JP2001014418A - 2次元バーコード読み取り方法 - Google Patents

2次元バーコード読み取り方法

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JP2001014418A
JP2001014418A JP2000155201A JP2000155201A JP2001014418A JP 2001014418 A JP2001014418 A JP 2001014418A JP 2000155201 A JP2000155201 A JP 2000155201A JP 2000155201 A JP2000155201 A JP 2000155201A JP 2001014418 A JP2001014418 A JP 2001014418A
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Yue Ma
マ ユゥー
Junichi Kanai
潤一 金井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プリント媒体上にプリントされたクロックな
し2次元バーコードにしまわれている情報を復号化する
方法の改良。 【解決手段】 2次元バーコードを表す2次元ピクセル
つくるために、まず、2次元バーコードがスキャンされ
る。次に、2次元ピクセル内のピクセルの各列の水平エ
ッジの数が決定され、水平エッジカウント配列(アレ
イ)中にしまわれ、また、同様に、2次元ピクセル内の
ピクセルの各行の垂直エッジの数が決定され、垂直エッ
ジカウント配列中にしまわれる。各配列は、その中の中
心線の位置を決めるための処理に使われる。各列と各行
の中心線の交点は2次元バーコード中にしまわれている
データの位置を表している。次に、中心線は、スキャン
された2次元バーコードから2進データを抽出し、そこ
にしまわれている符号化情報の信号の表示をつくるのに
使われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、画像内
にプリントされた2次元バーコードの読み取りについて
の改良法に関する。特に、本発明の2次元バーコードの
読み取り法は、ファックスで送られてきた文書あるいは
ファックス装置によって引き起こされたのと類似のノイ
ズを含む文書を読み取るとき改善された性能を提供でき
るものである。
【0002】
【従来の技術】次元バーコードの生のビット(すなわ
ち、「1」か「0」を表す論理ビット)を読み取る一般
的な技術は、バーコードを横断して水平スキャンライン
を移動させ、白から黒へのまたは黒から白への遷移を検
出するものである。しかし、この技術は、論理ビットの
N行M列からなる2次元バーコードに対して、1本のス
キャンラインがN行のいずれの行またはM列のいずれの
列を読み取りつつあるかを決定することができないの
で、そのまま適用することができない。
【0003】従来別々の行(複数)と列(複数)との明
確な同定に用いるため、整列マークおよび/またはクロ
ックビットを付加するなどの方法を含んで、2次元バー
コードからの論理ビット読み取りのための各種の技術が
用いられてきた。
【0004】論理ビットの、行であるか列であるかを同
定するためのクロックビットまたは整列マークを必要と
しない2次元バーコードの読み取り法が、「クロックな
し2次元バーコードとそのプリントと読み取り」と題し
て本特許の出願人と同一の譲受者に付与されている米国
特許5,862,270(以下では単に「 '270号特
許」と称する)に述べられている。
【0005】「 '270号特許」の内容は、ここに参照
することによって本出願の中に明示的に組み入れられる
上記の「 '270号特許」で詳細に述べられているよう
に、そこで述べられている2次元バーコード中の論理ビ
ット読み取り法がスキャニング過程で得られるビット配
列に使われる。
【0006】ピクセルの配列の各列に対するすべての水
平の「エッジ」と各行に対するすべての垂直の「エッジ」が
同定され、次にカウントされ、各列と各行についてのエ
ッジカウントに対して、それぞれ水平と垂直のヒストグ
ラム(実際には1次元の配列(複数))がつくられる。
【0007】各配列(アレイ)は、そこで、各列と各行
の中心線を表す局所的な最小を決定するために検査され
る。これは、列または行の中心でのエッジの数が周辺に
おけるよりもずっと少ないからである。システムでは、
列と行の中にいくつの論理ビットがあるか(それによっ
て列と行のそれぞれにおいて中心線(複数)がどれ程離
れているはずか)についてのあらかじめの知識があるの
で、局所的最小についての特定の領域内を見るだけでこ
れら1次元の配列の処理が改善される。
【0008】しかし、 '270号特許の方法は、ファッ
クスで伝送されてきた2次元バーコードを読み取るの
に、文書のファックス伝送の間に起こる水平方向の線の
欠落や水平方向の線の重複によって起こされるバーコー
ドの変形、または水平または垂直方向に引かれる線状ノ
イズを含む2次元バーコードに起因する困難などに遭遇
することがある。
【0009】伝送された文書上のバーコードが位置する
ところで水平方向の線の欠落が起こるときは、2次元バ
ーコード内で、ある1行の論理ビットの高さを、それ以
外の行の高さよりも小さくする。
【0010】もちろん、行全体の論理ビットが欠落し
て、水平方向の線欠落が、欠落した論理ビットを全然読
み取れない程に大きければ、当該分野にある程度精通す
る何人(なんびと)もこれに気づくであろうから、 '2
70号特許で議論されたように、失われたデータを回復
するのに誤り訂正技術を用いることができる。
【0011】一方、水平線の重複が、伝送された文書上
のバーコードが位置するところで起こるときは、水平方
向の線の欠落が2次元バーコード内で、その1行の論理
ビットの高さを、それ以外の行の高さよりも大きくす
る。
【0012】描かれた線状のノイズとは、実際たとえば
鉛筆による文書上のマーキングによっても引き起こされ
ることがあり、そのような場合には、論理ビットの1行
または1列が、それ以外の行や列よりも、それぞれ、小
さな高さ、または小さな幅を持つ論理ビットの分離した
2行または2列に見えるようになる。
【0013】'270号特許の方法では、線欠落または
線重複変形によって、行の中心線を見落としたり、余分
に付け加えたり、その両方が起こったりする。それは、
これら両方のタイプの変形が、予期されていない行を行
の間隔とみなすような行変形に対して中心線を発生させ
るからである。
【0014】図1に、4本のラインの線欠落を含むバー
コード10を、それから得られる垂直エッジヒストグラ
ム20(ここで、ヒストグラムは、列と行のそれぞれの
中心線の位置を決めるための処理に使われた水平(また
は列)と垂直(または行)エッジのカウントの配列をグ
ラフにして示すのに用いた)とともに示す。
【0015】行中心線30から60までと80は '27
0号特許の方法で決められたものである。中心線30、
40、50と80は正しく決められているが、中心線6
0は、線欠落によって引き起こされた余分な局所的最小
にもとづいて決められており、したがって中心線50に
近すぎている。さらに、その行に対する適正な中心線を
表す局所的最小70は、局所的最小について検査された
領域内になかったので見落とされてしまっている。
【0016】したがって、本発明の目的は、印刷媒体に
プリントされたクロックなし2次元バーコードの改良さ
れた読み取り方法を提供することにある。本発明の付加
的な目的は、バーコードがプリントされた文書のファッ
クス伝送により引き起こされた変形を含むクロックなし
2次元バーコードの改良された読み取り方法を提供する
ことにある。
【0017】本発明の他の1つの目的は、バーコードが
プリントされた文書の表面に引かれた線(複数)によって
引き起こされた変形を含むクロックなし2次元バーコー
ドの改良された読み取り方法を提供することにある。本
発明のこれ以外の種々の目的、利点及び特徴は、以下の
詳しい記述から直ちに明らかになるであろうし、また新
しい特徴は付属する請求項で特に指摘されるであろう。
【0018】
【発明の概要】本発明は、プリントされた媒体上にプリ
ントされた2次元バーコードにしまわれている情報を復
号化する方法に向けられており、その方法は、読み出さ
れるべきバーコードがファックス伝送により引き起こさ
れた線欠落または線重複変形を含む時、改善された性能
を提供するものである。
【0019】本発明の2つの実施例を示した。両方の実
施例において、2次元バーコードを表す2次元ピクセル
つくるために、まず、2次元バーコードがスキャンされ
る。次に、2次元ピクセル内のピクセルの各列の水平エ
ッジの数が決定され、水平エッジカウント配列(アレ
イ)中にしまわれ、また、同様に、2次元ピクセル内の
ピクセルの各行の垂直エッジの数が決定され、垂直エッ
ジカウント配列中にしまわれる。
【0020】各配列は、その中の中心線の位置を決める
ための処理に使われる。各列と各行の中心線の交点は2
次元バーコード中にしまわれているデータの位置を表し
ている。次に、中心線は、スキャンされた2次元バーコ
ードから2進データを抽出し、そこにしまわれている符
号化情報の信号の表示をつくるのに使われる。
【0021】第1の実施例においては、水平と垂直のエ
ッジカウント配列が、列と行の中心線をそれぞれ抽出す
るのと同じ方法で処理さる。詳しく言えば、2本のエッ
ジカウント配列のそれぞれが別々にスキャンされて、エ
ッジカウント中の引き続く一対のピークの位置を同定す
ることによってその中の中心線が決定される。
【0022】それらの2つのピークの各々は予め決めら
れた第1の値よりも大きい値を持っており、これら引き
続く一対のピーク間の谷の領域で中心線の位置が決定さ
れ、このようにして決められた中心線は予め決められた
第2の値よりも小さな値を持っている。
【0023】一旦、水平と垂直の両方のエッジカウント
が処理されると、各行の中心線と各列の中心線の交点に
位置する2進データが読みとられて2次元バーコードの
符号化情報の信号の表示がつくられる。望ましくは、エ
ッジカウント配列中の各々の引き続く一対のピークは、
ある与えられた第3の値によって分離されていなければ
ならない。
【0024】更にまた、エッジカウント配列中の一対の
ピークの間で第2のピークが第1のピークから予め決め
られた第4の値以上離れているならば、予め決められた
第1の値は、好ましくは、予め決められた値だけ減らさ
れ、この減らされた第1の予め決められた値を用いて、
第2のピークが改めて同定される。
【0025】第2の実施例においては、その中の中心線
を抽出するについて、第1の実施例の方法を用いたとき
遭遇するエラーの全数を減らすために、水平と垂直のエ
ッジ配列がそれぞれ異なった処理を受ける。線欠落また
は線重複変形は列中心線間隔よりも行中心線間隔に影響
することが予想されるので、水平エッジ配列は、まず、
水平エッジカウント中の列中心線を表す局所的最小の位
置決めがなされるところの先行技術(すなわち、 '27
0号特許で開示された方法)を用いて処理される。
【0026】もし位置決めされた列中心線の数が予定値
に一致すれば、処理は垂直エッジ配列に進む。しかし、
もし位置決めされた列中心線の数が予定値に等しくなけ
れば、列中心線は、上の方法に代わって、第1の実施例
の方法を用いて決められる。
【0027】この第1実施例の方法では、水平エッジカ
ウント中の引き続く各一対のピークが位置決められ、各
々のピークは予め決められた第1の値よりも大きい値を
持っていて、引き続く各一対のピーク間の谷の領域で列
中心線の位置が決定され、このようにして決められた列
中心線は予め決められた第2の値よりも小さな値を持っ
ている。
【0028】次に、垂直エッジカウント配列は、これと
は違った処理を受ける。まず、第1の実施例の方法を用
いて、垂直エッジカウント中の予め決められた第1の値
よりも大きい値を持つ引き続く各一対のピークを位置決
めすることによって行中心線が決定され、引き続く各一
対のピーク間の谷の領域で各行中心線の位置が決定され
る。このようにして決められた各行中心線は予め決めら
れた第2の値よりも小さな値を持っている。
【0029】もし、それにより位置決めされた行中心線
の数がそれにより予定値に一致すれば、処理は完了して
おり、符号化情報をスキャンされたバーコードから読み
取ることができる。しかし、もし位置決めされた行中心
線の数が予定値よりも1だけ多ければ、余分な中心線が
位置決めされているのであり、それは除去される。ま
た、もし行中心線の数が予定値よりも1だけ少なけれ
ば、失われた中心線が位置決めされ、挿入される。
【0030】さらに、もし行中心線の数が予定値より1
以上多いか、または、予定値より1以上少なければ、行
中心線は、上の方法とはことなって、垂直エッジカウン
ト中の行中心線を表す局所的最小の位置決めを行うこと
によって決められる。
【0031】一旦、列と行の中心線が正しくい決定され
れば、各列と行の中心線の交点に位置する2進データが
読み取られ、2次元バーコード中の符号化情報の信号列
がつくられる。
【0032】
【発明の実施の形態・好適な実施例の詳細な説明】上記
及び関連する目的、特徴、利点は、本発明の好適実施例
についての以下の詳細な記述を添付の図面とともに参照
することによって、より深く理解されるだろう。本発明
は、 '270号特許の2次元バーコード読み取りの方法
に対する改良であり、バーコードがプリントされている
書類の伝送によって引き起こされた変形を含む2次元バ
ーコードを読み取るとき改善された結果をもたらす。
【0033】本発明の2つの好適実施例を以下に示す。
それらいずれの実施例においても、まず、行エッジカウ
ントと列エッジカウントの垂直と水平のヒストグラムを
表す1次元配列が、 '270号特許において詳しく述べ
たのと同様の方法で発生させられる。
【0034】第1の実施例は、論理ビットに対する列と
行の中心線を位置決めするのに水平と垂直の配列中のエ
ッジカウントを、それぞれ別々に分けて分析し、それに
よって、線欠落または線重複変形に遭遇したときに、大
幅に改善された性能を提供する。しかし、この第1実施
例の方法は、 '270号特許の方法に比べてエラーの総
数を増やすことがあり得る。
【0035】そこで、第2の実施例は、第1実施例の方
法または '270号特許の方法を選択的に用い、それに
よって本発明の第1実施例に比べて線欠落または線重複
の変形及びエラー総数の両方に対して改善された性能を
提供する。
【0036】上に詳しく議論したように、 '270号特
許の方法は、中心線が垂直と水平のエッジヒストグラム
中にそれぞれ行と列の中心線を見つけるために中心線が
見つかると期待される領域内に局所最小の位置を決定す
る。もし2次元バーコードが線欠落と線重複変形を含む
ならば、中心線が予想される領域の外側に位置すること
になるので、 '270号特許の方法を使うとエラーが出
るかもしれない。
【0037】これらのエラーを取り除くために、各配列
を順次スキャンしてエッジ配列中の各ピークを同定する
のに、垂直と水平エッジのヒストグラム配列の分析がそ
れぞれ違った方法で実行される。このスキャニング処理
の間に、引き続く各一対のピーク間の谷部が、それらの
間で中心線を位置決めするため調べられる。
【0038】ここで図2を参照すると、そこでは中心線
の位置決め処理を行うエッジ配列(水平と垂直の)を表
すヒストグラム100が示されている。第1実施例の方
法では、ピーク(たとえば、ピーク115)は、普通、
最小ピーク初期値140よりも大きい値を持ち、配列の
値が最小ピーク初期値140をまたがって遷移する点
(複数)を同定することによって位置決めされる。しか
し、当該分野にある程度精通した何人(なんびと)によ
っても容易に認識されるように、エッジ配列中でピーク
を位置決めするのに、それ以外の種々の方法を用いるこ
とができる。
【0039】ここの例では、ピーク115は、好ましく
は、ヒストグラム100によって表される配列に沿って
スキャニングする間に上向き交叉点(up crossing poin
t)110(すなわち、配列が最小ピーク初期値140よ
りも小さい値から最小ピーク初期値140よりも大きい
値へと遷移する局所的な点)と下向き交叉点(down cros
sing point)120(すなわち、配列が最小ピーク初期
値140よりも大きい値から最小ピーク初期値140よ
りも小さい値へと遷移する局所的な点)を位置決めする
ことによって同定される。
【0040】リップルノイズが間違ったピーク同定を引
き起こすことを防ぐために、第1実施例の方法は、好ま
しくは、引き続く各一対のピーク(たとえば、ピーク1
25と135)の間が予め決められた最小の間隔130
(P_min)だけ離れていることを必要とする。この間隔
は、第1のピーク(たとえば、ピーク125の点10
3)と第2のピーク(たとえば、ピーク135の点10
8)との間の距離として計算され、ノイズがエッジ配列
中でピークの不正な同定を起こさないことを保証するだ
けの値にセットされている。
【0041】当該分野にある程度精通した何人(なんび
と)によっても容易に認識されるように、同定された一
対のピーク間に中心線を位置決めするのに、他の種々の
方法を用いることができるであろうが、第1実施例の方
法では、引き続く各一対のピーク間に局所的な中心線を
同定するために、好ましくは、同定された一対のピーク
(たとえば、ピーク125と135)間の谷領域(たと
えば、領域105)内に少なくとも1個のピクセルが存
在することを要求する。
【0042】谷領域(たとえば、領域105)は、好ま
しくは3つのピクセルを持つウインドウとして定義さ
れ、そのウインドウはそれらの中央のピクセルを位置決
めすることによって同定される。その中点は第1ピーク
からの下向き交叉点(たとえば、点103)と次のピー
ク(たとえば、点108)からの上向き交叉点との間の
中点として定義される。ここで、中心線を同定するピク
セルは有効な谷部内での最低の値をもつピクセルである
(有効な谷部とは最大のしきい値150より小さい値内
に少なくとも1つのピクセルを持つ領域である)。
【0043】谷領域に対するウインドウの使用は、配列
中に存在するかもしれないある程度のスパイク状のノイ
ズを除去する。たとえば、もし2つのピーク間の中点の
ピクセルにスパイクが発生すれば、この中点の値は最大
の谷部しきい値を超えてしまうだろう。
【0044】中点の左と右の1ピクセルを検査すること
によって、なお、しきい値150よりも小さい値を持つ
ピクセルが依然見つけられ、局所的な中心線を見つける
ことができる。当該分野にある程度精通した何人(なん
びと)によっても認識されるように、スパイク状ノイズ
に対する性能をさらに改善するために、処理時間の増加
を招くであろうが、谷部を定義するウインドウ内のピク
セル数をさらに増やしてもよい。
【0045】このようにして、ヒストグラム100内の
ピークの大部分が同定される。しかし、2次元バーコー
ドの論理ビットがその発生時点以前にランダム化されて
いるので、論理ビットに対しては固定したパターンはな
く、したがって、水平と垂直のエッジ配列はバーコード
ごとに異なる。配列中のピークの高さもまたバーコード
ごとに大幅に変化する。
【0046】ピークしきい値の初期値140は大部分の
ピーク値の検出を可能とするように十分に低く、しかし
ノイズによって引き起こされる間違ったピークを検出し
てしまうほど低すぎない値への設定を確実にするような
経験的な処理によって得られる。しかし、ある場合に
は、真のピーク(たとえば、ピーク180)でもピーク
しきい値の初期値140以下に落ちることがある。
【0047】図3のヒストグラム100を参照して、ピ
ーク180のようなピークが同定されなかったとき、第
1のピーク155の下向き交叉点185と第2のピーク
165の上向き交叉点195との間の距離175は、通
常のピーク間隔を表す予め決められた値よりも大きくな
るはずである。
【0048】見失ったピークを同定するためには、2つ
の引き続くピーク間の距離(第1のピークの下向き交叉
点と第2のピークの上向き交叉点との間の距離として計
算された距離)が、この予め決められた最大値よりも大
きいことが見いだされたとき、第1実施例の方法では、
適応形の処理が用いられて、適応領域(すなわち、第1
のピークの下向き交叉点と第2のピークの上向き交叉点
との間の領域)が初期のしきい値140よりも、好まし
くは20%小さい新しいしきい値160を用いてさらに
検査される。
【0049】適応領域(たとえば、領域190)を検査
するとき、もし第2のピーク(たとえば、ピーク16
5)が再び第1ののピーク(たとえば、ピーク155)
よりもはるかに離れておれば、しきい値160より更に
小さい、好ましくは20%小さい、しきい値170が用
いられる。好ましくは、同一の適応領域内でのパスが2
回以上になると、エラーの条件が存在すると判定し、そ
の2次元バーコードが読み取り不能として拒否されなけ
ればならない。
【0050】この適応処理は非常に小さなピーク(たと
えば、ピーク180)まで検出することを可能とする。
当該分野にある程度精通した何人(なんびと)によって
も認識されるように、パス(pass)当たり減らされるしき
い値の量と最大のパス回数は設計の選択の問題であり、
それは精度と処理時間の間のトレードオフの関係を含ん
でいるので、精度か処理時間のいずれを最適化するか
を、もう一方の機能低下を伴うけれども、選ぶことがで
きる。
【0051】ピークのしきい値はその初期値140にリ
セットされ、一旦見失ったピークが同定された適応領域
内でうまく検出されると、通常の検出処理が続けられ
る。有効なピークが見つかった後、処理が続けられる
と、見つかった有効なピークを第1のピークとし、それ
によって、ピークしきい値の初期値140よりも小さい
値を持つ2つかまたはそれ以上の数の引き続くピークが
位置決めされることが保証される。
【0052】各ヒストグラム中の中心線の数は、好まし
くは、配列の処理期間中に実行されるべき有効化ステッ
プの処理が可能となるように予め決められる。 '270
号特許の2次元バーコードは好ましくは20ビット×2
0ビットの配列からなっており、したがって、そのバー
コードを読み取ったとき、もし各配列中に見つかる中心
線の総数が20に等しくなければ、エラー条件が存在
し、その2次元バーコードは読み取り不能として拒否さ
れる。
【0053】図4において、第1実施例の中心線検出方
法は、好ましくは、以上に述べてきたすべての処理を統
合した高速1回スキャン法で実行される。配列中のある
領域が再スキャンされるのは、低いピークを検出するた
めに変更された適応しきい値が用いられるときだけであ
る。ここでの例で言えば、現在位置指数が検査実行中の
配列の最初の点にセットされるステップ200で処理が
スタートし、このとき最初の交叉点(すなわち、crossp
_1)もまた配列中の最初の点にセットされる。
【0054】ステップ205で、現在位置指数が増やさ
れ、ステップ210で配列の終点に到達したかどうかを
見るために現在位置指数がチェックされる。もし到達し
ておれば、処理はステップ215で終わる。もし処理が
完了していなければ、ステップ220で現在位置での配
列の値が現在のT_peak値(これは最初図2と3に示され
た最小ピーク値の初期値140にセットされている)と
比較される。
【0055】もしこの点での配列の値が現在のT_peak値
より小さいか等しければ、処理はステップ205に戻
り、そこで現在位置指数が再び増やされる。もしこの点
での配列の値が現在のT_peak値より大きければ、処理は
ステップ225に進み、そこで現在位置指数と最初の交
叉点との間の距離が、図2に関して先に説明したところ
の、予め決められた標準間隔130を表すP_normal値と
比較される。
【0056】もし現在位置指数と最初の交叉点との間の
距離がP_normal値よりも大きければ、ステップ230で
適応しきい値処理がはじめられ、そこで現在位置はcros
sp_1にリセットされ、T_peak値が予め決められている比
率の分、好ましくは20%分、減らされる。その後、処
理は、それまでにスキャンした部分をより小さなT_peak
値を用いて検査するためにステップ205に戻る。
【0057】ステップ230はまた、それまでに起こっ
た適応しきい値変更の繰り返しの回数、すなわち、減ら
された回数を記録しており、もしこの回数が予め決めら
れた限度、好ましくは、図3に関して先に議論した2回
を超えたことがステップ280で見つかったならば、何
らかの不具合が起こったと見なされて、処理はステップ
270で停止する。
【0058】もし現在位置指数と最初の交叉点の間の距
離がP_normal値より小さいか等しければ、処理はステッ
プ240に進み、そこで現在位置指数と最初の交叉点と
の間の距離が、図2に関して先に説明したように、最小
の予め決められた間隔(すなわち、P_min )と比較され
る。
【0059】もしステップ240で現在位置指数と最初
の交叉点との間の距離がP_min値より小さいか等しけれ
ば、第2のピークは見つけられず、ステップ235で最
初の交叉点crossp_1が現在位置指数にリセットされ、処
理はステップ205に戻って第2のピークの探索が続け
られる。
【0060】もしステップ240で現在位置指数と最初
の交叉点の間の距離がP_min値より大きければ、第2の
ピークが見つかったと考えられる。図2に関して議論し
たように、第2の交叉点は、図2の点108で示したよ
うに上向き交叉点である。最初の交叉点、crossp_1、と
現在位置指数との間の中点がステップ245で同定さ
れ、ここでの現在位置指数は探索していた第2の交叉点
を表している。
【0061】ステップ250で、中点での配列の値と中
点よりも1大きいか1小さい指数を持つ点での配列の値
からなる谷部が同定され、これら3つの値の最低のもの
の位置指数が候補の中心線として選ばれる。ステップ2
55で候補の中心線の値が予め決められた最大のしきい
値V_max (図2に関して説明したもの)、と比較され
る。
【0062】もしステップ255で候補の中心線の値が
V_maxよりも小さければ、有効な中心線が見つかったも
のとしてステップ260でその位置指数がしまわれる。
ステップ265では、中心線の総数が予め決められた
値、好ましくは20、と比較される。もし中心線の数が
この予め決められた値を超えたならば、エラーに遭遇し
たものとして、ステップ270で処理は停止され、エラ
ー信号がホストに送られる。
【0063】もし中心線の数が予め決められた中心線の
数より少ないか等しければ、処理はステップ275で続
けられ、そこでT_peakが初期値にリセットされ、次にス
テップ235で現在位置指数がcrossp_1にリセットさ
れ、ステップ205に戻り、そこで上に説明したのと同
様にして、次の中心線の探索が始まる。
【0064】もしステップ255で候補の中心線の値が
V_maxよりも大きいか等しければ、有効な中心線が見つ
からなかったものとしてステップ235でその位置指数
がcrossp_1にリセットされ、処理はステップ205へと
続き、そこで次の有効な中心線の探索が、上に議論した
ように続けられる。この処理は配列の終端に達するか、
エラーに遭遇するまでまで続けられる。
【0065】第1実施例の方法は、4本の引き続く線に
影響する線欠落変形を持つバーコードを読み取るのに用
いられるとき、米国特許第 '270号特許の方法より改
善された性能を持つことがわかった。しかし、4本の引
き続く線に影響する線重複変形を持つバーコード、ある
いは2本の引き続く線に影響する線欠落または線重複変
形を持つバーコードを第1実施例の方法を用いて読み取
るとき、拒否されるバーコードの総数が '270号特許
の方法に比べて増加することがわかった。
【0066】第1実施例の方法を用いて遭遇するエラー
の増加の故に、これに代わって、 '270号特許の方法
または第1実施例の方法をその場の状況に応じて用いる
第2の方法が開発された。このようにして線欠落と/ま
たは線重複変形を持つバーコードを読み取ると、 '27
0号特許の方法の低いエラーレートとともに第1実施例
の方法よりも改善された性能を提供する方法が実現され
る。この例では、この方法は線欠落と/または線重複が
通常垂直方向に移動する間に起こるという事実の特性を
利用して、水平と垂直のエッジ配列に対して異なるステ
ップを適用する。その上、この第2の実施例の方法は、
中心線の数が予定よりも少ないか多いとき、中心線(複
数)を、好ましくは1本の中心線を、それぞれ、挿入ま
たは除去する能力を提供する。
【0067】次に図5のフローチャートを参照して説明
する。以上説明してきたように、線欠落または線重複変
形のいずれも2次元バーコードの列に影響を与えていな
いようなので、第2実施例の方法は、まず、ステップ3
00で '270号特許の方法を水平エッジ配列に適用す
る。もし、水平エッジ配列中で列中心線の正しい数がス
テップ300で検出されたと、ステップ305が判断す
れば、処理は図6とともに以下に説明される垂直エッジ
配列での行中心線の検出(ステップ320)へと進む。
【0068】もしステップ300で水平エッジ配列で正
しい数の列中心線が検出されなかったならば、その水平
エッジ配列がステップ310で第1実施例の方法を用い
て再処理される。もしステップ315で第1実施例の方
法がエラーを生じなかったということがわかれば(列中
心線の適正な数、好ましくは20本、の位置決めの完了
によって判断される)、処理は垂直エッジ配列での行中
心線の探索へと向かう(ステップ320)。もし第1実
施例の方法が中心線の不適切な数を生じるならば、失敗
が記録され、処理は、ステップ325で示されるように
停止する。
【0069】次に図6のフローチャートを参照して説明
する。線欠落/線重複変形は2次元バーコードの行に対
してより多くの影響を与えるようなので、まず、ステッ
プ350で第1実施例の方法が垂直エッジ配列に適用さ
れる。もし、第1実施例の方法が行中心線の適正な数、
好ましくは20、を生成するということがステップ36
0で判断されれば、読み取り処理はステップ400で表
されるように完了する。
【0070】しかし、もし行中心線の数が不適正であれ
ば、まず、それが1本の余分な中心線があるからなのか
(ステップ365)、中心線が1本足りないからなのか
(380)、が判定される。もし1本の余分の中心線が
あれば、処理は中心線除去ステップ370へと進む。こ
のステップは後で図7Aと7Bに関連して更に詳細に説
明される。
【0071】もし中心線が1本足りなければ、処理は中
心線挿入ステップ375へと進む。このステップは後で
図8に関連して更に詳細に説明される。もし中心線が1
本以上余分であるか、または1本少なければ、処理はス
テップ385へと進み、そこで垂直エッジ配列を処理す
るのに '270号特許の方法が使われる。
【0072】中心線除去ステップ370、中心線挿入ス
テップ375またはステップ385を完了するに当たっ
て、ステップ390で選ばれた方法を実行する際にエラ
ーに遭遇しなかったかどうかが判定される。もしエラー
に遭遇していなければ、読み取り処理はステップ400
で表されるように完了する。もしエラーが発見されれ
ば、ステップ395で表されるように失敗が記録され、
処理は停止する。
【0073】第2実施例の方法では2次元バーコードの
1方向に関して説明をしたが、当該分野にある程度精通
した何人(なんびと)によっても認識されるように、本
方法は「肖像(ポートレート)モード」(縦型モード)
のかわりに「風景(ランズケープモード」(横型モー
ド)で伝送された文書中で起こるであろうところの、垂
直方向における線欠落または線重複変形を持つ2次元バ
ーコードを読み取るのに、ただ単に図5と図6で説明さ
れた処理を、図5の処理を垂直エッジ配列の上で動作さ
せ、図6の処理を水平エッジ配列の上で動作させるよう
に逆転するだけで使うことができる。
【0074】第1実施例の方法はエラーを伝播させない
(変形を含むバーコードの部分についての中心線だけが
その変形によって影響を受け、そのバーコードの変形を
含まない部分についての中心線は適正に位置していると
いう意味で)ので、もし、その方法を用いて位置決めさ
れた中心線の数が予想される値から1だけ異なる(すな
わち、本発明の実施例では、19または21である)な
らば、さらに1本の行中心線を足すか引くかの処理を行
うことが可能である。
【0075】次に、図7Aのバーコード500とそれに
付属するヒストグラム505を参照して、中心線(複
数)510中に1本の余分な中心線が検出されたとき、
1本の「にせの」中心線があるように見えるのが普通で
ある。変形がなければ、位置決めされた中心線(複数)
510はエッジヒストグラム505の間で均等に間隔を
保っている。このため、「にせの」中心線たとえば中心
線525が、2本の真の中心線たとえば530と535
の間に位置していると言う蓋然性が高い。
【0076】その結果、「にせの」中心線525及びそ
れを挟む2本の中心線530と535の間により狭い間
隔ができる。「にせの」中心線525は、まず、最も狭
い中心線間隔520を位置決めし、次に、最も狭い間隔
を持つ中心線たとえば中心線525と535に隣接する
2本の中心線たとえば530と540によって形成され
る除去領域を設定することによって同定される。
【0077】その後、除去領域515が、その中の局所
的最小を同定することによって( '270号特許と同じ
やり方で)処理され、その中で1本の中心線の位置が決
まる。図7Bは、除去領域515でこのような処理がな
された後の、以前に存在していた中心線530と540
の間の新たな位置に設けられた中心線555を含む中心
線(複数)550を示している。
【0078】この実施例の好ましい方法は、1本以上の
余分な中心線が見つかったときの '270号特許の方法
(図6のステップ385を参照)を用いて、垂直エッジ
配列の全体を再処理することができる。したがって、こ
の方法論は、当該分野にある程度精通した何人(なんび
と)によっても認識されるように、最初の中心線が一旦
除去されれば、同じ処理を繰り返すことによって、1本
以上の余分な中心線の除去のための位置決めを行う場合
にも容易に拡張できる。
【0079】図8のバーコード600とそれに付属する
ヒストグラム605を参照して、上に述べた中心線除去
ステップに似た状況が、中心線(複数)610の数が予
定よりも少ないときにも起こる。実線で示した中心線6
25、630と635はバーコード600の関連の領域
で実際に検出された中心線を表している。見失われた中
心線が存在するはずの領域(たとえば、領域615)
は、その間に最大の間隔を持つ2本の中心線(たとえば
中心線630と635)間にあるとして同定される。
【0080】このようにして、一旦挿入領域615が同
定されると、中心線は、'270号特許の方法で用いら
れたのと同じやり方で、その中の局所的最小を同定する
ことにより位置決めされる。位置決めされた中心線64
0は図8で点線で示されている。
【0081】この実施例の好ましい方法は、1本以上の
中心線が失われたときの '270号特許の方法(図6の
ステップ385を参照)を用いて、垂直エッジ配列の全
体を再処理することができるので、上の方法論は、当該
分野にある程度精通した何人(なんびと)によっても認
識されるように、最初の中心線が一旦挿入されれば、同
じ処理を繰り返すことによって、1本以上の中心線の位
置決めを行う場合にも容易に拡張できる。本発明は、好
適実施例とそれの種々の側面に言及して特定の場合につ
いて示され、説明されてきたが、種々の変更と変形が本
発明の精神と範囲から逸脱することなくなされ得るであ
ろうことは、当該分野に通常に精通した何人(なんび
と)によっても認められるであろう。付属の請求範囲
は、ここに述べられた実施例、上にあげた変更、変形、
及び、それらに等価なものを含むものと解釈されること
が意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 線欠落変形を持つ2次元バーコードと、その
バーコードについて得られる垂直エッジのヒストグラム
と、計算によって得られた中心線を示す。
【図2】 本発明の第1の実施例に用いられた、ある要
素の2次元バーコードの垂直エッジのヒストグラムで、
ゼロ交差遷移、最小のピーク間隔と最大の谷部しきい値
を含む。
【図3】 第1実施例の適応的処理がどのように動作す
るかを図示する2次元バーコードの垂直エッジのヒスト
グラム。
【図4】 本発明の第1実施例の動作を説明するフロー
チャート。
【図5】 本発明の第2実施例において列中心線がどの
ように計算されるかを示すフローチャート。
【図6】 本発明の第2実施例において行中心線がどの
ように計算されるかを示すフローチャート。
【図7A】 変形を持つ2次元バーコードと、そのバー
コードについて得られた垂直エッジのヒストグラムと計
算によって得られた余分の中心線を含む中心線(複数)
を示す。
【図7B】 線欠落変形を持つ2次元バーコードを、本
発明の第2の実施例の1つの処理で余分な中心線が取り
除かれた後のそのバーコードについて得られた垂直エッ
ジのヒストグラム及び計算によって得られた中心線(複
数)とともにを示す。
【図8】 図8は変形を持つ2次元バーコードと、その
バーコードについて得られた垂直エッジのヒストグラム
と、計算によって得られた中心線を示しており、それは
本発明の第2の実施例のいま1つの処理で追加の中心線
がどのように挿入されるかを示している。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント媒体上にプリントされた2次元
    バーコードにしまわれている情報を復号化する方法であ
    って:前記2次元バーコードを表す2次元ピクセル配列
    をつくる2次元バーコードをスキャニングするステッ
    プ、 前記2次元ピクセル配列中の各ピクセル行中の水平エッ
    ジカウントを決定するステップ、 前記2次元ピクセル配列中の各ピクセル列中の垂直エッ
    ジカウントを決定するステップ、 前記水平エッジカウント中で引き続く各一対のピークを
    位置決めし、次に各一対のピークの間の谷部内に列中心
    線を位置決めすることによって列中心線を決定するステ
    ップ、 前記垂直エッジカウント中で引き続く各一対のピークを
    位置決めし、次に各一対のピークの間の谷部内に行中心
    線を位置決めすることによって行中心線を決定するステ
    ップ、及び各行中心線と各列中心線との交点に位置する
    2進データを読み取り、前記2次元バーコード内の符号
    化情報の信号列をつくるステップ、を具備する方法。
  2. 【請求項2】 前記水平エッジカウント中の前記各ピー
    クが予め決められたピークしきい値よりも大きい値を持
    っており、前記垂直エッジカウント中の前記各ピークが
    が予め決められたピークしきい値よりも大きい値を持っ
    ている請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記列中心線が予め決められた谷部しき
    い値よりも小さい値を持っており、また、前記行中心線
    が予め決められた谷部しきい値よりも小さい値を持って
    いる請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記水平エッジカウント中の前記引き続
    く各一対のピークが少なくとも予め決められた距離だけ
    離れていて、前記垂直エッジカウント中の前記引き続く
    各一対のピークが少なくとも予め決められた距離だけ離
    れている請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 もし前記水平エッジカウント中の一対の
    ピーク内の第2のピークが第1のピークから予め決めら
    れた距離よりも大きく離れておれば、列中心線を決定す
    る前記ステップは前記予め決められたピークしきい値を
    予め与えられた値だけ減らす更なるステップを含み、 もし前記垂直エッジカウント中の一対のピーク内の第2
    のピークが第1のピークから予め決められた距離よりも
    大きく離れておれば、行中心線を決定する前記ステップ
    は前記予め決められたピークしきい値を予め与えられた
    値だけ減らす更なるステップを含む、 請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 プリント媒体上にプリントされた2次元
    バーコードにしまわれている情報を復号化する方法であ
    って:前記2次元バーコードを表す2次元ピクセル配列
    をつくる2次元バーコードをスキャニングするステッ
    プ、 前記2次元ピクセル配列中の各ピクセル行中の水平エッ
    ジカウントを決定するステップ、 前記2次元ピクセル配列中の各ピクセル列中の垂直エッ
    ジカウントを決定するステップ、 各ピークが予め決められたピークしきい値よりも大きい
    値を持っており、かつ、少なくとも予め与えられた距離
    だけ離れていているところの前記水平エッジカウント中
    の引き続く各一対のピークを位置決めすることによって
    列中心線を決定し、次に、各一対のピーク間の谷部内に
    予め決められた谷部しきい値よりも小さい値を持つ各列
    中心線を位置決めすることによって列中心線を決定する
    ステップ、 各ピークが予め決められたピークしきい値よりも大きい
    値を持っており、かつ、少なくとも予め与えられた距離
    だけ離れていているところの前記垂直エッジカウント中
    の引き続く各一対のピークを位置決めすることによって
    行中心線を決定し、次に、各一対のピーク間の谷部内に
    予め決められた谷部しきい値よりも小さい値を持つ各行
    中心線を位置決めすることによって行中心線を決定する
    ステップ、及び各行中心線と各列中心線との交点に位置
    する2進データを読み取り、前記2次元バーコード内の
    符号化情報の信号列をつくるステップ、 を具備する方法。
  7. 【請求項7】 プリント媒体上にプリントされた2次元
    バーコードにしまわれている情報を復号化する方法であ
    って:前記2次元バーコードを表す2次元ピクセル配列
    をつくる2次元バーコードをスキャニングするステッ
    プ、 前記2次元ピクセル配列中の各ピクセル行中の水平エッ
    ジカウントを決定するステップ、 前記2次元ピクセル配列中の各ピクセル列中の垂直エッ
    ジカウントを決定するステップ、 前記水平エッジカウント中の列中心線を示す局所最小を
    位置決めし、列中心線の数を予め決められた数と比較
    し、あるいは、 上に代わって、もし位置決めされた列中心線の数が予め
    決められた数に等しくなければ、前記水平エッジカウン
    ト中の中心線の引き続く各一対のピークを位置決めする
    ことによって列中心線を位置決めし、次に引き続く一対
    のピーク間の谷部内に列中心線を位置決めすること、 によって列中心線を決定するステップ、 前記垂直エッジカウント中の引き続く各一対のピークを
    位置決めし、引き続く各一対のピーク間の谷部内に行中
    心線を位置決めし、次に、位置決めされた行中心線の数
    を予め決められた数と比較し、あるいは、 上に代わって、もし位置決めされた行中心線の数が予め
    決められた数に等しくなければ、前記垂直エッジカウン
    ト中の行中心線を示す局所最小を位置決めすることによ
    って行中心線を位置決めすること、 によって行中心線を決定するすステップ、及び各行中心
    線と各列中心線との交点に位置する2進データを読み取
    り、前記2次元バーコード内の符号化情報の信号列をつ
    くるステップ、 を具備する方法。
  8. 【請求項8】 前記、変えた位置決めステップの代わり
    に、行中心線を決定する前記ステップがさらに、最初に
    位置決めされた行中心線の数が予め決められた数よりも
    1だけ大きいことが検出されたときに、余分の中心線を
    位置飯決めし削除するステップを含む請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 前記、変えた位置決めステップの代わり
    に、行中心線を決定する前記ステップがさらに、最初に
    位置決めされた行中心線の数が予め決められた数よりも
    1だけ小さいことが検出されたときに、追加の中心線を
    挿入するステップを含む請求項7の方法。
  10. 【請求項10】 前記水平エッジカウント中の前記各ピ
    ークが予め決められたピークしきい値よりも大きい値を
    持っており、前記垂直エッジカウント中の前記各ピーク
    が予め決められたピークしきい値よりも大きい値を持っ
    ている請求項7の方法。
  11. 【請求項11】 前記列中心線が予め決められた谷部し
    きい値より小さい値を持っており、前記行中心線が予め
    決められた谷部しきい値よりも小さい値を持っている請
    求項7の方法。
  12. 【請求項12】 プリント媒体上にプリントされた2次
    元バーコードにしまわれている情報を復号化する方法で
    あって:前記2次元バーコードを表す2次元ピクセル配
    列をつくる2次元バーコードをスキャニングするステッ
    プ、 前記2次元ピクセル配列中の各ピクセル行中の水平エッ
    ジカウントを決定するステップ、 前記2次元ピクセル配列中の各ピクセル列中の垂直エッ
    ジカウントを決定するステップ、 前記垂直エッジカウント中の行中心線を示す局所最小を
    位置決めし、行中心線の数を予め決められた数と比較
    し、あるいは、 上記に代わって、もし位置決めされた行中心線の数が予
    め決められた数に等しくなければ、前記水平エッジカウ
    ント中の中心線の引き続く各一対のピークを位置決めす
    ることによって行中心線を位置決めし、次に引き続く各
    一対のピーク間の谷部内に行中心線を位置決めするこ
    と、 によって行中心線を決定するステップ、 前記水平エッジカウント中の引き続く各一対のピークを
    位置決めし、引き続く各一対のピーク間の谷部内に列中
    心線を位置決めし、次に、位置決めされた列中心線の数
    を予め決められた数と比較し、あるいは、 上記に代わって、もし位置決めされた列中心線の数が予
    め決められた数に等しくなければ、前記水平エッジカウ
    ント中の列中心線を示す局所最小を位置決めすることに
    よって列中心線を位置決めすること、 によって列中心線を決定するステップ、及び各行中心線
    と各列中心線との交点に位置する2進データを読み取
    り、前記2次元バーコード内の符号化情報の信号列をつ
    くるステップ、 を具備する方法。
  13. 【請求項13】 違った位置決めステップの代わりに、
    行中心線を決定する前記ステップがさらに、最初に位置
    決めされた列中心線の数が予め決められた数よりも1だ
    け大きいことが検出されたとき、余分の中心線を位置決
    めし、削除するステップを含む請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 前記、違った位置決めステップの代わ
    りに、列中心線を決定する前記ステップがさらに、最初
    に位置決めされた列中心線の数が予め決められた数より
    も1だけ小さいことが検出されたとき、追加の中心線を
    挿入するステップを含む請求項12の方法。
  15. 【請求項15】 前記水平エッジカウント中の前記各ピ
    ークが予め決められたピークしきい値よりも大きい値を
    持っており、前記水平エッジカウント中の前記各ピーク
    が予め決められたピークしきい値よりも大きい値を持っ
    ている請求項12の方法。
  16. 【請求項16】 前記各行中心線が予め決められた谷部
    しきい値より小さい値を持っており、前記各列中心線が
    予め決められた谷部しきい値よりも小さい値を持ってい
    る請求項12の方法。
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