実施形態が存在する。表示装置100の構成は図1に示すものに限定されず、本実施形態にかかるドライバー回路及び補正抵抗回路を備えるものであればどの様なものであってもよい。
ドライバー回路の設定抵抗の数は一例であり、これに限定されない。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
70…補正抵抗回路、80…ドライバー回路、81…基準電圧設定抵抗、81a…第1の設定抵抗群、81b…第2の設定抵抗群、82…D/Aコンバーター、97…表示パネル、98…電源回路、99…ビデオ信号処理回路、100…表示装置
Claims (5)
- 階調電圧により表示パネルを駆動させて映像を表示する表示装置において、
直列接続された複数の設定抵抗により所定の電源電圧を分圧して、最低階調域以外の階調電圧に対応した基準電圧を生成する第1の基準電圧設定回路と、
前記複数の設定抵抗に直列接続される補正抵抗により前記電源電圧を分圧して、最低階調域の階調電圧に対応した基準電圧を生成する第2の基準電圧設定回路と、
前記第1の基準電圧設定回路及び前記第2の基準電圧設定回路により生成された基準電圧をもとに階調電圧を生成する階調電圧生成回路と、を有することを特徴とする表示装置。 - 前記表示パネルは液晶パネルであって、
前記補正抵抗は、前記液晶パネルにおける階調電圧と透過率との関係に応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記補正抵抗は、高階調域及び低階調域の前記階調電圧の変化が非線形となる箇所に設定されることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の表示装置。
- 前記表示パネルはコモン電圧を基準として極性の異なる階調電圧を交互に印加させて駆動する反転駆動方式により駆動し、
前記第1の基準電圧設定回路は、正極性側の設定抵抗と、負極性側の設定抵抗とを有し、
前記第2の基準電圧設定回路は、前記正極性側の設定抵抗と、前記負極性側の設定抵抗とに接続される一つの補正抵抗により、正極性の階調電圧及び負極性の階調電圧における最低階調値に対応した基準電圧を設定することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 前記表示パネルは液晶パネルであって、コモン電圧を基準として極性の異なる階調電圧を交互に印加させて駆動する反転駆動方式により駆動し、
前記第1の基準電圧設定回路は、正極性側の設定抵抗と、負極性側の設定抵抗とを有し、
前記第2の基準電圧設定回路は、前記正極性側の設定抵抗と、前記負極性側の設定抵抗とに接続される一つの補正抵抗により、正極性の階調電圧及び負極性の階調電圧における最低階調値に対応した基準電圧を設定し、更に、
高階調域及び低階調域の前記階調電圧の変化が非線形となる箇所に設定されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013111675A1 (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-01 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置およびその駆動方法 |
US9202429B2 (en) | 2014-01-20 | 2015-12-01 | Samsung Display Co., Ltd. | Three-dimensional image display device and driving method thereof |
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