JP2010199911A - 監視システム及び監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は,監視システムの省電力化である。特に,大規模システムの消費電力、または実際の省電力の効果を可視化に関する。
【解決手段】 複数のカメラと,受信する制御メッセージに従って複数のカメラの給電をカメラ一台毎に制御可能な電源制御装置と,複数のカメラからの映像データを受信して監視者に提供する映像監視装置とから構成される映像監視システムであって,
映像監視装置は,カメラと電源制御装置との接続関係と,カメラ同士の間の主従関係を保持しており,複数のカメラのうち,主従関係において主側となる第1のカメラから通信ネットワーク経由で受信した映像データを分析し,該分析の結果,指定された事象が検出された場合に,主従関係において従側となる1台あるいは複数の第2のカメラへ給電を開始するように電源制御装置に制御メッセージを送信する映像監視システムを提供する。
【選択図】 図9

Description

本発明は,多数のカメラを通信ネットワークで接続し,多数のカメラの映像を監視することによって,ある特定の施設内,あるいは,特定の地域内を見守る監視システムの分野に関し,特に大規模化を想定した場合の,システム運用管理技術に関する。
近年,社会の様々な場所で安心,安全を脅かす事象が多数発生し,上記のような社会を見守る監視システムの需要が増加傾向にある。監視システムの規模は部屋内から,建物内,施設または敷地内,地域内まで様々な規模で需要があり,ハードウェアの性能向上と大量生産によるコストの低減から,従来に比べてより大規模な監視システムの実現が容易となり,その需要がより顕在化しているように思われる。
監視システムの大規模化にしたがい,伝送するデータ量の増加と共に,システムによる消費電力の増加も問題になってくる。電力量に関しては,カメラ1台辺りの消費電力はわずか(例えば約10W)であっても,数千台(約数十kW),数万台(約数百kW)の規模のカメラを24時間365日連続稼動すると,相当な電力量消費が発生する。
省電力を目的とした公知のシステムまたは装置として,例えば,特許文献1あるいは特許文献2が開示されている。特許文献1では,給電機器から接続される所定機器への給電をその所定機器の運用状況に応じて開始または停止することで,省電力を実現する。具体的には,予め定めた所定機器毎に運用スケジュールを保持し,例えば朝の決まった時刻に給電開始し,夕方の決まった時刻に給電停止することにより,夜間の給電を停止する手段を提供し,省電力を実施することができるとしている。
また,特許文献2でも,同様に電源供給(給電)端子毎に対応付けて非給電時間帯データを保持し,逐次時刻データと比較することにより端子毎の給電を停止あるいは再開する電源供給制御装置(給電制御装置)を開示している。特許文献2では,さらに,電源供給端子(コネクタ)毎に電力閾値と時間閾値に基づいて,電力供給を休止しても支障がない程度に使用頻度が低下しているか否かを判別している。これらにより省電力が可能としている。
背景技術として,給電制御が可能な既知の標準仕様や製品がいくるかある。例えば,上記特許文献1や特許文献2でも想定している標準規格IEEE802.3af(PoE:Power over Ether)があり,これに準拠した給電機能を備えたネットワークスイッチ及び受電機能を搭載したネットワークカメラ,ネットワークスイッチ,無線LANアクセスポイント,PHSアクセスポイント,固定型IP電話機,等がある。例えば,アラクサラネットワーク製のネットワークスイッチ「AX1230S−24P2CA」「AX1240S−24P2C」「AX3630S−24P」等は,接続ポート毎に給電及び通信の開閉をネットワーク経由で操作可能である。なお,ネットワーク経由でネットワークスイッチの操作を行うための標準の通信プロトコルとして,IETF(Internet Engineering Task Force)によって規格化されたSNMP(Simple Network Management Protocol)やNETCONFがあり,それらを活用可能である。
また,別な形態の電源制御装置として,例えば,明京電機製の「WATCHBOOT RPC-T8F」等がある。本装置は,主に接続機器のリブートを目的とした装置であり,電源プラグが接続可能なアウトレット(コンセント)を複数備え,アウトレット毎に設定に応じた電源制御(出力のオン/オフの切換)が可能である。
特開2005−303593 特開2006−85503
背景技術に記載した特許文献1及び特許文献2では,省電力化の効果は述べているが,いずれの場合においても,予め想定した運用スケジュールを用意しなければならない。また,特許文献2では,運用スケジュールに関わらず,利用状況に応じて給電停止する手段が開示されているが,運用スケジュールに基づいた以外に物理世界の状況に応じて給電開始する手段は開示されていない。すなわち,物理世界の状況に応じた効率の良い給電制御による最適な省電力ができないとおいう問題がある。
本発明の課題は,物理世界の状況に応じた監視システムの省電力化である。特に,規模が大きくなった場合に,システム全体での消費電力量の問題がより顕在化してくるため,物理世界の状況に応じた給電制御を行うことで,より効率の良い守秘電力量の抑制が実現できる。
また,監視システムの省電力化の導入により,実際の省電力の効果を可視化し検証し易くすることも省電力化に付随した重要な課題であり,本発明の課題である。
撮影した映像データを送信する複数のカメラと,通信ネットワーク経由で受信する制御メッセージに従って前記複数のカメラの給電をカメラ一台毎に制御可能な電源制御装置と,前記電源制御装置を介して前記複数のカメラからの映像データを受信して該映像データを解析する映像監視装置と,から構成される映像監視システムであって,前記映像監視装置は,前記カメラと前記電源制御装置との接続関係と,前記カメラ同士の間の主従関係を保持しており,前記複数のカメラのうち,前記主従関係において主側となる第1のカメラから通信ネットワーク経由で受信した映像データを分析し,該分析の結果,指定された事象が検出された場合に,前記主従関係において従側となる1台あるいは複数の第2のカメラへ給電を開始するように前記通信ネットワーク経由で前記電源制御装置に制御メッセージを送信し,あるいは前記分析の結果,指定した事象が検出されない状態が予め指定した時間継続した場合には,前記主従関係において従側となる1台以上の第2のカメラへの給電を停止するように前記通信ネットワーク経由で前記電源制御装置に制御メッセージを送信する。
本発明によれば,物理世界を監視するための多数のカメラについて,カメラ毎の必要性に応じて個別に自動的に適宜電源を投入したり切断したりするので,大規模な監視システムにおいては,個々のカメラを停止した時間の延べ時間から算出される電力量をシステム全体で省くこと,すなわち省電力化することが可能となる。なお,この際に監視本来の目的を阻害しないようにカメラの電源制御を実現していることは言うまでもない。
また,本発明によれば,個別に電力計などを設置しなくても,実際の省電力の効果の度合いをシステム運用管理者等に対して容易に提示することが可能となる。
第1の実施例に関わる,システム構成図である。 第1の実施例における,カメラへの給電を開始するシナリオのシステム動作例である。 第1の実施例における,カメラへの給電を停止するシナリオのシステム動作例である。 第1の実施例における,画像解析部から出力される事象開始の通知メッセージの一例である。 第1の実施例における,画像解析部から出力される事象停止の通知メッセージの一例である。 第1の実施例における,カメラ管理テーブルの一例である。 第1の実施例における,カメラ管理部のフローチャートである。 第1の実施例における,給電開始の制御メッセージの一例である。 第1の実施例における,給電開始の制御メッセージの一例である。 第1の実施例における,給電停止の制御メッセージの一例である。 第2の実施例に関わる,システム構成図である。 第3の実施例に関わる,システム構成図である。 第3の実施例に関わる,給電制御記録の一例である。
以下,本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は,映像監視システムの第1の実施例のシステム構成図である。複数のカメラ100と,複数の電源制御装置200と,1台の映像監視装置300と,以上を相互に接続するネットワーク10からなる。映像監視システムの基本機能は,物理世界の監視対象の映像をカメラ100で撮影し,撮影した映像をネットワーク10経由で映像監視装置300に転送し,映像監視装置300で受信した映像データを表示する機能である。この映像監視システムにより,空港・駅などの公共施設や,企業の施設等の監視担当者は,複数拠点の映像を監視センタなどで一括して閲覧することが可能となる。
次に図1の個々の構成要素について,機能概要と実装例を説明する。
カメラ100は,監視対象となる場所に多数設置され,ネットワークに接続可能なカメラである。システムの上位からの指示によって,撮影した画像を出力したり,自律的に撮影した画像を出力したりする。本発明では,画像データはデジタル化されることを想定しているが,その符号化方式は問わない。また,電源は電池を内蔵してもよいが,外部から受電することを想定している。実施例1では,電源ケーブルから受電するだけでなく,ネットワーク経由でも受電できるPoE受電機能付きのカメラを想定している。
電源制御装置200は,前記カメラ100が複数台毎に1台の割合で用意し,カメラ100の1台毎に対して,通信ネットワーク経由で電源給電制御(電源のオンとオフを切り換える機能)が可能な装置である。本実施例では,少なくともポート毎にPoE制御機能を備えたネットワークスイッチを想定している。SW(スイッチ)制御部210がSW (スイッチ)部240及びPoE制御部230を制御する。各種コンフィグレーションの設定値はSW(スイッチ)設定テーブル220に格納する。SW部240は,SW設定テーブル220の値に従って,送受信部250のポート毎に出入りするデータをスイッチング処理する。PoE制御部230は,SW設定テーブル220に格納されている設定値,あるいは,ネットワークから送受信部250経由で受信するメッセージに含まれる設定値をSW制御部210経由で受信して,送受信部250のポート毎にPoE給電の開閉制御(開始/停止制御)を実行する。また,PoE給電機能を備えたネットワークスイッチの場合,PoEによる給電の開閉制御だけでなく,本来の通信機能も含めてポート単位の機能を開閉制御してもよい。
映像監視装置300は,監視センタ等に設置されることを想定しており,基本機能として,ある程度広範囲に分散配置された複数のカメラ100からネットワーク経由で送信されてくる映像データを監視担当者に対して表示する。本発明ではさらに,送信されてくる映像データを逐次解析し,解析結果に応じて,一部の1台あるいは複数のカメラ100に対する給電制御を行う。なお,映像監視装置300は,具体的には汎用のパーソナルコンピュータ(以降,PC)で実現される。PCの詳細な説明は省略するが,主にCPU,メモリ,ハードディスクドライブ,ネットワークカード,キーボード,マウス,モニタなどから構成されており,映像監視装置300の処理の多くは,メモリ上の制御プログラムをCPUが実行することにより実現される。
図1に示す通り,映像監視装置300を機能ブロックで細分化すると,データ送受信部310,画像表示部320,画像解析部330,カメラ管理部340からなる。データ送受信部310の実態は,ネットワークカードとそれを操作するCPU上で動作する制御プログラムとして実現できる。また,画像表示部320は,CRTや液晶モニタなどの表示装置とそれらを操作するCPU上で動作する制御プログラムとして実現できる。さらにまた,画像解析部330はCPU上で動作する制御プログラムとして実現できる。最後に,カメラ管理部340もCPU上で動作する制御プログラムとして実現でき,カメラ管理テーブル341は前記制御プログラムの管理の元でメモリ上に保持されるものとする。本発明では,画像解析部340とカメラ管理部340が特徴である。詳細は後述する。
ネットワーク10は,通常のIPネットワークを想定しており,ネットワークスイッチやルータによりネットワークを構成している。本発明においては,全てのカメラ100と映像監視装置300が通信でき,全ての電源制御装置200と映像監視装置300が通信できることが実現できるように接続されていることが前提であるが,本発明はそれ以外,例えば有線ネットワークか無線ネットワークか等,は特に限定しない。
次に図2及び図3を用いて,システム全体の動作フローと映像監視装置300の詳細な動作を説明する。図2はあるカメラ(Camera#101)からの画像データの解析結果に基づいて,他の稼動していないカメラ(Camera#102,Camera#103)への給電を開始するシナリオの動作例を,画像データの流れと,制御メッセージの流れで示している。図3は,逆に稼動しているカメラ(Camera#102,Camera#103)への給電を遮断し,カメラを停止させるシナリオの動作例を示している。
図2や図3において,運用中の画像データは実線の矢印で示す通りに流れる。稼動中のカメラは図2ではCamera#101及びCamera#201であり,図3ではCamera#101,Camera#201,Camera#202及びCamera#203である。それらの稼動中のカメラから,画像データはネットワーク10を経由して,映像監視装置300に向けて送信される。
映像監視装置300の内部では,データ送受信部310が画像データを受けて,画像表示部320に転送し,画像表示部320が監視のためのモニタに転送された画像データを表示することにより基本機能を実現する。本発明では,前述の通り,画像解析部330とカメラ管理部340を有する点が特徴であり,主にこれらにより課題を解決するための手段を実現する。以下,画像解析部330とカメラ管理部340を中心に映像監視装置300の内部での処理を詳細に説明する。
まず,図2及び図3に示す通り,データ送受信部310は画像データを,画像表示部320へだけでなく,画像解析部330へも定常的に転送する。
次に,画像解析部330は,受信した画像データの全て,あるいは,ある一定間隔毎に画像データを選択して,カメラが捉えている物理世界の事象(イベント)の有無を逐次分析処理する(図2及び図3の(0)のステップ)。分析した結果何らかの予め想定された事象が検出されると,分析結果として,事象が検出されたカメラの識別子である“カメラID”と“事象開始”または“事象終了”の旨を通知するメッセージ(図2及び図3の(1))を,カメラ管理部340に対して出力する。
ここで,上記の画像解析部300での分析処理は,既知の各種の画像処理技術を利用可能であり,例えば“動き検知”技術や“顔検知”技術があるが,特定の技術に限定はしない。図2での“動き検知”の場合,簡単な計算手順は例えば以下の通りとなる。時間方向に隣あった2つの画像フレーム間の差分を計算し,差分値の度合いを,被写体の変化の度合いとし,その差分値が予め指定されたある閾値を超えたか否かで,画面内の動きの有無を判定できる。カメラが固定されている場合,撮影エリアが完全に静止していれば前記の差分値はゼロとなり,映っている物体が動いたり,移動物体が横切ったりすると前記の差分値がある程度の大きさの値が得られる。図3での動き無し判定は,例えば,同じ差分値が予め指定されたある閾値を越えない場合がある時間継続した場合に“動き無し”と判定すればよい。
図4Aに画像解析部300から分析処理の結果として出力される事象開始の通知メッセージ例を示す。また,図4Bに同様に事象終了の通知メッセージ例を示す。図4A及び図4Bの例では,XML(eXtensible Markup Language)形式で表記しており,カメラIDをホスト名で表現した例と,IPアドレスで表現した例を示している。さらに想定する事象が複数ある場合は,図にはない事象の種類をさらに表記してもよい。XML形式で表記することにより,このような更新要求に対して柔軟に対応できる。
次に図2及び図3のシナリオにおけるカメラ管理部340の動作を説明する。
まず,図5にカメラ管理部340が参照するカメラ管理テーブル341の一例を示す。カメラ管理テーブル341は,システム内に含まれる全てのカメラに関して,そのカメラの識別子であるカメラID342と,そのカメラへの給電を担っている電源制御装置(実施例では,ネットワークスイッチが兼ねている)及びその配下のポートそれぞれの識別子である接続先ネットワークスイッチID(IPアドレス)345及び接続先ポートID(ポート番号)346の情報と,マスターカメラID343の情報を保持している。マスターカメラID343は,カメラ間の主従関係における主側のカメラの識別子である。さらに,画像解析部330からの事象通知メッセージを解釈するために,カメラのIPアドレス344が必要であり,別のテーブルで保持してもよいし,図5のように一緒に保持していてもよい。
ここで,カメラ間の主従関係の主側のカメラとは,従側となるあるカメラの給電制御(稼動のオン・オフ)の要否を決める元の情報となるカメラであり,本実施例では給電制御を行うトリガーとなる事象の元の映像データを提供するカメラであることを意味する。また,あるカメラの主従関係の主側となるカメラが,他のカメラの従側になってもよく,図5の例では,カメラID342が“203”のカメラが相当する。
なお,カメラ管理テーブル341は,システム構築時に構築担当者(システムインテグレータ)が作成することを想定している。カメラIDの表記はシステム内で一意に識別できればよく,構築担当者が決めればよい。また,図5中に例示している通り,給電制御を行うトリガーとなるカメラが複数あってもよい。また,図5では,上記の項目のみであるが,監視の観点やシステム運用保守の観点から,カメラの設置場所やカメラの稼動状態,メーカー名等の情報を同時に保持してもよい。
次に,図6のフローチャートに沿って,図2及び図3におけるカメラ管理部340の動作フローをより具体的に説明する。
まず,システム起動フェーズのカメラ管理部340の動作を説明する。カメラ管理部340は,カメラ管理テーブル341を対象として,マスターカメラID343が“NULL”であるカメラ(「常時ONカメラ」)を検索する(S01)。検索された「常時ONカメラ」が接続されている電源制御装置へ「給電開始」制御メッセージを送信する(S02)。ここで,制御メッセージを送信すべき電源制御装置の宛先は,カメラ管理テーブル341から決めることができる。図5の例で説明すると,カメラID“101”と“201”の2台のカメラが,マスタカメラID343が’NULL’であるため,「常時ONカメラ」となり,制御メッセージの宛先は接続先ネットワークスイッチID345すなわちIPアドレスがそれぞれの”10.200.10.1”と”10.200.20.1”のネットワークスイッチであり,制御メッセージにパラメータとして同梱する接続先ポートID346はどちらも”0/1”となる。図7Aに制御メッセージ例を示す。
次に,起動フェーズが終わり,運用フェーズになると,画像解析部330からの通知メッセージ(分析結果)の待ち状態となる(S03)。画像解析部330から通知メッセージを受信すると,上述したカメラ管理テーブル341を参照し,どのカメラの電源を制御するかを判定する(S04)。具体的には,通知メッセージに含まれるカメラIDをマスターカメラIDとして含むカメラIDを求める。例えば,図4Aの通知メッセージを受信した場合には,図5のテーブルからそのカメラIDが201だとわかり,次いでマスターカメラIDに201を含むカメラIDは,202と203だとわかる。同時に,図5のテーブルから,カメラIDが202と203の2台のカメラに対応した給電制御メッセージの送信先が,IPアドレスが”10.200.20.1”であり,ポート番号が”0/2”と”0/3”であることがわかる。
次に,通知メッセージが給電開始(UP)か給電停止(DOWN)かに基づいて(S05),対応する制御メッセージを生成し,対応する電源制御装置200に対して,生成した制御メッセージを送信する(S06またはS07)。具体的には,図4Aの通知メッセージを受信した場合は,カメラ202に対応して例えば図7Bに例示する制御メッセージを生成し,送信する。また,図7Cは給電停止の場合の制御メッセージ例を示している。
以上の通り,映像監視装置300が動作する。
なお,制御メッセージをネットワークスイッチにネットワーク経由で送信する方法は,標準の通信プロトコルであるSNMPやNETCONFを使う方法がある。
実施例1では,電源制御装置200として給電制御可能なPoE給電機能付きのネットワークスイッチを想定し,カメラ100としてPoE受電機能付きのネットワークカメラとし,映像監視システムの実施例を示した。しかし,電源制御可能な機器であれば同様に省電力運用が可能であり,映像監視システムに限らず,ビル内のオフィスなどでの各種サービス提供システムも実現可能である。図8に同様な効果が得られる第2の実施例を示す。
まず,ネットワーク経由で電源給電制御が可能な電源制御装置200として,図8に示している通り,既存のコンセント経由での給電を,ネットワーク経由で制御できる電源制御装置210を使っても良い。既製品として例えば,明京電機製の「WATCH BOOT RPC-T8F」等が利用可能である。
次に,図8では,実施例1のカメラの代わりに,ユビキタス端末110とセンサ120で構成している。ここで,ユビキタス端末110とは,PoE受電機能が付いている端末を想定しており,例えば卓上型IP電話機や,部屋の壁や天井に設置する無線LANアクセスポイントや,PHSアクセスポイント,さらにネットワークスイッチ等でもよい。また,センサ120としては着座センサや部屋の入り口などでの各種入退室センサや各種非接触ICカードなどを活用してもよい。
例えば,卓上型IP電話機と着座センサの場合,人が在席しているかどうかを着座センサの出力からデータ解析部430が判定し,判定結果に応じて,端末管理部440がIP電話機の稼動を電源制御装置210経由で制御させることができる。基本的な動作は第1の実施例と同じである。人が席に着けば給電を開始し,人が居なくなってしばらくすると,給電を停止させる。人の不在を検知してIP電話機の電源を切ることで省電力を実現することができる。すなわち,夜間は一斉に電源を切断するなどでも夜間の電力消費を節約できるが,本発明によれば,昼間もきめ細かく給電制御をするので,省電力の効果がより大きくできる。
なお,図8に表現している通り,図1の画像監視装置300に対応する装置として,監視サーバ400と監視クライアント500の2種類に分けた構成として実装してもよし,図1と同様に一台の監視装置として実装してもよい。2種類に分けた場合,監視クライアント500は複数存在してもよい。データ送受信部410やデータ送受信部510は,データ送受信部310と同様な機能を持つ。また,データ表示部520は画像表示部320に,画像解析部330はデータ解析部430に,端末管理部440はカメラ管理部340に,端末管理テーブル441はカメラ管理テーブル341に対応した機能を持つ。また,NW−SW(ネットワークスイッチ)11は,図1との比較のため記載しているが,電源制御機能を電源制御装置210が提供しているので,通信ネットワーク10の一部とみなして差し支えない。
(省電力量の可視化)
最後に,第1の実施例を前提とした,第3の実施例を示す。第3の実施例では,本発明が解決する課題である省電力について,その効果を実際に記録し,提示する手段を提供する。
図9に第3の実施例に関するシステム構成例を示す。カメラ管理部340が制御メッセージを送信すると同時に,送信した制御メッセージに含む情報を送信した時刻(タイムスタンプ)と共に図示されていない制御ログ342として記録する。図10にカメラの稼動記録である制御ログ342の一例を示す。制御ログはテキスト形式のファイルなどに書き出すことにより実現できる。この記録される制御ログ342を元に,カメラ管理部340は24時間365日のうち,実際に稼動していた時間の割合をカメラ毎に求めることができる。それにより,カメラ毎の省電力率を求めたり,システム全体の省電力率を求めたりすることができる。また,カメラ1台あたりの消費電力がわかれば節約できた電力量を算出でき,さらに単位電力あたりの電気料金がわかれば削減できた電気代がわかる。
例えば,1000台のカメラを含む映像監視システムを想定する。ここで簡単のために,1000台のうち20台が常に稼動しているカメラであるとし,実際のある運用において,残りの980台が24時間のうち平均で6時間のみ動作していたとする。すると,1000台のカメラのうち常時稼動の20台の省電力率は0%であるが,残りの980台のカメラの省電力率は(24−6)/24=75%であり,システムの全カメラでは73.5%の省電力率となる。仮にカメラ1台あたり10Wとすると1日あたり10[W]x(24−6)[h]x980[台]=176,400[Wh]の電力量を節約できることになる。以上の省電力の効果を自動的に算出して,運用管理者の要求に応じて,あるいは,自動で定期的に,表示部にて運用管理者などに説得力のある具体的な値で提示することができる。具体的表示方法は,数字でもグラフでもよい。また,1時間などの単位時間毎に最新の値を表示しても良いし,履歴を棒グラフや折れ線グラフや表で表示しても良い。
このような省電力の効果を具体的に認知させることは,システムを運用する主体が最終的には人間である以上で大変有効である。
10・・・通信ネットワーク
100・・・カメラ
200・・・ネットワーク経由で制御可能な電源制御装置
210・・・スイッチ(SW)制御部
220・・・スイッチ(SW)設定テーブル
230・・・PoE制御部
240・・・スイッチ(SW)部
250・・・送受信部(ポート)
300・・・映像監視装置
310・・・データ送受信部
320・・・画像表示部
330・・・画像解析部
340・・・カメラ管理部
341・・・カメラ管理テーブル
342・・・制御ログ

Claims (6)

  1. 物理量を捉える複数のセンサと,複数のユビキタス端末と,通信ネットワーク経由で受信する制御メッセージに従って前記複数の端末の給電を該端末一台毎に制御可能な電源制御装置と,前記複数のセンサからのデータを受信する監視装置と,前記複数のセンサと前記複数の端末と前記電源制御装置と前記監視装置とを相互に接続する通信ネットワークから構成される監視システムであって,
    前記監視装置は,前記センサと前記端末の位置的な関連度関係と,前記端末と前記電源制御装置との接続関係と,前記端末同士の間の主従関係を保持しており,
    前記複数の端末のうち,前記主従関係において主側となる第1の端末と位置的な関連度の大きい前記センサから前記通信ネットワーク経由で受信したデータを分析し,該分析の結果,予め指定された事象が検出された場合に,前記主従関係において従側となる1台あるいは複数台の第2の端末へ給電を開始するように前記通信ネットワーク経由で前記電源制御装置に制御メッセージを送信し,あるいは前記分析の結果,指定した事象が検出されない状態が予め指定した時間継続した場合に,前記主従関係において従側となる1台あるいは複数台の第2の端末への給電を停止するように前記通信ネットワーク経由で前記電源制御装置に制御メッセージを送信する,ことを特徴とする監視システム。
  2. 撮影した映像データを送信する複数のカメラと,通信ネットワーク経由で受信する制御メッセージに従って前記複数のカメラの給電をカメラ一台毎に制御可能な電源制御装置と,前記電源制御装置を介して前記複数のカメラからの映像データを受信して該映像データを解析する映像監視装置と,から構成される映像監視システムであって,
    前記映像監視装置は,
    前記カメラと前記電源制御装置との接続関係と,前記カメラ同士の間の主従関係を保持しており,
    前記複数のカメラのうち,前記主従関係において主側となる第1のカメラから通信ネットワーク経由で受信した映像データを分析し,該分析の結果,指定された事象が検出された場合に,前記主従関係において従側となる1台あるいは複数の第2のカメラへ給電を開始するように前記通信ネットワーク経由で前記電源制御装置に制御メッセージを送信し,あるいは前記分析の結果,指定した事象が検出されない状態が予め指定した時間継続した場合には,前記主従関係において従側となる1台以上の第2のカメラへの給電を停止するように前記通信ネットワーク経由で前記電源制御装置に制御メッセージを送信する,ことを特徴とする映像監視システム。
  3. 請求項2に記載の映像監視システムであて,
    前記第2のカメラが,前記電源制御装置からの受電を開始した場合に,第1のカメラとしての役割を開始する,
    ことを特徴とする映像監視システム
  4. 複数のカメラからの映像データを前記カメラに給電する電源制御装置を介して受信する映像監視装置であって,
    該映像監視装置は,
    前記カメラと前記電源制御装置との接続関係と,前記カメラ同士の間の主従関係を保持しており,前記複数のカメラのうち,
    前記主従関係において主側となる第1のカメラから通信ネットワーク経由で受信した映像データを分析し,該分析の結果,指定された事象が検出された場合に,前記主従関係において従側となる1台あるいは複数の第2のカメラへ給電を開始するように前記通信ネットワーク経由で前記電源制御装置に制御メッセージを送信し,あるいは前記分析の結果,指定した事象が検出されない状態が予め指定した時間継続した場合には,前記主従関係において従側となる1台以上の第2のカメラへの給電を停止するように前記通信ネットワーク経由で前記電源制御装置に制御メッセージを送信する,ことを特徴とする映像監視装置。
  5. 請求項2乃至3に記載の映像監視システムであって,
    前記映像監視装置は,前記カメラへの給電を開始するように前記通信ネットワーク経由で前記電源制御装置に制御メッセージを送信すると同時に,制御メッセージを、該制御メッセージを送信した時間と共に制御ログとして記録し,一定時間毎に前記制御ログの情報から前記カメラへの給電を停止していた時間を計算し,さらに省電力率に変換し,該省電力率または節約した電力量を表示する,ことを特徴とする映像監視システム。
  6. 請求項4に記載の映像監視装置であって,
    前記映像監視装置は,前記カメラへの給電を開始するように前記通信ネットワーク経由で前記電源制御装置に制御メッセージを送信すると同時に,制御メッセージを該制御メッセージを送信した時間と共に制御ログとして記録し,一定時間毎に前記制御ログの情報から前記カメラへの給電を停止していた時間を計算し,さらに省電力率に変換し,該省電力率または節約した電力量を出力する,ことを特徴とする映像監視装置。
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