JP2001017880A - ローラ式粉砕装置 - Google Patents

ローラ式粉砕装置

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JP2001017880A
JP2001017880A JP19345299A JP19345299A JP2001017880A JP 2001017880 A JP2001017880 A JP 2001017880A JP 19345299 A JP19345299 A JP 19345299A JP 19345299 A JP19345299 A JP 19345299A JP 2001017880 A JP2001017880 A JP 2001017880A
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pressure
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Eiji Murakami
英治 村上
Kazunori Sato
一教 佐藤
Hiroaki Kanemoto
浩明 金本
Nobuyasu Meguri
信康 廻
Kotaro Sakoda
光太郎 佐古田
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制振効果を常に最大に保持し、超微細粉まで
の粉砕が可能なローラ式粉砕装置を提供する。 【解決手段】 ローディングロッド10に配置した変位
計40によりローラ4の位置の変化を測定し、バンドパ
スフィルタ41によりピストン20Pの変位の予め定め
る帯域の周波数成分を取り出す。また、シリンダ装置2
0と流量調整弁23との管路に配置した圧力計42によ
りチャンバNの圧力の変動を測定し、バンドパスフィル
タ43によりチャンバNの圧力の変動の予め定める帯域
の周波数成分を取り出す。そして、位相差算出器44に
より圧力変動のピストン20Pの変位に対する進み角度
Φを求める。制御装置45は、進み角度Φが1/4周期
になるように流量調整弁23の開度を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭等の粒状ある
いはブロック状の原料を粉砕して微細な粉末にするロー
ラ式粉砕装置およびローラ式粉砕装置に使用する振動減
衰用流量調整弁の開度調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ローラ式粉砕装置は石炭等の粒状あるい
はブロック状の原料を粉砕して微細な粉末にする代表的
な装置である。特開平9−47680号公報には自励振
動を発生しないようにしたローラ式粉砕装置の技術が開
示されている。以下、上記の技術を図6、7により説明
する。
【0003】図6は従来のローラ式粉砕装置の1種であ
る竪型ローラミルの全体図、図7は油圧装置とその押圧
構造を示す竪型ローラミルの要部拡大図である。図6に
おい、1は粉砕リングで、ヨーク2に固定されている。
ヨーク2は減速機を備えたモータ3の出力軸に固定され
ている。4はローラで、粉砕リング1の上面に設けられ
た粉砕溝1aを円周方向に3等分する位置に配置され、
それぞれ軸5を介してローラブラケット6に回転自在に
支持されている。ローラブラケット6はピボットピン7
を介して加圧フレーム8に係合し、ピボットピン7を回
転軸として振り子運動が可能である。9はピボットアー
ムで、一端は加圧フレーム8に固定され、他端はローデ
ィングロッド10に固定されている。ローディングロッ
ド10はシリンダ装置20の後述するピストン20Pに
接続されている。11は分級機、12は供給管、13は
出口管で、それぞれ粉砕リング1の上部に配置されてい
る。14はハウジングである。
【0004】図7において、20Pはシリンダ装置20
のピストンである。21は油圧媒体で、図示しないポン
プに接続された油圧管路22を介して加圧側のチャンバ
Mに供給される。23は弁の駆動装置23aを備えた流
量調整弁で、油圧管路22に設置されている。24はア
キュムレータで、流量調整弁23に接続されている。2
5はセンサで、ローラブラケット6の上面に配置され、
ローラブラケット6の振動数を測定する。27は制御装
置で、駆動装置23aとセンサ25に接続されている。
26は被粉砕物(例えば、石炭)である。
【0005】従来の竪型ローラミルの動作は以下のよう
なものである。
【0006】シリンダ装置20を動作させ、ローディン
グロッド10を図の下方向に加圧する。この加圧力はピ
ボットアーム9、加圧フレーム8、ピボットピン7、ロ
ーラブラケット6および軸5を介してローラ4に作用
し、ローラ4は粉砕リング1上に強く押しつけられる。
次にモータ3を回転させると、粉砕リング1が回転し、
ローラ4が連れ回る。この状態で被粉砕物26を中央上
部の供給管12から粉砕リング1上に投下する。投下さ
れた被粉砕物26は遠心力により渦巻状の軌跡を描いて
外周部へ移動し、粉砕溝1aにおいてローラ4にかみ込
まれて粉砕される。粉砕された被粉砕物26(例えば、
微粉炭)はハウジング14内を上方に流れる熱風により
分級機11に運ばれ、所定の粒径以下のものは出口管1
3から図示しないボイラの微粉炭バーナあるいは微粉貯
蔵ビン等に搬送される。また、所定の粒径を越える粗い
被粉砕物26は熱風により出口管13から上方に搬送さ
れることなく下方の粉砕リング1上に落下して再び粉砕
される。
【0007】低負荷時や停止時のように供給管12から
供給される被粉砕物26の量が少ない場合、あるいは微
粉の粒径を細かくするために分級度を上げた場合、粉砕
テーブル1上の被粉砕物26の粒径は細かくなる。被粉
砕物26の粒径が細かくなると、ローラ4と被粉砕物2
6との間に滑りが発生し、これに伴ってローラ4に上下
方向の振動が発生する。この振動が自励的に成長して激
しい振動になると、微粉の粒径を細かくできないだけで
なく、粉砕装置の損傷を招くおそれがでてくる。このた
め、この振動が大きくなると、粉砕装置の損傷を予防す
るため、運転を停止しなければならない。
【0008】そこで、このような問題を解決するために
本出願人は、特開平9−47680号公報に開示されて
いるように、油圧媒体21に流れ抵抗を与える手段とし
て流量調整弁23を油圧管路22に設け、流量調整弁2
3の開度を替えて油圧媒体21に対する流れ抵抗値を最
適な値に設定することによって油圧ダンパを構成させて
粉砕部の振動を吸収し、低減させる発明を提案した。
【0009】具体的には、ローラブラケット6に発生す
る振動数と、その振動を抑えることができる流量調整弁
23の開度のデータを予め求めておき、制御装置27に
入力しておく。そして、センサ25によりローラブラケ
ット6の振動数を監視し、ローラブラケット6の振動数
に応じて、駆動装置23aを動作させることにより、流
量調整弁23の開度を変えて油圧管路22の抵抗値を変
化させる。そして、流量調整弁23に形成されるダンパ
機能により振動エネルギを熱エネルギに変換して、自励
振動の成長を防止する。この結果、所望の粒度の被粉砕
物26を所望の量だけ得ることができた。なお、実開昭
60−35753号公報に開示された技術も上記技術と
同様に流量調整弁と逆止弁で構成されるダンパ装置が設
けられているが、調整機能は備えていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、流量調整弁2
3の開度を変えることによる管路の抵抗値は、油圧媒体
21の体積、ピストン20Pの断面積、異常振動の卓越
周波数等の装置固有の特性の影響を受けるため、実験室
における小型装置の試験では流量調整弁23の最適な開
度を決めることができない。このため、実際の粉砕装置
を用いて試験を繰り返さなければならず、データを採取
するのに時間を要し、稼働までの期間が長くなった。
【0011】なお、運転をしながら必要なデータを採取
することも考えられる。しかし、振動の周波数は被粉砕
物26の粒度の影響を受けるため、粉砕の進行に伴って
刻一刻変化する。このため、流量調整弁23の開度を変
えることにより振動数が低下した場合であっても、低下
した要因が流量調整弁23の開度を変えた結果であるの
か、被粉砕物26の性状変化によるものかの判断が難し
く、最適な開度の決定が困難である。また、データを採
取する間は、制振効果を期待できない。
【0012】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、上記従来技術におけ
る課題を解決し、予め制振のためのデータを採取しなく
ても、制振効果を最大にすることができ、超微細粉まで
の粉砕が可能なローラ式粉砕装置を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ハウジング内に回転自在に支持された粉
砕リング上に、粉砕用ローラを粉砕リング回転方向に沿
って所定間隔で配置し、油圧媒体に対する抵抗付与手段
を備えた油圧装置を用いて前記粉砕用ローラを粉砕リン
グ側に加圧して被粉砕物を粉砕ローラと粉砕リング間で
粉砕するローラ式粉砕装置において、前記油圧シリンダ
近傍の油圧管路の圧油の圧力を検出する圧力検出手段
と、前記ピストンの変位を検出する変位検出手段と、前
記圧力検出手段によって検出された圧力が前記変位検出
手段によって検出された前記ピストンの変位に対して位
相が1/4周期進むように前記抵抗付与手段によって前
記流れ抵抗を調整する制御手段とを備えた構成にした。
【0014】この場合、前記圧力検出手段の出力を入力
とし、予め設定した帯域の周波数成分を通過させる第1
のバンドパスフィルタと、前記位置検出手段の出力を入
力とし、予め設定した帯域の周波数成分を通過させる第
2のバンドパスフィルタと、前記第1および第2のバン
ドパスフィルタの出力を入力とし前記圧力の変動と前記
ピストンの変位の位相差を演算する位相差算出器とから
前記制御手段を構成し、当該制御手段が前記位相差算出
器の出力に基づいて前記抵抗付与手段による流れ抵抗の
調整を行うようにするとよい。
【0015】また、前記予め設定した帯域の周波数成分
は、異常振動の卓越周波数成分であり、この周波数成分
が自励振動の吸収対象となる周波数帯域となる。なお、
前記抵抗付与手段は前記油圧管路に取り付けられたアキ
ュムレータと前記油圧シリンダとの間に設けられた流量
制御弁から構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態に係る制御装置
の接続図であり、図6、図7と同等な各部には同一の符
号を付して説明を省略する。本実施の形態では、チャン
バMを配管22を介して図示しないポンプに直接接続す
る。チャンバMは、圧力P1に加圧されている。30は
配管で、ピストン20Pを隔ててチャンバMと反対側の
チャンバNとアキュムレータ24とを流量調整弁23を
介して接続している。チャンバNは圧力P2(ただし、
P1>P2である。)に加圧されている。40は変位計
で、ローディングロッド10に設置され、ローディング
ロッド10と一体のピストン20Pの変位を測定し、そ
の結果をバンドパスフィルタ41(第2のバンドパスフ
ィルタに対応)に出力する。バンドパスフィルタ41は
入力された信号のうち予め設定された帯域の周波数成分
(ここでは異常振動の卓越周波数成分に設定される。)
を抽出する。異常振動の卓越周波数成分は異常な自励振
動が発生したときに、その発生した振動の振動吸収効果
を最も発揮させたい周波数成分に対応するもので、言い
換えれば、最も共振が激しい帯域の周波数成分である。
【0018】42は圧力計で、チャンバNと流量調整弁
23の間に配置され、測定した結果、すなわちチャンバ
Nに連通する油圧管路30の油圧媒体の圧力(実質的に
はチャンバNの圧力と見なすことができる)をバンドパ
スフィルタ43(第1のバンドパスフィルタに対応)に
出力する。バンドパスフィルタ43は入力された信号の
うち予め設定された帯域の周波数成分(ここでは、前述
の卓越周波数成分)を抽出する。44は位相差算出器
で、バンドパスフィルタ41、43に接続され、チャン
バNの圧力変動のピストン20Pの変位に対する進み角
度Φを演算する。45は制御装置で、内部に図示しない
タイマ、記憶手段、演算手段および比較手段等を備え、
位相差算出器44と駆動装置23aに接続されている。
【0019】本発明の原理について説明する。
【0020】図2はバンドパスフィルタ41、43によ
り抽出された異常振動の卓越周波数成分、すなわち、振
動吸収効果を最も発揮させたい周波数成分を抽出したピ
ストン20Pの変位と圧力P2の変動の経時変化を示す
図で、(a)はピストン20Pの変位を、(b)は圧力
P2の変動をそれぞれ示している。ピストン20Pの変
位に応じて、圧力P2も変化するが、流量調整弁23が
流路抵抗として働く場合であっても、ピストン20Pが
ゆっくり動く時は、ピストン20Pの変位と圧力P2の
変動はほぼ同位相になる。しかし、ピストン20Pが速
く動く時は、ピストン20Pの変位と圧力P2の変動は
位相がずれ、圧力P2の変動がピストン20Pの変位に
対して角度Φだけ進む。この進み角度(位相差)Φは、
ピストン20Pの速度に略比例して大きくなる。
【0021】図3は流量調整弁23の開度を全開から全
閉まで変化させたときの管路の抵抗値Rと進み角度Φの
関係を示した図である。図から明らかなように、進み角
度Φは0度から略90度の間で変化し、流量調整弁23
の開度が全開(R=0)および全閉(R=∞)の時には
進み角度Φは略0度になる。
【0022】図4は、流量調整弁23の開度を全開、全
閉および進み角度Φが90度である場合の1サイクルの
振動におけるピストン20Pの変位と圧力P2の変動を
示す図である。それぞれのループ内の面積は流量調整弁
23に形成されるダンパ機能により吸収されるエネルギ
に一致する。したがって、同図から明らかなように、進
み角度Φ=90度でループ内の面積すなわち吸収エネル
ギが最大となるから、吸収エネルギを最大にするには進
み角度Φが略90度になるように流量調整弁23の開度
を調整すればよい。
【0023】図5は、本実施の形態における制御装置4
5が流量調整弁23を制御する手順を示すフローチャー
トである。同図に示すように、加圧ロッド10に取り付
けられた変位計40、油圧管路30に取り付けられた圧
力計42によってピストン20Pの変位及び油圧媒体の
圧力変動を計測し、それぞれ変位信号及び圧力信号とし
てバンドパスフィルタ41,43に出力する(ステップ
S1,S2)。
【0024】バンドパスフィルタ41ではフィルタ処理
によって変位信号の特定周波数成分を抽出し(ステップ
S3)、バンドパスフィルタ43では同じく圧力信号の
特定周波数成分、すなわち、異常信号の卓越周波数成分
(振動吸収効果を最も発揮させたい周波数成分)を抽出
する(ステップS4)。これらの特定周波数成分を抽出
した後、位相算出器44で圧力変動の変位に対する位相
の進み角度Φを算出する(ステップS5)。そして、制
御装置45によって位相の進み角度Φが約90度になる
ように流量制御弁23の駆動装置23aを作動させて、
油圧媒体に対する流れ抵抗値を調整する(ステップS
6)。
【0025】また、変位計40に代えて加速度計を配置
し、加速度を変位に置き換えるようにしても良い。ま
た、上記ではチャンバMとチャンバNの両者に油圧媒体
21を収容するようにしたが、上記従来の場合と同様に
チャンバMにだけ油圧媒体21を収容し、アキュムレー
タ24と流量調整弁23を配管22側に配置するように
しても良い。
【0026】なお、一度開度θ(すなわち抵抗値R)を
決定すると、油圧媒体21の特性に大きな変化が生じな
い限り進み角度Φは略90度に保たれるため、抵抗値を
常時調整する必要はない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、油圧シリンダ近傍の油圧管路の圧油の圧力
を検出する圧力検出手段と、ピストンの変位を検出する
変位検出手段と、圧力検出手段によって検出された圧力
が変位検出手段によって検出された前記ピストンの変位
に対して位相が1/4周期進むように抵抗付与手段によ
って流れ抵抗を調整する制御手段とを備えているので、
振動吸収エネルギが最大になるように流れ抵抗を調整す
ることが可能となり、予め振動数や抵抗値を計測するこ
となく、振動吸収効果を常に最大に保つことができる。
このため、従来では振動ために実現できなかった被粉砕
物の超微粉化が可能になり、ボイラに適用したときの燃
焼効率の向上を図ることができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、圧力検出手
段の出力を入力とし、予め設定した帯域の周波数成分を
通過させる第1のバンドパスフィルタと、位置検出手段
の出力を入力とし、予め設定した帯域の周波数成分を通
過させる第2のバンドパスフィルタと、第1および第2
のバンドパスフィルタの出力を入力とし前記圧力の変動
と前記ピストンの変位の位相差を演算する位相差算出器
とを備え、この位相差算出器の出力に基づいて流れ抵抗
の調整を行うので、精度の良い抵抗制御が可能になる。
【0029】請求項3記載の発明によれば、予め設定し
た帯域の周波数成分が自励振動の吸収対象となる周波数
帯域なので、確実に対象となる周波数成分を抽出するこ
とができる。
【0030】請求項4記載の発明によれば、抵抗付与手
段が油圧管路に取り付けられたアキュムレータと油圧シ
リンダとの間に設けられた流量制御弁からなるので、簡
単な構成で流れ抵抗の制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る制御装置の接続図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係るピストンの変位と油
圧の変動の予め定める帯域の周波数成分を示す図であ
る。
【図3】流量調整弁の開度を、全開から全閉まで変化さ
せたときの管路の抵抗値と進み角度Φとの関係を示す図
である。
【図4】流量調整弁の開度を全開、全閉および進み角度
Φが90度である場合の1サイクルにおけるピストンの
変位と油圧の変動を示す図である。
【図5】本実施の形態における制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】従来の竪型ローラミルの全体図である。
【図7】従来のシリンダ装置の接続図である。
【符号の説明】
4 ローラ 10 ローディングロッド 20 シリンダ装置 20P ピストン 23 流量調整弁 40 変位計 41、43 バンドパスフィルタ 42 圧力計 44 位相差算出器 45 制御装置 M,N チャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金本 浩明 広島県呉市宝町3番36号 バブコツク日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 廻 信康 広島県呉市宝町3番36号 バブコツク日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 佐古田 光太郎 広島県呉市宝町6番9号 バブコツク日立 株式会社呉工場内 Fターム(参考) 4D063 EE06 EE15 EE26 GA08 GC29 GD04 GD12 GD13 4D067 FF02 FF04 FF12 FF13 GA04 GB04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に回転自在に支持された粉
    砕リング上に、粉砕用ローラを粉砕リング回転方向に沿
    って所定間隔で配置し、油圧媒体に対する抵抗付与手段
    を備えた油圧装置を用いて前記粉砕用ローラを粉砕リン
    グ側に加圧して被粉砕物を粉砕ローラと粉砕リング間で
    粉砕するローラ式粉砕装置において、 前記粉砕ローラを間接的に押圧するピストンを備えた前
    記油圧装置の油圧シリンダ近傍の油圧媒体の圧力を検出
    する圧力検出手段と、 前記ピストンの変位を検出する変位検出手段と、 前記圧力検出手段によって検出された圧力が前記変位検
    出手段によって検出された前記ピストンの変位に対して
    位相が1/4周期進むように前記抵抗付与手段によって
    前記流れ抵抗を調整する制御手段と、を備えていること
    を特徴とするローラ式粉砕装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、 前記圧力検出手段の出力を入力とし、予め設定した帯域
    の周波数成分を通過させる第1のバンドパスフィルタ
    と、 前記位置検出手段の出力を入力とし、予め設定した帯域
    の周波数成分を通過させる第2のバンドパスフィルタ
    と、 前記第1および第2のバンドパスフィルタの出力を入力
    とし前記圧力の変動と前記ピストンの変位の位相差を演
    算する位相差算出器と、からなり、前記制御手段は、前
    記位相差算出器の出力に基づいて前記抵抗付与手段によ
    る流れ抵抗の調整を行うことを特徴とする請求項1記載
    のローラ式粉砕装置。
  3. 【請求項3】 前記予め設定した帯域の周波数成分が、
    自励振動の吸収対象となる周波数帯域であることを特徴
    とする請求項2記載のローラ式粉砕装置。
  4. 【請求項4】 前記抵抗付与手段が前記油圧装置の油圧
    管路に取り付けられたアキュムレータと前記油圧シリン
    ダとの間に設けられた流量制御弁からなることを特徴と
    する請求項1または2記載のローラ式粉砕装置。
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