JP2001022248A - 画像形成装置のプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置のプロセスカートリッジ

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JP2001022248A
JP2001022248A JP11194769A JP19476999A JP2001022248A JP 2001022248 A JP2001022248 A JP 2001022248A JP 11194769 A JP11194769 A JP 11194769A JP 19476999 A JP19476999 A JP 19476999A JP 2001022248 A JP2001022248 A JP 2001022248A
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Japan
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unit
developing
process cartridge
drum
image carrier
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JP11194769A
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Shigekazu Enoki
繁和 榎木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の稼動に伴う発熱によるプロセ
スカートリッジにおける構成部品の膨張,変形による感
光体ドラムと現像ローラとの間隔変化を吸収し、両者が
過度に圧接されることによる不具合の発生を防止する。 【解決手段】 感光体ドラム12と現像ローラ18との
距離を広げる方向に力が加わると、現像ローラ18を軸
支する現像ユニット11における嵌合突起44が感光体
ドラム12から遠ざかる方向に移動すると共に、感光体
ユニット10における嵌合孔41も感光体ドラム12か
ら遠ざかる方向に移動するが、このとき、側板部10a
に可撓性構造50が設けられているため、その伸縮作用
によって感光体ユニット10と現像ユニット11との変
位、すなわち感光体ドラム12と現像ローラ18との間
における間隔変化が吸収され、感光体ドラム12と現像
ローラ18とが過度に圧接されることを防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた複写機あるいはプリンタ,ファクシミリなどの画像
形成装置に用いられる像担持体(感光体)ユニットと現
像(現像ローラ)ユニットとを連結してなる画像形成装
置のプロセスカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機あるいはプリンタなどに用
いられる画像形成部を構成する電子写真形成装置(静電
画像形成装置)では、感光体ドラムに形成された静電潜
像を顕像化するための現像ユニットが設けられており、
この現像ユニットは、トナーを収納するトナー収納部,
トナー収納部内のトナーを攪拌するアジテータ,感光体
ドラムに当接または微小な隙間をもって回転駆動される
現像ローラ,現像ローラに対してトナーを補給する補給
ローラなどにより構成され、所定時間が経過して現像ロ
ーラなどが劣化した場合には、現像ユニットを交換する
構成になっている。
【0003】また近年では、感光体を回転自在に収納し
た感光体ユニットと、現像ローラなどを収納した現像ユ
ニットとを連結して、一体化したプロセスカートリッジ
が普及している。
【0004】このようなプロセスカートリッジにおいて
は、予め精度よく感光体ユニットと現像ユニットとの位
置決めが行われるように構成(特開平5−134488
公報参照)されるか、作像動作時に、ばねによる一定の
付勢力によって感光体と現像手段が圧接されるようにし
て、現像を確実なものにするように構成(特開平5−2
32752号公報参照)されているものがある。
【0005】また、現像手段を感光体に付勢する方式と
してはカートリッジカバーに弾性部材を設けるようにし
た構成(特開平5−281798号公報)のものがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術において、感光体ユニットと現像ユニットとを一体的
に構成したプロセスカートリッジであって、両ユニット
の側面に設けられた基準位置でそれぞれのユニットが固
定され、少なくとも感光体ユニットにおける感光体ドラ
ムを軸支する部位と、現像ユニットにおける現像ローラ
を軸支する部位との距離が固定的に設定されている構成
のものであると、プロセスカートリッジが搭載される画
像形成装置の稼動に伴う発熱によってプロセスカートリ
ッジにおける構成部品に膨張,変形が生じた場合には、
感光体ドラムと、当該感光体の外周面に近接または当接
されて配置されている現像ローラとの間隔が変化するた
め、両者が過度に圧接状態になるという不具合が生じる
ことがある。
【0007】この結果、感光体ドラムあるいは現像ロー
ラが傷付いたりして、画像形成上の不具合を発生するこ
とがある。
【0008】一方、特開平5−281798号公報に記
載されているように、カートリッジカバーに弾性部材を
設けて現像手段を感光体に弾接させて位置決めを行う構
成、あるいは特開平5−232752号公報に記載され
ているように、ばねによる一定の付勢力により感光体ユ
ニットと現像ユニットとが圧接されるようにする構成を
用いれば、感光体ユニットと現像ユニットの間に距離的
なフレキシビィリティを保証することが可能である。
【0009】しかし、前記のような構成は、画像形成装
置とプロセスカートリッジとの構造に空間的な余裕を必
要とするために、必然的に大型化し、また部材の追加と
それを保持するための構造を必要とするため、コストが
アップするという問題がある。
【0010】そこで本発明は、安価な構造であって、画
像形成装置の稼動に伴う発熱によるプロセスカートリッ
ジにおける構成部品の膨張,変形による像担持体と現像
手段との間隔変化を吸収し、両者が過度に圧接されるこ
とによる不具合の発生を防止することができる画像形成
装置のプロセスカートリッジを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体を有する像担持体
ユニットと、前記像担持体に形成された像を現像する現
像手段を有する現像ユニットとを一体的に構成したプロ
セスカートリッジであって、前記両ユニットの側面に設
けられた基準位置において前記両ユニットが固定され、
少なくとも前記像担持体ユニットの像担持体を支持する
位置と現像ユニットの現像手段を支持する位置との距離
が固定的に設定されるプロセスカートリッジにおいて、
前記両ユニットの少なくとも一方の側面に可撓性構造面
を設け、この可撓性構造面を介して前記両ユニットを連
結固定したものであり、この構成によって、画像形成装
置の稼動に伴う発熱によるプロセスカートリッジの構成
部品に膨張,変形が生じても、可撓性構造面が像担持体
と現像手段との間隔変化を吸収する方向に作用するた
め、両者が過度に圧接されることが防止される。この結
果、像担持体,現像手段が傷付いて生じる画像形成上の
不具合を防止することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、前記可撓性構造面
を前記ユニットの側面に当該ユニットと同じ材料によっ
て一体に形成したものであり、この構成によって、ユニ
ットにおける可撓性構造面の設置が簡単に行われ画像形
成装置と、プロセスカートリッジの構造に空間的な余裕
を必要とせず、従来構造のまま不具合の改善が可能にな
る。さらにまた、別途部材の追加を必要としないため、
それを保持するための余分な構造を必要とせず、コスト
アップを防止することもできる。さらに同じ材料からな
るのでリサイクル利用に供しても、その取り扱いが容易
になる。
【0013】請求項3記載の発明は、前記可撓性構造面
の断面形状を波状構造としたものであり、この構成によ
って、ユニットを利用して伸縮性を持たせることによっ
て、簡単な構成で像担持体と現像手段との間隔変化を吸
収する方向に作用させることができる。
【0014】請求項4記載の発明は、前記可撓性構造面
の変形量が、前記像担持体の支持部と前記現像手段の支
持部を互いに離れる方向に1kg重の荷重を加えたとき、
像担持体の支持支点と現像手段の支持支点との間隔にお
いて、0.05mm以上2mm以下、好ましくは0.1mm以
上1mm以下となるような波状構造としたものであり、こ
の構成によって、可撓性構造面による像担持体と現像手
段との間隔変化を吸収する作用が適度に行われ、一般的
な画像形成装置において、両者が過度に圧接したり、離
れ過ぎることを防ぐことができる。
【0015】請求項5記載の発明は、前記像担持体に形
成された像を現像する前記現像手段が接触式現像構成で
あるものであり、この構成であっても、接触式現像にお
いて一般に採用されるシリコンゴムあるいはウレタンゴ
ムにて構成された現像ローラ(現像手段)と感光体ドラ
ム(像担持体)とにおいても、プロセスカートリッジに
おける前記熱膨張,変形時の感光体ドラムと現像ローラ
との間隔変化を吸収することができ、両者が過度に圧接
されることを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は本発明の実施形態を説明するための
画像形成装置の全体構成を示す側面断面図、図2は本実
施形態におけるプロセスカートリッジの側面図、図3は
図2のプロセスカートリッジのシャッタ開放時状態を示
す側面図、図4は図2のプロセスカートリッジにおける
感光体ユニットと現像ユニットとを分離した状態を示す
側面図である。
【0018】図1において、画像形成装置1の本体ケー
ス2の上部には原稿(図示せず)の画像を読み取る画像
読取装置3が設置され、また本体ケース2の内部にはプ
ロセスカートリッジ4が着脱自在に装着され、さらに、
プロセスカートリッジ4の下部には記録媒体である転写
用紙5が搬送される用紙搬送路6が設けられている。
【0019】画像読取装置3は、画像読取部7と、この
画像読取部7による読取位置へ供給される原稿が載置さ
れる原稿トレイ8とを有し、原稿トレイ8は、支点軸9
を中心として実線で示した水平位置と二点鎖線で示した
起立位置との間を回動するように支持され、各位置にお
いて図示しないストッパにより位置固定される。
【0020】プロセスカートリッジ4は、図2,図4に
示すように、感光体ユニット10と現像ユニット11と
を連結固定することにより構成されている。感光体ユニ
ット10内には、感光体ドラム12と、感光体ドラム1
2の外周面を一様に帯電させる帯電ローラ13とが取り
付けられ、さらに、感光体ドラム12の外周面に形成さ
れたトナー像を転写用紙5に転写した後に、感光体ドラ
ム12の外周面に残留した排トナーを回収する排トナー
回収部14が設けられている。感光体ドラム12の両端
部は、感光体ユニット10の両側に形成された側板部1
0aに回転自在に保持されている。また感光体ユニット
10の外周部には、この感光体ユニット10と現像ユニ
ット11とを連結した後のプロセスカートリッジ4を把
持する取手15が設けられている。
【0021】現像ユニット11内にはトナーを収納する
トナー収納部16が設けられ、このトナー収納部16内
には、図1に示すように、トナーを攪拌する回転体であ
るアジテータ17,感光体ドラム12の外周面に当接す
る回転体である現像ローラ18,現像ローラ18にトナ
ーを補給する回転体である補給ローラ19,現像ローラ
18の外周面に当接された現像ブレード20などが取り
付けられている。
【0022】さらに現像ユニット11の両側にはケース
壁である側板部11aが形成され、現像ユニット11と
感光体ユニット10とを連結したときに、現像ユニット
11の側板部11aの外側面の一部が、感光体ユニット
10の側板部10aの内側面に面接触される。現像ユニ
ット11の側板部11aにおける一方には、感光体ユニ
ット10の側板部10aの内側面に面接触する面よりも
凹ませて凹状部分11bが形成されており、この凹状部
分11bには、本体ケース2内に設けられた駆動モータ
(図示せず)から感光体ドラム12へ伝達された駆動力
を、現像ローラ18,補給ローラ19、およびアジテー
タ17へ伝達する動力伝達機構21が配置されている。
さらに、この凹状部分11bには、トナー収納部16へ
トナーを入れる開口が形成され、この開口を閉止する閉
止栓22が取り付けられている。
【0023】本体ケース2内におけるプロセスカートリ
ッジ4の装着位置の周囲には、図1に示すように、感光
体ドラム12の外周面を露光して静電潜像を形成する光
書込装置であるレーザ書込ユニット23,転写用紙5を
斜めに載置した状態で保持する給紙トレイ24,給紙ト
レイ24内の転写用紙5を1枚ずつ給紙する給紙ローラ
25,現像ローラ18からトナーを供給されることによ
り顕像化された感光体ドラム12の外周面のトナー像を
転写用紙5に転写させる転写装置である転写ローラ2
6,転写用紙5に転写されたトナー像を定着させる定着
装置27,定着装置27を通過した転写用紙5が排紙さ
れる受け板28などが設けられている。
【0024】本体ケース2内の左右一対の側板(図示せ
ず)には、プロセスカートリッジ4を本体ケース2内に
着脱する際のガイド溝29,30が2本ずつ設けられて
いる。現像ユニット11の側板部11aには一方のガイ
ド溝29に係合するガイドピン31が設けられ、感光体
ユニット10の側板部10aには他方のガイド溝30に
係合するガイドピン32が設けられている。なお、プロ
セスカートリッジ4の着脱は受け板28側から行われ、
着脱の際には受け板28を回動させて着脱側を開放す
る。
【0025】プロセスカートリッジ4には、感光体ドラ
ム12を露出させて、その外周面を転写ローラ26の外
周面と接触させるための開口部33が形成され、この開
口部33を開閉するシャッター34が設けられている。
シャッター34は、一端が感光体ユニット10における
側板部10aの両側に回動自在に取り付けられた一対の
アーム部とそのアーム部の他端側を連結した連結片とか
らなる回動アーム35と、回動アーム35の連結片側に
回動自在に取り付けられたシャッター本体36とにより
構成されている。回動アーム35の側板部10aへの取
付箇所には第1スプリング37が取り付けられ、この第
1スプリング37は、回動アーム35の連結片側を感光
体ユニット10の外周面に押し付ける向きに付勢してい
る。シャッター本体36と回動アーム35との連結部に
は第2スプリング38が設けられ、この第2スプリング
38は、シャッター本体36の先端部を感光体ユニット
10の外周面に押し付ける向きに付勢している。回動ア
ーム35のアーム部には外方向きに突出した突起39が
設けられている。
【0026】プロセスカートリッジ4を本体ケース2外
へ取り出した状態において、シャッター34は、第1ス
プリング37の付勢力と第2スプリング38の付勢力と
により回動し、開口部33を閉止している(図2参
照)。プロセスカートリッジ4を本体ケース2内に装着
する過程において、突起39がガイド溝30に係合して
突起39が押圧されることにより、シャッター34が開
口部33を開放する方向へ次第に回動し、本体ケース2
内へのプロセスカートリッジ4の装着が終了したときに
開口部33が完全に開放される(図1,図3参照)。
【0027】感光体ユニット10と現像ユニット11と
の連結構造および連結手順について、図4を参照して説
明する。感光体ユニット10の側板部10aには、ピン
挿入孔40,嵌合孔41,ネジ挿通孔42が形成されて
いる。一方、現像ユニット11の側板部11aには、ピ
ン挿入孔43,嵌合突起44,ネジ孔45が形成されて
いる。
【0028】感光体ユニット10と現像ユニット11と
を連結したときには、感光体ユニット10の側板部10
aにおける内側面に、現像ユニット11の側板部11a
における外側面が面接触し、ピン挿入孔40,43が同
一中心線上で重ね合わされて、これらのピン挿入孔4
0,43に連結ピン46が圧入され(図2,3参照)、
嵌合突起44が嵌合孔41に弾性的に嵌合されて、ネジ
挿通孔42に挿通されたネジ47がネジ孔45に螺合さ
れている。
【0029】次に、本発明の特徴である可撓性構造につ
いて、図2〜図4,図5および図6を参照して説明す
る。図5は本実施形態における感光体ユニットの側面
図、図6は図5の感光体ユニットの一部を示す平面図で
ある。
【0030】図5,図6に示すように、感光体ユニット
10の側板部10aには可撓性構造50が設けられてい
る。可撓性構造50の構造は、本例では感光体ユニット
10の側板部10aの一部が波形に一体成形された構造
となっている。側板部10aは前記のように現像ユニッ
ト11のピン挿入孔43,嵌合突起44,ネジ孔45の
部分で固定され、感光体ドラム12と現像ローラ18と
の距離が固定的に設定される。
【0031】ここで、感光体ドラム12と現像ローラ1
8との距離を広げる方向に力が加わると、現像ユニット
11における嵌合突起44が感光体ドラム12から遠ざ
かる方向に移動すると共に、感光体ユニット10におけ
る嵌合孔41も感光体ドラム12から遠ざかる方向に移
動する。このとき、感光体ユニット10の側板部10a
が変形する構造を持たない場合には、感光体ドラム12
と現像ローラ18との間には過度の圧接を生じるが、本
例では側板部10aに可撓性構造50が設けられている
ため、感光体ユニット10と現像ユニット11との変
位、すなわち感光体ドラム12と現像ローラ18との間
における間隔変化が吸収され、感光体ドラム12と現像
ローラ18とが過度に圧接されることを防止することが
できる。この結果、前記過度の圧接が原因となる感光体
ドラム12および現像ローラ18における損傷の発生を
防止することができるため、画像形成上の不具合の発生
を防止することができる。
【0032】前記可撓性構造50は、図6に示すような
先が丸みを帯びた波型に限らず矩形構造の波型など、仕
様によって任意の構造を選択することができる。また、
この可撓性構造50の変形量は、感光体ドラム12の支
持軸(OPC軸)と現像ローラ18の支持軸(現像軸)
を互いに離れる方向に1kg重の荷重を加えたとき、OP
C軸支点と現像軸支点との間隔で0.05mm以上2mm以
下、好ましくは0.1mm以上1mm以下となるようにする
とよい。変形量が少ないと、感光体ドラム12と現像ロ
ーラ18との間に生じる過度の圧接が防止される。
【0033】なお、可撓性構造50は、本実施形態では
感光体ユニット10の側板部10aに設けることが好ま
しいが、プロセスカートリッジ4の仕様によっては、可
撓性構造50を現像ユニット11の側板部11aに設け
ることも考えられ、さらに、可撓性構造50を感光体ユ
ニット10と現像ユニット11との両方に設けることも
考えられる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
形成装置のプロセスカートリッジによれば、画像形成装
置の稼動に伴う発熱などによってプロセスカートリッジ
の構成部品に膨張,変形などが生じても、可撓性構造面
の伸縮により前記膨張,変形などを吸収することがで
き、像担持体と現像手段とが過度に圧接されることを防
止することができる。この結果、像担持体あるいは現像
手段の損傷を未然に防ぐことができ、よって、その損傷
によって生じる形成画像上の不具合の発生を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための画像形成装
置の全体構成を示す側面断面図
【図2】本実施形態におけるプロセスカートリッジの側
面図
【図3】本実施形態におけるプロセスカートリッジのシ
ャッタ開放時状態を示す側面図
【図4】本実施形態におけるプロセスカートリッジにお
ける感光体ユニットと現像ユニットとを分離した状態を
示す側面図
【図5】本実施形態における感光体ユニットの側面図
【図6】本実施形態における感光体ユニットの一部を示
す平面図
【符号の説明】
4 プロセスカートリッジ 10 感光体ユニット 10a 感光体ユニットの側板部 11 現像ユニット 11a 現像ユニットの側板部 12 感光体ドラム 18 現像ローラ 50 可撓性構造

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を有する像担持体ユニットと、
    前記像担持体に形成された像を現像する現像手段を有す
    る現像ユニットとを一体的に構成したプロセスカートリ
    ッジであって、前記両ユニットの側面に設けられた基準
    位置において前記両ユニットが固定され、少なくとも前
    記像担持体ユニットの像担持体を支持する位置と現像ユ
    ニットの現像手段を支持する位置との距離が固定的に設
    定されるプロセスカートリッジにおいて、前記両ユニッ
    トの少なくとも一方における側面に可撓性構造面を設
    け、この可撓性構造面を介して前記両ユニットを連結固
    定したことを特徴とする画像形成装置のプロセスカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 前記可撓性構造面を前記ユニットの側面
    に当該ユニットと同じ材料によって一体に形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置のプロセスカ
    ートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記可撓性構造面の断面形状を波状構造
    としたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形
    成装置のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記可撓性構造面の変形量が、前記像担
    持体の支持部と前記現像手段の支持部を互いに離れる方
    向に1kg重の荷重を加えたとき、像担持体の支持支点と
    現像手段の支持支点との間隔において、0.05mm以上
    2mm以下、好ましくは0.1mm以上1mm以下となるよう
    な波状構造としたことを特徴とする請求項1,2または
    3記載の画像形成装置のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記像担持体に形成された像を現像する
    前記現像手段が接触式現像構成であることを特徴とする
    請求項1の画像形成装置のプロセスカートリッジ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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