JP2001019942A - 泡状エアゾール - Google Patents
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Abstract
の近辺において使用され、悪臭の除去、汚れ防止、害虫
の駆除、細菌の殺菌等に有効な泡沫エアゾールの提供。 【解決手段】 水を施用面とする泡状エアゾールであっ
て、前記泡状エアゾールの内容液が、少なくとも界面活
性剤、泡安定剤および水からなる原液と噴射剤とからな
り、該内容液の単位時間当りの噴射量が0.5〜10m
l/秒の範囲内であって、該内容液の噴射量に対する水
面での膨張率が20倍以上であるように泡沫エアゾール
を構成する。
Description
の溜水およびその近辺において悪臭源の消臭、進入害虫
の防除、便器等の洗浄防汚、除菌、トイレ等空間の芳香
形成に適用される泡沫を利用した泡状エアゾールに関す
る。
かわっているものの、家庭における代表的悪臭源であ
り、消臭や清掃が適宜必要とされる場所であることには
かわりはない。ところで、トイレの消臭方法自体は、水
洗式トイレに変わったために、従来のような消臭剤等を
定期的に多量に使用する方法からトイレの使用毎に発生
する悪臭を短時間に消臭する方法にかわってきている。
て、現在、 (1)トイレの使用前、又は使用後に、液体状の滴下式
消臭剤、ガス発生式の固体状の発泡消臭剤、又は噴霧式
消臭剤を便器内又はトイレ内で使用すること; (2)水洗式トイレの貯水タンクのタンク上部又は貯水
中に固体状の消臭剤を使用すること; 等が知られている。
て具体例を挙げると、特開昭57−164063号公報
には、芳香性消臭組成物として、香料、消臭剤を含む油
性物質と界面活性剤からなる液剤を水洗便器内に滴下し
油膜を形成し、悪臭を封鎖する提案がされている。又、
特開平6−105893号公報には、発泡式消臭剤とし
て、二酸化炭素を発生する炭酸塩及びガス発生を促進す
る有機酸又は無機酸、界面活性剤等の混合物を水洗トイ
レ中に投入し発泡させ、排泄物の不快臭を泡の中に封じ
込める提案がされている。又、特開平4−357955
号公報には、噴霧タイプの消臭剤組成物として、メント
ールを含む消臭成分、低沸点アルコール系溶剤からなる
液剤をスプレーする提案がされている。
(1)において、特開昭57−164063号公報のも
のでは尿の水面上では効果があるものの、固形物である
大便に対しては油膜形成が難しく、特開平6−1058
93号公報のものでは、溜水量によって発泡量が左右さ
れる上、多く存在するトイレ機種の全てに有用とは云え
ず、又、特開平4−357955号公報のものでは狭い
密閉空間であるトイレ内では、発散する芳香成分と糞尿
臭の混合臭が逆に不快臭となりかねず、現在存在する消
臭方法(1)のいずれも実用性が十分なものとは言い難
い。
の貯水タンクを利用する消臭剤は、長期間にわたって継
続使用するものであり、その効果は便器汚れの予備洗浄
が主で、悪臭については積極的な消臭効果があるとは言
い難い。つまり、この形式は便器の汚れを防ぐことで消
臭を図るもので、消極的な消臭といえるが、悪臭源はト
イレの使用毎に発生し、空気中に悪臭を発生するため、
これに対しては消臭方法(2)は有効性が低いからであ
る。
消しようとするもので、基本的には、トイレの使用毎に
発生する悪臭源からの悪臭発散を抑制するにあたって、
泡沫が遮断作用を有効に発現させうる泡状エアゾールを
提供しようとするものである。本発明は又、トイレの便
器の溜水面およびその近辺において次のような作用効果
の少なくとも一つを上記泡状エアゾールが奏しえるよう
にするか、あるいは、むしろ積極的にこの作用効果が主
体的に奏されるような泡沫エアゾールを提供しようとす
るものである: ・排泄時の水の飛び散りを防ぐ作用効果。大便が便器に
付着しにくくするか、あるいは付着しても落とし易くす
る汚れの防止的な作用効果; ・害虫の侵入を阻止するか、あるいは侵入した害虫を殺
虫する等の作用効果; ・トイレの水回り等に発生するカビや細菌の繁殖防止な
いし殺菌の作用効果; ・香りの付与による快適さの作用効果。
うな手段によって前記課題が解決される。 1.水を施用面とする泡状エアゾールであって、前記泡
状エアゾールの内容液が、少なくとも界面活性剤、泡安
定剤および水からなる原液と噴射剤とからなり、該内容
液の単位時間当りの噴射量が0.5〜10ml/秒の範
囲内であって、該内容液の噴射量に対する水面での膨張
率が20倍以上であるように泡状エアゾールを構成す
る。 2.水面に処理した前記泡沫の5分後の消泡率が50%
以下であるように泡状エアゾールを構成する。 3.前記原液と噴射剤が容量比で60:40〜80:2
0の範囲内で割合で配合されるように泡状エアゾールを
構成する。 4.前記原液に、消臭剤、殺虫剤、防虫剤、忌避剤、除
菌剤、洗浄剤、防汚剤、香料から選ばれる少なくとも1
種以上を含有するように泡状エアゾールを構成する。 5.前記原液における界面活性剤および泡安定剤の配合
量が、それぞれ原液に対して、界面活性剤が0.5〜
5.0重量%、泡安定剤が5〜20重量%の割合である
ように泡状エアゾールを構成する。 6.前記泡状エアゾールが、下記条件(1)〜(3)を
満足するバルブを備えたエアゾール容器内に充填して泡
状エアゾールを構成する。 (1)ボタン噴孔径が1.0〜2.0mmであること。 (2)ステム孔径が0.3〜0.6cmであること。 (3)ハウジングの下孔径がステム孔径より大きいこ
と。 7.前記バルブが、倒立噴射可能なバルブと、0.5〜
3.0cmのストレートな内部通路を有するノズル付き
ボタンを採用したエアゾール容器に充填して泡状エアゾ
ールを構成する。 8.水洗トイレまたは簡易トイレで使用するように泡状
エアゾールを構成する。
手段によれば次のような作用効果が奏せられる。 1.泡沫の形成によって悪臭を遮断しつつ各種の薬剤等
を必要な時間に亘って作用させることができる。 2.消泡率が低いから泡の持続時間、ひいては各種の薬
剤等の効力を持続させ易い。 3.原液と噴射剤が適切な割合で配合されているので、
噴射による泡の形成が効率的になされる。 4.原液には各種の薬剤が必要に応じて選べれるので、
多種のニーズにこたえることができる。 5.原液には界面活性剤と泡安定剤が適切に含まれてい
るので、泡沫の発生が十分になされる。 6.噴射に関わるバルブ構成が適切であるので、好まし
くない舞散りが防止され、又、水面上に泡が広がりつ
つ、局所的に泡が盛り上がる。 7.倒立噴射が可能であるので、トイレ内で目標面に誤
りなく噴射できる。 8.水洗トイレまたは簡易トイレで最も有効に利用可能
である。
発明では使用場面が特定されていること、即ち、主な使
用場面は水洗トイレ等の便器の溜水面およびその近辺で
あること、及び泡沫が遮断作用によって消臭を有効にな
すか、あるいは泡沫が付加的に又は主体的に汚染防止、
防虫、カビや細菌の殺菌、香りの現出等に関わるべきと
いう課題を総合考慮すると、泡が水表面に積極的に浮か
び、かつ、水面での泡の持続時間の長い泡状エアゾール
が本発明の課題を有効的に解決することが見出された。
より具体的には、本発明では下記に示すように原液(各
種薬剤等、界面活性剤、泡安定剤等)、噴射剤、エアゾ
ール容器、噴射、泡沫が主要な構成ないし構成要件とな
る。 ・原液 各種薬剤等(消臭剤、害虫防止剤、除菌剤、洗
浄剤、香料、防汚剤) 界面活性剤 泡安定剤 ・噴射剤 ・エアゾール容器 ・噴射 ・泡沫 以下これについて詳述する。
媒中に可溶又は分散させて用いる。溶媒としては水が最
も好ましいが、上記原液が液体状であれば水には限定さ
れない。例えば、エタノール、イソプロピルアルコール
等の低級アルコール等の有機溶媒が挙げられ、かかる有
機溶液と水とを混合して使用しても良い。
類、メルカプタン類、スカトール、アミン類、有機酸類
等の悪臭成分を無臭化、中和、化学反応等により無臭化
するもので、水に可溶、又分散するものであれば使用す
ることができる。例えば、緑茶抽出物系消臭剤(商標
「カメリア」日本鉱業(株)、商標「フレッシュシライ
マツ」白井松新薬(株))、ベタイン系消臭剤(商標
「エポリオン」アイコー(株)、両性界面活性剤系消臭
剤、「ノーズパル」エスポ(株))、有機酸系消臭剤
(商標「オドミット」生研化学(株))、柿渋エキス抽
出物系消臭剤(商標「パンシル」リリース科学工業
(株))、等が挙げられる。消臭剤の配合割合として
は、原液に対する割合で、0.1〜5重量%の範囲であ
る。消臭剤の種類によって異なるが、上記の消臭剤は水
溶性であり、原液の粘性等には影響せず、泡自体はほと
んど変わらない。
忌避剤を使用することができる。これらの殺虫剤、防虫
剤、忌避剤等害虫防除剤の配合により、泡沫中の防除成
分が生息害虫を殺虫したり、汚れの臭いに誘引され進入
しようとする害虫を殺虫するか又は進入を阻止する。殺
虫剤としては、アレスリン:3−アリル−2−メチルシ
クロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル dl−シ
ス/トランス−クリサンテマート(ピナミン、住友化学
工業(株))、dl・d−T80−アレスリン:3−ア
リル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4−オン−
1−イル d−シス/トランス−クリサンテマート(ピ
ナミンフォルテ、住友化学工業(株))、dl・d−T
−アレスリン:3−アリル−2−メチルシクロペンタ−
2−エン−4−オン−1−イルd−トランス−クリサン
テマート(バイオアレスリン)、d・d−T−アレスリ
ン:d−3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エ
ン−4−オン−1−イル d−トランス−クリサンテマ
ート(エスビオール)、d・d−T80−プラレトリ
ン:d−2−メチル−4−オキソ−3−プロパルギルシ
クロペント−2−エニル d−シス/トランス−クリサ
ンテマート(エトック、住友化学工業(株))、フタル
スリン:N−(3,4,5,6−テトラヒドロフタリミ
ド)−メチル dl−シス/トランス−クリサンテマー
ト(ネオピナミン、住友化学工業(株))、dl・d−
T80−フタルスリン:N−(3,4,5,6−テトラ
ヒドロフタリミド)−メチル d−シス/トランス−ク
リサンテマート(ネオピナミンフォルテ、住友化学工業
(株))、レスメトリン:5−ベンジル−3−フリルメ
チル dl−シス/トランス−クリサンテマート(クリ
スロン、住友化学工業(株))、dl・d−T80−レ
スメトリン:5−ベンジル−3−フリルメチルd−シス
/トランス−クリサンテマート(クリスロンフォルテ、
住友化学工業(株))、フラメトリン:5−(2−プロ
パギル)−3−フリルメチル クリサンテマート(ピナ
ミンD、住友化学工業(株))、ペルメトリン:3−フ
ェノキシベンジル dl−シス/トランス−2,2−ジ
メチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパ
ンカルボキシラート(エクスミン、住友化学工業
(株))フェノトリン:3−フェノキシベンジル d−
シス/トランス−クリサンテマート(スミスリン、住友
化学工業(株))、 フェンバレレート:α−シアノ−
3−フェノキシベンジル−2−(4−クロロフェニル)
−3−メチルブチレート(スミサイジン、住友化学工業
(株))、シベルメトリン:α−シアノ−3−フェノキ
シベンジル dl−シス/トランス−3−(2,2−ジ
クロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボキシラート(アグロスリン、住友化学工業(株))、
シフェノトリン:α−シアノ−3−フェノキシベンジル
d−シス/トランス−クリサンテマート(ゴキラー
ト、住友化学工業(株))、イミプロスリン:2,4−
ジオキソ−1−(プロプ−2−イニル)−イミダゾリジ
ン−3−イルメチル(1R)−シス/トランス−クリサ
ンテマート(プラール、住友化学工業(株))、エトフ
ェンプロックス:2−(4−エトキシフェニル)−2−
メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエーテル(ト
レボン、三井東圧化学(株))、テフルスリン:2,
3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル−3
−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロ
ペニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカル
ボキシラート、フェンプロパトリン:α−シアノ−3−
フェノキシベンジル シス/トランス−2,2,3,3
−テトラメチルシクロプロパンカルボキシラート、フェ
ンフルスリン:2,3,4,5,6−ペンタフルオロベ
ンジル−dl−シス/トランス 3−(2,2−ジクロ
ロビニル)2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカル
ボキシラート等が挙げられる。防虫剤としては、エンペ
ントリン:1−エチニル−2−メチルペント−2−エニ
ル d−シス/トランス−クリサンテマート(ベーパー
スリン、住友化学工業(株))、テラレスリン:2−ア
リル−3−メチル−2−シクロペンテン−1−オン−4
−イル−2,2,3,3,テトラメチル−シクロプロパ
ンカルボキシラート(ノックスリン、住友化学工業
(株))等が挙げられる。忌避剤としては、N,N−ジ
エチル−m−トルアミド(略称DEET)、ジメチルフ
タレート、ジブチルフタレート、2−エチル−1,3−
ヘキサンジオール、ジ−n−プロピル イソシンコメロ
ネート、p−ジクロロベンゼン、ジ−n−ブチルサクシ
ネート、カラン−3,4−ジオール、1−メチルプロピ
ル2−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペリジンカル
ボキシラート、等が挙げられる。害虫防除剤の配合割合
としては、原液に対する割合で0.1〜5重量%の範囲
である。害虫防除剤の種類、特には殺虫等活性によって
異なるが、必要以上に多く配合する必要はない。又、使
用場所によって、例えば水洗トイレでは害虫の進入機会
が多く、揮散性の防除剤が適している。又、浄化槽では
害虫の発生と害虫の進入の両方であり、揮散性又は不揮
散性の防除剤いずれも使用できる。又、排水溜では害虫
の発生機会が多く、不揮散性の防除剤も有望である。
にする。つまりトイレ等水回りはカビや細菌が繁殖しや
すく、汚れがあるとカビの発生や細菌の増殖を助長し、
トイレ内が汚染し、体にも悪影響を及ぼすが、除菌剤の
配合でこれらを防止する。本発明において用いる除菌剤
は、例えば、トリクロサン、パラクロルメタキシレノー
ル、オルソフェニルフェノール、トリクロロカルバニリ
ド、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニ
ウム等が挙げられる。除菌剤の配合割合としては、原液
に対する割合で0.1〜5重量%の範囲である。トイレ
では、大腸菌を始めとする多くの雑菌が繁殖しやすく、
除菌剤を配合することにより雑菌の繁殖を抑え、かつカ
ビの発生も抑制する。又、悪臭源の根絶にもなる。
を便器から落としやすくする洗浄効果を付与する。防汚
剤の配合により、大便が便器に付着しにくくし、汚れ防
止をより強化する。本発明において用いる洗浄剤は、界
面活性剤中洗浄効果のある洗浄剤やシリコーン系防汚剤
を使用することができる。例えば、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、ドデシルベンゼスルホン酸ナトリウム、ラウリル
アルコールE0付加物、ノニルフェノールE0付加物、
ラウリル酸ジエタノールアミド、ラウリルエーテル硫酸
ナトリウム、ココイルサルコシンナトリウム等が挙げら
れる。洗浄剤の配合割合としては、原液に対する割合で
0.1〜5重量%の範囲である。
泡沫中の香料成分が揮散しやすくなり、臭いの消臭や好
みの香り、精神的に落ち着く香り等を発散し楽しむ。本
発明において用いる香料は、例えば動物性、植物性の天
然香料の他、炭化水素、アルコール、フェノール、アル
デヒド、ケトン、ラクトン、オキシド、エステル類等の
人工香料が挙げられる。香料の配合割合としては、原液
に対する割合で、0.1〜5重量%の範囲である。
ル、シリコン系防汚剤が挙げられる。原液に対する配合
割合は0.1〜5重量%である。
性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、
両性界面活性剤等があり、泡立ちが強く、又洗浄効果が
あるものであれば使用することができるが、好ましく
は、ノニオン系界面活性剤又はアニオン系界面活性剤が
望ましい。例えば、高級アルコールエチレンオキサイド
付加物(ラウリルアルコールE0付加物、セチルアルコ
ールE0付加物、オレイルアルコールE0付加物等)、
アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物(ノニル
フェノールE0付加物、ドデシルフェノールE0付加
物、オクチルフェノールE0付加物等)、脂肪酸エチレ
ンオキサイド付加物(ラウリン酸E0付加物、ステアリ
ン酸E0付加物等)、高級脂肪族アミンのエチレンオキ
サイド付加物(ラウリン酸アミドE0付加物、オレイン
酸アミドE0付加物等)、グリセリンの脂肪酸エステル
(ラウリン酸モノグリセライド、ラウリン酸トリグリセ
ライド、ステアリン酸モノグリセライド、ステアリン酸
トリグリセライド等)、ソルビットの脂肪酸エステル
(ソルビタンラウリン酸モノエステル、ソルビタンパル
ミチン酸モノエステル、ソルビタンステアリン酸モノエ
ステル、ソルビタンオレイン酸トリエステル等)、カル
ボン酸塩(ラウリン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリ
ウム、オレイン酸ナトリウム等)、高級アルコール硫酸
エステル塩(ラウリル硫酸エステルナトリウム、セチル
硫酸エステルナトリウム、ステアリル硫酸エステルナト
リウム、オレイル硫酸エステルナトリウム等)、高級ア
ルキルエーテル硫酸エステル塩(ラウリルエーテル硫酸
ナトリウム等)、スルホン酸塩(アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム等)、リン酸エステル塩(ラウリルア
ルコールE0付加物リン酸ナトリウム等)、ヒマシ油及
びヒマシ油のE0付加物(ポリオキシエチレンヒマシ
油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油)、高級脂肪酸プ
ロピレングリコール(ステアリン酸プロピレングリコー
ル等)、脂肪酸アルキロールアミド(ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド等)
等が挙げられる。界面活性剤の配合割合としては、噴射
時泡になる濃度で良く、通常は界面活性剤の総量が原液
に対する割合で、0.5〜5.0重量%、好ましくは
1.0〜3.0重量%が望ましい。界面活性剤の配合量
が少ないと原液の安定性が悪かったり、発泡しない恐れ
があり、多すぎると原液の粘性が変わったり、特に低温
での安定性が悪くなるため発泡性が変わり、特に水面被
施用面で発泡しない恐れがある。
られる泡の表面粘性が高まり、泡沫を安定化する役割を
する。例えば、ポリエチレングリコール、ポリビニルピ
ロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルア
ルコール、高級脂肪酸、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリ
マー、メチルヒドロキシプロピルセルロース等が挙げら
れる。泡安定剤の配合割合としては、原液に対する割合
で、5〜20重量%、好ましくは8〜12重量%が望ま
しい。泡安定剤の配合量が少ないと、原液の粘性が低く
なり、泡沫が安定しなくなる。一方多くなると、粘性が
高くなり低温では容易に沈殿物を生じたり、又、取扱い
が難しくなる。
物質を含有することができる。pH調整剤(リン酸アン
モニウム、アミノ酸類、グリコール類、重炭酸ナトリウ
ム、尿素等)。
を使用することができる。例えば、プロパン、ノルマル
ブタン、イソブタン、イソブチレン、ジメチルエーテ
ル、炭酸ガス、窒素ガス及び用上問題のないフロンガス
等が挙げられる。又、ガス圧は、20℃で1.5〜5.
0kg/cm2・G、好ましくは(2.0〜4.0)k
g/cm2・Gのものが望ましい。即ち、ガス圧力が低
いと噴出の勢いが弱いために充分な泡量が得られず、
又、高いと噴出の勢いが強すぎるために泡が飛び散り、
跳ね返りが多くムダになる。
と噴射剤との配合割合は、容量比で原液:噴射剤=6
0:40〜80:20の範囲、好ましくは65:35〜
75:25の範囲が示される。膨張率を高める為に噴射
剤の比率を高めるのが望ましい。但し、あまり噴射剤の
比率を高めると高圧ガス保安法の規格(35°C8kg
cm2・G 以下)に触れることもあり、安全上好まし
くない。
に示す。図1に基づいて説明すると、エアゾール容器は
基本的にはエアゾール組成物(原液+噴射剤)が収容さ
れる耐圧容器1と、この耐圧容器1の上方に位置してい
て押圧された時、エアゾールを噴射するバルブ2とから
なる。バルブ2は耐圧容器1の上部開口に連結封止され
ることによってディップチューブ3がエアゾール組成物
の中に浸漬する。バルブ2のボタン4を押すと、ステム
5がハウジング6の中に押し込まれると共にスプリング
7が収縮する。この時ステム5の凸部はステムラバー8
を押し下げ、ステム孔9が空隙10の中に開口する。こ
の時エアゾール組成物はディップチューブ3を通り、ス
テム5の内部の管を通過し、噴口11から大気中に噴射
される。又、倒立時は、ボール12が開口方向に移動
し、ハウジング6の横穴13にエアゾール組成物が侵入
し、ボタン4を押すことでステムラバー8を押し下げ、
ステム孔9が空隙10の中に開口する。この時、エアゾ
ール組成物はステム5の内部の管を通過し、噴口11か
ら大気中に噴射される。
記ボタンの噴射孔径が1.0〜2.0mm、ステム孔径
が0.3〜0.6mm、ハウジングの下孔径がステム孔
径より大きいものを具備するバルブが好ましい。噴射量
はステム孔径で左右されるが、これを0.3〜0.6m
mと小さくし、ボタン径を1.0〜2.0mmとするこ
とで、バルブによる噴射量は限界値に達しているので、
舞散りを抑えることができ、更に水面に泡が広がりつ
つ、局所的に泡を盛り上げることができる。ハウジング
はステム径より大きめの方が好ましい。
少ない処理量や処理時間で、膨大かつ充分な泡沫量を溜
水面に形成し、その泡沫が所定時間安定な状態で持続さ
せることである。単位時間当たりの噴射量は0.5〜1
0ml/秒である。多量噴射のできるものについては1
秒以下の噴射で、又少量噴射のできるものについて5秒
程度の噴射で、求める泡沫量が形成でき、その噴射時間
としても実用に合った噴射量の範囲である。噴射量は使
用場面に応じて使用すればよく、通常の水洗トイレでは
例えば2〜3秒間噴射すれば充分であり、瞬時に処理で
きる時間が好ましい。上記のようにすれば、冬時期の水
温が低い時や使用回数を重ね内容量が少なくなった時に
起こる缶内圧の低下に伴う泡沫の性能が落ちないし、1
本当たりの使用回数も多く経済的である。
り、便器内周壁、蓋、敷布等に付着し、泡沫のロスが生
じ、又、長時間放っておくと、固化して、不衛生であ
る。噴出泡沫粒子の拡がりを60度以内になるように噴
射することで泡沫の舞散りがほとんどなくなる。60度
以上であると上記問題以外に、発泡に時間がかかる。6
0度以内であると水面で均等に拡がりきる前に局所的に
も泡沫が形成され、上記問題も生じない。噴出ノズルを
用い、局所的に汚物大便等へ直接噴射してもよい。倒立
噴射可能なバルブ、すなわち倒立用、正倒立用バルブを
用いることもできる。また、正倒立用バルブも使用でき
る。この時、0.5〜3.0cmのストレートな内部通
路を有するノズル付きボタンを使用することで、噴射の
軌道が狭くなり、泡沫の飛び散りがなくなる。
い。排便時間は個人差があるが、5分間前後で用が足せ
る人がもっとも多く、泡処理直後から消臭効果が高いの
で、5分間は充分な時間である。泡沫の膨張率は噴射容
量の20倍以上である。泡沫の膨張率測定は25℃にお
いて、500mlメスシリンダーに100mlの水を入
れ所定量噴射し、泡の膨張が終わった時に泡沫の容積を
測定し、その泡沫の容積を噴射容量で割った数値であ
る。便器の溜水容量や大便を隠蔽し、大便の落下による
溜水の飛び散りを緩和し、大便の便器への付着を防止す
るに充分な泡沫量として、膨張率の20倍以上が好まし
く、50倍以上がより好ましい。又、泡沫量が多い程、
水面上では泡沫がより安定であり、持続も長い。
本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものでないことはいうまでもない。実施例
1〜18、比較例1〜5及び市販品例について表1上方
に示す各処方で以下の試験を行った。
3cmまで張り、水面に対し45度、20cmの位置か
ら2秒噴霧して泡の高さ(MAX)を測定した ◎6cm以上 〜6cm ×3cm以下 持続性 5分後の泡の高さ(MAX)を測定し、消泡率を求めた ◎20%以下 0〜50% ×50%以上 はね返り 約20cmの高さから便を約100g落下させてはね返
りを目視した ◎なし 半分程度の高さまではね返る ×落下点近くま
ではね返る 便の付着 泡処理面に便を秒100g落とし、流した後にこびりつ
きを確認した ◎付着なし 僅かに付着 ×明らかに付着 流れやすさ(泡、ペーパー) 洋式トイレの便器内に泡を処理し、その上にペーパーを
適量置いて流した ◎スムーズに流れた なんとか流れた ×流れなかった 泡膨張率 500mlメスシリンダーに100mlの水を入れ所定
量噴射し、泡の膨張が止まった時の泡の体積を測り、そ
の値を噴射容量で割った値である ◎50倍以上 0〜50倍 ×20倍以下
1〜5及び他社例について次のような各試験を行った。 1−1 試験方法 消臭効果 大便排泄前に、洋式トイレ(洗落し式)の便器内の水面
上に約20cmの距離から約2秒スプレーする。実際に
排便し、その時の大便のニオイについて官能で調査し
た。 舞散り 洋式トイレ(洗落し式)の便器内の水面上に約20cm
の距離から約2秒スプレーする。この際に噴霧時の舞散
り具合を目視に確認した。 発泡性 PP容器(23×17cm×高さ10cm)に水を高さ
3cmまで張り、水面に対し45度、20cmの位置か
ら2秒噴霧して泡の高さ(MAX)を測定した。 持続性 PP容器(23×17cm×高さ10cm)に水を高さ
3cmまで張り、水面に対し45度、20cmの位置か
ら2秒噴霧して泡の高さ(MAX)を測定した。この後
5分後の泡の減少した高さを測り、噴射直後との割合で
消泡率を求めた。 はね返り PP容器(23×17cm×高さ10cm)に水を高さ
3cmまで張り、水面に対し45度、20cmの位置か
ら2秒噴霧した。約20cmの高さから便を約100g
落下させて水のはね返りを目視した。 便の付着 洋式トイレ(洗落し式)の便器内の水面上に約20cm
の距離から約2秒スプレーする。泡処理面に高さ20c
mの位置から、便を約100g落とし、流した後こびり
つきを確認した。 流れやすさ(泡、ペーパー) 洋式トイレ(洗落し式)の便器内の水面上に約20cm
の距離から約2秒スプレーする。その後、大便排泄時に
約3m分のトイレットペーパーを数回に分けて使い、流
す時に泡、ペーパーの流れ具合を確認した。 泡膨張率 缶重量を測定する。500mlメスシリンダーに所定量
スプレーし、泡の膨張が止まった時の泡の体積を測っ
た。噴射後の缶重量を測定し、噴射前後の重量減で噴射
量を求め、比重から噴射容量を算出した。完全に膨張し
た時の体積を噴射容量で割ることで、泡膨張率とした。 〈実施例、比較例のサンプル条件〉 バルブ:ステムφ=0.41mm ハウジング開放(倒立用) ボタン:φ=1.4mmストレート(スパウト式) 内容量:220ml ガス:LPG2.0kg/cm2G 他社品A,Bは消臭フォームタイプ
察される。 ・実施例1〜3は、POEラウリルエーテル(3E0)
単独でもこの範囲であれば表中全ての効果がある。 ・実施例4〜10は、実施例1,2での原液安定性を向
上させるために、他のノニオン系を1,2種加えた。い
ずれも界面活性剤の総配合割合で0.5〜5.0wt%
の範囲で良好な結果を示した。この範囲外では泡性能が
悪かった。 ・実施例11〜18はアニオン系を軸にノニオン系との
混合であり、混合により泡の性能が明らかに低下するこ
とはなかった。また、アニオン系単独においても泡質は
良好であった。 ・実施例1〜18については、0.5〜5.0wt%の
範囲であれば1〜3種の配合が可能である。 ・比較例1〜5は、配合量を少なくした場合と多くした
場合であるが、噴射時の舞散りが多く、水面に広角に均
一に広がるため泡が高くならない。よって水にもよくな
じみ、持続性も悪く、大便による水のはね返りもあっ
た。 ・他社例A,Bについては、比較例1〜5よりもさらに
舞散りが多く、又、泡膨張率が低いため、短時間で水面
上に泡を大きくするのは難しい。
例A、他社例Bについて次のような試験を行った。 2−1 試験方法 水面上に泡をスプレーした場合を想定して、検知管法に
より消臭基礎試験を行った。これは次のような試験であ
る。2リットル三角フラスコ内に、水500mlを入れ
る。水面上にサンプルを2秒スプレーし、その上からト
イレの代表的な各種悪臭源(メチルメルカプタン、硫化
水素、トリメチルアミン、アンモニア)を規定量滴下
し、ガス検知管を用いて経時的に悪臭濃度を測定した。
泡をスプレーしない場合を無処理区とした。測定は悪臭
源添加直後、5、30、60、90、120分後に行っ
た。 除去率(%)=(無処理区濃度(ppm)−サンプル濃
度(ppm))/無処理区濃度(ppm) 〈サンプル条件〉 バルブ:ステムφ=0.41mm ハウジング開放(倒立用) ボタン:φ=1.4mmストレート(スパウト式) 内容量:220ml ガス:LPG2.0kg/cm2G 他社品A、Bは消臭フォームタイプ
での時間を測定したところ次の通りであった。 〈参考データ〉 水面上での泡持続時間 実施例6 90分 比較例2 60分 他社品A 30分 他社品B 30分
考察される。 ・泡が良好な実施例6を泡が不良の比較例2、他社例
A、他社品Bと比較した。 (実施例6、比較例2、他社例A、他社品B) ・泡が良好なものほど悪臭除去率が良く(80%前
後)、これは泡に包みこまれる容積が大きいため、物理
的にも悪臭を抑えているからと考える。 ・実施例6は、処理直後から高い消臭効果を示し、この
効力は長時間にわたって持続する。
較例2、他社例A、他社品Bについて次のような試験を
行った。 3−1 試験方法 噴射角度(舞散り)試験として、台にカーボン紙を張
り、カーボン紙沿いに約2秒噴射する。カーボン紙に付
着した泡粒子の左右の端に線を引き、その交点上での角
度を測った。 サンプル条件は次の通りである。 バルブ:ステムφ=0.41mm ハウジング開放(倒立用) ボタン:φ=1.4mmストレート(スパウト式) 内容量:220ml ガス:LPG2.0kg/cm2G 他社品A、Bは消臭フォーム
が60度以内なると(実施例6,13)水面上での泡の
発泡性をはじめ消臭効果等も良くなる。逆に、比較例
2、他社例A,Bでは噴射角度が広がり、目的にあう泡
にするためには噴射時間を長くしてやらなくてはならな
い。これは、もともと水になじみやすい活性剤(O/W
型)を用いているので、噴射角度が大きいとさらに水に
均等になじむために泡立ちが遅い。一方、噴射角度を小
さくすることで水にある程度なじみながらも局所的に泡
立ちをよくすることが出来る。また、W/O型活性剤を
使用すると、水面上に泡のかたまりが浮いてしまい、外
観上きれいには見えない。後で流すことを考えると泡が
流れにくく好ましくない。
代表例である。
Claims (8)
- 【請求項1】 水を施用面とする泡状エアゾールであっ
て、前記泡状エアゾールの内容液が、少なくとも界面活
性剤、泡安定剤および水からなる原液と噴射剤とからな
り、該内容液の単位時間当りの噴射量が0.5〜10m
l/秒の範囲内であって、該内容液の噴射量に対する水
面での膨張率が20倍以上であることを特徴とする泡状
エアゾール。 - 【請求項2】 水面に処理した前記泡沫の5分後の消泡
率が50%以下である請求項1記載の泡状エアゾール。 - 【請求項3】 前記原液と噴射剤が容量比で60:40
〜80:20の範囲内で割合で配合されてなる請求項
1、2記載の泡状エアゾール。 - 【請求項4】 前記原液に、消臭剤、殺虫剤、防虫剤、
忌避剤、除菌剤、洗浄剤、防汚剤、香料から選ばれる少
なくとも1種以上を含有する請求項1、2又は3記載の
泡状エアゾール。 - 【請求項5】 前記原液における界面活性剤および泡安
定剤の配合量が、それぞれ原液に対して、界面活性剤が
0.5〜5.0重量%、泡安定剤が5〜20重量%の割
合である請求項1、2、3又は4に記載の泡状エアゾー
ル。 - 【請求項6】 前記泡状エアゾールが、下記条件(1)
〜(3)を満足するバルブを備えたエアゾール容器内に
充填してなる請求項1、2、3、4、又は5に記載の泡
状エアゾール。 (1)ボタン噴孔径が1.0〜2.0mmであること。 (2)ステム孔径が0.3〜0.6cmであること。 (3)ハウジングの下孔径がステム孔径より大きいこ
と。 - 【請求項7】 前記バルブが、倒立噴射可能なバルブ
と、0.5〜3.0cmのストレートな内部通路を有す
るノズル付きボタンを採用したエアゾール容器に充填し
てなる請求項6記載の泡状エアゾール。 - 【請求項8】 水洗トイレまたは簡易トイレで使用する
請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の泡状エア
ゾール。
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