JP2001015423A - 露光方法、露光装置、およびデバイス製造方法 - Google Patents

露光方法、露光装置、およびデバイス製造方法

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JP2001015423A JP18827699A JP18827699A JP2001015423A JP 2001015423 A JP2001015423 A JP 2001015423A JP 18827699 A JP18827699 A JP 18827699A JP 18827699 A JP18827699 A JP 18827699A JP 2001015423 A JP2001015423 A JP 2001015423A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】像のコントラストが互いに異なる複数のマスク
パターンを用いて多重露光するに際して、微細線の方向
が混在している複雑なパターンを含め、すべての微細線
を良好に再現するようにすること。 【解決手段】多重露光を行うに際して、複数のマスクパ
ターンのうちの複数の方向の微細線が交わるパターンあ
るいは隣接しているパターンから得られるコントラスト
が低いパターンの像の形成位置を、隣合うパターンの位
相差が180度であるパターンの像で露光し、前記コン
トラストが低いパターンに関する露光量分布のコントラ
ストを向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光方法、露光装
置、およびデバイス製造方法に関し、特に微細な回路パ
ターンを感光基板上に露光する露光方法、露光装置、お
よびデバイス製造方法に関する。本発明の露光方法およ
び露光装置は、例えばIC・LSIなどの半導体チッ
プ、液晶パネルなどの表示素子、磁気ヘッドなどの検出
素子、CCDなどの撮像素子といった各種デバイス、マ
イクロメカニクスで用いる広域なパターンの製造に用い
られる。
【0002】
【従来の技術】従来より、IC、LSI、液晶パネル等
のデバイスをフォトリソグラフィー技術を用いて製造す
る時には、フォトマスク又はレチクル等(以下、「マス
ク」と記す。)の回路パターンを投影光学系によってフ
ォトレジスト等が塗布されたシリコンウエハ又はガラス
プレート等(以下、「ウエハ」と記す。)の感光基板上
に投影し、そこに転写する(露光する)投影露光方法及
び投影露光装置が使用されている。上記デバイスの高集
積化に対応して、ウエハに転写するパターンの微細化即
ち高解像度化とウエハにおける1チップの大面積化とが
要求されでおり、従ってウエハに対する微細加工技術の
中心を成す上記投影露光方法及び投影露光装置において
も、現在、0.5μm以下の寸法(線幅)の像を広範囲
に形成するべく、解像度と露光面積の向上が計られてい
る。
【0003】従来の投影露光装置の模式図を図22に示
す。図22中、191は遠紫外線露光用光源であるエキ
シマーレーザ、192は照明光学系、193は照明光、
194はマスク、195はマスク194から出て光学系
196に入射する物体側露光光、196は縮小投影光学
系、197は光学系196から出て基板198に入射す
る像側露光光、198は感光基板であるウエハ、199
は感光基板を保持する基板ステージを示す。エキシマレ
ーザ191から出射したレーザ光は、引き回し光学系に
よって照明光学系192に導光され、照明光学系192
により所定の光強度分布、配光分布、開き角(開口数N
A)等を持つ照明光193となるように調整され、マス
ク194を照明する。マスク194にはウエハ198上
に形成する微細パターンを投影光学系196の投影倍率
の逆数倍(例えば2倍や4倍や5倍)した寸法のパター
ンがクロム等によって石英基板上に形成されており、照
明光193はマスク194の微細パターンによって透過
回折され、物体側露光光195となる。投影光学系19
6は、物体側露光光195を、マスク194の微細パタ
ーンを上記投影倍率で且つ充分小さな収差でウエハ19
8上に結像する像側露光光197に変換する。像側露光
光197は図22の下部の拡大図に示されるように、所
定の開口数NA(=sinθ)でウエハ198上に収束
し、ウエハ198上に微細パターンの像を結ぶ。基板ス
テージ199は、ウエハ198の互いに異なる複数の領
域(ショット領域:1個又は複数のチップとなる領域)
に順次微細パターンを形成する場合に、投影光学系の像
平面に沿ってステップ移動することによりウエハ198
の投影光学系196に対する位置を変える。
【0004】しかしながら、現在主流の上記のエキシマ
レーザを光源とする投影露光装置は、0.15μm以下
のパターンを形成することが困難である。投影光学系1
96は、露光(に用いる)波長に起因する光学的な解像
度と焦点深度との間のトレードオフによる解像度の限界
がある。投影露光装置による解像パターンの解像度Rと
焦点深度DOFは、次の(1)式と(2)式の如きレー
リーの式によって表される。
【0005】R=k1(λ/NA)……(1) DOF=k2(λ/NA2)……(2) ここで、λは露光波長、NAは投影光学系196の明る
さを表す像側の開口数、k1、k2はウエハ198の現像
プロセス特性等によって決まる定数であり、通常0.5
〜0.7程度の値である。この(1)式と(2)式か
ら、解像度Rを小さい値とする高解像度化には開口数N
Aを大きくする「高NA化」があるが、実際の露光では
投影光学系196の焦点深度DOFをある程度以上の値
にする必要があるため、高NA化をある程度以上進める
ことは不可能となることと、高解像度化には結局露光波
長λを小さくする「短波長化」が必要となることとが分
かる。
【0006】ところが、短波長化を進めていくと重大な
問題が発生する。この問題とは投影光学系196のレン
ズの硝材がなくなってしまうことである。殆どの硝材の
透過率は遠紫外線領域では0に近く、特別な製造方法を
用いて露光装置用(露光波長約248nm)に製造され
た硝材として溶融石英が現存するが、この溶融石英の透
過率も波長193nm以下の露光波長に対しては急激に
低下するし、0.15μm以下の微細パターンに対応す
る露光波長150nm以下の領域では実用的な硝材の開
発は非常に困難である。また遠紫外線領域で使用される
硝材は、透過率以外にも、耐久性、屈折率均一性、光学
的歪み、加工性等の複数条件を満たす必要があり、この
事から、実用的な硝材の存在が危ぶまれている。
【0007】このように従来の投影露光方法及び投影露
光装置では、ウエハ198に0.15μm以下のパター
ンを形成する為には150nm程度以下まで露光波長の
短波長化が必要であるのに対し、この波長領域では実用
的な硝材が存在しないので、ウエハ198に0.15μ
m以下のパターンを形成することができなかった。
【0008】そのため、最近においては、被露光基板
(感光基板)に対して、周期パターン露光と通常露光の
二重露光を行う露光方法および露光装置によって、0.
15μm以下の部分を備える回路パターンを作成するこ
とが検討されている。ここでの「通常露光」とは、周期
パターン露光より解像度は低いが、任意のパターンで露
光することが可能な露光であり、代表的なものとして、
投影光学系によってマスクのパターンを投影することが
可能な投影露光が挙げられる。通常露光によって露光さ
れるパターンは、(以下通常露光パターンという)解像
度以下の微細なパターンを含んでおり、周期パターン露
光はこの微細なパターンと同線幅の周期パターンなどを
形成するものである。この周期パターン露光には、レベ
ンソン型の位相シフトマスクなどが用いられる。その1
例を図1に示す。図1の周期パターンと、図1の通
常露光パターンを同じ位置に露光し、その合成像である
微細なパターン図1を得ることが可能になる。このよ
うに、最終的に作成したいパターンは通常露光パターン
として露光するが、この通常露光パターンには解像度以
下のパターンを含んでいるため、同位置に高解像度の周
期パターンを露光することによって、その通常露光パタ
ーンの解像度を向上し、最終的に解像度以下の微細線を
含んだ、所望のパターンを作成することが出来るもので
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した二
重露光においては、図1の通常露光パターンの解像度
を向上するために、図1の高解像度周期パターンを同
位置に露光する。この二重露光において、図1に示し
たパターンの微細線部分が図1の周期方向と一致して
いる場合には特に問題は生じない。しかしながら、通常
露光パターンとして、微細線の方向が混在している場
合、例えば図2に示したような周期と同じ方向の微細線
と、垂直方向の微細線が混在したパターンの場合、周期
と同じ方向の微細線は問題なく解像できるが、周期と直
交した方向の微細線は解像することが出来ない可能性が
ある。
【0010】この点について、ゲートパターン、Tゲー
トパターンと呼ばれるパターンを例に、ポジレジストを
用いた場合を想定し、図1および図2を用いて説明す
る。図では、周期パターンはすべてパターンに光が透過
し、位相か反転しているものとする。この周期パターン
は、周期数が2以上のものとし、また、通常パターン
は、周辺に光が透過し、パターン部分を遮光した、位相
が一定のバイナリー振幅のものとする。例えば図1で
は、図1の通常露光パターンであるゲートパターンの
微細線と、図1の周期パターンの方向が一致している
ため、図1の通常露光パターンであるゲートパターン
の微細線の解像度を向上することが可能になる。次に、
例えば図2に示した、ゲートパターンの微細線に、T型
に直交した微細線がついているTゲートパターンの場
合、微細線の方向が混在している。
【0011】このように、微細線が縦方向・横方向と混
在している場合であって、その微細線と解像度以下の間
隔でパターンが隣接している領域(パターン間隔A)
は、特に解像が難しい領域となり、この領域の解像度を
上げるため、図2に示したような周期パターンを用い
ることが必要になる。しかし、この周期パターンを用い
ただけでは、この解像が難しい領域は解像可能になるか
わりに、周期と直交方向の微細線が切れてしまうなどの
問題が生じる。したがって、周期パターンと通常露光パ
ターンの二重露光を行う場合、使用する周期パターンの
方向によって、作成できるパターンが限られてしまう可
能性がある。特に、周期パターンの周期方向と異なる方
向の微細線があるパターンに関しては、これまでの二重
露光の方法では、対応することが困難であった。
【0012】そこで、本発明は、上記の課題を解決し、
像のコントラストが互いに異なる複数のマスクパターン
を用いて多重露光するに際して、微細線の方向が混在し
ている複雑なパターンを含め、すべての微細線を良好に
再現することが可能な露光方法、露光装置、およびデバ
イス製造方法を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、露光方法、露光装置、およびデバイス製造
方法を、つぎの(1)〜(29)のように構成したこと
を特徴とするものである。 (1)本発明の露光方法は、二重露光によりある点を中
心に複数の微細線が延びるパターン、あるいは複数の微
細線の延長線が1点で交わるパターンであって、その微
細線の数が奇数であるものを感光体に露光する露光方法
であって、前記交点を中心に、隣り合う領域の位相差が
180度の偶数個の境界を前記微細線の数より大なる数
だけ配置した位相シフトマスクによる露光を含むことを
特徴としている。 (2)本発明の露光方法は、前記位相シフトマスクにお
いて、隣り合うパターンの位相差が180度の境界は、
それらの境界で分けられる複数の領域の面積または角度
が互いに等しくなるように配置することを特徴としてい
る。 (3)本発明の露光方法は、前記位相シフトマスクにお
いて、隣り合うパターンの位相差が180度の境界は、
それらの境界で分けられる領域の面積または角度が広い
ところを分割するように配置することを特徴としてい
る。 (4)本発明の露光方法は、前記位相シフトマスクにお
いて隣合うパターンの位相差が180度の境界の所定複
数部分が前記微細線および/又は微細線の延長線と一致
することを特徴としている。 (5)本発明の露光方法は、前記位相差180度の境界
は、ある微細線と平行に、微細線と一致しない状態で複
数存在することを特徴としている。 (6)本発明の露光方法は、複数のマスクを用いて多重
露光を行う露光方法であって、前記複数のマスクのうち
の複数の方向の微細線が交わるパターン、あるいは複数
の方向に存在する微細線の延長線が一点で交わる場合、
パターンをもつマスクから得られるコントラストが低い
パターンの像の形成位置を、隣合うパターンの位相差が
180度であるパターンの像で露光し、前記コントラス
トが低いパターンに関する露光量分布のコントラストを
向上させることを特徴としている。 (7)本発明の露光方法は、前記隣合うパターンの位相
差が180度であるパターンの像での露光が、該隣合う
パターンの位相差が180度であるパターンにおける位
相差の境界を、前記複数の方向の微細線が交わるパター
ンあるいは複数の方向に存在する微細線の延長線が一点
で交わる場合、パターンにおける微細線と重ね合わせる
ことにより行われることを特徴としている。 (8)本発明の露光方法は、前記隣合うパターンの位相
差が180度であるパターンにおける位相差の境界によ
って、前記微細線の交点を中心に、微細線の本数が偶数
であっても奇数であってもパターン領域を偶数個に分割
し、該偶数個のパターン領域によって形成される偶数個
の境界を用いて、前記微細線を良好に再現することを特
徴としている。 (9)本発明の露光方法は、前記隣合うパターンの位相
差が180度であるパターンにおける位相差の境界に、
Crを配置したことを特徴としている。 (10)本発明の露光方法は、前記周期パターンにおい
て、隣り合うパターンの位相差が180度の境界を配置
する際、それらの境界で分けられる周期パターンの面積
または角度が等しくなるように配置することを特徴とし
ている。 (11)本発明の露光方法は、前記周期パターンにおい
て、隣り合うパターンの位相差が180度の境界を配置
する際、それらの境界で分けられる周期パターンの面積
または角度が広いところを分割するように配置すること
を特徴としている。 (12)本発明の露光方法は、前記周期パターンにおい
て、隣り合うパターンの位相差が180度の境界を配置
する際、微細線および微細線の延長線と重なるように配
置することを特徴としている。 (13)本発明の露光方法は、する請求項6〜8のいず
れか前記位相差180度の境界は、微細線と平行して、
微細線と重なる領域以外にも複数存在することを特徴と
している。 (14)本発明の露光方法は、前記像のコントラストが
互いに異なる複数のマスクパターンによるレジストの露
光が、放射線によることを特徴としている。 (15)本発明の露光装置は、二重露光によりある点を
中心に複数の微細線が延びるパターン、あるいは複数の
微細線の延長線が1点で交わるパターンであって、その
微細線の数が奇数であるものを感光体に露光する露光装
置であって、前記交点を中心に、隣り合う領域の位相差
が180度の偶数個の境界を前記微細線の数より大なる
数だけ配置した位相シフトマスクによる露光を含むこと
を特徴としている。 (16)本発明の露光装置は、前記位相シフトマスクに
おいて、隣り合うパターンの位相差が180度の境界
は、それらの境界で分けられる複数の領域の面積または
角度が互いに等しくなるように配置することを特徴とし
ている。 (17)本発明の露光装置は、前記位相シフトマスクに
おいて、隣り合うパターンの位相差が180度の境界
は、それらの境界で分けられる領域の面積または角度が
広いところを分割するように配置することを特徴として
いる。 (18)本発明の露光装置は、前記位相シフトマスクに
おいて隣合うパターンの位相差が180度の境界の所定
複数部分が前記微細線および/又は微細線の延長線と一
致することを特徴としている。 (19)本発明の露光装置は、前記位相差180度の境
界は、ある微細線と平行に、微細線と一致しない状態で
複数存在することを特徴としている。 (20)本発明の露光装置は、複数のマスクを用いて多
重露光を行う露光装置であって、前記複数のマスクのう
ちの複数の方向の微細線が交わるパターン、あるいは複
数の方向に存在する微細線の延長線が一点で交わる場
合、パターンをもつマスクから得られるコントラストが
低いパターンの像の形成位置を、隣合うパターンの位相
差が180度であるパターンの像で露光し、前記コント
ラストが低いパターンに関する露光量分布のコントラス
トを向上させることを特徴としている。 (21)本発明の露光装置は、前記隣合うパターンの位
相差が180度であるパターンの像での露光が、該隣合
うパターンの位相差が180度であるパターンにおける
位相差の境界を、前記複数の方向の微細線が交わるパタ
ーンあるいは複数の方向に存在する微細線の延長線が一
点で交わる場合、パターンにおける微細線と重ね合わせ
ることにより行われることを特徴としている。 (22)本発明の露光装置は、前記隣合うパターンの位
相差が180度であるパターンにおける位相差の境界に
よって、前記微細線の交点を中心に、微細線の本数が偶
数であっても奇数であってもパターン領域を偶数個に分
割し、該偶数個のパターン領域によって形成される偶数
個の境界を用いて、前記微細線を良好に再現することを
特徴としている。 (23)本発明の露光装置は、前記隣合うパターンの位
相差が180度であるパターンにおける相差の境界に、
Crを配置したことを特徴としている。 (24)本発明の露光装置は、前記周期パターンにおい
て、隣り合うパターンの位相差が180度の境界を配置
する際、それらの境界で分けられる周期パターンの面積
または角度が等しくなるように配置することを特徴とし
ている。 (25)本発明の露光装置は、前記周期パターンにおい
て、隣り合うパターンの位相差が180度の境界を配置
する際、それらの境界で分けられる周期パターンの面積
または角度が広いところを分割するように配置すること
を特徴としている。 (26)本発明の露光装置は、前記周期パターンにおい
て、隣り合うパターンの位相差が180度の境界を配置
する際、微細線および微細線の延長線と重なるように配
置することを特徴としている。 (27)本発明の露光装置は、前記位相差180度の境
界は、微細線と平行して、微細線と重なる領域以外にも
複数存在することを特徴としている。 (28)本発明の露光装置は、前記像のコントラストが
互いに異なる複数のマスクパターンによるレジストの露
光が、放射線によることを特徴としている。 (29)本発明のデバイス製造方法は、上記の本発明の
いずれかの露光方法を用いて、または上記の本発明のい
ずれかの露光装置を用いて、デバイスを製造することを
特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、上記構成によって、上
述した本発明の課題を達成するものであるが、これをよ
り具体的にその実施の形態によって説明すると、例え
ば、周期パターンと通常露光パターンの二重露光を行う
場合において、異なる方向の複数の微細線の交差あるい
は微細線の延長線が一点で交わる場合、その交点を中心
に作成される。位相差が180度のパターンの境界に生
じる強度0のエッジを用いることによって、すべての微
細線を良好に再現することを可能とするものである。さ
らに周期パターンとして、上記のように、位相差が18
0度のパターンの境界に生じる強度0のエッジを用いる
場合、その境界は、通常露光パターンのすべての微細線
と重なる位置に配置する。ここで、この周期パターンは
隣合う位相差が180度になるように0とπを交互に配
置すると、偶数個のパターンおよびパターンとの境界が
出来ることになる。つまり、通常露光パターンの微細線
の本数にかかわらず、隣合う位相差が180度になるよ
うに偶数個に分割した周期パターンを用いることになる
のである。
【0015】さらに、これを説明すると、周期パターン
は隣合う位相差を180度にし、その境界部に生じるエ
ッジを通常露光パターンのすべての微細線と重なるよう
に配置する場合、もし通常露光パターンの微細線の数が
偶数の場合、その微細線と重なるよう、周期パターンに
偶数本のエッジを配置するようにすることは可能であ
る。しかし、もし通常露光パターンの微細線の数が奇数
の場合、その微細線と重なるようにするためには、少な
くとも周期パターンに奇数本のエッジを配置すればよい
が、これでは隣あう位相が反転しないパターンが生じて
しまう。そこで、通常露光パターンの微細線が奇数の場
合であっても、周期パターンのエッジは微細線より1つ
以上多い偶数にし、そのエッジを通常露光パターンの微
細線と重ねることによって、すべての微細線を良好に解
像することができるようになるのである。
【0016】以上のことからも明らかなように、通常露
光パターンの微細線が奇数本であっても偶数本であって
も、周期パターンの隣合う位相差が180度のところに
生じるエッジを偶数本作成し、そのエッジを用いてすべ
ての微細線を良好に再現することが出来るのである。二
重露光は、2つのパターンを同位置に露光することによ
って解像度の向上を図るものであるため、ここで用いる
周期パターンは、すべて通常露光パターンの形状に合わ
せて設計される。
【0017】以上のように、通常露光パターンと周期パ
ターンの2重露光を行う露光方法において、異なる方向
の複数の微細線が交差あるいは延長線が一点で交わる場
合、この交点を中心に作成される位相差が180度のパ
ターンの境界に生じる、強度0のエッジを用いることに
より、すべての微細線を良好に解像することができる。
また、通常露光パターンの微細線の本数が奇数の場合
は、周期パターンとして、前記微細線よりも1つ以上境
界を多くし、隣合う位相が反転した偶数個のパターンを
用いる。そうすると少なくとも1本以上、微細線と重な
らない境界が生じるが、特に問題ないのである。このよ
うに作成された周期パターンを用いることで、異なる方
向に複数の微細線が存在する場合においても、すべての
微細線を良好に再現することが可能になるのである。こ
こでは隣合う位相差が180度であることで生じる強度
0のエッジを周期パターンとして用いることを例に説明
したが、周期パターンとしてパターンの境界にCrが入
っても同様の効果がある。
【0018】
【実施例】つぎに、本発明の実施例について説明する。
まず、二重露光手法のフローチャートを図3に示す。同
図において、周期パターン露光・連常露光・現像の各ブ
ロックの流れを示しているが、周期パターン露光と通常
露光の順序は図3の通りであってもその逆でもよく、ま
た複数回の露光段階を含む場合には、もちろん交互に行
うことも可能である。また、各露光ステップ側には、精
密な位置合わせを行うステップが行われるが、この処理
に関する詳細は省略する。本実施例は、波長248nm
のKrFエキシマステッパーを用い、周期パターン露光
・通常露光の二重露光を行う際、周期パターンの工夫に
関するものである。
【0019】つぎに、二重露光の原理について説明す
る。二重露光は、通常露光と周期パターン露光を現像の
工程を介さないでおこなうものである。これは、レジス
トの露光しきい値以下で周期パターンを露光し、その
後、露光量が多値の分布を持つ通常露光をおこなうもの
である。通常露光の露光量は、露光パターン領域(露光
領域)の小領域ごとに異なる露光量分布を持ち、それぞ
れの露光量は、露光しきい値以上であっても以下であっ
てもよい。ここで言う露光量とは、すべて、レジスト上
の露光量を示している。
【0020】露光により得られる回路パターン(リソグ
ラフィーパターン)として、図21(2)または(3)
に示すいわゆるゲートパターンを例に説明する。図のゲ
ートパターンは横方向の最小線幅が0.1μmであるの
に対して縦方向では、線幅は装置の通常露光による解像
力の範囲内である0.2μm以上である。二重露光法に
よれば、このような横方向のみの1次元方向にのみ高解
像度を求められる最小線幅パターンを持つ二次元パター
ンに対しては、例えば二光束干渉露光による周期パター
ン露光をかかる高解像度の必要な一次元方向のみでおこ
なう。
【0021】図20は各露光段階における露光量分布を
示している。図20の図中に示される数値はレジストに
おける露光量を表すものである。図20において、図2
0(1)は1次元方向のみに繰り返しパターンが生じる
周期的な露光パターンによる露光量分布である。パター
ン以外の露光量はゼロであり、パターン部分は1となっ
ている。図20(2)は多値の通常露光による露光量分
布である。パターン以外の露光量はゼロであり、パター
ン部分は1と2の、ここでは2値の分布となっている。
これらの露光を現像の工程を介さないで二重露光をおこ
なうと、レジスト上にそれぞれの露光量の和の分布が生
じ、図20(3)のような露光量分布となる。ここで、
レジストの感光しきい値が1から2の間にあるとき、1
より大きな部分が感光し、図20(3)の図中、太線で
示されたようなパターンが現像により形成される。
【0022】即ち、太線で囲まれた外部にある、周期パ
ターン露光による露光パターンは、レジストの露光しき
い値以下であり、現像により消失する。通常露光の、レ
ジストの露光しきい値以下の露光量が分布する部分に関
しては、通常露光と周期パターン露光の各露光パターン
の和が、レジストの露光しきい値以上となる部分が現像
により形成される。従って、通常露光と周期パターン露
光の各露光パターンの重なる、周期パターン露光の露光
パターンと同じ解像度を持つ露光パターンが形成され
る。通常露光の、レジストの露光しきい値以上の露光量
が分布する露光パターン領域に関しては、通常露光と周
期パターン露光の各露光パターンの重なる、通常露光の
露光パターンと同じ解像度を持つ露光パターンが形成さ
れる。
【0023】図21は図20で示された露光量分布を形
成するためのパターンおよびマスクを示している。図2
1(1)は、高解像度の必要な一次元方向のみに繰り返
しパターンが生じるパターンおよびマスクであり、例え
ばレベンソン型位相シフトマスクによって実現が可能で
ある。レベンソン型位相シフトマスクの場合、図の白色
部分と灰色部分は位相が互いに反転し、位相反転の効果
により2光束干渉露光による高コントラストな周期的な
露光パターンが形成される。マスクは、レベンソン型位
相シフトマスクに限定されず、このような露光量分布を
形成するのであれば、どのようなものであってもよい。
この露光パターンの周期は0.2μmとし、この露光パ
ターンはラインとスペースのそれぞれの線幅が0.1μ
mのラインアンドスペースパターンにより、図20
(1)で示された露光量分布が形成される。多値のパタ
ーンを形成するためのパターンおよびマスクは、最終的
に形成したい回路パターンと相似のパターンが描かれた
マスクを用いる。この場合、図21(2)で示されたゲ
ートパターンが描かれたマスクを用いる。前述したよう
にゲートパターンの微細線からなる部分は、通常の露光
の解像度以下のパターンなので、レジスト上では、微細
線の2本線部分は解像されず、強度の弱い一様な分布と
なるが、これに対して微細線の両端のパターンは、装置
の通常露光による解像力の範囲内である線幅なので強度
の高いパターンとして解像される。従って、図21
(2)で示されたパターンおよびマスクを露光すると、
図20(2)で示された多値の露光量分布が形成され
る。
【0024】この例では、形成したいパターンが露光量
分布が光透過型のもので示したが、光遮光型のパターン
も、図21(3)に示したようなマスクを用いれば可能
である。光遮光型のパターンは、パターン以外の部分に
光が透過し、パターン部分に光を遮光したマスクを用い
れることによって実現可能になる。光遮光型パターンの
場合、解像度以上のパターンは光を遮光し、露光量分布
がゼロになるのに対し、解像度以下の微細パターンは、
完全には遮光されず、パターン周辺の露光量分布の半分
の露光量が分布するので、多値の露光量分布が形成され
る。
【0025】以上により、二重露光の原理を簡単にまと
めると、 1.通常露光をしない領域にある最大露光量がレジスト
の露光しきい値以下の、周期パターン露光による露光パ
ターンは現像により消失する。 2.レジストの露光しきい値以下の露光量がレジストに
供給される、通常露光の露光パターン領域(露光領域)
に関しては、通常露光と周期パターン露光の各露光パタ
ーンの組み合わせにより決まる周期パターン露光の露光
パターンと同じ解像度を持つ露光パターンが形成され
る。 3.レジストの露光しきい値以上の露光量がレジストに
供給される、通常露光の露光パターン領域(露光領域)
に関しては、通常露光と周期パターン露光の各露光パタ
ーンの組み合わせにより決まる通常露光の露光パターン
と同じ解像度を持つ露光パターンが形成される。
【0026】二重露光法の利点として、最も高い解像力
が要求される周期パターン露光を位相シフト形マスク等
を用いた2光束干渉露光でおこなえば、通常の投影露光
による周期パターンの結像に比べて、はるかに大きい焦
点深度が得られることが挙げられる。以上の説明では周
期パターン露光と通常露光の順番は、周期パターン露光
を先としたが、逆あるいは同時でもよい。
【0027】以下の実施例においては、波長248nm
のkrFエキシマステッパーを用い、周期パターン露光
・通常露光の二重露光を行う際、周期パターンに工夫を
施した各具体例について説明する。周期パターン露光・
通常パターン露光の二重露光を行う際、周期パターンの
工夫に関するものである。周期パターン露光ではコント
ラストが高い像が得られ、通常露光パターンではコント
ラストが低い像が得られる。
【0028】[実施例1]実施例1は、4本の微細線が
交差している通常露光パターンを作成するための周期パ
ターンに関するものであり、図4を用いて説明する。こ
の図4は、実際に使用する周期パターンと通常露光
パターンと、それらを二重露光する位置関係を合成パ
ターンとして示している。このの2つのパターンを
合成することによって、最終的には図4の通常露光パ
ターンと同じ形のパターンを得ることが目的である。図
4に示した通常露光パターンは、4本の微細線が交差
し、先端にコンタクトホール部が接続されているもので
ある。この通常露光パターンのウエハ上の光強度分布
は、解像度以下の微細線を含んでいるため、微細線部分
とコンタクトホール部で多値となる。そして、本実施例
では、周期パターン、通常パターンの二つの露光とも、
各一回の露光ではレジストの閾値を超えず、二回の露光
によってレジストの閾値を超えることになる。以下、実
施例1から9も同様である。
【0029】ここで、4本の微細線を再現するために
は、図4のような周期パターンを用いる。これは、位
相0・πの位相差で生じる強度0のエッジを用いて微細
線を作成するもので、隣あう位相が異なるように配置す
る。図4の周期パターン1と2の違いは周期パターン
の大きさである。周期パターン1は位相差で生じる強度
0のエッジをの通常露光パターンの全体と一致するよ
う配置したもので、周期パターン2はこのエッジをの
通常露光パターンの微細線と一致するように配置したも
のである。周期パターンとして、周期パターン1、周期
パターン2のどちらを用いてもよく、このように、隣合
うパターンが180度の位相差をもっており、この境界
に生じる強度0のエッジを用いて微細線を作成すること
によって、異なる方向の微細線をすべて良好に再現する
ことが出来るのである。
【0030】[実施例2]実施例2は、通常露光パター
ンは実施例1と同じであるが、周期パターンとして隣り
合う位相が異なるパターンの間に細いCrが入っている
場合について、図5を用いて説明する。この図5は、実
際に使用する周期パターンと通常露光パターンと、
それらを二重露光する位置関係を合成パターンとして
示している。このの2つのパターンを合成すること
によって、最終的には図5の通常露光パターンと同じ
形のパターンを得ることが目的である。この通常露光パ
ターンのウエハ上の光強度分布は、実施例1と同様に解
像度以下の微細線を含んでいるため、微細線部分とコン
タクトホール部で多値となる。
【0031】ここで、4本の微細線を再現するために
は、図5のような周期パターンを用いる。これは、位
相0・πの位相差で生じる強度0のエッジを用いて微細
線を作成するもので、隣あう位相が異なるように配置す
る。そして、そのパターン同士の間には細いCrが入っ
ている。このように、細いCrが入っていたとしても、
実施例1で説明したように、位相が180度異なるとこ
ろで生じる強度0のエッジを用いて、コントラストの高
い像を形成していることには変わりない。また、実施例
1と同様に、周期パターンの大きさはここでは特に関係
ないため、周期パターンは、通常露光パターン全体と一
致するように配置したものでも良いし、通常露光パター
ンの微細線と一致するように配置したものでも良い。こ
のように、周期パターンとして、隣合うパターンの間に
あるCrを挟んで180度の位相差をもつパターンを用
い、この境界に生じる強度0のエッジを用いて微細線を
作成することによって、異なる方向の微細線をすべて良
好に再現することが出来るのである。
【0032】[実施例3]実施例3は、通常露光パター
ンは実施例1と同じであるが、周期パターンとして隣合
う位相差が180度であるエッジを複数配置した場合に
ついて、図6を用いて説明する。この図6は、実際に使
用する周期パターンと通常露光パターンと、それら
を二重露光する位置関係を合成パターンとして示して
いる。このの2つのパターンを合成することによっ
て、最終的には図6の通常露光パターンと同じ形のパ
ターンを得ることが目的である。この通常露光パターン
のウエハ上の光強度分布は、実施例1と同様に解像度以
下の微細線を含んでいるため、微細線部分とコンタクト
ホール部で多値となる。
【0033】ここで、4本の微細線を再現するために
は、図6のような周期パターンを用いる。これは、位
相0・πの位相差で生じる強度0のエッジを用いて微細
線を作成するもので、隣あう位相が異なるように配置す
る。通常露光パターンの微細線と重なるところの構成は
実施例1と同様であるが、実施例3での周期パターンは
大きなパターンで微細線を作るのではなく、その大きな
パターンを図6に示したような方法で、さらに位相が反
転するようにL字型に細かく区切っていくのである。基
本的な考え方は実施例1と同じであるが、微細線と重な
らない領域にも位相差が180度の境界を作成すること
によって、微細線の線幅再現性を向上させるためであ
る。
【0034】L字型に配置した周期パターンを用いる場
合は、L字の交点に強度が集中するため、図7に示した
ようにL字の交点あるいはその近傍をあらかじめCrで
遮光することによって、より良好な微細線が得られる。
また、実施例1と同様に、周期パターンの大きさはここ
では特に関係ないため、周期パターンは、通常露光パタ
ーン全体と一致するように配置したものでも良いし、通
常露光パターンの微細線と一致するように配置したもの
でも良い。このように、周期パターンとして、隣合うパ
ターン180度の位相差をもっているL字型のパターン
を用い、この境界に生じる強度0のエッジを用いて微細
線を作成することによって、異なる方向の微細線をすべ
て良好に再現することが出来るのである。
【0035】[実施例4]実施例4は、通常露光パター
ンは実施例1〜3と同じであるが、周期パターンとして
隣合う位相差が180度であるエッジを複数配置した場
合について、図8を用いて説明する。本実施例は、実施
例3の位相差180度の境界にCrが入っている場合で
ある。この図8は、実際に使用する周期パターンと
通常露光パターンと、それらを二重露光する位置関係を
合成パターンとして示している。このの2つのパ
ターンを合成することによって、最終的には図8の通
常露光パターンと同じ形のパターンを得ることが目的で
ある。この通常露光パターンのウエハ上の光強度分布
は、実施例1と同様に解像度以下の微細線を含んでいる
ため、微細線部分とコンタクトホール部で多値となる。
ここで、4本の微細線を再現するためには、図8のよ
うな周期パターンを用いる。これは、位相0・πの位相
差で生じる強度0のエッジを用いて微細線を作成するも
ので、隣あう位相が異なるように配置する。通常露光パ
ターンの微細線と重なるところの構成は実施例1と同様
であるが、本実施例4での周期パターンは大きなパター
ンで微細線を作るのではなく、その大きなパターンを図
6に示したような方法で、さらに位相が反転するように
L字型に細かく区切り、パターンの間にCrが配置され
ているものである。基本的な考え方は実施例1と同じで
あるが、微細線と重ならない領域にも位相差が180度
の境界を作成することによって、微細線の線幅再現性を
向上させるためであることは実施例3と同じである。
【0036】L字型に配置した周期パターンを用いる場
合は、L字の交点に強度が集中するため、図9に示した
ようにL字の交点をあらかじめCrで遮光することによ
って、より良好な微細線が得られる。また、実施例1と
同様に、周期パターンの大きさはここでは特に関係ない
ため、周期パターンは、通常露光パターン全体と一致す
るように配置したものでも良いし、通常露光パターンの
微細線と一致するように配置したものでも良い。このよ
うに、周期パターンは、隣合うパターンが180度の位
相差を持ち、その境界にCrを配置したL字型のパター
ンであって、この境界に生じる強度0のエッジを用いて
微細線を作成することによって、異なる方向の微細線を
すべて良好に再現することが出来るのである。
【0037】[実施例5]実施例5では、通常露光パタ
ーンとして3本の微細線が交わっているTゲートを例に
図10・11を用いて説明する。この図10は、実際に
使用する周期パターンと通常露光パターンと、それ
らを二重露光する位置関係を合成パターンとして示し
ている。このの2つのパターンを合成することによ
って、最終的には図10の通常露光パターンと同じ形
のパターンを得ることが目的である。3本の微細線を解
像するためには、最低周期パターンに3本の位相差18
0度の境界を配置出来れば良いと考えられるが、3つの
パターンでは位相を0・πと交互に配置することが出来
ない。そのため、図10に示したように、微細線より
も1つ多い4つのパターンに分割し、4つの位相差18
0度の境界を作成することで、隣合う位相が反転した周
期パターンを作成することが出来る。ここで、通常露光
パターンの3つの微細線は、周期パターンの4つの位相
差180度の境界と重なることは当然である。
【0038】つまり、図10の周期パターンで作成さ
れる4本のエッジのうち、の通常露光パターンの微細
線と重なる3本のエッジ部だけを二重露光で用いるので
ある。図11にこのパターンの光強度分布のシミュレー
ション結果を示す。上から周期パターン・通常露光パタ
ーン・合成像の光強度分布である。二重露光することに
よって、Tゲートにおける縦横の微細線をより良好に再
現出来ることを確認できる。
【0039】このように、通常露光パターンが奇数本の
微細線を含んでいる場合は、周期パターンとして偶数本
のエッジを作成するよう、となり合うパターンの位相差
が180度になるように配置したものを用い、その中で
所望のパターンと重なるエッジのみを二重露光で用いる
のである。このような周期パターンを用いることで、通
常露光パターンが異なる方向の微細線を奇数本含んでい
た場合でも、すべての微細線を良好に解像することが出
来るのである。
【0040】[実施例6]実施例6の場合を図12に示
したが、この場合も同様である。この図12は同じく3
本の微細線が交わっているTゲートだが、その微細線が
斜めに曲がった部分も含んでいるものである。図12
の通常露光パターンと同じ形状のパターンを最終的に得
たい場合、周期パターンとして、微細線が直交していな
くても、微細線に合わせて位相差180度のエッジを配
置したものを用いる。但し、本実施例6の場合も実施例
5と同じく、通常露光パターンの微細線が奇数本である
ため、周期パターンとして、隣合うパターンの位相が反
転するよう、偶数本の位相差180度のエッジを配置し
た図12の周期パターンを用いるのである。つまり、
通常露光パターンが複数の方向の微細線があるパターン
であって、その微細線は奇数本である場合、通常露光パ
ターンの微細線と重なるように、偶数本の位相差180
度のエッジを配置した周期パターンを用いることによっ
て、すべての微細線を良好に解像することが出来るので
ある。
【0041】[実施例7]実施例7は、異なる3つの方
向の微細線がある通常露光パターンの場合であって、図
13を用いて説明する。この図13は、実際に使用する
周期パターンと通常露光パターンと、それらを二重
露光する位置関係を合成パターンとして示している。
このの2つのパターンを合成することによって、最
終的には図11の通常露光パターンと同じ形のパター
ンを得ることが目的である。この通常露光パターンのウ
エハ上の光強度分布は、解像度以下の微細線を含んでい
るため、微細線部分とコンタクトホール部で多値とな
る。
【0042】ここで示した図13の通常露光パターン
には3つの方向に微細線があり、一点で交わっている。
3本の微細線を解像するためには、最低周期パターンに
この交点を中心に3本の位相差180度の境界を配置出
来れば良いと考えられるが、3つのパターンでは位相を
0・πと交互に配置することが出来ない。そのため、図
13周期パターン1に示したように、微細線よりも1
つ多い4つのパターンに分割し、4つの位相差180度
の境界を作成することで、隣合う位相が反転した周期パ
ターンを作成することが出来る。このとき、通常露光パ
ターンの微細線と重なるように、周期パターンの位相差
180度の境界を配置する必要があるので、まず3本の
微細線と重なる部分に境界を設け、それ以外の領域に1
つ境界を設けることになる。
【0043】つまり、図13の周期パターン1で作成
される4本のエッジのうち、の通常露光パターンの微
細線と重なる3本のエッジ部だけを二重露光で用いるの
である。但し、微細線の方向が3方向になっているた
め、図13周期パターン2に示したように、微細線の
方向に合わせて周期パターンの位相差180度の境界を
配置し、結果として6つの境界をもつ周期パターンを用
いても良い。この場合は、図13の周期パターン2で
作成される6本のエッジのうち、の通常露光パターン
の微細線と重なる3本のエッジ部だけを二重露光で用い
ることになる。
【0044】このように、通常露光パターンが奇数本の
微細線を含んでおり、一点で交わっている場合は、周期
パターンとして偶数本のエッジを作成するよう、交点を
中心にとなり合うパターンの位相差が180度になるよ
うに配置したものを用い、その中で所望のパターンと重
なるエッジのみを二重露光で用いるのである。このよう
な周期パターンを用いることで、通常露光パターンが異
なる方向の微細線を奇数本含んでいた場合でも、すべて
の微細線を良好に解像することが出来るのである。ここ
で奇数本の微細線に対して偶数個の位相差180度のエ
ッジを配置する際、その方法としては、分割されたパタ
ーンの面積、角度が等しくなるように配置し、微細線の
延長線と重なるように配置する。角度および面積が広い
ところを分割するように配置するなどの方法がある。
【0045】[実施例8]実施例8は、通常露光パター
ンとして、実施例5で示した3本の微細線が交わるTゲ
ートを含んだ、実用的なパターンの場合の周期パターン
の例であり、図14を用いて説明する。この図14は、
実際に使用する周期パターンと通常露光パターン
と、それらを二重露光する位置関係を合成パターンと
して示している。このの2つのパターンを合成する
ことによって、最終的には図14の通常露光パターン
と同じ形のパターンを得ることが目的である。この通常
露光パターンは図に示した通り、BのパターンとCのT
ゲートが交互になっているものである。そこで、すべて
の微細線を解像するためには、図14のような周期パ
ターンを用いるBのパターンに関しては、微細線が1本
なので、この微細線を解像するようエッジを配置する。
またCのパターンに関しては、3本の微細線がT字に交
わっているTゲートであるため、実施例6と同様、隣り
合う位相が反転するよう偶数個のエッジを作成し、その
うち3本のエッジのみを二重露光で用いることになる。
【0046】ここでは、Bのパターンを作成するために
エッジを用いたが、図14に示したようにレベンソンマ
スクを用いて作成しても良い。つまり、通常露光パター
ンが複数の方向の微細線があるパターンであって、その
微細線は奇数本である場合、通常露光パターンの微細線
と重なるように、偶数本の位相差180度のエッジを配
置した周期パターンを用いることによって、すべての微
細線を良好に解像することが出来るのである。
【0047】[実施例9]実施例4では、通常露光パタ
ーンとして5本の微細線が交わっている六字ゲートを例
に図15・16を用いて説明する。この図15は、実際
に使用する周期パターンと通常露光パターンと、そ
れらを二重露光する位置関係を合成パターンとして示
している。このの2つのパターンを合成することに
よって、最終的には図15の通常露光パターンと同じ
形のパターンを得ることが目的である。通常露光パター
ンの5本の微細線を解像するためには、その微細線の交
点を中心に、微細線の方向に合わせて隣あう位相が異な
るように位相差180度のエッジを配置した周期パター
ンを用いれば良いが、今までの実施例で述べたように、
微細線が奇数の場合では隣合う位相が同じになってしま
い、うまく配置することができない。
【0048】そこで、5本の微細線が交わったパターン
を再現するためには、図15のような周期パターンを
用いる。周期パターンとしては、微細線が5本であった
としても、それらの交点を中心に隣り合う位相が180
度になるエッジを6つ作成した周期パターンを用いるの
である。勿論、この6本のエッジのうち、5本は通常露
光パターンの微細線と二重露光によって重なる位置に一
致していることは当然である。このように図15の周
期パターンで作成される6本のエッジのうち、の通常
露光パターンの微細線と重なる5本のエッジ部だけを二
重露光で用いるのである。
【0049】つまり、通常露光パターンが複数の方向の
微細線があるパターンであって、その微細線は奇数本で
ある場合、通常露光パターンの微細線と重なるように、
偶数本の位相差180度のエッジを配置した周期パター
ンを用いることによって、すべての微細線を良好に解像
することが出来るのである。図16にこのパターンの光
強度分布のシミュレーション結果を示す。上から周期パ
ターン・通常露光パターン・合成像の光強度分布であ
る。二重露光することによって、縦・横・斜めの微細線
のコントラストを高くすることが出来、それらの微細線
を良好に再現出来ていることを確認できる。
【0050】また、図17のように、微細線が交差せず
隣接している場合、つまり微細線の延長線が一点で交わ
る場合でも同様のことが言える。この場合も図15と同
じように、微細線に合わせて、その交点を中心に隣り合
う位相が180度になるエッジを6つ作成した周期パタ
ーンを用い、そのうち微細線と重なった5本のエッジの
みを用いて二重露光を行うのである。この微細線が隣接
しているとみなすのは、その間隔が3L以内である場合
を想定しているが、特にこの間隔は関係ない。特に、周
期パターンとして図17周期パターンのような形を用
いて二重露光を行う場合であれば、通常露光パターンの
微細線が上記間隔以内で隣接していない場合であっても
良い。以上のように、通常露光パターンが5本の微細線
が交差あるいは延長線が一点で交わる場合においても、
交点を中心に周期パターンとして6つのエッジを作成
し、そのうち5つのエッジを用いて二重露光を行うこと
によって、隣り合う位相を反転させることができ、結果
として、すべての微細線を良好に再現することが出来る
のである。
【0051】以上をまとめると、通常露光パターンと周
期パターンの2重露光を行う露光方法において、異なる
方向の複数の微細線が交差あるいは延長線が一点で交わ
る場合、その交点を中心に隣合う位相を反転させ、位相
差による強度0のエッジを作成できるように周期パター
ンを配置することが重要である。したがって、微細線の
本数が偶数の場合は、微細線と重なる領域のみにエッジ
を配置しても良いし、それ以外の領域に使用しないエッ
ジが配置されていても良い。また、微細線の本数が奇数
の場合は、微細線よりも1本以上多いエッジを配置し、
隣合う位相が反転できるように周期パターンを配置す
る。このように、微細線と重ならない領域に使用しない
エッジが配置されていても良い。このように作成された
周期パターンを用いることで、異なる方向に複数の微細
線が存在する場合においても、すべての微細線を良好に
再現することが可能になるのである。また、実施例1と
同様、位相差で生じる強度0のエッジの長さは、の通
常露光パターンにおいて、コンタクトホール部も含んだ
パターンと重なるよう配置しても良いし、微細線のみと
重なるように配置してもよい。また、本実施例において
は、微細線が交差している場合を中心に述べたが、その
微細線は交差していなくても、実施例9のようにその近
傍に隣接していれば同様のことが言える。
【0052】[実施例10]実施例10では、実施例5
と同様に3本の微細線が交わっているTゲートを作成す
ることを目的としており、図23を用いて説明する。実
施例5では、周期パターンと通常露光パターンの二重露
光を行う場合であって、各一回の露光ではレジストの閾
値レベルを超えず、二重露光によってレジストの閾値を
超えるようにする場合を説明したが、本実施例10で
は、各露光時とも、それぞれ一回でレジストの閾値を超
えるレベルで露光を行う二重露光の場合について説明す
る。この図23は、実際に使用する第1のマスクと
第2のマスクとこれらを二重露光する際の位置関係を
合成パターンとして示している。このの2つのマス
クパターンを合成することによって、最終的には3本の
微細線が交差しているTゲートを作成することが目的で
ある。3本の微細線を作成するためには3本の位相差180
度の境界を配置できれば良いのだが、これでは位相を0
・πと交互に配置することができない。そこで、図23
第1のマスクに示したように、微細線よりも1つ多い
4つのパターンに分割し、4つの位相差180度の境界
を作成することになる。この第1のマスクの露光を行う
ことによって、図23の右に示したように、十字のパ
ターンが得られる。次に、図23の第2のマスクのよ
うに、4つのエッジのうち、必要のない1つのエッジを
消すよう一部を遮光したマスクを用いて露光を行う。そ
して、最終的には、4つのエッジのうち必要な3つのエ
ッジだけを残して、図23の合成パターンに示したよ
うな、T字のパターンを得ることが出来る。ここでは、
前述したように、第1のマスク、第2のマスクの露光と
ともに、レジストの閾値を超えた露光を行うところが実
施例1から9と異なるところであるが、同様の効果が得
られる。このように、奇数本の微細線が交差しているパ
ターンの場合であっても、偶数本のエッジを作成した二
重露光を行うことによって、良好なパターンを得ること
が出来るのである。
【0053】図18は、本発明を適用し得る周期パター
ンの2光束干渉用露光と通常の投影露光の双方が行なえ
る高解像度露光装置を示す概略図である。図18におい
て、221はKrF又はArFエキシマレーザ、222
は照明光学系、223はマスク(レチクル)、224は
マスクステージ、227はマスク223の回路パターン
をウエハ228上に縮小投影する投影光学系、225は
マスク(レチクル)チェンジャであり、ステージ224
に、通常のレチクルと前述したレベンソン型位相シフト
マスク(レチクル)又はエッジシフタ型マスク(レチク
ル)又は位相シフタを有していない周期パターンマスク
(レチクル)の一方を選択的に供給するために設けてあ
る。
【0054】図18の229は2光束干渉露光と投影露
光で共用される一つのXYZステージであり、このステ
ージ229は、光学系227の光軸に直交する平面及び
この光軸方向に移動可能で、レーザー干渉計等を用いて
そのXY方向の位置が正確に制御される。図18の装置
は、不図示のレチクル位置合わせ光学系、ウエハ位置合
わせ光学系(オフアクシス位置合わせ光学系とTTL位
置合わせ光学系とTTR位置合わせ光学系)とを備え
る。
【0055】図18の装置の照明光学系222は部分的
コヒーレント照明とコヒーレント照明とを切換え可能に
構成してあり、コヒーレント照明の場合には、ブロック
230内の図示した前述した(1a)又は(1b)の照
明光を、前述したレベンソン型位相シフトレチクル又は
エッジシフタ型レチクル又は位相シフタを有していない
周期パターンレチクルの一つに供給し、部分的コヒーレ
ント照明の場合にはブロック230内に図示した(2)
の照明光を所望のレチクルに供給する。部分的コヒーレ
ント照明からコヒーレント照明との切換えは、通常光学
系222のフライアイレンズの直後に置かれる開口絞り
を、この絞りに比して開口径が十分に小さいコヒーレン
ト照明用絞りと交換すればいい。
【0056】さらに、図19に示されるような構成のX
線露光装置を用いて、本実施例の方法により露光を行う
ことも可能である。本発明は以上説明した実施例等に限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
において種々に変更することが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による
と、像のコントラストが互いに異なる複数のマスクパタ
ーンを用いて多重露光するに際して、前記複数のマスク
パターンのうちの複数の方向の微細線が交わるパターン
あるいは隣接しているパターンから得られるコントラス
トが低いパターンの像の形成位置を、隣合うパターンの
位相差が180度であるパターンの像で露光し、前記コ
ントラストが低いパターンに関する露光量分布のコント
ラストを向上させるるように構成することで、微細線の
方向が混在している複雑なパターンを含め、すべての微
細線を良好に再現することが可能な露光方法、露光装
置、およびデバイス製造方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二重露光のパターン配置において問題を生じな
い場合を説明するための図。
【図2】二重露光のパターン配置において、方向の異な
る微細線が混在していて、問題を生じる場合を説明する
ための図。
【図3】二重露光のフローチャートを示す図。
【図4】本発明の実施例1における合成パターン作成手
順を示す図。
【図5】本発明の実施例2における合成パターン作成手
順を示す図。
【図6】本発明の実施例3における合成パターン作成手
順を示す図。
【図7】本発明の実施例3における合成パターン作成手
順を示す図。
【図8】本発明の実施例4における合成パターン作成手
順を示す図。
【図9】本発明の実施例4における合成パターン作成手
順を示す図。
【図10】本発明の実施例5における合成パターン作成
手順を示す図。
【図11】実施例5のシミュレーション結果を示す図。
【図12】本発明の実施例6における合成パターン作成
手順を示す図。
【図13】本発明の実施例7における合成パターン作成
手順を示す図。
【図14】本発明の実施例8における合成パターン作成
手順を示す図。
【図15】本発明の実施例9における合成パターン作成
手順を示す図。
【図16】実施例9のシミュレーション結果を示す図。
【図17】本発明の実施例9における合成パターン作成
手順を示す図。
【図18】二重露光を行う高解像度露光装置の概略図。
【図19】X線露光装置の概略図。
【図20】二重露光の原理を説明するための図。
【図21】二重露光の原理を説明するための図。
【図22】従来の投影露光装置の模式図。
【図23】本発明の実施例10における合成パターン作
成手順を示す図。
【符号の説明】
191:エキシマレーザ 192:照明光学系 193:照明光 194:マスク 195:物体側露光光 196:縮小投影光学系 197:像側露光光 198:感光基板 199:基板ステージ 221:KrFまたはArFエキシマレーザ 222:照明光学系 223:マスク 224:マスクステージ 227:投影光学系 228:ウエハ 229:XYZステージ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二重露光によりある点を中心に複数の微細
    線が延びるパターン、あるいは複数の微細線の延長線が
    1点で交わるパターンであって、その微細線の数が奇数
    であるものを感光体に露光する露光方法であって、前記
    交点を中心に、隣り合う領域の位相差が180度の偶数
    個の境界を前記微細線の数より大なる数だけ配置した位
    相シフトマスクによる露光を含むことを特徴とする露光
    方法。
  2. 【請求項2】前記位相シフトマスクにおいて、隣り合う
    パターンの位相差が180度の境界は、それらの境界で
    分けられる複数の領域の面積または角度が互いに等しく
    なるように配置することを特徴とする請求項1記載の露
    光方法。
  3. 【請求項3】前記位相シフトマスクにおいて、隣り合う
    パターンの位相差が180度の境界は、それらの境界で
    分けられる領域の面積または角度が広いところを分割す
    るように配置することを特徴とする請求項1記載の露光
    方法。
  4. 【請求項4】前記位相シフトマスクにおいて隣合うパタ
    ーンの位相差が180度の境界の所定複数部分が前記微
    細線および/又は微細線の延長線と一致することを特徴
    とする請求項1記載の露光方法。
  5. 【請求項5】前記位相差180度の境界は、ある微細線
    と平行に、微細線と一致しない状態で複数存在すること
    を特徴とする請求項1記載の露光方法。
  6. 【請求項6】複数のマスクを用いて多重露光を行う露光
    方法であって、 前記複数のマスクのうちの複数の方向の微細線が交わる
    パターン、あるいは複数の方向に存在する微細線の延長
    線が一点で交わる場合、パターンをもつマスクから得ら
    れるコントラストが低いパターンの像の形成位置を、 隣合うパターンの位相差が180度であるパターンの像
    で露光し、前記コントラストが低いパターンに関する露
    光量分布のコントラストを向上させることを特徴とする
    露光方法。
  7. 【請求項7】前記隣合うパターンの位相差が180度で
    あるパターンの像での露光が、該隣合うパターンの位相
    差が180度であるパターンにおける位相差の境界を、
    前記複数の方向の微細線が交わるパターンあるいは複数
    の方向に存在する微細線の延長線が一点で交わる場合、
    パターンにおける微細線と重ね合わせることにより行わ
    れることを特徴とする請求項6に記載の露光方法。
  8. 【請求項8】前記隣合うパターンの位相差が180度で
    あるパターンにおける位相差の境界によって、前記微細
    線の交点を中心に、微細線の本数が偶数であっても奇数
    であってもパターン領域を偶数個に分割し、該偶数個の
    パターン領域によって形成される偶数個の境界を用い
    て、前記微細線を良好に再現することを特徴する請求項
    7に記載の露光方法。
  9. 【請求項9】前記隣合うパターンの位相差が180度で
    あるパターンにおける位相差の境界に、Crを配置した
    ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の
    露光方法。
  10. 【請求項10】前記周期パターンにおいて、隣り合うパ
    ターンの位相差が180度の境界を配置する際、それら
    の境界で分けられる周期パターンの面積または角度が等
    しくなるように配置することを特徴とする請求項6〜8
    のいずれか1項に記載の露光方法。
  11. 【請求項11】前記周期パターンにおいて、隣り合うパ
    ターンの位相差が180度の境界を配置する際、それら
    の境界で分けられる周期パターンの面積または角度が広
    いところを分割するように配置することを特徴とする請
    求項6〜8のいずれか1項に記載の露光方法。
  12. 【請求項12】前記周期パターンにおいて、隣り合うパ
    ターンの位相差が180度の境界を配置する際、微細線
    および微細線の延長線と重なるように配置することを特
    徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の露光方
    法。
  13. 【請求項13】前記位相差180度の境界は、微細線と
    平行して、微細線と重なる領域以外にも複数存在するこ
    とを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の露
    光方法。
  14. 【請求項14】前記像のコントラストが互いに異なる複
    数のマスクパターンによるレジストの露光が、放射線に
    よることを特徴とする請求項6〜13のいずれか1項に
    記載の露光方法。
  15. 【請求項15】二重露光によりある点を中心に複数の微
    細線が延びるパターン、あるいは複数の微細線の延長線
    が1点で交わるパターンであって、その微細線の数が奇
    数であるものを感光体に露光する露光装置であって、前
    記交点を中心に、隣り合う領域の位相差が180度の偶
    数個の境界を前記微細線の数より大なる数だけ配置した
    位相シフトマスクによる露光を含むことを特徴とする露
    光装置。
  16. 【請求項16】前記位相シフトマスクにおいて、隣り合
    うパターンの位相差が180度の境界は、それらの境界
    で分けられる複数の領域の面積または角度が互いに等し
    くなるように配置することを特徴とする請求項15記載
    の露光装置。
  17. 【請求項17】前記位相シフトマスクにおいて、隣り合
    うパターンの位相差が180度の境界は、それらの境界
    で分けられる領域の面積または角度が広いところを分割
    するように配置することを特徴とする請求項15記載の
    露光装置。
  18. 【請求項18】前記位相シフトマスクにおいて隣合うパ
    ターンの位相差が180度の境界の所定複数部分が前記
    微細線および/又は微細線の延長線と一致することを特
    徴とする請求項15記載の露光装置。
  19. 【請求項19】前記位相差180度の境界は、ある微細
    線と平行に、微細線と一致しない状態で複数存在するこ
    とを特徴とする請求項15記載の露光装置。
  20. 【請求項20】複数のマスクを用いて多重露光を行う露
    光装置であって、 前記複数のマスクのうちの複数の方向の微細線が交わる
    パターン、あるいは複数の方向に存在する微細線の延長
    線が一点で交わる場合、パターンをもつマスクから得ら
    れるコントラストが低いパターンの像の形成位置を、 隣合うパターンの位相差が180度であるパターンの像
    で露光し、前記コントラストが低いパターンに関する露
    光量分布のコントラストを向上させることを特徴とする
    露光装置。
  21. 【請求項21】前記隣合うパターンの位相差が180度
    であるパターンの像での露光が、該隣合うパターンの位
    相差が180度であるパターンにおける位相差の境界
    を、前記複数の方向の微細線が交わるパターンあるいは
    複数の方向に存在する微細線の延長線が一点で交わる場
    合、パターンにおける微細線と重ね合わせることにより
    行われることを特徴とする請求項20に記載の露光装
    置。
  22. 【請求項22】前記隣合うパターンの位相差が180度
    であるパターンにおける位相差の境界によって、前記微
    細線の交点を中心に、微細線の本数が偶数であっても奇
    数であってもパターン領域を偶数個に分割し、該偶数個
    のパターン領域によって形成される偶数個の境界を用い
    て、前記微細線を良好に再現することを特徴する請求項
    21に記載の露光装置。
  23. 【請求項23】前記隣合うパターンの位相差が180度
    であるパターンにおける相差の境界に、Crを配置した
    ことを特徴とする請求項20〜22のいずれか1項に記
    載の露光装置。
  24. 【請求項24】前記周期パターンにおいて、隣り合うパ
    ターンの位相差が180度の境界を配置する際、それら
    の境界で分けられる周期パターンの面積または角度が等
    しくなるように配置することを特徴とする請求項20〜
    22のいずれか1項に記載の露光装置。
  25. 【請求項25】前記周期パターンにおいて、隣り合うパ
    ターンの位相差が180度の境界を配置する際、それら
    の境界で分けられる周期パターンの面積または角度が広
    いところを分割するように配置することを特徴とする請
    求項20〜22のいずれか1項に記載の露光装置。
  26. 【請求項26】前記周期パターンにおいて、隣り合うパ
    ターンの位相差が180度の境界を配置する際、微細線
    および微細線の延長線と重なるように配置することを特
    徴とする請求項20〜22のいずれか1項に記載の露光
    装置。
  27. 【請求項27】前記位相差180度の境界は、微細線と
    平行して、微細線と重なる領域以外にも複数存在するこ
    とを特徴とする請求項20〜22のいずれか1項に記載
    の露光装置。
  28. 【請求項28】前記像のコントラストが互いに異なる複
    数のマスクパターンによるレジストの露光が、放射線に
    よることを特徴とする請求項20〜27のいずれか1項
    に記載の露光装置。
  29. 【請求項29】請求項1〜14のいずれか1項に記載の
    露光方法を用いて、または請求項15〜28のいずれか
    1項に記載の露光装置を用いて、デバイスを製造するこ
    とを特徴とするデバイス製造方法。
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