JP2001016638A - 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信装置の自動利得制御方法 - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム及び無線通信装置の自動利得制御方法

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JP2001016638A
JP2001016638A JP18454799A JP18454799A JP2001016638A JP 2001016638 A JP2001016638 A JP 2001016638A JP 18454799 A JP18454799 A JP 18454799A JP 18454799 A JP18454799 A JP 18454799A JP 2001016638 A JP2001016638 A JP 2001016638A
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wireless communication
gain control
field strength
automatic gain
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Yutaka Tomii
豊 冨依
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3078Circuits generating control signals for digitally modulated signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver

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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信チャネルモニタを適切に行い、かつ、受
信部のゲインを適切に自動制御し、通信効率を必要以上
に劣化させることのない受信機を実現する。 【解決手段】 ゲインコントロールアンプ7の増幅率を
受信電界強度に応じて自動的に適切量に制御するAGC
を構成する。そして、受信電界強度を測る測定時間及び
測定周期、並びに、それらをフィードバックして増幅率
を制御する制御周期のそれぞれを、変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信装置、無線
通信システム及び無線通信装置の自動利得制御方法に関
し、特に無線通信装置、無線通信システム及び無線通信
装置の自動利得制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置等の移動無線送受信機にお
いては、受信電界強度の変化に応じて、自動的に受信増
幅部の増幅率(ゲイン)を適切に制御する手法、すなわ
ちオートゲインコントロール(Automatic G
ain Control;以下AGCと呼ぶ)が従来か
ら行われている。この従来から行われているAGCにお
いては、希望受信信号の振幅等が、変調によってそもそ
も存在するレベル変動や、あるいは、マルチパスフェー
ジングの影響による変動に誤って追随してしまうことを
避ける必要がある。このため、従来のAGCでは、適切
な時間の平均受信電力を計算した後、それに従って、ゲ
インのコントロールを行うことが一般的である。
【0003】平均受信電力に基づいて、変調速度に対し
て十分大きな時間区間で制御しないと、変調方式によっ
ては、振幅成分に含まれる情報信号を正しく受信できな
い場合が生じ得るし、フェージングの変動に対して十分
な耐性をもたないと、安定した受信性能が得られないか
らである。
【0004】周知のTDMA方式においては、チャネル
を時分割に使用し、他のチャネルとの混信を避けている
ので、従来のAGCをそのまま用いても問題とならな
い。これに対し、CDMA方式においては、その性質上
他のチャネルとの混信を許容しているので、他のチャネ
ルの送信信号はノイズにみえてしまう。しかも、他のチ
ャネルの信号レベルが変動すると、ノイズが変動するよ
うにみえてしまう。したがって、CDMA方式では、ノ
イズが常に存在し、かつ、そのノイズが変動するという
特質があるので、従来のAGCをそのまま用いることが
できない。
【0005】一方、複数の無線チャネルを受信するシス
テムにおいて、1つのチャネルを受信している間に、他
のチャネルの受信レベルをモニタする機能を有している
ものがある。その目的は、あるチャネルにおいて通信を
している間にも、他により良い通信チャネルが存在しな
いか適切な頻度で探索し、より良い通信チャネルが見つ
かれば、そちらのチャネルへの移行を図ることによっ
て、常に最良の通信状態を保つことである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような場合、
受信回路を1系統しか持たない受信装置においては、あ
る通信チャネルでの通信中に、その通信を一時的に中断
して、他のチャネルをモニタしに行く必要がある。この
ため、他のチャネルのモニタ時間は極力短時間であるこ
とが望まれる。長い時間を要すると、それだけ、元の通
信チャネルの通信中断時間が長くなり、通信効率が悪く
なるためである。
【0007】また、受信回路を2系統持つことによっ
て、元の通信チャネルの通信を中断させることなく、他
のチャネルを探索に行く構成も考えられる。しかし、か
かる構成を採用すると、受信装置の小型・軽量化、低価
格化・低消費電流化の観点から望ましくない場合が多
い。
【0008】従って、受信部のゲインを適切に自動制御
することと、ある通信の通信効率を必要以上に劣化させ
ずに、通信チャネルモニタを行うことは、相反する機能
であった。
【0009】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は通信チャネル
モニタを適切に行い、かつ、受信部のゲインを適切に自
動制御し、通信効率を必要以上に劣化させることのない
無線通信装置、無線通信システム及び無線通信装置の自
動利得制御方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による無線通信装
置は、通信方式が互いに異なる第1及び第2の電話シス
テムの基地局の送信信号の受信電界強度をそれぞれ測定
する測定手段を含み、前記第1及び第2の電話システム
のうち前記測定手段の測定結果に応じて選択した電話シ
ステムの基地局との間で送受信を行うようにしたことを
特徴とする。
【0011】本発明による他の無線通信装置は、無線信
号を受信する受信手段と、所定の測定時間内の受信電界
強度を測定する測定手段と、前記測定手段において測定
された受信電界強度に基づいて前記受信手段の増幅率を
制御する自動利得制御手段とを含み、前記測定時間が変
化自在であることを特徴とする。
【0012】本発明による他の無線通信装置は、無線信
号を受信する受信手段と、所定の測定時間内の受信電界
強度を測定する測定手段と、前記測定手段において測定
された受信電界強度に基づいて使用する無線通信システ
ムを選択する選択手段と、前記選択手段において選択さ
れた無線通信システムに基づいて前記測定時間を設定す
る設定手段と、前記設定手段において設定された測定時
間内に測定された受信電界強度に基づいて前記受信手段
における増幅率を制御する自動利得制御手段とを含むこ
とを特徴とする。
【0013】本発明による他の無線通信装置は、無線信
号を受信する受信手段と、この受信信号の所定時間内の
受信電界強度に応じて前記受信手段における増幅率を制
御する自動利得制御手段とを含む無線通信装置であっ
て、前記自動利得制御手段は、前記受信信号の直交2成
分を演算して受信電界強度を求める演算器と、この演算
された受信電界強度を順次記憶する第1のメモリと、こ
の第1のメモリに記憶された受信電界強度を所定時間毎
に読出して平均値を算出する算出部と、この算出部が算
出した平均値のうち少なくとも前回の算出値と最新の算
出値とを記憶する第2のメモリと、この第2のメモリに
記憶された算出値同士の比較結果に応じて前記増幅率を
制御するゲイン制御部とを含むことを特徴とする。
【0014】本発明による無線通信システムは、上記無
線通信装置と、この無線通信装置と送受信を行う基地局
とを含む移動通信システムであって、前記無線通信装置
は、前記測定手段による測定期間を前記基地局に通知す
る手段を更に含み、該基地局はその測定期間内において
は送信レベルを変化させないことを特徴とする。
【0015】本発明による無線通信装置の自動利得制御
方法は、無線信号を受信する受信ステップと、所定の測
定時間内の受信電界強度を測定する測定ステップと、前
記測定ステップにおいて測定された受信電界強度に基づ
いて使用する無線通信システムを選択する選択ステップ
と、前記選択ステップにおいて選択された無線通信シス
テムに基づいて前記測定時間を設定する設定ステップ
と、前記設定ステップにおいて設定された測定時間内に
測定された受信電界強度に基づいて前記受信ステップに
おける増幅率を制御する自動利得制御ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0016】本発明による他の無線通信装置の自動利得
制御方法は、無線信号を受信する受信手段と、この受信
信号の所定時間内の受信電界強度に応じて前記受信手段
における増幅率を制御する自動利得制御手段とを含む無
線通信装置の自動利得制御方法であって、前記受信信号
の直交2成分を演算して受信電界強度を求めるステップ
と、この演算された受信電界強度を第1のメモリに順次
記憶するステップと、この記憶された受信電界強度を所
定時間毎に読出して平均値を算出するステップと、この
算出した平均値のうち少なくとも前回の算出値と最新の
算出値とを第2のメモリに記憶するステップと、この記
憶された算出値同士の比較結果に応じて前記増幅率を制
御するステップとを含むことを特徴とする。
【0017】要するに本受信機は、受信部の増幅率を受
信電界強度に応じて自動的に適切量に制御するAGCに
おいて、受信電界強度を測る測定時間及び測定周期、並
びに、それらをフィードバックして増幅率を制御する制
御周期のそれぞれを、変化させることのできる構成を持
っているのである。
【0018】更に、そのAGC制御パラメータを切替え
る必要性を検出する手段を持ち、必要な時にのみ切替え
を行う機能を持つ。その上で、AGC制御の要求精度を
設定する機能を持ち、通信状態を極力良好に保つ必要が
ある場合と、概ねの受信電界レベルが判定できれば良い
場合、等の必要性に応じて、AGC制御パラメータの切
替え設定を行う。
【0019】また、上記AGC制御パラメータ切替えの
必要性の検出手段として、通信チャネルが切り替わった
こと、更には切り替わったチャネル周波数を自動的に検
出する機能を用い、その検出結果に基づいて、上記制御
時間を変化させる機能を持つ。更に、使用した通信チャ
ネルにおいて用いたAGC制御パラメータを記憶する機
能を持ち、検出した切替え周波数が、過去に通信に使用
したチャネルである場合には、予め記憶されているAG
C制御パラメータを初期値として用いる機能を有する。
【0020】加えて、切り替わった先の通信チャネル
が、過去に使用したチャネルである場合、過去の使用時
からの時間経過を検出し、予め設定された時間以内の再
使用であれば、記憶されている過去のAGC制御パラメ
ータを初期値として用い、それ以上の時間が経過してい
れば、AGC制御パラメータの最適値再検出の動作を行
う機能を有する。
【0021】または、時間経過の検出の代わりに、もし
くは時間経過の検出に加えて、切り替わった先の通信チ
ャネルのシステムパラメータを予め取得しておくことに
よって、通信チャネルの質・状態に応じたAGC制御パ
ラメータ初期値を用いる機能を有する。
【0022】これらの機能によって、通信状態の異なる
通信チャネルへ移行した際の、受信増幅部の増幅率の初
期値、及び受信状態検出・捕捉能力等を、必要最小限の
時間で必要十分な状態に最適化することを可能とする。
【0023】
【発明の実施の形態】いま、無線通信装置が、異なった
複数の通信チャネルを利用する場合を考える。異なった
通信チャネルとは、キャリア周波数のみが異なる場合、
更に受信波を送出している送信局側の位置や、それらと
無線通信装置の間の伝搬環境が異なる等、受信波の品質
が異なる場合、あるいは、異なった信号フォーマット
や、ひいては異なった変調方式を持った他の送信局との
通信を行う場合等が考えられる。異なった変調方式を持
った他の送信局との通信を行う場合には、ある変調方式
の送信局が設置されていない地域においても、他の変調
方式の送信局が既に設置されていれば、それを利用して
通信できるというメリットがある。なお、後述する例で
は、使用する通信チャネルのキャリア周波数によって、
受信しようとする通信チャネルの信号フォーマットや変
調方式を認識するものとする。
【0024】ここで、図2に示されているように、周知
のGSM(global system mobil
e)方式による基地局と、周知のCDMA(code
division multiple access)
方式による基地局とを設け、これら基地局と1台の受信
機(移動機)とで送受信を行う場合を考える。GSM方
式では、TDMA(time division mu
ltiple access)、すなわち時分割にチャ
ンネルを使用して他のチャンネルとの混信を防いでい
る。一方、CDMA方式では、相関値の最も高い符号を
用いて送信データ復元しているので、他のチャンネルと
の混信を当然に許容している。また、CDMA方式で
は、基地局からの距離等の変化に伴って送信電力を短い
周期で変化させる点において、GSM方式とは異なる。
【0025】したがって、GSM方式におけるAGC回
路をそのままCDMA方式に適用することはできない。
この点について、更に図3を参照して説明する。同図に
示されているように、CDMA方式においては、受信電
界強度が時間の変化に伴って1スロット毎に階段状に変
化する。つまり基地局は、各スロット毎に送信電力を変
化させるが1つのスロット内では、送信電力を一定に保
っている。このため、受信電界強度が時間の変化に伴っ
て1スロット毎に階段状に変化するのである。
【0026】この階段状の変化に伴い、他の受信機との
送受信信号のレベルも変動し、結果的に雑音が変動する
ように見えてしまう。また同図においては1スロット中
の受信電界強度は変化していないが、実際には、フェー
ジングによって受信電界強度が微小に変化する。
【0027】よって、CDMA方式においては、この受
信電界強度の微小変化のみを、AGC回路によって一定
に保つ必要がある。この場合、GSM方式におけるAG
C回路をそのままCDMA方式に適用すると、微小変化
のみならず、受信電界強度の階段状変化部分をも含めて
全体の変化を抑え、レベルを一定に保つようにAGC回
路が動作してしまう。このようなAGC回路の動作は、
CDMA方式に反することになるので、GSM方式にお
けるAGC回路をCDMA方式に適用することができな
い。
【0028】受信電界強度の階段状変化部分をそのまま
にし、微小変化のみを一定に保つには、後述する時間平
均値の算出周期を、受信しようとする通信チャネルに応
じて適宜変更してAGC回路を動作させる必要がある。
このAGC回路を含む、本発明の無線通信装置につい
て、図1を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て参照する各図においては、他の図と同等部分には同一
符号が付されている。
【0029】図1は本発明による無線通信装置の実施の
一形態を示すブロック図である。同図において、アンテ
ナ1において受信した受信波は、バンドパスフィルタ2
によって、所望の帯域のみが抽出され、LNA(Low
Noise Amplifier)3において増幅さ
れる。さらに、増幅された受信波は、段間フィルタ4に
おいて不要な高調波を除去された後、ミクサ5によっ
て、周波数シンセサイザから供給される第1ローカル周
波数を用いて中間周波数に変換される。そして、再度不
要な高調波・イメージ波等を段間フィルタ6で除去され
た後、ゲインコントロールアンプ7を介して直交復調器
8−1,8−2へ入力される。
【0030】直交復調器8−1,8−2では、中間周波
数と同一周波数の第2ローカル周波数を移相器11で9
0度位相シフトさせた2つのローカル周波数を受信信号
に乗ずる。これによって、直交した2つのベースバンド
信号が抽出される。
【0031】抽出された受信信号の直交した2つの成分
は、各々ローパスフィルタ9−1,9−2によって、高
調波の除去、波形整形が行われる。その後、A/D変換
器10−1,10−2に入力され、標本化・量子化され
たディジタル変調信号成分となる。そして、このディジ
タル変調信号はディジタル復調部13へ入力され、ディ
ジタル復調処理によってデータ・音声等として再生され
る。
【0032】第1ローカル、第2ローカルは、各々VC
O(voltage controlled osci
llator)21、22と周波数シンセサイザIC2
3,24を用い、TCXO(temperature
controlled crystal oscill
ator)25を基準周波数発振器としたPLLを構成
する。
【0033】まず、図4に示されているように、VCO
21の発振出力をシンセサイザ周波数設定器26によっ
て設定される分周比に応じて可変分周器231で分周す
る。また、TCXO25の発振出力を固定分周器233
で分周する。これら分周出力について、位相比較器23
2で位相比較し、その位相比較結果に応じてVCO21
の発振周波数を制御するのである。このPLLは安定し
た周波数源となり、その出力はミクサ5に供給される。
【0034】また、図5に示されているように、VCO
22の発振出力を固定分周器241で分周する。この分
周出力及びTCXO25の発振出力について、位相比較
器242で位相比較し、その位相比較結果に応じてVC
O22の発振周波数を制御するのである。このPLLは
安定した周波数源となり、その出力は直交復調器8−2
に供給され、また移相器11を介して直交復調器8−1
に供給される。
【0035】ところで、図1中のゲインコントロールア
ンプ7は、制御電圧信号によって増幅率が変化制御され
る増幅器である。このアンプ7は、受信した受信波の電
界強度(振幅)に応じて増幅率を制御することによっ
て、後段のA/D変換器10−1,10−2への入力レ
ベルが、常に適切な範囲となるように働いている。
【0036】ゲインコントロールアンプ7への制御信号
は、A/D変換器10−1,10−2の出力、すなわち
直交した2つのディジタル変調信号成分を基にAGCゲ
イン制御部30において作成され供給される。このAG
Cゲイン制御部30は、演算器31,メモリ32,制御
ゲイン算出部33,ゲイン制御部34、D/A変換器3
5,ゲイン制御切替え制御部36,メモリ37から構成
されている。
【0037】ディジタル演算器31は、加算器又は乗算
器で構成されている。このディジタル演算器31は、2
つのA/D変換器10−1,10−2から入力されるデ
ィジタル変調信号の直交2成分の加法平均値又は乗法平
均値を求める。そして、この求めた結果がメモリ32へ
出力される。これによって、瞬時瞬時の受信信号振幅値
が求められる。
【0038】メモリ32は、ディジタル演算器31から
入力される瞬時振幅値を順次蓄積する。これによって、
受信振幅の変動履歴を取得することができる。制御ゲイ
ン算出部33は、メモリ32に蓄積された受信振幅の変
動履歴を、ある時間毎に取出す。そして、制御ゲイン算
出部33は、それらの時間平均値を求める。
【0039】ここで、A/D変換器10−1,10−2
に8ビットのものを用い、チップレート4.096MH
zの4倍の16.384MHzでオーバサンプリングす
るものとすれば、00h(hは16進数であることを示
す、以下同じ)からFFhの範囲の8ビットのデータ
が、16.384MHzの速さで、復調部13及び演算
器31に入力されることになる。A/D変換器10−
1,10−2の1回毎の出力値は、受信電界強度に比例
し、受信入力が全く無い場合は00h、A/D変換器が
飽和するほどの高入力(A/D変換可能な最大値より大
きな入力)を受信している場合はFFhが出力される。
【0040】演算器31には、2つのA/D変換器10
−1,10−2からそれぞれ8ビットのデータが入力さ
れ、その都度、平均化演算が行われる。例えば、双方の
A/D変換器から0Fhが入力されれば、平均値は0F
hとなる。つまり、メモリ32には、図6に示されてい
るような00h〜FFhの範囲の8ビットのデータが記
憶されていることになる。
【0041】ここで、時間平均計算について説明する。
上述したように、サンプリング周波数が16.384M
Hzの場合、メモリ32のデータは、周期=1/16.
384μsec毎の受信レベル値となる。そこで、メモ
リ32から、1〜nまでの値を取出して全て加算し、n
で割ると、n×1/16.384μsにおける平均受信
電界値が求まる。0.625msの無線スロットの周期
でこれを行うものとすれば、0.625ms/(1/1
6.384μs)=10240個のデータをメモリ32
から取出して加算し、10240で割ることによって、
「0.625ms時間の平均受信電界値」が求まること
になる。このnの数を変化させることによって、平均化
する時間の長短を制御することができるのである。
【0042】また、8ビットのデータをn個加算するた
めのレジスタを用いてメモリ32を構成することもでき
る。この場合は、メモリ32は、例えば十数ビットのレ
ジスタ1個と、加算されたサンプル数nを記憶するレジ
スタのみとなる。
【0043】ここで、例えば8ビットのデータを102
40個(213<214)加算するためには、最大で22ビ
ットの加算データレジスタが必要となる。このレジスタ
は、1回データが入力される毎に、加算数が1ずつイン
クリメントされる。このレジスタが図7に示されてい
る。このレジスタをある時刻に読出すと、加算数=x、
加算データ=yであれば、y/xを計算することによ
り、サンプリング周期×xsec時間の平均受信レベル
が求まる。
【0044】いずれの場合においても、制御ゲイン算出
部33が出力するのは、ここで求めた時間平均受信レベ
ル(ここでは8ビットのデータ)となる。
【0045】ゲイン制御部34は、制御ゲイン算出部3
3が出力した最新の時間平均値とその1つ前の時間平均
値とを比較することによって、制御ゲインを適切に補正
し、D/A変換器35を通じて、ゲインコントロールア
ンプ7の制御電圧信号としてフィードバックしている。
なお、ゲイン制御部34が参照する、最新の時間平均値
(現時点のAGC制御信号電圧値)及び1つ前の時間平
均値は、メモリ37に保存されている。
【0046】メモリ37には、図8に示されているよう
な2つのデータが記憶されている。すなわち、制御ゲイ
ン算出部33が出力した1つ前の時間平均値と、制御ゲ
イン算出部33が出力した最新の時間平均値とがメモリ
37に記憶されている。いずれも8ビットのデータであ
る。このメモリ37に記憶されているデータは、ゲイン
制御部34によって読出される。その読出す際のアドレ
スは、ゲイン制御切替え制御部36によって与えられ
る。
【0047】ゲイン制御部34は、メモリ37に記憶さ
れている2つのデータを比較することにより、時間平均
値を求めるための時間平均区間の間に受信レベルがどの
程度変動したのかを知ることができる。この変動量を知
ることによって、ゲイン制御部34は、その変動を打消
す方向にD/A変換器35への出力値を変化させる。こ
の場合、受信レベル変動量に対して、どの程度の粗さで
D/A変換器35への出力を変化させるかについてのデ
ータを、テーブル等で保持しておく。また、その粗さを
変化させることによって、AGCの追随感度を変化させ
ることもできる。
【0048】ところで、メモリ37は上述した各種のデ
ータを別々の領域に区分けして記憶している。この場
合、データの種類別に専用のメモリをそれぞれ用意し、
それらデータを別々のメモリに記憶しても良い。しか
し、物理的に別々のメモリを用意すると、装置筐体の小
型化を妨げることになる。そこで、物理的には1つのメ
モリを各データ毎のブロックに分け、これらのデータを
記憶させれば、装置筐体の小型化の一助となる。
【0049】ここで、制御ゲイン算出部33が、メモリ
32に蓄積された受信振幅の変動履歴を取出す周期は、
受信信号を平均化する時間の長さに相当する。この時間
周期が短すぎると、AGCのレスポンスは早くなる。し
かし、その周期が短いと、フェージング等の短期的変動
に過敏に反応してしまって、正しく復調できないことが
ある。更には、特に振幅に変調信号成分が含まれるよう
な変調方式を用いている場合に、その変調信号情報を歪
ませてしまう危険もある。
【0050】逆に、平均化する時間周期が長すぎると、
フェージング等の瞬時変動には強くなる。しかし、その
周期が長いと、移動送受信機の移動に伴う受信レベルの
漸次変動に十分追随できない。すると、A/D変換器1
0−1,10−2へ入力される信号が大きくなり過ぎて
飽和したり、逆に小さくなりすぎて量子化雑音が受信信
号に対して無視できないほど大きくなってしまう。これ
によって、受信品質の劣化を招くこともある。そこで、
このような受信品質劣化を防ぐために、制御ゲイン算出
部33は、常に適切な時間周期で時間平均算出を行う必
要がある。
【0051】図1に戻り、さらに本移動送受信機の構成
について説明する。まず、CPU40から周波数設定デ
ータが出力され、この周波数設定データがシンセサイザ
周波数設定器26に入力される。この周波数設定データ
には、ディジタル信号による出力周波数値や分周比が含
まれている。
【0052】シンセサイザ周波数設定器26は、具体的
には、周波数設定データを保持するレジスタによって構
成される。このシンセサイザ周波数設定器26に設定さ
れた周波数設定データの分周比は、周波数シンセサイザ
IC23に入力される。これによって、シンセサイザ周
波数設定器26は、VCO21の出力周波数を決定する
ことになる。本実施例では、使用する通信チャネルのキ
ャリア周波数によって、受信しようとする通信チャネル
の信号フォーマットや変調方式を認識するものとする。
【0053】ゲイン制御部切替え制御部36は、シンセ
サイザ周波数設定器26から周波数シンセサイザ23へ
入力される周波数設定データの分周比をモニタする。そ
の分周比によって、ゲイン制御部切替え制御部36は、
どの周波数の通信チャネルが現在使用されているか、そ
のチャネル番号(CH番号)を知ることができる。
【0054】また、ゲイン制御部切替え制御部36は、
使用できるキャリア周波数それぞれに対して、予め適切
なゲイン切替え制御パラメータを記憶したメモリテーブ
ルを保有している。このテーブルについて図9を参照し
て説明する。同図に示されているように、このテーブル
は、分周比及びCH番号、並びにこれらに対する受信振
幅平均化時間の適正値を示すものである。すなわち、分
周比とチャネル番号とが定まれば、受信振幅平均化時間
の適正値が定まるのである。この受信振幅平均化時間の
適正値は、CDMA方式かGSM方式かによって値が異
なる。
【0055】ここで、分周比は、周波数シンセサイザ2
3への設定データであり、シンセサイザの仕様に依存し
た値のバイナリデータの羅列となる。例えば、周波数シ
ンセサイザ23が16ビットのデータを設定する仕様で
あるものとする。そして、チャネル番号1〜100がC
DMAで101〜200がGSMであり、平均化時間を
各々0.625ms、0.3125msとする。する
と、ゲイン制御部切替え制御部36のメモリテーブル
は、図9に示されているようなデータが保持されること
になる。
【0056】また、平均化時間を上述した加算数nの値
で記憶させることもできる。この場合には、図10に示
されているように分周比及びCH番号に対して受信振幅
平均化サンプリング数がメモリテーブルに保持されるこ
とになる。
【0057】以上説明したテーブルを用いることによ
り、ゲイン制御部切替え制御部36は、指定された分周
比と周波数シンセサイザ23へ入力される周波数設定デ
ータをモニタすることによって得られるCH番号とを元
に、制御ゲイン算出部33に対して受信振幅平均化時間
の適正値を設定する。もっとも、テーブルを使用せず
に、図11に示されているように、CPU40から周波
数シンセサイザ23及びゲイン制御部切替え制御部36
に直接設定しても良い。この場合、シンセサイザ周波数
設定器26が不要になるので、装置筐体をより小型化で
きる。
【0058】同時にゲイン制御部34は、ゲイン制御切
替え周期の適正値(目標値)に基づいたタイミングで、
メモリ37に記憶されている時間平均値を読出す。これ
により、制御ゲイン算出部33からメモリ37を介して
ゲイン制御部34へ算出結果を伝達することができる。
ゲイン制御切替え周期の適正値、すなわち目標値は、ス
ロットの長さに応じて決定する。なお、メモリ37に記
憶されている時間平均値は、ゲイン制御部切替え制御部
36が読出しても良い。
【0059】ところで、上述した無線通信装置では、以
下のような自動利得制御方法が実現されている。すなわ
ち、所定の測定時間内の受信電界強度を測定し、この測
定された受信電界強度に基づいて使用する無線通信シス
テムを選択し、この選択された無線通信システムに基づ
いて測定時間を設定し、この設定された測定時間内に測
定された受信電界強度に基づいて増幅率を制御する方法
が実現されているのである。この自動利得制御方法につ
いて、更に図12のフローチャートを参照して説明す
る。同図に示されているように、まず、無線通信装置に
おいて無線信号を受信し(ステップS121)、所定の
測定時間内の受信電界強度を測定する(ステップS12
2)。
【0060】次に、この測定された受信電界強度に基づ
いて使用する無線通信システムを選択する(ステップS
123)。この選択された無線通信システムに基づいて
測定時間を設定する(ステップS124)。そして、こ
の設定された測定時間内に測定された受信電界強度に基
づいて増幅率を制御するのである(ステップS12
5)。
【0061】この自動利得制御においては、通信方式が
互いに異なる2つの電話システムの基地局の送信信号の
受信電界強度を、送受信を中断して測定することになる
が、その時間は極めて短い時間で済む。また、その受信
電界強度の測定は、電話システムによる回線品質が低下
したときに行うか、所定周期で行えば良い。なお、増幅
率の変化制御は、通信チャネルの切換えに応答して行え
ば良い。
【0062】また、図1中のAGCゲイン制御部30に
おいては、図13に示されているような自動利得制御方
法が実現されていることになる。すなわち、まず、受信
信号の直交2成分を演算して受信電界強度を求める(ス
テップS131)。この演算された受信電界強度を順次
メモリ32に記憶する(ステップS132)。この記憶
された受信電界強度を所定時間毎に読出して平均値を算
出する(ステップS133)。
【0063】次に、算出した平均値のうち少なくとも前
回の算出値と最新の算出値とをメモリ37に記憶する
(ステップS134)。この記憶された算出値同士の比
較結果に応じて増幅率を制御する(ステップS13
5)。
【0064】以上の自動利得制御においては、算出した
平均値を履歴としてメモリ37に記憶し、この履歴とし
て記憶された平均値のうち以前使用した通信チャネルに
対応する平均値に応じて増幅率を制御しても良い。ま
た、分周器に設定される分周比に基づいて通信チャネル
を検出し、この通信チャネルに対応する平均値をメモリ
37から読出し、この読出された平均値に応じて増幅率
を制御しても良い。
【0065】以上のように、本装置では、ある通信チャ
ネルを用いて通信を行っている状態では適切な時間の平
均値に基づいて安定したAGC動作を行うのである。そ
して、他の通信チャネルへ切替わって通信を行う場合に
は、切替わった先の通信チャネルの情報を予め記憶もし
くは認識しておくことによって、いち早くAGCの状態
を最適値に修正し直すことができるのである。
【0066】また、ある通信チャネルでの通信中に、他
の通信チャネルの受信電界レベルを調査し、十分な受信
電界強度が得られる通信チャネルが見つかった場合に、
改めて通信チャネルの切替え動作を開始するような無線
通信システムにおいては、受信電界強度の測定精度がさ
ほど高く要求されない代わりに、調査に要する時間を極
力短時間に抑えることが要求される場合がある。現在通
信中の通信チャネルとの通信を、他のチャネルの調査の
ために、一時的に中断しなければならず、通信効率が低
下することを避けるためである。そのような場合には、
本受信機を用いて無線通信システムを構成すれば、必要
最小限の精度で高速にAGCの状態を制御することがで
きる。
【0067】この場合、他のチャネルを調査するタイミ
ングは、以下のように定める。すなわち、例えば、現在
使用しているチャネルの受信電界強度が所定閾値よりも
低下した場合やフレームエラーレートが所定閾値以上に
なった場合に、他のチャネルの受信電界強度を測定す
る。そして、メモリ32に書込まれた測定結果(受信電
界強度)を読出し、所定閾値との比較結果に応じてCP
U40に割込みをかけてチャネルの切り替えを行うので
ある。こうすれば、回線品質が劣化する前に他のチャネ
ルに切り替えることができるのである。
【0068】また、現在使用しているチャネルの受信電
界強度に関係なく、タイマによる一定時間経過毎に、他
のチャネルの受信電界強度を測定しても良い。こうすれ
ば、現在使用しているものよりも、より品質の良い回線
に切り替えることができるのである。これらの測定タイ
ミングは、CPU40によって定められる。上述した受
信電界強度で判断する方式と、タイマを用いる方式とを
併用しても良いことはもちろんである。
【0069】なお、受信電界強度を測定する測定期間
は、無線通信装置から基地局に通知され、基地局はその
測定期間内においては送信電力レベルを変化させないも
のとする。送信電力レベルを変化させると正しい測定結
果が得られないからである。
【0070】ここで、図14に示されているように、基
地局140と無線通信装置141との間で送受信を行っ
ている場合を考える。この場合において、無線通信装置
141内の受信部141bが受信電界強度を測定する期
間に関するデータを、送信部141aから基地局140
内の受信部141bに通知する。この通知を受けること
により、基地局140は無線通信装置141内の受信部
141bにおける測定期間を知ることができる。そし
て、基地局140内の送信部140aはその測定期間内
において送信電力レベルを変化させないように制御する
のである。
【0071】さらにまた、使用する通信チャネルのCH
番号を知った時点で、ゲイン制御部切替え制御部36及
びゲイン制御部34によって、メモリ37に記憶されて
いる通信チャネル使用履歴を検索しても良い。そして、
その通信チャネルが過去に使用したことがある通信チャ
ネルである場合には、その時点でのゲイン制御値をゲイ
ン制御部34に設定するのである。これにより、最も確
からしい初期値を設定でき、AGCのループを速やかに
収束させることができる。なお、この通信チャネル使用
履歴は、過去に使用したことがあるCH番号とその使用
時刻等に関する情報である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、あ
る通信チャネルを用いて通信を行っている状態では適切
な時間の平均値に基づいて安定したAGC動作を行い、
他の通信チャネルへ切替わって通信を行う場合には、切
替わった先の通信チャネルの情報を予め記憶もしくは認
識しておくことによって、いち早くAGCの状態を最適
値に修正し直すことができるという効果がある。
【0073】また、他チャンネルのモニタを実施するこ
とを自動的に検知してAGC平均化時間を切替えること
により、複雑な制御を用いずに、AGC平均時間の自動
切替えを平易に実現できるという効果がある。更には、
その他チャネルモニタ動作開始検出を、周波数シンセサ
イザの制御信号もしくは電圧制御発信器の制御信号を用
いて行うことにより、従来のAGC制御方式の構成に比
して、さほど大きな追加・変更無く、適切なAGCを実
現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による受信機の構成を示
すブロック図である。
【図2】GSM方式による基地局及びCDMA方式によ
る基地局と、1台の受信機とで送受信を行う状態を示す
図である。
【図3】CDMA方式における、受信電界強度と時間と
の関係を示す図である。
【図4】図1中の周波数シンセサイザIC23を含むP
LLの構成を示すブロック図である。
【図5】図1中の周波数シンセサイザIC24を含むP
LLの構成を示すブロック図である。
【図6】図1中のメモリ32の構成例を示す図である。
【図7】レジスタを用いて構成したメモリ32の例を示
す図である。
【図8】図1中のメモリ37の構成例を示す図である。
【図9】図1中のゲイン制御部切替え制御部36内のテ
ーブルの構成例を示す図である。
【図10】図1中のゲイン制御部切替え制御部36内の
テーブルの他の構成例を示す図である。
【図11】図1中のシンセサイザ周波数設定器26を用
いない場合における無線通信装置の構成例を示す図であ
る。
【図12】本発明の無線通信装置における自動利得制御
方法を示すフローチャートである。
【図13】図1中のAGCゲイン制御部30における自
動利得制御方法を示すフローチャートである。
【図14】本発明の無線通信装置と基地局との送受信状
態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信バンドパスフィルタ 3 LNA 4 受信段間フィルタ 5 ミクサ 6 段間フィルタ 7 ゲインコントロールアンプ 8−1,8−2 直交復調器 9−1,9−2 ベースバンドローパスフィルタ 10−1,10−2 A/D変換器 13 ディジタル復調部 21,22 VCO 23,24 周波数シンセサイザIC 25 TCXO 26 シンセサイザ周波数設定器 30 AGCゲイン制御部 31 ディジタル演算器 32,37 メモリ 33 制御ゲイン算出部 34 ゲイン制御部 35 A/D変換器 36 ゲイン制御部切替え制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11 EE31 FF00 5K028 AA07 AA11 BB04 CC02 CC05 DD01 DD02 HH04 PP04 PP11 SS24 5K061 AA11 BB12 CC13 CC16 CC45 CC52 JJ06 JJ07 5K067 AA13 AA23 BB04 CC04 CC10 EE02 EE04 EE10 FF16 HH21 HH23 KK15

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信方式が互いに異なる第1及び第2の
    電話システムの基地局の送信信号の受信電界強度をそれ
    ぞれ測定する測定手段を含み、前記第1及び第2の電話
    システムのうち前記測定手段の測定結果に応じて選択し
    た電話システムの基地局との間で送受信を行うようにし
    たことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の電話システムはCDMA方式
    による電話システムであり、前記第2の電話システムは
    前記CDMA方式とは異なる方式による電話システムで
    あることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記CDMA方式とは異なる方式による
    電話システムは、TDMA方式による電話システムであ
    ることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 無線信号を受信する受信手段と、所定の
    測定時間内の受信電界強度を測定する測定手段と、前記
    測定手段において測定された受信電界強度に基づいて前
    記受信手段の増幅率を制御する自動利得制御手段とを含
    み、前記測定時間が変化自在であることを特徴とする無
    線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記測定手段において測定される受信電
    界強度に基づいて使用する通信チャネルを切替える切替
    手段を更に含み、前記測定時間は前記切替手段によって
    切替えられた通信チャネルに基づいて設定されることを
    特徴とする請求項4記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記測定手段において測定される受信電
    界強度は、前記測定時間内に得られる所定個数の受信電
    界強度の平均値であることを特徴とする請求項4又は5
    記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記測定手段において測定される受信電
    界強度に基づいて、複数の無線通信システムの少なくと
    も1つを選択することを特徴とする請求項4〜6のいず
    れかに記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記測定時間は、前記複数の無線通信シ
    ステムのうちの選択されたシステムに基づいて設定され
    ることを特徴とする請求項7記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記所定個数は、前記複数の無線通信シ
    ステムのうちの選択されたシステムに基づいて設定され
    ることを特徴とする請求項7記載の無線通信装置。
  10. 【請求項10】 無線信号を受信する受信手段と、所定
    の測定時間内の受信電界強度を測定する測定手段と、前
    記測定手段において測定された受信電界強度に基づいて
    使用する無線通信システムを選択する選択手段と、前記
    選択手段において選択された無線通信システムに基づい
    て前記測定時間を設定する設定手段と、前記設定手段に
    おいて設定された測定時間内に測定された受信電界強度
    に基づいて前記受信手段における増幅率を制御する自動
    利得制御手段とを含むことを特徴とする無線通信装置。
  11. 【請求項11】 前記測定手段は、通信方式が互いに異
    なる第1及び第2の電話システムの基地局の送信信号の
    受信電界強度をそれぞれ測定することを特徴とする請求
    項10記載の無線通信装置。
  12. 【請求項12】 前記測定手段は、前記第1の電話シス
    テムの基地局との間で行っている送受信を所定時間中断
    して前記第2の電話システムの基地局の送信信号の受信
    電界強度を測定することを特徴とする請求項11記載の
    無線通信装置。
  13. 【請求項13】 前記測定手段は、前記第2の電話シス
    テムの基地局の送信信号の受信電界強度の測定を、前記
    第1の電話システムによる回線品質が低下したときに行
    うことを特徴とする請求項12記載の無線通信装置。
  14. 【請求項14】 前記測定手段は、前記第2の電話シス
    テムの基地局の送信信号の受信電界強度の測定を、所定
    周期で行うことを特徴とする請求項12記載の無線通信
    装置。
  15. 【請求項15】 前記自動利得制御手段は、通信チャネ
    ルの切換えに応答して前記増幅率を変化制御することを
    特徴とする請求項10〜14のいずれかに記載の無線通
    信装置。
  16. 【請求項16】 基準信号に対する位相差に応じて発振
    周波数が制御される発振手段と、この発振出力を所定分
    周比で分周した信号と前記基準信号との位相差を求める
    位相比較手段と、前記測定結果に応じて前記分周比を変
    化制御する分周比制御手段とを更に含み、前記自動利得
    制御手段は前記分周比に応じて前記増幅率を変化制御す
    ることを特徴とする請求項15記載の無線通信装置。
  17. 【請求項17】 前記分周比制御手段は、前記期間内に
    おける前記測定結果の平均値を算出する手段と、この算
    出した平均値と予め定められた目標値とに基づいて前記
    分周比を設定する分周比設定手段とを含むことを特徴と
    する請求項16記載の無線通信装置。
  18. 【請求項18】 前記目標値は、前記スロットの長さに
    応じて決定されることを特徴とする請求項17記載の無
    線通信装置。
  19. 【請求項19】 無線信号を受信する受信手段と、この
    受信信号の所定時間内の受信電界強度に応じて前記受信
    手段における増幅率を制御する自動利得制御手段とを含
    む無線通信装置であって、前記自動利得制御手段は、前
    記受信信号の直交2成分を演算して受信電界強度を求め
    る演算器と、この演算された受信電界強度を順次記憶す
    る第1のメモリと、この第1のメモリに記憶された受信
    電界強度を所定時間毎に読出して平均値を算出する算出
    部と、この算出部が算出した平均値のうち少なくとも前
    回の算出値と最新の算出値とを記憶する第2のメモリ
    と、この第2のメモリに記憶された算出値同士の比較結
    果に応じて前記増幅率を制御するゲイン制御部とを含む
    ことを特徴とする無線通信装置。
  20. 【請求項20】 前記第2のメモリは前記算出部が算出
    した平均値を履歴として記憶し、前記ゲイン制御部は前
    記第2のメモリに履歴として記憶された平均値のうち以
    前使用した通信チャネルに対応する平均値に応じて前記
    増幅率を制御することを特徴とする請求項19記載の無
    線通信装置。
  21. 【請求項21】 前記受信手段内の分周器に設定される
    分周比に基づいて前記通信チャネルを検出し、この通信
    チャネルに対応する平均値を前記第2のメモリから読出
    す制御部を更に含み、この読出された平均値に応じて前
    記増幅率を制御することを特徴とする請求項20記載の
    無線通信装置。
  22. 【請求項22】 請求項1〜21のいずれかに記載の無
    線通信装置と、この無線通信装置と送受信を行う基地局
    とを含む無線通信システムであって、前記無線通信装置
    は、前記測定手段による測定期間を前記基地局に通知す
    る手段を更に含み、該基地局はその測定期間内において
    は送信レベルを変化させないことを特徴とする無線通信
    システム。
  23. 【請求項23】 無線信号を受信する受信ステップと、
    所定の測定時間内の受信電界強度を測定する測定ステッ
    プと、前記測定ステップにおいて測定された受信電界強
    度に基づいて使用する無線通信システムを選択する選択
    ステップと、前記選択ステップにおいて選択された無線
    通信システムに基づいて前記測定時間を設定する設定ス
    テップと、前記設定ステップにおいて設定された測定時
    間内に測定された受信電界強度に基づいて前記受信ステ
    ップにおける増幅率を制御する自動利得制御ステップと
    を含むことを特徴とする無線通信装置の自動利得制御方
    法。
  24. 【請求項24】 前記測定ステップにおいては、通信方
    式が互いに異なる第1及び第2の電話システムの基地局
    の送信信号の受信電界強度をそれぞれ測定することを特
    徴とする請求項23記載の自動利得制御方法。
  25. 【請求項25】 前記測定ステップにおいては、前記第
    1の電話システムの基地局との間で行っている送受信を
    所定時間中断して前記第2の電話システムの基地局の送
    信信号の受信電界強度を測定することを特徴とする請求
    項24記載の自動利得制御方法。
  26. 【請求項26】 前記測定ステップにおいては、前記第
    2の電話システムの基地局の送信信号の受信電界強度の
    測定を、前記第1の電話システムによる回線品質が低下
    したときに行うことを特徴とする請求項25記載の自動
    利得制御方法。
  27. 【請求項27】 前記測定ステップにおいては、前記第
    2の電話システムの基地局の送信信号の受信電界強度の
    測定を、所定周期で行うことを特徴とする請求項25記
    載の自動利得制御方法。
  28. 【請求項28】 前記自動利得制御ステップにおいて
    は、通信チャネルの切換えに応答して前記増幅率を変化
    制御することを特徴とする請求項23〜27のいずれか
    に記載の自動利得制御方法。
  29. 【請求項29】 無線信号を受信する受信手段と、この
    受信信号の所定時間内の受信電界強度に応じて前記受信
    手段における増幅率を制御する自動利得制御手段とを含
    む無線通信装置の自動利得制御方法であって、前記受信
    信号の直交2成分を演算して受信電界強度を求めるステ
    ップと、この演算された受信電界強度を第1のメモリに
    順次記憶するステップと、この記憶された受信電界強度
    を所定時間毎に読出して平均値を算出するステップと、
    この算出した平均値のうち少なくとも前回の算出値と最
    新の算出値とを第2のメモリに記憶するステップと、こ
    の記憶された算出値同士の比較結果に応じて前記増幅率
    を制御するステップとを含むことを特徴とする自動利得
    制御方法。
  30. 【請求項30】 前記算出した平均値を履歴として前記
    第2のメモリに記憶し、この履歴として記憶された平均
    値のうち以前使用した通信チャネルに対応する平均値に
    応じて前記増幅率を制御することを特徴とする請求項2
    9記載の自動利得制御方法。
  31. 【請求項31】 前記受信手段内の分周器に設定される
    分周比に基づいて前記通信チャネルを検出し、この通信
    チャネルに対応する平均値を前記第2のメモリから読出
    すステップを更に含み、この読出された平均値に応じて
    前記増幅率を制御することを特徴とする請求項30記載
    の自動利得制御方法。
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