JP2001016659A - 屋内制御システム及び記録媒体 - Google Patents

屋内制御システム及び記録媒体

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JP2001016659A
JP2001016659A JP11183470A JP18347099A JP2001016659A JP 2001016659 A JP2001016659 A JP 2001016659A JP 11183470 A JP11183470 A JP 11183470A JP 18347099 A JP18347099 A JP 18347099A JP 2001016659 A JP2001016659 A JP 2001016659A
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JP11183470A
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Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人が居いない部屋の不必要な機器での待機電流
の消費を抑えること。 【解決手段】複数の生体センサ19により、その家屋内
に人が居る場合にはその居る位置を検出する。電源コン
トローラ12は、マトリックステーブル16を参照し
て、その検出された人の居る位置近傍の屋内機器1を特
定し、その特定された各機器に対してユーザ指示の待機
状態に自動設定し、その待機状態に設定された各機器に
対するユーザ指示を許可するべく制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋内に設置され
た複数の機器(TV、ビデオ、パーソナルコンピュータ
(PC)、エアコン等)を制御する屋内制御システム、
及びそのような屋内制御システムの動作をコンピュータ
に実行させる命令を含むプログラムを格納したコンピュ
ータが読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、家屋内には、TV、ビデオ、P
C、エアコン等の各種の家庭用電気機器(家電機器)が
存在する。
【0003】これら各家電機器は、各部屋に分散した状
態で設置されている。
【0004】また、家屋内には、ドアフォンや電話等の
家屋外部からのアクセスを受け付ける外部コミュニケー
ション機器も設置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、各家
電機器に対する指示命令はリモートコントローラ(リモ
コン)を使うことが多いが、そのために各家電機器は常
に待機状態にあり、その電力は微弱であっても、待機状
態にある家電機器が多くなると、24時間常に常時ON
されている状態では、電力消費に大きな影響を及ぼすも
のであり、現在でも、その待機電流の消費は大きな問題
となっている。
【0006】現在、人の有無を検出して、照明器具をオ
ン/オフするものは知られているが、家電機器への応用
までは考えられていない。
【0007】また、外部コミュニケーション機器に関し
ては、各部屋それぞれに配置できるほどの個数を揃えて
いるのは希であり、通常は、特定の数部屋に配されてい
るだけである。従って、その特定の部屋以外に家人が居
た場合には、外部からのアクセスがあったとしても気付
かない場合がある。
【0008】本発明の課題は、人が居いない部屋の不必
要な機器における待機電流の消費を抑えられるようにす
ることである。
【0009】また、本発明の別の課題は、外部からのア
クセスの有無を確実に家人に伝達できるようにすること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の手段は
次の通りである。位置検出手段は、家屋内に設置された
複数の機器(TV、ビデオ、PC、エアコン等)を制御
する屋内制御システムにおいて、その家屋内に人が居る
場合にはその居る位置を検出する。機器特定手段は、上
記位置検出手段によって検出された人の居る位置近傍の
機器を特定する。制御手段は、上記機器特定手段によっ
て特定された各機器に対してユーザ指示の待機状態に設
定し(リモコンによる指示を受付ける予備電源のオ
ン)、その待機状態に設定された各機器に対するユーザ
指示を許可するべく制御する。
【0011】なお、ここで、上記制御手段は、上記機器
特定手段によって特定された機器を除く機器について
は、その機器が待機状態にあればその待機状態を解除す
る(予備電源のオフ)ものとすることが好ましい。
【0012】また、請求項5の発明の手段は次の通りで
ある。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、家屋
内に設置された複数の機器を制御する際に、以下の処理
をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格
納する。第1の処理は、その家屋内に人が居る場合には
その居る位置を検出する処理である。第2の処理は、そ
の検出された人の居る位置近傍の機器を特定する処理で
ある。第3の処理は、その特定された各機器に対してユ
ーザ指示の待機状態に設定し、その待機状態に設定され
た各機器に対するユーザ指示を許可するべく制御する処
理である。
【0013】請求項1及び請求項5の発明の手段の作用
は次の通りである。家屋内に設置された複数の機器を制
御するシステムであって、その家屋内に人が居る場合に
はその居る位置を検出し、その人の居る位置近傍の機器
を特定し、その特定された各機器に対してユーザ指示の
待機状態に設定し、その待機状態に設定された各機器に
対するユーザー指示を許可するべく制御する。従って、
人が居る部屋を検出することで、人が居る部屋の機器
(家電機器)のみを待機状態とし、他の部屋の機器につ
いてはその待機状態をOFFすることで節電を図れる。
【0014】また、請求項3の発明の手段は次の通りで
ある。通知手段は、家屋内の各部屋にそれぞれ設置され
ている。位置検出手段は、家屋内に人が居る場合にはそ
の居る位置を検出する。選択手段は、外部からのアクセ
ス要求(訪問客によるチャイム、電話等)があった場合
には、上記位置検出手段によって検出された位置に対応
する部屋の通知手段を選択し、その選択された通知手段
に対してメッセージ通知する。
【0015】なお、上記通知手段は、上記アクセス要求
元の機器との通話が可能な通話手段を含むものとし、上
記選択手段は、上記メッセージの通知と共に、その位置
の通話手段と上記アクセス要求元の機器とを通信接続
し、両者の間で通話可能とするものとするのが好まし
い。
【0016】また、請求項6の発明の手段は次の通りで
ある。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、外部
からのアクセス要求を家屋内の人に通知する際に、以下
の処理をコンピュータに実行させる命令を含むプログラ
ムを格納する。第1の処理は、家屋内に人が居る場合に
はその居る位置を検出する処理である。第2の処理は、
外部からのアクセス要求があった場合には、家屋内の各
部屋にそれぞれ設置された通知手段のうち、その検出さ
れた位置に対応する部屋の通知手段を選択し、その選択
された通知手段に対してメッセージ通知する処理であ
る。
【0017】請求項3及び請求項6の発明の手段の作用
は次の通りである。家屋内に人が居る場合にはその居る
位置を検出し、外部からのアクセス要求があった場合に
は、その検出された位置近傍の通知手段を選択し、その
選択された通知手段に対して人の居る部屋に対してメッ
セージ通知する。従って、外部からのアクセスの有無を
確実に家人に伝達することができるようになる。また、
通信接続されるので、通話可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1の(A)乃至図5の(B)を参照して説明する。
【0019】図1の(A)は、本発明の一実施の形態に
係る屋内制御システムの構成を示す図である。
【0020】この屋内制御システム10は、家屋内の各
部屋に分散配置された複数の屋内機器(TV、ビデオ、
PC、エアコン、電話等)1を制御するものであり、ド
アコントローラ11、電源コントローラ12、位置検出
コントローラ13、インタフェースコントローラ14、
管理テーブル15、マトリックステーブル16、家人検
出位置メモリ17、フラグメモリ18、複数の生体セン
サ(S1,S2,…)19、複数のインタフェース機器
(IF1,IF2,…)20から構成されている。
【0021】ここで、ドアコントローラ11は、図示し
ない玄関ドアの開閉に応じた処理を行うものであり、電
源コントローラ12は、各屋内機器1の電源制御を行う
ものである。位置検出コントローラ13は、複数の生体
センサ19により人の居る場所を検出するものであり、
インタフェースコントローラ14は、複数のインタフェ
ース機器(IF1,IF2,…)20を制御するもので
ある。
【0022】管理テーブル15は、図2の(A)に示す
ように、各屋内機器毎に、その設置場所と、現在の電源
ON/OFF状態(ステータス)と、待機状態(予備電
源のON/OFF状態)とを記憶したものである。ここ
で、屋内機器名及び設置場所については、ユーザが任意
に設定できるようになっており、ステータス及び予備電
源については、各屋内機器1との通信により各屋内機器
1の電源のON/OFFで自動的に更新され、また、上
記電源コントローラ12による電源制御に応じて書き換
えられる。なお、設置場所については、マトリックステ
ーブル16におけるマトリックス上の座標として記述さ
れている。また、屋内機器1のうち、電話や冷蔵庫のよ
うに常に電源ONが必要な機器に関しては、ステータス
がONに固定となっており、予備電源のフィールドは無
い。
【0023】マトリックステーブル16は、図2の
(B)に示すように、家屋内に分散設置された実際の各
屋内機器1の配置を、マトリックス上に置換して記憶し
ているものである。
【0024】家人検出位置メモリ17は、上記位置検出
コントローラ13が複数の生体センサ(S1,S2,
…)19により検出した家人の検出位置を記憶するため
のものである。この検出位置についても、図2の(C)
に示すように、上記マトリックステーブル16上の座標
として記述される。
【0025】フラグメモリ18は、図2の(D)に示す
ように、家屋内に一人も居ない場合にONされる不在フ
ラグ18Aと、上記固定のものを除いた屋内機器1が全
て電源及び予備電源OFFの場合にONとされる電源O
FFフラグ18Bとからなる。
【0026】複数の生体センサ(S1,S2,…)19
は、上記マトリックステーブル16の各マトリックス上
の座標に対応する位置それぞれに設置されるものであ
り、例えば温度センサなどである。勿論、これら生体セ
ンサ19は、上記マトリックス座標それぞれに対応する
位置に設置しなくとも、2個又は3個の生体センサ19
の検出信号のそれぞれの強度の関係などを用いて、位置
検出コントローラにて推定するものとしても良い。
【0027】複数のインタフェース機器(IF1,IF
2,…)20は、インタフェースコントローラ14の制
御によりドアフォンや電話と選択的に通信接続し、それ
らとの間で通話が可能な形態のものであり、家屋の各部
屋に少なくとも1個ずつ設置されている。
【0028】図1の(B)は、上記屋内制御システムを
実現するためのコンピュータの構成を示す図である。即
ち、同図において、参照番号100は全体を制御するコ
ンピュータ本体であり、上記ドアコントローラ11、電
源コントローラ12、位置検出コントローラ13、イン
タフェースコントローラ14として機能するものであ
る。101はキーボード等の入力装置であり、102は
LCDディスプレィ等の表示装置、103はプリンタ等
の印刷装置である。また、104は、オペレーティング
システム(OS)や上記各コントローラとしての機能プ
ログラム等の情報を記憶するハードディスク(HD)や
RAM等の記憶装置である。
【0029】ここで、上記コンピュータ本体100は、
この記憶装置104に記憶されたプログラムを実行する
際のワークメモリとして用いるための内部メモリ100
Aを有しており、この内部メモリ100Aには、上記プ
ログラムやその他の情報が展開される。さらに、この内
部メモリ100Aは、上記管理テーブル15、マトリッ
クステーブル16、家人検出位置メモリ17、フラグメ
モリ18等としても機能する。
【0030】また、参照番号105は、フロッピーディ
スク(FD)やCD−ROM等の可搬型記録媒体106
を駆動するための記録媒体駆動装置であり、OSやプロ
グラム、ファイル等を上記可搬型記録媒体106から読
み出して上記記憶装置104に記憶したり、逆に、記憶
装置104に記憶されているデータやファイルを可搬型
記録媒体106に書き込んだりするものである。そし
て、107は、上記屋内機器1や上記生体センサ19及
びインタフェース機器20との通信インタフェースであ
る。また、この通信インタフェース107を介して、図
示しない他の機器からOSやプログラム、ファイル等を
受信して上記記憶装置104に記憶したり、逆に、記憶
装置104に記憶されているデータやファイルを上記機
器に対して送信したりすることも可能である。
【0031】次に、このような構成における動作を説明
する。図3は、上記ドアコントローラ11の動作を説明
するフローチャートである。このフローチャートに記載
した各機能を実現するプログラムは、コンピュータ本体
100が読み取り可能なプログラムコードの形態で上記
記憶装置104もしくは可搬型記録媒体106に記憶さ
れている。
【0032】即ち、まず、図示しないセンサにより、玄
関ドアが開けられたことを検出すると(ステップST1
0)、人が屋外に出る方向に移動したかどうかを判別す
る(ステップST11)。これは、ドアの内と外となる
位置に配した2個の生体センサ19がどちらの順番で検
出したかにより、上記位置検出コントローラ13にて判
別できる。
【0033】人が屋外に出る方向に移動した場合には、
その人がドアキーを所持しているかどうかをチェックす
る(ステップST12)。これは、例えば、ドアキーに
小電力無線送信機等を付けておき、図示しない無線受信
装置によりこれを検出できるかどうかによりチェックす
ることができる。そして、ドアキーが所持されている場
合には(ステップST13)、ドアが閉じられるのを待
ってドアロックを行う(ステップST14)。
【0034】その後、上記位置検出コントローラ13に
より、屋内の家人の位置の検出を行い(ステップST1
5)、その結果として位置検出が有ったかどうかを判別
する(ステップST16)。そして、位置検出が有った
場合には直ちに上記ステップST10に戻るが、位置検
出が無い即ち誰も屋内に居ない場合には、不在フラグ1
8AをONしてから(ステップST17)、上記ステッ
プST10に戻る。
【0035】これに対して、上記ステップST13にお
いて、屋外に出た人がキーを所持していないと判別され
た場合には、図示しないスピーカ等によりキー忘れメッ
セージを通知する(ステップST18)。これは、まだ
ドアノブから手を放さないようなタイミングで行うのが
好ましい。そして、ドアが閉じられたかどうかを検出し
(ステップST19)、まだ開いたままであれば上記ス
テップST18に戻る。而して、ドアが閉じられたなら
ば、所定の時間経過後に玄関内に人が居るかどうかを上
記位置検出コントローラ13により検出し、そこに人が
居るならば(ステップST20)、上記ステップST1
0に戻る。また、玄関内に人が検出できないときは、外
出しようとした人がドアキーを取ってきてからドアを閉
じたものとして、上記ステップST15に進む。
【0036】一方、上記ステップST11において、人
が屋内に入る方向に移動したと判定した場合には、ドア
が閉じられるのを待って(ステップST21)、不在フ
ラグ18AをOFFにし(ステップST22)、上記ス
テップST10に戻る。
【0037】図4は、上記電源コントローラ12の動作
を説明するフローチャートである。このフローチャート
に記載した各機能を実現するプログラムは、コンピュー
タ本体100が読み取り可能なプログラムコードの形態
で上記記憶装置104もしくは可搬型記録媒体106に
記憶されている。
【0038】即ち、まず、不在フラグ18AがONかど
うかを判別する(ステップST30)。そして、それが
ONつまり家屋内に誰も人が居ない場合には、更に電源
OFFフラグ18BがONかどうかを判別する(ステッ
プST31)。そして、それもONつまり上記固定のも
のを除いた屋内機器1が全て電源及び予備電源OFFで
ある場合には、上記ステップST30に戻る。
【0039】これに対して、不在フラグ18AがONで
電源OFFフラグ18BがOFFの場合、即ち、家人が
外出したばかりの時には、上記ON状態に固定される特
定のものを除いた全屋内機器1の電源及び予備電源をO
FFにすると共に、その状態を管理テーブル15に反映
させる(ステップST32)。そして、電源OFFフラ
グ18BをONにしてから(ステップST33)、上記
ステップST30に戻る。
【0040】また、上記ステップST30において不在
フラグ18AがOFFつまり誰か家人が居ると判別した
場合には、更に、電源OFFフラグ18BがONかどう
かを判別する(ステップST34)。そして、それがO
Nとなっていた場合には、人の居る位置に応じた電源制
御を以下に行うために、それをOFFにする(ステップ
ST35)。
【0041】その後、あるいは上記ステップST34で
電源OFFフラグ18BがOFFとなっていると判別さ
れた場合には、上記位置検出コントローラ13により家
人の位置を検出する(ステップST36)。そして、そ
の検出した家人の位置近傍の屋内機器1を上記マトリッ
クステーブル16によリサーチし(ステップST3
7)、それらサーチされた屋内機器1のステータスを上
記管理テーブル15によりチェックする(ステップST
38)。そのチェック結果として、OFFステータスの
屋内機器1が無ければステップST41に進むが、有っ
た場合には、そのOFFステータスの屋内機器1の予備
電源をONすると共に、その状態を管理テーブル15に
反映させる(ステップST40)。これにより、家人近
傍の屋内機器1については待機電源がONされることに
なるので、リモコン操作でそれら屋内機器1のON操作
が可能となる。
【0042】その後、上記サーチされていない屋内機器
1の中でONステータスにないものを抽出し(ステップ
ST41)、それら抽出した全屋内機器1の予備電源を
OFFすると共に、その状態を管理テーブル15に反映
させて(ステップST42)、上記ステップST30に
戻る。つまり、その近傍に居なくともあえて意図的にO
Nしている機器については、電源ONのままを維持する
ものとしている。
【0043】図5の(A)は、上記インタフェースコン
トローラ14の動作を説明するフローチャートである。
このフローチャートに記載した各機能を実現するプログ
ラムは、コンピュータ本体100が読み取り可能なプロ
グラムコードの形態で上記記憶装置104もしくは可搬
型記録媒体106に記憶されている。
【0044】即ち、複数のインタフェース機器(IF
1,IF2,…)20は、図5の(B)に示すように各
部屋2に少なくとも1個ずつ設置されており、また、生
体センサ19も同様に各部屋2に少なくとも1個ずつ設
置されている。この場合、特に図示はしていないが、イ
ンタフェースコントローラ14つまりコンピュータ本体
100は、この生体センサ19とインタフェース機器2
0との関係を記憶したテーブルを備えている。
【0045】ここで、来客者により、上記屋内機器1の
一つとしてのドアフォンの操作が有ると(ステップST
50)、上記不在フラグ18AがONか否かを判別する
(ステップST51)。そして、それがONつまり家屋
内に誰も居ない場合には、不在メッセージや要件の自動
録音を促すメッセージ等をスピーカから出力するような
自動応答処理を実行して(ステップST52)、上記ス
テップST50に戻る。
【0046】これに対して、上記不在フラグ18AがO
FFつまり家屋内に誰か家人が居る場合には、上記位置
検出コントローラ13により家人の位置を検出し(ステ
ップST53)、その検出した家人の位置近傍のインタ
フェース機器20をサーチする(ステップST54)。
そして、そのサーチされたインタフェース機器20への
通信接続を行い(ステップST55)、そのインタフェ
ース機器20により、来客を知らせるメッセージを通知
する(ステップST56)。このメッセージは、そのメ
ッセージに応じて、その部屋2に居る家人が当該インタ
フェース機器20により操作確認を行うまで(ステップ
ST57)、繰り返し通知される。そして、操作確認に
応じて、当該インタフェース機器20とドアフォントの
間に接続を確立するインタフェース処理を行うことで
(ステップST58)、それらの間で通話が可能とな
る。
【0047】なお、このインタフェースコントローラ1
4は、上記屋内機器1の一つとしての電話機に電話がか
かってきた場合にも、同様の動作を実行し、電話機の存
在しない家人の居る部屋2のインタフェース機器20と
電話機とを接続して、そのインタフェース機器20によ
り電話通話を行うことができるようにすることも可能で
ある。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、家屋内に設置された複
数の機器を制御するシステムにおいて、その家屋内に人
が居る場合にはその居る位置を検出し、その人の居る位
置近傍の機器を特定し、その特定された各機器に対して
ユーザ指示の待機状態に自動設定し、その待機状態に設
定された各機器に対するユーザー指示を許可するべく制
御するようにしたことにより、人が居る部屋の機器(家
電機器)のみを待機状態とし、他の部屋の機器について
はその待機状態をOFFすることで節電を図ることがで
きる。
【0049】また、本発明によれば、家屋内に人が居る
場合にはその居る位置を検出し、外部からのアクセス要
求があった場合には、その検出された位置近傍の通知手
段を選択し、その選択された通知手段に対して人の居る
部屋に対してメッセージ通知するようにしたことによ
り、外部からのアクセスの有無を確実に家人に伝達する
ことができるようになる。また、通信接続されるので、
通話可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施の形態に係る屋内制御
システムの構成を示す図であり、(B)は(A)の屋内
制御システムを実現するためのコンピュータの構成を示
す図である。
【図2】(A)は管理テーブルの内容を示す図、(B)
はマトリックステーブルの内容を示す図、(C)は家人
検出位置メモリの内容を示す図であり、(D)はフラグ
メモリの内容を示す図である。
【図3】ドアコントローラの動作を説明するフローチャ
ートである。
【図4】電源コントローラの動作を説明するフローチャ
ートである。
【図5】(A)はインタフェースコントローラの動作を
説明するフローチャートであり、(B)は複数のインタ
フェース機器と複数の生体センサの配置関係を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 屋内機器 2 部屋 10 屋内制御システム 11 ドアコントローラ 12 電源コントローラ 13 位置検出コントローラ 14 インタフェースコントローラ 15 管理テーブル 16 マトリックステーブル 17 家人検出位置メモリ 18 フラグメモリ 18A 不在フラグ 18B 電源OFFフラグ 19 生体センサ 20 インタフェース機器 100 コンピュータ本体 100A 内部メモリ 101 入力装置 102 表示装置 103 印刷装置 104 記憶装置 105 記録媒体駆動装置 106 可搬型記録媒体 107 通信インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 9/00 G06F 1/00 332B 11/00 301 334E Fターム(参考) 5B011 DB11 DB26 DC07 EA10 FF01 FF03 HH02 KK01 MA02 5K038 CC11 GG05 5K048 AA16 BA03 BA08 BA12 DA02 DC04 DC07 EB02 EB06 EB10 FC01 HA01 HA02 HA31 5K101 KK11 LL01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家屋内に設置された複数の機器を制御す
    る屋内制御システムであって、 その家屋内に人が居る場合にはその居る位置を検出する
    位置検出手段と、 この位置検出手段によって検出された人の居る位置近傍
    の機器を特定する機器特定手段と、 この機器特定手段によって特定された各機器に対してユ
    ーザ指示の待機状態に設定し、その待機状態に設定され
    た各機器に対するユーザ指示を許可するべく制御する制
    御手段と、 を具備することを特徴とする屋内制御システム。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記機器特定手段によ
    って特定された機器を除く機器については、その機器が
    待機状態にあればその待機状態を解除することを特徴と
    する請求項1に記載の屋内制御システム。
  3. 【請求項3】 家屋内の各部屋にそれぞれ設置された通
    知手段と、 家屋内に人が居る場合にはその居る位置を検出する位置
    検出手段と、 外部からのアクセス要求があった場合には、上記位置検
    出手段によって検出された位置に対応する部屋の通知手
    段を選択し、その選択された通知手段に対してメッセー
    ジ通知する選択手段と、 を具備することを特徴とする屋内制御システム。
  4. 【請求項4】 上記通知手段は、上記アクセス要求元の
    機器との通話が可能な通話手段を含み、 上記選択手段は、上記メッセージの通知と共に、その位
    置の通話手段と上記アクセス要求元の機器とを通信接続
    し、両者の間で通話可能とすることを特徴とする請求項
    3に記載の屋内制御システム。
  5. 【請求項5】 家屋内に設置された複数の機器を制御す
    る際に、 その家屋内に人が居る場合にはその居る位置を検出する
    処理と、 その検出された人の居る位置近傍の機器を特定する処理
    と、 その特定された各機器に対してユーザ指示の待機状態に
    設定し、その待機状態に設定された各機器に対するユー
    ザ指示を許可するべく制御する処理と、 をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格
    納した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 外部からのアクセス要求を家屋内の人に
    通知する際に、 家屋内に人が居る場合にはその居る位置を検出する処理
    と、 外部からのアクセス要求があった場合には、家屋内の各
    部屋にそれぞれ設置された通知手段のうち、その検出さ
    れた位置に対応する部屋の通知手段を選択し、その選択
    された通知手段に対してメッセージ通知する処理と、 をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格
    納した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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