JP2001019380A - 横行システムを持ったフォークリフト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のフォーク作業が可能な形式でありなが
ら、駆動輪を真横に向くように操舵でき、横行走行時に
は車体の換向を容易に行える横行システムを持ったフォ
ークリフトを提供する。 【解決手段】 車体２に、左右一対の駆動輪３と換向輪
４をそれぞれ回動可能に設けた。駆動輪３は、それぞれ
走行駆動装置２１側の駆動軸２２に連動連結した。走行
駆動装置２１は、車体２側に対して縦軸心２７の周りに
回動自在な旋回部材２４に取り付け、旋回部材２４を回
動させる回動手段３０を設けた。回動手段３０により旋
回部材２４の回動を行ったとき、横向きの両駆動輪３が
前後方向で変位する構成とした。横行走行のとき、ハン
ドル操作などにより両駆動輪３の左右の回転数差をつけ
るだけで車体２に左右への旋回力を作用させて、車長方
向（前後方向）に換向できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、横行走行に切り換
え得る横行システムを持ったフォークリフトに関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来、横行システムを持った車両として
は、大型の運搬車、一部のローダなどに見られ、フォー
クリフトにおいてはリーチ式電気車に存在する。また、
車両の動きに対してマストやフォークが横向きに取り付
けられ、長尺物を扱うサイドフォークリフトはある。し
かし、カウンタータイプのエンジン式フォークリフトに
おいては、通常の作業に加えて、横行することが可能で
サイドフォークと同様の機能を持つものは存在しない。
このようなフォークリフトを成立させるためには、駆動
輪（前車輪など）を真横に向くように操舵しなければな
らない。

【０００３】すなわち、図７で示す従来のフォークリフ
ト１は、その車体２の前部に左右一対の駆動輪３が設け
られるとともに、後部に左右一対の換向輪４が設けら
れ、そして車体２の前部で上方には運転席５が設けられ
る。前記車体２の前端部には上下方向で伸縮自在なマス
ト６が、車幅方向の連結軸７を介して前後方向に回動自
在に取り付けられるとともに、前後回動を行わせるティ
ルトシリンダー８が、車体２とマスト６との間に設けら
れる。

【０００４】前記マスト６は、フォークリフト１側の左
右一対の外枠９と、この外枠９に案内されて昇降自在な
左右一対の内枠１０とからなり、そして外枠９と内枠１
０との間にリフトシリンダー１１が設けられている。ま
た内枠１０側に案内されて昇降自在なリフトブラケット
１２が設けられるとともに、このリフトブラケット１２
に上下一対のフィンガーバを介して、左右一対のフォー
ク１３が設けられている。前記運転席５には、座席１５
やハンドル１６などが配設され、そして上方にはヘッド
ガード１７が配設されている。さらに座席１５の後方で
本体２上にはカウンターウエイト１８が設けられてい
る。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上記した従来のフォー
クリフト１では、左右の駆動輪３が共通の走行駆動装置
により駆動されていることから、これら駆動輪３を真横
に向くように操舵することはできず、以て横行走行は行
えない。そこで本発明の請求項１記載の発明は、通常の
フォーク作業が可能な形式でありながら、駆動輪を真横
に向くように操舵し得、しかも横行走行時には車体の換
向を容易に行え得る横行システムを持ったフォークリフ
トを提供することを目的としたものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項１記載の横行システムを持った
フォークリフトは、車体に、左右一対の駆動輪と換向輪
がそれぞれ回動可能に設けられ、左右一対の駆動輪は、
それぞれ走行駆動装置側の駆動軸に連動連結され、両走
行駆動装置は、車体側に対して縦軸心の周りに回動自在
に設けられた旋回部材に取り付けられるとともに、両旋
回部材を回動させる回動手段が設けられ、回動手段によ
り旋回部材の回動を行わせたとき、横向きとされた両駆
動輪が前後方向で変位するように構成されていることを
特徴としたものである。

【０００７】したがって請求項１の発明によると、通常
走行時には、左右の駆動輪ならびに左右の換向輪は前後
方向に向いている。このような通常走行における直進の
際の旋回は、両駆動輪の回転方向、回転数差をハンドル
ホイールして行える。そして通常走行時から横行走行へ
と切り換えるとき、回動手段を作動させて両旋回部材を
縦軸心の周りに回動させ、駆動輪を車体に対して９０度
状（真横状）に換向させる。ここで駆動輪は、それぞれ
走行駆動装置と一体であることから、その９０度状の換
向は容易にスムーズに行える。

【０００８】このようにして駆動輪を真横状に換向した
のち、走行駆動装置により駆動輪を制御回転させること
で、すなわち左右の駆動輪をその回転方向ならびに回転
数が同じとなるように制御回転させることで、フォーク
リフトを左右で横行走行させ得る。その際に換向輪は、
追従換向または駆動輪と同様に強制的に換向し得る。前
述したように両駆動輪を９０度状に換向して横向きとし
たとき、両駆動輪が前後方向で変位している。したがっ
て横行走行を行っているときに、ハンドル操作などによ
り両駆動輪の左右の回転数差をつけるだけで車体に左右
への旋回力を作用させ得、以て横行走行は車長方向（前
後方向）において換向しながら行えることになる。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
１〜図６に基づいて説明する。なお、実施の形態におい
て、前述した従来例（図７）と同一の構成物またはほぼ
同一の構成物については、同一の符号を付して詳細は省
略する。すなわち図１〜図４において、１はフォークリ
フト、２は車体、３は駆動輪、４は換向輪、５は運転
席、６はマスト、７は連結軸、８はティルトシリンダ
ー、９は外枠、１０は内枠、１１はリフトシリンダー、
１２はリフトブラケット、１３はフォーク、１５は座
席、１６はハンドル、１７はヘッドガード、１８はカウ
ンターウエイトをそれぞれ示す。

【００１０】左右一対の駆動輪３は、それぞれ車体２に
対して９０度状（真横状）に回動可能に設けられてい
る。すなわち左右一対の駆動輪３は、そのリム３Ａがそ
れぞれ油圧モータ（走行駆動装置）２１の回転フランジ
（駆動軸）２２に連結具２３を介して直接に取り付けら
れることで、油圧モータ２１側に連動連結されている。
そして油圧モータ２１のマウントは、Ｔ字状の旋回部材
２４における縦板部分に横向きで取り付けられ、また旋
回部材２４における横板部分は、軸受２５と縦軸２６と
を介して、車体２側に対して縦軸心２７の周りに回動自
在に設けられている。その際に縦軸心２７は、駆動輪３
の幅方向における中央部分である駆動輪接地軸心２８に
対して横方向の変位量Ｌを置いて位置されるように構成
されている。

【００１１】前記旋回部材２４を回動させる回動手段３
０が設けられ、この回動手段３０は、共通の作動装置に
よって両旋回部材２４を同方向に回動させるように構成
されている。すなわち、回動手段３０は旋回用シリンダ
ー（共通の作動装置の一例）３１を有し、この旋回用シ
リンダー３１は、その本体３１ａが車体２側に縦ピン３
２を介して揺動自在に取り付けられるとともに、ピント
ンロッド３１ｂが、片側の旋回部材２４に固定されたリ
ンク３３に縦方向の連結ピン３４を介して相対回動自在
に連結されている。

【００１２】そして左右の縦軸２６から連設されたアー
ム３５間が、リンク体３６と連結ピン３７とを介して相
対回動自在に連結されている。その際に両連結ピン３７
は、縦軸心２７に対して前後方向の同方向に位置されて
おり、以て左右の駆動輪３が前後方向に向いていると
き、両駆動輪３間の車輪軸心に対してリンク体３６が平
行状に位置されている。

【００１３】したがって旋回用シリンダー３１の作動に
よって、リンク３３を介して片側の旋回部材２４を回動
させることで、片側の駆動輪３を縦軸心２７の周りに換
向して真横状に向けさせるとともに、アーム３５やリン
ク体３６などを介して他側の駆動輪３を縦軸心２７の周
りに換向して真横状に向け得る。すなわち回動手段３０
によると、共通の旋回用シリンダー３１の作動によっ
て、左右の駆動輪３が互いに同方向に回動（換向）され
て真横状に向くように構成されている。以上の３１〜３
７などにより回動手段３０の一例が構成される。

【００１４】左右一対の換向輪４はそれぞれ車体２に対
して９０度状（真横状）に回動可能に設けられている。
すなわち左右一対の換向輪４は、そのリム４Ａの部分が
それぞれ旋回部材４０における縦板部分に横方向の車軸
４１などを介して遊転自在に取り付けられ、また旋回部
材４０における横板部分は、軸受４２と縦軸４３とを介
して、車体２側に対して縦軸心４４の周りに回動自在に
設けられている。

【００１５】図２、図６において、前記車体２側にはエ
ンジン４５が設けられるとともに、このエンジン４５に
より駆動される一対の油圧ポンプ４６が設けられてい
る。そして、一個の油圧モータ２１にそれぞれ油圧ポン
プ４６が対応されるように、すなわち、２ポンプ２モー
タタイプの油圧駆動システム（ＨＳＴシステム）になる
ように、対応する油圧ポンプ４６と油圧モータ２１とが
配管（油圧ホースなど）４７を介して連通されている。

【００１６】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。図１の（ａ）、図２や図３の実線、ならび
に図４や図６の（ａ）は、左右一対の駆動輪２ならびに
左右一対の換向輪３が前後方向に向いており、以て通常
走行における直進時を示している。このとき回動手段３
０では、旋回用シリンダー３１が伸展され、この伸展方
向にリンク３３が移動され、リンク体３６が平行状に位
置されることで、左右の駆動輪３を前後方向に向けてい
る。

【００１７】このようなフォークリフト１は、運転席５
の座席１５に座った作業者がハンドル１６を操縦などす
ることで、走行動し得る。すなわち、エンジン４５によ
り駆動されている一対の油圧ポンプ４６からの油圧を、
運転席５における正逆制御により、対応した油圧モータ
２１に配管４７を介して供給することで、駆動輪３を正
逆に駆動させて、フォークリフト１を前後で走行させ得
る。

【００１８】そしてリフト用レバーを操作しリフトシリ
ンダー１１を作動させることで、リフトブラケット１２
などを介してフォーク１３を、マスト６に沿って昇降動
させ得、以て所期のフォーク作業を行える。またティル
ト用レバーを操作しティルトシリンダー８を作動させる
ことで、マスト６を連結軸７の周りで回動（傾倒）させ
得、以てリフトブラケット１２などを介してフォーク１
３の姿勢を変化させ得る。

【００１９】前述したように、フォークリフト１の駆動
形式として、２ポンプ２モータタイプの油圧駆動システ
ムを採用していることで、通常走行における直進の際の
旋回は、両駆動輪３の回転方向、回転数差をハンドルホ
イールして行える。すなわち、たとえば図４や図６の
（ａ）の仮想線に示すように、左側の回転数ｆに対して
右側の回転数Ｆを高くしたとき、その回転数差によって
フォークリフト１は左旋回を行う。その際に左右一対の
換向輪４は、その向きを旋回方向に自動的に変更しなが
ら追従回転を行うことになる。なお右旋回は、右側の回
転数に対して左側の回転数を高くすることで、同様にし
て行える。

【００２０】このような通常走行時から横行走行へと切
り換えるとき、まず、たとえばレバー式の横行モードス
イッチ（図示せず）を操作し、回動手段３０を作動させ
る。すなわち回動手段３０では、レバーを傾けることに
より旋回用シリンダー３１を収縮動させる。これによ
り、リンク３３などを介して片側の旋回部材２４を縦軸
心２７の周りに回動させるとともに、縦軸２６、アーム
３５、リンク体３６などを介して他側の旋回部材２４を
縦軸心２７の周りに回動させる。

【００２１】このときリンク体３６が平行状に位置され
ていることから、図１の（ｂ）、図２や図３の仮想線、
ならびに図４や図６の（ｂ）に示すように、両旋回部材
２４は縦軸心２７の周りに同方向に回動されて、両駆動
輪３を車体２に対して９０度状（真横状）に換向させる
ことになる。ここで駆動輪３は、それぞれ油圧モータ２
１と一体であることから、その９０度状の換向は容易に
スムーズに行える。

【００２２】さらに、縦軸心２７が駆動輪接地軸心２８
に対して横方向の変位量Ｌを置いて位置されていること
から、９０度状（真横状）に換向されて横向きとされた
両駆動輪３は、その変位量Ｌの２倍を横向き時変位量２
Ｌとして、前後方向で変位されることになる。このよう
にして駆動輪３の９０度状の換向を行ったこと、すなわ
ち駆動輪３が真横状に換向したことをセンサーなどで検
出して、インジケータランプを点灯させ、これにより横
行モードが可能になる。したがって、一対の油圧ポンプ
４６からの油圧を、対応した油圧モータ２１に供給する
ことで、駆動輪３を正逆に駆動させて、図４や図６の
（ｂ）に示すようにフォークリフト１を左右で横行走行
させ得る。

【００２３】その際に、直線状の横行走行時において、
左右の前車輪３に対応される油圧モータ２１は、その回
転方向ならびに回転数が同じとなるように制御される。
なお、左右一対の換向輪４は追従換向されて回転され
る。このようにして横行走行を行えることで、たとえば
長尺物の搬送を、フォーク１３を介して容易に行える。
このような横行走行を行っているとき、すなわち、両換
向輪４を車体２に対して９０度状（真横状）に換向させ
た横行モード時を中立として、この状態からのハンドル
１６や換向輪４の切れ角をセンサーなどで検出して、油
圧コントローラに対する入力や出力を変えることで、両
駆動輪３の左右の回転数差をつけて換向を行える。

【００２４】すなわち、図５の（ａ）に示すように右側
への横行走行時において、右側の駆動輪３を大回転数Ｆ
とし左側の駆動輪３を小回転数ｆとしたときには、横向
き時変位量２Ｌがある両駆動輪３の回転数差によって、
車体２に右側への旋回力が作用され、右側への横行走行
は後部側へ換向しながら行えることになる。また、図５
の（ｂ）に示すように右側への横行走行時において、左
側の駆動輪３を大回転数Ｆとし右側の駆動輪３を小回転
数ｆとしたときには、横向き時変位量２Ｌがある両駆動
輪３の回転数差によって、車体２に左側への旋回力が作
用され、右側への横行走行は前部側へ換向しながら行え
ることになる。

【００２５】このように横行走行時において、両駆動輪
３間に横向き時変位量２Ｌが生じていることによって、
ハンドル操作などにより両駆動輪３に左右の回転数差を
つけるだけで車体２に左右への旋回力を作用させて、横
行走行は車長方向（前後方向）において換向しながら行
えるとともに、路面状況や重量バランスからくる直進性
のずれを容易に補正し得る。なお左側への横行走行時に
おいても、同様に制御し得る。

【００２６】上記した実施の形態では、換向輪４として
追従して換向される形式が採用されているが、これは旋
回キャスタ形式を採用してもよく、さらには、左右一対
の換向輪４のうち、一方の換向輪４をハンドルホイール
によるステア形式、他方の換向輪４を旋回キャスタ形式
としてもよい。また駆動輪３と同様にして、少なくとも
一方の換向輪４が、シリンダーなどにより強制的に換向
される形式を採用してもよい。

【００２７】上記した実施の形態では、回動手段３０の
作動装置として旋回用シリンダー３１を使用した形式が
示されているが、これはモータなどによって９０度状の
換向が行われる形式であってもよい。また回動手段３０
として、旋回用シリンダー３１を左右共通の作動装置と
した形式が示されているが、これは左右別々に作動装置
が設けられた形式であってもよい。

【００２８】

【発明の効果】上記した本発明の請求項１によると、通
常走行時から横行走行へと切り換えるとき、回動手段を
作動させて両旋回部材を縦軸心の周りに回動させ、駆動
輪を車体に対して９０度状（真横状）に換向できる。こ
こで駆動輪は、それぞれ走行駆動装置と一体であること
から、その９０度状の換向は容易にスムーズに行うこと
ができる。このようにして駆動輪を真横状に換向したの
ち、走行駆動装置により駆動輪を制御回転させること
で、すなわち左右の駆動輪をその回転方向ならびに回転
数が同じとなるように制御回転させることで、フォーク
リフトを左右で横行走行でき、その際に換向輪は、追従
換向または駆動輪と同様に強制的に換向できる。

【００２９】このように、通常のフォーク作業が可能な
形式でありながら、駆動輪を真横状に向くように操舵し
て横行走行を行うことができる。そして真横状とした両
駆動輪が前後方向で変位していることで、横行走行を行
っているときに、ハンドル操作などにより両駆動輪の左
右の回転数差をつけるだけで車体に左右への旋回力を作
用でき、以て横行走行は車長方向（前後方向）において
容易に換向しながら行うことができるとともに、路面状
況や重量バランスからくる直進性のずれを容易に補正で
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態の一例を示し、横行システ
ムを持ったフォークリフトの駆動輪部分の平面図で、
（ａ）は直進走行時、（ｂ）は横行走行時である。

【図２】同横行システムを持ったフォークリフトの側面
図である。

【図３】同横行システムを持ったフォークリフトの駆動
輪部分の一部切り欠き正面図である。

【図４】同横行システムを持ったフォークリフトの概略
平面図で、（ａ）は直進走行時、（ｂ）は横行走行時で
ある。

【図５】同横行システムを持ったフォークリフトの横行
走行時の概略平面図で、（ａ）は後部側換向時、（ｂ）
は前部側換向時である。

【図６】同横行システムを持ったフォークリフトの概略
平面図で、（ａ）は直進走行時、（ｂ）は横行走行時で
ある。

【図７】従来例を示し、フォークリフトの側面図であ
る。

【符号の説明】

１ フォークリフト ２ 車体 ３ 駆動輪 ４ 換向輪 １１ リフトシリンダー １３ フォーク １６ ハンドル ２１ 油圧モータ（走行駆動装置） ２２ 回転フランジ（駆動軸） ２４ 旋回部材 ２６ 縦軸 ２７ 縦軸心 ２８ 駆動輪接地軸心 ３０ 回動手段 ３１ 旋回用シリンダー（作動装置） ３３ リンク ３５ アーム ３６ リンク体 ４０ 旋回部材 ４１ 車軸 ４３ 縦軸 ４４ 縦軸心 ４５ エンジン ４６ 油圧ポンプ Ｌ 変位量 ２Ｌ 横向き時変位量 ｆ 小回転数 Ｆ 大回転数

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 車体に、左右一対の駆動輪と換向輪がそ
   れぞれ回動可能に設けられ、左右一対の駆動輪は、それ
   ぞれ走行駆動装置側の駆動軸に連動連結され、両走行駆
   動装置は、車体側に対して縦軸心の周りに回動自在に設
   けられた旋回部材に取り付けられるとともに、両旋回部
   材を回動させる回動手段が設けられ、回動手段により旋
   回部材の回動を行わせたとき、横向きとされた両駆動輪
   が前後方向で変位するように構成されていることを特徴
   とする横行システムを持ったフォークリフト。