JP2001014155A - ソフト部品実行制御装置 - Google Patents

ソフト部品実行制御装置

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JP2001014155A
JP2001014155A JP11187820A JP18782099A JP2001014155A JP 2001014155 A JP2001014155 A JP 2001014155A JP 11187820 A JP11187820 A JP 11187820A JP 18782099 A JP18782099 A JP 18782099A JP 2001014155 A JP2001014155 A JP 2001014155A
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Japan
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data
input
software
execution control
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JP11187820A
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Yasushi Takizawa
靖 滝沢
Eiji Ikari
栄治 碇
Hiroyasu Shibata
宏靖 芝田
Akira Matsuo
明 松尾
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Japan Radio Co Ltd
Ueda Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
Ueda Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ソフト部品の配置および接続を、オブジェクト
指向技術やPLC(プログラマブルロジックコントロー
ラ)におけるプログラムに関する知識の有無に拘わらず
可能とする。 【解決手段】ソフト部品実行制御手段本体部55が、ソ
フト部品配置情報(ソフト部品実行順序情報)56とソ
フト部品接続情報としての入出力ピン接続情報60とを
参照して、入出力するデータとソフト部品57との間、
ソフト部品57と他ソフト部品57の間を、ソフト部品
57に付随させた入力ピンおよび出力ピンを介して接続
するとともに、各ソフト部品57をソフト部品実行順序
に従い配置する。I/Oユニットから入力するデータの
更新をトリガとして、上記ソフト部品実行順序に従いソ
フト部品57をスキャンし、入力ピンから入力するデー
タが更新されているソフト部品57を選択して起動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、セン
サ、操作卓スイッチ、表示LED、データ通信等を制御
する制御系処理装置におけるソフト部品のソフト部品実
行制御装置に関し、例えば、ダムあるいは河口堰等にお
けるゲート(水門)の開閉制御等に適用して好適なソフ
ト部品実行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、制御系処理装置のソフトウエアで
は、ソフトウエアの生産効率を向上させるために、プロ
グラマブルコントローラ(以下、PLCと略す。)を使
用し制御処理をシーケンシャル・ファンクション・チャ
ート(以下、SFCと略す。)、ラダー・ダイアグラム
(以下、LDと略す。)等で記述し、プログラムを完成
させることが多い。
【0003】また、最近、制御系処理装置のソフトウエ
アにおいても、プログラムの部品化を促進させ、ソフト
ウエアの再利用を可能とするために、オブジェクト指向
技術におけるクラス概念を採用し、C++言語等を使用
したソフトウエアの部品化が行われている。
【0004】しかし、従来のソフト部品は、部品とは称
するものの、結合相手や、装置、プログラムを変更する
毎に、プログラムの改造が必要になるという不都合があ
った。また、結合情報をプログラムの内部に設定してい
たため、難解なソフトウエア構造となりソフト部品の独
立性が損なわれるという欠点もあった。
【0005】これらの不都合や欠点を考慮してなされた
ソフト部品の結合制御方法に関する技術として、1プロ
セス1スレッド方式でソフト部品を実行制御する特開平
7−262025号公報に開示された「実行制御システ
ム」に関する技術(以下、第1の技術という。)、ある
いは1プロセス複数スレッド方式でソフト部品を実行制
御する特開平10−133888号公報に開示された
「ソフト部品結合制御装置」に関する技術(以下、第2
の技術という。)がある。
【0006】これら第1および第2の技術によれば、ソ
フト部品を独立に開発すること、および複数のソフト部
品を結合させて使用する場合にも個々のソフト部品の変
更を行わずにソフト部品間のメッセージの送受信管理が
可能であるとされている。
【0007】しかしながら、PLCでは、詳細機能をS
FC、LD等で記述する必要があり、類似システムにプ
ログラムを再利用するためには、再利用可能な部分であ
っても完全に同一の機能でない場合には、再度プログラ
ムを作成する必要が生じ、プログラム作成効率が低下す
るという可能性がある。また、PLCでは、サイクルタ
イムと呼ばれる周期でシーケンシャルプログラムの起動
を行うため、プログラムの量が大きくなるにつれて、処
理応答速度が劣化する欠点がある。
【0008】オブジェクト指向技術によるクラス概念を
採用する場合、ソフト部品と他のソフト部品のインタフ
ェースとして通常のメンバ関数による呼出しを用いる
と、呼び出し先部品の情報を、呼び出し元部品内部で保
持する(例えば、C++言語の場合には呼び出し先オブ
ジェクトのポインタを呼び出し元で保持する必要があ
る。)ことや、メンバ関数のパラメータの型・順序・数
等、ソフト部品結合における種々の制約が生じ、ソフト
部品の独立性が損なわれる可能性がある。また、オブジ
ェクト指向言語、例えば、C++言語の経験者でなけれ
ば、ソフト部品間の結合を容易に行うことができないと
いう課題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1および第
2の技術によれば、ソフト部品は他のソフト部品の実行
環境、例えば、同一スレッド、別スレッド、同一プロセ
ス、別プロセス、同一装置、別装置等を意識する必要が
なく、ソフト部品の多重処理を実施することが可能であ
り従来よりもソフト部品の独立性を保持することができ
る。
【0010】しかしながら、これら第1および第2の技
術では、ソフト部品が他のソフト部品に実行を依頼する
場合、依頼情報として依頼先ソフト部品のID(識別符
号)を指示する必要があり、ソフト部品間の結合度が強
いという問題を内在している。
【0011】なお、ソフト部品間の結合度とは、あるソ
フト部品と他のソフト部品の緊密さの度合いであり、結
合度が強ければソフト部品の独立性が低いこととなる。
【0012】したがって、これら第1および第2の技術
によれば、ソフト部品の結合度を弱くする配慮が、ソフ
ト部品設計者やプログラマに要求されることとなり、ソ
フト部品設計者やプログラマの負担が大きくなるという
問題がある。
【0013】また、制御系処理装置におけるリアルタイ
ム制御系ソフトウエアにおいては、装置間、プロセス
間、スレッド間の部品結合よりも、プロセスやスレッド
内のソフト部品間の結合制御をいかにして効率的に行う
かが重要なこととなる。
【0014】この発明はこのような種々の課題を考慮し
てなされたものであり、従来ハードウエアにおけるIC
(集積回路)やLSI(大規模集積回路)等のハード部
品をピンを介して接続するのと同様に、オブジェクト指
向技術やPLCにおけるプログラム言語に関する知識が
なくても、ソフト部品を配置および接続することが可能
であり、システムのカストマイズに費やす時間を減少さ
せることを可能とするソフト部品実行制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0015】また、この発明は、ソフト部品内部に他の
ソフト部品との結合関係を一切保持する必要性がなく、
その結果ソフト部品の独立性が保持され、ソフト部品の
再利用を促進することを可能とするソフト部品実行制御
装置を提供することを目的とする。
【0016】さらに、この発明は、処理応答速度を向上
させることを可能とするソフト部品実行制御装置を提供
することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この項では、理解の容易
化のために添付図面中の符号を付けて説明する。したが
って、この項に記載した内容がその符号を付けたものに
限定して解釈されるものではない。
【0018】この発明は、ソフト部品配置情報とソフト
部品接続情報とを参照してソフト部品の実行を制御する
ソフト部品実行制御装置において、I/Oユニット(2
3)および(または)通信ユニット(31)と前記ソフ
ト部品(57)の間、およびソフト部品と他ソフト部品
の間のインタフェースとして、各ソフト部品に同一のデ
ータ構造を有する0個、1個または複数個の入力ピン
(102)と、0個、1個または複数個の出力ピン(1
04)を用意し、入出力するデータとソフト部品との間
を入力ピンおよび出力ピンを介して接続する手段(6
0、64、66)と、ソフト部品と他ソフト部品の間を
入力ピンおよび出力ピンを介して接続する手段(60、
68)と、各ソフト部品をソフト部品実行順序に従い配
置し、前記I/Oユニットおよび(または)通信ユニッ
トから入力するデータの更新をトリガとして、ソフト部
品実行順序に従いソフト部品をスキャンし、入力ピンか
ら入力するデータが更新されているソフト部品を選択し
て起動する手段(55、56)とを備えることを特徴と
する(請求項1記載の発明)。
【0019】また、この発明は、請求項1記載の発明に
おいて、該ソフト部品実行制御装置は、マザーボード
(18)に、少なくとも、CPUユニット(22)、前
記I/Oユニット(23)、通信ユニット(31)が装
着された、制御系の処理プログラムが実行可能な制御系
処理装置(14、16)に適用されることを特徴とする
(請求項2記載の発明)。
【0020】さらに、この発明は、請求項1記載の発明
において、前記I/Oユニットおよび(または)通信ユ
ニットからの入力データの更新が、前記入力データ内容
の変化による更新または時間周期による更新であること
を特徴とする(請求項3記載の発明)。
【0021】さらにまた、この発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の発明において、時間経過による起
動が必要となるソフト部品が存在する場合に、さらに、
時間経過によるタイマイベントをトリガとして、ソフト
部品実行順序に従いソフト部品をスキャンし、時間経過
による起動が必要なソフト部品を選択して起動する手段
を備えることを特徴とする(請求項4記載の発明)。
【0022】さらにまた、この発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載の発明において、前記入出力ピンの
接続元と接続先が取り扱うデータの型が異なる場合、ソ
フト部品実行順序に従いソフト部品をスキャンし、ソフ
ト部品を起動する時に、データの型を変換する手段を備
えることを特徴とする(請求項5記載の発明)。
【0023】さらにまた、この発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の発明において、前記ソフト部品
が、オブジェクト指向技術によるクラスとして実装で
き、少なくともクラスのメソッド(メンバ関数)とし
て、入力ピンから入力するデータの更新により起動され
るメソッド、時間経過により起動されるメソッド、入力
ピンに接続されたデータを入力するメソッド、出力ピン
にデータを出力するメソッド、何れの入力ピンデータが
更新されたかを判断するメソッド、時間経過による起動
の有無を判定するメソッドを有することを特徴とする
(請求項6記載の発明)。
【0024】さらにまた、この発明は、請求項1〜6の
いずれか1項に記載の発明において、前記ソフト部品
が、システムが要求する動作に適合するためのカストマ
イズドパラメータを有することを特徴とする(請求項7
記載の発明)。
【0025】さらにまた、この発明は、請求項1〜7の
いずれか1項に記載の発明において、前記ソフト部品配
置情報、ソフト部品接続情報、ソフト部品カストマイズ
ドパラメータが、グラフィカルユーザインタフェースを
使用して図的表現され、オペレータがソフト部品配置、
ソフト部品接続、ソフト部品カストマイズドパラメータ
を設定することが可能とされるソフト部品配置接続支援
装置を有し、該ソフト部品配置接続支援装置は、前記設
定された内容を、ソフト部品を実行する前記制御系処理
装置にロードすることで、ソフト部品を実行させること
を特徴とする(請求項8記載の発明)。
【0026】さらにまた、この発明は、請求項2、4〜
8のいずれか1項に記載の発明において、前記CPUユ
ニットが、プログラマブルロジックコントローラである
ことを特徴とする(請求項9記載の発明)。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、この実施の形
態に係るソフト部品実行制御装置が適用されたダム制御
システム10の構成を示している。
【0028】このダム制御システム10は、基本的に
は、相互に、公衆回線等の通信線12により接続される
制御系処理装置としてのダム側のテレメータ・テレコン
トロール装置14と、管理所側のテレメータ・テレコン
トロール装置16とから構成されている。
【0029】テレメータ・テレコントロール装置14、
16は、図2にも示すように、マザーボード18にシス
テムバス20を介して種々のユニットが装着脱着可能に
構成されている。
【0030】マザーボード18には、ソフト部品実行制
御装置としてのPLC(programmable control)ユニッ
ト(CPUユニットともいう。)22、I/O(入力/
出力)ユニット23としてのデータ入力ユニット(DI
ユニット)24、データ出力ユニット(DOユニット)
26、ADC(analog to digital converting)ユニッ
ト28、DACユニット(digital to analog converti
ng)ユニット30、通信ユニット31としての通信処理
ユニット32、LAN(local area network)ユニット
34等の11個分のユニットが装着・脱着可能とされて
いる。
【0031】PLCユニット22には、CPU(centra
l processing unit)とプログラムが搭載されている。
なお、I/Oユニット23には、CPUは搭載されてお
らず、このPLCユニット22のプログラムによりI/
Oユニット23に接続される外部データの入出力が制御
される。
【0032】通信ユニット31を構成する通信処理ユニ
ット32には、通信プロトコル処理を行うためのCPU
およびプログラムが搭載されており、HDLC(high l
eveldata link control)方式、CDT(cyclic digita
l telemeter)方式、調歩同期式通信等の通信により入
出力するデータがシステムバス20を介してPLCユニ
ット22に渡される。
【0033】同じく通信ユニット31を構成するLAN
ユニット34には、LANプロトコル処理を行うために
CPUとプログラムが搭載され、演算処理装置44等と
の光ループ型LAN通信を行う。また、LANユニット
34で入出力されるデータはシステムバス20を介して
PLCユニット22に渡される。
【0034】ダム側のテレメータ・テレコントロール装
置14には、水位計36がDIユニット24を介して、
また、水門ゲート38がDIユニット24とDOユニッ
ト26を介して、さらに、他の水門ゲート40がDIユ
ニット24とDOユニット26を介して、それぞれ接続
されている。
【0035】一方、管理所側のテレメータ・テレコント
ロール装置16には、水門ゲートの手動開閉操作用等に
供される操作卓42がDIユニット24とDOユニット
26を介して接続され、さらに、LANユニット34を
介して詳細を後述する演算処理装置44が接続されてい
る。
【0036】演算処理装置44は、水門ゲート自動制御
プログラム等が内蔵されたパーソナルコンピュータやワ
ークステーションにより構成される。
【0037】テレメータ・テレコントロール装置14、
16は、水位計36による水位に基づき、前記水門ゲー
ト自動制御プログラムからの指示による水門ゲート3
8、40の開閉制御処理、および水門ゲート38、40
の手動操作卓42の制御処理等を行う。
【0038】演算処理装置44は、水位計36により検
出したダム水位、ダム放流量、ダム流入量、河川水位、
時間雨量・累加雨量等の水文データの演算処理と、該演
算処理装置44に接続される記録装置へのデータの格納
処理、水門ゲート38、40の自動制御処理、水文デー
タのモニタへの表示処理等を行うとともに、GUI(gr
aphic user interface)を使用する図的表現によるソフ
ト部品の配置等を支援するソフト部品配置接続支援装置
としても機能する。
【0039】図3は、PLCユニット22を、一般的
に、ソフト部品実行制御装置50として捉えたときのソ
フトウエアの基本的な機能ブロック図を示している。
【0040】このソフト部品実行制御装置50は、ソフ
ト部品の実行を制御するソフト部品実行制御手段52
と、このソフト部品実行制御手段52に接続されるI/
O入力手段53(53a、53b、…53n)とI/O
出力手段54(54a、54b、…54n)とから構成
されている。
【0041】I/O入力手段53は、1個または複数個
のI/Oユニット23および(または)通信ユニット3
1から供給されるI/OデータにデータID(識別符
号、識別番号)を付与して一時的に保持するデータID
付与機能とデータ保持機能を有するとともに、入力され
るデータに変化が発生した場合、または所定時間経過
毎、例えば、1秒毎に、I/OデータのデータID(識
別符号、識別番号)およびI/Oデータの内容を伴うI
/O入力データ更新通知Duiをソフト部品実行制御手
段52に送る機能を有する。
【0042】ソフト部品実行制御手段52は、このI/
O入力データ更新通知Duiをトリガとして、各ソフト
部品の処理を起動し、I/O出力するデータが生じた場
合に、I/OデータのデータIDおよびI/Oデータの
内容を伴うI/O出力データ更新通知Duoを、I/O
出力手段54に送る。
【0043】I/O出力手段54は、I/Oデータに対
してデータID(識別符号、識別番号)を付与して一時
的に保持する機能を有するとともに、I/O出力データ
更新通知Duoにより出力要求されたデータ内容を1個
または複数のI/Oユニット23および(または)通信
ユニット31に出力する。
【0044】なお、I/OデータのデータIDは、シス
テムのカストマイズド時に、各I/Oデータに対してユ
ニークなデータID(他のI/Oデータと異なるデータ
ID)を割り当てる。
【0045】これらI/O入力手段53、ソフト部品実
行制御手段52およびI/O出力手段54は、オペレー
ティングシステムやリアルタイムモニタ上で並列処理単
位(例えば、タスク、プロセス、スレッドなど)で実行
され、あるいは、1つの並列処理単位内でI/O入力手
段53、ソフト部品実行制御手段52およびI/O出力
手段54の順にシーケンシャルに実行される。
【0046】図4は、ソフト部品実行制御手段52によ
りプログラムが実行されるソフト部品57の模式的な構
造を示している。ソフト部品57は、たとえば、C++
言語を用いてクラスとして制作される。
【0047】図4に示すように、ソフト部品57は、本
体部100と、これに接続される入力ピン102と出力
ピン104とから構成されている。
【0048】入力ピン102とは、I/O入力手段5
3、または他のソフト部品57から入力するデータの接
点をいい、出力ピン104とは、I/O出力手段54、
または他のソフト部品57に出力するデータの接点をい
う。なお、ソフト部品57が時間経過による起動のみで
稼働する場合には、入力ピン102が存在しない場合が
ある。なお、この実施の形態において、入力ピン102
および出力ピン104の個数は、それぞれ最大で32個
としている。
【0049】図5は、入力ピン102、または出力ピン
104の各1個に入出力するデータ80の構造例を示し
ている。
【0050】このデータ80は、各ソフト部品57のピ
ン接続に制約を持たせることの無いように、統一された
データ構造としている。すなわち、データ80は、この
実施の形態では、それぞれ4B(バイト)のデータ部8
0aとフラグ部80bとから構成され、データ部80a
には、水位等のデータ値や命令等が、データフォーマッ
トとしてビット列データ、バイナリーデータあるいはB
CD(binary-coded decimal)データとして記憶され、
フラグ部80bには、データの属性が記憶される。な
お、データフォーマットを統一することでソフト部品5
7間の接続が容易になる。
【0051】データ属性とは、当該データ80のエラー
情報等が示されたデータ部80aに付随する情報であ
る。
【0052】各ソフト部品57は、フラグ部80bのデ
ータ属性を参照することで、入力ピン102から入力し
たデータに対し、特別な処理を行うことが可能である。
例えば、エラーデータの場合には、出力ピン104から
予め定めた特別のデータを出力するようにすることがで
きる。
【0053】図4に示すように、ソフト部品本体部10
0は、部品名100a、部品番号100b、カストマイ
ズドパラメータ100c、内部データ100d、初期処
理プログラム100e、終了処理プログラム100f、
時間経過処理プログラム100g、入力ピンデータ更新
処理プログラム100h、時間経過起動判定処理プログ
ラム100iを有している。
【0054】部品名100aは、各ソフト部品57を識
別するための名前であり、ユニーク(他のソフト部品5
7では使用していない名前)である必要がある。
【0055】部品番号100bも、各ソフト部品57を
識別するための番号であり、ユニーク(他のソフト部品
57とは異なる番号)である必要がある。
【0056】カストマイズドパラメータ100cは、シ
ステムのカストマイズド時に演算処理装置44におい
て、ソフト部品の機能設定項目として表示される設定変
更可能な項目である。
【0057】内部データ100dは、該ソフト部品本体
部100が内部で使用する各種ワークデータであり、C
++言語におけるメンバ変数である。
【0058】初期処理プログラム100eは、当該ソフ
ト部品57が生成(システム起動開始)されるときに、
一度のみ起動される処理プログラムであり、内部データ
の初期化を行う。
【0059】終了処理プログラム100fは、当該ソフ
ト部品57が消滅(システム停止)するときに、一度の
み起動される処理プログラムであり、機器制御を中止す
る等の処理が行われる。
【0060】時間経過処理プログラム100gは、一定
周期で起動される処理プログラムであり、周期的な処理
を行う。
【0061】入力ピンデータ更新処理プログラム100
hは、入力ピン102から入力するデータ80が更新さ
れた場合に起動処理されるプログラムである。
【0062】時間経過起動判定処理プログラム100i
は、当該ソフト部品57の時間経過の有無を判定するプ
ログラムである。
【0063】図6は、ソフト部品57の実行を制御する
ソフト部品実行制御手段52(図3参照)の詳細なブロ
ック構成を含むソフト部品実行制御装置50の構成を示
している。
【0064】ソフト部品実行制御手段52は、その本体
部(ソフト部品実行制御手段本体部)55を有し、この
本体部55には、該本体部55が実行制御するソフト部
品57(57a、57b、…57n)が接続されるとと
もに、各ソフト部品57(57a、57b、…57n)
の実行順序を判定するために参照される記憶部であるソ
フト部品配置情報(ソフト部品実行順序)56が接続さ
れている。
【0065】ソフト部品57には、各ソフト部品57の
入出力ピン接続情報(記憶部)60が接続され、この入
出力ピン接続情報60は、I/Oユニット23および
(または)通信ユニット31(I/O入力手段53)と
ソフト部品57との間、ソフト部品57と他のソフト部
品57との間の入力ピンデータおよび出力ピンデータの
入出力判定をするために参照される。
【0066】ソフト部品57に接続されるカストマイズ
ド(カスタマイズド)パラメータ(記憶部)62は、シ
ステムのカストマイズド時に各ソフト部品57に設定す
るカストマイズドパラメータであり、各ソフト部品57
は、このカストマイズドパラメータ62を参照してシス
テムに適合した動作をする。
【0067】I/O入力データ更新通知DuiによりI
/O入力手段53から送られたI/O入力データは、I
/O入力データ情報領域(記憶部)64に保存される。
【0068】ソフト部品実行制御手段本体部55により
実行されたソフト部品57の実行結果によりI/O出力
手段54に出力データの更新を通知するI/Oデータ
は、I/O出力データ情報領域(記憶部)66に保存さ
れる。
【0069】ソフト部品実行制御手段本体部55により
参照される、ソフト部品57間で入出力ピンを介して入
出力するソフト部品間データが、ソフト部品間データ情
報領域(記憶部)68に保存される。
【0070】なお、ソフト部品間データにも、システム
のカストマイズド時に、後述するソフト部品配置接続支
援装置を用いてユニークなデータIDが割り当てられ
る。
【0071】I/O入力データ情報領域64、I/O出
力データ情報領域66およびソフト部品間データ情報領
域68は、それぞれデータIDを索引キーにして該デー
タIDに対応するI/Oデータ80の保存および取出し
が可能であり、また、データIDに対応するデータが更
新されているかどうかを判定するための印(フラグ等)
が格納される領域を有している。
【0072】I/O入力データ定義情報69、I/O出
力データ定義情報70およびソフト部品間定義情報71
には、データIDで示されたデータの型がBCD型であ
るのか、バイナリ数値型であるのか、あるいはビット列
型であるのか等の情報が定義されており、システムのカ
ストマイズド時に演算処理装置44を構成する記録装置
にその情報が保存され、保存された情報が、ソフト部品
実行制御手段50の初期化時に、演算処理装置44から
PLCユニット22のメモリ(例えばRAM)にロード
される。
【0073】図7は、ソフト部品配置・接続支援装置と
しての機能をも有する演算処理装置44のハードウェア
のブロック構成を示している。
【0074】この演算処理装置44は、ソフト部品57
の配置および接続を図的表現するためのCRT(cathod
e ray tube)等の表示装置110と、システムのカスト
マイズを行うオペレータが、ソフト部品57の配置およ
び接続設定を行うための入力手段であるキーボード11
2やマウス114、ソフト部品57自体を図的表現する
ための情報{GUI(Graphic User Interface)等}が
記録されたハードディスク等の記録装置116、オペレ
ータが設定した情報をターゲットの制御系処理装置とし
てのテレメータ・テレコントロール装置16のPLCユ
ニット22に送るためのPCカードやフロッピィディス
ク等の可搬型記録装置118または通信装置120と、
これら各装置110、112、114、116、11
8、120を制御して処理を行うための中央処理装置と
してのCPU122により構成される。
【0075】図8は、ソフト部品配置・接続装置の機能
を達成するための演算処理装置44に搭載されたソフト
ウエアの機能ブロック構成を示している。
【0076】ソフト部品ライブラリ141には、全ソフ
ト部品57の個数、各ソフト部品57を図的表現するた
めの表示情報(例えば、部品イメージビットマップ)、
各ソフト部品57の入力ピン102の個数と入力ピン1
02から入力するデータ80の型、出力ピン104の個
数と出力ピン104から出力するデータ80の型、カス
トマイズドパラメータを表示設定するための情報などが
定義されている。
【0077】ソフト部品57の配置および接続を行うオ
ペレータは、まず、I/O入出力データ定義エディタ1
42を使用して、I/Oユニット23および(または)
通信ユニット31で入出力するデータ80の個数とデー
タID、および、データIDに対応するデータの型を定
義する。
【0078】I/O入出力データ定義エディタ142で
定義された情報は、I/O入力データ定義情報143、
I/O出力データ定義情報144として記録装置116
に記録される。
【0079】次に、オペレータは、ソフト部品配置・接
続エディタ145を使用して、ソフト部品配置および接
続情報を設定する。ソフト部品配置・接続エディタ14
5は、ソフト部品ライブラリ141を参照して、配置可
能なソフト部品57の一覧をアイコン表示する。
【0080】オペレータは、アイコン表示されたソフト
部品57の1つをマウス114またはキーボード112
で選択し、図9に示す表現形式のウインドウにソフト部
品57を配置していく。
【0081】配置したソフト部品57のアイコンには、
入力ピン102、出力ピン104が表示され、ピン部分
をマウス114またはキーボード112で選択すること
によりピン接続を行うことができる。
【0082】このとき、ソフト部品57の間で入出力ピ
ン102、104が接続された場合には、ソフト部品間
データのデータIDを自動的に割り当てて、ソフト部品
57の出力ピン104のデータの型を、当該データID
のデータ型としてソフト部品間データ定義情報149に
保存する。
【0083】なお、ソフト部品配置・接続エディタ14
5は、オペレータが配置ルールに従ってソフト部品57
を配置していない場合、警告を促し、自動的に配置を変
更する。
【0084】オペレータが、配置したソフト部品57の
アイコンをマウス114またはキーボード112で選択
すると、図4に示したソフト部品本体部100内の当該
ソフト部品57のカストマイズドパラメータリストが表
示される。表示されたパラメータリストの内容を変更す
ることにより、当該ソフト部品57に対してシステムに
適した動作を指示することができる。
【0085】このようにしてオペレータが設定した情報
は、ソフト部品配置情報146、ソフト部品入出力ピン
接続情報147、ソフト部品カストマイズドパラメータ
148、およびソフト部品間データ定義情報149とし
て記録装置116に記録される。
【0086】これらI/O入力データ定義情報143、
I/O出力データ定義情報144、ソフト部品配置情報
146、ソフト部品カストマイズドパラメータ148、
ソフト部品入出力ピン接続情報147、ソフト部品間デ
ータ定義情報149を可搬型記録装置118に保存し、
ターゲットマシンである制御系処理装置としてのPLC
ユニット22により読み出すことにより、あるいは通信
ユニット120を介して送信することにより、演算処理
装置44を用いて設定した情報を制御系処理装置として
のPLCユニット22を構成するソフト部品実行制御装
置50により実行することができる。
【0087】図9は、演算処理装置44により設定した
ソフト部品配置・接続の一例を示している。
【0088】各ソフト部品57(57a、57b、…5
7i)の左側が入力ピン102、右側が出力ピン104
であり、ソフト部品57は実行順序1、2、3、4、…
毎に左側から右側の順に配置される。
【0089】入出力ピン102、104の個数はソフト
部品57毎に異なっていても問題ない。
【0090】また、システムのカストマイズによって
は、ソフト部品57に用意されている入出力ピン10
2、104を未接続状態にすることができる。
【0091】図9に示すように、同一実行順序内に複数
のソフト部品57が存在することが可能であり(例え
ば、実行順序1には、ソフト部品57a、57b、57
cが存在している。)、また、実行順序内のソフト部品
57の個数が、他実行順序内のソフト部品57の個数と
異なっていてもよい(例えば、実行順序1にはソフト部
品57が3個含まれ、実行順序2にはソフト部品57が
1個含まれている。)。
【0092】なお、図9においては、この実施の形態の
理解を容易にするため、便宜上、行列で表されるマトリ
ックス形式としてソフト部品57を配置している。
【0093】部品配置を行う場合の配置ルール(規則)
として、あるソフト部品57(たとえば、ソフト部品B
とする。)の入力ピン102の接続元が、他のソフト部
品57(ソフト部品Aとする。)の出力ピン104であ
るならば、前記あるソフト部品57(ソフト部品B)
は、前記他のソフト部品57(ソフト部品A)よりも実
行順序が後になるように配置しなければならない。本ル
ールにより、ソフト部品57の実行順序が明確になる。
【0094】次に、上述の実施の形態の動作について、
図10のフローチャートを参照して説明する。なお図1
0は、入力ピン102から入力するデータ80が更新さ
れたソフト部品57を選択して、システムとしてのテレ
メータ・テレコントロール装置14、16を起動する場
合の例を示している。
【0095】ソフト部品実行制御手段52に対して、I
/O入力手段53からI/O入力データ80の更新通知
Duiが送られると、ステップS1に示すソフト部品5
7のスキャン前処理により、更新通知されたI/O入力
データ80を、図11に示す情報を持つI/O入力デー
タ情報領域64に保存する。
【0096】なお、このとき、I/O入力更新通知され
たデータIDには更新されたことを表す印(更新の有
無)を記録する。
【0097】図11のI/O入力データ情報領域64に
おいて、データ値とデータ属性とがI/Oユニット23
から供給されるI/O入力データ80であり、データI
Dおよび更新の有無が、I/O入力手段53により付与
されたデータである。
【0098】I/O出力データ情報領域66、ソフト部
品間データ情報領域68も図11に示したデータ形式と
同様の形式を有しているが、ステップS1のソフト部品
スキャン前処理により、これらI/O出力データ情報領
域66、ソフト部品間データ情報領域68の全てのデー
タIDに対する、更新通知がされたかどうかを示す印は
更新無しになる。
【0099】次に、ステップS2では、図12に示すソ
フト部品配置情報56を参照して、部品実行順序毎にソ
フト部品57をスキャンする。スキャンとは、実行順序
1から最終実行順序Nまで(同一実行順序内は配置番号
の末尾が1から最終配置番号Nまで)のソフト部品57
の全てに関して当該ソフト部品57を起動するべきかど
うかを判定する処理である。このスキャン処理により、
図9に示したソフト部品57a〜57iの実行順序が確
定する。
【0100】次に、ステップS3では、当該ソフト部品
57の入力ピン102から入力するデータ80が更新さ
れているかどうかを、図13、図14に示す入出力ピン
接続情報60、I/O入力データ情報領域64、ソフト
部品間データ情報領域68を参照して判断する。
【0101】入力ピン102から入力するデータ80が
更新されているならば、ステップS4では、当該ソフト
部品57の入力ピンデータ更新処理(入力ピンデータ更
新処理プログラム100h)を起動する。このソフト部
品57の入力ピン更新処理では、カストマイズドパラメ
ータおよび入力ピン102から入力したデータ80を用
いて当該ソフト部品57による実行処理を行い、出力デ
ータ80を出力ピン104に出力する。
【0102】この場合において、ソフト部品57の入力
ピン102から入力するデータ80は、入出力ピン接続
情報60を用いて入力ピン番号に対応したデータIDの
データ内容を、I/O入力データ情報領域64、または
ソフト部品間データ情報領域68から取り出す。出力ピ
ン104に出力するデータ80は、入出力ピン接続情報
60を参照してI/O出力データ情報領域66、または
ソフト部品間データ情報領域68に格納し、これと同時
にデータ80が更新されたことを示す印を記録する。な
お、出力ピン104の場合には、図9に示す実行順序2
のソフト部品57dと実行順序3のソフト部品57e、
57f、57gとの関係に示すように、接続先が複数に
なる場合がある。
【0103】このようにして、ステップS4では、ソフ
ト部品57をソフト部品起動順序に従いスキャンし、入
力ピン102から入力するデータ80が更新されたソフ
ト部品57を選択して、当該ソフト部品57の入力ピン
データ更新処理を起動していく。
【0104】ステップS2の処理において、全てのソフ
ト部品57のスキャンが完了したならば、ステップS5
のソフト部品スキャン後処理により、I/O出力データ
情報領域66のなかで更新の印が記録されたデータをI
/O出力更新通知として、I/O出力手段54に送る。
【0105】以上により、I/O入力手段53から更新
通知されたI/O入力データ80をトリガとするソフト
部品57の実行制御を実現することができる。
【0106】次に、一定周期毎にソフト部品57を起動
する場合の例を図15のフローチャートを参照して説明
する。
【0107】この図15例におけるフローチャート中、
ステップS1〜S4、S7の各処理は、図10例におけ
るフローチャート中のステップS1〜S5の処理と同様
であり、その内容の説明を省略する。
【0108】図15例のフローチャート中、ステップS
5において、ソフト部品57の時間経過による起動が必
要かどうかを、時間経過起動判定処理プログラム100
iを用いて判断し、時間経過による起動が必要であると
判断した場合には、ステップS6において、ソフト部品
57の時間経過処理(時間経過処理プログラム100
g)を起動する。
【0109】この一定周期毎にソフト部品57を起動す
る処理は、一定時間経過によるタイマ(インターバルタ
イマ)でのイベント発生であり、タイマによるイベント
が発生したならば、ソフト部品配置情報56を参照し、
ステップS2において各ソフト部品57をスキャンす
る。
【0110】各ソフト部品57において、今回のスキャ
ンで時間経過による起動(時間経過処理プログラム10
0g)が必要と判定したならば、当該ソフト部品57の
当該時間経過処理(周期処理)を起動する。このとき、
当該ソフト部品57の出力ピン104からデータ80が
出力される可能性があるため、このスキャンでは、ステ
ップS3、S4の入力ピン102の更新起動判定と、ス
テップS5、S6の周期起動判定を併用してスキャンを
行うようにしている。
【0111】なお、各ソフト部品57に対して今回のス
キャンで周期起動が必要かどうかの判定を行う方法の一
例として、各ソフト部品57に時間経過起動の判定機能
を有する時間経過起動判定処理プログラム100iを実
装している。
【0112】時間経過による起動が必要となるソフト部
品57としては、一定時間間隔でオン・オフを繰り返す
必要のあるハードウエア部品である照光用LED(ligh
t emitting diode)を駆動するためのソフト部品57を
挙げることができる。
【0113】次に、入出力ピン102、104の接続元
と接続先が取り扱うデータ80の型が異なるソフト部品
70の場合においても、接続を可能とする処理について
説明する。
【0114】入出力ピン102、104の接続元と接続
先が取り扱うデータ80の構造は、図5の一例で示した
ように統一されている。しかし、BCD型のI/O入力
データ80を、バイナリ数値型データ80を取り扱う入
力ピン102に接続するなど、データ値として扱うデー
タの型が異なる場合には、接続が困難になる。
【0115】この問題は、ソフト部品57をスキャンし
て、ソフト部品57の入力ピン102からデータ80を
入力する時に、入力ピン102が取り扱うことのできる
データの型に入力データ80を変換することで解決でき
る。
【0116】これを図16、図17を用いて説明する。
ソフト部品57の入力ピン102からデータ80を入力
する場合に、各ソフト部品57毎に図16に示す入力ピ
ン102(出力ピン104)が取り扱うデータ型情報1
60、および図17に示すI/O入力データ80のデー
タ型、I/O出力データ80のデータ型情報、ソフト部
品57間のデータのデータ型情報162を設け、これら
データ型情報160、162を参照してデータを変換す
る。
【0117】図16に示したデータ型情報160は、入
出力ピン接続情報60に付加するか、あるいは独立した
領域を設ける。
【0118】図17のデータ型情報162は、この実施
の形態では、I/O入力データ定義情報69、I/O出
力データ定義情報70、ソフト部品間データ定義情報7
1に他ならない。
【0119】いずれにしても、図16、図17のデータ
型情報160、162は、システムのカストマイズド時
に記録装置116にその情報が保存され、ソフト部品実
行制御手段52の初期化時に、メモリ(例えば、RA
M)にロードされる。
【0120】上述した実施の形態は、オブジェクト指向
言語を使用しなくても実現可能であるが、各ソフト部品
57をオブジェクト指向技術におけるクラスとして実装
することにより、ソフト部品57の再利用がさらに促進
される。
【0121】図18は、ソフト部品57をC++言語で
実装する場合の例としてのソフト部品基底クラスヘッダ
ファイル152を示している。各ソフト部品57は、本
ソフト部品基底クラスヘッダファイル152の派生クラ
スであり、この実施の形態によるソフト部品57の起動
は、ソフト部品基底クラスの仮想関数を呼び出すことに
他ならない。この仮想関数を呼び出す側が、すなわち、
ソフト部品実行制御手段(フレームワーク)52(5
5)である。
【0122】なお、図18に示したように、各ソフト部
品57には、メンバ関数(メソッド)として少なくと
も、入力ピン102のデータ80の更新により起動され
る関数(入力ピンデータ更新処理関数)、時間経過によ
り起動される関数(時間経過処理関数)、入力ピン10
2のデータ80を入力する関数(入力ピンデータ入力関
数)、出力ピン104にデータ80を出力する関数(出
力ピンデータ出力関数)、何れの入力ピン102のデー
タ80が更新されたのかを判断する関数(入力ピン更新
確認関数)、時間経過による起動の有無を判定する関数
(時間経過起動判定処理関数)を実装する。
【0123】また、入力ピン102にデータ80を入力
する関数、出力ピン104にデータ80を出力する関数
は、当該ソフト部品57のピン番号をパラメータとして
いるので、当該ソフト部品自身、換言すれば、当該ソフ
ト部品の作成者は、他のソフト部品57との接続内容を
意識しない(することができない)。このようにするこ
とで、ソフト部品57の独立性を保つことができる。
【0124】ソフト部品57は、システムが要求する動
作に適合するためのカストマイズドパラメータ62(図
6参照)を有している。通常、カストマイズドパラメー
タ62は、ソフト部品実行制御手段52の初期化時に、
記録装置116などからPLCユニット22のメモリ領
域にロードされるが、各ソフト部品57のメンバ変数内
にロードするか、あるいはメンバ変数以外の領域にロー
ドし、その領域を指し示すポインタをメンバ変数として
実装することにより、ソフト部品57がカストマイズド
パラメータ62を参照することが可能となる。
【0125】なお、この発明は、上述の実施の形態に限
らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成
を採り得ることはもちろんである。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、システムのカストマイズを行うオペレータは、オブ
ジェクト指向技術やPLCにおけるプログラム言語に関
する知識がなくても、ソフト部品をGUIによる図的表
現を使用して配置およびピン接続することが可能とな
り、システムのカストマイズ作業効率を向上させること
ができる。
【0127】また、ソフト部品の作成に関しても、デー
タの入出力を入力ピン、出力ピンを介して行うことによ
り、ソフト部品の独立性が増し、ソフト部品の再利用性
が促進される。
【0128】さらに、ソフト部品の実行制御に関して
は、ソフト部品が入力ピンを介して入力するデータの更
新があった場合に限り、当該ソフト部品を起動すること
により、処理応答速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用されたダム制御
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】ユニットを装着・脱着可能なマザーボードの説
明に供される構成図である。
【図3】PLCユニットを、ソフト部品実行制御装置と
して捉えたときの基本的な機能ブロック図である。
【図4】ソフト部品の構成説明に供される模式図であ
る。
【図5】ソフト部品入出力ピンのデータ構造の一例を示
す説明図である。
【図6】ソフト部品配置接続の一例を示す説明図であ
る。
【図7】ソフト部品配置接続支援装置としても機能する
演算処理装置の構成を示すブロック図である。
【図8】ソフト部品配置接続装置のソフトウエアの構成
を示す機能ブロック図である。
【図9】ソフト部品配置接続の例を示す模式図である。
【図10】データ更新によるソフト部品起動の動作説明
に供されるフローチャートである。
【図11】I/O入力データ情報領域の説明図である。
【図12】ソフト部品配置情報の説明図である。
【図13】ソフト部品入力ピン情報の説明図である。
【図14】ソフト部品出力ピン情報の説明図である。
【図15】時間経過による部品起動の動作説明に供され
るフローチャートである。
【図16】入力ピン・出力ピンのデータ型情報の説明図
である。
【図17】I/O入力データ、I/O出力データおよび
ソフト部品間データのデータ型情報の説明図である。
【図18】C++言語によるソフト部品基底クラスヘッ
ダファイルの例を示す表図である。
【符号の説明】
10…ダム制御システム 12…通信線 14、16…テレメータ・テレコントロール装置 18…マザーボード 20…システム
バス 22…PLCユニット 23…I/Oユ
ニット 24…データ入力ユニット 26…データ出
力ユニット 28…ADCユニット 30…DACユ
ニット 31…通信ユニット 32…通信処理
ユニット 34…LANユニット 36…水位計 38、40…水門ゲート 42…操作卓 44…演算処理装置(ソフト部品配置接続支援装置) 50…ソフト部品実行制御装置 52…ソフト部
品実行制御手段 53(53a、53b、…53n)…I/O入力手段 54(54a、54b、…54n)…I/O出力手段 55…ソフト部品実行制御手段本体部 56…ソフト部
品配置情報 57、57a〜57n…ソフト部品 60、60a〜60n…入出力ピン接続情報 62、62a〜62n…カストマイズドパラメータ 64…I/O入力データ情報領域 66…I/O出
力データ情報領域 68…ソフト部品間データ情報領域 69…I/O入力データ定義情報 70…I/O出
力データ定義情報 71…ソフト部品間データ定義情報 80…データ 100…ソフト部品本体部 100a…部品名 100b…部品番号 100c…カスト
マイズドパラメータ 100d…内部データ 100e…初期処
理プログラム 100f…終了処理プログラム 100g…時間経
過処理プログラム 100h…入力ピンデータ更新処理プログラム 100j…時間経過起動判定処理プログラム 102…入力ピン 104…出力ピン 110…表示装置 112…キーボー
ド 114…マウス 116…記録装置 118…可搬型記録装置 120…通信装置 122…CPU 141…ソフト部
品ライブラリ 142…I/O入出力データ定義エディタ 143…I/O入力データ定義情報 144…I/O出
力データ定義情報 145…ソフト部品配置・接続エディタ 146…ソフト部品配置情報 147、147a〜147n…ソフト部品入出力ピン接
続情報 148、148a〜148n…ソフト部品カストマイズ
ドパラメータ 149…ソフト部品間データ定義情報 152…ソフト部品基底クラスヘッダファイル 160、162…データ型情報 Dui…I/O入力データ更新通知 Duo…I/O出
力データ更新通知
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 碇 栄治 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日本 無線株式会社内 (72)発明者 芝田 宏靖 長野県上田市踏入二丁目10番19号 上田日 本無線株式会社内 (72)発明者 松尾 明 長野県上田市踏入二丁目10番19号 上田日 本無線株式会社内 Fターム(参考) 5B076 DD06 5H220 AA10 BB03 BB05 BB12 CC03 CC09 EE12 FF09 HH04 JJ12 JJ16 JJ26 JJ59

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソフト部品配置情報とソフト部品接続情報
    とを参照してソフト部品の実行を制御するソフト部品実
    行制御装置において、 I/Oユニットおよび(または)通信ユニットとソフト
    部品の間のインタフェース、およびソフト部品と他ソフ
    ト部品の間のインタフェースとして、各ソフト部品に同
    一のデータ構造を有する0個、1個または複数個の入力
    ピンと、0個、1個または複数個の出力ピンを用意し、 入出力するデータとソフト部品との間を入力ピンおよび
    出力ピンを介して接続する手段と、 ソフト部品と他ソフト部品の間を入力ピンおよび出力ピ
    ンを介して接続する手段と、 各ソフト部品をソフト部品実行順序に従い配置し、前記
    I/Oユニットおよび(または)通信ユニットから入力
    するデータの更新をトリガとして、ソフト部品実行順序
    に従いソフト部品をスキャンし、入力ピンから入力する
    データが更新されているソフト部品を選択して起動する
    手段とを備えることを特徴とするソフト部品実行制御装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のソフト部品実行制御装置に
    おいて、 該ソフト部品実行制御装置は、マザーボードに、少なく
    とも、CPUユニット、前記I/Oユニット、前記通信
    ユニットが装着された、制御系の処理プログラムが実行
    可能な制御系処理装置に適用されることを特徴とするソ
    フト部品実行制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のソフト部品実行制御装置に
    おいて、 前記I/Oユニットおよび(または)通信ユニットから
    の入力データの更新が、前記入力データ内容の変化によ
    る更新または時間周期による更新であることを特徴とす
    るソフト部品実行制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載のソフ
    ト部品実行制御装置において、 時間経過による起動が必要となるソフト部品が存在する
    場合に、 さらに、時間経過によるタイマイベントをトリガとし
    て、ソフト部品実行順序に従いソフト部品をスキャン
    し、時間経過による起動が必要なソフト部品を選択して
    起動する手段を備えることを特徴とするソフト部品実行
    制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載のソフ
    ト部品実行制御装置において、 さらに、 前記入出力ピンの接続元と接続先が取り扱うデータの型
    が異なる場合、ソフト部品実行順序に従いソフト部品を
    スキャンし、ソフト部品を起動する時に、データの型を
    変換する手段を備えることを特徴とするソフト部品実行
    制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載のソフ
    ト部品実行制御装置において、 前記ソフト部品は、オブジェクト指向技術によるクラス
    として実装でき、少なくともクラスのメソッド(メンバ
    関数)として、入力ピンから入力するデータの更新によ
    り起動されるメソッド、時間経過により起動されるメソ
    ッド、入力ピンに接続されたデータを入力するメソッ
    ド、出力ピンにデータを出力するメソッド、何れの入力
    ピンデータが更新されたかを判断するメソッド、時間経
    過による起動の有無を判定するメソッドを有することを
    特徴とするソフト部品実行制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載のソフ
    ト部品実行制御装置において、 前記ソフト部品は、システムが要求する動作に適合する
    ためのカストマイズドパラメータを有することを特徴と
    するソフト部品実行制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか1項に記載のソフ
    ト部品実行制御装置において、 前記ソフト部品配置情報、ソフト部品接続情報、ソフト
    部品カストマイズドパラメータが、グラフィカルユーザ
    インタフェースを使用して図的表現され、オペレータが
    ソフト部品配置、ソフト部品接続、ソフト部品カストマ
    イズドパラメータを設定することが可能とされるソフト
    部品配置接続支援装置を有し、 該ソフト部品配置接続支援装置は、前記設定された内容
    を、ソフト部品を実行する前記制御系処理装置にロード
    することで、ソフト部品を実行させることを特徴とする
    ソフト部品実行制御装置。
  9. 【請求項9】請求項2、4〜8のいずれか1項に記載の
    ソフト部品実行制御装置において、 前記CPUユニットが、プログラマブルロジックコント
    ローラであることを特徴とするソフト部品実行制御装
    置。
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