JP2001015829A - レーザ装置 - Google Patents

レーザ装置

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JP2001015829A
JP2001015829A JP18950599A JP18950599A JP2001015829A JP 2001015829 A JP2001015829 A JP 2001015829A JP 18950599 A JP18950599 A JP 18950599A JP 18950599 A JP18950599 A JP 18950599A JP 2001015829 A JP2001015829 A JP 2001015829A
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JP18950599A
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Hiroyuki Kato
宏之 加藤
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウィンドウのクリーニング等の作業性が良
く、ウィンドウの装着後にガスリークが生じにくいレー
ザ発振装置。 【解決手段】 押しリング12の挿入口12aに回転駆
動棒15を挿入し、押しリング12を容器2に向かって
反時計方向に回転させる。これにより、押しリング12
が共振ミラー3側に移動し、押さえリング11によって
容器2側に押し付けられていたウィンドウ5の固定が解
除され、スライドカセット10とともにウィンドウ5を
ウィンドウハウジング33外に引き出すことができる。
次に、引き出したスライドカセット10からウィンドウ
5を取り出して洗浄する。洗浄後のウィンドウ5の固定
は、上記と逆の手順となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザ発振装置に関
し、特にレーザ発振を行う容器の両側に配設されて共振
器を構成する一対の共振ミラーの内側に配置されて容器
内に媒質ガスを封じ込めるためのウィンドウの取付け構
造であって、ウィンドウが汚れた時のウィンドウの交換
を容易にするための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ発振装置には各種のタイプがある
が、例えばレーザアニーリングに使用されるエキシマレ
ーザ発振装置は、アモルファスシリコン薄膜にパルス発
振させたエキシマレーザを照射して多結晶化する。この
種のレーザ発振装置では、発振を繰り返していると、容
器内に導入されたガスの不純物や反応生成物がウィンド
ウに付着してレーザ光の透過率が低下するので、ウィン
ドウのクリーニングや交換が必要となる。
【0003】その対策として、特開平10−28477
4号公報には、共振ミラーを取り外すことなくウィンド
ウのクリーニングや交換を行うことができるレーザ発振
装置が開示されている。このレーザ発振装置では、容器
内を密閉するためのウィンドウを固定したウィンドウホ
ルダを着脱自在にウィンドウハウジングに取り付ける。
ウィンドウホルダをウィンドウハウジングに挿入し、環
状の押しねじによってウィンドウホルダをウィンドウハ
ウジングの容器側に付勢すれば、ウィンドウホルダがシ
ールリングを介してウィンドウハウジングに気密に固定
されて容器内の密閉性が保たれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記レーザ発
振装置では、ウィンドウのクリーニング等に際して、ウ
ィンドウハウジングからウィンドウホルダを取り外し、
さらにウィンドウホルダからウィンドウを着脱する必要
があるので、作業が複雑となって時間を要するという問
題がある。
【0005】また、上記レーザ発振装置では、ウィンド
ウを固定するために、ウィンドウホルダとウィンドウハ
ウジングの間、及びウィンドウとウィンドウホルダの間
の2箇所でO−リングによるシールを行っており、1箇
所以下の場合に比較してガスリークが生じ易いといえ
る。
【0006】さらに、上記レーザ発振装置では、押しね
じを回転させてウィンドウホルダを固定しているので、
押しねじに加わる力によって摩耗粉が発生してしまい、
ウィンドウに付着してレーザの性能を劣化させるおそれ
もある。
【0007】そこで、本発明は、共振ミラーを取り外す
ことなくウィンドウのクリーニングや交換を行うことが
できるとともに、ウィンドウのクリーニング等の作業性
が良く、ウィンドウの装着後にガスリークが生じにく
く、ウィンドウの着脱に際して摩耗粉が生じにくいレー
ザ発振装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のレーザ発振装置は、レーザ媒質とこのレー
ザ媒質を励起するための励起手段とを収容する容器と、
容器の端部に配設されて光透過材料からなるウィンドウ
を収容するとともに容器内の雰囲気を外部から隔離可能
なウィンドウハウジングと、ウィンドウに対向して配設
されて共振ミラーを収容する共振ミラーハウジングとを
備え、ウィンドウハウジングが、ウィンドウの容器側に
対向する支持部材と、ウィンドウ及び支持部材に挟持さ
れて容器を気密に維持し得るシール部材と、ウィンドウ
を支持部材側に付勢してシール部材に押圧する押圧部材
と有することを特徴とする。
【0009】上記装置では、ウィンドウハウジングが、
ウィンドウの容器側に対向する支持部材と、ウィンドウ
及び支持部材に挟持されて容器を気密に維持し得るシー
ル部材と、ウィンドウを支持部材側に付勢してシール部
材に押圧する押圧部材と有するので、ウィンドウをシー
ル部材を介してウィンドウハウジングに直接固定するこ
とになる。つまり、ウィンドウホルダが不要となり、ウ
ィンドウホルダに対してウィンドウを着脱する工程を省
略してウィンドウ着脱の作業性を高めることができる。
【0010】また、上記レーザ発振装置の好ましい態様
では、ウィンドウハウジングが、ウィンドウを支持する
とともに、ウィンドウハウジングに対してスライド式に
着脱可能なスライドホルダをさらに備えることを特徴と
する。
【0011】上記装置では、スライドホルダにウィンド
ウを支持させてウィンドウハウジング中にスライド移動
させるだけで、ウィンドウをウィンドウハウジング中の
固定位置に簡易に配置することができる。逆に、スライ
ドホルダを後退させれば、ウィンドウをウィンドウハウ
ジング中の固定位置から簡易に外部に取り出すことがで
きる。
【0012】また、上記レーザ発振装置の好ましい態様
では、押圧部材が、ウィンドウの外側の周囲に当接して
ウィンドウとともに支持部材側に移動可能な環状の押さ
えリングと、ガイド機構により回転に伴って押さえリン
グ及びウィンドウを支持部材側に付勢する環状の押しリ
ングとを有することを特徴とする。
【0013】上記装置では、ガイド機構により回転に伴
って押さえリング及びウィンドウを支持部材側に付勢す
る押しリングを備えるので、ウィンドウを支持部材側に
付勢するに際して摩耗粉が発生しにくく、汚染の発生を
抑制することができる。
【0014】また、上記レーザ発振装置の好ましい態様
では、容器とウィンドウハウジングとの間に、ウィンド
ウハウジング内の空間を容器から遮断可能なゲート弁を
収容するためのゲート弁ハウジングをさらに有すること
を特徴とする。
【0015】上記装置では、ウィンドウハウジング内の
空間を容器から遮断可能なゲート弁を収容するためのゲ
ート弁ハウジングをさらに有するので、ウィンドウの交
換に際しては、ゲート弁を閉じるだけで、容器内のガス
リークを最小限に抑えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態であるエキシマレーザ発振装置について説明す
る。
【0017】図1は、実施形態のエキシマレーザ発振装
置の概略構成を示す。このエキシマレーザ発振装置は、
ガス状のレーザ媒質を収容した容器2と、この容器2の
両側に対向して配設されて容器2内で発生した光を共振
させる一対の共振ミラー3、4とを含む。
【0018】容器2内部には、上記レーザ媒質のほか、
このレーザ媒質を励起するための励起装置21が収容さ
れている。この容器2の両端には、容器2内の雰囲気を
外部と隔離するために、一対の石英ガラス等からなる光
透過性のウィンドウ5、6が配置される。両ウィンドウ
5、6は、両共振ミラー3、4の内側にこれらに対向し
て配置される。共振ミラー3、4のうち、一方のミラー
3は全反射ミラーであり、他方のミラー4は部分透過ミ
ラーである。
【0019】全反射側の共振ミラー3とウィンドウ5
は、第1のホルダ7に保持されて容器2の一端に支持さ
れ、出射側の共振ミラー4とウィンドウ6は、第1のホ
ルダ7と同一構造の第2のホルダ8に保持されて容器2
の他端に支持されている。
【0020】なお、容器2内で発生したレーザ光の一部
は、共振ミラー4を透過してホモジナイザ91に入射
し、ホモジナイザ91は、基板Wの直線状の領域にレー
ザ光LLを集光する。ここで、基板Wは、投射されたレ
ーザ光LLの短手方向に走査されるので、基板Wの全面
がレーザ光LLによって一様にレーザアニールされるこ
とになる。
【0021】図2は、図1のレーザ発振装置のうち、共
振ミラー3を収容する第1のホルダ7の周辺構造を説明
する図であり、図2(a)は側面図であり、図2(b)
は図2(a)のA−A矢視断面図である。
【0022】容器2の側壁であるベッセルフランジに
は、開口2aが設けられており、この開口2aの周囲に
は、図示を省略するゲート弁を収容するためのゲート弁
ハウジング31がねじ止め等により取り付けられてい
る。ゲート弁は、ウィンドウ5を交換する際に容器2内
の雰囲気を外部から一時的に遮断する。なお、ゲート弁
ハウジング31と容器2との当接部分には、シール用の
O−リング31aが設けられている。
【0023】ゲート弁ハウジング31の外側(図面左
側)には、ガスシールド室32がねじ止めにより取り付
けられている。ガスシールド室32には、図示を省略す
る給気ポート等が設けられており、内部空間に気流を形
成して汚染物質等を含むガスが容器2中から流入してウ
ィンドウ5に直接当たることを防止する。なお、ガスシ
ールド室32とゲート弁ハウジング31との当接部分に
は、シール用のO−リング32aが設けられている。
【0024】ガスシールド室32の外側(図面左側)に
は、ウィンドウハウジング33がねじ止めにより取り付
けられている。ウィンドウハウジング33には、ウィン
ドウ5が着脱自在に保持されており、レーザ発振装置の
動作中に容器2内の雰囲気を外部から遮断する。なお、
ウィンドウハウジング33とガスシールド室32との当
接部分には、シール用のO−リング32bが設けられて
いる。
【0025】ウィンドウハウジング33の外側には、共
振ミラーハウジング34がねじ止めにより取り付けられ
ている。共振ミラーハウジング34には、共振ミラー3
が保持されており、ウィンドウ5を通過した容器2から
のレーザ光LLを反射して容器2に戻す。
【0026】ウィンドウハウジング33は、筒状の外壁
に一対の対向するスリット33aを有する。これらのス
リット33aには、ウィンドウ5を支持するスライドホ
ルダであるスライドカセット10が挿入可能になってお
り、このスライドカセット10は、スリット33aに挿
入された状態で軸AXに直交する面内で水平方向に摺動
する。ウィンドウハウジング33にスライドカセット1
0を挿入して、スライドカセット10を図2(b)の2
点鎖線で示す位置まで移動させると、ウィンドウ5がウ
ィンドウハウジング33と位置合わせされた状態の固定
位置に配置されることになる。なおこの状態で、ウィン
ドウ5は、スライドカセット10上で軸AX方向に移動
可能となっている。スライドカセット10の共振ミラー
3側には、環状の押さえリング11が配置されている。
この押さえリング11は、円筒状のウィンドウハウジン
グ33の内部空間に軸AX方向に摺動自在に嵌入されて
いる。押さえリング11の共振ミラー3側には、環状の
押しリング12が配置されている。この押しリング12
は、ウィンドウハウジング33の内部空間に嵌入されて
いるとともに、ローラ13とガイド溝14とからなるガ
イド機構に案内されて軸AX回りの回転に伴って軸AX
に沿って進退可能になっている。押しリング12が位置
するウィンドウハウジング33部分の外壁には、細長い
切欠33bが形成されている。この切欠33bを介して
押しリング12の周囲に設けた挿入口12aに回転駆動
棒15を挿入し、回転駆動棒15を軸AXの回りに回転
させることにより、押しリング12が回転して押さえリ
ング11をウィンドウ5側に移動させることができる。
これにより、ウィンドウ5をウィンドウハウジング33
及びガスシールド室32、すなわち容器2側に押圧する
ことができる。なお、ウィンドウ5の縁部分とウィンド
ウハウジング33との当接部分には、シール用のO−リ
ング33cを介在させている。また、押さえリング11
とウィンドウ5の縁部分との当接部分にも、O−リング
11aを介在させている。
【0027】図3は、スライドカセット10の形状をさ
らに詳しく説明する図であり、図3(a)は正面図であ
り、図3(b)は図3(a)のB−B矢視断面図であ
る。
【0028】スライドカセット10は、全体としてL字
状となっており、本体部分10aから水平方向に延びる
支持部材10bの先端側部分は、ウィンドウ5の曲率に
合わせて加工されており、さらに鍔部10cが形成され
ている。この鍔部10cにより、ウィンドウ5の外周の
うち下側の1/8程度が支持されて、ウィンドウ5が軸
AX方向に移動しないようになる。また、支持部材10
bの先端には、グリップ10eが取り付けられており、
スライドカセット10をウィンドウハウジング33内外
に進退させる際に利用できる。
【0029】図4は、押圧部材を構成する押さえリング
11及び押しリング12の構造を説明する側面図であ
り、図4(a)は押さえリング11を示し、図4(b)
は押しリング12を示す。
【0030】押さえリング11は、環状の端面にO−リ
ング11aを有しており、押さえリング11をウィンド
ウ5側に付勢することにより、押さえリング11の端面
とウィンドウ5の縁との間でO−リング11aが圧縮さ
れ、ウィンドウ5が適当な圧力で容器2側に付勢される
ことになる。なお、押さえリング11の側面11bは、
ウィンドウハウジング33に収容されてその内径面と接
しつつ移動する摺動面となっている。
【0031】押しリング12は、環状の側面に4つのロ
ーラ13を有している。各ローラ13は、押しリング1
2に固定された軸13aと、軸13aの回りに回転する
外輪13bと、軸13aと外輪13bとの間に配置する
回転体13cとからなる。押しリング12をウィンドウ
ハウジング33内で回転させると、ウィンドウハウジン
グ33の内径側に形成したガイド溝14(図2参照)の
側面に外輪13bが当接し、外輪13bが滑らかに回転
する。また、押しリング12の側面12bは、ウィンド
ウハウジング33に収容されてその内径面と接しつつ移
動する摺動面となっている。以上により、押しリング1
2は、ウィンドウハウジング33内で軸方向に滑らかに
摺動する。また、押しリング12の側面には、8つの挿
入口12aが等角度間隔で形成されている。これらの挿
入口12aのうち、対向する一対の挿入口には、図2で
説明した回転駆動棒15が挿入される。
【0032】図5は、ウィンドウハウジング33の一部
を示す側方断面図である。ウィンドウハウジング33の
内径側の段差部分には、スライドカセット10に支持さ
れたウィンドウ5の縁部分を支持するための支持部材と
して、支持面33fが形成されている。この支持面に
は、シール部材であるO−リング33cが埋め込まれて
おり、O−リング33cを介してウィンドウ5を軸AX
方向に関して間接的に支持する。なお、ウィンドウ5
は、スライドカセット10に支持されて軸AXに沿って
移動可能となっている。
【0033】なお、以上では、共振ミラー3を収容する
第1のホルダ7の構造を説明したが、共振ミラー4を収
容する第2のホルダ8の構造も、第1のホルダ7の構造
と同様であるので説明を省略する。
【0034】以下、図1〜図5に示すレーザ発振装置に
おけるウィンドウ5の交換について説明する。まず、ゲ
ート弁ハウジング31を開状態から閉状態にしてガスシ
ールド室32内のガス媒質を排気する。次に、押しリン
グ12の挿入口12aに回転駆動棒15を挿入し、押し
リング12を容器2に向かって反時計方向に回転させ
る。これにより、押しリング12が軸AXに沿って共振
ミラー3側に移動し、押さえリング11によって容器2
側に押し付けられていたウィンドウ5の固定が解除さ
れ、スライドカセット10とともにウィンドウ5を水平
方向に移動させてウィンドウハウジング33外に引き出
すことができる。次に、引き出したスライドカセット1
0からウィンドウ5を取り出して洗浄する。洗浄後のウ
ィンドウ5は、スライドカセット10に元のようにセッ
トされる。次に、スライドカセット10とともにウィン
ドウ5をウィンドウハウジング33内に押し込んでウィ
ンドウ5を固定位置にセットする。次に、押しリング1
2の挿入口12aに回転駆動棒15を挿入し、押しリン
グ12を容器2に向かって時計方向に回転させる。これ
により、押しリング12が容器2側に移動し、押さえリ
ング11によってウィンドウ5が容器2側に押し付けら
れてウィンドウ5がウィンドウハウジング33の容器2
側に固定される。最後に、ゲート弁ハウジング31を閉
状態から開状態にする。
【0035】このように、ウィンドウ5をO−リング3
3cを介してウィンドウハウジング33に直接固定する
ことで、シール箇所が減るとともに、ウィンドウ5着脱
の作業性を高めることができる。また、共振ミラー3を
固定したままでウィンドウ5を交換できるので、ウィン
ドウ5の洗浄後に共振ミラー3をアライメントする必要
がない。また、上記のように押しリング12にローラ1
3を設けたので、押しリング12の回転に際しての摩擦
が減り、金属摩耗粉がほとんど発生しない。また、軽い
力で押しリング12を回転させてウィンドウ5を締め付
けることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のレー
ザ発振装置によれば、ウィンドウハウジングが、ウィン
ドウの容器側に対向する支持部材と、ウィンドウ及び支
持部材に挟持されて容器を気密に維持し得るシール部材
と、ウィンドウを支持部材側に付勢してシール部材に押
圧する押圧部材と有するので、ウィンドウをシール部材
を介してウィンドウハウジングに直接固定することにな
る。つまり、ウィンドウホルダが不要となり、ウィンド
ウホルダに対してウィンドウを着脱する工程を省略して
ウィンドウ着脱の作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のレーザ発振装置の全体構造を説明す
る図である。
【図2】図1のレーザ発振装置のうち、共振ミラーの周
辺の構造を説明するための図であり、(a)は側面図で
あり、(b)A−A矢視断面図である。
【図3】スライドカセットの構造を説明する図であり、
(a)は正面図であり、(b)B−B矢視断面図であ
る。
【図4】(a)は、押さえリングを示し、(b)は押し
リングを示す。
【図5】図1におけるウィンドウハウジングの一部を示
す断面図である。
【符号の説明】
2 容器 3,4 共振ミラー 5,6 ウィンドウ 7,8 ホルダ 10 スライドカセット 11 押さえリング 12 押しリング 13 ローラ 14 ガイド溝 15 回転駆動棒 31 ゲート弁ハウジング 32 ガスシールド室 33 ウィンドウハウジング 34 共振ミラーハウジング AX 軸 LL レーザ光

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ媒質と当該レーザ媒質を励起する
    ための励起手段とを収容する容器と、 前記容器の端部に配設されて光透過材料からなるウィン
    ドウを収容するとともに前記容器内の雰囲気を外部から
    隔離可能なウィンドウハウジングと、 前記ウィンドウに対向して配設されて共振ミラーを収容
    する共振ミラーハウジングとを備え、 前記ウィンドウハウジングは、前記ウィンドウの前記容
    器側に対向する支持部材と、前記ウィンドウ及び前記支
    持部材に挟持されて前記容器を気密に維持し得るシール
    部材と、前記ウィンドウを前記支持部材側に付勢して前
    記シール部材に押圧する押圧部材と有することを特徴と
    するレーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記ウィンドウハウジングは、前記ウィ
    ンドウを支持するとともに、前記ウィンドウハウジング
    に対してスライド式に着脱可能なスライドホルダをさら
    に備えることを特徴とする請求項1記載のレーザ発振装
    置。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材は、前記ウィンドウの外側
    の周囲に当接して前記ウィンドウとともに前記支持部材
    側に移動可能な環状の押さえリングと、ガイド機構によ
    り回転に伴って前記押さえリング及び前記ウィンドウを
    前記支持部材側に付勢する環状の押しリングとを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のレーザ発振装置。
  4. 【請求項4】 前記容器と前記ウィンドウハウジングと
    の間に、前記ウィンドウハウジング内の空間を前記容器
    から遮断可能なゲート弁を収容するためのゲート弁ハウ
    ジングをさらに有することを特徴とする請求項1記載の
    レーザ発振装置。
JP18950599A 1999-07-02 1999-07-02 レーザ装置 Withdrawn JP2001015829A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008244084A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Gigaphoton Inc 紫外線ガスレーザ装置
EP1985719A1 (en) 2007-04-25 2008-10-29 Hitachi, Ltd. Gas turbine blade and manufacturing method thereof
JP2011211234A (ja) * 2011-06-24 2011-10-20 Gigaphoton Inc 紫外線ガスレーザ装置

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