JP2001018064A - プラズマ溶接装置 - Google Patents
プラズマ溶接装置Info
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Abstract
ップの異常を知ることができるプラズマ溶接装置を提供
する。 【解決手段】溶接トーチ1と、パイロットアーク用電源
2と、メインアーク用電源3と、パイロットアーク用電
源3のみを起動するパイロット期間を設けた電源制御器
4と、電源2、3の出力調整を行う出力調整器4と、パ
イロット期間中のパイロットアーク電圧を検出する電圧
検出器6と、この電圧検出器6の出力からパイロットア
ーク電圧の変化量を算出する変化量算出器7と、この変
化量算出器7からの算出結果に基づいてチップ16ある
いは電極15の状態を判定する判定器8と、この判定器
8の結果を表示する表示器9とを備える。
Description
に関するものである。
化、無人化率を上げることで、生産性の向上ならびにコ
ストの削減等を図ってきた。溶接工程の自動化、無人化
を実現するための重要な条件の一つに溶接装置を含む機
器のメンテナンスが挙げられるが、より一層の自動化、
無人化率の向上のためには、メンテナンスの時期を的確
に把握しなければならない。
ットアーク消弧後の加工時でのノズル−電極間電圧の増
減又は変動を検知し、その検知信号に基づきノズル内に
配設した電極の異常検出を行い、切断不良の低減及び装
置無人化を図っていた。
いてA1は利得調整機能が付設された電圧調整器、A2
は利得調整機能が付設されたアイソレーションアンプ、
A3は増幅器、またSWはスイッチである。この例で
は、電極が消耗限界付近に達すると増幅器A3の出力で
ある差電圧Vmが異常予告基準電圧Vx以上となる。こ
の結果比較器C3からラッチ回路を介して検出信号を異
常予告出力回路に出力し、パイロットランプPL及びブ
ザーBを鳴らして監視者に異常予告を知らせる。その後
電極が破損した場合は差電圧Vmが上限基準電圧Vhと
下限基準電圧Vlの範囲を超える。この結果比較器C
l、C2からラッチ回路を介して検出信号を異常出力回
路に出力し、パイロットランプPLの点灯と共にプラズ
マ電源制御回路をオフし、プラズマ切断装置Aを停止さ
せる。
−電極間電圧の上昇によって異常予告を行い、電圧の変
動幅が一定レべル以上あるいは一定レベル以下になれば
異常出力を行うので、同一溶接内にノズル−電極間電圧
が異常予告レべルに達し異常予告出力を行った直後に電
極が破損した場合などは、異常予告自体がまったく意味
をなさないことになってしまう等の問題がある。つまり
従来の技術は電極の異常または使用限界を検出するに留
まっているといえる。
アーク溶接機に適応させようとするとチップ−電極間電
圧の増減又は変動を検知し、電極の異常を検出する方法
は電極の寿命を検出するのに有効な手段である。
定と仮定しているが、異なるチップ径が設定されたり、
あるいはチップ−電極間距離がばらついたり、プラズマ
ガス流量の設定が変わる等トーチ設定条件によって、従
来例の目的とする電極異常以外でもチップ−電極間電圧
が変化してしまい、トーチ設定条件の変化によって異常
検出が不安定になり、電極のメンテナンス時期を誤る可
能性がある。また電極の異常予告が、電極が異常状態に
いたる過程でのどのタイミングで行われるか不確定であ
るため交換の作業効率が高いとはいえない。
定条件等に左右されずに電極およびチップの異常を知る
ことができるプラズマ溶接装置を提供することである。
溶接装置は、電極とチップを設けた溶接トーチと、チッ
プと電極の間に定電流電力を供給するパイロットアーク
用電源と、電極と母材との間に電力を供給するメインア
ーク用電源と、パイロットアーク用電源のみを起動する
パイロット期間を設けた電源制御器と、パイロットアー
ク用電源およびメインアーク用電源の出力調整を行う出
力調整器と、パイロット期間中のパイロットアーク電圧
を検出する電圧検出器と、この電圧検出器の出力からパ
イロットアーク電圧の変化量を算出する変化量算出器
と、この変化量算出器からの算出結果に基づいてチップ
あるいは電極の状態を判定する判定器と、この判定器の
結果を表示する表示器とを備えたものである。
ば、パイロットアーク電圧が極点の移動等で変動し、電
極あるいはチップが消耗するにしたがって、その変動量
が大きくなることに着目し、パイロットアーク電圧の変
化量を逐次算出することで、上記設定条件において電極
の寿命を検出することができる。したがって、トーチ設
定条件等に左右されずに電極およびチップの異常を知る
ことができ、これらのメンテナンス時期を知ることがで
きる。また電極寿命についても、電極およびチップの状
態を逐次算出または予測し作業者並びに監視者に提供す
るので、電極およびチップの交換タイミングを正確に把
握でき、作業効率のより一層の向上を図ることができ
る。
項1において、判定器が、1つ以上の基準値で区切られ
た複数の判定区間を有し、変化量算出器の結果の該当す
る判定区間に従って、判定を行うものである。
ば、請求項1と同様な効果のほか、トーチ設定条件等に
左右されずに電極およびチップのメンテナンス時期を的
確に知ることができる。
とチップを設けた溶接トーチと、チップと電極の間に定
電流電力を供給するパイロットアーク用電源と、電極と
母材との間に電力を供給するメインアーク用電源と、パ
イロットアーク用電源のみを起動するパイロット期間を
設けた電源制御器と、パイロット期間中のパイロットア
ーク電圧を検出する電圧検出器と、この電圧検出器の出
力からパイロットアーク電圧の変化量を算出する変化量
算出器と、1つ以上の基準値で区切られた複数の判定区
間を有し変化量算出器の結果の該当する判定区間に従っ
て判定する判定器と、この判定器の結果を表示する表示
器と、パイロットアーク用電源とメインアーク用電源の
出力調整を行い判定器の結果によりパイロットアーク電
流を調整する出力調整器とを備え、電源制御器はパイロ
ット期間中であっても判定器の結果によりパイロットア
ーク用電源を停止するものである。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
のメンテナンス時期を的確に知ることができ、電源制御
器はパイロット期間中であっても判定器の結果によりパ
イロットアーク用電源を停止することで溶接品質の低下
および装置の破損等を防ぐことができる。また、変動量
による判定を用いることにより電極あいるはチップがあ
る程度消耗した場合、パイロットアークの状態に応じて
パイロットアーク電流を増加させ極点のふらつきを押え
ることでパイロットアークの安定性の向上を図ることが
できる。
とチップを設けた溶接トーチと、チップと電極の間に定
電流電力を供給するパイロットアーク用電源と、電極と
母材との間に電力を供給するメインアーク用電源と、パ
イロットアーク用電源のみを起動するパイロット期間を
設けた電源制御器と、パイロットアーク用電源およびメ
インアーク用電源の出力調整を行う出力調整器と、パイ
ロット期間中のパイロットアーク電圧を検出する電圧検
出器と、パイロット期間中のパイロットアーク電流を検
出する電流検出器と、電圧検出器の出力と電流検出器の
出力とからパイロットアークのアーク長を算出するアー
ク長算出器と、このアーク長算出器からのアーク長の時
間変化を算出するアーク長変化量算出器と、このアーク
長変化量算出器からの算出結果に基づいてチップあるい
は電極の状態を判定する判定器と、この判定器の結果を
表示する表示器とを設けたものである。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
の異常を知ることができる。
項4において、判定器が、1つ以上の基準値で区切られ
た複数の判定区間を有し、アーク長変化量算出器の結果
の該当する判定区間に従って、判定を行うものである。
ば、請求項4と同様、トーチ設定条件等に左右されずに
電極およびチップのメンテナンス時期を的確に知ること
ができる。
とチップを設けた溶接トーチと、チップと電極の間に定
電流電力を供給するパイロットアーク用電源と、前記電
極と母材との間に電力を供給するメインアーク用電源
と、パイロットアーク用電源のみを起動するパイロット
期間を設けた電源制御器と、パイロット期間中のパイロ
ットアーク電圧を検出する電圧検出器と、パイロット期
間中のパイロットアーク電流を検出する電流検出器と、
この電圧検出器および電流検出器の出力からパイロット
アーク長の変化量を算出するアーク長変化量算出器と、
1つ以上の基準値で区切られた複数の判定区間を有し、
アーク長変化量算出器の結果の該当する判定区間に従っ
て判定する判定器と、この判定器の結果を表示する表示
器と、パイロットアーク用電源とメインアーク用電源の
出力調整を行い、判定器の結果によりパイロットアーク
電流を調整する出力調整器とを備え、電源制御器はパイ
ロット期間中であっても判定器の結果によりパイロット
アーク用電源を停止するものである。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
のメンテナンス時期を的確に知ることができ、電源制御
器はパイロット期間中であっても判定器の結果によりパ
イロットアーク用電源を停止することで溶接品質の低下
および装置の破損等を防ぐことができる。また、変動量
による判定を用いることにより電極あいるはチップがあ
る程度消耗した場合、パイロットアークの状態に応じて
パイロットアーク電流を増加させ極点のふらつきを押え
ることでパイロットアークの安定性の向上を図ることが
できる。
とチップを設けた溶接トーチと、チップと電極の間に定
電流電力を供給するパイロットアーク用電源と、電極と
母材との間に電力を供給するメインアーク用電源と、パ
イロットアーク用電源のみを起動するパイロット期間を
設けた電源制御器と、パイロットアーク用電源およびメ
インアーク用電源の出力調整を行う出力調整器と、パイ
ロット期間中のパイロットアーク電圧を検出する電圧検
出器と、この電圧検出器の出力からパイロットアーク電
圧の変化量を算出する変化量算出器と、この変化量算出
器の出力の時間変化を算出する変化量差分算出器と、こ
の変化量差分算出器からの算出結果に基づいてチップあ
るいは電極の状態を判定する判定器と、この判定器の結
果を表示する表示器とを備えたものである。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
の異常を知ることができる。
項7において、判定器が、1つ以上の基準値で区切られ
た複数の判定区間を有し、変化量算出器の結果の該当す
る判定区間に従って、判定を行うものである。
ば、請求項7と同様な効果のほか、トーチ設定条件等に
左右されずに電極およびチップのメンテナンス時期を的
確に知ることができる。
とチップを設けた溶接トーチと、チップと電極の間に定
電流電力を供給するパイロットアーク用電源と、電極と
母材との間に電力を供給するメインアーク用電源と、パ
イロットアーク用電源のみを起動するパイロット期間を
設けた電源制御器と、パイロット期間中のパイロットア
ーク電圧を検出する電圧検出器と、この電圧検出器の出
力からパイロットアーク電圧の変化量を算出する変化量
算出器と、この変化量算出器の出力の時間変化を算出す
る変化量差分算出器と、1つ以上の基準値で区切られた
複数の判定区間を有し、変化量差分算出器の結果の該当
する判定区間に従って判定する判定器と、この判定器の
結果を表示する表示器と、パイロットアーク用電源とメ
インアーク用電源の出力調整を行い、判定器の結果によ
りパイロットアーク電流を調整する出力調整器とを備
え、電源制御器はパイロット期間中であっても判定器の
結果によりパイロットアーク用電源を停止するものであ
る。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
のメンテナンス時期を的確に知ることができ、電源制御
器はパイロット期間中であっても判定器の結果によりパ
イロットアーク用電源を停止することで溶接品質の低下
および装置の破損等を防ぐことができる。また、変動量
による判定を用いることにより電極あいるはチップがあ
る程度消耗した場合、パイロットアークの状態に応じて
パイロットアーク電流を増加させ極点のふらつきを押え
ることでパイロットアークの安定性の向上を図ることが
できる。
極とチップを設けた溶接トーチと、チップと電極の間に
定電流電力を供給するパイロットアーク用電源と、電極
と母材との間に電力を供給するメインアーク用電源と、
パイロットアーク用電源のみを起動するパイロット期間
を設けた電源制御器と、パイロットアーク用電源および
メインアーク用電源の出力調整を行う出力調整器と、パ
イロット期間中のパイロットアーク電圧を検出する電圧
検出器と、この電圧検出器の出力からパイロットアーク
電圧の変化量を算出する変化量算出器と、この変化量算
出器の出力の時間変化を算出する変化量差分算出器と、
この変化量算出器と変化量差分算出器からの算出結果に
基づいてチップあるいは電極の状態を判定する判定器
と、この判定器の結果を表示する表示器とを備えたもの
である。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
の異常を知ることが出来る。
求項10において、判定器が、変化量算出器の結果と変
化量差分算出器の結果を入力とし、変化量算出器の結果
と変化量差分算出器の積算より現在のチップおよび電極
の状態を表す値を出力するものである。
ば、請求項10と同様、トーチ設定条件等に左右されず
に電極およびチップのメンテナンス時期を的確に知るこ
とができる。
求項10において、判定器が、変化量算出器の結果と変
化量差分算出器の結果を入力とし、現在のチップおよび
電極の状態を表す値をファジィ推論するものである。
ば、請求項10と同様、トーチ設定条件等に左右されず
に電極およびチップのメンテナンス時期を的確に知るこ
とができる。
極とチップを設けた溶接トーチと、チップと電極の間に
定電流電力を供給するパイロットアーク用電源と、電極
と母材との間に電力を供給するメインアーク用電源と、
パイロットアーク用電源のみを起動するパイロット期間
を設けた電源制御器と、パイロット期間中のパイロット
アーク電圧を検出する電圧検出器と、この電圧検出器の
出力からパイロットアーク電圧の変化量を算出する変化
量算出器と、この変化量算出器の出力の時間変化を算出
する変化量差分算出器と、パイロットアーク用電源とメ
インアーク用電源の出力調整を行い、判定器の結果によ
りパイロットアーク電流を調整する出力調整器とを備
え、電源制御器はパイロット期間中であっても判定器の
結果によりパイロットアーク用電源を停止するものであ
る。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
のメンテナンス時期を的確に知ることができ、電源制御
器はパイロット期間中であっても判定器の結果によりパ
イロットアーク用電源を停止することで溶接品質の低下
および装置の破損等を防ぐことができる。また、変動量
による判定を用いることにより電極あいるはチップがあ
る程度消耗した場合、パイロットアークの状態に応じて
パイロットアーク電流を増加させ極点のふらつきを押え
ることでパイロットアークの安定性の向上を図ることが
できる。
求項10において、判定器が、変化量算出器の結果と変
化量差分算出器の結果を入力とし、電極およびチップの
交換までの時間を表す値をファジィ推論するものであ
る。
ば、請求項10と同様、トーチ設定条件等に左右されず
に電極およびチップのメンテナンス時期を的確に知るこ
とができる。
の形態を示す。
た発明の第1の実施の形態を示す。本発明の第1の実施
の形態でのプラズマ溶接装置は、電極15とチップ16
を設けた溶接トーチ1とパイロツトアーク用電源2およ
びメインアーク用電源3のON、OFF等の制御を行う
電源制御器4を有しており、パイロットアーク用電源2
によってチップ16と電極15の間に定電流電力を供給
し、パイロットアークを発生させる。パイロットアーク
発生に至らせるプロセスには電極15とチップ16を接
触させる方法や高周波を印加する方法があるがここでは
特に限定するものではない。パイロットアークは本溶接
への移行を容易にするためのもので、本溶接期間以外は
常時点弧するものである。これをパイロット期間と称す
る。その後、溶接を開始する段階になると、メインアー
ク用電源3によって電極15と母材17との間に電力を
供給し、本溶接状態にする。本溶接にアークが移行すれ
ば、パイロットアーク用電源2を停止し、定電流電力の
供給を停止する。溶接が終了すれば、メインアーク用電
源3を停止し、再びパイロットアーク用電源2によって
チップ16と電極15の間に定電流電力を供給し、パイ
ロットアークを発生させる。なお、パイロットアーク電
流値とメインアーク電流値の出力調整は出力調整器5に
よって行われる。
ズマ溶接装置の溶接シーケンスの概要である。上記溶接
シーケンスを繰り返していくと電極15あるいはチップ
16は徐々に消耗していく。この時チップ16−電極1
5間で発生するパイロットアーク電圧は電極15あるい
はチップ16が消耗するに従い上昇し、また変動するよ
うになる。この変動幅は電極15の消耗が進むにつれ大
きくなりやがてはパイロットアークが続かなくなり無負
荷電圧が発生するようになる。
いて、電圧検出器6でパイロット期間のパイロットアー
ク電圧を検出し、変化量算出器7は検出されたパイロッ
トアーク電圧波形の単位時間内の最大値と最小値を取り
入れ式1に代入し変化量を算出する。
xはパイロットアーク電圧最大値、Vminはパイロッ
トアーク電圧最小値である。
が取り決めた定義、例えば電極15およびチップ16の
消耗状態を示す用語等に変換し出力したり、予め判定基
準となる値を記憶しており、変化量算出器7からの算出
結果が判定基準値以上になった単位時間内の合計時間が
ある一定以上になった場合に電極15およびチップ16
の異常状態の出力を行う等の判断手段を有する。判定器
8の結果は表示器9によって表示し、作業者並びに監視
者に電極15あるいはチップ16の状態を知らせる。以
上のような構成により、トーチ設定条件等に左右されず
に電極15およびチップ16の異常を知ることが出来
る。
接シーケンスにパイロット期間を設けており、パイロッ
ト期間中は電極−チップ間にパイロットアーク用に設け
られた電源により電力を供給することでパイロットアー
クを発生させ、溶接期間中は電極−チップ間に溶接用に
設けられた電源により電力を供給し、かつパイロットア
ーク用に設けられた電源による電力の供給を停止させる
ように構成している。
動し、電極あるいはチップが消耗するにしたがって、そ
の変動量が大きくなることに着目し、パイロットアーク
電圧の変化量を逐次算出することで、上記設定条件にお
いて電極の寿命を検出することができる。但し、従来の
技術での変動の検出とは電極が破損した場合のみ、パイ
ロットアーク電圧の変動幅を検出するものであり、本発
明の変動量は、電極のまたはチップの消耗過程において
の極点の移動等で発生するパイロットアーク電圧の変動
値を示しているので、2者が全く別のコンセプトから成
り立っていることは明らかである。
た発明の第2の実施の形態の判定器8について示す。構
成は図1と同様である。また、溶接トーチ1、パイロッ
トアーク用電源2,メインアーク用電源3、電源制御器
4、出力調整器5,電圧検出器6、変化量算出器7は第
1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。ま
た、通常の溶接シーケンスに関しても基本的に第1の実
施の形態と同様であるため説明を省略する。パイロット
期間中、判定器8は、予め複数の判定基準値20〜22
を記憶し、それらの判定基準値20〜22で区切られた
複数の判定区間を有し、これらを比較手段23〜25で
比較しており、変化量算出器7からの算出結果が該当す
る判定区間内であれば、その判定区間が表す電極15お
よびチップ16の状態を出力する。判定器8の結果は表
示器9によって表示し、作業者並びに監視者に電極15
あるいはチップ16の状態を知らせる。
等に左右されずに電極およびチップのメンテナンス時期
を的確に知ることができる。
た発明の第3の実施の形態を示す。図3の溶接トーチ
1、パイロットアーク用電源2,メインアーク用電源
3、電源制御器4、電圧検出器6、変化量算出器7は図
1と、判定器8は図2と同様であるため説明を省略す
る。また、通常の溶接シーケンスに関しても基本的に第
1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。パイ
ロット期間中、判定器8の出力結果が、電極15および
チップ16の破損が近いことを表す場合は、電源制御器
4によってパイロットアーク用電源2からの電力供給を
停止させる。また、出力調整器5は、判定器8の出力結
果が、パイロットアークの不安定を表す場合は、出力調
整器5によって、パイロットアークの状態に応じてパイ
ロットアーク電流を増加させ、極点のふらつきを押さえ
ることで、パイロットアークの安定を図る。判定器8の
結果は表示器9によって表示し、作業者並びに監視者に
電極15あるいはチップ16の状態を知らせる。
等に左右されずに電極15およびチップ16のメンテナ
ンス時期を的確に知ることができると同時に電力供給を
停止することで溶接品質の低下および装置の破損等を防
ぐことができる。また、パイロットアーク電流をチップ
16及び電極15の状態に応じて増加させることによ
り、パイロットアークの安定性の向上を図ることができ
る。
た発明の第4の実施の形態を示す。図4の溶接トーチ
1、パイロットアーク用電源2,メインアーク用電源
3、電源制御器4、出力調整器5は図1と同様であるた
め説明を省略する。また、通常の溶接シーケンスに関し
ても基本的に第1の実施の形態と同様であるため説明を
省略する。電圧検出器6でパイロット期間のパイロット
アーク電圧を検出し、電流検出器10でシャント27を
介してパイロットアーク電流を検出し、アーク長算出器
11は電圧検出器6が検出し出力したパイロットアーク
電圧と電流検出器10が検出し出力したパイロットアー
ク電流を式2に代入しアーク長を算出する。
ットアーク電流、a〜dは定数である。
出器11の算出したアーク長の時間的変化を算出する。
判定器8は変動量を作業者並びに監視者等が取り決めた
定義、例えば電極およびチップの消耗状態を示す用語等
に変換し出力したり、予め判定基準となる値を記憶して
おり、アーク長変化量算出器12からの算出結果が判定
基準値以上になった単位時間内の合計時間がある一定以
上になった場合に電極15およびチップ16の異常状態
の出力を行う等の判断手段を有する。判定器8の結果は
表示器9によって表示し、作業者並びに監視者に電極あ
るいはチップの状態を知らせる。
等に左右されずに電極15およびチップ16の異常を知
ることが出来る。
た発明の第5の実施の形態の判定器8について示す。構
成は図4と同様である。また、溶接トーチ1、パイロッ
トアーク用電源2,メインアーク用電源3、電源制御器
4、出力調整器5、電圧検出器6は第1の実施の形態
と、またシャント27、電流検出器10、アーク長算出
器11、アーク長変化量算出器12は第4の実施の形態
と同様であるため説明を省略する。また、通常の溶接シ
ーケンスに関しても基本的に第1の実施の形態と同様で
あるため説明を省略する。パイロット期間中、判定器8
は、予め複数の基準値30〜32を記憶し、それらの基
準値で区切られた複数の判定区間を有しており、アーク
長変化量算出器12からの算出結果を比較手段33〜3
5で基準値30〜32と比較し、算出結果が該当する判
定区間内であれば、その判定区間が表す電極15および
チップ16の状態を出力する。判定器8の結果は表示器
9によって表示し、作業者並びに監視者に電極あるいは
チップの状態を知らせる。
等に左右されずに電極15およびチップ16のメンテナ
ンス時期を的確に知ることができる。
た発明の第6の実施の形態を示す。図6の溶接トーチ
1、パイロットアーク用電源2,メインアーク用電源
3、電源制御器4、出力調整器5、電圧検出器6は図1
と、シャント27、電流検出器10、アーク長算出器1
1、アーク長変化量算出器12は図4と、また判定器8
は図5と同様であるため説明を省略する。また、通常の
溶接シーケンスに関しても基本的に第1の実施の形態と
同様であるため説明を省略する。第6の実施の形態で
は、パイロット期間中、判定器8の出力結果が、電極1
5およびチップ16の破損が近いことを表す場合は、電
源制御器4によってパイロットアーク用電源2からの電
力供給を停止させる。また、出力調整器5は、判定器8
の出力結果が、パイロットアークの不安定を表す場合
は、出力調整器5によって、パイロットアークの状態に
応じてパイロットアーク電流を増加させ、極点のふらつ
きを押さえることで、パイロットアークの安定を図る。
判定器8の結果は表示器9によって表示し、作業者並び
に監視者に電極15あるいはチップ16の状態を知らせ
る。
等に左右されずに電極およびチップのメンテナンス時期
を的確に知ることができると同時に電力供給を停止する
ことで溶接品質の低下および装置の破損等を防ぐことが
できる。また、パイロットアーク電流をチップ16及び
電極15の状態に応じて増加させることにより、パイロ
ットアークの安定性の向上を図ることができる。
た発明の第7の実施の形態を示す。図7の溶接トーチ
1、パイロットアーク用電源2,メインアーク用電源
3、電源制御器4、出力調整器5、電圧検出器6、変化
量算出器7は図1と同様であるため説明を省略する。ま
た、通常の溶接シーケンスに関しても基本的に第1の実
施の形態と同様であるため説明を省略する。パイロット
期間中、変化量差分算出器13は、変化量算出器7が算
出した前回の変化量と今回の変化量との差分の絶対値を
式3より算出する。
した変化量、Fv2は今回算出した変化量である。
が取り決めた定義、例えば電極15およびチップ16の
消耗状態を示す用語等に変換し出力したり、予め判定基
準となる値を記憶しており、変化量差分算出器13から
の算出結果が判定基準値以上になった単位時間内の合計
時間がある一定以上になった場合に電極15およびチッ
プ16の異常状態の出力を行う等の判断手段を有する。
判定器8の結果は表示器9によって表示し、作業者並び
に監視者に電極15あるいはチップ16の状態を知らせ
る。
等に左右されずに電極およびチップの異常を知ることが
出来る。
た発明の第8の実施の形態の判定器8について示す。構
成は図7と同様である。また、溶接トーチ1、パイロッ
トアーク用電源2,メインアーク用電源3、電源制御器
4、出力調整器5、電圧検出器6は第1の実施の形態と
同様であるため説明を省略する。また、通常の溶接シー
ケンスに関しても基本的に第1の実施の形態と同様であ
るため説明を省略する。パイロット期間中、判定器8
は、予め複数の基準値40〜42を記憶し、それらの基
準値40〜42で区切られた複数の判定区間を有してお
り、変化量差分算出器13からの算出結果を比較手段4
3〜45で基準値40〜42と比較して算出結果が該当
する判定区間内であれば、その判定区間が表す電極15
およびチップ16の状態を出力する。判定器8の結果は
表示器9によって表示し、作業者並びに監視者に電極1
5あるいはチップ16の状態を知らせる。
等に左右されずに電極15およびチップ16のメンテナ
ンス時期を的確に知ることができる。
た発明の第9の実施の形態を示す。図9の溶接トーチ
1、パイロットアーク用電源2,メインアーク用電源
3、電源制御器4、出力調整器5、電圧検出器6は図1
と、変化量差分算出器13は図7と、また判定器8は図
8と同様であるため説明を省略する。また、通常の溶接
シーケンスに関しても基本的に第1の実施の形態と同様
であるため説明を省略する。パイロット期間中、判定器
8は、予め複数の基準値40〜42を記憶し、それらの
基準値40〜42で区切られた複数の判定区間を有して
おり、変化量差分算出器13からの算出結果を比較手段
43〜45で基準値40〜42と比較して算出結果が該
当する判定区間内であれば、その判定区間を表す電極1
5およびチップ16の状態を出力する。判定器8の出力
結果が、電極15およびチップ16の破損が近いことを
表す場合は、電源制御器4によってパイロットアーク用
電源2からの電力供給を停止させる。また、出力調整器
5は、判定器8の出力結果が、パイロットアークの不安
定を表す場合は、出力調整器5によって、パイロットア
ークの状態に応じてパイロットアーク電流を増加させ、
極点のふらつきを押さえることで、パイロットアークの
安定を図る。判定器8の結果は表示器9によって表示
し、作業者並びに監視者に電極15あるいはチップ16
の状態を知らせる。
等に左右されずに電極15およびチップ16のメンテナ
ンス時期を的確に知ることができると同時に電力供給を
停止することで溶接品質の低下および装置の破損等を防
ぐことができる。また、パイロットアーク電流をチップ
16及び電極15の状態に応じて増加させることによ
り、パイロットアークの安定性の向上を図ることができ
る。
記載した発明の第10の実施の形態を示す。図10の溶
接トーチ1、パイロットアーク用電源2,メインアーク
用電源3、電源制御器4、出力調整器5、電圧検出器
6、変化量算出器7は図1と、また変化量差分算出器1
3は図7と同様であるため説明を省略する。また、通常
の溶接シーケンスに関しても基本的に第1の実施の形態
と同様であるため説明を省略する。パイロット期間中、
判定器8は予め変化量算出器7の結果について判定を行
うための判定の基準となる値である変化量判定基準値と
変化量差分算出器13の結果について判定を行うための
基準となる値である変化量差分判定基準値とを記憶して
おり、変化量算出器7からの算出結果と変化量差分算出
器13からの算出結果を複合して判定する。例えば、交
換前の電極15およびチップ16での変化量算出器7の
算出結果Fvaと交換後の電極15およびチップ16で
の変化量算出器7の算出結果Fvbが同一でも、Fva
およびFvbを算出した時点での変化量差分算出器13
の算出結果が異なる場合、電極の状態は同一ではないこ
となどから判定を行う。それを示す例を下記(判定結果
差異の例1)に示す。これはある時点の変化量が同一で
も変化量の差分が大きい方がメンテナンス時期が近いこ
とを示している。例として交換前の電極15およびチッ
プ16と交換後の電極15およびチップ16について述
べたが、同一の電極15およびチップ16でも同様の判
定を行う。
プ16の変化量算出器7の算出結果をFvcと置き、判
定基準をFvrefとし、Fvcが算出された時点での
変化量差分算出器13の算出結果をFvsub cとす
ると、FvrefからFvcの差をFvsub cで割
ると電極15およびチップ16のパイロットアーク電圧
の変化量がFvrefに達するまでの時間が求められ
る。この時間を用いて判定を行う。それを示す例を下記
(判定結果差異の例2)に示す。判定器8の結果は表示
器9によって表示し、作業者並びに監視者に電極あるい
はチップの状態を知らせる。以上のような構成により、
トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップのメ
ンテナンス時期を的確に知ることができる。
方が同一変化量の場合メンテナンス時期が近い状態 Fva:交換前電極およびチップでの変化量算出器7の
算出結果 Fvb:交換後電極およびチップでの変化量算出器7の
算出結果 Fvsub a:交換前電極およびチップでの変化量差
分算出器13の算出結果 Fvsub b:交換後電極およびチップでの変化量差
分算出器13の算出結果 (判定結果差異の例2)FvrefとFvcの差をFv
sub cで割った時の時間をtlと置き、仮にFvs
ub c−1で割った時の時間をt2と置く。
ればtl<t2となり、パイロットアーク電圧の変化量
がFvrefに達する時間つまり電極15およびチップ
16が寿命を迎える時間が異なる。これは電極15およ
びチップ16の状態が異なることを意味する。
プ16での変化量算出器7の算出結果 Fvref:判定基準値 Fvsub c:Fvcが算出された時点での電極15
およびチップ16での変化量差分算出器13の算出結果 Fvsub c−1:Fvsub cを置き換えたもの (実施の形態11)図11は請求項11に記載した発明
の第11の実施の形態の判定器8について示す。構成は
図10と同様である。溶接トーチ1、パイロットアーク
用電源2,メインアーク用電源3、電源制御器4、出力
調整器5、電圧検出器6、変化量算出器7は図1と、ま
た変化量差分算出器13は図7と同様であるため説明を
省略する。また、通常の溶接シーケンスに関しても基本
的に第1の実施の形態と同様であるため説明を省略す
る。パイロット期間中、判定器8は、変化量算出器7か
らの算出結果と変化量差分算出器13の算出結果とを積
算手段50により積算し、その積算結果を積算結果の判
定手段51で判定し、積算結果から電極15およびチッ
プ16の状態を出力する。変化量差分算出器13の算出
結果を変化量算出器7の算出結果の重み付けの値と考え
ると、この2つのパラメータを積算することで、電極お
よびチップの状態を表すことができる。また、積算する
ことによって、請求項10(第10の実施の形態)のよ
うに別々に行っていた2つのパラメータの判定を一元的
に行えるようになる。判定器8の結果は表示器9によっ
て表示し、作業者並びに監視者に電極15あるいはチッ
プ16の状態を知らせる。以上のような構成により、ト
ーチ設定条件等に左右されずに電極15およびチップ1
6のメンテナンス時期を的確に知ることができる。
記載した発明の第12の実施の形態の判定器8について
示す。構成は図10と同様である。溶接トーチ1、パイ
ロットアーク用電源2,メインアーク用電源3、電源制
御器4、出力調整器5、電圧検出器6、変化量算出器7
は図1と、また変化量差分算出器13は図7と同様であ
るため説明を省略する。また、通常の溶接シーケンスに
関しても基本的に第1の実施の形態と同様であるため説
明を省略する。パイロット期間中、判定器8は、変化量
算出器7の算出結果と変化量差分算出器13の算出結果
とから、ファジィ推論の手段によって電極15およびチ
ップ16の状態を出力する。ファジィ推論は電極15お
よびチップ16の状態をメンバーシップ関数として、変
化量算出器7の算出結果と変化量差分算出器13の算出
結果よりメンバーシップ値、つまり現在の電極15およ
びチップ16の状態を求める。なお、メンバーシップ関
数は予め用意するものとする。
し、作業者並びに監視者に電極15あるいはチップ16
の状態を知らせる。
等に左右されずに電極15およびチップ16のメンテナ
ンス時期を的確に知ることができる。
記載した発明の第13の実施の形態を示す。図13の溶
接トーチ1、パイロットアーク用電源2,メインアーク
用電源3、電源制御器4、出力調整器5、電圧検出器
6、変化量算出器7は図1と、また変化量差分算出器1
3は図7と同様であるため説明を省略する。また、通常
の溶接シーケンスに関しても基本的に第1の実施の形態
と同様であるため説明を省略する。パイロット期間中、
判定器8は、予め複数の基準値を記憶し、それらの基準
値で区切られた複数の判定区間を有しており、変化量算
出器7の算出結果と変化量差分算出器13の算出結果か
ら導き出された値、例えば図11または図12で判定器
8に入力する値が該当する判定区間内であれば、その判
定区間を表す電極15およびチップ16の状態を出力す
る。判定器8の出力結果が、電極およびチップの破損が
近いことを表す場合は、電源制御器4によってパイロッ
トアーク用電源2からの電力供給を停止させる。また、
出力調整器5は、判定器8の出力結果が、パイロットア
ークの不安定を表す場合は、出力調整器5によって、パ
イロットアークの状態に応じてパイロットアーク電流を
増加させ、極点のふらつきを押さえることで、パイロッ
トアークの安定を図る。判定器8の結果は表示器9によ
って表示し、作業者並びに監視者に電極あるいはチップ
の状態を知らせる。
等に左右されずに電極15およびチップ16のメンテナ
ンス時期を的確に知ることができると同時に電力供給を
停止することで溶接品質の低下および装置の破損等を防
ぐことができる。また、パイロットアーク電流をチップ
16及び電極15の状態に応じて増加させることによ
り、パイロットアークの安定性の向上を図ることができ
る。
記載した発明の第14の実施の形態の判定器8について
示す。構成は図10と同様であり、溶接トーチ1、パイ
ロットアーク用電源2,メインアーク用電源3、電源制
御器4、出力調整器5、電圧検出器6、変化量算出器7
は図1と、また変化量差分算出器13は図7と同様であ
るため説明を省略する。また、通常の溶接シーケンスに
関しても基本的に第1の実施の形態と同様であるため説
明を省略する。パイロット期間中、判定器8は、変化量
算出器7の算出結果と変化量差分算出器13の算出結果
とから、ファジィ推論によって電極15およびチップ1
6の交換までの時間を出力する。時間の推論は電極15
およびチップ16の交換までの時間をメンバーシップ関
数として、変化量算出器7の算出結果と変化量差分算出
器13の算出結果とからメンバーシップ値、つまり現在
の電極15およびチップ16の交換までの時間を求め
る。なお、メンバーシップ関数は予め用意するものとす
る。
し、作業者並びに監視者に電極あるいはチップの交換ま
での時間を知らせる。
等に左右されずに電極およびチップの交換までの時間を
的確に知ることができる。
ば、パイロットアーク電圧が極点の移動等で変動し、電
極あるいはチップが消耗するにしたがって、その変動量
が大きくなることに着目し、パイロットアーク電圧の変
化量を逐次算出することで、上記設定条件において電極
の寿命を検出することができる。したがって、トーチ設
定条件等に左右されずに電極およびチップの異常を知る
ことができ、これらのメンテナンス時期を知ることがで
きる。また電極寿命についても、電極およびチップの状
態を逐次算出または予測し作業者並びに監視者に提供す
るので、電極およびチップの交換タイミングを正確に把
握でき、作業効率のより一層の向上を図ることができ
る。
ば、請求項1と同様な効果のほか、トーチ設定条件等に
左右されずに電極およびチップのメンテナンス時期を的
確に知ることができる。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
のメンテナンス時期を的確に知ることができ、電源制御
器はパイロット期間中であっても判定器の結果によりパ
イロットアーク用電源を停止することで溶接品質の低下
および装置の破損等を防ぐことができる。また、変動量
による判定を用いることにより電極あいるはチップがあ
る程度消耗した場合、パイロットアークの状態に応じて
パイロットアーク電流を増加させ極点のふらつきを押え
ることでパイロットアークの安定性の向上を図ることが
できる。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
の異常を知ることができる。
ば、請求項4と同様、トーチ設定条件等に左右されずに
電極およびチップのメンテナンス時期を的確に知ること
ができる。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
のメンテナンス時期を的確に知ることができ、電源制御
器はパイロット期間中であっても判定器の結果によりパ
イロットアーク用電源を停止することで溶接品質の低下
および装置の破損等を防ぐことができる。また、変動量
による判定を用いることにより電極あいるはチップがあ
る程度消耗した場合、パイロットアークの状態に応じて
パイロットアーク電流を増加させ極点のふらつきを押え
ることでパイロットアークの安定性の向上を図ることが
できる。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
の異常を知ることができる。
ば、請求項7と同様な効果のほか、トーチ設定条件等に
左右されずに電極およびチップのメンテナンス時期を的
確に知ることができる。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
のメンテナンス時期を的確に知ることができ、電源制御
器はパイロット期間中であっても判定器の結果によりパ
イロットアーク用電源を停止することで溶接品質の低下
および装置の破損等を防ぐことができる。また、変動量
による判定を用いることにより電極あいるはチップがあ
る程度消耗した場合、パイロットアークの状態に応じて
パイロットアーク電流を増加させ極点のふらつきを押え
ることでパイロットアークの安定性の向上を図ることが
できる。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
の異常を知ることが出来る。
ば、請求項10と同様、トーチ設定条件等に左右されず
に電極およびチップのメンテナンス時期を的確に知るこ
とができる。
ば、請求項10と同様、トーチ設定条件等に左右されず
に電極およびチップのメンテナンス時期を的確に知るこ
とができる。
ば、トーチ設定条件等に左右されずに電極およびチップ
のメンテナンス時期を的確に知ることができ、電源制御
器はパイロット期間中であっても判定器の結果によりパ
イロットアーク用電源を停止することで溶接品質の低下
および装置の破損等を防ぐことができる。また、変動量
による判定を用いることにより電極あいるはチップがあ
る程度消耗した場合、パイロットアークの状態に応じて
パイロットアーク電流を増加させ極点のふらつきを押え
ることでパイロットアークの安定性の向上を図ることが
できる。
ば、請求項10と同様、トーチ設定条件等に左右されず
に電極およびチップのメンテナンス時期を的確に知るこ
とができる。
装置の構成図である。
装置の部分構成図である。
装置の構成図である。
装置の構成図である。
装置の部分構成図である。
装置の構成図である。
装置の構成図である。
装置の部分構成図である。
装置の構成図である。
溶接装置の構成図である。
溶接装置の部分構成図である。
溶接装置の部分構成図である
溶接装置の構成図である。
溶接装置の部分構成図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 電極とチップを設けた溶接トーチと、前
記チップと前記電極の間に定電流電力を供給するパイロ
ットアーク用電源と、前記電極と母材との間に電力を供
給するメインアーク用電源と、前記パイロットアーク用
電源のみを起動するパイロット期間を設けた電源制御器
と、前記パイロットアーク用電源および前記メインアー
ク用電源の出力調整を行う出力調整器と、前記パイロッ
ト期間中のパイロットアーク電圧を検出する電圧検出器
と、この電圧検出器の出力から前記パイロットアーク電
圧の変化量を算出する変化量算出器と、この変化量算出
器からの算出結果に基づいて前記チップあるいは前記電
極の状態を判定する判定器と、この判定器の結果を表示
する表示器とを備えたプラズマ溶接装置。 - 【請求項2】 判定器は、1つ以上の基準値で区切られ
た複数の判定区間を有し、変化量算出器の結果の該当す
る判定区間に従って、判定を行う請求項1記載のプラズ
マ溶接装置。 - 【請求項3】 電極とチップを設けた溶接トーチと、前
記チップと前記電極の間に定電流電力を供給するパイロ
ットアーク用電源と、前記電極と母材との間に電力を供
給するメインアーク用電源と、前記パイロットアーク用
電源のみを起動するパイロット期間を設けた電源制御器
と、前記パイロット期間中のパイロットアーク電圧を検
出する電圧検出器と、この電圧検出器の出力から前記パ
イロットアーク電圧の変化量を算出する変化量算出器
と、1つ以上の基準値で区切られた複数の判定区間を有
し前記変化量算出器の結果の該当する判定区間に従って
判定する判定器と、この判定器の結果を表示する表示器
と、前記パイロットアーク用電源と前記メインアーク用
電源の出力調整を行い前記判定器の結果によりパイロッ
トアーク電流を調整する出力調整器とを備え、前記電源
制御器は前記パイロット期間中であっても前記判定器の
結果により前記パイロットアーク用電源を停止するプラ
ズマ溶接装置。 - 【請求項4】 電極とチップを設けた溶接トーチと、前
記チップと前記電極の間に定電流電力を供給するパイロ
ットアーク用電源と、前記電極と母材との間に電力を供
給するメインアーク用電源と、前記パイロットアーク用
電源のみを起動するパイロット期間を設けた電源制御器
と、前記パイロットアーク用電源および前記メインアー
ク用電源の出力調整を行う出力調整器と、前記パイロッ
ト期間中のパイロットアーク電圧を検出する電圧検出器
と、前記パイロット期間中のパイロットアーク電流を検
出する電流検出器と、前記電圧検出器の出力と前記電流
検出器の出力とからパイロットアークのアーク長を算出
するアーク長算出器と、このアーク長算出器からのアー
ク長の時間変化を算出するアーク長変化量算出器と、こ
のアーク長変化量算出器からの算出結果に基づいて前記
チップあるいは前記電極の状態を判定する判定器と、こ
の判定器の結果を表示する表示器とを設けたプラズマ溶
接装置。 - 【請求項5】 判定器は、1つ以上の基準値で区切られ
た複数の判定区間を有し、アーク長変化量算出器の結果
の該当する判定区間に従って、判定を行う請求項4記載
のプラズマ溶接装置。 - 【請求項6】 電極とチップを設けた溶接トーチと、前
記チップと前記電極の間に定電流電力を供給するパイロ
ットアーク用電源と、前記電極と母材との間に電力を供
給するメインアーク用電源と、パイロットアーク用電源
のみを起動するパイロット期間を設けた電源制御器と、
前記パイロット期間中のパイロットアーク電圧を検出す
る電圧検出器と、前記パイロット期間中の前記パイロッ
トアーク電流を検出する電流検出器と、この電圧検出器
および前記電流検出器の出力から前記パイロットアーク
長の変化量を算出するアーク長変化量算出器と、1つ以
上の基準値で区切られた複数の判定区間を有し、前記ア
ーク長変化量算出器の結果の該当する判定区間に従って
判定する判定器と、この判定器の結果を表示する表示器
と、前記パイロットアーク用電源と前記メインアーク用
電源の出力調整を行い、前記判定器の結果によりパイロ
ットアーク電流を調整する出力調整器とを備え、前記電
源制御器はパイロット期間中であっても前記判定器の結
果によりパイロットアーク用電源を停止するプラズマ溶
接装置。 - 【請求項7】 電極とチップを設けた溶接トーチと、前
記チップと前記電極の間に定電流電力を供給するパイロ
ットアーク用電源と、前記電極と母材との間に電力を供
給するメインアーク用電源と、前記パイロットアーク用
電源のみを起動するパイロット期間を設けた電源制御器
と、前記パイロットアーク用電源および前記メインアー
ク用電源の出力調整を行う出力調整器と、前記パイロッ
ト期間中のパイロットアーク電圧を検出する電圧検出器
と、この電圧検出器の出力から前記パイロットアーク電
圧の変化量を算出する変化量算出器と、この変化量算出
器の出力の時間変化を算出する変化量差分算出器と、こ
の変化量差分算出器からの算出結果に基づいて前記チッ
プあるいは前記電極の状態を判定する判定器と、この判
定器の結果を表示する表示器とを備えたプラズマ溶接装
置。 - 【請求項8】 判定器は、1つ以上の基準値で区切られ
た複数の判定区間を有し、変化量算出器の結果の該当す
る判定区間に従って、判定を行う請求項7記載のプラズ
マ溶接装置。 - 【請求項9】 電極とチップを設けた溶接トーチと、前
記チップと前記電極の間に定電流電力を供給するパイロ
ットアーク用電源と、前記電極と母材との間に電力を供
給するメインアーク用電源と、パイロットアーク用電源
のみを起動するパイロット期間を設けた電源制御器と、
前記パイロット期間中のパイロットアーク電圧を検出す
る電圧検出器と、この電圧検出器の出力から前記パイロ
ットアーク電圧の変化量を算出する変化量算出器と、こ
の変化量算出器の出力の時間変化を算出する変化量差分
算出器と、1つ以上の基準値で区切られた複数の判定区
間を有し、前記変化量差分算出器の結果の該当する判定
区間に従って判定する判定器と、この判定器の結果を表
示する表示器と、前記パイロットアーク用電源と前記メ
インアーク用電源の出力調整を行い、前記判定器の結果
によりパイロットアーク電流を調整する出力調整器とを
備え、前記電源制御器は前記パイロット期間中であって
も前記判定器の結果により前記パイロットアーク用電源
を停止するプラズマ溶接装置。 - 【請求項10】 電極とチップを設けた溶接トーチと、
前記チップと前記電極の間に定電流電力を供給するパイ
ロットアーク用電源と、前記電極と母材との間に電力を
供給するメインアーク用電源と、前記パイロットアーク
用電源のみを起動するパイロット期間を設けた電源制御
器と、前記パイロットアーク用電源および前記メインア
ーク用電源の出力調整を行う出力調整器と、前記パイロ
ット期間中のパイロットアーク電圧を検出する電圧検出
器と、この電圧検出器の出力からパイロットアーク電圧
の変化量を算出する変化量算出器と、この変化量算出器
の出力の時間変化を算出する変化量差分算出器と、この
変化量算出器と変化量差分算出器からの算出結果に基づ
いて前記チップあるいは前記電極の状態を判定する判定
器と、この判定器の結果を表示する表示器とを備えたプ
ラズマ溶接装置。 - 【請求項11】 判定器は、変化量算出器の結果と変化
量差分算出器の結果を入力とし、変化量算出器の結果と
変化量差分算出器の積算より現在のチップおよび電極の
状態を表す値を出力する請求項10記載のプラズマ溶接
装置。 - 【請求項12】 判定器は、変化量算出器の結果と変化
量差分算出器の結果を入力とし、現在のチップおよび電
極の状態を表す値をファジィ推論する請求項10記載の
プラズマ溶接装置。 - 【請求項13】 電極とチップを設けた溶接トーチと、
前記チップと前記電極の間に定電流電力を供給するパイ
ロットアーク用電源と、前記電極と母材との間に電力を
供給するメインアーク用電源と、前記パイロットアーク
用電源のみを起動するパイロット期間を設けた電源制御
器と、前記パイロット期間中のパイロットアーク電圧を
検出する電圧検出器と、この電圧検出器の出力から前記
パイロットアーク電圧の変化量を算出する変化量算出器
と、この変化量算出器の出力の時間変化を算出する変化
量差分算出器と、前記パイロットアーク用電源と前記メ
インアーク用電源の出力調整を行い、前記判定器の結果
によりパイロットアーク電流を調整する出力調整器とを
備え、前記電源制御器は前記パイロット期間中であって
も前記判定器の結果により前記パイロットアーク用電源
を停止するプラズマ溶接装置。 - 【請求項14】 判定器は、変化量算出器の結果と変化
量差分算出器の結果を入力とし、電極およびチップの交
換までの時間を表す値をフアジィ推論する請求項10記
載のプラズマ溶接装置。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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Cited By (7)
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