JPH0716754A - プラズマ切断方法及びプラズマ切断装置 - Google Patents
プラズマ切断方法及びプラズマ切断装置Info
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- JPH0716754A JPH0716754A JP5161305A JP16130593A JPH0716754A JP H0716754 A JPH0716754 A JP H0716754A JP 5161305 A JP5161305 A JP 5161305A JP 16130593 A JP16130593 A JP 16130593A JP H0716754 A JPH0716754 A JP H0716754A
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Abstract
ガス流量とアーク電流とを相対的に自動制御することに
よって適正なプラズマアークを形成させて、効率の良い
プラズマ切断を行うことを目的としている。 【構成】 電極の周囲にプラズマガスを供給すると共に
ノズルからプラズマアークを噴射して被切断材を切断す
るプラズマ切断方法に於いて、被切断材3に噴射するア
ーク電流を検出すると共に該アーク電流の変化に対応し
て、前記プラズマガスの流量を制御する。
Description
に対応してアーク電流を制御する方法及び装置、並びに
アーク電流の変化に対応してプラズマガスの流量を制御
する方法及び装置に関するものである。
量とアーク電流値とに微妙な相関関係が成立したときの
み、適正なプラズマアーク放電現象を継続して起こすこ
とが出来る。例えば、何らかの原因でアーク電流が減少
した場合或いはプラズマガス流量が増加した場合は、ア
ークの保持が出来なくなってしまい、アーク放電が停止
してしまう。一方、何らかの原因でアーク電流が増加し
た場合或いはプラズマガス流量が減少した場合は、電極
からのアーク発生点が一定しなくなり複数のアークを発
生するシリースアークが生じ電極の損傷等の原因とな
る。
述べると、先ず、電極と被切断材との極間距離の変化に
よるものがある。プラズマトーチ高さを変える場合はも
とより、被切断材の厚さが変わったり、切断中に被切断
材が歪んで極間距離が変化したり、切断中に電極が消耗
して極間距離が変化したり、トーチが切断溝を跨ぐ等に
よって放電電流の不安定さからアーク電流値は急激に変
化する。
傾斜角度の変化、及びトーチの切断移動速度の変化等、
様々な切断条件の変化によってアーク電流値は変化す
る。こうしたアーク電流の変化に対応してアーク電流を
調整したりそれに対応してプラズマガス流量を調整する
必要があるが、従来は、オペレーターが経験的にアーク
電流とプラズマガス流量とを個々に調整することによっ
て適正なプラズマアークを形成していた。
た如く様々な切断条件の変化に対応してプラズマガス流
量とアーク電流とをオペレーターが個々に調整する場
合、切断条件の微細な変化に対応しきれないのが現状で
ある。通常は予め切断情報を設定した一律な切断工程で
切断するために、被切断材個々の切断状態に応じた切断
が行えない。また、複雑な切断条件を有する被切断材の
切断に於いては、個々の設定が煩わしく設定に時間がか
かるという問題がある。
プラズマガス流量とアーク電流とを相対的に自動制御し
適正なプラズマアークを形成することによって効率のよ
いプラズマ切断を行うものである。
断方法は、電極の周囲にプラズマガスを供給すると共に
ノズルからプラズマアークを噴射して被切断材を切断す
るプラズマ切断方法に於いて、被切断材に対して供給す
る前記プラズマガスの流量を検出すると共に該プラズマ
ガスの流量の変化に対応して、アーク電流を制御するこ
とを特徴としたプラズマ切断方法である。
電極の周囲にプラズマガスを供給すると共にノズルから
プラズマアークを噴射して被切断材を切断するプラズマ
切断方法に於いて、被切断材に噴射するアーク電流を検
出すると共に該アーク電流の変化に対応して、前記プラ
ズマガスの流量を制御することを特徴としたプラズマ切
断方法である。
電極の周囲にプラズマガスを供給すると共にノズルから
プラズマアークを噴射して被切断材を切断するプラズマ
切断装置に於いて、被切断材に対して供給する前記プラ
ズマガスの流量を検出する流量測定部と、前記流量測定
部からのプラズマガス流量情報を一時記憶する第1の記
憶部と、予め設定した流量情報を入力する入力部と、該
予め設定した流量情報を記憶する第2の記憶部と、前記
被切断材に対して噴射するアーク電流を検出する電流測
定部と、前記電流測定部からのアーク電流情報を一時記
憶する第3の記憶部と、前記第3の記憶部で一時記憶し
た前記アーク電流情報を一時記憶する第4の記憶部と、
前記プラズマガスの流量測定部からの流量情報と前記予
め設定した流量情報とを比較演算すると共に、前記アー
ク電流測定部からの電流情報の変化を比較演算する演算
部と、前記演算情報によって前記アーク電流を制御する
アーク電流制御部とを有してなるプラズマ切断装置であ
る。
電極の周囲にプラズマガスを供給すると共にノズルから
プラズマアークを噴射して被切断材を切断するプラズマ
切断方法に於いて、被切断材に噴射するアーク電流を検
出する電流測定部と、前記電流測定部からのアーク電流
情報を一時記憶する第1の記憶部と、予め設定したアー
ク電流情報を入力する入力部と、該予め設定したアーク
電流情報を記憶する第2の記憶部と、前記被切断材に対
して供給する前記プラズマガスの流量を検出する流量測
定部と、前記流量測定部からのプラズマガス流量情報を
一時記憶する第3の記憶部と、前記第3の記憶部で一時
記憶した前記プラズマガス流量情報を一時記憶する第4
の記憶部と、前記アーク電流測定部からの電流情報と前
記予め設定した電流情報とを比較演算すると共に、前記
プラズマガス流量測定部からの流量情報の変化を比較演
算する演算部と、前記演算情報によって前記プラズマガ
スの流量を制御するプラズマガス流量制御部とを有して
なるプラズマ切断装置である。
く、変化するプラズマガス流量に対応してアーク電流を
変化させるので、アーク電流とプラズマガス流量とを常
に適正な相関関係で維持しつつ切断が出来る。また、変
化するアーク電流に対応してプラズマガス流量を変化さ
せるので、アーク電流とプラズマガス流量とを常に適正
な相関関係で維持しつつ切断が出来る。
上述の如く、流量測定部でプラズマガス流量を測定した
流量情報を第1の記憶部で一時記憶し、該流量情報と第
2の記憶部に予め設定して記憶させた流量情報とを演算
部で比較演算することによって、切断条件に応じたガス
流量の変化量を算出することが出来ると共に、アーク電
流制御部が前記ガス流量変化量に対応してアーク電流を
制御するので、アーク電流とプラズマガス流量とを常に
適正な相関関係で維持することが出来る。
定部で測定し、測定前のアーク電流情報を第4の記憶部
に、測定後のアーク電流情報を第3の記憶部に夫々一時
記憶させ、夫々の電流情報を演算部に伝達して比較演算
させた後、この演算情報に応じてアーク電流制御部がア
ーク電流を制御し、再度アーク電流測定部で測定し、上
記のフィードバック操作を繰り返して所望のアーク電流
を得るように制御するので適正なアーク電流値が得られ
る。
上述の如く、電流測定部でアーク電流を測定した電流情
報を第1の記憶部で一時記憶し、該電流情報と第2の記
憶部に予め設定して記憶させた電流情報とを演算部で比
較演算することによって、切断条件に応じたアーク電流
の変化量を算出することが出来ると共に、プラズマガス
流量制御部が前記アーク電流変化量に対応してプラズマ
ガス流量を制御するので、アーク電流とプラズマガス流
量とを常に適正な相関関係で維持することが出来る。
マガス流量測定部で測定し、測定前のプラズマガス流量
情報を第4の記憶部に、測定後のプラズマガス流量情報
を第3の記憶部に夫々一時記憶させ、夫々の流量情報を
演算部に伝達して比較演算させた後、この演算情報に応
じてプラズマガス流量制御部がプラズマガス流量を制御
し、再度プラズマガス流量測定部で測定し、上記のフィ
ードバック操作を繰り返して所望のプラズマガス流量を
得るように制御するので適正なプラズマガス流量が得ら
れる。
プラズマ切断装置の一実施例を具体的に説明すると、図
1は本発明の第1実施例を示すブロック説明図、図2は
第1実施例に於ける中央情報処理部の構成を示すブロッ
ク説明図、図3は本発明の第2実施例を示すブロック説
明図、図4は第2実施例に於ける中央情報処理部の構成
を示すブロック説明図、図5、図6は夫々プラズマガス
流量及びアーク電流の時間変化に対応してアーク電流及
びプラズマガス流量が制御された様子を示すグラフであ
る。
の先端に着脱可能に装着された電極2と被切断材3との
間に直列して電源4とアーク電流測定部5が接続されて
いて、前記電極2と被切断材3との間でアーク放電する
ように構成されている。また前記電源4にはアーク電流
を制御するためのアーク電流制御部10が接続されてい
る。また、プラズマトーチ1の外周にノズル部材6が装
着されていて電源4に接続されている。前記ノズル部材
6にはプラズマガス流量測定部7とプラズマガス流量制
御部12とを直列に介してプラズマガスを供給するボンベ
8が接続されている。
ると、先ずボンベ8を開き、プラズマガス流量制御部12
を操作して所定の流量でプラズマガスを供給すると、該
プラズマガスはプラズマガス流量測定部7を経た後、ノ
ズル部材6を介して被切断材3に対して噴射される。次
にアーク電流制御部10及び電源4を駆動してプラズマト
ーチ1の先端に取り付けた電極2とノズル部材6との間
でパイロットアークを発生させ、前記プラズマガス流量
制御部12を操作して前記プラズマガスの流量を徐々に増
加させると、前記パイロットアークが被切断材3方向に
成長して被切断材3の表面に到達する。
操作して電極2と被切断材3との間に電圧を印加すると
前記電極2と被切断材3との間でアーク放電を形成す
る。その後前記パイロットアークを停止させる。更にア
ーク電流制御部10を操作してアーク電流を次第に増加さ
せると共にプラズマガス流量制御部12を操作してプラズ
マガスの流量を次第に増加させて切断を実施できるプラ
ズマアークを形成する。
いて図1及び図2を用いて説明すると、図1で前記プラ
ズマガス流量測定部7、前記アーク電流測定部5及びア
ーク電流制御部10は夫々中央情報処理部9に接続されて
いる。前記中央情報処理部9は図2に示すように、前記
プラズマガス流量測定部7からの流量情報を一時記憶す
る第1の記憶部21と、予め設定したプラズマガス流量情
報を入力する入力部23と、前記入力部23に接続されて、
前記予め設定したプラズマガス流量情報を記憶する第2
の記憶部22と、前記アーク電流測定部5からの電流情報
を一時記憶する第3の記憶部25と該第3の記憶部25に一
時記憶した前記アーク電流測定部5からの電流情報を一
時記憶させる第4の記憶部26と、前記第1の記憶部21と
前記第2の記憶部22と前記第3の記憶部25と前記第4の
記憶部26に夫々接続されて情報を比較演算する演算部20
と前記演算部20に接続されて前記演算部20による演算情
報をアーク電流制御部10に出力する出力部24とで構成さ
れている。
央情報処理部9から出力された演算情報によって電源4
に対して所定の制御を行いアーク電流値を調整するよう
に構成されている。
に例えば何らかの原因でプラズマガスの流量が変化した
場合を考えると、プラズマガス流量測定部7が測定した
流量情報g1を中央情報処理部9に伝達すると、前記流
量情報g1は第1の記憶部21に一時記憶される。一方、
入力部23によって予め設定された流量情報g2を入力し
第2の記憶部22に記憶させておき、この流量情報g2と
前記第1の記憶部21に記憶した流量情報g1とを夫々演
算部20に伝達すると、該演算部20で両者を比較演算して
演算情報o1を出力部24に伝達する。
情報処理部9から出力されてアーク電流制御部10に伝達
されると、前記アーク電流制御部10は電源4を制御して
電極2と被切断材3との間に前記演算情報o1に応じた
所定のアーク電流を流すように構成されている。制御さ
れたアーク電流はアーク電流測定部5によって測定され
て電流情報e1が中央情報処理部9にフィードバックさ
れる。
記憶された後、演算部20に伝達される。前記演算部20は
前記電流情報e1、前記流量情報g1、前記流量情報g
2をもとに比較演算を行い演算情報o2を出力部24に伝
達すると共に前記電流情報e1を第4の記憶部26に伝達
し、前記第4の記憶部26は前記電流情報e1を一時記憶
する。
情報処理部9から出力されてアーク電流制御部10に伝達
されると、前記アーク電流制御部10は電源4を制御して
電極2と被切断材3との間に前記演算情報o2に応じた
所定のアーク電流を流す。制御されたアーク電流は再び
アーク電流測定部5によって測定されて電流情報e2が
中央情報処理部9にフィードバックされる。
記憶されて演算部20に伝達されると共に第4の記憶部26
に記憶された前記電流情報e1が演算部20に伝達され
る。前記演算部20は前記電流情報e2、前記電流情報e
1、前記流量情報g1、前記流量情報g2をもとに比較
演算を行い演算情報o3を出力部24に伝達すると共に前
記電流情報e2を第4の記憶部26に伝達し、前記第4の
記憶部26は前記電流情報e2を一時記憶する。
情報処理部9から出力されてアーク電流制御部10に伝達
されると、前記アーク電流制御部10は電源4を制御して
電極2と被切断材3との間に前記演算情報o3に応じた
所定のアーク電流を流す。制御されたアーク電流は再び
アーク電流測定部5によって測定されて電流情報e3が
中央情報処理部9にフィードバックされる。同様にして
本制御系は前記フィードバックを繰り返して適正なアー
ク電流を得るように自動制御する。
プラズマガス流量測定部7で測定された流量情報が第1
の記憶部21に一時記憶された後、上述した一連の制御系
が作動して、変化したプラズマガス流量に対応した適正
なアーク電流を得るように自動制御する。
いて図3及び図4を用いて説明すると、図3で前記アー
ク電流測定部5、前記プラズマガス流量測定部7及びプ
ラズマガス流量制御部12は夫々中央情報処理部11に接続
されている。前記中央情報処理部11は図4に示すよう
に、前記アーク電流測定部5からの電流情報を一時記憶
する第1の記憶部28と、予め設定したアーク電流情報を
入力する入力部30と前記入力部30に接続されて、前記予
め設定したアーク電流情報を記憶する第2の記憶部29
と、前記プラズマガス流量測定部7からの流量情報を一
時記憶する第3の記憶部32と該第3の記憶部32に一時記
憶した前記プラズマガス流量測定部7からの電流情報を
一時記憶させる第4の記憶部33と、前記第1の記憶部28
と前記第2の記憶部29と前記第3の記憶部32と前記第4
の記憶部33に夫々接続されて情報を比較演算する演算部
27と前記演算部27に接続されて前記演算部27による演算
情報をプラズマガス流量制御部12に出力する出力部31と
で構成されている。
うに中央情報処理部11から出力された演算情報によって
所定の制御を行いプラズマガス流量を調整するように構
成されている。
に例えば何らかの原因でアーク電流が変化した場合を考
えると、アーク電流測定部5が測定した電流情報e11を
中央情報処理部11に伝達すると、前記電流情報e11は第
1の記憶部28に一時記憶される。一方、入力部30によっ
て予め設定された電流情報e12を入力し第2の記憶部29
に記憶させておき、この電流情報e12と前記第1の記憶
部28に記憶した電流情報e11とを夫々演算部27に伝達す
ると、該演算部27で両者を比較演算して演算情報o11を
出力部31に伝達する。
情報処理部11から出力されてプラズマガス流量制御部12
に伝達されると、前記プラズマガス流量制御部12は前記
演算情報o11に応じた所定のプラズマガス流量を供給す
るように構成されている。制御されたプラズマガス流量
はプラズマガス流量測定部7によって測定されてプラズ
マガス流量情報g11が中央情報処理部11にフィードバッ
クされる。
記憶された後、演算部27に伝達される。前記演算部27は
前記流量情報g11、前記電流情報e11、前記電流情報e
12をもとに比較演算を行い演算情報o12を出力部31に伝
達すると共に前記流量情報g11を第4の記憶部33に伝達
し、前記第4の記憶部33は前記流量情報g11を一時記憶
する。
情報処理部11から出力されてプラズマガス流量制御部12
に伝達されると、前記プラズマガス流量制御部12は前記
演算情報o12に応じた所定のプラズマガス流量を供給す
る。制御されたプラズマガス流量は再びプラズマガス流
量測定部7によって測定されて流量情報g12が中央情報
処理部11にフィードバックされる。
記憶されて演算部27に伝達されると共に第4の記憶部33
に記憶された前記流量情報g11が演算部27に伝達され
る。前記演算部27は前記流量情報g12、前記流量情報g
11、前記電流情報e11、前記電流情報e12をもとに比較
演算を行い演算情報o13を出力部31に伝達すると共に前
記流量情報g12を第4の記憶部33に伝達し、前記第4の
記憶部33は前記流量情報g12を一時記憶する。
情報処理部11から出力されてプラズマガス流量制御部12
に伝達されると、前記プラズマガス流量制御部12は前記
演算情報o13に応じた所定のプラズマガス流量を供給す
る。制御されたプラズマガス流量は再びプラズマガス流
量測定部7によって測定されて流量情報g13が中央情報
処理部11にフィードバックされる。同様にして本制御系
は前記フィードバックを繰り返して適正なプラズマガス
流量を得るように自動制御する。
流測定部5で測定された電流情報が第1の記憶部28に一
時記憶された後、上述した一連の制御系が作動して、変
化したアーク電流に対応した適正なプラズマガス流量を
得るように自動制御する。
置を用いて、時間の経過とともに変化するプラズマガス
流量に対応してアーク電流が自動制御される様子を示す
グラフである。原点oを始点として横軸に時間の経過、
縦軸に実線は変化するプラズマガス流量を示し、点線は
追従するアーク電流を示す。
ットアーク時を示す。時間と共にプラズマガス流量が徐
々に増加して所定の切断可能流量まで上昇すると、該上
昇曲線に追従してアーク電流が自動制御されて略同じ曲
線を描いて切断可能な所定のアーク電流値まで上昇す
る。
なった切断時を示す。またb−c間は前記異なる切断へ
の移行時を示す。d−e及びe以降は切断終了時であっ
て、二段階のプラズマガス流量調整を行っている。この
グラフで示したように、プラズマガス流量変化に対応し
てアーク電流が自動制御され、常に適正な切断が可能に
なる。
置を用いて、時間の経過とともに変化するアーク電流に
対応してプラズマガス流量が自動制御される様子を示す
グラフである。原点oを始点として横軸に時間の経過、
縦軸に実線は変化するアーク電流を示し、点線は追従す
るプラズマガス流量を示す。
ットアーク時を示す。時間と共にアーク電流が徐々に増
加して所定の切断可能電流まで上昇すると、該上昇曲線
に追従してプラズマガス流量が自動制御されて略同じ曲
線を描いて切断可能な所定のプラズマガス流量まで上昇
する。
なった切断時を示す。またa−i間ではa−c間の切断
を4回繰り返し行ったものである。i−j及びj以降は
切断終了時であって、二段階のアーク電流調整を行って
いる。このグラフで示したように、アーク電流変化に対
応してプラズマガス流量が自動制御され、常に適正な切
断が可能になる。
ズマ切断装置は、上述の如き構成と作用とを有するの
で、個々の複雑な切断条件を有する被切断材の切断に際
し、プラズマガス流量とアーク電流とを相対的に自動制
御し適正なプラズマアークを形成することによって、オ
ペレーターが個々の切断条件に対して複雑で煩わしい設
定をする必要がなく、効率のよいプラズマ切断を行うこ
とが出来る。
た場合或いはプラズマガス流量が増加した場合でもアー
クの保持が出来るので、改めて起動操作からやり直す煩
わしさがない。また、何らかの原因でアーク電流が増加
した場合或いはプラズマガス流量が減少した場合でも複
数のアークを発生するシリースアークが生じることがな
いので電極の保全が向上すると共に寿命を延ばすことが
出来る。
る。
すブロック説明図である。
る。
すブロック説明図である。
電流が制御された様子を示すグラフである。
流量が制御された様子を示すグラフである。
流制御部 11…中央情報処理部 12…プラズマ
ガス流量制御部 20…演算部 21…第1の記
憶部 22…第2の記憶部 23…入力部 24…出力部 25…第3の記
憶部 26…第4の記憶部 27…演算部 28…第1の記憶部 29…第2の記
憶部 30…入力部 31…出力部 32…第3の記憶部 33…第4の記
憶部
Claims (4)
- 【請求項1】 電極の周囲にプラズマガスを供給すると
共にノズルからプラズマアークを噴射して被切断材を切
断するプラズマ切断方法に於いて、被切断材に対して供
給する前記プラズマガスの流量を検出すると共に該プラ
ズマガスの流量の変化に対応して、アーク電流を制御す
ることを特徴としたプラズマ切断方法。 - 【請求項2】 電極の周囲にプラズマガスを供給すると
共にノズルからプラズマアークを噴射して被切断材を切
断するプラズマ切断方法に於いて、被切断材に噴射する
アーク電流を検出すると共に該アーク電流の変化に対応
して、前記プラズマガスの流量を制御することを特徴と
したプラズマ切断方法。 - 【請求項3】 電極の周囲にプラズマガスを供給すると
共にノズルからプラズマアークを噴射して被切断材を切
断するプラズマ切断装置に於いて、被切断材に対して供
給する前記プラズマガスの流量を検出する流量測定部
と、前記流量測定部からのプラズマガス流量情報を一時
記憶する第1の記憶部と、予め設定した流量情報を入力
する入力部と、該予め設定した流量情報を記憶する第2
の記憶部と、前記被切断材に対して噴射するアーク電流
を検出する電流測定部と、前記電流測定部からのアーク
電流情報を一時記憶する第3の記憶部と、前記第3の記
憶部で一時記憶した前記アーク電流情報を一時記憶する
第4の記憶部と、前記プラズマガスの流量測定部からの
流量情報と前記予め設定した流量情報とを比較演算する
と共に、前記アーク電流測定部からの電流情報の変化を
比較演算する演算部と、前記演算情報によって前記アー
ク電流を制御するアーク電流制御部とを有してなるプラ
ズマ切断装置。 - 【請求項4】 電極の周囲にプラズマガスを供給すると
共にノズルからプラズマアークを噴射して被切断材を切
断するプラズマ切断方法に於いて、被切断材に噴射する
アーク電流を検出する電流測定部と、前記電流測定部か
らのアーク電流情報を一時記憶する第1の記憶部と、予
め設定したアーク電流情報を入力する入力部と、該予め
設定したアーク電流情報を記憶する第2の記憶部と、前
記被切断材に対して供給する前記プラズマガスの流量を
検出する流量測定部と、前記流量測定部からのプラズマ
ガス流量情報を一時記憶する第3の記憶部と、前記第3
の記憶部で一時記憶した前記プラズマガス流量情報を一
時記憶する第4の記憶部と、前記アーク電流測定部から
の電流情報と前記予め設定した電流情報とを比較演算す
ると共に、前記プラズマガス流量測定部からの流量情報
の変化を比較演算する演算部と、前記演算情報によって
前記プラズマガスの流量を制御するプラズマガス流量制
御部とを有してなるプラズマ切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16130593A JP3231899B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | プラズマ切断方法及びプラズマ切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16130593A JP3231899B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | プラズマ切断方法及びプラズマ切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0716754A true JPH0716754A (ja) | 1995-01-20 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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