JP2001017717A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001017717A
JP2001017717A JP2000187240A JP2000187240A JP2001017717A JP 2001017717 A JP2001017717 A JP 2001017717A JP 2000187240 A JP2000187240 A JP 2000187240A JP 2000187240 A JP2000187240 A JP 2000187240A JP 2001017717 A JP2001017717 A JP 2001017717A
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JP
Japan
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special prize
game
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lottery
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Application number
JP2000187240A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特賞抽選乱数の特賞判定値を変化させて、特
賞判定値の周期性をなくし、周期性に伴う不正行為を未
然に防止できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤4 の遊技領域12に複数種類の入賞
手段14,15,17〜19を備え、複数種類の入賞手段14,15,17
〜19の内、特定の入賞手段14への遊技球の入賞を条件と
して乱数処理により作動する抽選遊技機能と、抽選遊技
機能による抽選遊技によって抽選された特賞抽選乱数値
が特賞判定値のときに、その抽選遊技の結果により遊技
者に有利な状態を付与する特賞付与機能とを備えた弾球
遊技機において、抽選遊技用の特賞抽選乱数の内、特賞
判定値を予め設定された条件により切り替える特賞判定
値切替手段36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
に図柄始動手段と、1又は複数個の図柄が所定時間変動
して停止する図柄変動表示手段と、遊技者に有利な第1
状態と不利な第2状態とに変換駆動する大入賞手段等の
可変入賞手段とを備え、図柄始動手段が遊技球を検出す
ることを条件に乱数処理による抽選遊技処理を行って図
柄変動表示手段の図柄を所定時間変動させ、その抽選遊
技の結果、即ち図柄変動表示手段の図柄が大当たり図柄
で停止したときに、特賞付与手段が働いて可変入賞手段
を第1状態に変換駆動する等、遊技者に有利な利益状態
を付与するようにしたものがある。
【0003】この種の弾球遊技機では、例えば特賞抽選
確率(大当たり確率)が1/401の場合、抽選遊技判
定処理手段では、その特賞抽選乱数用カウンタ(大当た
り乱数用カウンタ)が、特賞抽選判定値(大当たり判定
値)を含む0〜400までの特賞抽選乱数(大当たり乱
数)を一定周期で繰り返し発生して、図柄始動手段が遊
技球を検出することを条件に特賞抽選乱数(大当たり乱
数)の乱数値を抽出し、その乱数値が予め設定された一
定の特賞判定値(大当たり判定値)のときに図柄変動表
示手段の変動後の停止図柄が特賞図柄(大当たり図柄)
となるように処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この弾球遊技機では、
特賞抽選乱数用カウンタ(大当たり乱数用カウンタ)が
0〜400までの範囲の特賞抽選乱数(大当たり乱数)
を一定周期で繰り返し発生し、その中の特定の乱数値を
特賞判定値(大当たり判定値)として固定的に設定して
おり、特賞判定値(大当たり判定値)を含む全ての乱数
値が常に一定周期で発生する。このため、従来の弾球遊
技機では、何等かの手段により同期を取れば、特賞判定
値(大当たり判定値)の周期性やタイミングを容易に特
定でき、一定周期で発生する特賞判定値(大当たり判定
値)を抽出して不正に特賞(大当たり)を的中させるこ
とが可能であり、所謂ぶら下げ基板等の不正行為を招き
易い欠点がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、特賞抽選乱数(大当たり乱数)の特賞判定値(大当
たり判定値)を変化させて、特賞判定値(大当たり判定
値)の周期性をなくし、周期性に伴う不正行為を未然に
防止できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技盤4 の遊
技領域12に複数種類の入賞手段14,15,17〜19を備え、前
記複数種類の入賞手段14,15,17〜19の内、特定の入賞手
段14への遊技球の入賞を条件として乱数処理により作動
する抽選遊技機能と、該抽選遊技機能による抽選遊技に
よって抽選された特賞抽選乱数値が特賞判定値のとき
に、その抽選遊技の結果により遊技者に有利な状態を付
与する特賞付与機能とを備えた弾球遊技機において、前
記抽選遊技用の特賞抽選乱数の内、特賞判定値を予め設
定された条件により切り替える特賞判定値切替手段36を
設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図4は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、その窓孔
3 に対応して遊技盤4 が裏側から着脱自在に装着され、
この遊技盤4 の前側にガラス扉5 と前面板6 とが開閉自
在に配置されている。前面板6 には、発射用の遊技球を
貯留する上皿7 が装着されている。
【0008】前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿
8 と、発射手段9 の発射ハンドル10とが夫々設けられて
いる。発射手段9 は、遊技者が発射ハンドル10を把持し
て操作したときに打撃槌駆動用の発射モータが作動し
て、上皿7 から1個ずつ発射レール上に供給される遊技
球を打撃槌により打撃し遊技盤4 側に発射させるように
なっている。
【0009】遊技盤4 には、図2に示すように、ガイド
レール11が環状に装着されると共に、そのガイドレール
11の内側の遊技領域12に液晶表示手段13、第1図柄始動
手段14、可変入賞手段15、第2図柄始動手段16、普通入
賞手段17〜19等の遊技部品が配置されている。
【0010】液晶表示手段13は、液晶表示部20に第1図
柄変動表示手段21を備え、その液晶表示部20の上側に第
2図柄変動表示手段22が配置されている。第1図柄変動
表示手段21は1個又は複数個、例えば3個の図柄表示部
を左右方向に備え、その各図柄表示部に例えば「0」〜
「9」までの10種類の数字図柄(第1図柄)を発光表
示するようになっている。なお、第1図柄変動表示手段
21は、第1図柄始動手段14が入賞した遊技球を検出する
ことを条件に、第1図柄が乱数制御により所定時間変動
して停止するように構成されている。
【0011】第2図柄変動表示手段22は1個又は複数
個、例えば1個の図柄表示部を有し、「0」〜「9」ま
での10種類の数字図柄(第2図柄)を発光表示するよ
うになっている。なお、第2図柄変動表示手段22は、第
2図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、そ
の第2図柄が乱数制御により所定時間変動して停止する
ように構成されている。
【0012】第1図柄始動手段14は、開閉自在な左右一
対の開閉爪23と、この開閉爪23を開閉駆動するソレノイ
ド等の電気的駆動源(図示省略)とを備えた電動式チュ
ーリップ等の開閉入賞手段により構成され、第2図柄変
動表示手段22の変動後の停止図柄が奇数図柄等の当たり
図柄となったときに、開閉爪23が所定時間(例えば0.
5秒程度)開放するようになっている。第2図柄始動手
段16は遊技球が通過する通過ゲートにより構成されてい
る。
【0013】可変入賞手段15は、下部側の横軸廻りに入
賞口を開閉する開閉板24と、この開閉板24を遊技者に有
利な開状態(第1状態)と不利な閉状態(第2状態)と
に変換駆動するソレノイド等の電気的駆動源(図示省
略)とを備えた電動開閉式であって、第1図柄変動表示
手段21の変動動作後の3個の停止図柄が特定図柄、例え
ば「7・7・7」等のように全てが同一種類の数字図柄
となる大当たり図柄(特賞図柄)のときに、開閉板24が
前側に開放するようになっている。可変入賞手段15内に
は特定領域25が設けられており、この特定領域25を入賞
球が通過したときに、大当たり(特賞)による利益状態
を継続させるようになっている。
【0014】可変入賞手段15は、開放後に所定時間が経
過したとき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入
賞したときに開閉板24が閉じると共に、遊技球が特定領
域25を通過することを条件に、最大所定回数(例えば1
6回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。可変
入賞手段15の左右両側には、1個又は複数個(例えば2
個)の普通入賞手段18,19 が夫々設けられている。
【0015】図3は制御系を例示するブロック図であ
る。26は遊技制御手段で、CPU、ROM、RAM等に
より構成され、ROMに格納された遊技制御プログラム
に沿って、主として遊技盤4 側の遊技動作を制御する機
能を有する。遊技制御手段26は、第1図柄変動表示手段
21に関連する制御を行う第1制御系27と、第2図柄変動
表示手段22に関連する制御を行う第2制御系28と、その
他の各種の制御を行う各種制御系29とにより構成されて
いる。
【0016】第2制御系28は、当たり判定処理手段30と
第2図柄変動制御手段31と開閉制御手段32とを備えてい
る。当たり判定処理手段30は、第2図柄始動手段16が遊
技球を検出することを条件に第2図柄変動表示手段22の
停止図柄が当たり図柄を表示するか否かを乱数処理にて
判定するもので、第2図柄始動手段16が遊技球を検出し
たときに、所定周期で繰り返し発生する当たり・外れ決
定用の当たり乱数の乱数値を抽出し、それが当たり判定
値のときに当たりと判定するようになっている。
【0017】第2図柄変動制御手段31は、第2図柄始動
手段16が遊技球を検出することを条件に第2図柄変動表
示手段22の第2図柄を所定時間変動させる機能と、当た
り判定処理手段30が当たりと判定することを条件に第2
図柄変動表示手段22の第2図柄を所定の当たり図柄(例
えば奇数図柄)で停止させるように制御する機能とを有
する。開閉制御手段32は、第2図柄変動表示手段22の停
止図柄が当たり図柄を表示することを条件に第1図柄始
動手段14の開閉爪23を所定時間(例えば0.5秒程度)
開放させるようになっている。
【0018】第1制御系27は、大当たり判定処理手段
(特賞乱数判定処理手段)33と第1図柄変動制御手段34
と特賞付与手段35と大当たり判定値切替変手段(特賞判
定値切替手段)36とを備えている。
【0019】大当たり判定処理手段33は、第1図柄始動
手段14が遊技球を検出することを条件に乱数処理により
作動して、第1図柄変動表示手段21の停止図柄が大当た
り図柄を表示するか否かを乱数処理により抽選し判定す
る抽選遊技機能を備え、大当たり乱数用カウンタ(特賞
抽選乱数用カウンタ)37と大当たり判定手段(特賞判定
手段)38とを含んでいる。
【0020】大当たり乱数用カウンタ37は、例えば大当
たり確率(特賞確率)が1/401の場合、遊技制御プ
ログラムが終了する毎に初期値から順次カウントするカ
ウント動作を繰り返し行って、大当たり判定値(特賞判
定値)を含む0〜400までの大当たり乱数(特賞抽選
乱数)を一定周期で順次発生するようになっている。大
当たり判定手段38は第1図柄始動手段14が遊技球を検出
することを条件に、そのときの大当たり乱数用カウンタ
37の乱数値を抽出して、その乱数値が予め可変的に設定
された大当たり判定値と一致したときに大当たりと判定
するようになっている。
【0021】第1図柄変動制御手段34は、第1図柄始動
手段14が遊技球を検出することを条件に第1図柄変動表
示手段21の第1図柄を所定時間変動させる機能と、大当
たり判定処理手段33が大当たり乱数の乱数値の内、大当
たり判定値を抽出する抽選遊技の結果により第1図柄変
動表示手段21の停止図柄に大当たり図柄を表示させる機
能と、複数種類の大当たり図柄の中から第1図柄変動表
示手段21の停止図柄に表示すべき大当たり図柄を抽出し
決定する機能と、大当たり判定処理手段33が大当たり乱
数の乱数値の内、大当たり判定値以外の外れ乱数値を抽
出することを条件に第1図柄変動表示手段21の停止図柄
に外れ図柄を表示させる機能とを備えている。
【0022】なお、第1図柄変動制御手段34は、第1図
柄変動表示手段21の変動動作中に第1図柄始動手段14が
遊技球の入賞を検出したときに、所定個数(例えば4
個)までの入賞を記憶し、その記憶個数の範囲内で第1
図柄変動表示手段21の変動終了後に変動・停止を継続さ
せるようになっている。
【0023】特賞付与手段35は、第1図柄変動表示手段
21の停止図柄が「7・7・7」等の大当たり図柄を表示
することを条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる
ためのものである。特賞付与手段35は、第1図柄変動表
示手段21が大当たり図柄で停止する大当たりの発生を条
件に可変入賞手段15の開閉板24を開放する制御機能の他
に、開閉板24の開放から所定時間が経過したとき、又は
可変入賞手段15に所定数の遊技球が入賞したときに開閉
板24を閉じ、また開放中に入賞した遊技球が特定領域25
を通過することを条件に、最大所定回数まで開閉動作を
継続させるように制御する機能を有する。
【0024】大当たり判定値切替手段36は、予め設定さ
れた所定条件の成立により、乱数処理によって大当たり
乱数中の大当たり判定値を切り替えて変化させるための
ものである。この大当たり判定値切替手段36は、大当た
り乱数の乱数値1〜401の数以下の数の切替乱数をカ
ウントする判定値切替用カウンタ39を備え、特賞付与手
段35による特賞付与毎にその特賞付与の終了を契機とし
て、判定値切替用カウンタ39がカウントした切替乱数値
を大当たり判定手段38の大当たり判定値に更新するよう
になっている。なお、この更新は、大当たり判定値を取
得したことを契機としても可能である。
【0025】判定値切替用カウンタ39は、図4に示すよ
うに、遊技制御手段26が遊技制御プログラムに沿ったプ
ログラム処理を1割り込み時間T 毎に繰り返し行うこと
を利用して、1割り込み時間T 内のプログラム処理が終
了し次のプログラム処理が開始するまでの残余時間t 内
にカウント値を更新するように構成されている。
【0026】次に上記弾球遊技機における動作について
説明する。上皿7 に遊技球がある状態で発射手段9 の発
射ハンドル10を操作すると、上皿7 の遊技球が発射手段
9 の発射動作に連動して発射部に1個づつ供給され、そ
の遊技球を打撃槌で打撃してガイドレール11に沿って順
次遊技盤4 側へと発射させて行く。
【0027】遊技盤4 の上部側に発射された遊技球が遊
技盤4 の盤面に沿って落下する間に、その遊技球が第2
図柄始動手段16を通過すると、第2図柄変動制御手段31
が働いて第2図柄変動表示手段22の第2図柄を所定時間
変動させる。一方、第2図柄始動手段16が遊技球を検出
したときに、当たり判定処理手段30がその当たり乱数の
乱数値を抽出して当たり判定値か否かにより当たり判定
を行い、当たりであれば第2図柄変動表示手段22の停止
図柄が所定の当たり図柄を表示するように停止させる。
【0028】第2図柄変動表示手段22の停止図柄が当た
り図柄となると、開閉制御手段32が働いて第1図柄始動
手段14の一対の開閉爪23が開放する。このため第1図柄
始動手段14に遊技球が入賞し易くなり、それだけ第1図
柄変動表示手段21の第1図柄が変動し易くなる。
【0029】第1図柄始動手段14の開閉爪23が開放して
遊技球が入賞すると、第1図柄変動制御手段34が働いて
第1図柄変動表示手段21の第1図柄が同様に所定時間変
動する。一方、第1図柄始動手段14に遊技球が入賞する
と、大当たり判定処理手段33が大当たり判定処理を行
い、第1図柄変動表示手段21の変動後にその第1図柄を
大当たり図柄で停止させるか否かを判定する。
【0030】即ち、大当たり判定処理手段33では、遊技
制御手段26全体の遊技制御プログラムのプログラム処理
が1回終わる毎に大当たり乱数用カウンタ37がカウント
し、大当たり乱数の1〜401までの各乱数値のカウン
ト動作を繰り返しており、第1図柄始動手段14が遊技球
の入賞を検出すると、大当たり判定手段38がその時点の
大当たり乱数の乱数値を抽出する。そして、大当たり乱
数の乱数値が例えば大当たり判定値75であれば、大当
たり判定手段38が大当たりと判定し、第1図柄変動制御
手段34が働いて第1図柄変動表示手段21の変動後の各図
柄が「7・7・7」等の所定の大当たり図柄で停止す
る。
【0031】第1図柄変動表示手段21の停止図柄が大当
たり図柄を表示すると、特賞付与手段35が働いて開閉板
24が前側に開放する第1状態に可変入賞手段15を変換駆
動する。このため、遊技盤4 の上部側から落下する遊技
球の多くが開閉板24を経て可変入賞手段15に入賞し易く
なる。そして、可変入賞手段15に遊技球が入賞すると、
払い出し制御手段により払い出し手段が作動して、その
入賞球1個毎に15個の景品球を払い出して行く。従っ
て、一旦、第1図柄変動表示手段21側で大当たりが発生
すれば、遊技者に多大な利益が還元される。
【0032】なお、可変入賞手段15は10個の遊技球が
入賞するか、又は所定時間経過したときに開閉板24が閉
じる。そして、開閉板24の開放中に入賞した遊技球が特
定領域25を通過すれば、可変入賞手段15が再度開放し、
最大16回まで開閉動作を繰り返す。
【0033】遊技制御手段26では、図4に示すようにR
OMに格納された遊技制御プログラムに沿って1割り込
み時間T 内のプログラム処理を一定周期で繰り返し行っ
ている。そして、大当たり判定処理手段33では、大当た
り乱数用カウンタ37がそのプログラム処理毎に順次昇順
方向にカウントして、1〜401までのカウント動作を
繰り返しており、第1図柄始動手段14からの検出信号を
読み込んで、そのときの乱数値が大当たり判定値75か
否かを判定して大当たり判定処理を行っている。
【0034】また大当たり判定値切替手段36では、判定
値切替用カウンタ39がプログラム処理の終了毎に1割り
込み時間T の残余時間t に順次昇順方向にカウントし
て、1〜401までのカウント動作を繰り返している。
そして、特賞付与手段35により特賞が付与された場合に
は、その特賞付与が終了した時点の判定値切替用カウン
タ39の切替乱数値を大当たり判定値切替手段36が抽出し
て、その切替乱数値に大当たり判定手段38の大当たり判
定値を更新する。例えば切替乱数値が350であれば、
この乱数値に大当たり判定手段38の大当たり判定値を更
新するので、大当たり判定手段38は、その大当たり判定
値を350として判定動作を行う。
【0035】従って、特賞付与手段35による特賞の付与
があれば、その特賞付与が終了する毎に、大当たり判定
値切替手段36がその判定値切替用カウンタ39の乱数値に
大当たり判定手段38の大当たり判定値を切り替えるの
で、特賞付与手段35による特賞付与毎に大当たり判定手
段38の大当たり判定値を変化させることができる。この
ため特賞付与毎に大当たり判定手段38の大当たり判定値
の不規則に変化して、大当たり判定値の周期性がなくな
るので、単に大当たり乱数の発生周期に同期を取るだけ
で、大当たり判定値のタイミングを把握して大当たりを
不正に的中させるようなことはできない。
【0036】また大当たり判定値切替手段36の判定値切
替用カウンタ39は、遊技制御プログラムの1割り込み時
間T 中の残余時間t に、そのプログラム処理に続いて更
新処理を行っており、そのプログラム処理毎に処理時間
が変化するため、残余時間tが変化することとなって、
その乱数値の更新処理回数が不定となるので、その切替
乱数値を不規則に変化させることができる。
【0037】図5は本発明の第2の実施形態を例示し、
大当たり判定値切替手段36が抽選遊技機能により抽選さ
れた特定の外れ抽選結果により作動して大当たり判定手
段38の大当たり判定値を切り替えるようにしたものであ
る。
【0038】即ち、大当たり判定値切替手段36は、大当
たり乱数用カウンタ37の大当たり乱数の内、予め設定さ
れた特定の外れ乱数値を抽出する特定外れ乱数値抽出手
段40を備え、この特定外れ乱数値抽出手段40が特定の外
れ乱数値を抽出したときに、判定値切替用カウンタ39の
乱数値を大当たり判定手段38の大当たり判定値として更
新するようにしたものである。
【0039】従って、この場合にも、大当たり判定手段
38の大当たり判定値を不規則に変化させることができ
る。また特定外れ乱数値抽出手段40に多数の乱数値を特
定外れ乱数値としておけば、それらの乱数値を抽出する
毎に大当たり判定値が変化するので、大当たり判定値を
頻繁に変えることができる。
【0040】なお、実施形態には、次の各発明が記載さ
れている。その第1は、遊技盤4 の遊技領域12に複数種
類の入賞手段14,15,17〜19を備え、前記複数種類の入賞
手段14,15,17〜19の内、特定の入賞手段14への遊技球の
入賞を条件として乱数処理により作動する抽選遊技機能
と、該抽選遊技機能による抽選遊技によって抽選された
特賞抽選乱数値が特賞判定値のときに、その抽選遊技の
結果により遊技者に有利な状態を付与する特賞付与機能
とを備えた弾球遊技機において、前記抽選遊技用の特賞
抽選乱数の内、特賞判定値を予め設定された条件により
切り替える特賞判定値切替手段36を設けたものである。
【0041】第2は、図柄始動手段14と、1又は複数個
の図柄が所定時間変動して停止する図柄変動表示手段21
と、前記図柄始動手段14が遊技球を検出することを条件
に前記図柄変動表示手段21の停止図柄が特賞図柄を表示
するか否かを乱数処理にて判定する特賞判定処理手段33
と、前記図柄始動手段14が遊技球を検出することを条件
に前記図柄変動表示手段21の図柄を所定時間変動させ且
つ前記特賞判定処理手段33が特賞抽選乱数の特賞判定値
を抽出することを条件に前記図柄変動表示手段21に特賞
図柄を表示させる図柄変動制御手段34と、前記図柄変動
表示手段21が特賞図柄を表示することを条件に遊技者に
有利な状態を付与する特賞付与手段35とを備えた弾球遊
技機において、特賞判定値を予め設定された条件により
切り替える特賞判定値切替手段36を設けものである。
【0042】第3は、第1又は第2の発明において、前
記特賞判定値切替手段36は、前記特賞付与機能による特
賞付与毎に作動して特賞判定値を切り替えるようにした
ものである。
【0043】第4の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記特賞判定値切替手段36は、前記抽選遊技により
抽選された特定の外れ抽選結果により作動して特賞判定
値を切り替えるようにしたものである。
【0044】第5の発明は、請求項1〜4の何れかの発
明において、前記特賞判定値切替手段36は、遊技プログ
ラムの残余時間で更新する判定値切替用カウンタ39を備
え、前記予め設定された条件が成立したときの該判定値
切替用カウンタ39の乱数値を前記特賞判定値とするよう
にしたものである。
【0045】以上、本発明の各実施形態を例示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各実
施形態の大当たり乱数の数、切替乱数の数は何れも例示
であって、その数に限定されるものではない。また大当
たり乱数の中に複数個の大当たり判定値を設定すること
も可能である。
【0046】第1の実施形態では特賞付与毎にその終了
時点で、また第2の実施形態では特定外れ乱数値を抽出
する毎に、大当たり判定値切替手段36により夫々大当た
り判定値を切り替えるようにしているが、両者を併用し
ても良い。またこれら以外の条件によって切り替えるよ
うにすることも可能である。従って、切り替え条件は、
予め設定された一定の条件であれば十分である。
【0047】大当たり判定値切替手段36の切り替え乱数
の数は、大当たり乱数の数以下であれば、その乱数値に
直接大当たり判定値を更新できるので、処理が容易であ
るが、特別な処理を行う場合には、切替乱数の数を大当
たり乱数の数よりも多くすることも可能である。
【0048】遊技盤4 側の各遊技部品の組み合わせ、ゲ
ーム構成等は自在に変更可能であり、大当たりにより付
与する利益状態は、遊技者に有利になるものであれば十
分である。その他、本発明は、第2図柄変動表示手段22
の乱数処理にも採用可能であるし、パチンコ機は勿論の
こと、アレンジボール機、雀球遊技機等においても同様
に実施可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明では、遊技盤4 の遊技領域12に複
数種類の入賞手段14,15,17〜19を備え、前記複数種類の
入賞手段14,15,17〜19の内、特定の入賞手段14への遊技
球の入賞を条件として乱数処理により作動する抽選遊技
機能と、該抽選遊技機能による抽選遊技によって抽選さ
れた特賞抽選乱数値が特賞判定値のときに、その抽選遊
技の結果により遊技者に有利な状態を付与する特賞付与
機能とを備えた弾球遊技機において、前記抽選遊技用の
特賞抽選乱数の内、特賞判定値を予め設定された条件に
より切り替える特賞判定値切替手段36を設けているの
で、特賞抽選乱数の特賞判定値が変化して特賞判定値の
周期性がなくなり、従来の特賞判定値の周期性に伴う不
正行為を未然に防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
4 遊技盤 12 遊技領域 14 第1図柄始動手段 15 可変入賞手段 16 第2図柄始動手段 17〜19 普通入賞手段 21 第1図柄変動表示手段 33 大当たり判定処理手段(特賞乱数判定処理手段) 34 第1図柄変動制御手段 35 特賞付与手段 36 大当たり判定値切替手段(特賞判定値切替手段) 39 判定値切替用カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(4) の遊技領域(12)に複数種類の
    入賞手段(14)(15)(17)〜(19)を備え、前記複数種類の入
    賞手段(14)(15)(17)〜(19)の内、特定の入賞手段(14)へ
    の遊技球の入賞を条件として乱数処理により作動する抽
    選遊技機能と、該抽選遊技機能による抽選遊技によって
    抽選された特賞抽選乱数値が特賞判定値のときに、その
    抽選遊技の結果により遊技者に有利な状態を付与する特
    賞付与機能とを備えた弾球遊技機において、前記抽選遊
    技用の特賞抽選乱数の内、特賞判定値を予め設定された
    条件により切り替える特賞判定値切替手段(36)を設けた
    ことを特徴とする弾球遊技機。
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