JP2001018166A - 超音波モータ用ステータの研磨方法 - Google Patents

超音波モータ用ステータの研磨方法

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JP2001018166A JP19076499A JP19076499A JP2001018166A JP 2001018166 A JP2001018166 A JP 2001018166A JP 19076499 A JP19076499 A JP 19076499A JP 19076499 A JP19076499 A JP 19076499A JP 2001018166 A JP2001018166 A JP 2001018166A
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piezoelectric element
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Moritaka Nakazawa
守孝 中澤
Noriyasu Tsutsumi
規安 堤
Mitsutoshi Goto
光年 後藤
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧電素子を接合する接合面の研磨むらを防止す
ることができる超音波モータ用ステータの研磨方法を提
供する。 【解決手段】圧電素子12を接合するための接合面11
aを有するプレステータ20が、研磨装置30の定盤3
2に対して接合面11aが対向するように配置される。
そして、その定盤32が回転して、液体と砥粒とを混合
した研磨液により接合面11aが所定の粗さに研磨され
る。従って、研磨液は液体であるので、接合面11a全
体に一様に行き渡り、接合面11aが均一に研磨され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波モータ用ス
テータの研磨方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波モータのステータには、金属より
なるブロック体に圧電素子を接着剤等により接合したも
のが知られている。この場合、圧電素子とブロック体と
を電気的に導通させる必要があって、従来より接合面を
できるだけ平滑にして圧電素子とブロック体とが確実に
導通状態となるようにしていた。しかし、接合面を平滑
にした場合、接着強度が低下し、ブロック体から圧電素
子が剥離する虞があるため、超音波モータの出力を上げ
ることができなかった。
【0003】又、圧電素子とブロック体との導通を確実
とし、しかも圧電素子の剥離を防止するには、接着時の
圧電素子への加圧力を高くしなければならないが、加圧
力を高くすると、セラミック製である圧電素子が割れて
しまう。
【0004】そこで、本出願人は、先に特開平6−15
3542号公報において、上記不具合を解消した技術を
提案している。即ち、該公報では、ブロック体の圧電素
子(圧電セラミック)を接合する面が、2.0[μm]
以上10.0[μm]以下の所定の粗さとなるように研
磨される。このようにすれば、ブロック体の接合面に存
在する凹凸の凸部が接着剤に食い込むという、所謂くさ
び効果が生じる。
【0005】従って、圧電素子とブロック体とを低い加
圧力で接合させても、上記したくさび効果により容易に
前記接合面の凸部が圧電素子と接触し、圧電素子とブロ
ック体とが確実に導通状態となる。しかも、このときの
加圧力が低くてすむので、圧電素子が割れる心配はな
い。更に、ブロック体の接合面の凹部に接着剤が十分に
まわり込むので、圧電素子とブロック体とが強固に接合
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うにブロック体の接合面を均一に研磨するのは難しい。
そのため、接合面に研磨むらが生じる場合があって、こ
のような研磨むらは接合不良や導通不良を引き起こす要
因となるので、確実に研磨むらをなくすことが望まれて
いた。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、圧電素子を接合する
接合面の研磨むらを防止することができる超音波モータ
用ステータの研磨方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、圧電素子を接合するため
の接合面を有する被接合体を研磨装置の定盤に対して前
記接合面が対向するように配置し、その定盤と前記被接
合体とを相対的に回転させて接合面を研磨材により所定
の粗さに研磨する超音波モータ用ステータの研磨方法で
あって、前記研磨材は、液体と砥粒とを混合した研磨液
よりなる超音波モータ用ステータの研磨方法である。
【0009】請求項2に記載の発明は、圧電素子を接合
するための接合面を有する被接合体を研磨装置の定盤に
対して前記接合面が対向するように配置し、その定盤と
前記被接合体とを相対的に回転させて接合面を研磨材に
より所定の粗さに研磨する超音波モータ用ステータの研
磨方法であって、前記定盤の回転中心軸線よりオフセッ
トした位置に前記被接合体を回転可能に支持し、前記定
盤を回転、又は前記被接合体を回転中心軸線を中心に公
転、若しくは前記定盤を回転させるとともに前記被接合
体を回転中心軸線を中心に公転させるようにした超音波
モータ用ステータの研磨方法である。
【0010】請求項3に記載の発明は、圧電素子を接合
するための接合面を有する被接合体を研磨装置の定盤に
対して前記接合面が対向するように配置し、その定盤と
前記被接合体とを相対的に回転させて接合面を研磨材に
より所定の粗さに研磨する超音波モータ用ステータの研
磨方法であって、前記研磨材は、液体と砥粒とを混合し
た研磨液よりなり、前記定盤の回転中心軸線よりオフセ
ットした位置に前記被接合体を回転可能に支持し、前記
定盤を回転、又は前記被接合体を回転中心軸線を中心に
公転、若しくは前記定盤を回転させるとともに前記被接
合体を回転中心軸線を中心に公転させるようにした超音
波モータ用ステータの研磨方法である。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の超音波モータ用ステータの研磨方
法において、前記被接合体を押圧手段により前記定盤に
押圧するようにした超音波モータ用ステータの研磨方法
である。
【0012】従って、請求項1に記載の発明によれば、
液体と砥粒とを混合した研磨液により接合面が研磨され
る。研磨液は液体であるので、接合面全体に一様に行き
渡り、接合面が均一に研磨される。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、定盤の回
転中心軸線よりオフセットした位置に被接合体が回転可
能に支持され、定盤が回転、又は被接合体が回転中心軸
線を中心に公転、若しくは定盤が回転されるとともに被
接合体が回転中心軸線を中心に公転される。すると、定
盤における内周と外周の回転速度差により、被接合体が
自転する。つまり、被接合体は自転しながら、その接合
面が研磨される。従って、接合面の研磨方向が常に変わ
りながら研磨されるので、その接合面が均一に研磨され
る。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、定盤の回
転中心軸線よりオフセットした位置に被接合体が回転可
能に支持され、定盤が回転、又は被接合体が回転中心軸
線を中心に公転、若しくは定盤が回転されるとともに被
接合体が回転中心軸線を中心に公転される。すると、定
盤における内周と外周の回転速度差により、被接合体が
自転する。つまり、被接合体は自転しながら、定盤上の
液体と砥粒とを混合した研磨液によりその接合面が研磨
される。従って、液体である研磨液は接合面全体に一様
に行き渡るとともに、接合面の研磨方向が常に変わりな
がら研磨されるので、その接合面が均一に研磨される。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、被接合体
が押圧手段により定盤に押圧されるので、接合面が確実
に研磨される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図6に従って説明する。図1は、超音波
モータ1の断面図を示す。超音波モータ1のハウジング
2は基台3とカバー4とから構成される。基台3にはボ
ールベアリング5のアウタレース5aが固着される。ボ
ールベアリング5のインナレース5bは回転軸6に固着
される。前記カバー4にはすべり軸受7が固着される。
そして、回転軸6は、ボールベアリング5とすべり軸受
7によってハウジング2に対して回転可能に支持され
る。
【0017】前記基台3にはステータ8が固定される。
ステータ8は、振動板9、ボスリング10、ベースリン
グ11及び圧電素子12で構成される。振動板9の中央
部には、ボスリング10がロウ付けにより接合される。
ボスリング10は、基台3に対してネジ13により締め
付け固定され、ステータ8を支持している。
【0018】振動板9の外周部には、後述するロータ1
5に振動を伝達する振動伝達部9aが形成される。振動
板9の外周部下面にはベースリング11がロウ付けによ
り接合される。ベースリング11の下面には圧電素子1
2が接着剤により接合される。従って、ベースリング1
1の下面は、圧電素子12を接合する接合面11aとな
る。圧電素子12は、公知の方法で分極処理が施され、
その分極された各箇所には公知の電極(図示しない)が
設けられる。
【0019】前記ステータ8の上面には、前記振動伝達
部9aに当接するライニング材14を備えたロータ15
が配設される。ロータ15は、回転軸6に対して軸方向
移動可能に、かつ相対回転不能に連結される。つまり、
ロータ15と回転軸6は一体に回転する。
【0020】ロータ15の上面は、皿バネ16とプレー
ト17とからなる加圧付勢部材18により加圧される。
即ち、皿バネ16を弾性変形させた状態で、前記プレー
ト17が回転軸6に対して回転不能に、かつサークリッ
プ19によりそれ以上上動不能に連結される。このよう
にして、皿バネ16の弾性力によって、ロータ15は前
記ステータ8に所定の圧接力で圧接される。
【0021】このように構成された超音波モータ1で
は、圧電素子12に高周波駆動電圧が印加されると該圧
電素子12が振動し、圧電素子12の振動がベースリン
グ11を介してステータ8の振動伝達部9aにおいて進
行波振動に変換される。そして、この進行波振動に基づ
いてロータ15が回転し、回転軸6が回転するようにな
っている。
【0022】次に、本実施形態のステータ8を製造する
際のベースリング11と圧電素子12との接合方法につ
いて説明する。図6は、圧電素子12を接合する前のス
テータ(以下、プレステータという)20を示す。即
ち、プレステータ20は前記ステータ8を製造する工程
における中間製造物であって、振動板9と、該振動板9
に接合されたベースリング11及びボスリング10で構
成される。そして、このようなプレステータ20は、ス
テータの製造工程の一つである接合面研磨工程におい
て、図2〜図4に示す研磨装置30によって、ベースリ
ング11の接合面11aが2.0[μm]以上10.0
[μm]以下の所定の粗さに研磨される。
【0023】研磨装置30は、定盤支持躯体31により
回転可能に支持された円形状の定盤32が回転駆動部3
3により図3において時計回り方向(矢印A1方向)に
回転駆動するように構成される。定盤支持躯体31に
は、定盤32の回転中心軸線L1に対してオフセットし
た位置において、該軸線L1と平行な中心軸線L2を持
つ円筒状のプレステータ支持部34が備えられる。
【0024】接合面研磨工程では、先ずプレステータ支
持部34にプレステータ20が挿入される。このとき、
ボスリング10の下面10a及びベースリング11の接
合面11aが定盤32の上面32aと接触するように配
置される。そして、ボスリング10の下面10a及びベ
ースリング11の接合面11aが定盤32の上面32a
に圧接するように、プレステータ20の挿入後に、プレ
ステータ押え35が載置される。尚、プレステータ20
及びプレステータ押え35は、プレステータ支持部34
に対して遊嵌した状態である。
【0025】図5に示すように、定盤32の上面32a
には接合面11aを研磨するための研磨液36が供給さ
れる。この研磨液36は、砥粒と水、若しくは砥粒と防
錆剤の混合液である。尚、本実施形態の砥粒には、炭化
けい素質研削材が用いられている。
【0026】そして、定盤32が回転駆動部33により
矢印A1方向に回転すると、図4に示すように、その定
盤32における内周と外周の回転速度差(外周の回転速
度は内周のそれより速い)により、プレステータ20が
矢印A2方向に自転する。つまり、プレステータ20が
自転しながらボスリング10の下面10a及びベースリ
ング11の接合面11aが定盤32の回転により研磨さ
れる。従って、その下面10a及び接合面11aの研磨
方向が常に変わりながら研磨されるので、その下面10
a及び接合面11aが均一に研磨される。
【0027】しかも、この場合、液体である研磨液36
は接合面11a全体に一様に行き渡るため、更に研磨む
らが防止される。このようにして、ベースリング11の
接合面11aが2.0[μm]以上10.0[μm]以
下の所定の粗さに均一に研磨される。そのため、本実施
の形態では、接合面11aと圧電素子12と接着剤にて
接合するにあたり、その接合面11aと圧電素子12間
の接合不良や導通不良の発生が少なくなる。
【0028】上記したように、本実施の形態では、以下
に示す特徴がある。 (1)定盤32の回転中心軸線L1よりオフセットした
位置にプレステータ20を回転可能に支持した。そのた
め、定盤32が回転すると、その定盤32における内周
と外周の回転速度差により、プレステータ20が自転す
る。又、プレステータ20(ベースリング11)の接合
面11aの研磨に、液体よりなる研磨液を使用した。従
って、プレステータ20は自転しながら、回転する定盤
32上の研磨液36により接合面11aが研磨される。
このとき、液体である研磨液36は接合面11a全体に
一様に行き渡るとともに、接合面11aの研磨方向が常
に変わりながら研磨されるので、その接合面11aを均
一に研磨することができる。
【0029】(2)プレステータ押え35によりプレス
テータ20を定盤32に押圧するようにした。そのた
め、接合面11aが定盤32に圧接するので、接合面1
1aを確実に研磨することができる。
【0030】(3)プレステータ20の上にプレステー
タ押え35を載せるだけであるので、プレステータ20
を定盤32に押圧する手段を容易に構成することができ
る。 (4)研磨装置30は、プレステータ支持部34を固
定、定盤32を回転する構成としたため、研磨装置30
を比較的簡単な構成とすることができる。
【0031】尚、本発明は上記実施形態の他、以下の態
様にて実施してもよい。 ○上記実施の形態の研磨装置30では、定盤32を回転
し、プレステータ支持部34を固定した構成としたが、
定盤32を固定し、プレステータ支持部34を回転中心
軸線L1を中心に公転させる構成であってもよい。又、
定盤32及びプレステータ支持部34をともに回転する
構成としてもよい。
【0032】○上記実施の形態では、定盤32の回転中
心軸線L1よりオフセットした位置にプレステータ20
を回転可能に支持してプレステータ20(ベースリング
11)の接合面11aを研磨する研磨装置30を用いる
とともに、接合面11aの研磨に、液体よりなる研磨液
36を使用したが、このような研磨装置30又は研磨液
36のいずれか一方を用いるだけであってもよい。
【0033】例えば、上記した研磨装置30の定盤32
に砥粒を固定した研磨材を装着し、その研磨材により接
合面11aを研磨するようにしてもよい。又、定盤32
の回転中心軸線L1にプレステータ20の中心軸線を一
致させ、研磨液36により接合面11aを研磨するよう
にしてもよい。このようにしても、接合面11aを均一
に研磨することができる。
【0034】○上記実施の形態では、プレステータ20
を定盤32側に押圧する手段としてプレステータ押え3
5を用いたが、その他の手段を用いてプレステータ20
を定盤32側に押圧するようにしてもよい。又、プレス
テータ20の自重で足りれば、プレステータ押え35を
使用する必要はない。
【0035】上記各実施の形態から把握できる請求項以
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (イ)請求項2〜4のいずれか1項に記載の超音波モー
タ用ステータの研磨方法において、前記定盤(32)を
回転させるようにしたことを特徴とする超音波モータ用
ステータの研磨方法。このようにすれば、研磨装置を比
較的簡単な構成とすることができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
圧電素子を接合する接合面の研磨むらを防止することが
できる超音波モータ用ステータの研磨方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の超音波モータの断面図。
【図2】 研磨装置の概略断面図。
【図3】 研磨装置の斜視図。
【図4】 研磨装置の要部斜視断面図。
【図5】 研磨装置の要部拡大断面図。
【図6】 ステータの構成を示す断面図。
【符号の説明】
11a…接合面、12…圧電素子、20…被接合体とし
てのプレステータ、30…研磨装置、32…定盤、35
…押圧手段としてのプレステータ押え、36…研磨材と
しての研磨液、L1…回転中心軸線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 光年 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 3C058 AA07 AA12 AB04 AC04 BA02 BA07 BA09 CA01 CB01 DA02 5H680 AA00 BB03 BB16 CC07 DD01 DD02 DD15 DD23 DD53 DD66 DD75 DD85 EE03 EE11 FF08 FF14 GG34 GG41

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子(12)を接合するための接合
    面(11a)を有する被接合体(20)を研磨装置(3
    0)の定盤(32)に対して前記接合面(11a)が対
    向するように配置し、その定盤(32)と前記被接合体
    (20)とを相対的に回転させて接合面(11a)を研
    磨材(36)により所定の粗さに研磨する超音波モータ
    用ステータの研磨方法であって、 前記研磨材(36)は、液体と砥粒とを混合した研磨液
    (36)よりなることを特徴とする超音波モータ用ステ
    ータの研磨方法。
  2. 【請求項2】 圧電素子(12)を接合するための接合
    面(11a)を有する被接合体(20)を研磨装置(3
    0)の定盤(32)に対して前記接合面(11a)が対
    向するように配置し、その定盤(32)と前記被接合体
    (20)とを相対的に回転させて接合面(11a)を研
    磨材(36)により所定の粗さに研磨する超音波モータ
    用ステータの研磨方法であって、 前記定盤(32)の回転中心軸線(L1)よりオフセッ
    トした位置に前記被接合体(20)を回転可能に支持
    し、前記定盤(32)を回転、又は前記被接合体(2
    0)を回転中心軸線(L1)を中心に公転、若しくは前
    記定盤(32)を回転させるとともに前記被接合体(2
    0)を回転中心軸線(L1)を中心に公転させるように
    したことを特徴とする超音波モータ用ステータの研磨方
    法。
  3. 【請求項3】 圧電素子(12)を接合するための接合
    面(11a)を有する被接合体(20)を研磨装置(3
    0)の定盤(32)に対して前記接合面(11a)が対
    向するように配置し、その定盤(32)と前記被接合体
    (20)とを相対的に回転させて接合面(11a)を研
    磨材(36)により所定の粗さに研磨する超音波モータ
    用ステータの研磨方法であって、 前記研磨材(36)は、液体と砥粒とを混合した研磨液
    (36)よりなり、 前記定盤(32)の回転中心軸線(L1)よりオフセッ
    トした位置に前記被接合体(20)を回転可能に支持
    し、前記定盤(32)を回転、又は前記被接合体(2
    0)を回転中心軸線(L1)を中心に公転、若しくは前
    記定盤(32)を回転させるとともに前記被接合体(2
    0)を回転中心軸線(L1)を中心に公転させるように
    したことを特徴とする超音波モータ用ステータの研磨方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の超
    音波モータ用ステータの研磨方法において、 前記被接合体(20)を押圧手段(35)により前記定
    盤(32)に押圧するようにしたことを特徴とする超音
    波モータ用ステータの研磨方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354850A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Canon Inc 振動波駆動装置及び振動波駆動装置の製造方法

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