JP2001020343A - バキュームブレーカー - Google Patents

バキュームブレーカー

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JP2001020343A
JP2001020343A JP11189737A JP18973799A JP2001020343A JP 2001020343 A JP2001020343 A JP 2001020343A JP 11189737 A JP11189737 A JP 11189737A JP 18973799 A JP18973799 A JP 18973799A JP 2001020343 A JP2001020343 A JP 2001020343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
vacuum packing
guide member
vacuum
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11189737A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Aoki
正樹 青木
Atsushi Nakanishi
淳 中西
Keisuke Hiraide
啓介 平出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Publication of JP2001020343A publication Critical patent/JP2001020343A/ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バキュームパッキンが潰されることのないバ
キュームブレーカーの提供を目的とする。 【構成】 内部にバキュームパッキン5とともにガイド
部材6が設けられ、バキュームパッキン5の鍔部5a上
にガイド部材6の鍔部6aが配置され、ガイド部材6の
鍔部6aには、バキュームパッキン5の鍔部5aの外周
を覆う垂下片6bが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バキュームブレーカ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、例えば水洗大便器と
フラッシュ弁との間にはバキュームブレーカーが介在さ
れており、このバキュームブレーカーは、例えば水洗大
便器内での水の抜き取りなどに起因して水供給水路内に
真空状態が生じた時などに、フラッシュ弁が作動される
と、詰まった水洗大便器の汚水が水供給水路内に逆流す
るので、そのような逆流を防止するために設置されるも
のであり、従来のバキュームブレーカーとしては、例え
ば図3に断面図で示すような構造のものがある。即ち、
図3において、バキュームブレーカー51のケーシング
52には、吸気口52aと、上端側にフランジ部52b
が形成されており、このケーシング52の上部に、連結
ナット53が螺合されてフラッシュバルブの出口管54
が締付状に連結されており、ケーシング52の内部に
は、支持部材56に支持されてバキュームパッキン55
が設けられ、このバキュームパッキン55は、上端の鍔
部55aから一体状に円筒側壁部55bが形成され、円
筒側壁部55bの下端に漏斗状部55cが一体形成され
たものとなっており、従来では、バキュームパッキン5
5の上端の鍔部55aのシール及び固定は、前記連結ナ
ット53を締め付けて、支持部材56の鍔部56aと、
ケーシング52の上端のフランジ部52bと、フラッシ
ュバルブの出口管54間で、バキュームパッキン55の
鍔部55aを挟み付けることにより行っており、従来で
は、連結ナット53の締付トルクのバラつきによって
は、バキュームパッキン55の鍔部55aに破損が生じ
たり、また、耐久性が低下して漏水が生ずる恐れがあっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、バキュームパッキンの
鍔部の破損等による漏水が生ずることのないバキューム
ブレーカーを提供せんことを目的とし、その第1の要旨
は、内部にバキュームパッキンとともにガイド部材が設
けられ、バキュームパッキンの鍔部上にガイド部材の鍔
部が配置されてなるバキュームブレーカーにおいて、前
記ガイド部材の鍔部には、前記バキュームパッキンの鍔
部外周を覆う垂下片が形成されていることである。ま
た、第2の要旨は、前記バキュームパッキンの鍔部上面
は、前記ガイド部材の鍔部に接着されていることであ
る。また、第3の要旨は、前記バキュームパッキンの鍔
部の上面,下面を前記ガイド部材で覆って、バキューム
パッキンとガイド部材をユニット化したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、バキュームブレーカーの配置構成図であ
り、バキュームブレーカー1の上流側にはフラッシュバ
ルブ10が設けられ、さらにその上流側には止水弁11
が設けられたものとなっており、バキュームブレーカー
1の下流側には水洗大便器等が接続されるものである。
【0005】このバキュームブレーカー1の半断面を図
2に示して、その内部構造を説明すると、バキュームブ
レーカー1のケーシング2には、吸気口2aが開口され
ており、上端側には内側へ突出してフランジ部2bが形
成されたものとなっており、このフランジ部2bの外側
に、フラッシュバルブ10を接続するための連結ナット
3が螺合されており、また、連結ナット3の下端部に
は、前記吸気口2aの外側を覆うスカート部4が設けら
れたものとなっている。
【0006】ケーシング2の内部には、ゴム製のバキュ
ームパッキン5が内装されており、このバキュームパッ
キン5は、上端の外側へ突出する鍔部5aから一体状に
垂下して円筒状の円筒側壁部5bが形成され、円筒側壁
部5bの下端から連続して傾斜した漏斗状部5cが形成
され、漏斗状部5cの下端中央にスリット孔5dが形成
されたものとなっており、このバキュームパッキン5の
円筒側壁部5bが、前記フラッシュバルブ10側から水
が便器側へ流下する時に外側へ膨れて、ケーシング2の
内周に突出されたシート部2cに当接し、これにより吸
気口2aが閉ざされるように構成されており、また、負
圧となった時には、この円筒側壁部5bが縮んで吸気口
2aが開き、便器側からの汚水の逆流を防ぐように構成
されている。
【0007】このバキュームパッキン5を保護するため
に、バキュームパッキン5の上面側に硬質のガイド部材
6が設けられており、このガイド部材6の上端には、外
側へ突出して鍔部6aが形成され、この鍔部6aの外端
から下方側へ90°折曲して一体状に垂下片6bが形成
されており、さらに、この垂下片6bの下端内側に、下
面片6cが超音波溶着により一体状に接合されたものと
なっている。この下面片6cは前記鍔部6aと平行状を
なし、鍔部6aと下面片6c間に前記バキュームパッキ
ン5の鍔部5aを挟み込んで、バキュームパッキン5の
鍔部5aの上面は鍔部6aに接着剤を介し強固に接着固
定されたものとなっている。即ち、ガイド部材6に予め
バキュームパッキン5は固定されてユニット化された状
態で、ケーシング2内に組み付けできるように構成され
ており、バキュームパッキン5の鍔部5aは、ガイド部
材6の鍔部6aと垂下片6bと下面片6cに覆われて保
護されている。
【0008】このように予めガイド部材6とバキューム
パッキン5をユニット化してケーシング2内に嵌め込
み、ケーシング2に上方から連結ナット3を締め付ける
際に、ガイド部材6の垂下片6bの外周にオーリングO
を介在させて、このオーリングOによりシールを確実に
行わせるようにする。連結ナット3をケーシング2に締
め付けると、連結ナット3のフランジ部3aがガイド部
材6の鍔部6aの上面にほぼ当接状となるが、ガイド部
材6の鍔部6aが押圧されることのないようにクリアラ
ンス設定されており、ガイド部材6の下面片6cはケー
シング2の上端のフランジ部2bにほぼ当接状となる。
【0009】連結ナット3を強く締め付けても、ガイド
部材6が押圧されることはなく、しかもバキュームパッ
キン5の鍔部5aはガイド部材6の鍔部6aと垂下片6
bと下面片6cに包囲されて保護されており、潰される
ことはなく、従来のように、連結ナット3の締め付けに
よりバキュームパッキン5の鍔部5aに破損が生ずるこ
とはなくなる。従って、バキュームパッキン5の鍔部5
aが組み付け時に押し潰されることがないため、バキュ
ームパッキン5の経年劣化による漏水の恐れがなくなる
ものとなる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、内部にバキュームパッキンと
ともにガイド部材が設けられ、バキュームパッキンの鍔
部上にガイド部材の鍔部が配置されてなるバキュームブ
レーカーにおいて、前記ガイド部材の鍔部には、前記バ
キュームパッキンの鍔部外周を覆う垂下片が形成されて
いることにより、ネジを締め付けても、垂下片に保護さ
れてバキュームパッキンの鍔部は潰されることはないた
め、従来のようにバキュームパッキンの鍔部に破損が生
じて漏水が生ずるようなことがなく、経年劣化によって
も漏水の生じないバキュームブレーカーを構成すること
ができるものとなる。
【0011】また、前記バキュームパッキンの鍔部上面
は、前記ガイド部材の鍔部に接着されていることによ
り、ガイド部材の鍔部にバキュームパッキンの鍔部を接
着して、バキュームパッキンを強固にガイド部材に固定
することができるものとなる。
【0012】また、前記バキュームパッキンの鍔部の上
面,下面を前記ガイド部材で覆って、バキュームパッキ
ンとガイド部材をユニット化したことにより、予めバキ
ュームパッキンとガイド部材をユニット化して一体化さ
せた状態で組み付けることができ、組み付けが容易とな
り、ガイド部材に保護されてバキュームパッキンの鍔部
が潰されることはなく、漏水の恐れのないバキュームブ
レーカーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バキュームブレーカーの配置構成図である。
【図2】図1のバキュームブレーカーの拡大半断面構成
図である。
【図3】従来のバキュームブレーカーの断面構成図であ
る。
【符号の説明】
1 バキュームブレーカー 2 ケーシング 2a 吸気口 2b フランジ部 3 連結ナット 3a フランジ部 5 バキュームパッキン 5a 鍔部 5b 円筒側壁部 6 ガイド部材 6a 鍔部 6b 垂下片 6c 下面片 10 フラッシュバルブ O オーリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平出 啓介 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D061 DD14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にバキュームパッキンとともにガイ
    ド部材が設けられ、バキュームパッキンの鍔部上にガイ
    ド部材の鍔部が配置されてなるバキュームブレーカーに
    おいて、前記ガイド部材の鍔部には、前記バキュームパ
    ッキンの鍔部外周を覆う垂下片が形成されていることを
    特徴とするバキュームブレーカー。
  2. 【請求項2】 前記バキュームパッキンの鍔部上面は、
    前記ガイド部材の鍔部に接着されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のバキュームブレーカー。
  3. 【請求項3】 前記バキュームパッキンの鍔部の上面,
    下面を前記ガイド部材で覆って、バキュームパッキンと
    ガイド部材をユニット化したことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のバキュームブレーカー。
JP11189737A 1999-07-02 1999-07-02 バキュームブレーカー Pending JP2001020343A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008255660A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Inax Corp 便器洗浄装置
JP2008261167A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Inax Corp バキュームブレーカ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008255660A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Inax Corp 便器洗浄装置
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