JP2001019817A - 水性インキのハロゲン含有樹脂物品に対する接着性を向上させる方法 - Google Patents
水性インキのハロゲン含有樹脂物品に対する接着性を向上させる方法Info
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Abstract
接着性を向上させる。 【解決手段】 熱安定剤として潜在性メルカプタンおよ
び酸化ポリエチレンの亜鉛塩(亜鉛イオノマー)の組み
合わせを含む軟質および半硬質塩化ビニル樹脂組成物は
実質的にメルカプタンにともなう典型的な不快な臭いが
なく、潜在性メルカプタンおよび亜鉛イオノマーの分解
生成物による加工中に保護される。酸化ポリエチレンは
イオノマーから分裂して、水性インキおよび塗料の接着
性促進剤として作用し、残存するカルボン酸亜鉛は組成
物中の潜在性メルカプタンとともに補助安定剤として機
能する。潜在性メルカプタンの例としては、2−S−
(テトラヒドロピラニル)チオアルカノール、そのカル
ボン酸エステル、2−S−(テトラヒドロピラニル)−
チオカルボン酸、そのエステル、およびそれぞれのフラ
ニル同族体があげられる。
Description
製造された物品に対する水性インキおよび塗料の向上さ
れた接着性に関する。特に、熱安定化塩化ビニルポリマ
ーから調製された軟質フィルムおよび半硬質管類などの
製品に関する。
おける変化の結果として、軟質ポリ(塩化ビニル)基体
の印刷適性が失われてきている。安定剤における重金属
(例えばカドミウム)および安定剤と印刷インキの両方
における揮発性溶媒の削減が印刷適性の損失の原因とさ
れてきた。したがって、このような現在のPVC基体の
ぬれ性を向上させる方法の必要性が生じてきた。
Witco Corporationの特許出願は、熱
安定化PVCフィルムの水性インキに対するぬれ性およ
びこのようなインキのフィルムに対する接着性は、PV
C組成物中に酸化ポリエチレンを組み込むことにより向
上されることを開示している。熱安定剤は、有機亜燐酸
塩と組み合わせた20までの炭素原子を有するカルボン
酸バリウムおよびカルボン酸亜鉛の混合物である。
E.R.Napoleon、“Journal of
Vinyl & Additive Technolo
gy”、3、No.2、145(1997年6月)によ
れば、伝統的に可塑化されたPVCよりも25〜33%
高いことが判明している。
5号(1998年8月13日出願)(その開示を本発明
の一部として参照される)に開示されているように、昇
温下でのハロゲン含有樹脂の加工中に存在するブロック
されたメルカプタンまたは潜在性メルカプタンの分解生
成物は組成物中の有機スズカルボン酸塩およびメルカプ
チドなどの金属ベースの熱安定剤の活性を向上させる。
塩化ビニル樹脂組成物およびこれから製造される物品
は、非常に少量のカルボン酸亜鉛および2−S−(ヒド
ロキシアルキルチオ)テトラヒドロピラン、5−S−
(ヒドロキシアルキルチオ)テトラヒドロフラン、6−
S−(2−ホルミルヒドロキシアルキルチオ)テトラヒ
ドロピラン、前記アルコールのカルボン酸エステル、お
よび前記アルコールとエステルの混合物からなる群から
選択される潜在性メルカプタンの組み合わせにより特に
よく安定化される。前記潜在性メルカプタンはまた、2
−S−(テトラヒドロピラニル)−チオアルカノール;
2−S−(テトラヒドロピラニル)チオアルキルカルボ
キシレート;6−S−(2−ホルミル−テトラヒドロピ
ラニル)チオアルカノールおよびそのカルボン酸エステ
ル、ならびにそのフラニル同族体、すなわち5−S−
(テトラヒドロフラニル)チオアルカノール、および5
−S−(テトラヒドロフラニル)−チオアルキルカルボ
キシレートとも呼ばれる。
nt mercaptan)と酸化ポリエチレン(ox
idized polyethylene)の亜鉛塩の
組み合わせは、塩化ビニル樹脂から製造された物品の表
面に改良された親水性を付与するとともに、このような
物品の製造中および高温加工中に向上された熱安定性を
付与する点で特に有用である。亜鉛塩は高温加工中に存
在する唯一の金属含有安定剤である。
以外の金属を含まず、水性インキおよび塗料による塩化
ビニル樹脂のぬれ性を向上させる熱安定剤組成物を提供
することである。
い、水性インキまたは塗料でコーティングできる表面張
力を有する熱安定化ハロゲン含有樹脂を提供することで
ある。
び塗料に対する受理性が向上された熱安定化軟質、半硬
質、および硬質PVC樹脂物品を提供することである。
中で、単独でまたは他の添加剤と組み合わせて有用な新
規潜在性メルカプタンを提供することである。
らの目的および他の目的は、潜在性メルカプタンおよび
唯一の金属含有安定剤として相乗的量の酸化ポリエチレ
ンの亜鉛塩を含む、重金属を含まない熱安定剤を塩化ビ
ニル樹脂に添加し、得られた組成物を少量であるが親水
上有効な量の酸化ポリエチレンが遊離した塩化水素によ
り亜鉛塩から分離し、潜在性メルカプタンが開裂して遊
離メルカプタンを遊離させる初期樹脂分解温度(inc
ipient resin decompositio
n temperature)で加工することにより達
成される。潜在性メルカプタンの例としては、2−S−
(テトラヒドロピラニル)−チオアルカノール、そのカ
ルボン酸エステル、2−S−(テトラヒドロピラニル)
チオカルボン酸またはそのエステル、それぞれのフラニ
ル同族体、およびその混合物があげられるが、これらに
限定されるものではない。
メルカプタン」の語と「潜在性メルカプタン」の語は交
換可能に用いられて、組成物の昇温下での加工中に分解
して、遊離メルカプタン(free mercapta
n)を遊離させるチオエーテルを意味する。
成物は、電子不足がいくつかの基により共有される分子
構造により安定化されるブロッキング部分のカルボカチ
オンを含むと考えられている。共鳴安定化および隣接基
安定化は、カルボカチオンを安定化できる可能なメカニ
ズムのうちの2つである。カルボカチオンはハロゲン含
有ポリマーの熱間加工の初期に安定な化合物の形成にお
ける中間体として作用する。このようなメカニズムと得
られるカルボカチオンは活性な遊離メルカプタンの遊離
を促進すると考えられるが、本発明の作用を説明するた
めの前述のような試みにより本発明はなんら制限される
ものではない。当業者は、ブロックされたメルカプタン
の以下の構造において可能な共鳴安定化および隣接基安
定化について理解するとともに;このようなブロックさ
れたメルカプタンを含有するポリマー組成物の加工中に
熱および/または化学的分解により、活性な遊離メルカ
プタンを遊離させる構造により表される他のブロックさ
れたメルカプタンにおいては他のメカニズムが作用でき
ることは理解できるであろう。
載するが、塩化ビニル単独からなるモノマーまたは、好
ましくは全モノマー重量に基づいて好ましくは少なくと
も約70重量%の塩化ビニルを含むモノマーの混合物か
ら製造される。コポリマーの例としては、塩化ビニルお
よび約1〜約30%の共重合可能なエチレン性不飽和物
質、例えば酢酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル、
塩化ビニリデン、フマル酸ジエチル、マレイン酸ジエチ
ル、他のフマル酸およびマレイン酸のアルキルエステ
ル、プロピオン酸ビニル、アクリル酸メチル、アクリル
酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ブチルおよび他のア
クリル酸アルキルエステル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチルおよび他のメタク
リル酸アルキルエステル、アルファ−クロロアクリル酸
メチル、スチレン、トリクロロエチレン、ビニルケト
ン、例えばビニルメチルケトンおよびビニルフェニルケ
トン、1−フルオロ−2−クロロエチレン、アクリロニ
トリル、クロロアクリロニトリル、アリリデンジアセテ
ート、クロロアリリデンジアセテート、およびビニルエ
ーテル、例えばビニルエチルエーテル、ビニルクロロエ
チルエーテル、ビニルフェニルエーテル、および1モル
のアクロレインと1モルのエチレングリコールジビニル
エーテルとの反応から調製されるエトキシテトラヒドロ
ピランのビニルエーテルから調製されるものがあげられ
る。典型的なコポリマーとしては、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル(96:4 VYNWとして市販)、塩化ビニル−
酢酸ビニル(87:13)、塩化ビニル−酢酸ビニル−
無水マレイン酸(86:13:1)、塩化ビニル−塩化
ビニリデン(95:5)、塩化ビニル−フマル酸ジエチ
ル(95:5)、および塩化ビニル−2−エチルヘキシ
ルアクリレート(80:20)があげられる。
とは、塩化ビニル樹脂を含む組成物を意味する。硬質P
VC組成物は、可塑剤を含有しないものである。半硬質
PVC組成物は、100重量部の塩化ビニル樹脂あたり
1〜約25部の可塑剤を含有するものである。軟質PV
C組成物は、塩化ビニル樹脂100重量部あたり(ph
r)約25〜約100重量部の可塑剤を含有する。8か
ら12個の炭素原子を有する1〜3個のアルキル基が存
在するカルボン酸のアルキルエステルが可塑剤の代表例
である。アルキル基は、n−オクチル、2−エチルヘキ
シル、ノニル、デシル、またはドデシルであることがで
きる。適当なエステルとしては、フタル酸エステル、ト
リメリット酸エステル、安息香酸エステル、アジピン酸
エステル、グルタル酸エステル、およびセバシン酸エス
テルがあげられる。可塑剤は、ペンタエリトリトールま
たはそのエステルであっても良い。ポリマー可塑剤も適
している。
アルキルラジカルはアルキルアルコールのカルボン酸エ
ステルから生じる。したがって、メルカプトプロパノー
ルのステアリン酸エステルのR1ラジカルは、以下の式
により表されるように、ステアロイルオキシプロピルラ
ジカルであり;同様に、このアルコールのタル油酸エス
テルの1種であるメルカプトプロパノールのオレイン酸
エステルのR1ラジカルは、オレオイルオキシプロピル
ラジカルである。
とは、完全ではない場合には、特定できるが非常に近接
しているのでほとんど差がない程であることを意味す
る。
よりメルカプタンの不快な臭いがマスクされているの
で、処理された組成物が通常の加工、例えば押し出し中
に加熱されると、分解生成物として遊離メルカプタンが
遊離することを知っている作業員に対して、ほとんどま
たは全く不快感を与えずに、このようにして生じた潜在
性メルカプタンをPVC組成物などに配合することがで
きることである。遊離メルカプタンは、塩化ビニル樹脂
の初期分解温度での塩化水素の発生に応答して放出さ
れ、それと同時に消費されると考えられる。
不足がいくつかの基により共有される分子構造を有する
安定化カルボカチオンを提供できるものである。共鳴安
定化および隣接基安定化はカルボカチオンを安定化させ
ることができる可能なメカニズムのうちの2つである。
3,4−ジヒドロピランおよび2,3−ジヒドロフラン
などのブロッキング化合物が本発明の目的に関して好ま
しい。
たメルカプタンは、以下の式により表される:
であり;y=1〜4であり;R1はR’C(O)OH
(式中、R’はアルキレンである)であるか;またはR
1はアルキル、ペンタエリトリチル(pentaery
thrityl)、アルキレン、シクロアルキル、シク
ロアルキレン、アリール、アルカリール、アルアルキ
ル、アルアルキレン、ヒドロキシアルキル、ジヒドロキ
シアルキル、アルコキシアルキル、アシルオキシアルキ
ル、ヒドロキシ(ポリアルコキシ)アルキル、ヒドロキ
シ(ポリアルコキシ)アシル、アシルオキシ(ヒドロキ
シアルキル)、アシルオキシ(アルコキシアルキル)、
アシルオキシ(ポリアルコキシ)アルキル、アシルオキ
シ(ポリアルコキシ)アシル、アルコキシアシル、オキ
シ[ビス(アルコキシアシル)]、オキシ[ビス(ポリ
アルコキシアシル)]、ベンゾイルオキシ(ポリアルコ
キシ)アルキル、ベンゾイルオキシ(ポリアルコキシ)
アシル、またはアルキレンビス−(アシルオキシアルキ
ル)、チオ−ビス−[アルコキシアシル]、ジチオ−ビ
ス−[アルコキシアシル]、アルコキシ(ポリアルコキ
シ)アシル、ヒドロキシアルコキシアルキル、アルコキ
シ(ヒドロキシアルキル)、アルコキシ(ポリアルコキ
シ)アルキル、メルカプトアルキル、メルカプトアルキ
レン、メルカプトアルコキシアシル、テトラヒドロピラ
ニルオキシ(ポリアルコキシ)アシル、テトラヒドロピ
ラニルオキシアルキル、ヒドロキシアリール、またはメ
ルカプトアリールラジカルであり、前記アルキル、アル
キレン、アルコキシ、およびアシルラジカルは1〜22
個の炭素原子を有する;R2、R3、R4、R5、
R6、およびR7は独立して、水素、ヒドロキシル、メ
ルカプト、1〜22個の炭素原子を有するアルキル、ア
ルキレン、アシル、アリール、ハロアリール、アルカリ
ール、アルアルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニル
オキシアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アル
カリールオキシ、メルカプトアルキル、ヒドロキシアル
キルメルカプトアルキル、メルカプトアルキレン、ヒド
ロキシアリール、アルコキシアリール、アルコキシヒド
ロキシアリール、アリールカルボニル、またはメルカプ
トアリールラジカルであり;Xは酸素および硫黄からな
る群から選択されるヘテロ原子であり、R3およびR5
アルキレンラジカルのどちらか一方または両方はR7お
よびXと一緒になってヘテロ原子としてXを有する複素
環部分を形成する]。
は、周知のメルカプトアルカノールおよびカルボン酸エ
ステルを包含し、たとえば、以下の化合物:
OH、−O(C=O)R17−(C=O)OR17、−
SH、アリール、C1〜C18アルキル、および−Hで
あり;R11は、−H、アリール、またはC1〜C18
アルキルであり;R17は、−H、アルキル、アルケニ
ル、アリール、アルアルキル、アルカリール、シクロア
ルキル、またはシクロアルキレニルであり;i=0また
は1〜6の整数(両端の値を含む)である]があげられ
るが、これらに限定されるものではない。
る中間体として好ましいメルカプタン−含有有機化合物
は、R11が−Hであり、R19が−Hであり、R10
が−O(C=O)R17または−(C=O)OR17で
あり;i=1である式(MC1)の化合物;およびR
11が−Hであり、i=1である式(MC3)の化合物
である。
化合物の例としては、これに限定されないが、以下の化
合物があげられる: HSCH2CH2OH、 HSCH2CH2CH2OH、 HSCH2COOH、 HSCH2COOC8H17、 HSCH2CH2CH2CH(OH)CH2CH(O
H)、 HSCH2CH2OC(=O)C17H33、 HSCH2CH2CH2OC(=O)C8H17、 HSCH2CH2OC(=O)CH=CHC(=O)O
CH2CH2SH、 HSCH2CH2OC(=O)C11H23、 HSCH2CH2OC(=O)CH2CH2C(=O)
OCH2CH2SH、 HSCH2CH2OC(=O)(CH2)4C(=O)
OCH2CH2SH、
カプタンの製造法は、遊離メルカプタンのメルカプト基
を極性、不飽和化合物の二重結合に以下のようにして付
加することを含む:
触媒、および任意でラジカル反応を抑制する少量の酸化
防止剤の混合物に、極性、不飽和化合物を、そのまま、
または溶液において、10〜70℃の間に温度を維持し
ながら滴下する。混合物または溶液を次に1〜6時間、
35℃〜70℃で加熱し、化合物の転化率をガスクロマ
トグラフィーとSHについてのヨウ素滴定によりモニタ
ーする。酸触媒をアルカリ洗浄により除去し、得られた
生成物を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過する。溶媒
を、所望により減圧下、50℃未満で除去して、潜在性
メルカプタンを得る。固相触媒を用いることができ、次
に反応混合物から濾別し、次の合成において用いるため
に再生する。このようにして、洗浄段階が省略される。
この一般化された方法を以下、方法Aと記載する。
エタノールをN−ビニルカプロラクタムの二重結合に付
加して、N−2−ヒドロキシエチルチオエチルカプロラ
クタムを得る。メルカプトエチルデカノエート(または
メルカプトエチルカプロエート)を3,4−ジヒドロピ
ランと該方法で反応させて、2−S−(テトラヒドロピ
ラニル)チオエチルデカノエートを得る。ビス(ヒドロ
キシエチルチオエチル)シクロヘキシルエーテルをメル
カプトエタノールとシクロヘキシルジビニルエーテルか
ら調製する。同様に、対応するカプリン酸エステル、オ
レイン酸エステル、およびタル油酸エステルは対応する
シクロヘキシルエーテルを形成する。さらに、インデン
は、メルカプトエタノールの添加により2H−ジヒドロ
インデニルチオ−エタノールに変換される。
化合物と縮合させる一般化された方法は以下の通りであ
る:
ロゲン含有化合物の混合物にナトリウムメトキシドのメ
タノール中溶液を、温度を50℃より低く保ちながら滴
下する。任意に、塩基源を添加せずに反応を進行させ、
遊離した塩化水素を窒素ガススイープにより除去し、外
部酸スクラバーを使用して中和させる。混合物または溶
液を次に2〜24時間、50℃〜70℃で加熱し、生成
物の転化率をガスクロマトグラフィー、SH(%)につ
いてのヨウ素滴定によりモニターする。生成物を次に中
和し、水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過
する。溶媒を、所望により減圧下、50℃より低い温度
で除去して、潜在性メルカプタンを得る。この一般化法
を以下方法Bと記載する。
含有化合物との縮合についての一般化法は以下の通りで
ある:
よび溶媒の撹拌された溶液に、ヒドロキシ含有化合物
を、そのまま、または溶液においてのいずれかで、温度
を45℃より低く保ちながら添加する。溶液を次に45
℃〜75℃に1〜10時間加熱し、生成物の転化率をガ
スクロマトグラフィーおよびSH(%)に関するヨウ素
滴定によりモニターする。任意に、適当な手段により、
還流温度で、典型的には60℃〜120℃で反応水を除
去するために共沸溶媒を選択する。理論量の水が集めら
れた後に反応が完了する。酸触媒をアルカリ洗浄により
除去し、得られた溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾
過する。溶媒を減圧下、55℃より低い温度で除去し
て、潜在性メルカプタンを得る。この方法を以下方法C
と記載する。
ルを方法Cにしたがってメルカプトエタノールと縮合さ
せて、1−(2−ヒドロキシフェニル)−1−S−(2
−ヒドロキシエチルチオ)メタンを得る。
の反応の一般法は以下の通りである:
拌した混合物に、グリシジルエーテルを、そのまま、ま
たは溶液においてのいずれかで、25℃〜60℃の間に
温度を保ちながら添加する。混合物または溶液を次に5
0℃〜75℃の間に1〜6時間加熱し、生成物への転化
率をガスクロマトグラフィーおよびSH(%)に関する
ヨウ素滴定によりモニターする。酸触媒をアルカリ洗浄
により除去し、得られた生成物を硫酸マグネシウムで乾
燥させ、濾過する。溶媒を、所望により減圧下で、55
℃より低い温度で除去して、潜在性メルカプタンを得
る。例えば、メルカプトエタノールとグリシジルネオデ
カノエート間の反応により、C9H19C(=O)OC
H2CH(OH)CH2SCH2CH2OHを得る。こ
の方法を以下方法Dと記載する。
一般化法は以下の通りである:
窒素雰囲気下で撹拌した溶液に、反応水を除去するため
に還流温度、典型的には65℃〜120℃の間に加熱し
ながらアルデヒドを添加する。反応の完了は、理論量の
水が集められた後に達成される。任意に、メルカプタ
ン、アルデヒド、およびエーテルの撹拌された溶液に、
BF3−エーテラート(etherate)を還流条件
下で滴下する。溶液を1〜6時間還流させ、生成物の転
化率をガスクロマトグラフィーによりモニターする。酸
触媒をアルカリ洗浄により除去し、溶液を硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、濾過する。溶媒を減圧下、65℃より
低い温度で除去して、潜在性メルカプタンを得る。この
一般化法を以下方法Eと記載する。
−ジヒドロピラン;3,4−ジヒドロ−2−メトキシ−
2H−ピラン;3,4−ジヒドロ−2−エトキシ−2H
−ピラン;3,4−ジヒドロ−2−メトキシ−2H−ピ
ラン;および3,4−ジヒドロ−2−ホルミル−2H−
ピラン;3,4−ジヒドロ−3−メトキシ−2H−ピラ
ン;および2,3−ジヒドロフランがあげられる。3,
4−ジヒドロ−2−ホルミル−2H−ピランは高温およ
び高圧でのアクロレインのDiels−Alder二量
化反応により調製される。3,4−ジヒドロ−2−アル
コキシ−2H−ピランおよび3,4−ジヒドロ−2−フ
ェノキシ−2H−ピランは、対応するビニルエーテルと
アクロレインの触媒量の亜鉛塩、例えば塩化亜鉛の存在
下での反応により調製される。2−位に置換基を有する
種々の3,4−ジヒドロ−2H−ピランを同様の反応に
より調製することができる。1モルおよび2モルのアク
ロレインとアルキレン−またはポリアルキレングリコー
ルのジビニルエーテルとの反応により形成される生成物
は、ブロッキング剤でもある。1モルのジビニルエーテ
ルにつき2モルのアクロレインの反応の場合には、得ら
れるジ−(3,4−ジヒドロピラニル)エーテルから調
製される潜在性メルカプタンはさらに本発明のポリマー
組成物のキレート化剤である可能性を有する。1モルの
アクロレインと1モルのジビニルエーテルの反応によ
り、種々のエチレン性不飽和化合物の有無によらず塩化
ビニルと共重合することができるモノマーが形成され
る。アクロレインとクロロエチルビニルエーテルとの反
応から得られる生成物は、さらに誘導化できる置換され
た3,4−ジヒドロピランを提供する。
付加触媒および相乗的安定剤としての生成物中の塩化亜
鉛の存在下で、ピラン環の二重結合に付加することによ
り非常に都合よく調製することができる。
2−S−(テトラヒドロピラニル)チオアルカノールの
例としては、2−S−(テトラヒドロピラニル)チオエ
タノール、2−S−(テトラヒドロピラニル)チオプロ
パノール、および2−S−(テトラヒドロピラニル)チ
オブタノール、6−S−(2−ホルミル−テトラヒドロ
ピラニル)チオエタノール、およびそのフラニル同族
体、たとえば5−S−(テトラヒドロフラニル)チオア
ルカノールがあげられるが、これらに限定されるもので
はない。本発明の目的について適したカルボン酸エステ
ルの例としては、カプリン酸2−S−(テトラヒドロピ
ラニル)チオエチルがあげられ、これはまた2−S−
(2−デカノイルオキシエチルチオ)テトラヒドロピラ
ンとも称し、前記手順にしたがったカプリン酸メルカプ
トエチルと3,4−ジヒドロピランとの反応により調製
され、以下の式を有する:
る前記化合物の同族体としては、エチル部分が、プロピ
ル、ブチル、ヘキシル、および他のドデシルまでの基で
置換されている2−S−(テトラヒドロピラニル)チオ
アルキルカルボキシレートおよびそのフラニル同族体が
あげられ、前記化合物のカプリン酸ラジカルは他の脂肪
酸ラジカル(飽和および不飽和)または22個以下の炭
素原子を有する樹脂酸(resin acid)ラジカ
ルにより置換されている。酸の例としては、カプロン
酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、およびオ
レイン酸およびリノール酸、それだけで、またはタル油
酸においてみられるものようにアビエチン酸およびピマ
ル酸との組み合わせがあげられる。カルボン酸メルカプ
トアルキルエステル部分の例としては、ラウリン酸メル
カプトエチル、オレイン酸メルカプトエチル、ヘキサン
酸メルカプトエチル、オクタン酸メルカプトエチル、ミ
リスチン酸メルカプトエチル、パルミチン酸メルカプト
エチル、ステアリン酸メルカプトエチル、オレイン酸メ
ルカプトエチル、リノール酸メルカプトエチル、および
前記のそれぞれのメルカプトプロピル、メルカプトブチ
ル、およびメルカプトオクチル同族体があげられる。エ
ステルは、メルカプトアルカノールのヒドロキシル基を
所望のカルボン酸と酸触媒の存在下で反応させ、水が形
成されると同時に除去する常法により調製される。
ールを3,4−ジヒドロピランから前記手順により調製
した場合、以下の式を有する副生成物も得られる:
ノールと反応させた場合に同種の副生成物が予想される
が、主生成物は、以下の構造を有する5−S−テトラヒ
ドロフラニルチオエタノールである:
ロ−2−アルコキシ−ピラン;3,4−ジヒドロ−2−
フェノキシ−ピラン;または3,4−ジヒドロ−2−ホ
ルミル−ピランにより前記手順で置換した場合、以下の
生成物が形成される:
ル)メルカプトアルキルエステルは、本発明にしたがっ
て活性化した場合に、このような安定化されたPVC組
成物の向上した色保持特性および動的熱安定性(dyn
amic thermalstability)におい
てみられるように、ドデカンチオールなどのアルキルメ
ルカプタン由来のテトラヒドロピラニルでブロックされ
たメルカプタンよりも軟質PVC組成物において熱安定
剤としてより活性である。エステル含有潜在性メルカプ
タンの可塑化PVCとの相溶性が良好なほど、より高い
活性が得られる。対応する同種のフランベースの潜在性
メルカプタンの相溶性も同様である。
ーは亜鉛の2つの電価がいずれも酸化ポリエチレン由来
のカルボキシレートアニオンと対になる塩、亜鉛の電価
の一方が7〜18個の炭素原子を有するカルボキシレー
トイオンと対になり、他方が酸化ポリエチレン由来のカ
ルボキシレートイオンと対になる混合塩、または7〜1
8個の炭素原子を有するカルボン酸の亜鉛塩と酸化ポリ
エチレンの亜鉛塩の物理的混合物と定義される。本発明
の目的に関して、酸化ポリエチレンは少なくとも約75
0から約2100までの分子量を有する。酸化ポリエチ
レンは約50から約150の炭素原子を有し、ポリマー
鎖に沿ってヒドロキシルおよびケトン置換基をカルボキ
シル基とともに有すると考えられる。酸価は約2〜約5
0の範囲である。酸化ポリエチレンの融点は、好ましく
は約60℃〜約150℃(140〜302°F)である
ので、塩化ビニル樹脂が通常用いられる温度では固体で
ある。Allied−Signal Corp.により
AC629Aとして販売されている好ましい酸化ポリエ
チレンは、約2000の分子量、213〜221°F
(101から105℃)の範囲の軟化点、および14〜
17の酸価を有する。
ボン酸は、脂肪族、アリール脂肪族、芳香族、またはア
ルキル芳香族であり;脂肪族部分は、直鎖または分枝鎖
構造を有し、飽和または不飽和であっても良い。したが
って、混合塩はアニオン形態、たとえば、ヘプタン酸、
オクタン酸(またはカプリル酸)、2−エチルヘキサン
酸、デカン酸(またはカプリン酸)、ラウリン酸、オレ
イン酸、ステアリン酸、安息香酸、フェニル酢酸、また
はメチル安息香酸を含む。オクタン酸塩および酸化ポリ
エチレンが亜鉛の電価を満たすイオノマーは塩化ビニル
樹脂についての好ましい潜在性湿潤剤の例である。
亜鉛カルボン酸塩/塩化物を酸化ポリエチレンと反応さ
せて、所望の亜鉛塩を調製する。亜鉛カルボン酸塩/塩
化物を塩化亜鉛と理論量より少ない所望のカルボン酸か
ら調製し、残りの塩素イオンを酸化ポリエチレンと反応
させて、本発明において有用なイオノマーとしての混合
塩を形成することができる。イオノマーはさらに酸化亜
鉛と酸化ポリエチレンおよび例えばオクタン酸との段階
反応、または酸化ポリエチレンとオクタン酸の混合物と
の一段反応により調製される。
的に安定剤組成物の全重量に基づいて約40%から約9
8%、好ましくは約60%から約80%の潜在性メルカ
プタン、および約2%から約60%、好ましくは約20
から約40%の亜鉛イオノマーからなる。潜在性メルカ
プタンの例としては、2−S−(テトラヒドロピラニ
ル)チオアルカノール、そのカルボン酸エステル、2−
S−(テトラヒドロフラニル)チオアルカノール、その
カルボン酸エステル、2−S−(テトラヒドロピラニ
ル)チオカルボン酸、そのエステル、2−S−(テトラ
ヒドロフラニル)チオカルボン酸、そのエステル、およ
び前記アルカノール、酸、およびエステルの2またはそ
れ以上の混合物があげられる。これらは、熱および紫外
線の軟質PVC樹脂に対する劣化的影響に対して、当業
界ですでに公知である安定剤組成物と比較して非常に安
定化させるのに特に適している。これらは、その成分を
均質な混合物を製造するいずれかの都合の良い方法で、
たとえば容器中で振盪または撹拌することにより調製で
きる。同様に、本発明の安定剤組成物は、適当なミルま
たはミキサー中あるいはポリマー組成物中に安定剤を均
質に分散させる他の任意の周知の方法により塩化ビニル
樹脂中に配合できる。
の正確な量は、用いられる具体的な樹脂、樹脂が付され
る温度、および他の安定化化合物の存在をはじめとす
る、これに限定されないいくつかの要因に依存すること
は当業者には明らかである。一般に、樹脂が付される条
件が厳しいほど、また劣化への抵抗に要する時間が長い
ほど、必要な安定剤組成物の量が多くなる。一般に、安
定剤組成物はPVC樹脂100重量部あたり(phr)
約0.20重量部から約5重量部までの量となる潜在性
メルカプタンが用いられる。用いることができる潜在性
メルカプタンの量に臨界上限はないが、PVC樹脂の約
3.0phrまでの量が好ましい。酸化ポリエチレンの
亜鉛塩を、塩化ビニル樹脂から形成された物品の水性塗
料およびインキに対するぬれ性を向上させるのに有効な
量で用いる。約0.2〜約2.5phrが適当である
が、0.1〜1.5phrが好ましい。
PVC樹脂組成物は半硬質および軟質PVCに関してす
でに記載したような可塑剤、ならびに顔料、フィラー、
酸化防止剤、発泡剤、染料、紫外線吸収剤、強化剤、殺
生物剤などを含有することができる。
組成物中に配合することができる。したがって、樹脂の
重量に基づいて0.01〜0.75%の硫黄含有化合
物、たとえばジラウリル−チオジプロピオネート、ジス
テアリル3,3’−チオジプロピオネート、ジシクロヘ
キシル−3,3’−チオジプロピオネート、ジオレイル
−3,3’−チオジプロピオネート、ジベンジル−3,
3’−チオジプロピオネート、ジデシル−3,3’−チ
オジプロピオネート、ジベンジル−3,3’−チオジプ
ロピオネート、ジエチル−3,3’−チオジプロピオネ
ート、3−メチルメルカプトプロピオン酸のラウリルエ
ステル、3−ブチルメルカプトプロピオン酸のラウリル
エステル、3−ラウリルメルカプトプロピオン酸のラウ
リルエステル、および3−オクチルメルカプトプロピオ
ン酸のフェニルエステルなどを配合することができる。
ら10重量%の塩化ビニル樹脂用ポリオール安定剤を配
合できる。したがって、グリセロール、ソルビトール、
ペンタエリトリトール、マンニトールおよびポリエーテ
ル、例えばジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、テトラエチレングリコール、トリプロピレングリ
コールなどを配合することができる。
ド、メラミン、尿素、ホルモグアナミン、ジメチルヒダ
ントイン、グアニジン、チオ尿素、2−フェニルインド
ール、アミノクロトネート、N−置換マレイミド、ウラ
シル、ドイツ特許公開第19741778号(Ciba
Specialty Chemicals Hold
ing Inc.)に記載されている1,3−ジアルキ
ル−6−アミノ−ウラシル誘導体、および公開されたオ
ーストラリア特許出願番号第AU−A−48232/9
6号(Ciba−Geigy)に記載されているピロロ
ジアジンジオンなどを、本発明の組成物中に0.1〜1
0重量%の量で配合することができる。
ルおよび1,3−ジアルキル−6−フェニルアミノウラ
シルは、米国特許第2598936号(その開示を本発
明の一部として参照する)に開示されているような公知
の方法により調製される。本発明における使用に適した
他のウラシルは、ヒドロキシアルキル、アルコキシアル
キル、ヒドロキシフェニルなどの置換基を有し、米国特
許第4656209号(その開示も本発明の一部として
参照する)に開示されている。これらはさらに、‘93
6号特許の手順にしたがって調製することができる。そ
の構造は、以下の式:
素、アルキル、ヒドロキシアルキルまたはアルコキシア
ルキルであり、R***は、水素、アルキル、フェニ
ル、またはヒドロキシフェニルであり、アルキル部分の
それぞれは1〜4個の炭素原子を有する]により表され
る。
40は独立して水素またはC1−C4アルキルである]
により示されるピロロジアジンジオンである。本発明に
おいて使用される化合物の例としては、以下の置換基を
有する前記オーストラリア特許出願の化合物番号10
3、111、123、129、および131により例示
される1H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−2,4
(3H,7H)−ジオンがあげられる: 103 1,3,6−トリメチル; 111 1,3,6,7−テトラメチル; 123 なし; 129 1,3−ジエチル1,6−メチル; 131 1,3−ジ−n−ブチル、6−メチル。
Hirota、Chem.Pharm.Bull.、2
2(7)、1459−1467(1974)により記載
されている方法あるいは対応するアミノウラシルと、モ
ル過剰のクロロアセトアルデヒドおよび酢酸アンモニウ
ムを水中で約65℃で沈殿が形成されるまで反応させる
か、またはモル過剰のアセトキシアセトンおよび酢酸ア
ンモニウムと水中で還流温度で12時間反応させること
により調製できる。
重量%、好ましくは0.1〜5重量%の量で添加するこ
とができる。フェノール系酸化防止剤が特に適当であ
り、例としては、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾ
ール、ブチル化ヒドロキシアニソール、没食子酸プロピ
ル、4,4’−チオビス(6−t−ブチル−m−クレゾ
ール)、4,4’−シクロヘキシリデンジフェノール、
2,5−ジ−t−アミルヒドロキノン、4,4’−ブチ
リデンビス(6−t−ブチル−m−クレゾール)、ヒド
ロキノンモノベンジルエーテル、2,2’−メチレン−
ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,
6−ブチル−4−デシルオキシフェノール、2−t−ブ
チル−4−ドデシルオキシフェノール、2−t−ブチル
−4−ドデシルオキシフェノール、2−t−ブチル−4
−オクタデシルオキシフェノール、4,4’−メチレン
−ビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、p−ア
ミノフェノール、N−ラウリルオキシ−p−アミノフェ
ノール、4,4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブ
チルフェノール)、ビス[o−(1,1,3,3−テト
ラメチルブチル)フェノール]スルフィド、4−アセチ
ル−β−レゾルシン酸、Aステージ p−t−ブチルフ
ェノールホルムアルデヒド樹脂、4−ドデシルオキシ−
2−ヒドロキシベンゾフェノン、3−ヒドロキシ−4−
(フェニルカルボニル)フェニルパルミテート、3−ヒ
ドロキシ−4−(フェニルカルボニル)フェノキシ酢酸
のn−ドデシルエステル、およびt−ブチルフェノール
があげられる。
マーの重量に基づいて、0.01〜30重量%のエポキ
シ化合物も用いることができる。このようなエポキシ化
合物の例としては、エポキシ化大豆油、エポキシ化ラー
ド油、エポキシ化オリーブ油、エポキシ化亜麻仁油、エ
ポキシ化ヒマシ油、エポキシ化ピーナッツ油、エポキシ
化コーン油、エポキシ化桐油、エポキシ化綿実油、エピ
クロルヒドリン/ビス−フェノールA樹脂、フェノキシ
−プロピレンオキシド、ブトキシプロピレンオキシド、
エポキシ化ネオペンチレンオレエート、グリシジルエポ
キシステアレート、エポキシ化α−オレフィン、エポキ
シ化グリシジルソイエート、ジシクロペンタジエンジオ
キシド、エポキシ化ブチルトルエン、スチレンオキシ
ド、ジペンテンジオキシド、グリシドール、ビニルシク
ロ−ヘキセンジオキシド、レゾルシノールのグリシジル
エーテル、ヒドロキノンのグリシドールエーテル、1,
5−ジヒドロキシナフタレンのグリシジルエーテル、エ
ポキシ化亜麻仁油脂肪酸、アリルグリシジルエーテル、
ブチルグリシジルエーテル、シクロヘキサンオキシド、
4−(2,3−エポキシプロポキシ)アセト−フェノ
ン、メシチルオキシドエポキシド、2−エチル−3−プ
ロピルグリシドアミド、グリセリンのグリシジルエーテ
ル、ペンタエリトリトールおよびソルビトール、ならび
に3,4−エポキシシクロヘキサン−1,1−ジメタノ
ールビス−9,10−エポキシステアレートがあげられ
る。
ら10重量%、好ましくは0.1〜5重量%の量で有機
亜リン酸塩を用いることができる。有機亜燐酸塩は、1
またはそれ以上、全部で3個までのアリール、アルキ
ル、アルアルキルおよびアルカリール基を任意の組み合
わせで含有する。「トリアルキルアリール」とは、アル
キル、アリール、アルカリールおよびアルアルキル基の
任意の組み合わせを含むアルキル、アリール、アルカリ
ール、およびアルアルキル亜リン酸塩を包含する。例と
しては、トリフェニルホスファイト、トリクレシルホス
ファイト、トリ(ジメチルフェニル)ホスファイト、ト
リブチルホスファイト、トリオクチルホスファイト、ト
リドデシルホスファイト、オクチルジフェニルホスファ
イト、ジオクチルフェニルホスファイト、トリ(オクチ
ル−フェニル)ホスファイト、トリ(ノニルフェニル)
ホスファイト、トリベンジルホスファイト、ブチルジク
レシルホスファイト、オクチルジ(オクチル−フェニ
ル)ホスファイト、トリ(2−エチル−ヘキシル)ホス
ファイト、トリトリルホスファイト、トリ(2−シクロ
ヘキシルフェニル)ホスファイト、トリ−アルファ−ナ
フチルホスファイト、トリ(フェニルフェニル)ホスフ
ァイト、およびトリ(2−フェニルエチル)ホスファイ
トがあげられる。
脂についての公知の滑剤、すなわち、ポリエチレンワッ
クス、脂肪酸アミド、例えばラウルアミドおよびステア
ルアミド、ビスアミド、例えばデカメチレンビスアミ
ド、および脂肪酸エステル、例えばステアリン酸ブチ
ル、ステアリル酸グリセリル、亜麻仁油、パーム油、デ
シルオレエート、コーン油、綿実油、水素化綿実油、ス
テアリン酸、ステアリン酸カルシウム、鉱油、モンタン
ろうなども配合することができる。
り、nは0または1であり;y=1〜4であり、y=1
の場合、zは1〜4であり、yが1より大きい場合、z
は1であり;R1はR’C(O)OH(式中、R’はア
ルキレンラジカルである)またはR1はチオ−[ビス
(アルコキシアシル)]、ジチオ−[ビス(アルコキシ
アシル)]、ペンタエリトリチル、アルケニルオキシ
(ポリアルコキシ)アルキル、オキシ[ビス(アルコキ
シアシル)]、オキシ[ビス(ポリアルコキシアシ
ル)]、ベンゾイルオキシ(ポリアルコキシ)アルキ
ル、またはベンゾイルオキシ(ポリアルコキシ)アシル
ラジカルであり、前記アルキル、アルキレン、およびア
シルラジカルは1から22個の炭素原子を有する;
R2、R3、R 4、R5、R6、およびR7は独立して
水素、ヒドロキシル、メルカプト、1〜22個の炭素原
子を有するアルキル、アルキレニル、アシル、アリー
ル、ハロアリール、アルカリール、アルアルキル、ヒド
ロキシアルキル、クロロアルコキシ、アルキレン、アル
ケニルオキシアルコキシ、アルコキシ、アリールオキ
シ、アルカリールオキシ、メルカプトアルキル、ヒドロ
キシアルキルメルカプトアルキル、メルカプトアルキレ
ニル、ヒドロキシアリール、アルコキシアリール、アル
コキシヒドロキシアリール、アリールカルボニル、また
はメルカプトアリールラジカルであり;Xはアリール、
ハロアリール、アルカリール、ヒドロキシアリール、ジ
ヒドロキシアリール、アルアルカリール、アルコキシア
リール、アリールシクロアルキル、または酸素および硫
黄からなる群から選択されるヘテロ原子であり、任意で
R3およびR5アルキレニルラジカルの一方またはいず
れもがR7およびXと一緒になってヘテロ原子としてX
を有する複素環部分を形成する]を有する潜在性メルカ
プタンは、亜鉛イオノマーの有無によらずハロゲン含有
ポリマーの熱安定剤として有用な新規組成物と考えられ
る。
式2(式中、R1はペンタエリトリチルである)の潜在
性メルカプタンから、亜鉛ハロゲン化物との錯体を形成
することにより得られることが判明している。例えば、
亜鉛ハロゲン化物は、2モルの3,4−ジヒドロピラン
と1モルのペンタエリトリトールのジエステルの付加物
およびチオグリコール酸またはメルカプトプロピオン酸
などのメルカプトカルボン酸などの潜在性メルカプタン
中の一対の隣接するヒドロキシル基と錯体を形成する。
一成分PVC安定剤は、ハロゲン化亜鉛、好ましくは塩
化亜鉛と以下の式:
くは塩素イオンである]により示されるこのような潜在
性メルカプタンと錯体形成することによりあらかじめ形
成されるか、またはその場で形成される。本発明の接着
性促進安定剤において用いられるブロックされたメルカ
プタンおよび亜鉛塩の調製、前記安定剤の調製、および
前記安定剤を含む組成物の利点を以下に説明する。
チルカプレートの調製 42.0グラム(0.50モル)の3,4−ジヒドロピ
ランを、112.2グラム(0.50当量)のメルカプ
トエチルカプレート(14.7%SH)に、酸触媒の存
在下で45分かけて窒素雰囲気下温度を35℃より低い
温度に保ちながら添加し、次に50℃に加熱し、この温
度を1.5時間維持することにより調製した2−S−
(デカノイルオキシエチルチオ)テトラヒドロピランま
たは2−S−(テトラヒドロピラニル)チオエチルカプ
レートの分子構造を1H−NMR分析法を用いて決定し
た。溶液を冷却した後、200mlずつの10%炭酸水
素ナトリウム水溶液で2回洗浄し、続いて200mlの
水で洗浄した。有機相をMgSO4で乾燥して、0.1
00Nヨウ素のイソプロパノール中溶液での滴定により
測定されたSH含量が0.5%未満である淡黄色液体を
得た。1H−NMR(CDCl3、δ)スペクトルは:
2.3(2H,t,−C(=O)−CH 2−CH2)、
2.8(2H,m,−S−CH 2−CH2−)、4.2
(2H,m,−S−CH2−CH 2−O−)、4.9
(1H,m,−O−CH(−S−CH2−)−CH2−
CH2−)であった。0.13phrの本実施例の潜在
性メルカプタンを含有するPVC組成物の全体の色の変
化(dE)を、1分間隔でHunter比色計を用いて
白タイル標準に対して測定した。1分で、4.2であ
り;5分で8.4であった。
チルタレートの調製 172.45グラム(2.05当量)の3,4−ジヒド
ロ(2H)ピランを、0.93グラムのメタンスルホン
酸(70%活性)を含有する760.00グラム(2.
00当量)の2−メルカプトエチルタレート(ヨウ素滴
定により8.70%SH)に、45分かけて窒素ブラン
ケット下、25〜35℃の間の温度で滴下し、35〜4
5℃に2時間加熱することにより、2−S−テトラヒド
ロピラニルチオエチルタレートを調製した。溶液を冷却
した後、3グラムのNoriteカーボンブラックを装
入し、生成物を真空濾過して、SH含量がイソプロパノ
ール中0.100Nヨウ素溶液での滴定により測定して
0.4%未満である932グラムの黄色液体を得た。1
H−NMR(CDCl3、δ)スペクトルは:2.3
(2H,t,−C(=O)−CH 2−CH2−)、2.
8(2H,m,−S−CH 2−CH2−)、4.3(2
H,m,(−CC(=O)−O−CH 2)、4.9(1
H,m,−O−CH(−S−CH2)−CH2−CH2
−)であった。生成物のGC(エーテル中1%)は、2
6.3分の保持時間で1つの主生成物ピークを示した
(50〜300℃、10℃/分;スプリットフローイン
ジェクター/FID)。生成物を以下の表1にDHP/
2−METとして示す。
に、撹拌しながら50グラム(0.0143当量)の酸
化ポリエチレン(Allied SignalAC−6
29A)、175mlのブチルカルビトール、1.16
グラム(0.0286当量)の99%純度の酸化亜鉛、
および2.06グラム(0.0143当量)の99%純
度のオクタン酸を装入した。反応混合物を次に75℃
(167°F)に加熱し、3滴の氷酢酸を添加した後、
温度を120〜125℃(248〜257°F)に20
分間上昇させた。該温度で3mmHgの真空を適用する
ことにより混合物から水および溶媒を除去した。生成物
はクリーム色のワックスで、亜鉛含量は原子吸光分析に
よると1.8%(金属として測定)である。理論的亜鉛
含量は1.8%である。生成物を以下にZNIONとし
て表す。
2−S−テトラヒドロピラニル−チオエチルタレートの
混合物を50mlのエルレンマイヤーフラスコ中85℃
に加熱して、均質な分散液を得た。冷却すると、亜鉛含
量が金属として0.4%である軟質ペーストの生成物を
得る。生成物を以下の表でZNPM#1として表す。
2本ロールミル(ロール速度30R/40R)で350
°Fで加工し、5分間隔で、最大60分までチップを採
取した。チップの黄色度指数をHunter Labs
比色計 (L、a、b)を用いて表2での比較のために
測定した。組成物の動的熱安定性(DTS)を200℃
/80rpmで、No.6ローラーブレードおよび電気
ヘッドを有するBrabender Plasti−C
order PL−2100レオメーターで測定した。
表3に示すDTSを加工中のトルク曲線における鋭い立
ち上がりまでの経過時間(分)として記録した。DTS
値はPVCの劣化が始まる時間と考えられる。
2本ロールミルで350°Fで加工し、一連の45mi
lの厚さのシートを得た。表面張力が既知の物質を一滴
各シート上に落とし、それぞれの液滴の前進接触角(a
dvancingcontact angle)を24
℃でゴニオメーターで定量した。接触角のコサインを各
小滴の表面張力に対してプロットした。直線をコサイン
=1(臨界表面張力)まで外挿した。結果を表5に示
す。表中、シートA〜Eは表4に示す配合物から調製し
た。
ートの表面張力を増大させる。この親水性の20%の増
加によりビニルシートは水性インキでよりコーティング
しやすくなる。
中、R1はグリコールのエステル由来のラジカルであ
る)の潜在性メルカプタンの有用性を示す。
48.96グラム(8モル)のジエチレングリコール、
および1.3グラムのp−トルエンスルホン酸の混合物
を80℃に400Torrの圧力で、機械的撹拌装置、
温度計、および真空凝縮器を備えた反応器中で加熱し
た。還流温度を1時間維持した後、圧力を2.5時間か
けて120Torrに下げ、エステル化により生じた水
を除去した。圧力をさらに0.5時間かけて20Tor
rに下げると温度が120℃に上昇した。除去された水
の全重量は140.92グラムであった。生成物の酸価
は12であり、SH含量は16.75重量%であった。
収量は1421.12グラムであった。生成物は、チオ
グリコール酸のジエチレングリコールモノ−およびジエ
ステル(すなわち、ヒドロキシエチルオキシエチルメル
カプトアセテートおよびエチルオキシエチルジメルカプ
トアセテート)であり、満足できるものであった。
量)の中間体に、6.38グラムのAMBERLYST
15イオン交換樹脂を添加し、次に708.21グラム
(8.42当量)の3,4−ジヒドロ(2H)ピラン
(DHP)を135分かけて窒素ブランケット下、40
〜50℃の温度で滴下した。40〜50℃で2.25時
間加熱を続けた後、SH(%)は5.36であった。3
00.21グラム(約3.5モル)のDHPをさらに
0.5時間で導入し、反応混合物を約55℃で0.5時
間維持すると、SH(%)は3.32に減少した。一夜
(約14時間)窒素下で静置した後、生成物のSH含量
は2.68%であった。
ル)ヒドロキシエトキシオキシエチルチオグリコレート
(式中、R1はヒドロキシエトキシ−エトキシアセチル
メチルである)、およびビス−[2−S−(テトラヒド
ロピラニル)エトキシエチル]チオグリコレート(式
中、R1はオキシ[ビス(エトキシアセチルメチル)]
であり、yは2である)を含有する混合物であった。
N)を混合して、本発明の接着性促進安定剤を形成す
る。
酸、160.06グラム(1.07モル)のトリエチレ
ングリコール、および0.2グラムのp−トルエンスル
ホン酸の混合物を250Torrの圧力で、機械的撹拌
装置、温度計、および真空凝縮器を備えた反応容器中で
100℃に加熱した。還流温度を25分間維持し、その
後圧力を1.5時間かけて10Torrに下げて、エス
テル化により形成された水を除去した。生成物はトリエ
チレングリコールモノエステル(全重量の約57%)お
よびチオグリコール酸のトリエチレングリコールジエス
テル(約20%)を含有し、満足できるものであった。
−エトキシエチルチオグリコレートおよびビス−(2−
S−テトラヒドロピラニル)−エトキシエトキシエチル
ジ−チオグリコレートを含有する混合物を、100グラ
ム(0.42当量のSH)のこのようにして調製したチ
オグリコール酸のトリエチレングリコールモノ−および
ジエステルの混合物を0.2グラムのAMBERLYS
T15イオン交換樹脂とともに0℃に冷却し、39.1
8グラム(0.462モル)のDHPを30分かけて滴
下することにより調製した。混合物を0℃に1時間維持
し、次にゆっくり室温(約22℃)に加熱し、この温度
に2時間維持した。生成物の収量は139.2グラムで
あり、SH含量は3.5%であった。
ON)を混合して、本発明の接着性促進安定剤を形成す
る。
2.21グラム(2モル)のジエチレングリコール、お
よび0.24グラムのp−トルエンスルホン酸の混合物
を100℃で200Torrの圧力で、機械的撹拌装
置、温度計、および真空凝縮器を備えた反応容器中で加
熱した。温度を0.5時間維持し、その後圧力を1.9
時間かけて10Torrに下げて、次に70分間維持し
て、エステル化により生じた水を除去した。圧力をさら
に1Torr未満に下げ、温度を11℃に上昇させ、3
時間維持した。チオグリコール酸のジエチレングリコー
ルモノエステルは生成物の85.9重量%であり、ジエ
ステルは生成物の14.1重量%であった。生成物のS
H含量は19.49重量%であり、これは満足できるも
のであった。
た中間体および0.15グラムのAMBERLYST1
5イオン交換樹脂の混合物を0.5℃より低い温度に冷
却し、次に36.52グラム(0.434当量)のDH
Pを約7分間かけて滴下し、3時間後これを室温(約2
2℃)に温めた。
ON)を混合して、本発明の接着性促進安定剤を形成す
る。
酸、154.26グラム(1.0モル)のジチオジグリ
コール、および5.1グラムのp−トルエンスルホン酸
の混合物を窒素雰囲気下、機械的撹拌装置、温度計、お
よび真空凝縮器を備えた反応容器中で2.5時間110
℃に加熱し、エステル化により生じた約32mlの水を
除去した。生成物のSH含量は20.6%であった。チ
オグリコール酸のジチオグリコールジエステルの理論的
SH含量は21.9%である。
た中間体および8.04グラム(0.096当量)のD
HPの混合物を撹拌し、1滴の70%メタンスルホン酸
により発熱反応を起こし、これにより温度が89℃に上
昇し、その後冷却して40℃に下降させた。材料をテト
ラヒドロフランで希釈し、1時間35℃/2mmHgで
ストリップして、SH含量が0.1%未満であり、酸価
が4.2である生成物を得た。
ON)を混合して、本発明の接着性促進安定剤を形成す
る。
酸、50グラム(0.367モル)のペンタエリトリト
ールおよび1.25グラムのp−トルエンスルホン酸の
混合物を約200mmHgの減圧中で100℃に加熱し
て、エステル化により生じた水を除去した。60分後、
ガスクロマトグラフィーは主生成物がチオグリコール酸
のジエステルであることを示し、満足できるものであっ
た。水の除去を15mmHgで完了した。
ルのオキシ−ビス(2−S−テトラヒドロピラニルチオ
グリコレート)(ここに、前記式1のR1はペンタエリ
トリチルであり、yは2である)を得る。
ON)を混合して、本発明の接着性促進安定剤を形成す
る。
はハロゲン化亜鉛の亜鉛イオンと錯体形成して、ハロゲ
ン含有ポリマー用の非接着性促進熱安定剤を形成するこ
とができる。しかしながら、前記安定剤は、本明細書に
おいて権利を主張する本発明の別の態様としての接着性
促進安定剤と混合することができる。
ルムおよび管類は、本発明の安定化組成物から、ポリマ
ーを成形物品に成形するための周知の技術のいずれかに
より形成することができる。
に開示したが、これらの態様の修正および修飾は本明細
書に開示し、権利を主張する本発明の精神および範囲か
ら逸脱することなく実施することができる。
Claims (36)
- 【請求項1】 構造式: 【化1】 [式中、aは1であり、mは0であり、nは0または1
であり;y=1〜4であり;R1はR’C(O)OH
(式中、R’は2または3個の炭素原子を有するアルキ
レンラジカルである)、またはR1は1〜22個の炭素
原子を有するアルキル、ペンタエリトリチル、アルキレ
ン、シクロアルキル、シクロアルキレン、アリール、ア
ルカリール、アルアルキル、アルアルキレン、ヒドロキ
シアルキル、ジヒドロキシアルキル、アルコキシアルキ
ル、アシルオキシアルキル、ヒドロキシ(ポリアルコキ
シ)アルキル、ヒドロキシ(ポリアルコキシ)アシル、
アシルオキシ(ヒドロキシアルキル)、アシルオキシ
(アルコキシアルキル)、アシルオキシ(ポリアルコキ
シ)アルキル、アシルオキシ(ポリアルコキシ)アシ
ル、アルコキシアシル、オキシ[ビス(アルコキシアシ
ル)]、オキシ[ビス(ポリアルコキシアシル)]、ベ
ンゾイルオキシ(ポリアルコキシ)アルキル、ベンゾイ
ルオキシ(ポリアルコキシ)アシル、またはアルキレン
ビス−(アシルオキシアルキル)、チオ−ビス−[アル
コキシアシル]、ジチオ−ビス−[アルコキシアシ
ル]、アルコキシ(ポリアルコキシ)アシル、ヒドロキ
シアルコキシアルキル、アルコキシ(ヒドロキシアルキ
ル)、アルコキシ(ポリアルコキシ)アルキル、メルカ
プトアルキル、メルカプトアルキレン、メルカプトアル
コキシアシル、テトラヒドロピラニルオキシ(ポリアル
コキシ)アシル、テトラヒドロピラニルオキシアルキ
ル、ヒドロキシアリール、またはメルカプトアリールラ
ジカルであり;R2、R3、R4、R5、R6およびR
7は独立して、水素、ヒドロキシル、メルカプト、1〜
22個の炭素原子を有するアルキル、アルキレン、アシ
ル、アリール、ハロアリール、アルカリール、アルアル
キル、ヒドロキシアルキル、アルケニルオキシアルコキ
シ、アルコキシ、アリールオキシ、アルカリールオキ
シ、メルカプトアルキル、ヒドロキシアルキルメルカプ
トアルキル、メルカプトアルキレン、ヒドロキシアリー
ル、アルコキシアリール、アルコキシヒドロキシアリー
ル、アリールカルボニル、またはメルカプトアリールラ
ジカルであり;Xは酸素および硫黄からなる群から選択
されるヘテロ原子であり;R3およびR 5アルキレンラ
ジカルのどちらか一方または両方がR7およびXと一緒
になってヘテロ原子としてXを有する複素環部分を形成
する]を有するブロックされたメルカプタンと、 PV
C樹脂組成物から形成される物品の水性塗料およびイン
キによるぬれ性を向上させるのに有効な量の亜鉛イオノ
マーを唯一の金属含有安定剤として含む、重金属を含ま
ない熱安定性PVC樹脂組成物。 - 【請求項2】 Xが酸素であり、樹脂が軟質ポリ(塩化
ビニル)である請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 R1がアシルオキシアルキルである請求
項2記載の組成物。 - 【請求項4】 R1がアシルオキシエチルである請求項
3記載の組成物。 - 【請求項5】 亜鉛イオノマーが7〜18個の炭素原子
を有するカルボン酸と酸化ポリエチレンの混合塩である
請求項2記載の組成物。 - 【請求項6】 亜鉛塩が7〜18個の炭素原子を有する
カルボン酸と酸化ポリエチレンの混合塩である請求項3
記載の組成物。 - 【請求項7】 アシルオキシ基が12〜18個の炭素原
子を含有する請求項3記載の組成物。 - 【請求項8】 亜鉛イオノマーの量が樹脂100重量部
あたり約0.2〜約2.5重量部である請求項1記載の
組成物。 - 【請求項9】 亜鉛イオノマーが7〜18個の炭素原子
を有するカルボン酸と酸化ポリエチレンの混合塩である
請求項8記載の組成物。 - 【請求項10】 複素環部分がテトラヒドロピラニルで
ある請求項1記載の組成物。 - 【請求項11】 複素環部分がテトラヒドロフラニルで
ある請求項1記載の組成物。 - 【請求項12】 複素環部分がテトラヒドロピラニルで
ある請求項3記載の組成物。 - 【請求項13】 亜鉛イオノマーが少なくとも約750
の分子量を有する酸化ポリエチレンを含む請求項1記載
の組成物。 - 【請求項14】 亜鉛イオノマーが少なくとも約750
の分子量を有する酸化ポリエチレンを含む請求項3記載
の組成物。 - 【請求項15】 R1がアシルオキシエチルであり、ア
シルオキシ部分が12〜18個の炭素原子を含み、亜鉛
イオノマーが7〜18個の炭素原子を有するカルボン
酸、および少なくとも750の分子量を有し、酸価が約
2〜約50である酸化ポリエチレンの混合塩であり、亜
鉛イオノマーの量が約0.5〜約1.5phrであり、
複素環部分がテトラヒドロピラニルである請求項2記載
の組成物。 - 【請求項16】 本質的に約40重量%から約80重量
%の式: 【化2】 [式中、aは1であり、mは0であり、nは0または1
であり;y=1〜4であり;R1はR’C(O)OH
(式中、R’は2または3個の炭素原子を有するアルキ
レンラジカルである)、またはR1はアルキル、ペンタ
エリトリチル、アルキレン、シクロアルキル、シクロア
ルキレン、アリール、アルカリール、アルアルキル、ア
ルアルキレン、ヒドロキシアルキル、ジヒドロキシアル
キル、アルコキシアルキル、アシルオキシアルキル、ヒ
ドロキシ(ポリアルコキシ)アルキル、ヒドロキシ(ポ
リアルコキシ)アシル、アシルオキシ(ヒドロキシアル
キル)、アシルオキシ(アルコキシアルキル)、アシル
オキシ(ポリアルコキシ)アルキル、アシルオキシ(ポ
リアルコキシ)アシル、アルコキシアシル、オキシ[ビ
ス(アルコキシアシル)]、オキシ[ビス(ポリアルコ
キシアシル)]、ベンゾイルオキシ(ポリアルコキシ)
アルキル、ベンゾイルオキシ(ポリアルコキシ)アシ
ル、またはアルキレンビス−(アシルオキシアルキ
ル)、チオ−ビス−[アルコキシアシル]、ジチオ−ビ
ス−[アルコキシアシル]、アルコキシ(ポリアルコキ
シ)アシル、ヒドロキシアルコキシアルキル、アルコキ
シ(ヒドロキシアルキル)、アルコキシ(ポリアルコキ
シ)アルキル、メルカプトアルキル、メルカプトアルキ
レン、メルカプトアルコキシアシル、テトラヒドロピラ
ニルオキシ(ポリアルコキシ)アシル、テトラヒドロピ
ラニルオキシアルキル、ヒドロキシアリール、またはメ
ルカプトアリールラジカルであり、前記アルキル、アル
キレン、アルコキシ、およびアシルラジカルは1〜22
個の炭素原子を有し;R2、R3、R4、R5、R6お
よびR7は独立して、水素、ヒドロキシル、メルカプ
ト、1〜22個の炭素原子を有するアルキル、アルキレ
ン、アシル、アリール、ハロアリール、アルカリール、
アルアルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニルオキシ
アルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルカリー
ルオキシ、メルカプトアルキル、ヒドロキシアルキルメ
ルカプトアルキル、メルカプトアルキレン、ヒドロキシ
アリール、アルコキシアリール、アルコキシヒドロキシ
アリール、アリールカルボニル、またはメルカプトアリ
ールラジカルであり;Xは酸素および硫黄からなる群か
ら選択されるヘテロ原子であり;R3およびR5アルキ
レンラジカルのどちらか一方または両方がR7およびX
と一緒になってヘテロ原子としてXを有する複素環部分
を形成する]を有するブロックされたメルカプタンと亜
鉛イオノマーからなるポリ(塩化ビニル)樹脂用の重金
属非含有安定剤。 - 【請求項17】 R1がアシルオキシエチルであり、ア
シルオキシ部分が12〜18個の炭素原子を含有し、亜
鉛イオノマーが7〜18個の炭素原子を有するカルボン
酸と少なくとも約750の分子量を有する酸化ポリエチ
レンとの混合塩を含み、Xが酸素であり、複素環部分が
テトラヒドロピラニルであるる請求項16記載の安定
剤。 - 【請求項18】 式: 【化3】 [式中、aは1であり、mは0であり、nは0または1
であり;y=1〜4であり;R1はR’C(O)OH
(式中、R’は2または3個の炭素原子を有するアルキ
レンラジカルである)、またはR1は1〜22個の炭素
原子を有するアルキル、ペンタエリトリチル、アルキレ
ン、シクロアルキル、シクロアルキレン、アリール、ア
ルカリール、アルアルキル、アルアルキレン、ヒドロキ
シアルキル、ジヒドロキシアルキル、アルコキシアルキ
ル、アシルオキシアルキル、ヒドロキシ(ポリアルコキ
シ)アルキル、ヒドロキシ(ポリアルコキシ)アシル、
アシルオキシ(ヒドロキシアルキル)、アシルオキシ
(アルコキシアルキル)、アシルオキシ(ポリアルコキ
シ)アルキル、アシルオキシ(ポリアルコキシ)アシ
ル、アルコキシアシル、オキシ[ビス(アルコキシアシ
ル)]、オキシ[ビス(ポリアルコキシアシル)]、ベ
ンゾイルオキシ(ポリアルコキシ)アルキル、ベンゾイ
ルオキシ(ポリアルコキシ)アシル、またはアルキレン
ビス−(アシルオキシアルキル)、チオ−ビス−[アル
コキシアシル]、ジチオ−ビス−[アルコキシアシ
ル]、アルコキシ(ポリアルコキシ)アシル、ヒドロキ
シアルコキシアルキル、アルコキシ(ヒドロキシアルキ
ル)、アルコキシ(ポリアルコキシ)アルキル、メルカ
プトアルキル、メルカプトアルキレン、メルカプトアル
コキシアシル、テトラヒドロピラニルオキシ(ポリアル
コキシ)アシル、テトラヒドロピラニルオキシアルキ
ル、ヒドロキシアリール、またはメルカプトアリールラ
ジカルであり;R2、R3、R4、R5、R6、および
R7は独立して、水素、ヒドロキシル、メルカプト、1
〜22個の炭素原子を有するアルキル、アルキレン、ア
シル、アリール、ハロアリール、アルカリール、アルア
ルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニルオキシアルコ
キシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルカリールオキ
シ、メルカプトアルキル、ヒドロキシアルキルメルカプ
トアルキル、メルカプトアルキレン、ヒドロキシアリー
ル、アルコキシアリール、アルコキシヒドロキシアリー
ル、アリールカルボニル、またはメルカプトアリールラ
ジカルであり;Xは酸素および硫黄からなる群から選択
されるヘテロ原子であり、R3およびR5アルキレンラ
ジカルのどちらか一方または両方がR7およびXと一緒
になってヘテロ原子としてXを有する複素環部分を形成
する]を有する潜在性メルカプタンと塩化ビニル樹脂
を、唯一の金属含有安定剤としての亜鉛イオノマーと混
合し、混合物を初期樹脂分解温度に加熱することからな
るPVC物品の水ぬれ性を向上させる方法。 - 【請求項19】 Xが酸素であり、R1がアシルオキシ
アルキルである請求項18記載の方法。 - 【請求項20】 亜鉛イオノマーが7〜18個の炭素原
子を有するカルボン酸と酸化ポリエチレンの混合塩であ
る請求項18記載の方法。 - 【請求項21】 アシルオキシアルキル基のアシルオキ
シ部分が12〜18個の炭素原子を含有する請求項19
記載の方法。 - 【請求項22】 亜鉛イオノマーの量が樹脂100重量
部あたり約0.2〜約2.5重量部である請求項18記
載の方法。 - 【請求項23】 亜鉛イオノマーが酸化ポリエチレンと
7〜18個の炭素原子を有するカルボン酸の混合塩であ
る請求項22記載の方法。 - 【請求項24】 複素環部分がテトラヒドロピラニルで
ある請求項19記載の方法。 - 【請求項25】 複素環部分がテトラヒドロフラニルで
ある請求項18記載の方法。 - 【請求項26】 亜鉛イオノマーが約750から約21
00の分子量と約2〜約50の酸価を有する酸化ポリエ
チレンの混合塩を含む請求項18記載の方法。 - 【請求項27】 亜鉛イオノマーが約750から約21
00の分子量と約2〜約50の酸価を有する酸化ポリエ
チレンと7〜18個の炭素原子を有するカルボン酸の混
合塩を含む請求項19記載の方法。 - 【請求項28】 R1が、アシルオキシ部分が12〜1
8個の炭素原子を含有するアシルオキシエチルであり、
複素環部分がテトラヒドロピラニルであり、亜鉛イオノ
マーが7〜18個の炭素原子を有するカルボン酸と約2
〜約50の酸価を有する酸化ポリエチレンの混合塩であ
り、亜鉛イオノマーの量が約0.5〜約1.5phrで
ある請求項19記載の方法。 - 【請求項29】 以下の式: 【化4】 (式中、Halはハライドイオンを表す)により示され
るような潜在性メルカプタンと亜鉛塩の錯体からなる一
成分PVC安定剤。 - 【請求項30】 請求項29に記載の安定剤を含むPV
C組成物。 - 【請求項31】 以下の式: 【化5】 [式中、aは0または1であり、mは0または1であ
り、nは0または1であり;y=1〜4であり、y=1
の場合、zは1〜4であり、yが1より大きい場合、z
は1であり;R1はR’C(O)OH(式中、R’は2
または3個の炭素原子を有するアルキレンラジカルであ
る)、またはR1はチオ−[ビス(アルコキシアシ
ル)]、ジチオ−[ビス(アルコキシアシル)]、ペン
タエリトリチル、アルケニルオキシ(ポリアルコキシ)
アルキル、オキシ[ビス(アルコキシアシル)]、オキ
シ[ビス(ポリアルコキシアシル)]、ベンゾイルオキ
シ(ポリアルコキシ)アルキル、またはベンゾイルオキ
シ(ポリアルコキシ)アシルラジカルであり、前記アル
キル、アルキレン、およびアシルラジカルは1〜22個
の炭素原子を有し; R2、R3、R4、R5、R6、
およびR7は独立して、水素、ヒドロキシル、メルカプ
ト、1〜22個の炭素原子を有するアルキル、アルキレ
ニル、アシル、アリール、ハロアリール、アルカリー
ル、アルアルキル、ヒドロキシアルキル、クロロアルコ
キシ、アルキレン、アルケニルオキシアルコキシ、アル
コキシ、アリールオキシ、アルカリールオキシ、メルカ
プトアルキル、ヒドロキシアルキルメルカプトアルキ
ル、メルカプトアルキレニル、ヒドロキシアリール、ア
ルコキシアリール、アルコキシヒドロキシアリール、ア
リールカルボニル、またはメルカプトアリールラジカル
であり;Xはアリール、ハロアリール、アルカリール、
ヒドロキシアリール、ジヒドロキシアリール、アルアル
カリル、アルコキシアリール、アリールシクロアルキ
ル、または酸素および硫黄からなる群から選択されるヘ
テロ原子であり、任意にR3およびR5アルキレニルラ
ジカルのどちらか一方または両方がR7およびXと一緒
になってヘテロ原子としてXを有する複素環部分を形成
する]を有する潜在性メルカプタン。 - 【請求項32】 PVC樹脂および請求項31記載の潜
在性メルカプタンを含む、亜鉛イオノマーを含まない組
成物。 - 【請求項33】 PVC樹脂、請求項31記載の潜在性
メルカプタン、およびPVC樹脂の重量に基づいて約
0.005から0.5%未満までの少なくとも1種の、
金属ベースの熱安定剤およびルイス酸からなる群から選
択される相乗剤を含む、亜鉛イオノマーを含まない組成
物。 - 【請求項34】 構造式: 【化6】 [式中、aは0または1であり、mは0または1であ
り、nは0または1であり;y=1〜4であり、y=1
の場合、zは1〜4であり、yが1より大きい場合、z
は1であり;R1はR’C(O)OH(式中、R’は2
または3個の炭素原子を有するアルキレンラジカルであ
る)、またはR1は1〜22個の炭素原子を有するアル
キル、アルキレン、ペンタエリトリチル、シクロアルキ
ル、シクロアルキレン、アリール、アルカリール、アル
アルキル、アルアルキレン、ヒドロキシアルキル、ジヒ
ドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アシルオキシ
アルキル、ヒドロキシ(ポリアルコキシ)アルキル、ヒ
ドロキシ(ポリアルコキシ)アシル、アシルオキシ(ヒ
ドロキシアルキル)、アシルオキシ(アルコキシアルキ
ル)、アシルオキシ(ポリアルコキシ)アルキル、アシ
ルオキシ(ポリアルコキシ)アシル、アルコキシアシ
ル、オキシ[ビス(アルコキシアシル)]、オキシ[ビ
ス(ポリアルコキシアシル)]、ベンゾイルオキシ(ポ
リアルコキシ)アルキル、ベンゾイルオキシ(ポリアル
コキシ)アシル、またはアルキレンビス−(アシルオキ
シアルキル)、チオ−ビス−[アルコキシアシル]、ジ
チオ−ビス−[アルコキシアシル]、アルコキシ(ポリ
アルコキシ)アシル、ヒドロキシアルコキシアルキル、
アルコキシ(ヒドロキシアルキル)、アルコキシ(アシ
ルオキシアルキル)、アルコキシ(ポリアルコキシ)ア
ルキル、メルカプトアルキル、メルカプトアルキレン、
テトラヒドロピラニルオキシ(ポリアルコキシ)アシ
ル、テトラヒドロピラニルオキシアルキル、ヒドロキシ
アリール、またはメルカプトアリールラジカルであり;
R2、R3、R4、R5、R6、およびR7は独立し
て、水素、ヒドロキシル、メルカプト、1〜22個の炭
素原子を有するアルキル、アルキレン、アシル、アリー
ル、ハロアリール、アルカリール、アルアルキル、ヒド
ロキシアルキル、クロロアルコキシ、アルケニルオキシ
アルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルカリー
ルオキシ、メルカプトアルキル、ヒドロキシアルキルメ
ルカプトアルキル、メルカプトアルキレニル、ヒドロキ
シアリール、アルコキシアリール、アルコキシヒドロキ
シアリール、アリールカルボニル、またはメルカプトア
リールラジカルであり;Xはフェニル、ハロフェニル、
アルキルフェニル、ヒドロキシフェニル、ジヒドロキシ
フェニル、アルコキシフェニル、フェニルシクロヘキシ
ル、または酸素および硫黄からなる群から選択されるヘ
テロ原子であり、R3およびR5アルキレンラジカルの
どちらか一方または両方がR7およびXと一緒になって
ヘテロ原子としてXを有する複素環部分を形成する]を
有するブロックされたメルカプタン;および式: 【化7】 (式中、R*およびR**は独立して、水素、アルキ
ル、ヒドロキシアルキル、またはアルコキシアルキルで
あり、R***は水素、アルキル、フェニルまたはヒド
ロキシフェニルであり、アルキル部分のそれぞれは1〜
4個の炭素原子を有する)のウラシル、および任意に、
唯一の金属含有安定剤としてPVC樹脂から形成される
物品の水性塗料およびインによるぬれ性を向上させるの
に有効な量の亜鉛イオノマーとを含む熱安定性PVC樹
脂組成物。 - 【請求項35】 式: 【化8】 [式中、aは0または1であり、mは0または1であ
り、nは0または1であり;y=1〜4であり、y=1
の場合、zは1〜4であり、yが1より大きい場合、z
は1であり;R1はR’C(O)OH(式中、R’は2
または3個の炭素原子を有するアルキレンラジカルであ
る)、またはR1は1〜22個の炭素原子を有するアル
キル、アルキレン、ペンタエリトリチル、シクロアルキ
ル、シクロアルキレン、アリール、アルカリール、アル
アルキル、アルアルキレン、ヒドロキシアルキル、ジヒ
ドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アシルオキシ
アルキル、ヒドロキシ(ポリアルコキシ)アルキル、ヒ
ドロキシ(ポリアルコキシ)アシル、アシルオキシ(ヒ
ドロキシアルキル)、アシルオキシ(アルコキシアルキ
ル)、アシルオキシ(ポリアルコキシ)アルキル、アシ
ルオキシ(ポリアルコキシ)アシル、アルコキシアシ
ル、オキシ[ビス(アルコキシアシル)]、オキシ[ビ
ス(ポリアルコキシアシル)]、ベンゾイルオキシ(ポ
リアルコキシ)アルキル、ベンゾイルオキシ(ポリアル
コキシ)アシル、またはアルキレンビス−(アシルオキ
シアルキル)、チオ−ビス−[アルコキシアシル]、ジ
チオ−ビス−[アルコキシアシル]、アルコキシ(ポリ
アルコキシ)アシル、ヒドロキシアルコキシアルキル、
アルコキシ(ヒドロキシアルキル)、アルコキシ(アシ
ルオキシアルキル)、アルコキシ(ポリアルコキシ)ア
ルキル、メルカプトアルキル、メルカプトアルキレン、
テトラヒドロピラニルオキシ(ポリアルコキシ)アシ
ル、テトラヒドロピラニルオキシアルキル、ヒドロキシ
アリール、またはメルカプトアリールラジカルであり;
R2、R3、R4、R5、R6、およびR7は独立し
て、水素、ヒドロキシル、メルカプト、1〜22個の炭
素原子を有するアルキル、アルキレン、アシル、アリー
ル、ハロアリール、アルカリール、アルアルキル、ヒド
ロキシアルキル、クロロアルコキシ、アルケニルオキシ
アルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルカリー
ルオキシ、メルカプトアルキル、ヒドロキシアルキルメ
ルカプトアルキル、メルカプトアルキレニル、ヒドロキ
シアリール、アルコキシアリール、アルコキシヒドロキ
シアリール、アリールカルボニル、またはメルカプトア
リールラジカルであり; R2、R3、R4、R5、R
6、およびR7は独立して、水素、ヒドロキシル、メル
カプト、1〜22個の炭素原子を有するアルキル、アル
キレニル、アシル、アリール、ハロアリール、アルカリ
ール、アルアルキル、ヒドロキシアルキル、クロロアル
コキシ、アルケニルオキシアルコキシ、アルコキシ、ア
リールオキシ、アルカリールオキシ、メルカプトアルキ
ル、ヒドロキシアルキルメルカプトアルキル、メルカプ
トアルキレニル、ヒドロキシアリール、アルコキシアリ
ール、アルコキシヒドロキシアリール、アリールカルボ
ニル、またはメルカプトアリールラジカルであり;Xは
フェニル、ハロフェニル、アルキルフェニル、ヒドロキ
シフェニル、ジヒドロキシフェニル、アルコキシフェニ
ル、フェニルシクロヘキシル、または酸素および硫黄か
らなる群から選択されるヘテロ原子であり、R3および
R5アルキレニルラジカルのどちらか一方または両方が
R7およびXと一緒になってヘテロ原子としてXを有す
る複素環部分を形成する]を有するブロックされたメル
カプタン;および式: 【化9】 (式中、R0、R20、R30、およびR40は独立し
て、水素またはC1−C 4アルキルである)により表さ
れるピロロジアジンジオン、および任意に唯一の金属含
有安定剤として、 PVC樹脂から形成される物品の水
性塗料およびインキによるぬれ性を向上させるのに有効
な量の亜鉛イオノマー、を含む熱安定性PVC樹脂組成
物。 - 【請求項36】 ピロロジアジンジオンが式: 【化10】 を有する請求項35に記載の組成物。
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