JP2001015074A - 光源装置 - Google Patents

光源装置

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JP2001015074A
JP2001015074A JP11182522A JP18252299A JP2001015074A JP 2001015074 A JP2001015074 A JP 2001015074A JP 11182522 A JP11182522 A JP 11182522A JP 18252299 A JP18252299 A JP 18252299A JP 2001015074 A JP2001015074 A JP 2001015074A
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JP
Japan
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central axis
reflecting mirror
light
discharge lamp
arc discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP11182522A
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English (en)
Inventor
Tadashi Omuro
正 大室
Akira Ogawara
亮 大河原
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で高輝度であり、発光部が厚肉の
ショートアーク放電ランプと組み合わせる焦点距離(f
値)の小さい凹面反射鏡が、前記ショートアーク放電ラ
ンプからの光を制御できて、所望の出射光が得られか
つ、光の利用効率の高い光源装置を提供する。 【解決手段】 両端に一対の電極を封着した発光管内
に、少なくとも水銀及び希ガスが封入されてなるショー
トアーク放電ランプと、前記ショートアーク放電ランプ
の管軸を凹面反射鏡の中心軸に配設して構成される光源
装置において、前記凹面反射鏡の中心軸を平行移動して
得られる凹面反射鏡の反射面形状のうち、前記凹面反射
鏡の中心軸上の点を頂点とし、前記凹面反射鏡の中心軸
を回転軸として回転して得られる反射面を有することを
特徴とする光源装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクシ
ョン装置等のバックライトとして用いられる光源装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、反射鏡と組み合わせて、発光管の
みからなるショートアーク放電ランプが、プロジェクシ
ョン装置や映写機等の光源装置として多く用いられてい
る。また、小型で高密度のアクティブマトリクスの液晶
デバイスと光学部品と光源とを組み合わせて、パーソナ
ルコンピュータからの入力で駆動される液晶プロジェク
ション装置も多く使用されてきている。
【0003】そして、液晶プロジェクション装置等の小
型化に伴い、液晶プロジェクション装置に使用されてい
るショートアーク放電ランプは、小型で高輝度のものが
要求されている。そして、反射鏡も焦点距離(f値)が
小さい小型で凹面形状のものが使用され、反射鏡の中心
軸とショートアーク放電ランプの管軸とが一致するよう
に配設されて光源装置が構成されている。また、特開平
10−321185号公報のように、光の利用効率の低
下を防ぐために、ショートアーク放電ランプの配光特性
を、前記ショートアーク放電ランプの発光部のレンズの
効果を利用して、反射鏡と組み合わせて、光の利用効率
を上げている光源装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ショートアー
ク放電ランプの小型化と高輝度化を図ると、発光部内の
蒸気圧を高めるため、発光部の内容積と内径が小さくな
る。そして、発光部の熱的影響を避けるために発光部を
厚肉にしなくてはならない。発光部を厚肉にすると光の
屈折作用が大きくなるため、従来のショートアーク放電
ランプで使用していた凹面反射鏡では、ショートアーク
放電ランプからの光が制御できなくなり、所望の出射光
が得られず、光の利用効率が悪い光源装置になってしま
うという問題がある。
【0005】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたもので、小型で高輝度であり、発光部が厚肉のシ
ョートアーク放電ランプと組み合わせる焦点距離(f
値)の小さい凹面反射鏡が、前記ショートアーク放電ラ
ンプからの光を制御できて、所望の出射光が得られか
つ、光の利用効率の高い光源装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、両端に一対の電極を封着し
た発光管内に、少なくとも水銀及び希ガスが封入されて
なるショートアーク放電ランプと、前記ショートアーク
放電ランプの管軸を凹面反射鏡の中心軸に配設して構成
される光源装置において、前記凹面反射鏡の中心軸を平
行移動して得られる凹面反射鏡の反射面形状のうち、前
記凹面反射鏡の中心軸上の点を頂点とし、前記凹面反射
鏡の中心軸を回転軸として回転して得られる反射面を有
することを特徴とする光源装置である。
【0007】そして請求項2記載の発明は、凹面反射鏡
の反射面の焦点距離f(mm)が、4≦f≦10であ
り、前記凹面反射鏡の中心軸を平行移動する距離L(m
m)が、0.5≦L≦2.0であることを特徴とする請
求項1記載の光源装置である。
【0008】請求項1記載の発明によれば、小型で高輝
度であり、発光部が厚肉のショートアーク放電ランプに
おける光の屈折作用の補正と光の制御ができる凹面反射
鏡とすることができ、所望の出射光が得られかつ、光の
利用効率が高い光源装置が得られる。そして、請求項2
記載の発明によれば、短焦点の反射鏡において最も効果
が高くて、光の利用効率が高い光源装置が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に実施の形態について説明す
る。図1は本発明に係る光源装置の一実施例を示す概略
断面図であり、鎖線は光の模式を示している。光源装置
はショートアーク放電ランプ1と、凹面反射鏡2とで構
成され、ショートアーク放電ランプ1の管軸は凹面反射
鏡2の中心軸と一致させて配設されている。
【0010】ショートアーク放電ランプ1は、石英ガラ
ス製の発光管からなり、発光部3は内径が約4.4m
m、外径が約9.4mm、内容積が約0.06ccの略
楕円球状を有している。発光部3の両端には封止部4が
形成され、封止部4には長さ20mmのモリブデン箔5
を介して芯棒径0.3mmのタングステン製電極6及び
線径0.6mmのモリブデン線7がそれぞれ接続されて
いる。
【0011】そして、タングステン製電極6の先端間の
距離が1.2mmになるように配置され、発光部3内に
はバッファガスとしての水銀が15mg、始動用補助ガ
スとしてのアルゴンガスが約1.3×104Pa、そし
て臭化水素として臭素が1.6×10-7モル/cc封入
されている。
【0012】凹面反射鏡2は図2に示すように、(a)
の放物面を(b)のように距離Lだけ平行移動して得ら
れる放物面のうち、中心軸上の点を頂点とし、前記中心
軸を回転軸として回転して得られる放物面(c)を反射
面としている。本実施例では、焦点距離がf=6mmの
放物面を平行移動距離L=1.0mmだけ移動して得ら
れる放物面のうち、中心軸上の点を頂点とし、前記中心
軸を回転軸として回転して得られる放物面が反射面形状
となっている。
【0013】また、凹面反射鏡2の反射面の開口径は5
0mmとなっていて、反射面の開口径の逆側端部には筒
部8を有し、セメント9によりショートアーク放電ラン
プ1が固着されている。
【0014】以上のように構成された光源装置を点灯電
力120Wで点灯し、0.9インチの液晶を有する光学
系にて40インチのスクリーンに照射し、その照度を測
定したところ、良好な明るさのスクリーン照度が得られ
た。
【0015】次に焦点距離がf=6mmの放物面の平行
移動距離L(mm)を、0,0.5,1.0,1.5,
2.0,2.5のように変えて平行移動して得られる放
物面のうち、中心軸上の点を頂点とし、前記中心軸を回
転軸として回転して得られるそれぞれの反射面形状の凹
面反射鏡にて、上記と同様なスクリーン照度を測定して
評価を行なった結果を表1に示す。なお、従来の反射面
形状である凹面反射鏡(L=0mm)の光源装置のスクリ
ーン照度を100として評価を行なっている。
【0016】
【表1】
【0017】表1からわかるように、0.5mm≦L≦
2.0mmであれば、小型で高輝度なショートアーク放
電ランプからの光を制御でき、所望の平行光が得られ、
光の利用効率が高くてスクリーン照度の高い光源装置と
なることがわかる。前記一実施例では、f=6mmにつ
いて説明したが、4mm≦f≦10mmの短焦点の反射
鏡であれば、表1と同様の結果が得られる。また、前記
一実施例では凹面反射鏡の反射面形状を放物面として説
明したが、凹面反射鏡の反射面形状は楕円面等のような
他の反射面形状であっても同様のことがいえる。なお、
本発明に係るショートアーク放電ランプの電極の先端間
の距離は、0.5〜2.0mmの場合に優れた効果があ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、小型で
高輝度であり、発光部が厚肉のショートアーク放電ラン
プの管軸と、短焦点の反射面を距離Lだけ平行移動して
得られる反射面のうち、中心軸上の点を頂点とし、中心
軸を回転軸として回転して得られる反射面を有する反射
鏡の中心軸とを一致させて構成される光源装置によれ
ば、前記ショートアーク放電ランプからの光を制御で
き、所望の出射光が得られかつ、光の利用効率の高い光
源装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光源装置の一実施例を示す概略断
面図である。
【図2】凹面反射鏡の反射面形状を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 ショートアーク放電ランプ 2 凹面反射鏡 3 発光部 4 封止部 5 モリブデン箔 6 タングステン製電極 7 モリブデン線 8 筒部 9 セメント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に一対の電極を封着した発光管内に、
    少なくとも水銀及び希ガスが封入されてなるショートア
    ーク放電ランプと、前記ショートアーク放電ランプの管
    軸を凹面反射鏡の中心軸に配設して構成される光源装置
    において、前記凹面反射鏡の中心軸を平行移動して得ら
    れる凹面反射鏡の反射面形状のうち、前記凹面反射鏡の
    中心軸上の点を頂点とし、前記凹面反射鏡の中心軸を回
    転軸として回転して得られる反射面を有することを特徴
    とする光源装置。
  2. 【請求項2】凹面反射鏡の反射面の焦点距離f(mm)
    が、4≦f≦10であり、前記凹面反射鏡の中心軸を平
    行移動する距離L(mm)が、0.5≦L≦2.0であ
    ることを特徴とする請求項1記載の光源装置。
JP11182522A 1999-06-28 1999-06-28 光源装置 Pending JP2001015074A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1180719A2 (en) * 2000-08-10 2002-02-20 Nec Corporation Light source device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1180719A2 (en) * 2000-08-10 2002-02-20 Nec Corporation Light source device
EP1180719A3 (en) * 2000-08-10 2005-09-28 NEC Microwave Tube, Ltd. Light source device

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